JPH0552189A - スクロール流体機械 - Google Patents
スクロール流体機械Info
- Publication number
- JPH0552189A JPH0552189A JP21089691A JP21089691A JPH0552189A JP H0552189 A JPH0552189 A JP H0552189A JP 21089691 A JP21089691 A JP 21089691A JP 21089691 A JP21089691 A JP 21089691A JP H0552189 A JPH0552189 A JP H0552189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- fixed
- plate
- fixed scroll
- orbiting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
- F04C18/0223—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving with symmetrical double wraps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対の固定スクロール間に揺動スクロールを
設けた揺動型スクロール流体機械に於いて、軸シールを
用いずにシール寿命を長くすること。 【構成】 固定及び揺動スクロール間をシールするシー
ル装置を備えている。シール装置は、外周部の固定スク
ロール要素の端面に沿って延びて設けられ、揺動スクロ
ール板に接触した摺動シール、あるいは外周部のスクロ
ール要素と揺動スクロール板との間に沿って延びて設け
られた可撓性のベローズである。 【効果】 固定及び揺動スクロール間のシール装置を備
えているので軸シールは不要であり、寿命が比較的長
く、信頼性が高い。
設けた揺動型スクロール流体機械に於いて、軸シールを
用いずにシール寿命を長くすること。 【構成】 固定及び揺動スクロール間をシールするシー
ル装置を備えている。シール装置は、外周部の固定スク
ロール要素の端面に沿って延びて設けられ、揺動スクロ
ール板に接触した摺動シール、あるいは外周部のスクロ
ール要素と揺動スクロール板との間に沿って延びて設け
られた可撓性のベローズである。 【効果】 固定及び揺動スクロール間のシール装置を備
えているので軸シールは不要であり、寿命が比較的長
く、信頼性が高い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スクロール流体機械
に関し、特に揺動型スクロールを利用したスクロール流
体機械のスクロール間のシールに関するものである。
に関し、特に揺動型スクロールを利用したスクロール流
体機械のスクロール間のシールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】容器内に回転自在に設けられ、互いに組
み合わされて吸入口及び吐出口を有する可変容積の圧縮
室を形成する一対のスクロールを有し、容器内の流体を
圧縮室内で圧縮して容器内に真空を発生したり流体を圧
縮する回転型スクロール流体機械は公知であり、例えば
米国特許第４、８４２、４９９号明細書にその一例が記
載されている。このようなスクロール流体機械は、回転
機械であるので作動が滑らかで振動が少なく、効率が良
く、高速運転が可能である。
み合わされて吸入口及び吐出口を有する可変容積の圧縮
室を形成する一対のスクロールを有し、容器内の流体を
圧縮室内で圧縮して容器内に真空を発生したり流体を圧
縮する回転型スクロール流体機械は公知であり、例えば
米国特許第４、８４２、４９９号明細書にその一例が記
載されている。このようなスクロール流体機械は、回転
機械であるので作動が滑らかで振動が少なく、効率が良
く、高速運転が可能である。
【０００３】また、一対の固定スクロールと揺動スクロ
ールとを組み合わせて同様の作用をする揺動型スクロー
ルも公知であり、例えば米国特許第８０１、１８２号明
細書にその一例が記載されている。このような揺動型ス
クロール流体機械は往復機関に比較して振動および騒音
が小さく、高効率で小型である。
ールとを組み合わせて同様の作用をする揺動型スクロー
ルも公知であり、例えば米国特許第８０１、１８２号明
細書にその一例が記載されている。このような揺動型ス
クロール流体機械は往復機関に比較して振動および騒音
が小さく、高効率で小型である。
【０００４】この米国特許に記載されている揺動型スク
ロール流体機械は、図３に示す如く、互いに離間して平
行に配置され、それぞれ向き合った内面及び反対側の外
面を有する一対の固定スクロール板１及び各々の固定ス
クロール板１の内面から内側に延びた固定スクロール要
