JPH07259944A - 無段変速機の油路構造 - Google Patents

無段変速機の油路構造

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JPH07259944A
JPH07259944A JP6047461A JP4746194A JPH07259944A JP H07259944 A JPH07259944 A JP H07259944A JP 6047461 A JP6047461 A JP 6047461A JP 4746194 A JP4746194 A JP 4746194A JP H07259944 A JPH07259944 A JP H07259944A
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variable transmission
shaft
lubricating oil
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俊男 山口
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】必要箇所への潤滑油の油路を簡便な構造によっ
て確保し、しかも、軸方向寸法の短縮化を図ることが可
能な無段変速機の油路構造を提供する。 【構成】無段変速機構29、発進機構12、前後進切換
装置15などを備えてケーシング83内に収容され、発
進機構の回転力を伝達する入力軸13と、駆動プーリに
回転力を伝達する出力軸14とが同一軸線上に配置され
てなる無段変速機の油路構造である。そして、前記入力
軸及び出力軸の軸線上に、相互に連通する軸孔142、
144が穿設されている。そして、入力軸の軸孔は、ケ
ーシング内の油圧源と連通され、出力軸の軸孔が油圧作
用室と連通されることによって、V字状溝が可変となる
ように前記駆動プーリの油圧作用室に作動油が供給され
る作動油路146が形成されている。また、入力軸の外
周に沿って無段変速機構、前後進切換装置の回転部品に
潤滑油が流れ込む潤滑油路160が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無段変速機の油路構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無段変速機の油路構造として、本
出願人が先に提案した特開平1ー112076号公報が
知られている。この無段変速機は、駆動プーリ、従動プ
ーリ、Vベルトを有する無段変速機構と、発進機構、前
後進切換装置、作動装置などを備え、駆動プーリに回転
力を伝達する駆動軸と、発進機構の回転力を伝達する回
転軸とが同一軸線上に連接して配置され、前進切換装置
の前進用クラッチ及び後進用ブレーキの締結、開放動作
が行われることにより、エンジンからの回転力が所定の
変速比及び回転方向で作動装置のドライブ軸に伝達され
るようになっている。
【0003】そして、これら装置は、ハウジング、ケー
シング本体、サイドカバーの3つの部材を相互にボルト
によって結合してなるケーシング内に収容されている。
すなわち、ハウジング内には発進機構が配置され、ケー
シング本体内には無段変速機構と前記回転軸の外周に位
置する前後進切換装置が配設され、サイドカバーは、駆
動プーリの駆動軸及び従動プーリの従動軸の端部を保持
しながらケーシングの基端側に配設されている。
【0004】ここで、前記駆動プーリ、従動プーリの油
室には、V字状みぞ間隔が可変となるように作動油が供
給されるが、その作動油路は、ケーシング本体内に配設
された油圧源とケーシング本体の内壁に形成された油路
が接続され、この作動油路とサイドカバーの内壁に取り
付けられたパイプが接続され、このパイプと駆動軸若し
くは駆動軸の軸線上に穿設された軸穴が接続され、この
軸孔と油室との間に油孔が穿設されて形成されている。
【0005】また、発進機構の回転軸の軸線上にも、潤
滑油供給部と接続する軸穴が穿設されており、この軸穴
から前後進切換装置に向けて油孔を穿設して潤滑油路が
設けられている。この潤滑油路により、前後進切換装置
(遊星歯車装置、前進用クラッチ)等に向けて潤滑油が
供給されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1ー112076号公報に記載の技術は、無段変速機内
