JPH07259759A - スクロール圧縮機及びその組立て方法 - Google Patents
スクロール圧縮機及びその組立て方法Info
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Abstract
クロールと旋回スクロールとのラップの最適ギャップの
位置決めを容易にし、大型のスクロ−ル圧縮機を実現す
る。 【構成】左右固定スクロール2,3の位置決めはノック
ピン20により行う。右固定スクロール3と旋回スクロ
ール1との同調(位置決め)については、まず両クラン
ク4,5の軸端側に対向するように固定スクロールに取
付けた軸受カバ−14,15のノック穴14a,15a
と、右固定スクロール3のノック穴3a,3bにノック
ピンを挿入して行う。次に、両クランク4,5の最大半
径位置と同調するノック穴4a,5aを各クランクの軸
端面に設けておき、各軸受カバ−のノック穴14b,1
5bと同調させ、ノックピン17,19を挿入すること
により、両クランク4,5が最大半径位置に同期した状
態で両クランクをタイミングベルト7で接続する。
Description
用圧縮機として使用されるスクロール圧縮機に関し、特
に大形のスクロール圧縮機を実現するのに好適な両側に
ラップを有する構造のスクロール圧縮機に関する。
油式スクロール流体機械に示されているように、従来は
旋回スクロールと固定スクロールの位置合せのため、回
転させて最小トルクの位置で固定スクロールを組立てる
方式を採用していた。
れた空冷オイルレススクロール圧縮機のものは、圧縮室
が旋回スクロールの一方側にのみ形成されたシングルタ
イプのものであり、大容量を得るためにスクロールの径
を大きくするとスラスト荷重が大きくなり製品化が難し
くなる問題があり、このため5.5kW以下のものしか製
品化されていなかった。
(圧縮室)を旋回スクロールの鏡板両側に設けたダブル
スクロ−ル圧縮機も知られており、これによって5.5k
W以上の容量を実現したものもある。この種公知例とし
ては、例えば特開昭57−76202や実開平5−87
285に記載のものなどがある。
機を実現するために旋回スクロールの両側にラップを設
けたダブルスクロ−ル圧縮機においては、左右の固定ス
クロール部分の位置合せと、旋回スクロールの位置合せ
を従来の最小トルクを測定して組立てる方法では高精度
には実現できない。これは旋回スクロールの左側の部分
のラップと左側固定スクロールとの位置合せと、旋回ス
クロールの右側の部分のラップと右側固定スクロールと
の位置合せとが同一の最小トルクの位置とならないた
め、最小トルクを測定し位置合せすることが困難であっ
たためである。
圧縮機)ではガス温度が200℃位まで上昇し高温とな
るためこの冷却を効率よく行う必要があった。
クロールの圧縮室に油のような冷却冷媒を入れないため
高温(約200℃)となる。このため旋回スクロール及
び固定スクロールが熱変形し、これによりギャップの増
加やスクロールどうしの接触により回転不能になるとい
う問題があった。
両側にラップを有するダブルスクロール圧縮機におい
て、旋回スクロールを駆動するクランクシャフトと補助
クランクの同期を容易かつ高精度にとることができ、こ
れによって旋回スクロ−ルと左右の固定スクロールとの
位置合せ(回転位相合せ)を、容易でかつ高精度に行う
ことができるスクロール圧縮機及びその組立て方法を得
ることにある。
スクロール圧縮機における圧縮機を効率良く冷却して性
能向上を図ると共に、熱変形によるスクロールの接触を
防止できるスクロール圧縮機を得ることにある。
るため本発明は、鏡板の両側にラップ面をもつ旋回スク
ロールと、該旋回スクロ−ルの両側に配置された固定ス
クロ−ルと、前記両側に配置された固定スクロ−ルに回
転支持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクラン
