JP2606456B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2606456B2
JP2606456B2 JP3004035A JP403591A JP2606456B2 JP 2606456 B2 JP2606456 B2 JP 2606456B2 JP 3004035 A JP3004035 A JP 3004035A JP 403591 A JP403591 A JP 403591A JP 2606456 B2 JP2606456 B2 JP 2606456B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/155Musical effects
    • G10H2210/195Modulation effects, i.e. smooth non-discontinuous variations over a time interval, e.g. within a note, melody or musical transition, of any sound parameter, e.g. amplitude, pitch, spectral response, playback speed
    • G10H2210/221Glissando, i.e. pitch smoothly sliding from one note to another, e.g. gliss, glide, slide, bend, smear, sweep
    • G10H2210/225Portamento, i.e. smooth continuously variable pitch-bend, without emphasis of each chromatic pitch during the pitch change, which only stops at the end of the pitch shift, as obtained, e.g. by a MIDI pitch wheel or trombone

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の音色を同時に
発音する用途に用いて好適な電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数系列の楽音を同時に発生可能
な電子楽器において、さらにピッチを変化させる操作子
を持ち、その操作子の操作に応じて、各系列毎に設定さ
れたピッチの最大変化幅に応じたピッチの変化を与える
電子楽器が、特開昭62−186293号公報などに示
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな電子楽器においては、複数のそれぞれの系列におい
て異なった変化幅を設定したまま操作子を操作すると、
系列毎に異なった変化幅でピッチが変化していた。従っ
て、電子楽器の操作に慣れた操作者がこれらの電子楽器
を操作した場合は、単一の操作子を操作するだけで同一
の音程を異なった音程に変化させて和音にしたり、微妙
にピッチを異ならしめてディチューン効果を得たりする
など有効に利用することができた。しかし、操作に慣れ
ない操作者にあっては、複数の楽音に同一のピッチ変化
を期待しながらも異なったピッチ変化を期待したり、全
ての楽音を同一のピッチ変化に統一するために、多くの
エディット操作を必要としたりする、という問題点があ
った。
【0004】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、複数の楽音に対して別異な楽音パラメータの
変化を施すことにより、表情豊かな楽音を発生すること
ができるとともに、演奏者が希望する場合にはこれら楽
音に同一の楽音パラメータの変化を施して操作を容易に
することができる電子楽器を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明にあっては、複数系列の楽音信号を発生する楽
音信号発生手段と、演奏者によって操作可能に設けら
れ、連続的な値が設定される操作子と、前記操作子によ
って設定できる値の最大値に対応する楽音パラメータの
変化の最大値を、前記楽音信号発生手段により発生され
る楽音信号の各系列に対してそれぞれ独立に設定するパ
ラメータ変更最大値設定手段と、前記操作子による設定
値と、前記パラメータ変更最大値設定手段により前記各
系列毎にそれぞれ設定された楽音パラメータの変化の最
大値に基づいて、前記各系列における楽音パラメータを
個々に設定する第1のモードと、共通の楽音パラメータ
の変化の最大値を前記各系列に設定する第2のモードと
を選択するモード選択手段と、前記操作子による設定値
と、前記モード選択手段により選択されたモードとに基
づいて、前記各系列における楽音パラメータを変更する
パラメータ変更手段と、前記モード選択手段で第2のモ
ードが選択された時に、前記パラメータ変更最大値設定
手段により前記各系列毎にそれぞれ設定された楽音パラ
メータの変化の最大値を比較し、前記各系列毎にそれぞ
れ設定された楽音パラメータの変化の最大値の中から前
記比較結果に基づいて一つを選択することにより、前記
各系列に設定される共通の楽音パラメータの変化の最大
値を決定する決定手段と を具備したことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】モード選択手段によって第1のモードが選択さ
れると、操作子による設定値と、パラメータ変更最大値
設定手段によりそれぞれ設定された最大値とに基づい
て、楽音信号発生手段から発生される各系列の楽音信号
にそれぞれ異なる楽音パラメータの変化が付与される。
これにより、一の操作子によって各々の楽音に異なった
パラメータ変化が付与することができ、変化に富んだ操
作を行うことができる。一方、モード選択手段によって
第2のモードが選択されると、操作子による設定値と、
パラメータ変更最大値設定手段によって各系列毎にそれ
ぞれ設定された最大値が比較される。そして、その比較
結果に基づいて上記各系列毎にそれぞれ設定された最大
値の中から一つが選択され、これにより各系列に設定さ
れる共通の、楽音パラメータの変化の最大値が決定され
る。これにより、操作者は各系列の楽音信号に付与され
る楽音パラメータの変化の相違に留意する必要がなくな
る。
【0007】
【実施例】A.実施例の構成 A.1.実施例の全体構成 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。まず、図1はこの発明の一実施例による電子楽器の
電気的構成を示すブロック図である。図において1は鍵
盤であり、演奏者によって演奏される複数の鍵が設けら
れ、これら鍵に対する操作情報を鍵盤インターフェース
1a、バス5を順次介して出力する。この操作情報は、
通常の電子楽器のキーボードと同様に、押鍵を示すキー
オンパルスKON,離鍵を示すキーオフパルスKOF
F,音高を示すキーコードKCおよび押鍵の強さを示す
タッチ情報IT等から成る。
【0008】また、2は中央処理装置(CPU)であ
り、読出し専用メモリ(ROM)3に設定された処理プ
ログラムに基づいて、他の構成要素を制御するように構
成されている。また、ROM3には、制御プログラムの
他に、処理において使用される各種のデータおよびテー
ブル等も格納されている。例えば、電子楽器が発生する
楽音の音色毎に、これら音色のエンベロープ情報たるプ
リセットボイスデータ、あるいはデモンストレーション
演奏用の演奏情報等である。
【0009】次に、6は操作パネルであり、図2に示す
ように種々のスイッチおよびディスプレイ等が設けられ
ており(詳細は後述する)、パネルインターフェース6
aおよびバス5を介して、CPU2に対して種々のデー
タの入出力を行う。また、7は楽音のピッチベンドを制
御するためのピッチベンドホイールおよび楽音のモジュ
レーションを制御するためのモジュレーションホイール
等から成る操作子であり、これらホイールの操作量に対
応する操作情報は操作子インターフェース7a、バス5
を介してCPU2に供給される。なお、ピッチベンドホ
イールの操作量を以下ベンド値PBと呼ぶ。
【0010】また、4はバッテリーバックアップ機能付
きの読出し書込みメモリ(RAM)であり、CPU2の
制御に基づいて読出し/書込み自在になっている。ま
た、電子楽器が発生する楽音のエンベロープ情報として
は、上述したプリセットボイスデータがROM3に用意
されているが、本実施例においては、ユーザが好みの音
作りを行うことが可能に構成されており、このユーザに
よって作成された音色情報(以下、カスタムボイスデー
タという)を格納するためのカスタム領域もRAM4に
設けられる。ここで、プリセットボイスデータおよびカ
スタムボイスデータには、図27に示すような種々の情
報が含まれている。
【0011】図27においてピッチベンド情報とはピッ
チベンドホイールの最大操作量に対するピッチベンド幅
を示すデータであり、同様にモジュレーション情報とは
モジュレーションホイールの最大操作量に対するモジュ
レーションの量であり、エンベロープ情報とは楽音のエ
ンベロープを示すデータであり、デチューン情報とは楽
音のデチューン効果(基準のピッチからのずれ量)の大
きさを示すデータである。次に、8は外部(MIDI)
