JPH07253779A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07253779A
JPH07253779A JP6043893A JP4389394A JPH07253779A JP H07253779 A JPH07253779 A JP H07253779A JP 6043893 A JP6043893 A JP 6043893A JP 4389394 A JP4389394 A JP 4389394A JP H07253779 A JPH07253779 A JP H07253779A
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大型表示器を用いた電子楽器のヘルプ機能を改
良して電子楽器の操作性を良くする。 【構成】LCDの表示画面8aにファンクション選択画
面を表示する。画面スイッチ73でファンクション画面
を表示画面8aに表示する。helpスイッチ71の操
作でヘルプモードに入る。ヘルプモードにおいて、ファ
ンクション画面の機能等についての説明文を表示する。
パネルスイッチの操作でスイッチに関する説明文を表示
する。複数スイッチで同一ヘルプ画面を共用する場合、
操作したスイッチにページを最初に表示する。パッドス
イッチ77に設定可能な複数の機能を同一ヘルプ画面で
共用する場合、現在設定されている機能についてのペー
ジを最初に表示する。スイッチの機能を示すヘルプ画面
から、ジャンプ手段でスイッチの操作モードの画面に切
り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の操作方法に
ついての解説等を表示器に表示するいわゆるヘルプ機能
を有する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子楽器において、例え
ば、ヘルプスイッチを操作しながら、音色スイッチ等の
所望のスイッチを操作することにより、この操作された
スイッチに関する説明文(ヘルプ文)すなわちヘルプ画
面を表示器に表示するようにしたものがある。
【0003】また、大型表示器を用いた電子楽器では、
画面選択を行うスイッチで表示画面を選択して切り替
え、この表示画面の表示内容に関連して音色設定やスイ
ッチに対する機能の割当てなど様々な機能が実行される
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
子楽器に対しても、従来のヘルプ機能ではスイッチに関
するヘルプ機能しか行っていないので、現在、電子楽器
がどのような状況であるかを知ることができなかった。
【0005】また、互いに関連する複数のスイッチで同
一のヘルプ画面を共用する場合、そのヘルプ画面が複数
ページにわたっていると、ページ切替えスイッチ等によ
り、現在ヘルプを求めている特定のスイッチの表示ペー
ジを探す操作が必要であった。
【0006】また、機能の切替え設定が可能なパッド等
の操作子についても、ヘルプ画面が複数ページにわたっ
ていれば、ページ切替えスイッチ等により、現在設定さ
れている機能の表示ページを探す操作が必要であった。
【0007】また、音色、リズム等の割当てが可能な選
択スイッチや、変調、リバーブあるいはエフェクト等の
効果のオンオフスイッチでは、その設定状況により、選
択される内容や付与される効果が変わってくるが、従来
の電子楽器では、これらの設定状況を把握するのが困難
であった。
【0008】さらに、従来のヘルプ機能で、ヘルプを求
めたスイッチ等の操作子に関して、何かが設定されてい
る場合、その設定内容を変更しようとしても、従来の電
子楽器では、その電子楽器になれているものでなけれ
ば、どこをどのように操作すればよいかがすぐにわから
なかった。
【0009】本発明は、従来の電子楽器におけるヘルプ
機能を改良し、従来にないヘルプ機能により電子楽器の
操作性を向上させることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1記載の電子楽器は、楽音制
御機能を含む各種の機能を指定する複数の機能操作子を
有するとともに、該機能に関する項目を表示画面に表示
するようにした電子楽器において、説明文の表示を指定
するヘルプ操作子を備え、前記ヘルプ操作子の操作によ
り、前記表示画面の表示内容に関する説明文を該表示画
面に表示し、この状態で前記機能操作子が操作されたと
きに該操作された機能操作子に関する説明文を上記表示
画面に表示するようにしたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2記載の電子楽器
