JP2010107931A - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部の機能をロック(無効化)できる電子鍵盤楽器において、ロック/アンロックを設定する操作性を高める。
【解決手段】 ユーザは、所定のロックボタンを押下することによって、ロック/アンロックモードのうち何れかの動作モードをトグルで選択できる。このロック・モードにおいて実際にロックされる操作子は、図5(a)に示すロック設定画面60において予め選択される。設定画面60においてグループ・ボタン66−102〜66−128を押下する毎に、「ロック有効」または「ロック無効」がグループ毎に交互に切り替えられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、一部の操作子の機能をロック(無効化)できる電子鍵盤楽器に関する。
電子鍵盤楽器においては、鍵盤の他に、各種パラメータを設定するための様々な操作子が設けられている。また、電子鍵盤楽器の筐体をなるべく小型にするため、これらの各種操作子は鍵盤の近傍にも配置されることが多い。しかし、電子鍵盤楽器をステージ演奏などに使用する場合には、本番中にユーザが誤ってこれらの操作子に触れてしまうと、ユーザが意図しない変化が楽音に生じてしまうという不具合が生じ得る。そのため、特にステージ演奏などに使用される電子鍵盤楽器においては、一部の操作子の機能をロックする(無効にする)機能が設けられている。これにより、セッティング時においては、全ての操作子の機能をアンロック(有効)にして必要なセッティングを行い、本番時には、操作が必要な操作子以外をロックしておくと、誤操作によって不具合が生じる可能性を低減させることができる。
例えば、特許文献1においては、電子鍵盤楽器において「ホイールロック」、「パネルロック」、「エクスプレッションペダルロック」、「フットスイッチロック」などのロックタイプを指定してロック/アンロック状態を指定する技術が開示されている。具体的には、ユーザがロックタイプを選択するための所定のアップダウンスイッチを操作すると、「ホイールロック」、「パネルロック」などのロックタイプの名称(文字列)がLCD(液晶表示装置)に表示される。そして、所望のタイプに対応する文字列が表示されているときにユーザがロックスイッチを操作すると、そのタイプに係る操作子のロック/アンロック状態がトグルで切り替えられる。
特開2006−201349号公報
ところで、同時にロック/アンロック設定される一群の操作子を本明細書では「グループ」と呼ぶことにする(引用文献1の「タイプ」が「グループ」に相当する)。様々な操作子の機能に応じて、従来よりもグループを細分化し、細分化したグループ毎にロック/アンロック状態を設定できるようにする需要があるが、この需要に応えた場合に、引用文献1の技術においては、以下のような問題が生じる。
まず、引用文献1の技術によれば、「ホイールロック」、「パネルロック」などの文字列、すなわちグループ名称によってロック/アンロックの対象となるグループをユーザが認識することになるが、グループが細分化され、グループ名称も増加してくると、あるグループ名称が、パネル上の何れの範囲に相当するのか一見して解りづらくなるという問題が生じる。また、引用文献1の技術によれば、ロック/アンロックの設定をグループ毎(タイプ毎)に実行する必要があったため、ロック/アンロック操作の対象となるグループが増加すると、操作が煩雑になるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、ロック/アンロックの対象となるグループを細分化した場合においても高い操作性を確保できる電子鍵盤楽器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の電子鍵盤楽器にあっては、電子鍵盤楽器の筐体(操作パネル1a)と、前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部(101)と、前記筐体の上面に設けられたロック操作子(ロックボタン130)と、前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子(102a等)と、前記筐体の上面に設けられた画像表示器(タッチパネル8)と、前記画像表示器に対して、前記各グループを指標するグループ指標画像(グループ・ボタン66−102〜66−128)を、前記筐体の上面における前記各グループの配置状態に対応させつつ配置する、グループ指標画像表示手段(CPU10,SP4)と、前記グループ指標画像に対するユーザ操作に基づいて、前記グループの中から一または複数のグループを選択するグループ選択手段(SP32,SP34)と、前記ロック操作子(ロックスイッチ)が操作されると、前記選択されたグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段(SP82,SP68,SP70)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の電子鍵盤楽器において、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、機能を無効化しない操作子を選択する操作子選択手段(一般操作子自体、または操作子対応ボタン74−102a等)をさらに有し、前記無効化手段(SP82,SP68,SP70)は、前記ロック操作子が操作されると、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、前記操作子選択手段によって選択されていない一般操作子に対して(操作子除外フラグが“0”(LOCK非除外)である一般操作子に対して)機能を無効にするものであることを特徴とする。
また、請求項3記載の電子鍵盤楽器にあっては、電子鍵盤楽器の筐体(操作パネル1a)と、前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部(101)と、前記筐体の上面に設けられたロック操作子(ロックボタン130)と、前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子(102a等)と、前記各一般操作子が何れのグループに属するかを記憶する所属グループ記憶手段(210)と、前記各グループのそれぞれについて、ロックを有効化したグループであるか否かを記憶するグループ状態記憶手段(220)と、前記ロック操作子(ロックスイッチ)が操作されると、前記ロックを有効化したグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段(SP172)と、何れかの前記一般操作子が、所定の特殊態様(シフトボタン132と同時に押下)で操作されたか否かを判定する特殊操作検出手段(SP168)と、前記特殊操作検出手段(SP168)の判定結果が肯定的であり、かつ、操作された前記一般操作子の属するグループがロックを有効化していないグループである場合に、当該グループについてロックを有効化させるように前記グループ状態記憶手段(220)の内容を更新する更新手段(SP174)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載の電子鍵盤楽器において、新たな一のグループを構成すべき一般操作子、または既存のグループがユーザによって選択されると、該一般操作子または前記既存のグループに属する一般操作子を選択状態にする操作子選択手段(SP161〜SP165)と、該操作子選択手段(SP161〜SP165)によって選択された一般操作子について既存のグループへの割当を解除するとともに新たなグループに割り当てる割当手段(SP108,SP110)と、前記新たなグループのグループ名称をユーザの操作によって指定するグループ名称指定手段(SP112)とをさらに有することを特徴とする。
このように、筐体の上面における各グループの配置状態に対応させつつ、画像表示器に対してグループ指標画像を表示させる構成によれば、ユーザは、操作すべきグループ指標画像を迅速に認識することができる。
また、ロック操作子が操作されると、選択されたグループに属する一般操作子の機能を一度に無効にする構成によれば、高い操作性を確保することができる。
1.第1実施例
1.1.第1実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第1実施例の電子鍵盤楽器1のハードウエア構成を図1を参照し説明する。
電子鍵盤楽器1の内部において2はシリアルインタフェースであり、外部機器との間でシリアルデータを入出力する。4は表示器群であり、電子鍵盤楽器1の操作パネル上に設けられたLED等から構成されている。6は操作子群であり、該操作パネル上の鍵盤、ホイール、ノブ、フェーダ、ボタン等から構成される。なお、一部のボタンにはLEDが内蔵されており、LEDの点灯または消灯によってオンオフ状態等を表示する。8はタッチパネル型の画像表示器であり、長方形状のドットマトリクス型LCDディスプレイと、該LCDディスプレイの上面に貼付された同形のタッチセンサとから構成されている。
