JP2010107931A - 電子鍵盤楽器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ユーザは、所定のロックボタンを押下することによって、ロック/アンロックモードのうち何れかの動作モードをトグルで選択できる。このロック・モードにおいて実際にロックされる操作子は、図5(a)に示すロック設定画面60において予め選択される。設定画面60においてグループ・ボタン66−102〜66−128を押下する毎に、「ロック有効」または「ロック無効」がグループ毎に交互に切り替えられる。
【選択図】 図5
Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、ロック/アンロックの対象となるグループを細分化した場合においても高い操作性を確保できる電子鍵盤楽器を提供することを目的としている。
請求項1記載の電子鍵盤楽器にあっては、電子鍵盤楽器の筐体(操作パネル1a)と、前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部(101)と、前記筐体の上面に設けられたロック操作子(ロックボタン130)と、前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子(102a等)と、前記筐体の上面に設けられた画像表示器(タッチパネル8)と、前記画像表示器に対して、前記各グループを指標するグループ指標画像(グループ・ボタン66−102〜66−128)を、前記筐体の上面における前記各グループの配置状態に対応させつつ配置する、グループ指標画像表示手段(CPU10,SP4)と、前記グループ指標画像に対するユーザ操作に基づいて、前記グループの中から一または複数のグループを選択するグループ選択手段(SP32,SP34)と、前記ロック操作子(ロックスイッチ)が操作されると、前記選択されたグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段(SP82,SP68,SP70)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の電子鍵盤楽器において、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、機能を無効化しない操作子を選択する操作子選択手段(一般操作子自体、または操作子対応ボタン74−102a等)をさらに有し、前記無効化手段(SP82,SP68,SP70)は、前記ロック操作子が操作されると、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、前記操作子選択手段によって選択されていない一般操作子に対して(操作子除外フラグが“0”(LOCK非除外)である一般操作子に対して)機能を無効にするものであることを特徴とする。
また、請求項3記載の電子鍵盤楽器にあっては、電子鍵盤楽器の筐体(操作パネル1a)と、前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部(101)と、前記筐体の上面に設けられたロック操作子(ロックボタン130)と、前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子(102a等)と、前記各一般操作子が何れのグループに属するかを記憶する所属グループ記憶手段(210)と、前記各グループのそれぞれについて、ロックを有効化したグループであるか否かを記憶するグループ状態記憶手段(220)と、前記ロック操作子(ロックスイッチ)が操作されると、前記ロックを有効化したグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段(SP172)と、何れかの前記一般操作子が、所定の特殊態様(シフトボタン132と同時に押下)で操作されたか否かを判定する特殊操作検出手段(SP168)と、前記特殊操作検出手段(SP168)の判定結果が肯定的であり、かつ、操作された前記一般操作子の属するグループがロックを有効化していないグループである場合に、当該グループについてロックを有効化させるように前記グループ状態記憶手段(220)の内容を更新する更新手段(SP174)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載の電子鍵盤楽器において、新たな一のグループを構成すべき一般操作子、または既存のグループがユーザによって選択されると、該一般操作子または前記既存のグループに属する一般操作子を選択状態にする操作子選択手段(SP161〜SP165)と、該操作子選択手段(SP161〜SP165)によって選択された一般操作子について既存のグループへの割当を解除するとともに新たなグループに割り当てる割当手段(SP108,SP110)と、前記新たなグループのグループ名称をユーザの操作によって指定するグループ名称指定手段(SP112)とをさらに有することを特徴とする。
また、ロック操作子が操作されると、選択されたグループに属する一般操作子の機能を一度に無効にする構成によれば、高い操作性を確保することができる。