部に、駆動軸等を回転自在に支持する複数のベアリング
が配設されているが、これらベアリングに潤滑油を供給
するための潤滑油路の構造が複雑である。また、従来の
無段変速機においては、サイドカバーの内壁にパイプが
取りつけられているので、サイドカバーが外方に張り出
して無段変速機の軸方向の寸法が大きくなり、小型の車
両への無段変速機の搭載が困難となるという課題があ
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、必要箇所への潤滑油の油路を簡便な構造によっ
て確保することができるとともに、軸方向寸法の短縮化
を図ることが可能な無段変速機の油路構造を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
無段変速機の油路構造は、駆動プーリ、従動プーリ及び
Vベルトを有する無段変速機構と、発進機構と、前後進
切換装置などを備えてケーシング内に収容され、前記発
進機構の回転力を伝達する入力軸と、駆動プーリに回転
力を伝達する出力軸とが同一軸線上に配置されてなる無
段変速機の油路構造であって、前記入力軸及び出力軸の
軸線上に相互に連通する軸孔が穿設され、入力軸の軸孔
がケーシング内の油圧源と連通され、出力軸の軸孔が前
記油圧作用室と連通されることによって、V字状溝が可
変となるように前記駆動プーリの油圧作用室に作動油が
供給される作動油路を形成するとともに、入力軸の外周
に沿って、前記無段変速機構、前後進切換装置の回転部
品に潤滑油が流れ込む潤滑油路を形成することを特徴と
する構造である。
【0009】また、請求項2記載の無段変速機の油路構
造は、駆動プーリ、従動プーリ及びVベルトを有する無
段変速機構と、発進機構と、前後進切換装置などを備え
てケーシング内に収容され、前記発進機構の回転力を伝
達する入力軸と駆動プーリに回転力を伝達する出力軸と
が同一軸線上に配置されているとともに、前後進切換装
置を構成する前進用クラッチドラムが前記入力軸の外周
に一体回転可能に連結され、この入力軸及び前進用クラ
ッチドラムの連結部の近傍に、出力軸をケーシングに対
して回転自在に支持するボールベアリングが配設されて
なる無段変速機において、前記ベアリングに向けて潤滑
油を供給するための潤滑油路が形成されている無段変速
機の油路構造であって、前記前進用クラッチドラムは、
入力軸の軸線方向への移動によって入力軸の外周に嵌ま
り込むことにより一体回転可能に連結されるとともに、
この前進用クラッチドラムと入力軸との連結内部に、前
記ベアリングに潤滑油を供給するための潤滑油路の一部
が軸線方向に形成されていることを特徴とする構造であ
る。
【0010】また、請求項3記載の無段変速機の油路構
造は、請求項2記載の構造において、前進用クラッチド
ラム及び入力軸はスプライン結合により連結されている
とともに、相互が嵌まり合う溝内に軸線方向に連通する
空間部を潤滑油路として設けたことを特徴とする構造で
ある。さらに、請求項4記載の無段変速機の油路構造
は、請求項2または3記載の構造において、ボールベア
リングの間に回転部材を支持するスラストベアリングが
潤滑油路の一部として配設されてなる構造において、前
記スラストベアリングは、アウターレースのフランジ部
がボールベアリングのボールを臨むように配設され、且
つ、前記フランジ部の軸方向の長さは、その縁部がボー
ルに近接するように長尺に設定されていることを特徴と
する構造である。
【0011】
【作用】この発明の請求項1記載の無段変速機の油路構
造によれば、入力軸及び出力軸の軸線上に、駆動プーリ
の油圧作用室に連通する作動油路が設けられ、入力軸の
外周に沿って潤滑油が設けられているので、必要箇所へ
の潤滑油の油路が簡便な構造によって確保される。ま
た、ケーシングは張出し構造とならないので、軸方向寸
法の短縮化が図られた無段変速機を製作することができ
る。
【0012】また、請求項2記載の無段変速機の油路構
造によれば、前進用クラッチドラムと入力軸との連結部
に潤滑油路の一部が形成されているので、潤滑油の油路
が簡便な構造によって確保される。また、請求項3記載
の無段変速機の油路構造によれば、前進用クラッチドラ
ムと入力軸とのスプライン結合による溝内に設けられた