インターフェースであり、CPU2の制御に基づいて、
外部機器に対してMIDI信号の入出力を行う。
【0012】次に、9は音源回路であり、CPU2から
バス5を介して音高、エンベロープ、音色等を指令する
データを受信すると、これらのデータに基づいて楽音信
号を発生する。そして、音源回路9は周知の電子楽器の
音源回路と同様に複数の楽音発生チャンネルが設けられ
ており、キーイベント毎にチャンネルが割当てられ、複
数の楽音を発生することが可能になっている。次に、1
0はサウンドシステムであり、音源回路9から出力され
た音声信号を増幅して発音するものである。
【0013】A.2.操作パネル6の構成 次に、操作パネル6の構成を図2を参照して説明する。表示器20、21 図において20は7セグメント3桁のLED表示器であ
り、21は2行24文字の液晶(LCD)表示器であ
る。これら表示器20、21はユーザに対する種々のデ
ータ表示に使用される。ここで、LCD表示器21の表
示例を図28に示す。LCD表示器21は同図(a)に
示すように反転表示が可能であるが、以下、本明細書の
文中の説明においては、アンダーラインを付して反転表
示であることを示すこととする。
【0014】オーケストレーション用キーおよびLE
詳細は後述するが、本実施例の電子楽器は、二系統の音
色(例えばピアノとバイオリン)を同時に発生すること
が可能であり、以下この二系統の音色をオーケストラ1
およびオーケストラ2という。そして、これら二系統の
オーケストラに対する演奏情報の指定方法(すなわち演
奏方法)については、下記三のオーケストレーションモ
ード(以下、単にモードという)が選択可能になってい
る。
【0015】(i) モード1:一種類の音色のみの演奏
である。従って、オーケストラ1のみが使用され、オー
ケストラ2は使用されない。 (ii) モード2:二種類の音色による演奏であって、何
れの鍵を押下しても二種類の音色が発音される。すなわ
ち、各鍵に対して、オーケストラ1およびオーケストラ
2の双方に対応する音高が設定される。
【0016】(iii)モード3:二種類の音色による演奏
であるが、鍵盤1がオーケストラ1に対応する領域とオ
ーケストラ2に対応する領域とに分割され、一の鍵につ
いてのみ考えれば何れか一方のオーケストラにのみ対応
することとなる。すなわち、鍵盤1の所定位置より右側
の鍵を押下するとオーケストラ1に基づいて発音され、
左側の鍵を押下するとオーケストラ2に基づいて発音さ
れる如くである。
【0017】上記モードを選択するためにオーケストレ
ーション用のキー33、34および35が設けられてお
り、それぞれ押下されることによってモード1、モード
2およびモード3が選択される。また、現時点でのオー
ケストレーションモードはLED30、31および32
が設けられており、それぞれモード1、モード2および
モード3が選択された際、点灯するように構成されてい
る。
【0018】音色選択キー まず、本実施例においては、プリセットボイスデータお
よびカスタムボイスデータの各々に対して100種類の
音色データを設定することが可能であり、各音色データ
には「00」〜「99」の音色番号が付与される。以
下、この音色番号の十の位を「バンク部」といい、一の
位を「ナンバ部」という。
【0019】次に、図2において50〜59はバンク選
択キーであり、押下されることによってバンク部の値が
「0」〜「9」にそれぞれ設定される。また、60〜6
9はナンバ選択キーであり、押下されることによってナ
ンバ部の値が「0」〜「9」にそれぞれ設定される。
【0020】ボイス選択用キーおよびボイス表示用L
ED 上述したように本実施例の電子楽器は2系統のオーケス
トラの組合せによって楽音を発生するのであるが、例え
ば各オーケストラの音色等を決定する際、音色設定の対
象となるオーケストラを予め明らかにしておく必要があ
る。従って、本実施例においては、オーケストラ1およ
びオーケストラ2の選択をそれぞれ指示するためのキー
44、45と、オーケストラ1およびオーケストラ2が
選択されていることをそれぞれ点灯表示するLED4
1、42とが設けられている。
【0021】また、音色については上述したバンク関連
キーおよびナンバ関連キーによって「00」〜「99」
の音色番号を指定することが可能であるが、その音色番
号のプリセットボイスデータを使用するのかカスタムボ
イスデータを使用するのかについても明らかにしておく
必要がある。従って、本実施例にあっては選択されてい
るオーケストラ(これは上述したようにLED41、4
2の点灯によって表示される)についてプリセットボイ
スデータおよびカスタムボイスデータの何れかを選択す
るためのキー43が設けられており、キー43を押下す
る度に選択されるボイスデータが交互に切り換わる。そ
して、カスタムボイスデータが選択されている場合には
LED40が点灯される。
【0022】機能選択関連キー 本実施例の電子楽器においては、ユーザによる音色の操
作および各種モードの切替を可能とする種々の機能を有
している。そして、これらの機能を選択するために機能
選択キー(キー70〜77)が設けられており、設定の
終了等を指示するためにキー78が設けられている。な
お、各機能の詳細は動作とともに後述する。
【0023】「+」キーあるいは「−」キー キー22〜25は、各種の情報をインクリメントあるい
はデクリメントするため等に使用されるものである。な
お、これらのキーの動作の詳細は後述する。デモンストレーション用キー キー79はデモンストレーション演奏を指令するために
設けられたものである。なお、デモンストレーション演
奏の詳細については動作とともに後述する。
【0024】B.実施例の動作 B.1.動作の全体説明 次に、本実施例の動作を図3〜図23を参照して説明す
る。なお、図3〜図23はROM3に設定された制御プ
ログラムのフローチャートであるが、図3に示すフロー
チャートがメイン処理ルーチンのフローチャートであ
り、他のプログラムはメイン処理ルーチンのサブルーチ
ンとして設定され、メイン処理ルーチンから適宜呼出さ
れるようになっている。そこで、まず、図3に示すフロ
ーチャートに従って、動作の全体を説明し、次に各サブ
ルーチンのフローチャートを参照して動作の詳細を説明
する。
【0025】まず、装置の電源が投入されると図3にお
いて処理が開始され、ステップSP1においてイニシャ
ライズ処理ルーチン(図4)が呼出され、所定のイニシ
ャライズが行われる。次に、処理がステップSP2に進
むと、鍵盤1の操作状態がスキャンされ、その結果に基
づいてステップSP3においてキーイベント(新な押鍵
または離鍵)が有ったか否かが判定される。ここで、
「YES」すなわちキーイベントが有ったと判定される
と処理がステップSP4に進み、キーイベント処理ルー
チン(図5)が呼出され、必要なキーイベント処理が行
われる。そして、処理がステップSP5に進む。一方、
ステップSP3において「NO」と判定されると、処理
が直接ステップSP5に進む。
【0026】ステップSP5においては、操作パネル6
の操作状態がスキャンされ、その結果に基づいてステッ
プSP6においてパネルイベント(パネルスイッチ等の
新な操作)が有ったか否かが判定される。ここで、「Y
ES」と判定されると処理がステップSP7に進み、パ
ネルイベント処理ルーチン(図11)が呼出され、必要
なパネルイベント処理が行われる。そして、処理がステ
ップSP8に進む。一方、ステップSP6において「N
O」と判定されると、処理が直接ステップSP8に進
む。
【0027】ステップSP8においては、操作子7の操
作状態がスキャンされ、その結果に基づいてステップS
P6において操作子イベント(操作子7が動かされたこ
と)が有ったか否かが判定される。ここで、「YES」
と判定されると処理がステップSP10に進み、操作子
処理ルーチン(図26)が呼出され、必要な操作子処理
が行われた後、処理がステップSP11に進む。一方、
ステップSP9において「NO」と判定されると、処理
が直接ステップSP11に進む。
【0028】ステップSP11においてはその他必要な
処理が行われ、その後処理がステップSP2に戻る。そ
して、上述したステップSP2〜11の処理が繰返され
る。以下、上述した各ステップにおける処理の詳細を、
各サブルーチンのフローチャートを参照しつつ順次説明
する。
【0029】B.2.イニシャライズ処理 まず、イニシャライズ処理の詳細を図4を参照し説明す
る。図4において処理が開始されると、ステップSP2
0において音源回路9および各周辺回路の初期設定が行
われる。次に、処理がステップSP21に進むと、変数
IMSGが“1”であるか否かが判定される。ここで、
変数IMSGはイニシャルメッセージを表示するか否か
を示す変数であり、“1”の場合にイニシャルメッセー
ジを表示することを示し、“0”の場合に表示しないこ
とを示す。なお、イニシャルメッセージとは、電源投入
時に表示される製造社名、プログラム名あるいはデモン
ストレーション画面等である。
【0030】ステップSP21において「YES」と判
定されると、処理がステップSP22に進み、所定のオ
ープニングメッセージデータに基づいて表示が行われ、
その後に処理がステップSP23に進む。一方、ステッ
プSP21において「NO」と判定された場合には、処
理が直接ステップSP23に進む。以上のステップSP
21および22が設けられたことにより、ユーザは、変
数IMSGを“1”または“0”に予め設定することに