1.1.第1実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第1実施例の電子鍵盤楽器1のハードウエア構成を図1を参照し説明する。
電子鍵盤楽器1の内部において2はシリアルインタフェースであり、外部機器との間でシリアルデータを入出力する。4は表示器群であり、電子鍵盤楽器1の操作パネル上に設けられたLED等から構成されている。6は操作子群であり、該操作パネル上の鍵盤、ホイール、ノブ、フェーダ、ボタン等から構成される。なお、一部のボタンにはLEDが内蔵されており、LEDの点灯または消灯によってオンオフ状態等を表示する。8はタッチパネル型の画像表示器であり、長方形状のドットマトリクス型LCDディスプレイと、該LCDディスプレイの上面に貼付された同形のタッチセンサとから構成されている。
次に、電子鍵盤楽器1の筐体において、その上面に位置する操作パネル1aの構成を図2,図3を参照し説明する。
図2において、101は鍵盤部であり、電子鍵盤楽器1の上面前端部において複数の鍵を左右方向に配列して構成されている。鍵盤部101以外の部分においては、各種操作子によって複数のグループが形成されている。操作パネル1a上でロックすることが可能である操作子は、それぞれ何れか一のグループに属しており、同時に複数のグループに属している操作子は無い。電子鍵盤楽器1の機能のうち、関連する機能で使われる操作子群、パネル上でまとまって(相互に隣接するように)配置されている操作子群、ロックの設定と解除とを同時に行いたいという需要が生じる操作子群などが一のグループを構成する。102はオクターブシフト・グループであり、鍵盤部101の各鍵に対応させる音高を「1」オクターブ低くシフトするダウンボタン102aと、「1」オクターブ高くシフトするアップボタン102bとから構成されている。104はホイール/リボン・グループであり、音高その他のパラメータを変化させるホイール操作子104a,104bおよびリボンコントローラ104cから構成されている。
以上、本実施例における各種操作子の機能の概要を説明したが、上述した操作子のうち、タッチパネル8以外の操作子の機能は、「MOTIF ES 取扱説明書」(ヤマハ株式会社,2003年)に記載されているものと同様である。
本実施例においては、ロック状態を規定する各種パラメータがフラッシュメモリ24に記憶される。そこで、これらパラメータの詳細を図4を参照し説明する。
図4において50は現モードレジスタであり、現在の動作モードとして、アンロック・モード(UNLOCK)、ロック・モード(LOCK)、またはロック設定モード(LOCK SETTING)のうち何れかを記憶する。ここで、「アンロック・モード(UNLOCK)」とは、一般操作子(各グループ102〜128に属する操作子)の全てがロックされていない(有効である)動作モードであり、「ロック・モード(LOCK)」とは、一般操作子のうち少なくとも一部がロックされる(無効である)動作モードである。また、「ロック設定モード(LOCK SETTING)」とは、上記ロック・モード(LOCK)においてロックされる操作子を、ユーザの操作に基づいて設定する動作モードである。
1.4.1.設定画面60,70の詳細
次に、本実施例におけるユーザインタフェースについて説明する。電子鍵盤楽器の電源が投入されると、タッチパネル8には、所定の基本画面(図示せず)が表示される。この基本画面においてユーザが所定の操作を行うと、動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)に設定されるとともに、タッチパネル8には図5(a)に示すロック設定画面60が表示される。ロック設定画面60の内部に表示している66−102〜66−128はグループ・ボタンであり、上述した各グループ102〜128のそれぞれに一対一で対応しており、それぞれが対応するグループを指標するグループ指標画像であるとともに、当該グループのロックの状態をオンまたはオフに切り替えるためのボタンである。
動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)に設定されている状態、すなわちタッチパネル8に上記ロック設定画面60またはロック除外設定画面70が表示されている状態にあっては、操作パネル1a上の一般操作子(ロックすることが可能である操作子)は、対応する操作子除外フラグの設定を行う操作子として機能する。すなわち、ユーザが何れかの操作子を押下する毎に、対応する操作子除外フラグの値(“1”(LOCK 除外)または“0”(LOCK 非除外))がトグルで切り替えられる。また、操作子のうちLEDが内蔵されているものにおいては、操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)であるときに当該LEDが点灯する。
一方、ロック除外設定画面70に画像として表示される操作子対応ボタン(74−102a,74−102b等)は、その画像の態様によってオン/オフ状態を区別できるため、ユーザが操作子除外フラグの値を容易に確認できる点で有利である。但し、目的の操作子対応ボタンをタッチパネル8に表示するためには、対応するグループに係るロック除外設定画面70をタッチパネル8に表示させる操作(シフト・ボタン62と、対応するグループ・ボタンとの同時押下)が必要になるため、操作がやや煩雑になる。