10はCPUであり、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて、バス16を介して他の構成要素を制御する。なお、ROM12には、後述する図6〜図9に示すプログラム等が記憶される。18はMIDIインタフェースであり、MIDI信号を入出力する。22は波形取込インタフェースであり、外部から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。24はフラッシュメモリであり、電子鍵盤楽器1における各種パラメータ、特に後述するロックフラグ等が記憶される。26は音源・エフェクト部であり、バス16を介して供給されたMIDI信号に基づいて楽音信号を合成する。28はサウンドシステムであり、該楽音信号を発音する。30はRAMであり、CPU10のワークメモリとして用いられる。
1.2.電子鍵盤楽器1のパネル構成
次に、電子鍵盤楽器1の筐体において、その上面に位置する操作パネル1aの構成を図2,図3を参照し説明する。
図2において、101は鍵盤部であり、電子鍵盤楽器1の上面前端部において複数の鍵を左右方向に配列して構成されている。鍵盤部101以外の部分においては、各種操作子によって複数のグループが形成されている。操作パネル1a上でロックすることが可能である操作子は、それぞれ何れか一のグループに属しており、同時に複数のグループに属している操作子は無い。電子鍵盤楽器1の機能のうち、関連する機能で使われる操作子群、パネル上でまとまって(相互に隣接するように)配置されている操作子群、ロックの設定と解除とを同時に行いたいという需要が生じる操作子群などが一のグループを構成する。102はオクターブシフト・グループであり、鍵盤部101の各鍵に対応させる音高を「1」オクターブ低くシフトするダウンボタン102aと、「1」オクターブ高くシフトするアップボタン102bとから構成されている。104はホイール/リボン・グループであり、音高その他のパラメータを変化させるホイール操作子104a,104bおよびリボンコントローラ104cから構成されている。
107はノブコントロール・グループであり、演奏中のボイスの音色やアルペジオ再生に関する各種パラメータを増減するノブ107e〜107hと、これらのノブの機能を選択する選択ボタン107a〜107dとから構成されている。108はフェーダ・グループであり、サウンドシステム28における全体の音量や各パートの音量等を増減する複数のフェーダから構成されている。109はリモート/アルペジオ・グループであり、リモートモード(遠隔操作)のオン/オフ状態、リモートモードにおいて遠隔操作されるパラメータ、およびアルペジオの自動生成のオン/オフ状態を切り換えるボタン109a〜109cから構成されている。
110はエフェクトボタン・グループであり、音源・エフェクト部26内で実行される各種エフェクト処理のオン/オフ状態を切り換えるボタン110a〜110cから構成されている。112はシーケンサ・グループであり、シーケンスデータ等の再生開始、録音開始、再生または録音の停止、早送り、巻き戻し等を制御する複数ののボタンから構成されている。114はモード設定グループであり、各種の楽音モードを設定する複数のボタンから構成されている。
次に、図3においてタッチパネル8は、図示のように電子鍵盤楽器1の筐体のほぼ中央部の後端側に装着されており、タッチパネル8はそれ単独でタッチパネル・グループ115を構成する。116はファンクション・グループであり、各楽音モードによって特定される機能の有効/無効状態を設定する複数のボタンから構成されている。120aはJOGダイアルであり、タッチパネル8内のカーソル位置に表示される数値の値を増減する。なお、JOGダイアル120aは、それ単独でダイアル・グループ120を構成する。122はカーソル操作・グループであり、タッチパネル8のカーソルに位置に表示されている数値を「1」づつインクリメント/デクリメントするボタン、カーソルを上下左右方向に移動させるボタン等から構成されている。
124はバンク・グループであり、ボイス/パフォーマンスバンクを切り替える複数のボタンから構成されている。126はボイス/パフォーマンス・グループであり、ボイス/パフォーマンスを切り替える複数のボタンから構成されている。128はサーチ/トラック/ミュート・グループであり、パフォーマンスカテゴリ、ボイスカテゴリの選択、ソング/パターンのトラック選択、ミュート設定の範囲選択等を行う複数のボタンから構成されている。
以上、本実施例における各種操作子の機能の概要を説明したが、上述した操作子のうち、タッチパネル8以外の操作子の機能は、「MOTIF ES 取扱説明書」(ヤマハ株式会社,2003年)に記載されているものと同様である。
次に、130はロックボタンであり、押下される毎に、少なくとも一部の操作子の機能をロックする(無効にする)モードであるロック・モード、および全ての操作子の機能をアンロック(有効にする)アンロック・モードを交互に選択する。なお、ロックボタン130は、上述した何れのグループにも属することはなく、ロックボタン130自体はロックされることもない。一方、ロックボタン130以外の操作子は、後述する処理によってロックすることが可能である。このように、ロックすることが可能である操作子を本明細書では「一般操作子」と呼ぶ。本実施例においては、ロックボタン130は、操作パネル1aの右上隅に配置されている。このように、ロックボタン130は、ロックの対象となる一般操作子から離れた場所、一般操作子の操作時に間違えて操作しにくい場所、操作パネル1aを一望したときに簡単に発見できる場所、あるいは一般操作子と簡単に区別がつく場所に配置することが望ましい。
1.3.第1実施例のデータ構成
本実施例においては、ロック状態を規定する各種パラメータがフラッシュメモリ24に記憶される。そこで、これらパラメータの詳細を図4を参照し説明する。
図4において50は現モードレジスタであり、現在の動作モードとして、アンロック・モード(UNLOCK)、ロック・モード(LOCK)、またはロック設定モード(LOCK SETTING)のうち何れかを記憶する。ここで、「アンロック・モード(UNLOCK)」とは、一般操作子(各グループ102〜128に属する操作子)の全てがロックされていない(有効である)動作モードであり、「ロック・モード(LOCK)」とは、一般操作子のうち少なくとも一部がロックされる(無効である)動作モードである。また、「ロック設定モード(LOCK SETTING)」とは、上記ロック・モード(LOCK)においてロックされる操作子を、ユーザの操作に基づいて設定する動作モードである。
52はロックフラグ群であり、上述した各グループ102〜128に各々対応するグループ・フラグ52−102〜52−128と、これら各グループに属する操作子に各々対応する操作子除外フラグ52−102a,52−102b,……とから構成される。従って、グループ・フラグ52−102〜128の数は、グループ102〜128の数と同数だけ設けられるが、図4においては、オクターブシフト・グループ102およびホイール/リボン・グループ104に対応するグループ・フラグ52−102,52−104のみを図示する。また、操作子除外フラグについては、グループ102,104内のダウン/アップボタン102a,102b、ホイール操作子104a,104bおよびリボンコントローラ104cに対応する操作子除外フラグ52−102a,52−102b,52−104a,52−104b,52−104cのみを図示する。
ここで、グループ・フラグ52−102,52−104等は、“1”(LOCK 有効)または“0”(LOCK 無効)の何れかの値を有する。「“1”(LOCK 有効)」とは、当該グループに属する操作子は、ロック・モード(LOCK)においては原則としてロックされることを示し、「“0”(LOCK 無効)」とは、当該グループに属する操作子はロックされないことを示す。また、操作子除外フラグ52−102a,52−102b等は、“1”(LOCK 除外)“0”(LOCK 非除外)の何れかの値を有する。ここで、「“1”(LOCK 除外)」とは、当該操作子の属するグループに対するグループ・フラグの値にかかわらず当該操作子はロックされないことを示し、「“0”(LOCK 非除外)」とは、当該操作子は、当該操作子の属するグループに対するグループ・フラグおよび動作モードに基づいてロックされることを示す。