よってイニシャルメッセージの表示の可否を選択するこ
とができる。
【0031】次に、処理がステップSP23に進むと、
変数PBAKが“0”であるか否かが判定される。ここ
で、変数PBAKは、RAM4に記憶された楽音制御用
のパラメータのバックアップ(電源断時におけるデータ
の保持)を行うか否かを示す変数であり、“1”の場合
にバックアップを行うことを示し、“0”の場合にはバ
ックアップを行わないことを示す。変数PBAKが
“1”の場合にはステップSP23において「NO」と
判定され、処理がステップSP26に進む。すなわち、
RAM4は元々バッテリーバックアップされている記憶
装置であり、バックアップのための処理を特に行う必要
が無いからである。
【0032】一方、ステップSP23において「YE
S」と判定された場合には、元々記憶されているデータ
を消すために、以下のステップSP24および25の処
理が行われる。すなわち、ステップSP24において
は、各種レジスタが初期値に設定され、ステップSP2
5においては、ROM3内に記憶されているプリセット
ボイスデータがRAM4内のカスタム領域に書込まれ
る。そして、以上の処理が終了すると処理がステップS
P26に進む。ステップSP26においては、選択され
た音色(カスタムまたはプリセットボイスデータ)がL
CD表示器21に表示され、処理がメイン処理ルーチン
に戻る。
【0033】B.3.キーイベント処理 次に、図5を参照し、キーイベント処理の詳細を説明す
る。図において処理が開始されると、ステップSP30
において、キーイベントがキーオン(押鍵)であるか否
かが判定される。押鍵である場合にはここで「YES」
と判定され、処理がステップSP31に進む。一方、離
鍵である場合には「NO」と判定され、処理がステップ
SP35に進み、キーオフ処理が行われる。ここで、処
理がステップSP31に進んだ場合には、変数OMの値
が判定され、その判定結果に基づいてステップSP3
2、33あるいは34の処理が実行される。
【0034】ここで、変数OMはオーケストレーション
モードを示す変数であり、その値が「1」の場合にモー
ド1、「2」の場合にモード2、「3」の場合にモード
3を示す。そして、変数OMが「1」の場合にはステッ
プSP32に、「2」の場合にはステップSP33に、
「3」の場合にはステップSP34にそれぞれ処理が進
み、各オーケストレーションモードに対応した処理が行
われる。以下、各ステップSP32〜35の詳細を説明
する。
【0035】 モード1における押鍵時の動作(ステ
ップSP32) 処理がステップSP32に進むと、図6に示すKON1
処理ルーチンが呼出される。図6において処理が開始さ
れると、ステップSP40において音源回路9の空きチ
ャンネルがサーチされ、ステップSP41において空き
チャンネルが有るか否かが判定される。ここで、空きチ
ャンネルが存在した場合にはステップSP41において
「YES」と判定され、処理がステップSP43に進
む。一方、空きチャンネルが存在しない場合にはステッ
プSP42においてトランケート処理が行われた後、処
理がステップSP43に進む。
【0036】ここで、ステップSP42におけるトラン
ケート処理とは、新たなキーイベントに対して割当てる
べき空きチャンネルが無い場合に、他のチャンネルの処
理を強制的に開放して(終了させて)当該チャンネルを
新たなキーイベントに割当てる処理をいう。なお、強制
的に開放されるチャンネルは、一般的にはエンベロ-プ
の最も小さなチャンネル、即ち発音の終りに近いチャン
ネルが選択されるが、最も音高の低いチャンネルについ
ては和音に対する寄与が大きいため、そのようなチャン
ネルを残す処理をさらに行っても良い。
【0037】次に、処理がステップSP43に進むと、
フラグVM[1]が「1」であるか否かが判定される。
ここで、フラグVM[1]は、オーケストラ1がプリセ
ットモードであるのかカスタムモードであるのかを表示
するフラグであり、その値が“0”であればプリセット
モード、“1”であればカスタムモードを示す。ステッ
プSP43において「YES」、すなわちカスタムモー
ドであると判定されると、処理がステップSP44に進
み、RAM4のカスタムパラメータ領域から音色データ
が読出され、この音色データが音色TC[1]に設定さ
れる。一方、ステップSP43において「NO」と判定
された場合には、処理がステップSP45に進み、プリ
セットパラメータ領域から音色データが読出され、この
音色データが音色TC[1]に設定される。
【0038】次に、処理がステップSP46に進むと、
先にステップSP41において検出された音源回路9の
空きチャンネルあるいはステップSP42において開放
された空きチャンネルが、今回のキーイベントのために
割当てられる。そして、音源回路9のその空きチャンネ
ルに、音色TC[1]の各データが出力される。次に、
処理がステップSP47に進むと、鍵盤1から出力され
たキーコードKCおよび操作子7のベンド値PBおよび
ベンド幅PBW[1]に基づいて、発生すべき楽音の周
波数(出力周波数)が演算され、演算された出力周波数
が音源回路9に供給される。
【0039】次に、処理がステップSP48に進むと、
鍵盤1から出力されたタッチ情報ITおよび各パラメー
タ情報から得たエンベロープ情報等が音源回路9に出力
される。これにより、音源回路9は、上記ステップSP
46〜48において供給された各データに基づいて楽音
信号を発生し、この楽音信号がサウンドシステム10を
介して出力される。そして、処理がキーイベント処理ル
ーチン(図5)に戻り、さらにメイン処理ルーチン(図
3)に戻る。
【0040】 モード2における押鍵時の動作(ステ
ップSP33) 図5において処理がステップSP33に進むと、図7お
よび8に示すKON2処理ルーチンが呼出される。図に
おいて処理が開始されると、ステップSP50において
変数iが「1」に設定される。なお、変数iは処理の対
象とするオーケストラの番号を示す変数であり、「1」
の場合にオーケストラ1、「2」の場合にオーケストラ
2を示す。従って、まず変数iが「1」に設定されるこ
とにより、オーケストラ1に対する処理が行われること
となる。次に、ステップSP51〜53において、ステ
ップSP40〜42(図6参照)と同様に空きチャンネ
ルがサーチされ、空きチャンネルが無い場合にはトラン
ケート処理が行われる。
【0041】次に、処理がステップSP54に進むと、
フラグVM[i](現時点ではフラグVM[1])が
「1」であるか否かが判定される。ここで「YES」、
すなわちオーケストラ1がカスタムモードであると判定
されると、処理がステップSP55に進み、ステップS
P44(図6)と同様にRAM4のカスタムパラメータ
領域から音色データが読出され、この音色データが音色
TC[i](現時点では音色TC[1])に設定され
る。一方、ステップSP54において「NO」と判定さ
れた場合には、処理がステップSP56に進み、プリセ
ットパラメータ領域から音色データが読出され、この音
色データが音色TC[i](音色TC[1])に設定さ
れる。
【0042】次に、処理がステップSP57に進むと、
先にステップSP52において検出された音源回路9の
空きチャンネルあるいはステップSP53において開放
された空きチャンネルが、今回のオーケストラ1のキー
イベントのために割当てられる。そして、音源回路9の
その空きチャンネルに、音色TC[i](音色TC
[1])の各データが出力される。
【0043】次に、処理がステップSP58に進むと、
変数ADJが“1”であるか否かが判定される。ここ
で、変数ADJは、オーケストラ1に対するピッチベン
ド幅とオーケストラ2に対するピッチベンド幅とを一致
させるか否かを示す変数である。すなわち、変数ADJ
が“0”である場合には、オーケストラ1およびオーケ
ストラ2のピッチベンド幅は、それぞれ対応する変数P
BW[1]およびPBW[2]に基づいて別個に定めら
れる。一方、変数ADJが“1”である場合には、オー
ケストラ1およびオーケストラ2のピッチベンド幅は、
共にPBW[1]およびPBW[2]のうち小さい方の
値に設定される。
【0044】このようなピッチベンドの設定について
は、以下説明するステップSP58〜62において具体
化されている。まず、ステップSP58において「N
O」、すなわち変数ADJが“0”であると判定された
場合には、処理がステップSP59に進み、変数PBW
に変数PBW[i](現時点ではPBW[1])の内容
が転送される。ここで、変数PBWは、現時点で処理の
対象となっているオーケストラのピッチベンド幅を示す
変数である。従って、処理がステップSP59に進んだ
場合には、変数iの内容すなわち処理の対象となってい
るオーケストラに応じて異なるピッチベンド幅が設定さ
れる。
【0045】一方、ステップSP58において「YE
S」と判定されると、処理がステップSP60に進む。
ステップSP60では、変数PBW[1]が変数PBW
[2]よりも大であるか否かが判定され、「YES」と
判定されるとステップSP62を介して変数PBW
[2]の内容が変数PBWに設定される一方、「NO」
と判定されるとステップSP61を介して変数PBW
[1]の内容が変数PBWに設定される。従って、変数
iの内容すなわち処理の対象となっているオーケストラ
にかかわらず、共通のピッチベンド幅が設定される。
【0046】次に、ステップSP63においては、ステ