空間部を潤滑油路として形成しているので、さらに簡単
な構造によって潤滑油の油路が確保される。
【0013】さらに、請求項4記載の無段変速機の油路
構造によれば、ボルベアリングの近傍に潤滑油路の一部
として配設されたスラストベアリングは、アウターレー
スのフランジ部がボールベアリングのボールを臨むよう
に配設され、且つ、前記フランジ部の軸方向の長さが、
その縁部がボールに近接するように長尺に設定されてい
るので、このスラストベアリング内部を通過する潤滑油
は、フランジ部に沿ってボールに向けて流れていき、効
率良くボールベアリングが潤滑される。
【0014】
【実施例】図1は無段変速機の動力伝達機構を示すもの
である。この無段変速機構は、トルクコンバータ(発進
機構)12、前後進切替機構15、Vベルト式無段変速
機構29、作動装置56などを備え、ハウジング83
a、ケーシング本体83b、サイドカバー83cの3つ
の分割部材が相互にボルトによって結合されるケーシン
グ83内に収容されている。そして、エンジンの出力軸
10の回転を所定の変速比及び回転方向で作動装置56
のドライブ軸に伝達することが可能とされている。
【0015】トルクコンバータ12は、ロックアップ機
構付きのものであり、ロックアップ油室12aの油圧を
制御することにより、入力側のポンプインペラー12b
と出力側のタービンライナー12cとを機械的に連結し
又は切り離し可能とされている。そして、トルクコンバ
ータ12の出力軸は回転軸(入力軸)13と連結され、
この回転軸13が前後進切替機構15と連結されてい
る。
【0016】前後進切替装置15は、図2に示すよう
に、遊星歯車装置19、前進用クラッチ40及び後進用
ブレーキ50により構成されている。遊星歯車装置19
は、サンギヤ75と、インターナルギヤ77、ピニオン
ギヤ78及びキャリア79により構成されている。サン
ギヤ75は、ボールベアリング88a、88bによって
回転可能に支持されている駆動軸14と、内径部のスプ
ライン部75fにおいてスプライン結合されている。イ
ンターナルギヤ77は、前進用クラッチドラム70に一
体回転可能に連結されているとともに、ピニオンギヤ7
8は、キャリア79に回転可能に支持されながらインタ
ーナルギヤ77及びサンギヤ75に噛み合っている。
【0017】また、前進用クラッチドラム70は、回転
軸13にスプライン結合されている。この前進用クラッ
チドラム70には、ピストン71が嵌め合わされてお
り、これらドラム70とピストン71との間に油室89
が画成されている。なお、ピストン71は、リターンス
プリング72により常に戻し力を受けている。そして、
ピストン71は、油室89に油圧が供給されることによ
り、交互に重ね合わされたクラッチプレート73及び7
4に対して押圧力を作用する。そして、クラッチプレー
ト73は、前進用クラッチドラム70と一体に回転し、
クラッチプレート74は、サンギヤ75と一体化された
ハブ76と一体に回転するようにそれぞれスプライン連
結されている。
【0018】また、サンギヤ75と一体化されたハブ7
6はドラム状に形成されており、サンギヤ75の端面7
5cと面当たり状態で固着されている円盤状の固着部7
6aと、この固着部76aの縁部から連続形成されてサ
ンギヤ75から遠ざかる方向に延在する円筒状部76b
とで構成されている。そして、その円筒状部76bに、
クラッチプレート74と噛み合うスプラインが設けられ
ている。
【0019】一方、ピニオンギヤ78を回転自在に支持
するキャリア79は、軸方向に直交している円盤状の壁
部79aと、この壁部79bの縁部から連続形成されて
前進用クラッチドラム70の外周を包囲する円筒状部7
9bとを有するドラム状に形成されている。そして、円
筒状部79bの外周に内径スプライン付きクラッチプレ
ート81が噛み合わされている。そして、この内径スプ
ライン付きクラッチプレート81と交互に重ね合わされ
て配設された外径スプライン付きクラッチプレート82
が、ケーシング83のスプライン83aに噛み合わされ
ている。そして、これら内径スプライン付きクラッチプ
レート81及び外径スプライン付きクラッチプレート8
2に対して、後進用ブレーキ50のピストン84が押圧
力が作用するようになっている。
【0020】この後進用ブレーキピストン84は、ケー