ここで、図4におけるホイール/リボン・グループの設定状態を例として、グループ・フラグおよび操作子除外フラグの設定方法を説明しておく。図4においては、ホイール/リボン・グループ104に係るグループ・フラグ52−104が“1”(LOCK 有効)であって、ホイール操作子104a,104bに係る操作子除外フラグ52−104a,52−104bが“0”(LOCK 非除外)になっている。一方、リボンコントローラ104cに係る操作子除外フラグ52−104cは“1”(LOCK 除外)に設定されている。かかる設定状態においては、リボンコントローラ104cは常に有効であり、ユーザはリボンコントローラ104cを操作することによって、対応する効果処理を楽音信号に及ぼすことが可能になる。
このように、操作子除外フラグは、ある特定の操作子について、(その操作子の属するグループのロック/アンロック状態にかかわらず)アンロック状態を保持すべき場合に“1”(LOCK 除外)に設定するとよい。一方、操作子除外フラグ52−104a,52−104bについては“0”(LOCK 非除外)に設定されたことにより、ホイール操作子104a,104bは、現在の動作モード(現モードレジスタ50の内容)がロック・モード(LOCK)であればロック状態になるとともに、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であればアンロック状態になる。
1.4.ユーザインタフェース
1.4.1.設定画面60,70の詳細
次に、本実施例におけるユーザインタフェースについて説明する。電子鍵盤楽器の電源が投入されると、タッチパネル8には、所定の基本画面(図示せず)が表示される。この基本画面においてユーザが所定の操作を行うと、動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)に設定されるとともに、タッチパネル8には図5(a)に示すロック設定画面60が表示される。ロック設定画面60の内部に表示している66−102〜66−128はグループ・ボタンであり、上述した各グループ102〜128のそれぞれに一対一で対応しており、それぞれが対応するグループを指標するグループ指標画像であるとともに、当該グループのロックの状態をオンまたはオフに切り替えるためのボタンである。
各グループ・ボタン66−102〜66−128は、操作パネル1a上における各グループ102〜128の配置位置に対応した位置に表示される。例えば、図2においてオクターブシフト・グループ102はホイール/リボン・グループ104よりも奥側(図上では上側)に位置しているが、ロック設定画面60においてオクターブシフト・グループ102に対応するグループ・ボタン66−102は、ホイール/リボン・グループ104に対応するグループ・ボタン66−104よりも奥側(上側)に位置している。他のグループについても同様であり、操作パネル1a上の任意のグループA,Bについて、グループAがグループBよりも奥側(上側)に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループAに対応するグループ・ボタン66−Aは、グループBに対応するグループ・ボタン66−Bよりも必ず奥側(上側)に位置するように配置される。
また、図2においてオクターブシフト・グループ102はフェーダ・グループ108よりも左側に位置しているが、ロック設定画面60においてもオクターブシフト・グループ102に対応するグループ・ボタン66−102は、フェーダ・グループ108に対応するグループ・ボタン66−108よりも左側に位置している。他のグループについても同様であり、操作パネル1a上の任意のグループA,Bについて、グループAがグループBよりも左側に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループAに対応するグループ・ボタン66−Aは、グループBに対応するグループ・ボタン66−Bよりも必ず左側に位置するように配置される。
以上のように、ロック設定画面60において各グループ・ボタン66−102〜66−128は、操作パネル1a上における各グループ102〜128の配置位置に対応した位置に表示されるから、ユーザは、ロック/アンロック設定しようとするグループX(Xは102〜128)と、対応するグループ・ボタン66−Xとの関係を一見して、かつ直感的に把握することができる。これにより、各グループの名称を必ずしも正確に把握しておく必要がなくなり、かつ、多数のグループ・ボタンの中で目的とするボタンの凡その位置を予め予測することができるため、ロック/アンロック設定を行う際の操作性を高めることができる。
次に、ロック設定画面60における操作/表示内容の詳細を説明する。ユーザは、グループ・ボタン66−102〜66−128を押下する毎に、対応するグループのグループ・フラグの値(“1”(LOCK 有効)または“0”(LOCK 無効))をトグルで切り替えることができる。また、グループ・フラグの値が“0”(LOCK 無効)である場合には、対応するグループ・ボタンの画像が上方に突出したような「オフ状態」になる。図5(a)に例示した全てのグループ・ボタン66−102〜66−128は、“0”(LOCK 無効)に対応する「オフ状態」である。一方、グループ・フラグの値が“1”(LOCK 有効)である場合には、対応するグループ・ボタンの画像は下方に押し込まれたような「オン状態」になる。例えば図5(b)に示すグループ・ボタン66−108,66−110は「オン状態」である。
このように、グループ・ボタンの画像のオン/オフ状態によって、ユーザは対応するグループ・フラグの値を直ちに視認することができる。ここで、あるグループに属する操作子除外フラグのうち、少なくとも一のフラグが“1”(LOCK 除外)になっている場合には、対応するグループ・ボタンには、「※」状のマーク(一部除外マーク)が表示される。図5(b)の例にあっては、グループ・ボタン66−108,66−112において一部除外マーク68が表示されている。これにより、ユーザは、このようなグループ・ボタンを目視することによって、少なくとも一部の操作子についてロックが除外される旨を、直ちに認識することができる。なお、一部除外マーク68は、グループ・フラグが“0”(LOCK 無効)であるグループ・ボタン(図5(b)の例にあっては「オフ状態」のグループ・ボタン66−112)にも表示される。
また、ロック設定画面60の右上部分において61はALLボタンであり、グループ・ボタン66−102〜66−128全体のオン/オフ状態を切り替えるためのボタンである。すなわち、グループ・ボタン66−102〜66−128のうち少なくとも一部がオフ状態(“0”(LOCK 無効))であるときにALLボタン61が押下されると、全てのグループ・ボタン66−102〜66−128がオン状態にされ、これに伴って全てのグループ・フラグ52−102〜52−128が“1”(LOCK 有効)に設定される。一方、グループ・ボタン66−102〜66−128の全てがオン状態(“1”(LOCK 有効))であるときにALLボタン61が押下されると、全てのグループ・ボタン66−102〜66−128がオフ状態にされ、これに伴って全てのグループ・フラグ52−102〜52−128が“0”(LOCK 無効)に設定される。
また、ロック設定画面60の右下部分において64はOKボタンであり、これが押下されると、タッチパネル8の表示は基本画面(電子鍵盤楽器1の電源投入時に表示される画面)に戻る。また、62はシフト・ボタンであり、このシフト・ボタン62を押下すると同時に何れか一のグループ・ボタン66−102〜66−128を押下すると、対応するグループ内における操作子除外フラグを設定するための画面、すなわち図5(c)に示すようなロック除外設定画面70がタッチパネル8に表示される。なお、図5(c)は、シフト・ボタン62とグループ・ボタン66−102とが同時に押下された際に表示される(オクターブシフト・グループ102に対応する)設定画面70の例を示す。なお、操作子除外フラグを設定する方法は、ロック除外設定画面70上で操作する方法と、操作パネル1a上の操作子(図2,3参照)を操作する方法とがある。ここでは、前者の設定方法について説明し、後者の設定方法については後述する。
ロック除外設定画面70の上部において71はグループ名称表示部であり、設定対象となるグループ名(図示の例では「オクターブシフト」)を表示する。73はフィールド部であり、ここには設定対象となるグループに属する全ての操作子に各々対応する「操作子対応ボタン」が表示される。図2において説明したように、オクターブシフト・グループ102に属する操作子は、ダウン/アップボタン102a,102bのみであるから、オクターブシフト・グループ102に対応して表示されるフィールド部73には、両ボタン102a,102bに対応する「操作子対応ボタン」として、ダウンボタン74−102aと、アップボタン74−102bとが表示される。ユーザは、これら操作子対応ボタンを押下する毎に、対応する操作子に係る操作子除外フラグの値(“1”(LOCK 除外)または“0”(LOCK 非除外))をトグルで切り替えることができる。