は、楽音制御機能を含む各種の機能を指定する複数の機
能操作子を有するとともに、前記複数の機能操作子のう
ちの関連する複数の機能操作子についての説明文を各機
能操作子に対応するページに分割して表示画面に切替え
表示できるようした電子楽器において、説明文の表示を
指定するヘルプ操作子を備え、前記ヘルプ操作子が操作
されるとともに前記機能操作子が操作されたときに該操
作された機能操作子に対応するページの説明文を前記表
示画面に最初に表示するようにしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項3記載の電子楽器
は、楽音制御機能を含む各種の機能について、複数の機
能を一つの機能操作子に切替えて割り当てできるととも
に、該機能操作子に割り当て可能な機能に関連する説明
文を各機能に対応するページに分割して表示画面に切替
え表示できるようした電子楽器において、説明文の表示
を指定するヘルプ操作子を備え、前記ヘルプ操作子が操
作されるとともに前記機能操作子が操作されたときに、
該機能操作子に割り当てられている機能に対応するペー
ジの説明文を前記表示画面に最初に表示するようにした
ことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項4記載の電子楽器
は、楽音制御機能を含む各種の機能について、複数の機
能を一つの機能操作子に切替えて割り当てできるようし
た電子楽器において、説明文の表示を指定するヘルプ操
作子を備え、前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前
記機能操作子が操作されたときに、該機能操作子に割り
当てられている機能に関する説明文を表示画面に表示す
るようにしたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項5記載の電子楽器
は、楽音制御機能を含む各種の機能について、複数の機
能を一つの機能操作子に切替えて割り当てできるようし
た電子楽器において、説明文の表示を指定するヘルプ操
作子と、表示の切替えを指定する画面ジャンプ手段とを
備え、前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前記機能
操作子が操作されたときに、該機能操作子による設定機
能に関する説明文を表示画面に表示し、前記画面ジャン
プ手段が操作されたときに上記操作された機能操作子の
設定操作を行う設定画面の表示を上記表示画面に表示す
るようにしたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の請求項1記載の電子楽器は、楽音制御
機能を含む各種の機能を指定する複数の機能操作子を有
するとともに、これらの機能に関する項目を表示画面に
表示するようにした電子楽器であって、前記ヘルプ操作
子を操作することにより、表示画面の表示内容に関する
説明文が該表示画面に表示され、この状態で機能操作子
を操作すると該操作された機能操作子に関する説明文が
表示画面に表示される。
【0016】したがって、ヘルプスイッチ等のヘルプ操
作子を操作した直後の表示画面の説明文により、現在、
電子楽器がどのような状況になっているかを知ることが
でき、かつ、各種スイッチ等の機能操作子を操作した直
後の表示画面の説明文によりこの機能操作子の状態を知
ることができる。
【0017】本発明の請求項2記載の電子楽器は、楽音
制御機能を含む各種の機能を指定する複数の機能操作子
を有するとともに、該複数の機能操作子のうちの関連す
る複数の機能操作子についての説明文を各機能操作子に
対応するページに分割して表示画面に切替え表示できる
ようした電子楽器であって、前記ヘルプ操作子を操作し
て、前記機能操作子を操作すると、この操作された機能
操作子に対応するページの説明文が表示画面に最初に表
示される。
【0018】したがって、互いに関連する複数の機能操
作子としての複数のスイッチで同一のヘルプ画面を複数
ページにわたって共用する場合でも、操作した特定のス
イッチの表示ページを探す必要がなく、最初に表示され
た説明文によりそのスイッチの機能等を知ることができ
る。
【0019】本発明の請求項3記載の電子楽器は、楽音
制御機能を含む各種の機能について、複数の機能を一つ
の機能操作子に切替えて割り当てできるとともに、該機
能操作子に割り当て可能な機能に関連する説明文を各機
能に対応するページに分割して表示画面に切替え表示で
きるようした電子楽器であって、前記ヘルプ操作子を操
作して、機能操作子を操作すると、この機能操作子に割
り当てられている機能に対応するページの説明文が表示
画面に最初に表示される。