このように、操作子除外フラグを設定するために物理的な一般操作子を操作する方法と、ロック除外設定画面70内の操作子対応ボタンを操作する方法とには一長一短があるため、その時々にユーザにとって都合の良い方法を採用するとよい。
1.5.1.ロック設定モードにおける動作
次に、第1実施例の動作を説明する。
まず、基本画面(電子鍵盤楽器1の電源投入時に表示される画面)において、動作モードをロック設定モードに変更する操作が検出されると、図6に示すロック設定モード・メインルーチンが起動される。図6において処理がステップSP2に進むと、所定の初期設定が実行されるとともに、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がロック設定モード(LOCK SETTING)に変更される。次に、処理がステップSP4に進むと、上述したロック設定画面60がタッチパネル8に表示される。
次に、一般操作子(上記各グループ102〜128に属する操作子)に対する操作イベントが発生した際の処理を図8(a)を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(LOCK SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図8(a)において処理がステップSP60に進むと、現在の動作モードが判定され、その結果に応じて処理が分岐される。まず、現在の動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)であった場合は、処理はステップSP62に進み、当該操作子に係る操作子除外フラグが反転される。次に、処理がステップSP64に進むと、反転後の操作子除外フラグに応じて、表示内容の更新が行われる。すなわち、当該操作子がLEDを内蔵している操作子であって操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)であれば当該LEDは点灯される一方、“0”(LOCK 非除外)であれば当該LEDは消灯される。また、ステップSP64においては、タッチパネル8に表示されている設定画面60,70の内容も必要に応じて更新される。例えば、ロック設定画面60が表示されている場合には、操作子除外フラグの更新に応じて一部除外マーク68の表示/消去が行われる。また、対応するロック除外設定画面70がタッチパネル8に表示されてる場合には、操作された一般操作子に対応する操作子対応ボタンのオン/オフ状態が変更される。以上のステップにより、ロック設定モードにおける処理が終了する。
次に、ロックボタン130に対する操作イベントが発生した際の処理を図8(b)を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(LOCK SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図8(b)において処理がステップSP80に進むと、現在の動作モードが判定され、その結果に応じて処理が分岐される。まず、現在の動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)であった場合は、特に実質的な処理が行われることなく本ルーチンが終了する。また、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であった場合には、処理はステップSP80を介してステップSP82に進む。ここでは、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がロック・モード(LOCK)に変更される。これにより、複数のグループのうち、グループ・フラグに“1”(LOCK 有効)が設定されているグループに属する一般操作子のうち、操作子除外フラグに“0”(LOCK 非除外)が設定されている一般操作子をロックの対象として、ロックを開始する。すなわち、上述した図8(a)のステップSP60において、動作モードがロック・モード(LOCK)であると判断される状態を設定し、当該ロックの対象とされている一般操作子が操作されたときに、その操作に応じて実行すべき通常処理を、実行しないように制御する(ロックの対象とされている一般操作子の機能を無効にする)。なお、操作子除外フラグを省略した構成も考えられ、その場合には、グループ・フラグに“1”(LOCK 有効)が設定されているグループに属する全ての一般操作子についてロックを開始する。次に、処理がステップSP84に進むと、ロックボタン130に内蔵されているLEDが点灯状態にされ本ルーチンの処理が終了する。
次に、本実施例において得られる効果/利点について説明しておく。まず、本実施例においては、ロック設定モードにおいて、様々なグループ・フラグおよび操作子除外フラグを設定し、実際にロックを行うか否か(ロック/アンロックの選択)は、ロックボタン130によって選択される。すなわち、実際のコンサートの現場において、グループ・フラグおよび操作子除外フラグの設定状態が如何に複雑であるかにかかわらず、調整時のセッティング(アンロック・モード)と、本番時のセッティング(ロック・モード)とをワンタッチで切り替えることができ、ユーザとってきわめて高い操作性を実現することができる。