クシャフト及び補助クランクとを備えたスクロール圧縮
機において、前記旋回スクロ−ルの両側に設けられた固
定スクロ−ルを互いに位置決めするための固定スクロ−
ル位相固定手段と、前記クランクシャフトと前記固定ス
クロ−ルとの位置関係を位置決めするためのクランクシ
ャフト位相固定手段と、前記補助クランクと前記固定ス
クロ−ルとの位置関係を位置決めするための補助クラン
ク位相固定手段と、前記クランクシャフトと補助クラン
クとを前記各位相固定手段で固定した状態でそれらを回
転同期させた状態で結合し、前記各位相固定手段の固定
を解除することにより前記両クランクを同期回転させる
ための回転同期手段とを備えていることを特徴とする。
プ面をもつ旋回スクロールと、該旋回スクロ−ルの両側
に配置された固定スクロ−ルと、前記両側に配置された
固定スクロ−ルに回転支持され前記旋回スクロ−ルを旋
回運動させるクランクシャフト及び補助クランクと、前
記クランクシャフトと補助クランクとを同期させて回転
させるための手段とを備えたスクロール圧縮機におい
て、前記クランクシャフト及び補助クランクのそれぞれ
の一方の軸端面に対向するように前記固定スクロ−ルに
設けられた位置決め部材と、前記旋回スクロ−ルの両側
に設けられた固定スクロ−ルを互いに位置決めするため
に前記両固定スクロ−ルに設けられたノック穴と、前記
位置決め部材と固定スクロ−ルとの位置関係を位置決め
するためにこれらの部材に設けられたノック穴と、前記
位置決め部材と、クランクシャフトまたは補助クランク
とのそれぞれの位置関係を位置決めするためにこれらの
部材に設けられたノック穴とを備えていることにある。
板の軸方向両面にそれぞれ設けられた螺旋状のラップと
を有する旋回スクロールと、該旋回スクロ−ルの左右両
側にそれぞれ配置され、それぞれ1個の鏡板と前記旋回
スクロ−ルラップと噛み合う1個の螺旋状ラップを有す
る2個の固定スクロ−ルと、前記左右の固定スクロ−ル
にそれぞれ軸受を介して回転支持され前記旋回スクロ−
ルを旋回運動させるクランクシャフト及び補助クランク
と、前記クランクシャフトと補助クランクとを同期させ
て回転させるためのタイミングベルトとを備えたスクロ
ール圧縮機において、前記クランクシャフト及び補助ク
ランクのそれぞれの一方の軸端面及び軸受を覆うように
前記固定スクロ−ルに取り付けられ軸受を固定する軸受
カバ−と、前記左右の固定スクロ−ルを互いに位置決め
するために前記両固定スクロ−ルに設けられた外周フラ
ンジ部に形成されたノック穴と、前記軸受カバ−と固定
スクロ−ルとの位置関係を位置決めするためにこれらの
部材に形成されたノック穴と、前記軸受カバ−と、クラ
ンクシャフトまたは補助クランクとのそれぞれの位置関
係を位置決めするためにこれらの部材に設けられたノッ
ク穴とを備えていることある。
プ面をもつ旋回スクロールと、該旋回スクロ−ルの両側
に配置された固定スクロ−ルと、前記両側に配置された
固定スクロ−ルに回転支持され前記旋回スクロ−ルを旋
回運動させるクランクシャフト及び補助クランクとを備
えたスクロール圧縮機において、前記旋回スクロ−ルの
両側に設けられた固定スクロ−ルを互いにノックピンに
より位置決めし、次に前記クランクシャフトと前記固定
スクロ−ルとの位置関係、及び前記補助クランクと前記
固定スクロ−ルとの位置関係をそれぞれノックピンによ
り位置決めし、前記クランクシャフトと補助クランクと
をノックピンで固定した状態でそれらを回転同期する状
態に結合し、その後前記ノックピンによる位相固定を解
除することにより前記両クランクを同期回転可能状態に
するスクロ−ル圧縮機の組立方法にある。
板の軸方向両面にそれぞれ設けられた螺旋状のラップと
を有する旋回スクロールと、該旋回スクロ−ルの左右両
側にそれぞれ配置され、それぞれ1個の鏡板と前記旋回
スクロ−ルラップと噛み合う1個の螺旋状ラップを有す