【0020】したがって、機能の切替え設定が可能なパ
ッド等の機能操作子の各機能についてヘルプ画面を複数
ページにわたって共用する場合でも、現在設定されてい
る機能の表示ページを探す必要がなく、最初に表示され
た説明文によりその機能操作子に設定されている機能等
を知ることができる。
【0021】本発明の請求項4記載の電子楽器は、楽音
制御機能を含む各種の機能について、複数の機能を一つ
の機能操作子に切替えて割り当てできるようした電子楽
器であって、前記ヘルプ操作子を操作して、機能操作子
を操作すると、該機能操作子に割り当てられている機能
に関する説明文が表示画面に表示される。
【0022】したがって、音色、リズム等の割当てが可
能な選択スイッチや、変調、リバーブあるいはエフェク
ト等の効果のオンオフスイッチなどの機能操作子につい
て、現在の設定状況を容易に把握することができる。
【0023】本発明の請求項5記載の電子楽器は、楽音
制御機能を含む各種の機能について、複数の機能を一つ
の機能操作子に切替えて割り当てできるようした電子楽
器であって、前記ヘルプ操作子を操作して、機能操作子
を操作すると、該機能操作子に割り当て可能な機能に関
する説明文が表示画面に表示され、前記画面ジャンプ手
段を操作すると上記操作された機能操作子の割り当て操
作を示す設定画面の表示が表示画面に表示される。
【0024】したがって、音色、リズム等の割当てが可
能な選択スイッチなどのように、複数の機能を選択的に
割当て可能な機能操作子の設定内容を変更しようとする
とき前記画面ジャンプ手段の操作によって表示された設
定画面から、どこをどのように操作すればよいかが容易
にわかる。
【0025】
【実施例】図1は本発明実施例の電子楽器のブロック図
である。なお、この実施例の電子楽器は本発明の請求項
1〜請求項5に係る各発明の電子楽器の各機能を備えた
ものあり、かつ、これらの各機能は容易に分離すること
ができ、一つの機能のみを備えた電子楽器を構成するこ
とができるので、本発明の請求項1〜請求項5に係る各
発明の電子楽器をこの一つの実施例で説明する。
【0026】CPU1はROM2に格納されている制御
プログラムに基づいてRAM3のワーキングエリアを使
用して電子楽器全体の制御を行い、鍵盤(KB)4から
キーコードやキーオン信号等の演奏情報を取り込み、音
源(TG)5に楽音制御データを出力する。これによ
り、音源5は楽音制御データに基づいて楽音信号を発生
し、サウンドシステム(SS)6で楽音を発生する。
【0027】また、CPU1は、電子楽器の操作パネル
に配設されたパネル操作スイッチ群(SW)7の各種ス
イッチの操作イベントを検出し、操作イベントに応じた
処理を行うとともに、グラフィック表示画面を構成する
液晶表示器(LCD)6の表示の切替え制御等を行う。
【0028】この実施例の電子楽器は、鍵盤4の鍵域を
仮想的に2つの鍵域に分割して、各鍵域にそれぞれ「オ
ーケストラ1」,「オーケストラ2」と称する2種類の
ボイス(音色)を設定できるようになっている。なお、
この2つの鍵域の分割位置はスプリットポイントを指定
することにより所望の位置に設定できる。さらに、「オ
ーケストラ1」,「オーケストラ2」の各ボイス毎に、
ピッチをオクターブシフトできるようになっている。
【0029】図2は実施例の操作パネルを示す図であ
り、操作パネルの略中央には液晶表示器8の表示画面8
aが配置され、この表示画面8aの両側と下部にパネル
操作スイッチ群7を構成する各種のスイッチが配置され
ている。
【0030】パネル操作スイッチ群7は、helpボタ
ン71、Fスイッチ72、画面スイッチ73、UP/D
OWNスイッチ74、ページスイッチ75、ボイススイ
ッチ76、パッドスイッチ77、ディスクスイッチ7
8、シーケンサ/カスタム伴奏スイッチ79、オーケス
トレーションスイッチ701、スタートストップスイッ
チ702、スタイルスイッチ703を備えている。
【0031】helpボタン71は各種のヘルプ機能を
指定するときのヘルプ操作子としてのスイッチであり、
このhelpボタン71を操作した後、各スイッチを操
作するとそのスイッチに関する説明文を含むヘルプ画面
が表示画面8aに表示される。
【0032】なお、Fスイッチ72は後述説明するファ
ンクション選択画面に切り替えるためのスイッチ、画面
スイッチ73はファンクション選択画面の状態でのファ
ンクション画面の選択や画面8aの表示内容に応じて機
能が設定されるスイッチである。
【0033】6つのUP/DOWNスイッチ741 〜7
6 は表示画面8aの表示内容に対応する設定操作を行
うための操作子であり、このUP/DOWNスイッチ7
1〜746 の機能は表示画面8aの表示内容に応じて