ップSP47(図6参照)と同様に、鍵盤1から出力さ
れたキーコードKCおよび操作子7のベンド値PBおよ
びベンド幅PBWに基づいて、オーケストラi(現時点
ではオーケストラ1)で発生すべき楽音の周波数(出力
周波数)が演算され、演算された出力周波数が音源回路
9に供給される。
【0047】次に、処理がステップSP64に進むと、
ステップSP48と同様に、鍵盤1から出力されたタッ
チ情報ITおよび各パラメータ情報から得たエンベロー
プ情報等が音源回路9に出力される。これにより、音源
回路9は、上記ステップSP57〜64において供給さ
れた各データに基づいてオーケストラ1の楽音信号を発
生する。
【0048】次に、処理がステップSP65に進むと、
変数iに「1」が加算され、変数iが「2」になる。次
にステップSP66において変数iが「2」より大であ
るか否かが判定されるが、ここで「NO」と判定され、
処理がステップSP51に戻る。そして、オーケストラ
2に対して、上述したステップSP52〜64の処理が
行われ、音源回路9にオーケストラ2に係る各データが
供給される。これにより、音源回路9は、オーケストラ
1および2に基づく楽音信号を発生し、両楽音信号はサ
ウンドシステム10を介して出力される。
【0049】次に、処理がステップSP65に進むと、
変数iが「3」にインクリメントされ、ステップSP6
6において「YES」と判定され、処理がキーイベント
処理ルーチン(図5)に戻り、さらにメイン処理ルーチ
ン(図3)に戻る。
【0050】 モード3における押鍵時の動作(ステ
ップSP34) 図5において処理がステップSP34に進むと、図9に
示すKON3処理ルーチンが呼出される。図において処
理が開始されると、ステップSP70において、キーコ
ードKCがスプリットポイントSPよりも大であるか否
かが判定される。ここで、スプリットポイントSPは、
オーケストラ2に割当てられている鍵のうち最高音の鍵
に対応するキーコードである。従って、ここで「YE
S」と判定された場合には、押鍵された鍵がオーケスト
ラ1に割当てられた鍵であることが判る。この場合、処
理がステップSP80に進み、KON1処理ルーチン
(図6)が呼出される。これにより、オーケストラ1に
ついてモード1の場合と同様の処理が行われ、オーケス
トラ1の楽音が音源回路9およびサウンドシステム10
を介して出力される。
【0051】一方、ステップSP70において「NO」
と判定された場合には、ステップSP71〜79の処理
が実行される。ここで、ステップSP71〜79の処理
は、処理の対象となるオーケストラがオーケストラ2で
ある点を除いて、ステップSP40〜48の処理と同様
である。従って、オーケストラ2についてモード1の場
合と同様の処理が行われ、オーケストラ2の楽音が音源
回路9およびサウンドシステム10を介して出力され
る。
【0052】このように、モード3においては、押下さ
れた鍵のキーコードKCに基づいてオーケストラ1ある
いはオーケストラ2が選択され、選択されたオーケスト
ラに対してモード1と同様の動作が行われ、しかる後に
処理がキーイベント処理ルーチン(図5)に戻り、さら
にメイン処理ルーチン(図3)に戻る。
【0053】 離鍵時の動作 図5において処理がステップSP35に進むと、図10
に示すKOFF処理ルーチンが呼出される。図において
処理が開始されると、ステップSP81において、離鍵
に係るキーコードKCで発音している音源回路9のチャ
ンネルが有るか否かが判定される。ここで「NO」と判
定されると、処理が終了する。なお、このステップで直
ちに「NO」と判定される場合は、トランケート処理
(ステップSP42等)によって既に当該チャンネルが
開放された場合等である。
【0054】一方、ステップSP81において「YE
S」と判定されると、処理がステップSP82に進み、
該チャンネルの発音終了情報を音源回路9に供給する。
これにより、該チャンネルに係る発音が終了するととも
に、そのチャンネルが開放される。次に、処理がステッ
プSP81に進み、同一のキーコードKCで発音中のチ
ャンネルが有るか否かが判定され、上記と同様の処理が
行われる。これは、モード2における動作においては、
同一のキーコードKCで音色の異なる二のチャンネルが
存在することに鑑みてである。
【0055】B.4.パネルイベント処理 次に、図11を参照し、パネルイベント処理の詳細を説
明する。図において処理が開始されると、ステップSP
90〜95によってパネルイベントのあったキーの種類
が判別され、判別された種類に応じてステップSP96
〜102の何れかの処理が実行される。すなわち、パネ
ルイベントのあったキーが音色選択(VOICE SEL.)関連
キーであれば処理がステップSP90を介してステップ
SP96に進み、機能選択(FUNC. SEL.)関連キーであ
れば処理がステップSP90、91を順次介してステッ
プSP97に進み、音声(VOICE)関連キーであれば処
理がステップSP90〜92を介してステップSP98
に進み、オーケストレション(ORCHESTRATION)関連キ
ーであれば処理がステップSP90〜93を介してステ
ップSP99に進み、「+」キーあるいは「−」キーで
あれば処理がステップSP90〜94を介してステップ
SP100に進み、「DEMO」キーであれば処理がステッ
プSP90〜95を介してステップSP101に進み、
上記以外のキーであれば処理がステップSP90〜95
を介してステップSP102に進む。
【0056】以下、ステップSP96〜102の処理の
詳細を各々説明する。音色選択(VOICE SEL.)キー処理 図11において処理がステップSP96に進むと、VOIC
E SEL.キー処理ルーチン(図12)が呼出される。図1
2において処理が開始されると、まずステップSP10
3において、キーイベントのあったキーがナンバ関連キ
ーであるか否かが判定される。ここで、「NO」と判定
された場合(この場合、キーイベントのあったキーはバ
ンク関連キーである)には処理がステップSP104に
進む。ステップSP104においては、LCD表示器2
1において、変数VSに対応する音声の選択情報を表示
する部分がクリアされる。ここで、変数VSは選択され
ているオーケストラを表示する変数であり、その値が
「1」の場合はオーケストラ1が、「2」の場合はオー
ケストラ2が選択されていることを表示する。
【0057】例えば、LCD表示器21において 「VOICE ORCH.1 >00:PIANOI ORCH.2 >15:STRINGS」 と表示され、かつ、オーケストラ1が選択されていた場
合には、ステップSP104が実行されることにより、
表示内容が 「VOICE ORCH.1 > ORCH.2 >15:STRINGS」 と変更される。
【0058】次に、処理がステップSP105に進む
と、バンク関連キーで示されたバンクナンバがLCD表
示器21に表示される。例えばバンクナンバ「5」を示
すキー65(図2参照)が押下された場合には、上記例
にあっては 「VOICE ORCH.1 >5 ORCH.2 >15:STRINGS」 と表示される。
【0059】次に、処理がステップSP106において
は、変数TCに、このバンクナンバに「10」を乗じた
結果が設定される。ここで、変数TCは、100種類す
なわち「0」〜「99」の音色番号を表示する変数であ
る。従って、上記例にあっては変数TCが「50」に設
定される。
【0060】次に、ステップSP107においては、操
作パネル6がスキャンされ、ステップSP108におい
てバンク関連キーが押されたか否かが判定され、「N
O」と判定されると処理がステップSP109に進む。
次に、ステップSP109においては、ナンバ関連キー
が押されたか否かが判定され、「NO」と判定される
と、処理がステップSP107に戻る。従って、バンク
関連キーあるいはナンバ関連キーが押下されるまでステ
ップSP107〜109の処理が繰返される。
【0061】ここで、バンク関連キーが押下された場合
には、ステップSP108において「YES」と判定さ
れ、処理がステップSP105に戻る。そして、押下さ
れた新たなバンク関連キーに基づいて上記ステップSP
105、106の処理が行われ、表示されるバンクナン
バおよび変数TCの値が変更される。
【0062】また、ステップSP107においてナンバ
関連キーが押下された場合には、処理がステップSP1
09を介してステップSP110に進む。ステップSP
110においては、下式(1)で示す演算が行われる。 TC←TC−TCmod10+(NUMBER) ……式(1)
【0063】式(1)において「TCmod10」は変数T
Cを「10」で除算したときの余りを示す。例えば変数
TCが「53」であった場合には「TCmod10」は
「3」となる。また、「(NUMBER)」とは、押下
されたナンバ関連キーの対応する値であり、前述したよ
うに「0」〜「9」の何れかである。
【0064】従って、例えばステップSP110の実行
前において変数TCが「53」であって押下されたナン
バ関連キーがキー64(「4」に対応する)であった場
合には、実行後の変数TCは「54」になる。このよう
に、ステップSP110においては、音色番号のバンク
部の値は変更されず、押下されたナンバ関連キーに応じ
てのナンバ部の値のみが変更される。
【0065】次に処理がステップSP111に進むと、
変数TCの値が変数TC[VS]に転送される。ここで、