る2個の固定スクロ−ルと、前記左右の固定スクロ−ル
にそれぞれ軸受を介して回転支持され前記旋回スクロ−
ルを旋回運動させるクランクシャフト及び補助クランク
と、前記クランクシャフトと補助クランクとを同期させ
て回転させるためのタイミングベルトと、前記クランク
シャフト及び補助クランクのそれぞれの一方の軸端面及
び軸受を覆うように前記固定スクロ−ルに取り付けられ
軸受を固定するための軸受カバ−とを備えたスクロール
圧縮機において、前記左右の固定スクロ−ル、軸受カバ
−、クランクシャフト及び補助クランクのそれぞれに位
置決め用のノック穴を形成し、前記左右の固定スクロ−
ルを前記ノック穴を基準にスクロ−ルラップを形成し、
その後前記左右固定スクロ−ルのノック穴にノックピン
を挿入することにより位置決めした後、取付けボルトで
それらを固定し、前記軸受カバ−と固定スクロ−ルとの
位置関係はノック穴及びノックピンにより位置決めし、
さらに前記軸受カバ−と、クランクシャフトまたは補助
クランクとのそれぞれの位置関係をノック穴及びノック
ピンにより、クランクシャフトと補助クランクとが同一
の特定方向に最大偏心した位置で位置決め固定し、前記
クランクシャフトと補助クランクとをノックピンで固定
した状態でそれらをタイミングベルトにより回転同期す
る状態に結合し、その後前記ノックピンによる位相固定
を解除することにより前記両クランクを同期回転可能状
態にするスクロ−ル圧縮機の組立方法にある。
発明は、1個の鏡板と該鏡板の軸方向両面にそれぞれ設
けられた螺旋状のラップとを有する旋回スクロールと、
該旋回スクロ−ルの左右両側にそれぞれ配置され、それ
ぞれ1個の鏡板と前記旋回スクロ−ルラップと噛み合う
1個の螺旋状ラップを有する2個の固定スクロ−ルと、
前記左右の固定スクロ−ルにそれぞれ軸受を介して回転
支持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランク
シャフト及び補助クランクと、前記クランクシャフトと
補助クランクとを同期させて回転させるためのタイミン
グベルトと、前記左右の固定スクロ−ル外表面に形成さ
れ、前記クランクシャフトと前記補助クランクとを接続
する方向に延びる冷却フィンと、前記冷却フィンに沿っ
て冷却媒体を強制供給する冷却ファンとを備えたことに
特徴がある。
においては片側にしかラップをもたないスクロール圧縮
機に対し組立て精度が劣り、旋回スクロールとその両側
の固定スクロールとの位置決めが難しい。本発明では以
下のようにして容易に高精度の位置決めを実現する。
固定スクロ−ル(以下左固定スクロールまたは右固定ス
クロールと呼ぶ)についてはそれらに設けられたノック
穴を基準面とし、それぞれスクロールラップ面を加工す
る。そして組立時には左右固定スクロールの位相合せ
を、加工基準面として使用したノック穴にノックピンを
挿入して両者の位置決めを行なう。◆固定スクロールと
旋回スクロールの位置決めはクランクシャフトと補助ク
ランクを介して行なう。すなわち、クランクシャフトと
固定スクロ−ルとの位置関係をクランクシャフト位相固
定手段により、また補助クランクと固定スクロ−ルとの
位置関係を補助クランク位相固定手段によりまず位置決
めし、クランクシャフトと補助クランクとを前記各位相
固定手段で固定した状態でそれらを回転同期手段(例え
ばタイミングベルト)により回転同期した状態で結合
し、前記各位相固定手段の固定を解除することにより前
記両クランクを同期回転させることができ、固定スクロ
ールと旋回スクロールとの高精度の位置決めをクランク
シャフトと補助クランクを介して行なうことができる。
ンクシャフトと補助クランクのクランク半径の最大偏心
位置と同心となるシャフト軸端位置(クランクの最大編
心方向と同方向のシャフトの軸端位置)にノック穴を加
工しておく。一方、クランクシャフト及び補助クランク