素２を有する固定スクロール３と、一対の固定スクロー
ル板１の間に設けられ、固定スクロール板１に平行な揺
動スクロール板４及びこの揺動スクロール板４の両面か
ら固定スクロール板１に向かって延びた揺動スクロール
要素５を有し、固定スクロール３に対して揺動可能に組
み合わされて間に吸入口６および吐出口７を有するスク
ロール８室を形成する揺動スクロール９とを備えてい
る。揺動スクロール９は駆動装置１０により回転する駆
動軸１１により固定スクロール３に対して揺動駆動され
て容積型流体機械として作用する。スクロール３及び９
により圧縮された流体はスクロール中心を貫通したクラ
ンク駆動軸１１に形成された通路１２を通してスクロー
ル室８の吐出口７から固定スクロール３を貫通して排出
される。
ロール流体機械は、図３に示す如く、互いに離間して平
行に配置され、それぞれ向き合った内面及び反対側の外
面を有する一対の固定スクロール板１及び各々の固定ス
クロール板１の内面から内側に延びた固定スクロール要
素２を有する固定スクロール３と、一対の固定スクロー
ル板１の間に設けられ、固定スクロール板１に平行な揺
動スクロール板４及びこの揺動スクロール板４の両面か
ら固定スクロール板１に向かって延びた揺動スクロール
要素５を有し、固定スクロール３に対して揺動可能に組
み合わされて間に吸入口６および吐出口７を有するスク
ロール８室を形成する揺動スクロール９とを備えてい
る。揺動スクロール９は駆動装置１０により回転する駆
動軸１１により固定スクロール３に対して揺動駆動され
て容積型流体機械として作用する。スクロール３及び９
により圧縮された流体はスクロール中心を貫通したクラ
ンク駆動軸１１に形成された通路１２を通してスクロー
ル室８の吐出口７から固定スクロール３を貫通して排出
される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このようなスクロール
流体機械に於いては、固定スクロール３の間にある揺動
スクロール９を駆動するために固定スクロール３を貫通
して延びたクランク軸１１を用い、この駆動クランク軸
１１を中空にして流体排出通路１２としている。従っ
て、固定スクロール３と駆動軸１１との間には軸シール
１３を設けねばならないが、この軸シール１３は寿命が
比較的短く、軸シール１３の摺動損失が大きく温度上昇
が比較的大きい等の問題があった。
流体機械に於いては、固定スクロール３の間にある揺動
スクロール９を駆動するために固定スクロール３を貫通
して延びたクランク軸１１を用い、この駆動クランク軸
１１を中空にして流体排出通路１２としている。従っ
て、固定スクロール３と駆動軸１１との間には軸シール
１３を設けねばならないが、この軸シール１３は寿命が
比較的短く、軸シール１３の摺動損失が大きく温度上昇
が比較的大きい等の問題があった。
【０００６】従って、この発明の目的は、一対の固定ス
クロール間に揺動スクロールを設けた型の揺動型スクロ
ール流体機械に於いて、軸シールを用いずにシール寿命
の長い揺動型スクロール流体機械を得ることである。
クロール間に揺動スクロールを設けた型の揺動型スクロ
ール流体機械に於いて、軸シールを用いずにシール寿命
の長い揺動型スクロール流体機械を得ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的のために、この
発明の揺動型スクロール流体機械は、互いに離間して平
行に配置され、それぞれ向き合った内面及び反対側の外
面を有する一対の固定スクロール板及び各の固定スクロ
ール板の内面から内側に延びた固定スクロール要素を有
する固定スクロールと、一対の固定スクロール板の間に
設けられ、固定スクロール板に平行な揺動スクロール板
及びこの揺動スクロール板の両面から固定スクロール板
に向かって延びた揺動スクロール要素を有し、固定スク
ロールに対して揺動可能に組み合わされて間に吸入口お
よび吐出口を有するスクロール室を形成する揺動スクロ
ールとを備えている。また、固定スクロール板に設けら
れ、スクロール室の吐出口に連通した排出口と、排出口
内に設けられた逆止弁と、揺動スクロール板に設けら
れ、揺動スクロール板の両側のスクロール室を連通させ
る貫通通路と、固定スクロールの外部で揺動スクロール
に連結されて揺動スクロールを固定スクロールに対して
揺動させる駆動装置とをも備え、更に、固定スクロール
及び揺動スクロール間に設けられて、この間をシールす
るシール装置を備えている。シール装置は、外周部の固
定スクロール要素の端面に沿って延びて設けられ、揺動
スクロール板に接触した摺動シールであっても良く、ま
たは外周部のスクロール要素と揺動スクロール板との間
に沿って延びて設けられた可撓性のベローズであっても
良い。
発明の揺動型スクロール流体機械は、互いに離間して平