2.1.第2実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第2実施例の電子鍵盤楽器200のハードウエア構成を説明する。
まず、図10において、電子鍵盤楽器200には、第1実施例におけるタッチパネル8に代えて、表示器32が設けられている。また、図11において、右上隅のロックボタン130の手前側には、シフトボタン132が設けられている。上述した以外の点において、電子鍵盤楽器200のハードウエア構成は第1実施例の電子鍵盤楽器1の構成と同様である。なお、シフトボタン132は、ロックボタン130と同様に、ロックすることが不可能な操作子であり、「一般操作子」には含まれない。
次に、本実施例において、フラッシュメモリ24に記憶される各種パラメータの内容を図12を参照し説明する。
図12において50は現モードレジスタであり、現在の動作モードとして、アンロック・モード(UNLOCK)、ロック・モード(LOCK)、またはグループ設定モード(GROUP SETTING)のうち何れかを記憶する。すなわち、本実施例においては、第1実施例の「ロック設定モード(LOCK SETTING)」に代えて、「グループ設定モード(GROUP SETTING)」が設けられることになる。210は操作子テーブルであり、各一般操作子とグループとの関係等を記憶する。上述した第1実施例においては、各一般操作子が属するグループは固定されていたが、本実施例においては、各一般操作子が属するグループをユーザが任意に設定することが可能になっている。上述したグループ設定モード(GROUP SETTING)は、このグループを設定するための動作モードであり、操作子テーブル210には、その設定内容等が記憶される。
2.3.1.グループ設定モードにおける動作
次に、第2実施例の動作を説明する。
まず、基本画面(電子鍵盤楽器200の電源投入時に表示される画面)において、動作モードをグループ設定モードに変更する操作が検出されると、図13に示すグループ設定モード・メインルーチンが起動される。図13において処理がステップSP102に進むと、所定の初期設定が実行されるとともに、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がグループ設定モード(GROUP SETTING)に変更される。次に、処理がステップSP104に進むと、グループ設定モードに移行した旨が表示器32に表示される。
次に、一般操作子に対する操作イベントが発生した際の処理を図14を参照し説明するが、ここで一般操作子に対する操作態様について説明しておく。本実施例において一般操作子の操作態様には、「通常操作」と「特殊操作」とがある。「通常操作」とは、一般操作子のみを所定の通常の操作で一回操作する操作態様を指す。例えば、一般操作子がボタンであれば、所定時間t1の押下時間内で当該ボタンを一回押下するとともに、当該ボタンがリリースされた後、所定時間t2以内に同一のボタンを押下しない態様を指す。また、通常操作以外の操作態様を「特殊操作」という。例えば、一般操作子がボタンであれば、
(A)当該ボタンとシフトボタン132とを同時に押下する態様、
(B)上記所定時間t1を超えて当該ボタンを長押しをする態様、および
(C)上記所定時間t2以内に当該ボタンを再び押下するダブルクリック態様
などが特殊操作に該当する。本実施例においては「通常操作」または「特殊操作(A)」の操作イベントが発生したときに図14のルーチンが起動される。但し、特殊操作(A)に代えて、上記特殊操作(B),(C)、あるいは他の特殊操作を適用してもよい。
次に、ロックボタン130に対する操作イベントが発生した際の処理を図15を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(GROUP SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図15においてロック・モード(LOCK)およびアンロック・モード(UNLOCK)における動作は、第1実施例のもの(図8(b))と同様である。すなわち、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であった場合には、ステップSP182,SP184が実行され、動作モードがロック・モード(LOCK)に変更されるとともにロックボタン130の内蔵LEDが点灯される。また、動作モードがロック・モード(LOCK)であった場合には、ステップSP186,SP188が実行され、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)に変更されるとともにロックボタン130の内蔵LEDが消灯される。
次に、動作モードがグループ設定モード(GROUP SETTING)であった場合は、処理はステップSP181に進み、ロックボタン130に対する操作イベントが生じた旨が、RAM30の所定領域に記憶される。なお、この記憶結果は、上述したステップSP106(図13)における判定処理に用いられる。
本実施例においては、ユーザによってグループを任意に設定することができるが、ユーザが所定の操作を行うことにより、操作子テーブル210およびグループテーブル220をデフォルト状態に復帰させることができる。ここで、「デフォルト状態」とは、第1実施例と同一のグループ構成およびグループ名を設定した状態である。