のそれぞれの一方の軸端面に対向するように固定スクロ
−ルに設けられた位置決め部材(例えば軸受カバ−)を
設け、この位置決め部材はノック穴にノックピンにより
固定スクロ−ルに位置決めされ、前記位置決め部材には
クランクシャフトまたは補助クランクのそれぞれのクラ
ンク部が最大編心状態のときの前記軸端に形成されたノ
ック穴と一致する位置にノック穴が形成されており、こ
れらのノック穴にノックピンを挿入することにより、固
定スクロールと旋回スクロールとの高精度の位置決めが
為され、この状態でクランクシャフトと補助クランクと
をタイミングベルトで連結し、前記ノックピンを解除し
て組立てが完了する。
縮過程に冷却媒体を入れないため、圧縮室が高温(約2
00℃)となる。左右の固定スクロールの外表面にクラ
ンクシャフトと補助クランクを結ぶ方向の冷却フィンを
有し、冷却ファンにより強制冷却するようにした本発明
では、冷却媒体を冷却ファンにより均一に流すことがで
き、冷却媒体はスクロ−ルの長手方向にスム−ズに流れ
るため、スクロール内部の圧縮過程で発生する熱と冷却
媒体とを効率良く熱交換させることができ、吐出ガス温
度を充分に低下させることができる。これにより旋回及
び固定スクロールの熱変形が防止され、ギャップ拡大に
より性能低下やスクロールどうしの接触防止を図ること
ができる。
スクロール、右固定スクロール、旋回スクロール及びこ
れらを構成するクランクシャフト、補助クランクから構
成されている。左右の固定スクロールと旋回スクロール
の位置合せを行うために基本的には各々にノック穴を設
けこれを基準に組立てる。すなわち、左固定スクロール
と右固定スクロールのスクロールラップ面の位置決めは
固定スクロール位置決め用に設けた外周フランジ部のノ
ック穴により決める。旋回スクロールと右固定スクロー
ルの位置決めは右固定スクロールのクランクシャフト、
補助クランクの軸端側にそれぞれ設けたノック穴と、前
記両クランクの軸受を押さえるための軸受カバ−(この
軸受カバ−も固定スクロ−ルに対しノックピンにより位
置決めされて組立てられている)に設けたノック穴とを
連通させて行う。すなわち、クランクシャフトと補助ク
ランクの偏心トップ位置と同調する位置にノック穴は設
けられており、このノック穴どうしをノックピンにより
連結し、クランクシャフト及び補助クランクの偏心量が
トップにきたときに旋回スクロールと固定スクロールが
最小トルク位置になるようにする。これによって、両固
定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとのラップ面の位相を合
致させることができ、この状態でクランクシャフトと補
助クランクとをタイミングベルトで接続することによ
り、旋回スクロールをその両側の固定スクロールに対
し、正しい位相で旋回運動させることができるように
し、その後固定スクロールの外周部の固定ボルトを固定
し、軸受カバ−と、クランクシャフト及び補助クランク
とを位置決めしていたノックピンを取りはずし、組立を
完了する。以上により、スムーズな回転と共に圧縮機と
しての機能を発揮させうるダブルスクロ−ル圧縮機を実
現できる。
を有する旋回スクロールをもつダブルスクロール圧縮機
は、同位相において左右の圧力が同じ圧縮状態を形成す
る構成としている。なお、左固定スクロールの外表面に
表面積の大きい冷却フィンを取り付け、また同様に右固
定スクロールの外表面にも冷却フィンを設け、外部の冷
却ファンによる冷却風の強制供給によりスクロール圧縮
過程で発生する圧縮機を強制的に冷却し、吐出ガス温度
の低下を図るようにもしている。これによって無給油式
ダブルスクロール圧縮機の冷却効率を高め、性能向上及
びスクロールの熱変形による接触防止を図ることができ
るから、大容量の無給油式スクロール圧縮機を実現でき
る。
持つダブルスクロールは、両側に圧縮室をもっているた