また、操作子除外フラグの値が“0”(LOCK 非除外)である場合には、対応する操作子対応ボタンの画像が上方に突出したような「オフ状態」になり、“1”(LOCK 除外)である場合には、対応する操作子対応ボタンは下方に押し込まれたような「オン状態」になる。図示の例にあっては、ダウンボタン74−102aはオフ状態であるから、操作子除外フラグ52−102aは“0”(LOCK 非除外)になり、アップボタン102bはオン状態であるから、操作子除外フラグ52−102bは“1”(LOCK 除外)になる。また、ロック除外設定画面70において72はALL・OFFボタンであり、これが押下されると、フィールド部73内の全ての操作子対応ボタンがオフ状態に設定され、これに伴って対応するグループ内の操作子除外フラグが全て“0”(LOCK 非除外)に設定される。76はOKボタンであり、これが押下されると、タッチパネル8の表示はロック設定画面60(図5(a))に戻る。
1.4.2.一般操作子による操作子除外フラグの設定
動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)に設定されている状態、すなわちタッチパネル8に上記ロック設定画面60またはロック除外設定画面70が表示されている状態にあっては、操作パネル1a上の一般操作子(ロックすることが可能である操作子)は、対応する操作子除外フラグの設定を行う操作子として機能する。すなわち、ユーザが何れかの操作子を押下する毎に、対応する操作子除外フラグの値(“1”(LOCK 除外)または“0”(LOCK 非除外))がトグルで切り替えられる。また、操作子のうちLEDが内蔵されているものにおいては、操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)であるときに当該LEDが点灯する。
例えば、図2において、動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)であるときにダウンボタン102aを押下すると、押下する毎に操作子除外フラグ52−102aの値が“1”(LOCK 除外)または“0”(LOCK 非除外)にがトグルで切り替えられ、“1”である場合には、ダウンボタン102aに内蔵されているLEDが点灯状態になる。このように、ロック設定モードにおいては、操作パネル1a上に物理的に存在する任意の一般操作子(上記例ではダウンボタン102a)の機能と、これに対応してロック除外設定画面70内に表示される操作子対応ボタン(上記例ではダウンボタン74−102a)の機能とは同様になる。
物理的な一般操作子は、操作パネル1a上に常に存在するため、これを用いると、対応する操作子除外フラグの値の変更をワンタッチで実現でき、該フラグを設定するにあたって高い操作性を実現することができる点で有利である。但し、設定された操作子除外フラグの値は内蔵LEDによって表示されるため、内蔵LEDを持たない一般操作子は、その一般操作子のみでは操作子除外フラグの値を表示できなくなる。
一方、ロック除外設定画面70に画像として表示される操作子対応ボタン(74−102a,74−102b等)は、その画像の態様によってオン/オフ状態を区別できるため、ユーザが操作子除外フラグの値を容易に確認できる点で有利である。但し、目的の操作子対応ボタンをタッチパネル8に表示するためには、対応するグループに係るロック除外設定画面70をタッチパネル8に表示させる操作(シフト・ボタン62と、対応するグループ・ボタンとの同時押下)が必要になるため、操作がやや煩雑になる。
このように、操作子除外フラグを設定するために物理的な一般操作子を操作する方法と、ロック除外設定画面70内の操作子対応ボタンを操作する方法とには一長一短があるため、その時々にユーザにとって都合の良い方法を採用するとよい。
1.5.第1実施例の動作
1.5.1.ロック設定モードにおける動作
次に、第1実施例の動作を説明する。
まず、基本画面(電子鍵盤楽器1の電源投入時に表示される画面)において、動作モードをロック設定モードに変更する操作が検出されると、図6に示すロック設定モード・メインルーチンが起動される。図6において処理がステップSP2に進むと、所定の初期設定が実行されるとともに、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がロック設定モード(LOCK SETTING)に変更される。次に、処理がステップSP4に進むと、上述したロック設定画面60がタッチパネル8に表示される。
次に、処理がステップSP6に進むと、グループ選択処理が実行される。すなわち、ロック設定画面60上でグループ・ボタン66−102〜66−128の何れかが押下されたか否かが判定され、何れかのグループ・ボタンが押下された場合には、当該押下されたグループ・ボタンに対応するグループに対して、図7(a)に示すグループ選択イベント処理サブルーチンが呼び出される。本サブルーチンにおいて処理がステップSP32に進むと、当該対応するグループのグループ・フラグが反転される。この反転によってグループ・フラグを“1”(LOCK 有効)に設定した場合は、当該グループをロックの対象として選択したことに相当し、グループ・フラグを“0”(LOCK 無効)に設定した場合は、当該グループをロックの対象から除外したことに相当する。次に、処理がステップSP34に進むと、反転後のグループ・フラグの値に応じて、グループ・ボタンの画像がオン状態(“1”(LOCK 有効)のとき)またはオフ状態(“0”(LOCK 無効)のとき)に変更され、本サブルーチンの処理が終了する。なお、本ルーチンは、何れか一のグループ・ボタンが押下される毎に、一回づつ実行され、対応する一のグループ・フラグのみが反転される。従って、複数のグループ・ボタンの押下イベントが発生した場合には、その押下イベントが発生したグループ・ボタンの数と同数回、本ルーチンが実行され、これら複数のグループに係るグループ・フラグがそれぞれ反転されるとともに、これらグループ・ボタンの画像もそれぞれ更新される。
図6に戻り、次に処理がステップSP8に進むと、ALLボタン処理が実行される。すなわち、ロック設定画面60上でALLボタン61が押下されたか否かが判定され、押下された場合には、ALLボタン・イベント処理サブルーチン(図7(b))が呼び出される。本サブルーチンにおいて処理がステップSP42に進むと、全てのグループ・フラグ52−102〜52−128が“1”(LOCK 有効)に設定されているか否かが判定される。ここで、少なくとも何れか一のグループにおいてグループ・フラグが“0”(LOCK 無効)に設定されていた場合には「NO」と判定され、処理はステップSP46に進む。
ステップSP46においては、現在“0”(LOCK 無効)である全てのグループ・フラグに係るグループに対して、上述したグループ選択イベント処理サブルーチン(図7(a))が呼び出される。すなわち、グループ・フラグが“0”(LOCK 無効)であるグループの数と同数回だけ、該ルーチンが呼び出される。これにより、これらグループに対するグループ・フラグが、順次“1”(LOCK 有効)に反転されるとともに(ステップSP32)、そのグループ・ボタンがオン状態に変更される(ステップSP34)。この結果、全てのグループ・フラグ52−102〜52−128が“1”(LOCK 有効)になり、全てのグループ・ボタン66−102〜66−128がオン状態になる。
一方、ALLボタン・イベント処理サブルーチン(図7(b))が呼び出された時点で全てのグループ・フラグが“1”(LOCK 有効)であれば、ステップSP42において「YES」と判定され処理はステップSP44に進む。ここでは、全てのグループに対して、上述したグループ選択イベント処理サブルーチン(図7(a))が呼び出される。これにより、全てのグループ・フラグが“0”(LOCK 無効)に反転されるとともに(ステップSP32)、全てのグループ・ボタンがオフ状態に変更される(ステップSP34)。以上のようなALLボタン・イベント処理(図7(b))により、結局、全てのグループ・フラグが“1”(LOCK 有効)または“0”(LOCK 無効)に統一されるとともに、グループ・ボタンのオン/オフ状態も統一され、本サブルーチンの処理が終了する。
図6に戻り、次に処理がステップSP10に進むと、除外操作子選択処理が実行される。すなわち、ロック除外設定画面70上で操作子対応ボタン(74−102a,74−102b等)の何れかが押下されたか否かが判定され、何れかの操作子対応ボタンが押下された場合には、対応する操作子に対して、図7(c)に示す除外操作子選択イベント処理サブルーチンに示す除外操作子選択イベント処理サブルーチン(図7(c))が呼び出される。本サブルーチンにおいて処理がステップSP52に進むと、当該操作子に対応する操作子除外フラグが反転される。次に、処理がステップSP54に進むと、反転後の操作子除外フラグの値に応じて、操作子対応ボタンの画像がオン状態(“1”(LOCK 除外)のとき)またはオフ状態(“0”(LOCK 非除外)のとき)に変更され、本サブルーチンの処理が終了する。なお、上述したように、ロック除外設定画面70のみならず、物理的な一般操作子を操作することによっても操作子除外フラグの値を変更することは可能であるが、一般操作子を操作する場合の処理については、後述する図8において説明する。