シング83に形成されたシリンダ83bに嵌め合わされ
ている。そして、後進用ブレーキピストン84とシリン
ダ83bとの間に、油室85が画成されている。また、
後進用ブレーキピストン84は、スプリング86によっ
て常に戻し力を受けている。そして、後進用ブレーキピ
ストン84は、油室85に油圧が供給されることによ
り、交互に重ね合わされたクラッチプレート81及び8
2に対して押圧力を作用する。
【0021】また、サンギヤ75とボールベアリング8
8aとの間のキャリア79の内径側には、サンギヤ75
と対面する側に第1スラストベアリング100が配設さ
れ、ベアリング88に対面する側に第2スラストベアリ
ング102がそれぞれ配設されている。Vベルト式無段
変速機構29は、駆動プーリ16、従動プーリ26及び
駆動プーリ16と従動プーリ26との間に伝動可能に結
合されたVベルト24を備えている。駆動軸(出力軸)
14は、ベアリング88a、88bによってケーシング
83に回転可能に支持されている。そして、駆動プーリ
16は、駆動軸14と同軸に設けられ、駆動軸14と一
体に固定円すい部材18が回転し、固定円すい部材18
に対向配置されてV字状プーリみぞを形成すると共に、
駆動プーリシリンダ室(油圧作用室)20に作用する油
圧によって可動円すい部材22が駆動軸14の軸方向に
移動可能とされている。また、従動プーリ26は、駆動
軸14と軸線が平行とされた従動軸28と同軸に設けら
れており、従動軸28と一体に固定円すい部材30が回
転し、固定円すい部材30に対向配置されてV字状プー
リみぞを形成すると共に、従動プーリシリンダ室32に
作用する油圧によって可動円すい部材34が従動軸28
の軸方向に移動可能とされている。そして、駆動プーリ
16と従動プーリ26とのプーリ溝にVベルト24が伝
動可能に結合されることにより、Vベルト式無段変速機
構29が構成される。
【0022】作動装置56は、従動軸28と一体に駆動
ギヤ46が回転し、アイドラ軸52と一体に回転する前
記駆動ギヤ46にアイドラギヤ48が噛合し、前記アイ
ドラ軸52と一体にピニオンギヤ54が回転し、このピ
ニオンギヤ54とファイナルギヤ44が噛合する。ま
た、符号140(図1における前進用クラッチ40の右
側)は、回転軸13を駆動源としてオイルタンクから吸
入した作動油を昇圧吐出するオイルポンプであり、この
オイルポンプ140から、コントロールバルブ(図示せ
ず)を介して駆動プーリシリンダ室20、従動プーリシ
リンダ室32に作動油が供給されるとともに、前後進切
換装置15などに潤滑油が供給されるようになってい
る。
【0023】ここで、図2に示すように、回転軸13の
軸線上に所定内径の軸穴142が穿設されている。ま
た、この軸穴142と連通して、駆動軸14の軸線上に
も所定内径の軸穴144が穿設されている。これによ
り、回転軸13、駆動軸14の内部に駆動プーリシリン
ダ室20に作動油を供給する作動油路146が形成され
る。すなわち、オイルポンプ140によって昇圧された
油は、コントロールバルブを介して油穴148を通過し
て作動油として作動油路146に流れ込み、さらに作動
油路146から油路152、154、156を通過して
駆動プーリシリンダ室20に供給されている。前記作動
油路146の作動油は、可動円すい部材22を作動させ
るための圧力であり、リーク等による圧力降下を防ぐた
め、回転軸13と駆動軸14はすべり軸受14aにより
支持されている。
【0024】一方、前進用クラッチドラム70の内径部
には、オイルポンプ140によって昇圧された油が、コ
ントロールバルブを介して油路120、オリフィス12
1を通過して潤滑油として供給されている。そして、油
穴122を通過した潤滑油は、サンギヤ75の回転によ
って発生する遠心力により放射状に移動して、遊星歯車
装置19、前進用クラッチ40を潤滑することができ
る。
【0025】また、前進用クラッチドラム70の内径部
に流れ込んだ潤滑油の一部は、図3に示すように、スプ
ライン結合されている前進用クラッチドラム70と回転
軸13の内部に設けられた潤滑油路160、駆動軸14
の径方向に穿設された油孔162、第2スラストベアリ
ング102内部を通過して、駆動軸14を回転自在に支
持しているベアリング88aを潤滑することができる。
【0026】すなわち、前進用クラッチドラム70及び