め、ラップが旋回スクロールの片側にのみあるシングル
スクロール圧縮機に対して、スクロール外径を小さくで
き、かつ、左右の圧縮室が同圧力であるためスクロール
圧縮機の欠点の1つである大きなスラスト荷重が鏡板面
に作用する欠点がない。特に無給油式スクロール圧縮機
の場合、旋回と固定スクロールの間は無潤滑で回転する
ためスラスト荷重を受けないダブルスクロールは無給油
式として最適な圧縮機である。
用いて説明する。◆圧縮される流体の流れは吸入口2
4、吸入通路23を通過し、旋回スクロール1と、左固
定スクロール2及び右固定スクロール3とのラップ面で
構成される圧縮室に吸入され、回転が進むごとに所定の
圧力まで昇圧され、吐出口22から吐出される。旋回ス
クロール1を旋回運動させる駆動系は、まずモ−タなど
の動力源からVプーリ6に動力が伝達され、クランクシ
ャフト4を回転させる。クランクシャフト4には負荷側
軸受8、クランク軸受9、反負荷側軸受10が取り付け
られており、これらにより圧縮時のガス荷重などを支持
している。
7を介してクランクシャフト4により同期回転させられ
る。補助クランク5にはクランクシャフト4と同様に負
荷側軸受11、クランク軸受12及び反負荷側軸受13
が取り付けられ、補助クランク5を支持している。ま
た、クランクシャフト4及び補助クランク5の一方の軸
端面に対向するように軸受カバ−14,15が右固定ス
クロ−ル3に取付けられている。なお、この軸受カバ−
14,15は前記反負荷側軸受10,13を右固定スク
ロ−ル3の軸方向に固定するものである。クランクシャ
フト4及び補助クランク5にクランク軸受9,12を介
し取り付けられている旋回スクロール1はクランクシャ
フト4及び補助クランク5のクランク半径分のストロー
クを旋回運動し、左右固定スクロール2,3との容積変
化により吸入流体を圧縮する構成となっている。
スクロール圧縮機の旋回スクロール1と、左固定スクロ
ール2及び右固定スクロール3とのラップ面の位置合せ
を容易にするため以下の構成をとっている。すなわち、
左固定スクロール2と右固定スクロール3の加工は固定
スクロールのノックピン20の挿入用の加工穴(ノック
穴)20a,20bを基準として左右固定スクロールを
加工する。組立時には固定スクロールの前記ノック穴2
0a,20bにノックピン20を打ち込み、これにより
左右固定スクロールを高精度に位置合せできる。
位置合せは次のようにする。すなわち、右固定スクロー
ル3の反負荷側軸受10,13を取付ける部分の外周部
にノック穴3a,3bを加工しておく。ノック穴3aは
クランクシャフト4側に、ノック穴3bは補助クランク
5側に加工している。これと同調するように軸受カバ1
4,15にもそれぞれノック穴14a,15aを加工
し、右固定スクロール3と軸受カバ−14,15とを、
ノック穴3aと14a、及び3bと15aにそれぞれノ
ックピン16,18を挿入し位置決めしてボルトで固定
し、軸受カバ−14及び15を右固定スクロール3に高
精度に位置決めする。
シャフト4のクランク半径が最大となる位置で同心とな
るノック穴4aを設ける。同様に補助クランク5の軸端
にも、補助クランク5のフランク半径が最大となる位置
で同心となるノック穴5aを設ける。すなわち、図1,
図3,図4において各クランク4,5のクランク部が最
上位となったとき、ノック穴4a,5aも最上位に位置
するようにノック穴を形成しておく。また、このシャフ
ト側のノック穴4a,5aが最上位にきたときこれらの
ノック穴と同調する位置の軸受カバ−14、15にもそ
れぞれノック穴14b,15bを設けておく。組立て時
は、これらノック穴4aと14b、及び5a,15bに
それぞれノックピン17(クランクシャフト側)及び1
9(補助クランク側)を挿入し、クランクシャフト4及
び補助クランク5のクランク部が共に最上位の位置とし
た状態で、旋回スクロール1と、左固定スクロール2及