機能が割り当てられる。また、ページスイッチ75はヘ
ルプ機能でページ切替え等を行うためのスイッチであ
る。
【0034】ボイススイッチ76は、or.1スイッチ
76a、or.2スイッチ76bで指定されたオーケス
トラ1またはオーケストラ2のボイス選択を行うための
スイッチである。なお、ボイスには、プリセットとユー
ザセットがあり、それぞpスイッチ76cとuスイッチ
76dで指定する。また、指定されたセットのなかのボ
イス選択を1〜6のスイッチや画面スイッチ73で行
い、各ボイスに対するリバーブの設定をrevスイッチ
76eで、エフェクトのオン/オフの設定をeff.ス
イッチ76fで行う。
【0035】パッドスイッチ77の1〜4のスイッチ
は、modeスイッチ77aによって指定されたモード
に応じた機能に設定されるもので、各機能は、演奏を記
憶再生するマルチパッド機能と、パーカッション音を登
録再生するパーカッションパッド機能およびテンポ制御
を行うテンポパッド機能の3つがある。したがって、ヘ
ルプ機能のとき、1〜4のスイッチについてはそれぞれ
の機能に応じた異なるヘルプ画面が表示される。
【0036】ディスクスイッチ78は、音色や演奏のデ
ータをディスクに記憶するtoスイッチ78aと、ディ
スクからデータを復帰させるfromスイッチ78bを
そなえており、それぞれのスイッチが操作されて機能が
働くと、現在挿入されているディスク内のファイルの一
覧を示す画面に切り替わる。
【0037】シーケンサ/カスタム伴奏スイッチ79は
自動伴奏等の制御を行うときに操作するスイッチであ
る。オーケストレーションスイッチ701はオーケスト
ラ1だけのボイスを有効にするsinスイッチ701
a、オーケストラ1とオーケストラ2を有効にし同時発
音させるduスイッチ701b、スプリットポイントに
より鍵盤を分割し、分割された各鍵盤でそれぞれオーケ
ストラ1,オーケストラ2のボイスを個々に有効にする
sp.スイッチ701cを備えている。
【0038】このsinスイッチ701a、duスイッ
チ701b、spスイッチ701cは、ヘルプ機能にお
いて同一のヘルプ画面を共用しており、何れかのスイッ
チのヘルプ操作により関連する他のスイッチのヘルプ画
面をみることができるようになっている。すなわち、同
一のヘルプ画面に複数ページあり、各スイッチについて
ヘルプ操作を行うと、各々のスイッチに対応したページ
の説明文が表示され、ページスイッチ75の操作によっ
て他のページの説明文が順次表示される。
【0039】スタートストップスイッチ702は自動伴
奏を開始するstartスイッチ702a、鍵盤操作に
同期して自動伴奏を開始するsync.sスイッチ70
2b、自動伴奏を停止するstopスイッチ702c、
自動伴奏モードのオン/オフを制御するabcスイッチ
702dを備えている。
【0040】このstartスイッチ702a、syn
c.sスイッチ702b、stopスイッチ702c、
abcスイッチ702dもオーケストレーションスイッ
チ701の場合と同様に、ヘルプ機能において同一のヘ
ルプ画面を共用しており、何れかのスイッチのヘルプ操
作により関連する他のスイッチのヘルプ画面をみること
ができ、各スイッチについてヘルプ操作を行うと、各々
のスイッチに対応したページの説明文が表示され、ペー
ジスイッチ75の操作によって他のページの説明文が順
次表示される。
【0041】なお、スタイルスイッチ703は、リズム
や自動伴奏のスタイルを選択する画面のモードに入るた
めのスイッチである。
【0042】この実施例では、電源投入時等、通常は図
3のノーマル画面が表示画面8aに表示され、このと
き、画面スイッチ735 はオーケストラ1(ORC1)
のオクターブシフト設定用に、画面スイッチ736 はオ
ーケストラ2(ORC2)のオクターブシフト設定用に
機能が割り当てられる。また、UP/DOWNスイッチ
741 はテンポの設定用に、UP/DOWNスイッチ7
2 〜746 は演奏トラックの音量設定用にそれぞれ機
能が割り当てられる。
【0043】このノーマル画面の状態で、Fスイッチ7
2を操作することにより図4のファンクション選択画面
に表示が切り替えられる。そして、このファンクション
選択画面で8つのブロックBF1 〜BF8 で表示されて
いる機能が、各ブロックに対応する画面スイッチ73を
操作することにより選択され、各機能に対応するファン
クション画面に切り替えられる。
【0044】例えば、図4のファンクション選択画面の
ときに画面スイッチ732 を操作すると図5のエフェク
ト設定画面に切り替えられ、この画面で各種効果の設定
を行うようになっている。また、何れの画面にいた場合