行に配置され、それぞれ向き合った内面及び反対側の外
面を有する一対の固定スクロール板及び各の固定スクロ
ール板の内面から内側に延びた固定スクロール要素を有
する固定スクロールと、一対の固定スクロール板の間に
設けられ、固定スクロール板に平行な揺動スクロール板
及びこの揺動スクロール板の両面から固定スクロール板
に向かって延びた揺動スクロール要素を有し、固定スク
ロールに対して揺動可能に組み合わされて間に吸入口お
よび吐出口を有するスクロール室を形成する揺動スクロ
ールとを備えている。また、固定スクロール板に設けら
れ、スクロール室の吐出口に連通した排出口と、排出口
内に設けられた逆止弁と、揺動スクロール板に設けら
れ、揺動スクロール板の両側のスクロール室を連通させ
る貫通通路と、固定スクロールの外部で揺動スクロール
に連結されて揺動スクロールを固定スクロールに対して
揺動させる駆動装置とをも備え、更に、固定スクロール
及び揺動スクロール間に設けられて、この間をシールす
るシール装置を備えている。シール装置は、外周部の固
定スクロール要素の端面に沿って延びて設けられ、揺動
スクロール板に接触した摺動シールであっても良く、ま
たは外周部のスクロール要素と揺動スクロール板との間
に沿って延びて設けられた可撓性のベローズであっても
良い。
【０００８】
【作用】この発明に係る揺動型スクロール流体機械に於
いては、固定スクロール及び揺動スクロール間に設けら
れて、この間をシールするシール装置を備えていて、軸
シールは不要である。この発明の揺動型スクロール流体
機械のシール装置は、外周部の固定スクロール要素の端
面と揺動スクロール板との間をシールするものであり、
寿命が比較的長く、信頼性が高い。
いては、固定スクロール及び揺動スクロール間に設けら
れて、この間をシールするシール装置を備えていて、軸
シールは不要である。この発明の揺動型スクロール流体
機械のシール装置は、外周部の固定スクロール要素の端
面と揺動スクロール板との間をシールするものであり、
寿命が比較的長く、信頼性が高い。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１に於いて、この発明の揺動型スクロー
ル流体機械は、固定スクロール１５と揺動スクロール１
６とを備えている。固定スクロール１５は、互いに離間
して平行に配置され、それぞれ向き合った内面１７及び
反対側の外面１８を有する一対の固定スクロール板１９
と、各々の固定スクロール板１９の内面１７から内側に
向き合って延びた固定スクロール要素２０とを備えてい
る。固定スクロール板１９はその周縁に沿って延び、吸
気口２１を有する側壁２２により互いに連結されてい
る。また、揺動スクロール１６は、一対の固定スクロー
ル板１９の間に設けられて固定スクロール板１９に平行
な揺動スクロール板２３と、揺動スクロール板２３の両
面から固定スクロール板１９に向かって延びた揺動スク
ロール要素２４を有している。これら固定スクロール１
５と揺動スクロール１６とは互いに揺動可能に組み合わ
されて、それらの間に吸入口２５および吐出口２６を有
するスクロール室２７を形成している。
ル流体機械は、固定スクロール１５と揺動スクロール１
６とを備えている。固定スクロール１５は、互いに離間
して平行に配置され、それぞれ向き合った内面１７及び
反対側の外面１８を有する一対の固定スクロール板１９
と、各々の固定スクロール板１９の内面１７から内側に
向き合って延びた固定スクロール要素２０とを備えてい
る。固定スクロール板１９はその周縁に沿って延び、吸
気口２１を有する側壁２２により互いに連結されてい
る。また、揺動スクロール１６は、一対の固定スクロー
ル板１９の間に設けられて固定スクロール板１９に平行
な揺動スクロール板２３と、揺動スクロール板２３の両
面から固定スクロール板１９に向かって延びた揺動スク
ロール要素２４を有している。これら固定スクロール１
５と揺動スクロール１６とは互いに揺動可能に組み合わ
されて、それらの間に吸入口２５および吐出口２６を有
するスクロール室２７を形成している。
【００１１】固定スクロール板１９には、スクロール室
２７の吐出口２６に連通した排出口２８が形成されてお
り、この排出口２８内には逆止弁２９が設けられてい
る。また、２枚の固定スクロール板１９の間に設けられ
た揺動スクロール板２３には、揺動スクロール板２３の
両側に形成されたスクロール室２７を互いに連通させる
貫通通路３０が形成されている。
２７の吐出口２６に連通した排出口２８が形成されてお
り、この排出口２８内には逆止弁２９が設けられてい
る。また、２枚の固定スクロール板１９の間に設けられ
た揺動スクロール板２３には、揺動スクロール板２３の
両側に形成されたスクロール室２７を互いに連通させる
貫通通路３０が形成されている。
【００１２】固定スクロール１５の外部に延長された固