び右固定スクロール3が最適な組立て状態となるように
位置決めされる。この状態でクランクシャフト4と補助
クランク5とをタイミングベルト7で正しい位相で接続
する。組立て完了後、クランクシャフト側ノックピン1
7及び補助クランク側ノックピン19を取りはずすこと
により圧縮機の運転が可能となる。なお、21は左固定
スクロール2と右固定スクロール3の外周フランジ部ど
うしを締付け固定する取付けボルト、35,36は軸受
カバ−14,15を固定スクロ−ル3に締め付け固定す
るためのボルトである。◆本実施例によれば、固定スク
ロールと旋回スクロールとの高精度な位置決めが各々の
ノックピンにより容易に可能になる。
に圧縮室を持つダブルスクロールにおいて、圧縮過程で
発生する熱を、固定スクロール2,3を効率的に冷却し
てやることにより吐出ガス温度を低下させるようにして
いる。すなわち、図1に示すように左固定スクロール2
の外表面に表面積の大きい左冷却フィン30を取り付
け、また同様に右固定スクロール3の外表面にも右冷却
フィン31を取付けている。いづれも固定スクロール
2,3と一体成形された冷却フィンとなっており、これ
らの冷却フィン30,31はクランクシャフト4と補助
クランク5とを結ぶ方向、すなわち上下方向に形成して
いる。これによって、冷却フィンを圧縮機の長手方向に
形成できる。
31の形状を示す。右冷却フィン31の外枠部には冷却
フィンとで冷却媒体(例えば冷却空気などの冷却風)の
通路を形成するためのダクト取付座32を取り付け、こ
れにダクト(図示せず)を取り付ける。このダクトの中
に外部ファン(図示せず)から強制的に冷却風を冷却風
入口33から冷却風出口34に流し、スクロール圧縮機
内部で発生した圧縮機と熱交換させ、吐出ガス温度を低
下させるようにしている。本実施例では、冷却フィンを
圧縮機の長手方向に形成しているので、冷却風との熱交
換が効率良く行われ、ダクトの通路面積も小さくでき、
旋回及び固定スクロールの熱変形を防止できる。
が得られる。◆ (1)両側にラップ面をもつダブルスクロール圧縮機に
おいて、固定スクロールと旋回スクロール、クランクシ
ャフトの機械加工を高精度で加工するだけで、容易にラ
ップ面の最適ギャップを確保した高精度の組立てを容易
にできる。これにより、スクロール圧縮機の性能を5〜
10%向上させることができる。◆ (2)スクロール圧縮機の組立作業にばらつきがなくな
り、圧縮機性能のばらつきをなくすことができる。◆ (3)スクロール圧縮機の固定スクロ−ルと旋回スクロ
ールとの組立が容易になることにより組立工数も約30
%低減できる。◆ (4)スクロール圧縮機の組立てが作業員の熟練に関係
なく可能となり、スクロールのラップ面の接触防止が図
られ、信頼性を大幅に向上できる。◆ (5)固定スクロールの両側に冷却フィンを取り付ける
ことにより無給油式スクロール圧縮機の吐出ガス温度を
200℃以下に低下でき、旋回及び固定スクロールの熱
変形を防止できる。このため、スクロール間のギャップ
を小さくとることができ、性能を更に10%程度向上さ
せることができる。◆ (6)旋回及び固定スクロールの表面温度を低下できる
ため、スクロール間の接触防止が図られ、信頼性を向上
できる。◆ (7)上記(5)(6)の効果により7.5kW以上の出
力の無給油式スクロール圧縮機を実現できる。
にラップを有するダブルスクロール圧縮機において、旋
回スクロールを駆動するクランクシャフトと補助クラン
クの同期を容易かつ高精度にとることができ、これによ
って旋回スクロ−ルと左右の固定スクロールとの位置合
せ(回転位相合せ)を、容易でかつ高精度に行うことが
できる効果がある。
ば、無給油式のダブルスクロール圧縮機における圧縮機
を効率良く冷却して性能向上を図ることができると共
に、熱変形によるスクロール圧縮機ラップの接触を防止
できる効果がある。
断面図である。
ある。
る。