回転軸13に設けられた前記潤滑油路160は、図4に
示す構造とされている。回転軸13の外周には、軸線と
平行で周方向にわたって等間隔の位置にキー溝13a…
が形成されている。そして、前進用クラッチドラム70
のボス部には、前記キー溝13aと同一形状とされた第
1のキー溝70aと、このキー溝70aより溝幅が大き
く設定されて複数個のキー溝13aが内部に嵌まり込む
第2のキー溝70bが形成されている。そして、上記構
成とされた回転軸13に前進用クラッチドラム70がス
プライン結合することにより画成される空間部が潤滑油
路160とされている。
【0027】さらに、ボールベアリング88aに対面す
る側に配設されている第2スラストベアリング102
は、図3に示すように、アウターレース102aのフラ
ンジ部102bがボールベアリング88aのボール88
cを臨む位置となるように、インナーレース102cと
比較して径方向の寸法を長く設定し、且つ、フランジ1
02bの縁部102dがボール88cに近接するように
フランジ幅を大きく設定した構造としている。これによ
り、第2スラストベアリング102内部を通過する潤滑
油は、アウターレース102aのフランジ10bの内壁
に沿いながらボールベアリング88aのボール88cに
向けて効率良く導かれるようになっている。
【0028】つぎに、本実施例の作用について説明す
る。油穴148、150を通過して作動油路146に流
れ込んだ作動油は、油路152、154、156を通過
して駆動プーリシリンダ室20に供給される。これによ
り、可動円すい部材22に対して図1中右方向の力を作
用させる。この可動円すい部材22に作用する力とVベ
ルト26から作用する力のつりあいによって可動円すい
部材22の位置が決定される。
【0029】また、車両の前進時には、前進用クラッチ
40が締結され、後進用ブレーキ50が開放されること
により、クラッチプレート73とクラッチプレート74
とが摩擦力によって締結状態となり、ハブを介して前進
用クラッチドラム70とサンギヤ75とが連結される。
一方、インターナルギヤ77及びサンギヤ75がともに
前進用クラッチドラム70と一体に回転する状態とな
り、回転軸13の回転が駆動軸14にそのまま伝達され
る。これによって、回転軸13と駆動軸14とが一体と
なって同一方向に回転するので、油路130、オリフィ
ス121を介して前進用クラッチドラム70の内径部に
流れ込んだ潤滑油は、油穴122を通過した潤滑油は、
サンギヤ75の回転によって発生する遠心力により放射
状に移動して、遊星歯車装置19、前進用クラッチ40
を潤滑する。
【0030】それとともに、前進用クラッチドラム70
の内径部に流れ込んだ潤滑油の一部は、前進用クラッチ
ドラム70及び回転軸13に設けられた潤滑油路160
を通過し、サンギヤ75の回転によって発生する遠心力
により、サンギヤ75の外周方向に放射状に移動してい
く。そして、駆動軸14の径方向に穿設された油孔16
2を通過し、第2スラストベアリング102のアウター
レース102aのフランジ10bの内壁に沿いながらボ
ールベアリング88aのボール88cに向けてスムーズ
に導かれていき、潤滑を確実に行う。
【0031】また、車両を後進状態とする場合にも、前
進時と同様に、前進用クラッチドラム70の内径部に流
れ込んだ潤滑油は、遊星歯車装置19、前進用クラッチ
40を潤滑するとともに、その一部は、第1の油路16
0、駆動軸14の径方向に穿設された油孔162を通過
し、第2スラストベアリング102のアウターレース1
02aのフランジ10bの内壁に沿いながらボールベア
リング88のボール88cに向けてスムーズに導かれて
いき、潤滑を確実に行う。
【0032】したがって、本実施例によれば、従来技術
のようにサイドカバーの内壁に作動油の油路を設ける構
造とせず、回転軸13、駆動軸14の軸線上に設けた作
動油路146内に作動油を通過させて駆動プーリシリン
ダ室20に供給する構造とするとともに、潤滑油路は回
転軸13の外周に沿って形成されているので(油路12
0、オリフィス121、潤滑油路160等)、サイドカ
バー30cを軸方向に膨張させる必要がなく、無段変速
機の軸方向寸法の短縮化を図ることができる。
【0033】作動油路146は、回転軸13に軸穴14
2を穿設し、駆動軸14に軸穴144を穿設してこれら