図6に戻り、次に処理がステップSP12に進むと、ロック設定画面60またはロック除外設定画面70に対するその他の処理が実行される。例えば、ロック設定画面60においてシフト・ボタン62と何れかのグループ・ボタンとが同時押下されると、タッチパネル8の表示画面は対応するロック除外設定画面70に切り替わり、ロック除外設定画面70においてOKボタン76が押下されると、表示画面はロック設定画面60に戻るが、これらの処理はステップSP12において実行される。
次に、処理がステップSP14に進むと、ロック設定モード(LOCK SETTING)を終了させる指示が有ったか否か、すなわちロック設定画面60においてOKボタン64が押下されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定される限り、処理はステップSP6に戻り、上述したステップSP6〜SP12の処理が繰り返され、ユーザの操作に応じて各グループ・フラグ,操作子除外フラグの値および設定画面60,70の表示状態等が逐次変化してゆく。そして、OKボタン64の押下が検出されると、ステップSP14において「YES」と判定され処理はステップSP16に進む。
ステップSP16においては、所定の終了処理が実行されるとともに、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)に変更される。次に、処理がステップSP18に進むと、上述した基本画面(電子鍵盤楽器1の電源投入時に表示される画面)がタッチパネル8に表示され、本ルーチンの処理が終了する。
1.5.2.一般操作子に対するイベント処理(全モード共通)
次に、一般操作子(上記各グループ102〜128に属する操作子)に対する操作イベントが発生した際の処理を図8(a)を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(LOCK SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図8(a)において処理がステップSP60に進むと、現在の動作モードが判定され、その結果に応じて処理が分岐される。まず、現在の動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)であった場合は、処理はステップSP62に進み、当該操作子に係る操作子除外フラグが反転される。次に、処理がステップSP64に進むと、反転後の操作子除外フラグに応じて、表示内容の更新が行われる。すなわち、当該操作子がLEDを内蔵している操作子であって操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)であれば当該LEDは点灯される一方、“0”(LOCK 非除外)であれば当該LEDは消灯される。また、ステップSP64においては、タッチパネル8に表示されている設定画面60,70の内容も必要に応じて更新される。例えば、ロック設定画面60が表示されている場合には、操作子除外フラグの更新に応じて一部除外マーク68の表示/消去が行われる。また、対応するロック除外設定画面70がタッチパネル8に表示されてる場合には、操作された一般操作子に対応する操作子対応ボタンのオン/オフ状態が変更される。以上のステップにより、ロック設定モードにおける処理が終了する。
また、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)である場合には、処理はステップSP60を介してステップSP66に進む。ここでは、操作された一般操作子に係る機能を実行する「通常処理」が実行される。例えば、操作された一般操作子がダウンボタン102aまたはアップボタン102bであった場合には、鍵盤部101の各鍵に対応させる音高が「1」オクターブ低く、または「1」オクターブ高くシフトする等の処理が実行され、アンロック・モードにおける処理が終了する。
また、動作モードがロック・モード(LOCK)である場合には、処理はステップSP60を介してステップSP68に進む。ここでは、操作された一般操作子に係る操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)であるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP66に進み、アンロック・モードの場合と同様に通常処理が実行される。一方、ステップSP68において「NO」と判定されると、処理はステップSP70に進み、操作された一般操作子が属するグループに係る、グループ・フラグが“1”(LOCK 有効)であるか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP66に進み、アンロック・モードの場合と同様に通常処理が実行される。一方、ステップSP70において「YES」と判定されると、特に実質的な処理が行われることなくロック・モードにおける処理が終了する。これにより、ロック・モードにおいては、誤操作等によってユーザが意図しない変化が楽音に生じてしまうという不具合を防止することができる。
1.5.3.ロックボタン130に対するイベント処理(全モード共通)
次に、ロックボタン130に対する操作イベントが発生した際の処理を図8(b)を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(LOCK SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図8(b)において処理がステップSP80に進むと、現在の動作モードが判定され、その結果に応じて処理が分岐される。まず、現在の動作モードがロック設定モード(LOCK SETTING)であった場合は、特に実質的な処理が行われることなく本ルーチンが終了する。また、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であった場合には、処理はステップSP80を介してステップSP82に進む。ここでは、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がロック・モード(LOCK)に変更される。これにより、複数のグループのうち、グループ・フラグに“1”(LOCK 有効)が設定されているグループに属する一般操作子のうち、操作子除外フラグに“0”(LOCK 非除外)が設定されている一般操作子をロックの対象として、ロックを開始する。すなわち、上述した図8(a)のステップSP60において、動作モードがロック・モード(LOCK)であると判断される状態を設定し、当該ロックの対象とされている一般操作子が操作されたときに、その操作に応じて実行すべき通常処理を、実行しないように制御する(ロックの対象とされている一般操作子の機能を無効にする)。なお、操作子除外フラグを省略した構成も考えられ、その場合には、グループ・フラグに“1”(LOCK 有効)が設定されているグループに属する全ての一般操作子についてロックを開始する。次に、処理がステップSP84に進むと、ロックボタン130に内蔵されているLEDが点灯状態にされ本ルーチンの処理が終了する。
また、動作モードがロック・モード(LOCK)であった場合には、処理はステップSP80を介してステップSP86に進む。ここでは、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)に変更される。これにより、それまでに行われていたロックの制御を終了する。すなわち、図8(a)のステップSP60において、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であると判断される状態を設定し、全ての一般操作子について、その操作時に、その操作子が実行すべき通常処理を実行するように制御する(全ての一般操作子の機能を有効にする)。次に、処理がステップSP84に進むと、ロックボタン130に内蔵されているLEDが消灯状態にされ本ルーチンの処理が終了する。
1.6.第1実施例の効果
次に、本実施例において得られる効果/利点について説明しておく。まず、本実施例においては、ロック設定モードにおいて、様々なグループ・フラグおよび操作子除外フラグを設定し、実際にロックを行うか否か(ロック/アンロックの選択)は、ロックボタン130によって選択される。すなわち、実際のコンサートの現場において、グループ・フラグおよび操作子除外フラグの設定状態が如何に複雑であるかにかかわらず、調整時のセッティング(アンロック・モード)と、本番時のセッティング(ロック・モード)とをワンタッチで切り替えることができ、ユーザとってきわめて高い操作性を実現することができる。