定スクロール、4…クランクシャフト、5…補助クラン
ク、6…Vプーリ、7…タイミングベルト、8,11…
負荷側軸受、9,12…クランク軸受、10,13…反
負荷側軸受、14,15…軸受カバ−、16,17,1
8,19,20…ノックピン、3a,3b,4a,5
a,14a,14b,15a,15b,20a,20b
…ノック穴、21…取付ボルト、22…吐出口、23…
吸入通路、24…吸入口、30…左冷却フィン、31…
右冷却フィン、32…ダクト取付座、33…冷却風入
口、34…冷却風出口、35,36…ボルト。
Claims (6)
- 【請求項1】鏡板の両側にラップ面をもつ旋回スクロー
ルと、該旋回スクロ−ルの両側に配置された固定スクロ
−ルと、前記両側に配置された固定スクロ−ルに回転支
持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランクシ
ャフト及び補助クランクとを備えたスクロール圧縮機に
おいて、 前記旋回スクロ−ルの両側に設けられた固定スクロ−ル
を互いに位置決めするための固定スクロ−ル位相固定手
段と、 前記クランクシャフトと前記固定スクロ−ルとの位置関
係を位置決めするためのクランクシャフト位相固定手段
と、 前記補助クランクと前記固定スクロ−ルとの位置関係を
位置決めするための補助クランク位相固定手段と、 前記クランクシャフトと補助クランクとを前記各位相固
定手段で固定した状態でそれらを回転同期させた状態で
結合し、前記各位相固定手段の固定を解除することによ
り前記両クランクを同期回転させることができるように
した回転同期手段とを備えていることを特徴とするスク
ロ−ル圧縮機。 - 【請求項2】鏡板の両側にラップ面をもつ旋回スクロー
ルと、該旋回スクロ−ルの両側に配置された固定スクロ
−ルと、前記両側に配置された固定スクロ−ルに回転支
持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランクシ
ャフト及び補助クランクと、前記クランクシャフトと補
助クランクとを同期させて回転させるための手段とを備
えたスクロール圧縮機において、 前記クランクシャフト及び補助クランクのそれぞれの一
方の軸端面に対向するように前記固定スクロ−ルに設け
られた位置決め部材と、 前記旋回スクロ−ルの両側に設けられた固定スクロ−ル
を互いに位置決めするために前記両固定スクロ−ルに設
けられたノック穴と、 前記位置決め部材と固定スクロ−ルとの位置関係を位置
決めするためにこれらの部材に設けられたノック穴と、 前記位置決め部材と、クランクシャフトまたは補助クラ
ンクとのそれぞれの位置関係を位置決めするためにこれ
らの部材に設けられたノック穴とを備えていることを特
徴とするスクロ−ル圧縮機。 - 【請求項3】1個の鏡板と該鏡板の軸方向両面にそれぞ
れ設けられた螺旋状のラップとを有する旋回スクロール
と、 該旋回スクロ−ルの左右両側にそれぞれ配置され、それ
ぞれ1個の鏡板と前記旋回スクロ−ルラップと噛み合う
1個の螺旋状ラップを有する2個の固定スクロ−ルと、 前記左右の固定スクロ−ルにそれぞれ軸受を介して回転
支持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランク
シャフト及び補助クランクと、 前記クランクシャフトと補助クランクとを同期させて回
転させるためのタイミングベルトとを備えたスクロール
圧縮機において、 前記クランクシャフト及び補助クランクのそれぞれの一
方の軸端面及び軸受を覆うように前記固定スクロ−ルに
取り付けられ軸受を固定する軸受カバ−と、 前記左右の固定スクロ−ルを互いに位置決めするために
前記両固定スクロ−ルに設けられた外周フランジ部に形
成されたノック穴と、 前記軸受カバ−と固定スクロ−ルとの位置関係を位置決
めするためにこれらの部材に形成されたノック穴と、 前記軸受カバ−と、クランクシャフトまたは補助クラン