上述したように、変数VSは選択されているオーケスト
ラを表示する変数であり、その値は「1」または「2」
である。そして、変数TC[VS]すなわちTC[1]また
はTC[2]はそれぞれオーケストラ1または2における
音色番号を示す変数となる。
【0066】次に、処理がステップSP112に進む
と、音色画面切替処理(詳細は後述する)が行われ、上
記ステップSP103〜111によって変更されたデー
タの内容がLCD表示器21に表示される。そして、以
上の処理が終了すると、処理がパネルイベント処理ルー
チン(図11参照)に戻り、さらにメインルーチン(図
3)に戻る。
【0067】ところで、上記動作説明はステップSP1
03において「NO」と判定されたことを前提としてい
たが、最初にナンバ関連キーが押下されステップSP1
03において「YES」と判定された場合の動作を以下
説明する。まず、この場合は処理がステップSP113
に進み、変数TC[VS]の内容(すなわち、オーケスト
ラ1または2の音色番号)が変数TCに転送される。
【0068】次に、ステップSP110の処理が行われ
ると、変数TCのナンバ部の値が押下されたナンバ関連
キーに応じて変更される。次に、変更された変数TCが
変数TC[VS]に転送され、これによって変数VSで示
されるオーケストラの音色番号が変更される。そして、
変更されたデータの内容がステップSP112の音色画
面切替処理によってLCD表示器21に表示され、パネ
ルイベント処理ルーチン(図11参照)を介して処理が
メインルーチン(図3)に戻る。
【0069】音色画面切替処理 次に、上記ステップSP112において呼出される音色
画面切替処理ルーチンの内容を図17および図18を参
照して説明する。図において処理が開始されると、ステ
ップSP160において、LCD表示器21の上段にメ
ッセージMSG[2]が表示される。すなわち、LCD表
示器21の表示内容は 「VOICE」 となる。
【0070】次に、処理がステップSP161に進む
と、変数VSすなわち選択されているオーケストラが
「1」であるか否かが判定される。ここで、「YES」
と判定された場合には、処理がステップSP162に進
み、LCD表示器21の中央上段にメッセージMSG
[3]が反転表示され、さらにステップSP163におい
てLCD表示器21の中央下段にメッセージMSG[4]
が表示される。従って、上記ステップSP162、16
3が実行されると、LCD表示器21の表示内容は以下
の通りとなる。 「VOICE ORCH.1 ORCH.2 」
【0071】一方、ステップSP161において「N
O」と判定された場合には、処理がステップSP164
に進み、LCD表示器21の中央上段にメッセージMS
G[3]が表示され、さらにステップSP165において
LCD表示器21の中央下段にメッセージMSG[4]が
反転表示される。従って、上記ステップSP164、1
65が実行されると、LCD表示器21の表示内容は以
下の通りとなる。 「VOICE ORCH.1ORCH.2
【0072】このように、ステップSP161〜165
の処理においては、選択されているオーケストラを示す
文字(「ORCH.1」または「ORCH.2」)が反
転表示されることが判る。次に、処理がステップSP1
66に進むと、オーケストラ1の音色を示す変数TC
[1]の内容、文字「:」および文字列TN[TC[1]]
がLCD表示器21の右上段に表示され、さらにステッ
プSP167において、TC[1]の内容に密着して左側
の欄に文字「>」が表示される。ここで、文字列TN
[TC[n]](ただしnは「1」または「2」)とは、
「00」〜「99」音色番号に対してユーザが任意に定
義できる文字列であり、例えば音色番号「00」に対し
て「PIANO」、音色番号「15」に対して「STR
INGS」の如くである。
【0073】次に、処理がステップSP168に進む
と、フラグVM[1]が“1”であるか否かが判定され、
「YES」と判定されると、処理がステップSP169
に進む。ここで、フラグVM[n](ただしnは「1」ま
たは「2」)は、オーケストラnがプリセットモードで
あるのかカスタムモードであるのかを表示するフラグで
あり、その内容が“0”の場合はプリセットモードを示
し、“1”の場合はカスタムモードを示す。
【0074】ステップSP169においては、先に表示
された文字「:」が反転される。すなわち、表示された
オーケストラがカスタムモードであるかプリセットモー
ドであるかについては、文字「:」が反転表示されてい
るか否かによって、ユーザが判別することができる。
【0075】次に、処理がステップSP170に進む
と、オーケストラ2の音色を示す変数TC[2]の内容、
文字「:」および文字列TN[TC[2]]がLCD表示
器21の右下段に表示される。次に、処理がステップS
P171に進むと、オーケストレーションモードを示す
変数OMが「1」であるか否かが判定される。ここで
「NO」と判定されると、処理がステップSP172に
進み、TC[2]の内容に密着して左側の欄に文字「>」
が表示され、しかる後に処理がステップSP173に進
む。一方、ステップSP171において「YES」と判
定された場合、すなわちオーケストレーションモードが
「1」の場合においては、処理が直接ステップSP17
3に進む。これは、文字「>」によって使用されている
オーケストラを表示するからであり、オーケストレーシ
ョンモードが「1」の場合はオーケストラ2が使用され
ないことによるものである。
【0076】次に、ステップSP173においては、フ
ラグVM[2]が“1”であるか否かが判定され、「YE
S」と判定されると、ステップSP174が実行され、
ステップSP170において表示された文字「:」が反
転される。以上のステップSP160〜174の処理が
実行されることにより、LCD表示器21には、例えば
以下のような表示が行われる。 「VOICE ORCH.1 >00PIANOIORCH.2 >15:STRINGS」
【0077】次に、処理がステップSP175に進む
と、操作パネル6における全てのLEDが消灯される。
次に、ステップSP176〜179においては、オーケ
ストレーションモードに基づいてLED30〜32の点
灯状態が制御される。即ち、オーケストレーションモー
ドが「1」の場合には処理がステップSP177に進
み、ここでLED30が点灯される。また、オーケスト
レーションモードが「2」である場合には処理がステッ
プSP178に進み、LED31が点灯される。また、
オーケストレーションモードが「3」である場合には処
理がステップSP179に進み、LED32が点灯され
る。
【0078】次に、処理がステップSP180に進む
と、変数VSすなわち選択されているオーケストラが
「1」であるか否かが判定される。ここで、「YES」
と判定されるとステップSP181においてLED41
が点灯される一方、「NO」と判定された場合にはステ
ップSP182においてLED42が点灯される。
【0079】次に、処理がステップSP183に進む
と、フラグVM[VS]が“1”であるか否か、すなわち
選択されているオーケストラの音色がカスタムボイスで
あるか否かが判定される。ここで、カスタムボイスであ
る場合には「YES」と判定され、ステップSP184
を介してLED40が点灯される。そして、ステップS
P183、184の処理が終了すると、処理が元のプロ
グラムに戻る。
【0080】機能選択(FUNCTION SEL.)キー処理 次に、図11のステップSP97が実行される際に呼出
されるFUNCTION SEL.キー処理ルーチンの詳細を図13
を参照し説明する。図13において処理が開始される
と、まずステップSP120において、押下された機能
選択関連キーの番号がLED表示器20に表示される。
次に、処理がステップSP121に進むと、押下された
機能選択関連キーに対応する処理が行われる。ここで、
機能選択関連キーは8個設けられており、それぞれのキ
ーに任意の機能を付与することが可能であるが、その例
として、本実施例では以下詳述するファンクション1〜
4の機能が設けられている。
【0081】(i)ファンクション1 押下された機能選択関連キーがキー71(FUNCTION 1)
である場合には、図19に示すファンクション1処理ル
ーチンが呼出される。なお、このルーチンは、オーケス
トレーションモード3におけるスプリットポイントをユ
ーザが設定可能にするために設けられたものである。
【0082】図において処理が開始されると、ステップ
SP190においてLCD表示器21の上段に「SPL
IT POINT」と表示される。次に、処理がステッ
プSP191に進むと、LCD表示器21の下段に「S
prit=」と表示される。次に、ステップSP192
においては、スプリットポイントSPに対応するキーの
シンボルがLCD表示器21の下段に続けて表示され
る。この結果、LCD表示器21における表示は、例え
ば以下に示すようになる。 「SPRIT POINT Sprit=F#2/G2」
【0083】次に、処理がステップSP206に進む
と、キーイベントが有ったか否かが判定され、「YE
S」と判定された場合には押下されたキーのキーコード
が新たなスプリットポイントSPに設定される。次に、
ステップSP195において操作パネル6がスキャンさ
れ、ステップSP196でパネルイベントが有ったか否
かが判定される。ここで、「YES」と判定されると、