でもfromスプリング78bを操作すると図6のディ
スク読出し画面に切り替えられ、この画面でディスクか
らのデータの読出しを行うようになっている。
【0045】図7〜図14は実施例におけるヘルプ画面
の一例であり、図7〜図11は前記各種スイッチについ
てのヘルプ機能である「ボタンヘルプ」のヘルプ画面の
一例、図12〜図14は表示画面8aの表示内容とこの
画面を用いた設定操作等についてヘルプ機能である「画
面ヘルプ」のヘルプ画面の一例である。
【0046】図7はsp.スイッチ701cについての
ヘルプ画面の第2ページであり、スプリットポイントの
意味とスプリットポイントの設定の仕方「SPLIT」
についての説明文が表示される。また、このヘルプ画面
ではスプリットポイントを実際に設定操作するモード
「SPLIT POINT/ABC MOD」に移行す
るためのジャンプ手段としてのJボタンのブロックBJ
が右下に表示され、このJボタンのブロックBJに対応
する画面スイッチ738 を操作すると、「SPLIT
POINT/ABC MOD」の画面となり、sp.ス
イッチ701cによるスプリットポイントの設定が可能
になる。
【0047】図8はパッドスイッチ77についてのヘル
プ画面の第1ページ、図9は同ヘルプ画面の第3ページ
であり、第1ページには演奏を記憶再生するマルチパッ
ド機能についての説明文が表示され、第3頁にはパーカ
ッション音を登録再生するパーカッションパッド機能に
ついての説明文が表示される。
【0048】これらの表示は、パッドスイッチ77にマ
ルチパッド機能が割り当てられているときは図8の第1
頁が先ず最初に表示され、パッドスイッチ77にパーカ
ッションパッド機能が割り当てられているときは図9の
第3頁が先ず最初に表示される。なお、ページスイッチ
75の操作により他のページをみることができる。
【0049】図10はeff.スイッチ76fについて
のヘルプ画面であり、eff.スイッチ76fの機能
「EFFECT」についての説明文と現在の設定状況が
表示される。また、このヘルプ画面ではエフェクトの設
定操作を行うモード「F2 エフェクト」に移行するた
めのジャンプ手段としてのJ1ボタンのブロックBJ1
が右下に表示され、このJ1ボタンのブロックBJ1に
対応する画面スイッチ737 を操作すると、図5に示し
た「F2 エフェクト」の画面となり、エフェクトのタ
イプとデプスの設定が可能になる。
【0050】また、このヘルプ画面では図4のファンク
ション選択画面で選択できる「F4コントローラ」のモ
ードに移行するためのJ2ボタンのブロックBJ2が右
下に表示され、このJ2ボタンのブロックBJ2に対応
する画面スイッチ738 を操作すると、「F4 コント
ローラ」の画面となり、エフェクト機能をホイールにア
サインする等の設定操作が可能になる。
【0051】図11はabcスイッチ702dについて
のヘルプ画面の第2ページであり、フィンガーコード
〔FINGERED CHORD〕、シングルフィンガ
ーコード〔SINGLE FINGERE〕の各コード
ネームと押鍵パターンの対応表が表示される。
【0052】図12はノーマル画面についてのヘルプ画
面の第1ページであり、ペルプ機能の使い方「HELP
の使い方」についての説明文、ヘルプ機能の解除の仕方
「HELPの抜け方」についての説明文、表示する言語
の選択「LANGUAGE」についての説明文がそれぞ
れ表示される。図12では「日本語」が選択されている
のでヘルプの説明文は日本語であるが、例えば「英語」
を選択して説明文を英語に変更することができる。
【0053】図13はノーマル画面についてのヘルプ画
面の第2ページであり、ノーマル画面における音量に関
する設定機能の使い方「VOLUME」についての説明
文、テンポ設定の仕方「TEMPO」についての説明文
がそれぞれ表示される。また、ノーマル画面における他
の設定機能の使い方等については別のページに表示され
る。なお、各ヘルプ画面の右肩に「ページ数/全ページ
数」のインデックスが表示され、全ページ数と現在のペ
ージを確認することができ、ページスイッチ75の操作
によって他のページの説明文が順次表示される。
【0054】図14は図6のディスク読出し画面につい
てのヘルプ画面の第1ページであり、ディスクからデー
タをロードする操作「from DISK」に関する説
明文が表示される。
【0055】以上のようなヘルプ画面の各表示データ
は、パネル操作スイッチ群7とノーマル画面、ファンク
ション選択画面、ファンクション画面等(以下、「機能
画面」という。)に対応付けてROM2に記憶されてい
る。
【0056】すなわち、ボタンヘルプのヘルプ画面の表
示データは、パネル操作スイッチ群7の各スイッチにそ