を連通させるとともに、駆動プーリシリンダ室20と油
孔152、154、156を介して連通する構造とされ
ているので、油路構造の簡便化を図ることができる。ま
た、ボールベアリング88aに潤滑油を供給する油路の
一部となる潤滑油路160は、前進用クラッチドラム7
0のボス部に、回転軸13のキー溝13aと嵌まり合う
第1のキー溝70aが形成されているとともに、この第
1のキー溝70aの他に、複数のキー溝13aが同時に
嵌まり込む溝幅を大きく設定した第2のキー溝70bが
形成され、スプライン結合により第2のキー溝70bと
キー溝13aとの間に画成された空間部によって設けら
れるので、油路構造の簡便化を図ることができる。
【0034】また、ボールベアリング88aと対面する
第2スラストベアリング102は、アウターレース10
2aのフランジ部102bがボールベアリング88のボ
ール88cを臨む位置となるように、インナーレース1
02cと比較して径方向の寸法を長く設定し、且つ、フ
ランジ102bの縁部102dがボール88bに近接す
るようにフランジ幅を大きく設定した構造としているの
で、第2スラストベアリング102内部を通過する潤滑
油を、効率良くボールベアリング88aに向けて潤滑す
ることができる。
【0035】つぎに、図5に示すものは、第2スラスト
ベアリング102の代替部材として配設可能なワッシャ
170である。このワッシャ170は、例えば硬質樹脂
により成形されたリング状部材であり、ボールベアリン
グ88aと対面する摺動面170aと、キャリア79と
対面する摺動面170bは、耐摩耗性が向上された形状
とされている。そして、摺動面170aには、中心から
放射状に延びる複数の油溝170cが形成されていると
ともに、フランジ部170dがボールベアリング88a
のボール88cを臨む位置となるように設定されてい
る。
【0036】これにより、ワッシャ170の油溝170
bに流れてきた潤滑油を、フランジ170dの内壁に沿
ってボールベアリング88aのボール88cに向けて効
率良く導き、第2スラストベアリング102と同様の作
用効果を得ることができる。なお、本実施例において
は、前進用クラッチドラム70のボス部に、溝幅の大き
な第2のキー溝70bを形成して説明したが、逆に、回
転軸13に溝幅の大きなキー溝を形成し、この大きなキ
ー溝に前進用クラッチドラム70に形成された複数個の
キー溝が嵌まり込む構造としても、同様の作用効果を得
ることができる。
【0037】また、本実施例では、回転軸13と前進用
クラッチドラム70とがスプライン結合により一体回転
自在に連結されているがこれに限ることはなく、例え
ば、相互がセレーション結合により一体回転自在に連結
されていてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の無
段変速機の油路構造によれば、入力軸及び出力軸の軸線
上に、駆動プーリの油圧作用室に連通する作動油路が設
けられ、入力軸の外周に沿って潤滑油が設けられている
ので、必要箇所への潤滑油の油路を簡便な構造によって
確保することができるとともに、軸方向寸法の短縮化が
図られて小型車への搭載が可能な無段変速機を提供する
ことができる。
【0039】また、請求項2記載の無段変速機の油路構
造によれば、前進用クラッチドラムと入力軸との連結部
に潤滑油路の一部が形成されているので、潤滑油の油路
を簡便な構造によって確保することができる。また、請
求項3記載の無段変速機の油路構造によれば、前進用ク
ラッチドラムと入力軸とのスプライン結合による溝内に
設けられた空間部を、潤滑油路として形成しているの
で、さらに簡単な構造によって潤滑油の油路を確保する
ことができる。
【0040】さらに、請求項4記載の無段変速機の油路
構造によれば、ボルベアリングの近傍に潤滑油路の一部
として配設されたスラストベアリングは、アウターレー
スのフランジ部がボールベアリングのボールを臨むよう
に配設され、且つ、前記フランジ部の軸方向の長さが、
その縁部がボールに近接するように長尺に設定されてい
るので、このスラストベアリング内部を通過する潤滑油
は、フランジ部に沿ってボールに向けて流れていき、効
率良くボールベアリングを潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る無段変速機を示す断面図であ