次に、本実施例において得られる効果/利点について説明しておく。まず、本実施例のグループ設定モード(GROUP SETTING)においては、ロック/アンロックの対象となるグループをユーザが任意に定めることができるため(SP161〜165)、ユーザの要望あるいは演奏する楽曲に応じて最適なグループ分けを行うことができる。
また、ロック・モード(LOCK)において、シフトボタン132を押下しつつ一般操作子を操作すると該一般操作子の属するグループのロック/アンロック状態を反転することができるから、例えばコンサートの本番時において、ロックされていた一般操作子を急に使用する必要が生じた場合においても、迅速に対応することができる。
本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)第1実施例のロック設定画面60にあっては、各グループ・ボタン66−102〜66−128は、操作パネル1a上の各グループ102〜128の配置位置に対応した位置に表示されていた。ここで、第1実施例における対応関係は、「操作パネル1a上の任意のグループAがグループBよりも奥側(上側)に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループ・ボタン66−Aはボタン66−Bよりも必ず奥側(上側)に位置するように配置される」点、および「グループAがグループBよりも左側に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループ・ボタン66−Aはボタン66−Bよりも必ず左側に位置するように配置される」というものであったが、ロック設定画面と、操作パネル1a上の各グループとの対応関係はこれに限られるものではない。
Claims (4)
- 電子鍵盤楽器の筐体と、
前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部と、
前記筐体の上面に設けられたロック操作子と、
前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子と、
前記筐体の上面に設けられた画像表示器と、
前記画像表示器に対して、前記各グループを指標するグループ指標画像を、前記筐体の上面における前記各グループの配置状態に対応させつつ配置する、グループ指標画像表示手段と、
前記グループ指標画像に対するユーザ操作に基づいて、前記グループの中から一または複数のグループを選択するグループ選択手段と、
前記ロック操作子が操作されると、前記選択されたグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段と
を有することを特徴とする電子鍵盤楽器。 - 前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、機能を無効化しない操作子を選択する操作子選択手段
をさらに有し、
前記無効化手段は、前記ロック操作子が操作されると、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、前記操作子選択手段によって選択されていない一般操作子に対して機能を無効にするものである
ことを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器。 - 電子鍵盤楽器の筐体と、
前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部と、
前記筐体の上面に設けられたロック操作子と、
前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子と、
前記各一般操作子が何れのグループに属するかを記憶する所属グループ記憶手段と、
前記各グループのそれぞれについて、ロックを有効化したグループであるか否かを記憶するグループ状態記憶手段と、
前記ロック操作子が操作されると、前記ロックを有効化したグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段と、
何れかの前記一般操作子が、所定の特殊態様で操作されたか否かを判定する特殊操作検出手段と、
前記特殊操作検出手段の判定結果が肯定的であり、かつ、操作された前記一般操作子の属するグループがロックを有効化していないグループである場合に、当該グループについてロックを有効化させるように前記グループ状態記憶手段の内容を更新する更新手段と
を有することを特徴とする電子鍵盤楽器。 - 新たな一のグループを構成すべき一般操作子、または既存のグループがユーザによって選択されると、該一般操作子または前記既存のグループに属する一般操作子を選択状態にする操作子選択手段と、
該操作子選択手段によって選択された一般操作子について既存のグループへの割当を解除するとともに新たなグループに割り当てる割当手段と、
前記新たなグループのグループ名称をユーザの操作によって指定するグループ名称指定手段と
をさらに有することを特徴とする請求項3記載の電子鍵盤楽器。
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