処理がステップSP197に進む。以下、ステップSP
197〜199においては、押下されたキーに応じて対
応するルーチンに分岐する。
【0084】まず、キー23(P1キー)が押下された
場合には、処理がステップSP197を介してステップ
SP203に進み、スプリットポイントSPに「1」が
加算される。すなわち、元のスプリットポイントより
「1」だけ高いキーコードの鍵が新たなスプリットポイ
ントとなる。次に、処理がステップSP204に進む
と、スプリットポイントSPが「97」より大であるか
否かが判定され、「YES」と判定された場合にはステ
ップSP205においてスプリットポイントSPが「9
7」に設定される。これは、スプリットポイントSPが
「98」以上には設定できないようにしたものである。
【0085】一方、キー22(M1キー)が押下された
場合には、処理がステップSP197、198を介して
ステップSP200に進み、スプリットポイントSPが
「1」だけ減ぜられる。すなわち、元のスプリットポイ
ントより「1」だけ低いキーコードの鍵が新たなスプリ
ットポイントとなる。次に、処理がステップSP201
に進むと、スプリットポイントSPが「24」より小で
あるか否かが判定され、「YES」と判定された場合に
はステップSP202においてスプリットポイントSP
が「24」に設定される。これは、スプリットポイント
SPが「23」以下には設定できないようにしたもので
ある。
【0086】また、キー78(EXITキー)が押下さ
れた場合には、処理がステップSP197〜199を介
してパネルイベント処理ルーチン(図11)に戻り、さ
らにメインルーチン(図3)に戻る。また、上記以外の
キーが押下された場合、あるいはステップSP200〜
205の処理が行われた場合には、処理がステップSP
192に進み、キー78(EXITキー)が押下される
まで上述の処理が繰返される。
【0087】(ii)ファンクション2 押下された機能選択関連キーがキー72(FUNCTION
2)である場合には、図20に示すファンクション2処
理ルーチンが呼出される。なお、このルーチンは、ユー
ザが変数ADJを自由に設定できるようにし、これによ
って、オーケストラ1に対するピッチベンド幅とオーケ
ストラ2に対するピッチベンド幅とを一致させるか否か
を設定できるようにしたものである。
【0088】図において処理が開始されると、ステップ
SP210においてLCD表示器21の上段に「PIT
CH BEND SELECT」と表示される。次に、
処理がステップSP211に進むと、LCD表示器21
の下段に「Adjust=」と表示される。
【0089】次に、処理がステップSP212に進む
と、変数ADJが「1」であるか否か、すなわちオーケ
ストラ1に対するピッチベンド幅とオーケストラ2に対
するピッチベンド幅とを別個に定めるか否かが判定され
る。ここで、「YES」と判定された場合には処理がス
テップSP213に進み、LCD表示器21の下段中央
部に「ON」と表示される。一方、「NO」と判定され
た場合には処理がステップSP214に進み、同位置に
「OFF」と表示される。この結果、LCD表示器21
の表示状態は、例えば以下のようになる。 「PITCH BEND SELECT Adjust=ON 」
【0090】次に、処理がステップSP215に進む
と、操作パネル6がスキャンされ、ステップSP216
でパネルイベントが有ったか否かが判定される。ここ
で、「YES」と判定されると、処理がステップSP2
17に進む。以下、ステップSP217〜219におい
ては、押下されたキーに応じて対応するルーチンに分岐
する。
【0091】まず、キー23(P1キー)が押下された
場合には、処理がステップSP217を介してステップ
SP221に進み、変数ADJが「1」に設定される。
一方、キー22(M1キー)が押下された場合には、処
理がステップSP217、218を介してステップSP
220に進み、変数ADJが「0」に設定される。ま
た、キー78(EXITキー)が押下された場合には、
処理がステップSP217〜219を介してパネルイベ
ント処理ルーチン(図11)に戻り、さらにメインルー
チン(図3)に戻る。
【0092】また、上記以外のキーが押下された場合、
あるいはステップSP220、221の処理が行われた
場合には、処理がステップSP212に戻り、キー78
(EXITキー)が押下されるまで上述の処理が繰返さ
れる。
【0093】(iii)ファンクション3 押下された機能選択関連キーがキー73(FUNCTION
3)である場合には、図21に示すファンクション3処
理ルーチンが呼出される。なお、このルーチンは、ユー
ザが変数PBAKを自由に設定できるようにし、これに
よって、メモリバックアップを行うか否かを選択できる
ようにしたものである。
【0094】図において処理が開始されると、ステップ
SP230においてLCD表示器21の上段に「MEM
ORY BACK UP」と表示される。次に、処理が
ステップSP231に進むと、LCD表示器21の下段
に「Backup=」と表示される。
【0095】次に、処理がステップSP232に進む
と、変数PBAKが「1」であるか否か、すなわちバッ
クアップがオン状態であるか否かが判定される。ここ
で、「YES」と判定された場合には処理がステップS
P233に進み、LCD表示器21の下段中央部に「O
N」と表示される。一方、「NO」と判定された場合に
は処理がステップSP234に進み、同位置に「OF
F」と表示される。この結果、LCD表示器21の表示
状態は、例えば以下のようになる。 「MEMORY BACK UP Backup=ON 」
【0096】次に、処理がステップSP235に進む
と、操作パネル6がスキャンされ、ステップSP236
でパネルイベントが有ったか否かが判定される。ここ
で、「YES」と判定されると、処理がステップSP2
37に進む。以下、ステップSP237〜239におい
ては、押下されたキーに応じて対応するルーチンに分岐
する。
【0097】まず、キー23(P1キー)が押下された
場合には、処理がステップSP237を介してステップ
SP241に進み、変数PBAKが「1」に設定され
る。一方、キー22(M1キー)が押下された場合に
は、処理がステップSP237、238を介してステッ
プSP240に進み、変数PBAKが「0」に設定され
る。また、キー78(EXITキー)が押下された場合
には、処理がステップSP236〜239を介してパネ
ルイベント処理ルーチン(図11)に戻り、さらにメイ
ンルーチン(図3)に戻る。
【0098】また、上記以外のキーが押下された場合、
あるいはステップSP240、241の処理が行われた
場合には、処理がステップSP232に戻り、キー78
(EXITキー)が押下されるまで上述の処理が繰返さ
れる。
【0099】(iv)ファンクション4 押下された機能選択関連キーがキー74(FUNCTION
4)である場合には、図22に示すファンクション4処
理ルーチンが呼出される。なお、このルーチンは、ユー
ザが変数IMSGを自由に設定できるようにし、これに
よって、イニシャルメッセージを表示するか否かを選択
できるようにしたものである。
【0100】図において処理が開始されると、ステップ
SP250においてLCD表示器21の上段に「INI
TAL MESSAGE」と表示される。次に、処理が
ステップSP231に進むと、LCD表示器21の下段
に「Message=」と表示される。
【0101】次に、処理がステップSP252に進む
と、変数IMSGが「1」であるか否か、すなわちイニ
シャルメッセージを表示する状態であるか否かが判定さ
れる。ここで、「YES」と判定された場合には処理が
ステップSP253に進み、LCD表示器21の下段中
央部に「ON」と表示される。一方、「NO」と判定さ
れた場合には処理がステップSP254に進み、同位置
に「OFF」と表示される。この結果、LCD表示器2
1の表示状態は、例えば以下のようになる。 「INITAL MESSAGE Message=ON 」
【0102】次に、処理がステップSP255に進む
と、操作パネル6がスキャンされ、ステップSP256
でパネルイベントが有ったか否かが判定される。ここ
で、「YES」と判定されると、処理がステップSP2
57に進む。以下、ステップSP257〜259におい
ては、押下されたキーに応じて対応するルーチンに分岐
する。
【0103】まず、キー23(P1キー)が押下された
場合には、処理がステップSP257を介してステップ
SP251に進み、変数IMSGが「1」に設定され
る。一方、キー22(M1キー)が押下された場合に
は、処理がステップSP257、258を介してステッ
プSP260に進み、変数IMSGが「0」に設定され
る。また、キー78(EXITキー)が押下された場合
には、処理がステップSP256〜259を介してパネ
ルイベント処理ルーチン(図11)に戻り、さらにメイ
ンルーチン(図3)に戻る。
【0104】また、上記以外のキーが押下された場合、
あるいはステップSP260、261の処理が行われた
場合には、処理がステップSP252に戻り、キー78
(EXITキー)が押下されるまで上述の処理が繰返さ
れる。
【0105】音声(VOICE)キー処理 次に、図11のステップSP98が実行される際に呼出
されるVOICEキー処理ルーチンの詳細を図14を参照し
説明する。図14において処理が開始されると、まずス