クとのそれぞれの位置関係を位置決めするためにこれら
の部材に設けられたノック穴とを備えていることを特徴
とするスクロ−ル圧縮機。 - 【請求項4】1個の鏡板と該鏡板の軸方向両面にそれぞ
れ設けられた螺旋状のラップとを有する旋回スクロール
と、 該旋回スクロ−ルの左右両側にそれぞれ配置され、それ
ぞれ1個の鏡板と前記旋回スクロ−ルラップと噛み合う
1個の螺旋状ラップを有する2個の固定スクロ−ルと、 前記左右の固定スクロ−ルにそれぞれ軸受を介して回転
支持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランク
シャフト及び補助クランクと、 前記クランクシャフトと補助クランクとを同期させて回
転させるためのタイミングベルトと、 前記左右の固定スクロ−ル外表面に形成され、前記クラ
ンクシャフトと前記補助クランクとを接続する方向に延
びる冷却フィンと、 前記冷却フィンに沿って冷却媒体を強制供給する冷却フ
ァンとを備えたスクロール圧縮機。 - 【請求項5】鏡板の両側にラップ面をもつ旋回スクロー
ルと、該旋回スクロ−ルの両側に配置された固定スクロ
−ルと、前記両側に配置された固定スクロ−ルに回転支
持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランクシ
ャフト及び補助クランクとを備えたスクロール圧縮機に
おいて、 前記旋回スクロ−ルの両側に設けられた固定スクロ−ル
を互いにノックピンにより位置決めし、 次に前記クランクシャフトと前記固定スクロ−ルとの位
置関係、及び前記補助クランクと前記固定スクロ−ルと
の位置関係をそれぞれノックピンにより位置決めし、 前記クランクシャフトと補助クランクとをノックピンで
固定した状態でそれらを回転同期する状態に結合し、 その後前記ノックピンによる位相固定を解除することに
より前記両クランクを同期回転可能状態にすることを特
徴とするスクロ−ル圧縮機の組立方法。 - 【請求項6】1個の鏡板と該鏡板の軸方向両面にそれぞ
れ設けられた螺旋状のラップとを有する旋回スクロール
と、 該旋回スクロ−ルの左右両側にそれぞれ配置され、それ
ぞれ1個の鏡板と前記旋回スクロ−ルラップと噛み合う
1個の螺旋状ラップを有する2個の固定スクロ−ルと、 前記左右の固定スクロ−ルにそれぞれ軸受を介して回転
支持され前記旋回スクロ−ルを旋回運動させるクランク
シャフト及び補助クランクと、 前記クランクシャフトと補助クランクとを同期させて回
転させるためのタイミングベルトと、 前記クランクシャフト及び補助クランクのそれぞれの一
方の軸端面及び軸受を覆うように前記固定スクロ−ルに
取り付けられ軸受を固定するための軸受カバ−とを備え
たスクロール圧縮機において、 前記左右の固定スクロ−ル、軸受カバ−、クランクシャ
フト及び補助クランクのそれぞれに位置決め用のノック
穴を形成し、 前記左右の固定スクロ−ルを前記ノック穴を基準にスク
ロ−ルラップを形成し、その後前記左右固定スクロ−ル
のノック穴にノックピンを挿入することにより位置決め
した後、取付けボルトでそれらを固定し、 前記軸受カバ−と固定スクロ−ルとの位置関係はノック
穴及びノックピンにより位置決めし、 さらに、前記軸受カバ−と、クランクシャフトまたは補
助クランクとのそれぞれの位置関係をノック穴及びノッ
クピンにより、クランクシャフトと補助クランクとが同
一の特定方向に最大偏心した位置で位置決め固定し、 前記クランクシャフトと補助クランクとをノックピンで
固定した状態でそれらをタイミングベルトにより回転同
期する状態に結合し、 その後前記ノックピンによる位相固定を解除することに
より前記両クランクを同期回転可能状態にすることを特
徴とするスクロ−ル圧縮機の組立方法。
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