また、上述したように、ロック設定画面60において各グループ・ボタン66−102〜66−128は、操作パネル1a上における各グループ102〜128の配置位置に対応した位置に表示されるから、ユーザは、ロック/アンロック設定しようとするグループXと、対応するグループ・ボタン66−Xとの関係を一見して、かつ直感的に把握でき、ロック/アンロック設定を行う際の操作性を高めることができる。
2.第2実施例
2.1.第2実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第2実施例の電子鍵盤楽器200のハードウエア構成を説明する。
まず、図10において、電子鍵盤楽器200には、第1実施例におけるタッチパネル8に代えて、表示器32が設けられている。また、図11において、右上隅のロックボタン130の手前側には、シフトボタン132が設けられている。上述した以外の点において、電子鍵盤楽器200のハードウエア構成は第1実施例の電子鍵盤楽器1の構成と同様である。なお、シフトボタン132は、ロックボタン130と同様に、ロックすることが不可能な操作子であり、「一般操作子」には含まれない。
2.2.第2実施例のデータ構成
次に、本実施例において、フラッシュメモリ24に記憶される各種パラメータの内容を図12を参照し説明する。
図12において50は現モードレジスタであり、現在の動作モードとして、アンロック・モード(UNLOCK)、ロック・モード(LOCK)、またはグループ設定モード(GROUP SETTING)のうち何れかを記憶する。すなわち、本実施例においては、第1実施例の「ロック設定モード(LOCK SETTING)」に代えて、「グループ設定モード(GROUP SETTING)」が設けられることになる。210は操作子テーブルであり、各一般操作子とグループとの関係等を記憶する。上述した第1実施例においては、各一般操作子が属するグループは固定されていたが、本実施例においては、各一般操作子が属するグループをユーザが任意に設定することが可能になっている。上述したグループ設定モード(GROUP SETTING)は、このグループを設定するための動作モードであり、操作子テーブル210には、その設定内容等が記憶される。
操作子テーブル210内において212は操作子ID欄であり、各一般操作子に対する一意な識別番号である操作子IDを記憶する。ここでは、操作子IDとして、各一般操作子の図中の符号を採用している。214はグループ番号欄であり、各一般操作子の属するグループを一意に特定するグループ番号を記憶する。本実施例においても、一般操作子はそれぞれ何れか一のグループに属しており、同時に複数のグループに属している操作子は無い。従って、グループ番号欄214には一のグループ番号のみが記憶される。また、216は操作子フラグ欄であり、各一般操作子が「選択状態」である場合に“1”、非選択状態である場合に“0”になる操作子フラグを記憶する。上述したように本実施例においては、ユーザによってグループを任意に設定することができる。ユーザが新たなグループを作成しようとするとき、そのグループに属する一または複数の一般操作子を選択する必要があり、この操作子フラグは選択された一般操作子を特定するためのフラグである。
また、220はグループテーブルであり、各グループに関するパラメータを記憶するものである。グループテーブル220内において222はグループ番号欄であり、当該グループのグループ番号を記憶する。224はグループ名称欄であり、当該グループのグループ名称である文字列を記憶する。226はグループ・フラグ欄であり、当該グループのグループ・フラグを記憶する。グループ・フラグは、第1実施例のものと同様に、“1”(LOCK 有効)または“0”(LOCK 無効)の何れかの値を有する。「“1”(LOCK 有効)」とは、当該グループに属する操作子は、ロック・モード(LOCK)においてロックされることを示し、「“0”(LOCK 無効)」とは、当該グループに属する操作子はロック・モード(LOCK)においてロックされないことを示す。
なお、本実施例においては、第1実施例における「操作子除外フラグ」に相当するものは、設けられていない。上述した第1実施例においては、あるグループのグループ・フラグの値にかかわらず該グループに属する一部の操作子のみをアンロック状態に保つために操作子除外フラグが必要であったが、本実施例においては、その一部の操作子のみを別のグループに分割してグループ・フラグを“0”(LOCK 無効)に設定すればよいためである。
2.3.第2実施例の動作
2.3.1.グループ設定モードにおける動作
次に、第2実施例の動作を説明する。
まず、基本画面(電子鍵盤楽器200の電源投入時に表示される画面)において、動作モードをグループ設定モードに変更する操作が検出されると、図13に示すグループ設定モード・メインルーチンが起動される。図13において処理がステップSP102に進むと、所定の初期設定が実行されるとともに、動作モード(現モードレジスタ50の内容)がグループ設定モード(GROUP SETTING)に変更される。次に、処理がステップSP104に進むと、グループ設定モードに移行した旨が表示器32に表示される。
次に、処理がステップSP106に進むと、ロックボタン130が押下されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP114に進み、グループ設定モードを終了させるための所定の終了操作が実行されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP106に戻り、以後はステップSP106,SP114のループが繰り返される。
このステップSP106,SP114のループが繰り返されているときに一般操作子が操作されると、当該一般操作子に対応する操作子フラグの内容が変更される。なお、その詳細は後述する。ステップSP106,SP114のループが繰り返されている際にロックボタン130が押下されると、ステップSP106において「YES」と判定され、処理はステップSP107に進む。ここでは、選択中の一般操作子(操作子フラグが“1”である操作子)が少なくとも一つ存在するか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、ステップSP106,SP114のループが再び繰り返される。
一方、選択中の一般操作子が存在した場合はステップSP107において「YES」と判定され、処理はステップSP108に進む。ステップSP108においては、選択中の一般操作子の既存のグループが解除される。次に、処理がステップSP110に進むと、新たなグループが生成され、当該グループに係る新たなグループ番号が決定される。このグループ番号は、新たなグループを一意に特定するものであるため、既存のグループ番号とは重複しない値に定められる。そして、この新たなグループ番号が、選択中の操作子に対するグループ番号欄214(図12参照)に書き込まれ、また、グループテーブル220においては、この新たなグループに対応するレコード(行)が追加される。次に、処理がステップSP112に進むと、グループ名称を入力するように促すメッセージが表示器32に表示され、ユーザによってグループ名称(文字列)が入力される。
以上の操作が完了すると、ステップSP106,SP114のループが再び繰り返される。そして、ユーザによって所定の終了操作が行われると、ステップSP114において「YES」と判定され、ステップSP116において所定の終了処理が実行される。そして、処理がステップSP118に進むと、所定の終了処理が実行されるとともに、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)に変更される。次に、処理がステップSP118に進むと、上述した基本画面(電子鍵盤楽器200の電源投入時に表示される画面)が表示器32に表示され、本ルーチンの処理が終了する。
2.3.2.一般操作子に対するイベント処理(全モード共通)
次に、一般操作子に対する操作イベントが発生した際の処理を図14を参照し説明するが、ここで一般操作子に対する操作態様について説明しておく。本実施例において一般操作子の操作態様には、「通常操作」と「特殊操作」とがある。「通常操作」とは、一般操作子のみを所定の通常の操作で一回操作する操作態様を指す。例えば、一般操作子がボタンであれば、所定時間t1の押下時間内で当該ボタンを一回押下するとともに、当該ボタンがリリースされた後、所定時間t2以内に同一のボタンを押下しない態様を指す。また、通常操作以外の操作態様を「特殊操作」という。例えば、一般操作子がボタンであれば、