テップSP130、131において、押下されたキーが
キー43〜45の何れであるかが判定される。ここで、
キー44(ORCH.1キー)が押下された場合には、処理が
ステップSP134に進み、変数VSが「1」に設定さ
れる。これにより、前述した音色画面切替処理(図1
7、18参照)等において処理の対象となるオーケスト
ラがオーケストラ1に設定される。
【0106】一方、キー45(ORCH.2キー)が押下され
た場合には、処理がステップSP133に進み、変数V
Sが「2」に設定される。これにより、処理の対象とな
るオーケストラがオーケストラ2に設定される。また、
押下されたキーがキー44および45の何れでもない場
合には、押下されたキーは必然的にキー43である。こ
の場合には、処理がステップSP132に進み、フラグ
VM[VS]の論理状態が反転される。すなわち、処理の
対象となるオーケストラのプリセットモード/カスタム
モードが切り替えられる。
【0107】以上のステップSP130〜134の処理
が終了すると、処理がステップSP135に進み、音色
画面切替処理サブルーチン(図17、18参照)が呼出
され、そのステップSP180〜184の処理によって
各LED40〜42の点灯状態が変更される。そして、
以上の処理が終了すると、パネルイベント処理ルーチン
(図11参照)を介して処理がメインルーチン(図3)
に戻る。
【0108】オーケストレション(ORCHESTRATION)
関連キー処理 次に、図11のステップSP99が実行される際に呼出
されるオーケストレション(ORCHESTRATION)関連キー
処理ルーチンの詳細を図15を参照し説明する。 図1
5において処理が開始されると、まずステップSP14
0、141において、押下されたキーがキー33〜35
の何れであるかが判定される。ここで、キー33が押下
された場合には、処理がステップSP144に進み、変
数OMが「1」に設定される。すなわち、オーケストレ
ーションモードがモード1に設定され、オーケストラ1
によって一種類の音色の楽音が発生される。
【0109】一方、キー34が押下された場合には、処
理がステップSP143に進み、変数OMが「2」に設
定される。すなわち、オーケストレーションモードがモ
ード2に設定され、オーケストラ1および2によって、
二種類の音色から成る楽音が発生される。また、押下さ
れたキーがキー33および34の何れでもない場合に
は、押下されたキーは必然的にキー35である。この場
合には、処理がステップSP142に進み、変数OMが
「3」に設定される。すなわち、オーケストレーション
モードがモード3に設定され、押下された鍵に応じてオ
ーケストラ1または2に基づく音色の楽音が発生され
る。
【0110】以上のステップSP140〜144の処理
が終了すると、処理がステップSP145に進み、音色
画面切替処理サブルーチン(図17、18参照)が呼出
され、そのステップSP175〜179の処理によって
各LED30〜32の点灯状態が変更される。そして、
以上の処理が終了すると、パネルイベント処理ルーチン
(図11参照)を介して処理がメインルーチン(図3)
に戻る。
【0111】「+」、「−」キー処理 次に、図11のステップSP100が実行される際に呼
出される「+」、「−」キー処理ルーチンの詳細を図1
6を参照し説明する。図16において処理が開始される
と、まずステップSP150において、押下されたキー
がキー23(P1キー)であるか否かが判定される。こ
こで「YES」と判定されると、処理がステップSP1
55に進み、変数TC[VS]に「1」が加算される。す
なわち、処理の対象となっているオーケストラの音色番
号が「1」だけ大となる。
【0112】次に、処理がステップSP156に進む
と、上記変数TC[VS]が「99」より大であるか否か
が判定され、「YES」と判定されると、ステップSP
157において変数TC[VS]が「0」に設定される。
そして、上記ステップSP155〜157の処理が終了
すると、パネルイベント処理ルーチン(図11参照)を
介して処理がメインルーチン(図3)に戻る。
【0113】一方、ステップSP150において「N
O」と判定されると、処理がステップSP151に進
み、押下されたキーがキー22(M1キー)であるか否
かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処
理がステップSP152に進み、変数TC[VS]から
「1」が減算される。すなわち、処理の対象となってい
るオーケストラの音色番号が「1」だけ小となる。次
に、処理がステップSP156に進むと、上記変数TC
[VS]が「0」より小であるか否かが判定され、「YE
S」と判定されると、ステップSP154において変数
TC[VS]が「99」に設定される。
【0114】そして、上記ステップSP152〜154
の処理が終了すると、パネルイベント処理ルーチンを介
して処理がメインルーチン(図3)に戻る。なお、押下
されたキーがキー22、23の何れでもない場合は、処
理がステップSP150、151およびパネルイベント
処理ルーチンを介して、メインルーチン(図3)に戻
る。
【0115】このように、「+」、「−」キー処理ルー
チンによれば、ユーザがキー22または23を押下する
ことにより、処理の対象となっているオーケストラの音
色番号が「0」〜「99」の範囲内で「1」づつインク
リメントあるいはデクリメントされ、所望の音色番号が
選択される。
【0116】「DEMO」キー 次に、図11のステップSP101が実行される際に呼
出されるDEMO処理ルーチンの詳細を図23および2
4を参照し説明する。図23において処理が開始される
と、まずステップSP270において、LCD表示器2
1の上段に、「DEMONSTRATION」と表示さ
れる。次に、処理がステップSP271に進むと、DE
MO曲用のディスクがディスクドライブ12に挿入され
ているか否かが判定される。ここで、「NO」と判定さ
れると、処理がステップSP274に進み、変数SNが
「1」に設定される。ここで、変数SNは選択可能なD
EMO曲の数を示す変数であり、前述したようにROM
3にはDEMOが1曲のみ記憶されているから、変数S
Nが「1」に設定されるのである。
【0117】一方、ステップSP271において「YE
S」と判定されると、処理がステップSP272に進
み、DEMO曲用のディスクがサーチされ、ここに記憶
されている曲数が判別される。次に、処理がステップS
P273に進むと、ディスク中のDEMO曲数に「1」
が加算された値が変数SNに設定される。これは、ディ
スク中のDEMO曲と、ROM3に格納されたDEMO
曲とが演奏可能であるからである。
【0118】上記ステップSP270〜274の処理が
終了すると、処理がステップSP275に進み、変数C
SNが「1」に設定される。ここで、変数CSNは選択
されているDEMO曲のソング番号を示す変数である。
また、ROM3に格納されたDEMO曲のソング番号は
「1」であり、ディスク中のDEMO曲に対しては順次
「2」以降のソング番号が付与される。
【0119】次に処理がステップSP276に進むと、
変数CSNが「1」より大であるか否かが判定される。
ここで、初期状態においては変数CSNが「1」である
から「NO」と判定され、処理がステップSP278に
進む。ステップSP278においては、ROM3に格納
された内蔵DEMO曲が選択される。一方、変数CSN
が「1」以外の値に変更された場合(詳細は後述する)
には、ステップSP276において「YES」と判定さ
れ、処理がステップSP277に進む。ステップSP2
77においては、ディスク中の「CSN−1」番目の曲
がDEMO曲として選択される。
【0120】次に、処理がステップSP279に進む
と、上記ステップSP277あるいは278において選
択されたDEMO曲のソング番号(変数CSN)、曲名
および曲数(変数SN)が、順次LCD表示器21の下
段に表示される。この結果、LCD表示器21には、例
えば以下のような表示が行われる。 「DEMONSTRATION 1 BACH:TOCCATA&FUGA 50」
【0121】次に、処理がステップSP280に進む
と、操作パネル6がスキャンされ、ステップSP290
においてDEMOキーが離されたか否かが判定される。
ここで、「YES」と判定されると処理がステップSP
293に進み、先にステップSP277または278に
おいて選択されたDEMO曲が演奏される。次に、処理
がステップSP294に進むと音色画面切替処理(図1
7、18参照)が行われ、パネルイベント処理ルーチン
を介して処理がメインルーチン(図3)に戻る。
【0122】一方、ステップSP290において「N
O」と判定された場合には、以下詳述するステップSP
291〜300の処理がおこなわれる。ここで、ステッ
プSP291〜300は、キー24(M2キー)あるい
はキー25(P2キー)が押下された場合に選択するD
EMO曲のソング番号を順次インクリメントあるいはデ
クリメントを行う処理である。従って、キー79(DE
MOキー)を押下しながらキー24または25を押下す
ることにより、ソング番号を適宜変更することができ
る。
【0123】このステップSP291〜300の処理を
図面に沿って説明する。まず、処理がステップSP29
1に進むと、キー24(M2キー)が押下されたか否か
が判定される。ここで、「YES」と判定されると処理