れぞれ割り振ったボタン番号にそれぞれ対応付けて記憶
されている。
【0057】また、画面ヘルプのヘルプ画面の表示デー
タは機能画面を示すインデクスにそれぞれ対応付けて記
憶されている。なお、ヘルプ画面と機能画面を示す各々
のインデックスは画面の種類を区別するインデックスと
ページ番号を区別するインデックスから構成されてい
る。
【0058】図15〜図18は制御プログラムのメイン
ルーチンおよびサブルーチンのフローチャートであり、
同図に基づいて実施例の電子楽器における制御の要部を
説明する。なお、以下の説明およびフローチャートにお
いて、制御に用いられるフラグ、画面の表示データ、処
理プログラムを下記のラベルで表記し、これらのフラ
グ、表示データ、処理プログラムとそれらの内容は特に
断らない限り同一のラベルで表す。
【0059】HF:ヘルプ機能のオン/オフを示すフラ
グ B:ボタン番号のレジスタ X:機能画面の種類を区別するインデックス i:機能画面のページ番号を区別するインデックス Y:ヘルプ画面の種類を区別するインデックス j:ヘルプ画面のページ番号を区別するインデックス S(X,i):機能画面の表示データ H(Y,j):ヘルプ画面の表示データ R(B):ボタン番号Bに対応する機能の処理プログラ
ム R1(X,i,B):機能画面X,iに関する画面スイ
ッチのボタン番号に対応する処理プログラム R2(Y,j,B):ヘルプ画面Y,jに関する画面ス
イッチのボタン番号に対応する処理プログラム
【0060】電源の投入等によってCPU1が図15の
メインルーチンの処理を開始すると、ステップS1でフ
ラグ、レジスタ等の初期設定を行い、ステップS2で鍵
盤4の操作イベントの検出、発音、消音等の鍵処理を行
う。次に、ステップS3でパネル操作スイッチ群7の通
常のスイッチイベントに応じた処理を行い、ステップS
4でパネル操作スイッチ群7の画面スイッチ73,74
の処理を行ってステップS2に戻り処理を繰り返す。
【0061】ステップS3の処理でhelpスイッチ7
1のオンイベントが検出されると図16の処理を開始
し、先ず、ステップS21でフラグHFを反転し、ステ
ップS22でHF=1であるか否かを判定する。HF=
1であれば画面ヘルプが指定されたので、ステップS2
3で現在の機能画面のX,iに対応したヘルプ画面の
Y,jを求め、ステップS24でヘルプ画面H(Y,
j)を表示画面8aに表示し、元のルーチンに復帰す
る。
【0062】ステップS22でHF=1でなければ、ス
テップS21でHFが反転される前はHF=1すなわち
それまで画面ヘルプの状態で、この画面ヘルプが解除さ
れたので、ステップS25で画面ヘルプに入る前の機能
画面S(X,i)を表示画面8aに表示し、元のルーチ
ンに復帰する。
【0063】ステップS3の処理でhelpスイッチ7
1以外のスイッチのオンイベントが検出されると図17
の処理を開始し、先ず、ステップS31でオンイベント
が検出されたスイッチのボタン番号をレジスタBに格納
し、ステップS32でHF=1であるか否かを判定す
る。HF=1であればボタンヘルプが指定されたので、
ステップS33でボタン番号Bに対応したヘルプ画面の
Y,jを求め、ステップS34でヘルプ画面H(Y,
j)を表示画面8aに表示し、元のルーチンに復帰す
る。
【0064】なお、このボタンヘルプでは、検出された
ボタン番号Bのスイッチが複数の機能を割り当て可能
で、そのヘルプ画面H(Y,j)が機能に対応する複数
ページにわたっているときには、現在そのスイッチに割
り当てられているページを表示する。また、検出された
ボタン番号Bのスイッチのヘルプ画面H(Y,j)が他
の関連するスイッチと複数ページにわたって共用されて
いるときは、現在検出されたボタン番号に対応するペー
ジを表示する。
【0065】一方、ステップS32でHF=1でなけれ
ば、ボタンヘルプではなくて通常のスイッチ操作である
ので、ステップS35でボタン番号Bの値に応じた処理
プログラムR(B)を実行し、元のルーチンに復帰す
る。
【0066】メインルーチンのステップS4の処理で画
面スイッチ73,74のオンイベントが検出されると図
18の処理を開始し、先ず、ステップS41でオンイベ
ントが検出された画面スイッチのボタン番号をレジスタ
Bに格納し、ステップS42でHF=1であるか否かを
判定する。HF=1であればステップS43でボタン番
号Bの値に応じた処理プログラムR2(Y,j,B)を
実行するとともにHFを“0”にリセットして元のルー
チンに復帰する。
【0067】このステップS43の処理プログラムR2
(Y,j,B)は、ヘルプ画面Y,jに関する画面スイ
ッチの機能を実行する処理、例えば図7のJボタンある