(A)当該ボタンとシフトボタン132とを同時に押下する態様、
(B)上記所定時間t1を超えて当該ボタンを長押しをする態様、および
(C)上記所定時間t2以内に当該ボタンを再び押下するダブルクリック態様
などが特殊操作に該当する。本実施例においては「通常操作」または「特殊操作(A)」の操作イベントが発生したときに図14のルーチンが起動される。但し、特殊操作(A)に代えて、上記特殊操作(B),(C)、あるいは他の特殊操作を適用してもよい。
図14において処理がステップSP160に進むと、現在の動作モードが判定され、その結果に応じて処理が分岐される。まず、現在の動作モードがグループ設定モード(GROUP SETTING)であった場合は、処理はステップSP161に進み、特殊操作(A)の操作であるか否か(シフトボタン132が同時に押下されているか否か)が判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP165に進み、当該一般操作子の操作子フラグ(図12の操作子フラグ欄216参照)が反転され、本ルーチンの処理が終了する。すなわち、当該操作子フラグが“0”(非選択中)であれば“1”(選択中)に変更される一方、“1”(選択中)であれば、“0”(非選択中)に変更される。
また、一般操作子とともにシフトボタン132が同時に押下されていれば、ステップSP161において「YES」と判定され、処理はステップSP162に進む。ここでは、操作された一般操作子と同一グループに属する一般操作子が検索される。次に、処理がステップSP164に進むと、グループ内の全ての操作子について、操作子フラグの変更処理が行われ、本ルーチンの処理が終了する。このステップSP164の変更処理においては、グループ内の全ての操作子フラグのうち、少なくとも一つ“0”(非選択中)の操作子フラグが存在すれば、全ての操作子フラグが“1”(選択中)に変更される。また、当該グループ内の全ての操作子フラグが“1”(選択中)であった場合には、これら全ての操作子フラグが“0”(非選択中)に変更される。
以上のように、グループ設定モードにおいては、ユーザが任意の一般操作子を操作してゆくことにより、これら一般操作子の操作子フラグを「選択状態」または「非選択状態」にしてゆくことができる。また、シフトボタン132を押下しながら、一般操作子を操作すると、当該一般操作子と同一のグループに属する全ての一般操作子について、操作子フラグを変更してゆくことができる。このようにして、新たなグループを構成すべき一般操作子の選択が終了し、ユーザがロックボタン130を押下すると、上述したように、これら選択された一般操作子に対して、新たなグループが構成される(図13,ステップSP106〜SP112)。
次に、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)である場合には、処理はステップSP160を介してステップSP166に進む。ここでは、操作された一般操作子に係る機能を実行する「通常処理」が実行される。その内容は、第1実施例のものと同様であり、例えば、操作された一般操作子がダウンボタン102aまたはアップボタン102bであった場合には、鍵盤部101の各鍵に対応させる音高が「1」オクターブ低く、または「1」オクターブ高くシフトする等の処理が実行され、アンロック・モードにおける処理が終了する。
また、動作モードがロック・モード(LOCK)である場合には、処理はステップSP160を介してステップSP167に進む。ここでは、操作された一般操作子の属するグループが検索される。次に、処理がステップSP168に進むと、操作態様が特殊操作(A)であるか否か、すなわちシフトボタン132が同時に押下されているか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP172に進む。ステップSP172においては、第1実施例の場合と同様に、操作された一般操作子が属するグループに係る、グループ・フラグが“1”(LOCK 有効)であるか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP166に進み、アンロック・モードの場合と同様に通常処理が実行される。一方、ステップSP172において「YES」と判定されると、特に実質的な処理が行われることなくロック・モードにおける処理が終了する。これにより、ロック・モードにおいては、誤操作等によってユーザが意図しない変化が楽音に生じてしまうという不具合を防止することができる。
また、ロック・モード(LOCK)において、ユーザがシフトボタン132を押下しつつ一般操作子を操作した場合には、ステップSP168において「YES」と判定され、処理がステップSP174に進む。ここでは、操作された一般操作子が属するグループに係る、グループ・フラグが反転され、本ルーチンの処理が終了する。このように、本実施例のロック・モード(LOCK)においては、ユーザがシフトボタン132を押下しながら任意の一般操作子を操作すると、当該一般操作子が属するグループに係る、グループ・フラグを反転すること(すなわち、ロック/アンロック状態を反転すること)ができる。従って、例えば、動作モードがロック・モード(LOCK)に設定されている本番時においても、シフトボタン132を押下しつつ、何れかの一般操作子を操作することによって、当該一般操作子の属するグループのロック/アンロック状態を反転することができるから、本実施例はきわめて柔軟に各グループのロック/アンロック状態を変更することができる。
2.3.3.ロックボタン130に対するイベント処理(全モード共通)
次に、ロックボタン130に対する操作イベントが発生した際の処理を図15を参照し説明する。なお、本ルーチンは、全ての動作モード(GROUP SETTING,LOCK,UNLOCK)において共通して呼び出されるルーチンである。
図15においてロック・モード(LOCK)およびアンロック・モード(UNLOCK)における動作は、第1実施例のもの(図8(b))と同様である。すなわち、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)であった場合には、ステップSP182,SP184が実行され、動作モードがロック・モード(LOCK)に変更されるとともにロックボタン130の内蔵LEDが点灯される。また、動作モードがロック・モード(LOCK)であった場合には、ステップSP186,SP188が実行され、動作モードがアンロック・モード(UNLOCK)に変更されるとともにロックボタン130の内蔵LEDが消灯される。
次に、動作モードがグループ設定モード(GROUP SETTING)であった場合は、処理はステップSP181に進み、ロックボタン130に対する操作イベントが生じた旨が、RAM30の所定領域に記憶される。なお、この記憶結果は、上述したステップSP106(図13)における判定処理に用いられる。
2.3.4.デフォルト状態への復帰
本実施例においては、ユーザによってグループを任意に設定することができるが、ユーザが所定の操作を行うことにより、操作子テーブル210およびグループテーブル220をデフォルト状態に復帰させることができる。ここで、「デフォルト状態」とは、第1実施例と同一のグループ構成およびグループ名を設定した状態である。
2.4.第2実施例の効果
次に、本実施例において得られる効果/利点について説明しておく。まず、本実施例のグループ設定モード(GROUP SETTING)においては、ロック/アンロックの対象となるグループをユーザが任意に定めることができるため(SP161〜165)、ユーザの要望あるいは演奏する楽曲に応じて最適なグループ分けを行うことができる。
また、ロック・モード(LOCK)において、シフトボタン132を押下しつつ一般操作子を操作すると該一般操作子の属するグループのロック/アンロック状態を反転することができるから、例えばコンサートの本番時において、ロックされていた一般操作子を急に使用する必要が生じた場合においても、迅速に対応することができる。
また、ロック・モード(LOCK)において様々なグループ・フラグを一度設定しておくと、動作モードがロック・モード(LOCK)になる度にそのグループ・フラグの状態が反映される。すなわち、実際のコンサートの現場において、グループ分けやグループ・フラグの設定状態が如何に複雑であるかにかかわらず、調整時のセッティング(アンロック・モード)と、本番時のセッティング(ロック・モード)とをワンタッチで切り替えることができ、ユーザとってきわめて高い操作性を実現することができる。
3.変形例