がステップSP298に進み、変数CSNから「1」が
減算される。次に、処理がステップSP299に進む
と、変数CSNが「1」より小であるか否か(すなわち
「0」であるか否か)が判定され、「YES」と判定さ
れると、変数SNの内容(DEMO曲の数)が変数CS
Nに書込まれる。
【0124】従って、例えばDEMO曲の数が「50」
である場合に上記ステップSP298〜300が繰返し
実行されると、選択されるソング番号は、「50」、
「49」、……、「2」、「1」、「50」、「4
9」、……のように順次変更される。一方、キー24が
押下されなかった場合には処理がステップSP292に
進み、キー25(P2キー)が押下されたか否かが判定
される。ここで、「YES」と判定されると処理がステ
ップSP295に進み、変数CSNに「1」が加算され
る。
【0125】次に、処理がステップSP296に進む
と、変数CSNが変数SNより大であるか否か(すなわ
ち選択可能なDEMO曲の数より大となったか否か)が
判定され、「YES」と判定されると、変数CSNが
「1」に設定される。従って、上記ステップSP295
〜297によれば、選択されるソング番号が、ステップ
SP298〜300による場合の逆順で変更されること
が判る。
【0126】次に、ステップSP291〜300の処理
が終了すると、処理がステップSP276に戻り、キー
79(DEMOキー)が離されるまでステップSP27
6〜300の処理が繰返される。
【0127】その他のキーに対する処理 以上、図11において各種キーが操作された場合の処理
を説明したが、上記以外のキーが操作された場合には、
処理がステップSP90〜95を介してステップSP1
02に進み、当該キーに応じた処理が行われる。
【0128】B.5.操作子処理ルーチン 次に、図25を参照し、操作子処理の詳細を説明する。
図において処理が開始されると、操作子イベントがピッ
チベンドホイールのイベントであるか否かが判定され
る。ここで、「YES」と判定されると処理がステップ
SP311に進み、ピッチベンドホイールの値(操作
量)が変数PBに転送され、処理がステップSP312
に進む。一方、ステップSP310において「NO」と
判定された場合には処理が直接ステップSP312に進
む。
【0129】次に、ステップSP312においては、操
作子イベントがモジュレーションホイールのイベントで
あるか否かが判定される。ここで「YES」と判定され
ると、モジュレーションホイールの値(操作量)が変数
MHに転送される。次に、処理がステップSP314に
進み、その他操作子のイベントが検出されるとともに検
出結果に応じて必要な処理が行われ、処理がメインルー
チンに戻る。
【0130】C.変形例 なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、例えば以下のように種々の変形が可能である。 一実施例においては、ピッチベンドの変化幅は小さい
方に合わせたが、大きい方に合わせてもよいことは勿論
である。 一実施例においては、発音系列は2系列のみ用いた
が、2以上の複数系列にしてもよい。この場合、ピッチ
ベンドの変化幅は、これら系列の中間値を取るようにし
てもよい。 一実施例においては、楽音パラメータの一例としてピ
ッチベンドを変化させる場合を説明したが、LFOの周
波数制御や、フィルタのカットオフ周波数等、連続的
な、かつその範囲を指定することに意味のあるパラメー
タを制御する技術に対しては、本発明の範疇に属するこ
とは言うまでもない。 ピッチベンド幅はユーザが自由に設定できるようにし
てもよく、音色に応じて予めプリセットしてもよい。す
なわち、ベンド幅は図27のプリセット(PRESE
T)領域に予め記憶されており、ユーザによる変更はカ
スタム(CUSTOM)領域の音色についてのみ行われ
るような処理としてもよい。
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子楽器に
よれば、モード選択手段によって第1のモードまたは第
2のモードの何れか一方を選択して動作させることがで
きる。従って、第2のモードを選択した場合、自動的に
各系列の楽音信号に付与する楽音パラメータの変化の最
大値が決定され、これに基づいて同一量の楽音パラメー
タの変化が各系列の楽音信号に付与されるので、各系列
の楽音信号に楽音パラメータを付与する際の設定が簡略
化されると共に、例えば初心者であっても各系列の楽音
信号に楽音パラメータを付与した演奏を容易に行うこと
ができる。一方、第1のモードを選択した場合、各系列
の楽音信号に付与する楽音パラメータを個々に設定する
ことができるので、例えば上級者等においては表情豊か
な演奏を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 操作パネル6の外観図である。
【図3】 一実施例の制御プログラムのメインルーチン
のフローチャートである。
【図4】 同プログラムのイニシャライズ処理ルーチン
のフローチャートである。
【図5】 同プログラムのキーイベント処理ルーチンの
フローチャートである。
【図6】 同プログラムのKON1処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図7】 同プログラムのKON2処理ルーチンのフロ
ーチャートの一部である。
【図8】 同プログラムのKON2処理ルーチンのフロ
ーチャートの一部である。
【図9】 同プログラムのKON3処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図10】 同プログラムのKOFF処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図11】 同プログラムのパネルイベント処理ルーチ
ンのフローチャートである。
【図12】 同プログラムの音声選択キー処理ルーチン
のフローチャートである。
【図13】 同プログラムの機能選択関連キー処理ルー
チンのフローチャートである。
【図14】 同プログラムのボイスキー処理ルーチンの
フローチャートである。
【図15】 同プログラムのオーケストレーションキー
処理ルーチンのフローチャートである。
【図16】 同プログラムの「+」,「−」キー処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図17】 同プログラムの音色画面切替処理ルーチン
のフローチャートの一部である。
【図18】 同プログラムの音色画面切替処理ルーチン
のフローチャートの一部である。
【図19】 同プログラムのファンクション1処理ルー
チンのフローチャートである。
【図20】 同プログラムのファンクション2処理ルー
チンのフローチャートである。
【図21】 同プログラムのファンクション3処理ルー
チンのフローチャートである。
【図22】 同プログラムのファンクション4処理ルー
チンのフローチャートである。
【図23】 同プログラムのDEMO処理ルーチンのフ
ローチャートの一部である。
【図24】 同プログラムのDEMO処理ルーチンのフ
ローチャートの一部である。
【図25】 同プログラムの操作子処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図26】 LCD表示器21に対する出力メッセージ
テーブルである。
【図27】 ボイス情報テーブルである。
【図28】 LCD表示器21の表示例である。
【符号の説明】 1 鍵盤(第1の楽音信号発生手段、第2の楽音信号発
生手段) 2 中央処理装置(第1の楽音信号発生手段、第2の楽
音信号発生手段、第1のピッチベンド付与手段、第2の
ピッチベンド付与手段、選択手段) 7 操作子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数系列の楽音信号を発生する楽音信号
    発生手段と、 演奏者によって操作可能に設けられ、連続的な値が設定
    される操作子と、 前記操作子によって設定できる値の最大値に対応する楽
    音パラメータの変化の最大値を、前記楽音信号発生手段
    により発生される楽音信号の各系列に対してそれぞれ独
    立に設定するパラメータ変更最大値設定手段と、前記パラメータ変更最大値設定手段により前記各系列毎
    にそれぞれ設定された楽音パラメータの変化の最大値に
    基づいて、前記各系列における楽音パラメータを個々に
    設定する第1のモードと、共通の楽音パラメータの変化
    の最大値を前記各系列に設定する第2のモードとを選択
    するモード選択手段と、 前記操作子による設定値と、前記モード選択手段により
    選択されたモードとに基づいて、前記各系列における楽
    音パラメータを変更するパラメータ変更手段と 前記モード選択手段で第2のモードが選択された時に、
    前記パラメータ変更最大値設定手段により前記各系列毎
    にそれぞれ設定された楽音パラメータの変化の最大値を
    比較し、前記各系列毎にそれぞれ設定された楽音パラメ
    ータの変化の最大値の中から前記比較結果に基づいて一
    つを選択することにより、前記各系列に設定される共通
    の楽音パラメータの変化の最大値を決定する決定する決
    定手段と具備することを特徴とする電子楽器。
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