定スクロール板１９の延長部３１には、揺動スクロール
１６の揺動スクロール板２３に連結されて揺動スクロー
ル１６を固定スクロール１５に対して揺動させる駆動装
置３２が設けられている。この駆動装置３２は、固定ス
クロール板１９の延長部３１に軸受３３により支持さ
れ、揺動スクロール板２３を揺動させるカム３４を備え
た駆動軸３５を、電動機等の駆動力源３６によって歯車
３７および３８を介して回転駆動し、もって揺動スクロ
ール１６を揺動させるものである。駆動軸３５には釣合
重り３９が設けられている。
定スクロール板１９の延長部３１には、揺動スクロール
１６の揺動スクロール板２３に連結されて揺動スクロー
ル１６を固定スクロール１５に対して揺動させる駆動装
置３２が設けられている。この駆動装置３２は、固定ス
クロール板１９の延長部３１に軸受３３により支持さ
れ、揺動スクロール板２３を揺動させるカム３４を備え
た駆動軸３５を、電動機等の駆動力源３６によって歯車
３７および３８を介して回転駆動し、もって揺動スクロ
ール１６を揺動させるものである。駆動軸３５には釣合
重り３９が設けられている。
【００１３】この発明の揺動型スクロール流体機械によ
れば、固定スクロール１５と揺動スクロール１６との間
には、この間をシールするシール装置であるベローズ４
０が設けられている。図１に示す実施例では、ベローズ
４０はスクロール外周部の固定スクロール要素２０と揺
動スクロール板２３との間に沿って延びて設けられた可
撓性のベローズであり、ベローズ４０の一端は固定スク
ロール要素２０の端面近くに溶接等により固着され、他
端は揺動スクロール板２３に溶接等により固着されてい
る。
れば、固定スクロール１５と揺動スクロール１６との間
には、この間をシールするシール装置であるベローズ４
０が設けられている。図１に示す実施例では、ベローズ
４０はスクロール外周部の固定スクロール要素２０と揺
動スクロール板２３との間に沿って延びて設けられた可
撓性のベローズであり、ベローズ４０の一端は固定スク
ロール要素２０の端面近くに溶接等により固着され、他
端は揺動スクロール板２３に溶接等により固着されてい
る。
【００１４】図２に示す実施例に於いては、シール装置
がスクロール外周部の固定スクロール要素２０の端面に
沿って延びて設けられ、揺動スクロール板２３に摺動接
触した摺動シール４１である。
がスクロール外周部の固定スクロール要素２０の端面に
沿って延びて設けられ、揺動スクロール板２３に摺動接
触した摺動シール４１である。
【００１５】このように構成された揺動型スクロール流
体機械の運転時には、駆動源３６によりカム３４を有す
る駆動軸３５が回転されて揺動スクロール板２３が揺動
し、固定および揺動スクロール１５および１６は吸気口
２１からの流体を吸入口２５から吸入して、スクロール
の回転につれて圧縮しながら中心部の吐出口２６に達
し、その圧力により逆止弁２９を開けて排気口２８を通
して排気される。
体機械の運転時には、駆動源３６によりカム３４を有す
る駆動軸３５が回転されて揺動スクロール板２３が揺動
し、固定および揺動スクロール１５および１６は吸気口
２１からの流体を吸入口２５から吸入して、スクロール
の回転につれて圧縮しながら中心部の吐出口２６に達
し、その圧力により逆止弁２９を開けて排気口２８を通
して排気される。
【００１６】
【発明の効果】この発明の揺動型スクロール流体機械に
よれば、固定スクロール１５と揺動スクロール１６との
間には、この間をシールするシール装置であるベローズ
４０（図２）あるいは摺動シール４１（図３）が設けら
れているので、スクロール外周部の固定スクロール要素
２０と揺動スクロール板２３との間を確実にシールし、
シールの寿命は長くなり、信頼性が高く、効率も改善さ
れる。
よれば、固定スクロール１５と揺動スクロール１６との
間には、この間をシールするシール装置であるベローズ
４０（図２）あるいは摺動シール４１（図３）が設けら
れているので、スクロール外周部の固定スクロール要素
２０と揺動スクロール板２３との間を確実にシールし、
シールの寿命は長くなり、信頼性が高く、効率も改善さ
れる。
【図１】従来の揺動型スクロール流体機械を示す概略断
面図である。
面図である。
【図２】この発明の一実施例の揺動型スクロール流体機
械を示す概略断面図である。
械を示す概略断面図である。
【図３】この発明の一実施例の揺動型スクロール流体機
械を示す概略断面図である。
械を示す概略断面図である。
１５ 固定スクロール １６ 揺動スクロール １７ 内面 １８ 外面 １９ 固定スクロール板 ２０ 固定スクロール要素 ２３ 揺動スクロール板 ２４ 揺動スクロール要素 ２５ 吸入口 ２６ 吐出口 ２７ スクロール室 ２８ 排出口 ２９ 逆止弁 ３０ 貫通通路 ３２ 駆動装置 ４０ シール装置
Claims (3)