いは図10のJ1ボタン,J2ボタンに関する処理であ
り、これらのJボタン,J1ボタン,J2ボタンに対応
する機能画面の表示、その他の設定処理等を行う。
【0068】一方、ステップS42でHF=1でなけれ
ば、通常の機能画面における画面スイッチ操作であるの
で、ステップS45でボタン番号Bの値に応じた処理プ
ログラムR1(X,i,B)、すなわち、画面スイッチ
に現在設定されている機能の処理を実行して元のルーチ
ンに復帰する。
【0069】以上のように、例えば図3のノーマル画面
での画面ヘルプにより図12や図13のようなヘルプ画
面をみることができ、また、図6のファンクション画面
(ディスク読出し画面)のときの画面ヘルプにより図1
4のようなヘルプ画面をみることができ、現在どのよう
な設定操作を行なえる状態であるかなど電子楽器がどの
ような状況であるかを知ることができる。
【0070】また、図8と図9のパッドスイッチについ
てのヘルプ画面のように、操作子に現在設定されている
機能についてのヘルプ画面が最初に表示されるので表示
ページを探す必要がない。また、例えばeff.スイッ
チ76fについてのボタンヘルプにより図10のような
ヘルプ画面が表示され、eff.スイッチ76fでオン
/オフ可能なエフェクトの現在の設定「タイプ:トレモ
ロ3,デプス:20,…」をヘルプ画面中で視認するこ
とができるなど、操作子による現在の設定状況を容易に
把握することができる。
【0071】また、図7や図10のヘルプ画面のよう
に、Jボタン、J1ボタン、J2ボタンの操作により、
現在のボタンヘルプに関する操作子を設定操作するにあ
たり、どこをどのように操作すればよいかが容易にわか
る。
【0072】なお、画面ヘルプ、ボタンヘルプの中に、
さらにその詳細を説明するための詳細ヘルプ機能や、画
面の大筋を説明するための大筋ヘルプ機能等を設けるよ
うにしてもよい。例えば、シーケンサ画面の画面ヘルプ
中に「録音するには」「再生するには」「曲を保存する
には」等のヘルプスイッチの表示をし、対応する画面ス
イッチの操作で各操作方法を表示するなどしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子楽器に
よれば、ヘルプ操作子を操作することにより、表示画面
の表示内容に関する説明文をこの表示画面に表示し、こ
の状態で機能操作子を操作することにより操作された機
能操作子に関する説明文を表示画面に表示するようにし
たので、現在、電子楽器がどのような状況になっている
かを知ることができ、かつ、各種スイッチ等の機能操作
子の状態を知ることができ、電子楽器の操作性が向上す
る。
【0074】また、複数の関連する機能操作子で同じヘ
ルプ画面を共用する場合、あるいは、一つの機能操作子
に複数の機能を選択的に割り当てる場合、ヘルプ操作子
を操作して、機能操作子を操作することにより、この操
作された機能操作子に対応するページの説明文あるいは
機能操作子の割り当てられている機能に対応するページ
の説明文を表示画面に最初に表示するようにしたので表
示ページを探す必要がなく、電子楽器の操作性が向上す
る。
【0075】また、ヘルプ操作子を操作して、機能操作
子を操作することにより、この機能操作子に割り当てら
れている機能に関する説明文を表示画面に表示するよう
にしたので現在の設定状況を容易に把握することがで
き、電子楽器の操作性が向上する。
【0076】また、ヘルプ操作子を操作して、機能操作
子を操作することにより、この機能操作子に割り当て可
能な機能に関する説明文を表示画面に表示するととも
に、画面ジャンプ手段を操作することにより操作された
機能操作子の割り当て操作を示す設定画面のを表示画面
に表示するようにしたので、機能操作子の設定内容を変
更しようとするとき、どこをどのように操作すればよい
かが容易にわかり、電子楽器の操作性が向上する。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電子楽器のブロック図である。
【図2】実施例における操作パネルを示す図である。
【図3】実施例におけるノーマル画面の例を示す図であ
る。
【図4】実施例におけるファンクション選択画面の例を
示す図である。
【図5】実施例におけるエフェクト設定画面の例を示す
図である。
【図6】実施例におけるディスク制御画面の例を示す図
である。
【図7】実施例におけるsp.スイッチについてのヘル
プ画面の第2ページの例を示す図である。
【図8】実施例におけるパッドスイッチについてのヘル
プ画面の第1ページの例を示す図である。
【図9】実施例におけるパッドスイッチについてのヘル
プ画面の第3ページの例を示す図である。