る。
【図2】この発明の無段変速機の要部を示す図である。
【図3】無段変速機の油路構造を示す図である。
【図4】図3のVIーVI線矢視図であり、無段変速機の入
力軸と前進用クラッチドラムとの連結部に設けられた潤
滑油路を示す図である。
【図5】この発明に係るスラストベアリングの代替部材
として使用可能な部材を示す図である。
【符号の説明】
12 トルクコンバータ(発進機構) 13 回転軸(入力軸) 13a 入力軸の外周に設けられた溝 14 駆動軸(出力軸) 15 前後進切換装置 16 駆動プーリ 20 駆動プーリの油圧作用室 24 Vベルト 26 従動プーリ 19 遊星歯車装置 29 無段変速機構 40 前進用クラッチ 50 行進用ブレーキ 70 前進用クラッチドラム 70a、70b 前進用クラッチドラムに設けられた溝 83 ケーシング 88a ボールベアリング 88c ボール 102 スラストベアリング 102a アウターレース 102b アウターレースのフランジ部 142、144 軸孔 146 作動油路 160 潤滑油路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリ、従動プーリ及びVベルトを
    有する無段変速機構と、発進機構と、前後進切換装置な
    どを備えてケーシング内に収容され、前記発進機構の回
    転力を伝達する入力軸と、駆動プーリに回転力を伝達す
    る出力軸とが同一軸線上に配置されてなる無段変速機の
    油路構造であって、 前記入力軸及び出力軸の軸線上に相互に連通する軸孔が
    穿設され、入力軸の軸孔がケーシング内の油圧源と連通
    され、出力軸の軸孔が前記油圧作用室と連通されること
    によって、V字状溝が可変となるように前記駆動プーリ
    の油圧作用室に作動油が供給される作動油路を形成する
    とともに、 入力軸の外周に沿って、前記無段変速機構、前後進切換
    装置の回転部品に潤滑油が流れ込む潤滑油路を形成する
    ことを特徴とする無段変速機の油路構造。
  2. 【請求項2】 駆動プーリ、従動プーリ及びVベルトを
    有する無段変速機構と、発進機構と、前後進切換装置な
    どを備えてケーシング内に収容され、前記発進機構の回
    転力を伝達する入力軸と駆動プーリに回転力を伝達する
    出力軸とが同一軸線上に配置されているとともに、前後
    進切換装置を構成する前進用クラッチドラムが前記入力
    軸の外周に一体回転可能に連結され、この入力軸及び前
    進用クラッチドラムの連結部の近傍に、出力軸をケーシ
    ングに対して回転自在に支持するボールベアリングが配
    設されてなる無段変速機において、前記ベアリングに向
    けて潤滑油を供給するための潤滑油路が形成されている
    無段変速機の油路構造であって、 前記前進用クラッチドラムは、入力軸の軸線方向への移
    動によって入力軸の外周に嵌まり込むことにより一体回
    転可能に連結されるとともに、 この前進用クラッチドラムと入力軸との連結内部に、前
    記ベアリングに潤滑油を供給するための潤滑油路の一部
    が軸線方向に形成されていることを特徴とする無段変速
    機の油路構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の無段変速機の油路構造に
    おいて、 前進用クラッチドラム及び入力軸はスプライン結合によ
    り連結されているとともに、相互が嵌まり合う溝内に軸
    線方向に連通する空間部を潤滑油路として設けたことを
    特徴とする無段変速機の油路構造。
  4. 【請求項4】 ボールベアリングの間に回転部材を支持
    するスラストベアリングが潤滑油路の一部として配設さ
    れてなる請求項2若しくは3記載の無段変速機の油路構
    造において、 前記スラストベアリングは、アウターレースのフランジ
    部がボールベアリングのボールを臨むように配設され、
    且つ、前記フランジ部の軸方向の長さは、その縁部がボ
    ールに近接するように長尺に設定されていることを特徴
    とする無段変速機の油路構造。
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