- 【請求項１】 互いに離間して平行に配置され、それぞ
れ向き合った内面及び反対側の外面を有する一対の固定
スクロール板及び各の上記固定スクロール板の内面から
内側に延びた固定スクロール要素を有する固定スクロー
ルと、 上記一対の固定スクロール板の間に設けられ、上記固定
スクロール板に平行な揺動スクロール板及びこの揺動ス
クロール板の両面から上記固定スクロール板に向かって
延びた揺動スクロール要素を有し、上記固定スクロール
に対して揺動可能に組み合わされて間に吸入口および吐
出口を有するスクロール室を形成する揺動スクロール
と、 上記固定スクロール板に設けられ、上記スクロール室の
上記吐出口に連通した排出口と、 上記排出口内に設けられた逆止弁と、 上記揺動スクロール板に設けられ、揺動スクロール板の
両側の上記スクロール室を連通させる貫通通路と、 上記固定スクロールの外部で上記揺動スクロールに連結
されて上記揺動スクロールを上記固定スクロールに対し
て揺動させる駆動装置と、 上記固定スクロール及び上記揺動スクロール間に設けら
れて、この間をシールするシール装置とを備えたスクロ
ール流体機械。 - 【請求項２】 上記シール装置が、外周部の上記固定ス
クロール要素の端面に沿って延びて設けられ、上記揺動
スクロール板に接触した摺動シールである請求項１記載
のスクロール流体機械。 - 【請求項３】 上記シール装置が、外周部の上記スクロ
ール要素と上記揺動スクロール板との間に沿って延びて
設けられた可撓性のベローズである請求項１記載のスク
ロール流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21089691A JPH0552189A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | スクロール流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21089691A JPH0552189A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | スクロール流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552189A true JPH0552189A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16596878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21089691A Pending JPH0552189A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552189A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556269A (en) * | 1994-03-18 | 1996-09-17 | Hitachi, Ltd. | Scroll-type compressor and method of assembling the same |
| US5755564A (en) * | 1995-03-20 | 1998-05-26 | Hitachi, Ltd. | Scroll fluid machine having resilient member on the drive means |
| KR100348600B1 (ko) * | 2000-06-09 | 2002-08-24 | 라필찬 | 다중 스크롤 유체기계 |
| KR100431079B1 (ko) * | 2001-10-31 | 2004-05-12 | 라필찬 | 스크롤 유량계 |
| US6988876B2 (en) | 2002-11-04 | 2006-01-24 | Enjiu Ke | Scroll type fluid machinery |
| US7314358B2 (en) * | 2006-03-13 | 2008-01-01 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine having an adjustment member for correcting an error in orbiting motion between fixed and orbiting scrolls |