【図10】実施例におけるeff.スイッチについての
ヘルプ画面の例を示す図である。
【図11】実施例におけるabcスイッチについてのヘ
ルプ画面の第2ページの例を示す図である。
【図12】実施例におけるノーマル画面についてのヘル
プ画面の第1ページの例を示す図である。
【図13】実施例におけるノーマル画面についてのヘル
プ画面の第2ページの例を示す図である。
【図14】実施例におけるディスク制御画面についての
ヘルプ画面の第1ページの例を示す図である。
【図15】実施例における実施例におけるメインルーチ
ンのフローチャートである。
【図16】実施例におけるhelpスイッチのオンイベ
ントによる処理のフローチャートである。
【図17】実施例におけるhelpスイッチ以外のパネ
ルスイッチのオンイベントによる処理のフローチャート
である。
【図18】実施例における画面スイッチのオンイベント
による処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、7…パネル操作スイッチ群、8…LCD、
8a…表示画面、71…helpスイッチ、73…画面
スイッチ、77…パッドスイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音制御機能を含む各種の機能を指定す
    る複数の機能操作子を有するとともに、該機能に関する
    項目を表示画面に表示するようにした電子楽器におい
    て、 説明文の表示を指定するヘルプ操作子を備え、 前記ヘルプ操作子の操作により、前記表示画面の表示内
    容に関する説明文を該表示画面に表示し、この状態で前
    記機能操作子が操作されたときに該操作された機能操作
    子に関する説明文を上記表示画面に表示するようにした
    ことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 楽音制御機能を含む各種の機能を指定す
    る複数の機能操作子を有するとともに、前記複数の機能
    操作子のうちの関連する複数の機能操作子についての説
    明文を各機能操作子に対応するページに分割して表示画
    面に切替え表示できるようした電子楽器において、 説明文の表示を指定するヘルプ操作子を備え、 前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前記機能操作子
    が操作されたときに該操作された機能操作子に対応する
    ページの説明文を前記表示画面に最初に表示するように
    したことを特徴とする電子楽器。
  3. 【請求項3】 楽音制御機能を含む各種の機能につい
    て、複数の機能を一つの機能操作子に切替えて割り当て
    できるとともに、該機能操作子に割り当て可能な機能に
    関連する説明文を各機能に対応するページに分割して表
    示画面に切替え表示できるようした電子楽器において、 説明文の表示を指定するヘルプ操作子を備え、 前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前記機能操作子
    が操作されたときに、該機能操作子に割り当てられてい
    る機能に対応するページの説明文を前記表示画面に最初
    に表示するようにしたことを特徴とする電子楽器。
  4. 【請求項4】 楽音制御機能を含む各種の機能につい
    て、複数の機能を一つの機能操作子に切替えて割り当て
    できるようした電子楽器において、 説明文の表示を指定するヘルプ操作子を備え、 前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前記機能操作子
    が操作されたときに、該機能操作子に割り当てられてい
    る機能に関する説明文を表示画面に表示するようにした
    ことを特徴とする電子楽器。
  5. 【請求項5】 楽音制御機能を含む各種の機能につい
    て、複数の機能を一つの機能操作子に切替えて割り当て
    できるようした電子楽器において、 説明文の表示を指定するヘルプ操作子と、表示の切替え
    を指定する画面ジャンプ手段とを備え、 前記ヘルプ操作子が操作されるとともに前記機能操作子
    が操作されたときに、該機能操作子に割り当て可能な機
    能に関する説明文を表示画面に表示し、前記画面ジャン
    プ手段が操作されたときに上記操作された機能操作子の
    割り当て操作を示す設定画面の表示を上記表示画面に表
    示するようにしたことを特徴とする電子楽器。
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