| US8764421B2 (en) | 2007-11-08 | 2014-07-01 | Shanghai Universoon AutoParts Co. | Scroll type fluid machinery |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP21089691A patent/JPH0552189A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556269A (en) * | 1994-03-18 | 1996-09-17 | Hitachi, Ltd. | Scroll-type compressor and method of assembling the same |
| US5755564A (en) * | 1995-03-20 | 1998-05-26 | Hitachi, Ltd. | Scroll fluid machine having resilient member on the drive means |
| KR100348600B1 (ko) * | 2000-06-09 | 2002-08-24 | 라필찬 | 다중 스크롤 유체기계 |
| KR100431079B1 (ko) * | 2001-10-31 | 2004-05-12 | 라필찬 | 스크롤 유량계 |
| US6988876B2 (en) | 2002-11-04 | 2006-01-24 | Enjiu Ke | Scroll type fluid machinery |
| US7314358B2 (en) * | 2006-03-13 | 2008-01-01 | Anest Iwata Corporation | Scroll fluid machine having an adjustment member for correcting an error in orbiting motion between fixed and orbiting scrolls |
| US8764421B2 (en) | 2007-11-08 | 2014-07-01 | Shanghai Universoon AutoParts Co. | Scroll type fluid machinery |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4437823A (en) | Rotary machine with an axially moving partition | |
| KR860009240A (ko) | 가역밀폐형 압축기와 그 작동방법 | |
| JPH0552189A (ja) | スクロール流体機械 | |
| US4531899A (en) | Positive displacement rotary gas compressor pump | |
| US4272229A (en) | Pivotal piston machine | |
| JPH0735793B2 (ja) | ロータリー圧縮機 | |
| JPH08232878A (ja) | ロータリ式密閉型圧縮機 | |
| JP2919576B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| KR100414080B1 (ko) | 스크롤 압축기의 배압구조 | |
| KR100619723B1 (ko) | 스크롤 압축기의 고저압 분리부재 결합구조 | |
| JP4692861B2 (ja) | 揺動シール型ロータリ・コンプレッサ | |
| JPH07217569A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JP2937895B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| KR0162229B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
| JPS63223379A (ja) | スクロ−ル容積形機械 | |
| KR19980050613A (ko) | 스크롤 압축기의 배압구조 | |
| KR100338395B1 (ko) | 유체펌프 | |
| KR100277514B1 (ko) | 로터리압축기의압축부결합구조 | |
| KR0162231B1 (ko) | 스트롤 압축기 | |
| JP2993299B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| KR100273401B1 (ko) | 스크롤 압축기의 실링구조 | |
| KR20010076883A (ko) | 스크롤 압축기의 축방향 누설 저감장치 | |
| KR20010097678A (ko) | 밀폐형 압축기의 가스누설 저감구조 | |
| JPH02123291A (ja) | スクロール流体機械 | |
| KR0177951B1 (ko) | 저진동 회전형 압축기 |