本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)第1実施例のロック設定画面60にあっては、各グループ・ボタン66−102〜66−128は、操作パネル1a上の各グループ102〜128の配置位置に対応した位置に表示されていた。ここで、第1実施例における対応関係は、「操作パネル1a上の任意のグループAがグループBよりも奥側(上側)に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループ・ボタン66−Aはボタン66−Bよりも必ず奥側(上側)に位置するように配置される」点、および「グループAがグループBよりも左側に位置する場合には、ロック設定画面60においてグループ・ボタン66−Aはボタン66−Bよりも必ず左側に位置するように配置される」というものであったが、ロック設定画面と、操作パネル1a上の各グループとの対応関係はこれに限られるものではない。
例えば、図2,図3において直線L3を境界として操作パネル1a上の領域を左右に分割し、ロック設定画面を図9(a)に示すように構成してもよい。図9(a)においてロック設定画面80の右上端部には、ALLボタン61(図5(a))と同一の機能を有するALLボタン81が設けられ、その下方において左領域80aには、操作パネル1a上で直線L3よりも左側に属するグループに対応するグループ・ボタン86−107,86−109,……が上下方向に沿って配列されている。また、ALLボタン81の下方の右領域80bには、操作パネル1a上で直線L3よりも右側に属するグループに対応するグループ・ボタン86−102,86−126,……が上下方向に沿って配列されている。
このように、直線L3を中心として、操作パネル1a上のグループを左右に分割し、それぞれ左領域80aおよび右領域80b内に対応するグループ・ボタンを配列することも、「各グループ・ボタンを操作パネル1a上のグループ102〜128の配置位置に対応する位置に表示する」ことの一態様である。本変形例においては、実際にロックを有効または無効にしようとするグループが操作パネル1a上で直線L3の左右の何れに含まれるかによって、ロック設定画面80上で対応するグループ・ボタンが左右領域80a,80bの何れに属するかをユーザは予め知ることができるため、目的とするグループ・ボタンをロック設定画面80内で発見するまでの時間を短くすることができ、操作性を高めることが可能である。
(2)また、図2,図3において直線L2,L4を境界として操作パネル1a上の領域を「左」、「中」、「右」の「3」領域に分割し、ロック設定画面を図9(g)に示すように構成してもよい。図9(g)においてロック設定画面90の右上端部には、ALLボタン61(図5(a))と同一の機能を有するALLボタン91が設けられ、その下方において左領域90aには、操作パネル1a上で直線L1,L2に挟まれた部分に属するグループに対応するグループ・ボタン96−107,96−108,……が上下方向に沿って配列されている。また、ALLボタン91の下方の中領域90bには、操作パネル1a上で直線L2,L4に挟まれた部分に属するグループに対応するグループ・ボタン96−109,96−110,……が上下方向に沿って配列されている。さらに、ALLボタン91の下方の右領域90cには、操作パネル1a上で直線L4,L5に挟まれた部分に属するグループに対応するグループ・ボタン96−102,96−126,……が上下方向に沿って配列されている。
このように、直線L2,L4によって操作パネル1a上のグループを「3」領域に分割し、それぞれ左領域90a、中領域90bおよび右領域90c内に対応するグループ・ボタンを配列することも、「各グループ・ボタンを操作パネル1a上のグループ102〜128の配置位置に対応する位置に表示する」ことの一態様である。
(3)上記第1実施例においては、タッチパネル8に対する操作によってグループ・フラグおよび操作子除外フラグの設定を行ったが、タッチパネル8に代えて通常のドットマトリクスディスプレイを使用して設定画面60,70等を表示させ、設定画面60,70上のボタン等の操作は、カーソル操作・グループ122に属する操作子を用いて実行するようにしてもよい。
(4)上記第1実施例においては、あるグループのロックが有効であるか否か(グループ・フラグが“1”:LOCK 有効であるか否か)はロック設定画面60上のグループ・ボタンの表示態様(オン/オフ状態)によって表示されていた。しかし、操作パネル1a上のLEDを用いて、ロックが有効であるか否かを表示してもよい。すなわち、ロックが有効であるグループについては、当該グループに属する全ての操作子に含まれるLEDを点灯させるようにしてもよい。
(5)また、上記第1実施例においては、各グループは、順次隣接する複数の操作子によって構成されているから、各グループを、相互に交わらない各々一の閉曲線で囲むことができる。そこで、操作パネル1a上で各グループを囲む線を印刷等によって描画し、さらにこれらの線に沿って各グループ毎に「1」個づつ、専用のLEDを配置し、あるグループのロックが有効であるか否かは、当該専用のLEDの点灯/消灯状態によって表示するようにしてもよい。
(6)上記第1実施例においては、操作子除外フラグの操作を行うための「操作子選択手段」として、ロック除外設定画面70内の操作子対応ボタン(74−102a,74−102b等)と、操作パネル1a上の物理的な一般操作子とを例示したが、「操作子選択手段」はこれに限定されるものではなく、例えばカーソル操作・グループ122の操作子を「操作子選択手段」として一般操作子を選択するようにしてもよい。
(7)上記第1実施例においては、図4に示す各グループ・フラグ52−102,52−104,……と、各操作子除外フラグ52−102a,52−102b,52−104a,……とは全く独立してそれらの値を設定できたが、あるグループ・フラグが“0”(LOCK 無効)に設定された場合には、そのグループに属する全ての一般操作子について操作子除外フラグを“0”(LOCK 非除外)に設定するようにしてもよい。
(8)また、上記第1実施例においては、現モードレジスタ50、各グループ・フラグおよび操作子除外フラグをフラッシュメモリ24に記憶させたが、これらをRAM30に記憶させてもよい。これにより、電子鍵盤楽器1の電源がオフになる毎にグループ・フラグおよび操作子除外フラグを全て“0”にクリアすることができる。
(9)上記第1実施例においては、動作モードをロック・モード(LOCK)にして演奏中にある操作子のロックを解除することは非常に困難であった。すなわち、ロックを解除するためには、動作モードをロック設定モード(LOCK SETTING)に変更しなければならず、これによって一般操作子が通常動作(図8(a)のステップSP66の処理)を行うことが不可能になるためである。かかる問題を解消するため、動作モードがロック・モード(LOCK)であるとき、ロックされている操作子に対してある特殊な操作(例えば所定時間内の二度押し、三度押しなど)を行うと、当該操作子の操作子除外フラグが“1”(LOCK 除外)になるようにしてもよい。また、ロック・モード(LOCK)においても、何らかの特殊な操作を行うことによってロック設定画面60を表示するようにし、該設定画面60においてグループ・フラグの値を変更できるようにしてもよい。
このように、グループ・フラグまたは操作子除外フラグの変更が実現すると、以降は図8(a)のステップSP68またはSP70を介して処理がステップSP66に進むようになり、当該一般操作子の操作に対して通常処理(SP66)が実行されるようになる。このように、本変形例によれば、例えば演奏の本番中にロック状態の設定を急遽変更する必要が生じた場合であっても、ユーザは対処できるようになる。
(10)また、上記第1,第2実施例においては、一のロックボタン130を用いてロック/アンロック・モードをトグルで切り替えたが、これに代えて、動作モードをロック・モードにする専用のボタンと、動作モードをアンロック・モードにする専用のボタンとを用いてもよい。
(11)また、上記第2実施例においては、現モードレジスタ50、操作子テーブル210およびグループテーブル220をフラッシュメモリ24に記憶させたが、これらをRAM30に記憶させてもよい。これにより、電子鍵盤楽器200の電源がオフになる毎に設定内容は消去されるが、次の電源オン時には、上述したデフォルトの状態(第1実施例と同一のグループ構成およびグループ名)になるように操作子テーブル210およびグループテーブル220を設定するようにしてもよい。
(12)また、上記第2実施例のロック・モード(LOCK)において、特殊操作(A)が行われた場合(ユーザがシフトボタン132を押下しつつ一般操作子を操作した場合)には、操作された一般操作子が属するグループに係る、グループ・フラグが無条件に反転された(SP174)。しかし、ステップSP174の処理は、「グループ・フラグがアンロック状態であった場合にはこれをロック状態に変更する一方、グループ・フラグがロック状態であった場合にはグループ・フラグを変更しない」という処理であってもよい。すなわち、ステップSP174の処理は、少なくともアンロック状態をロック状態に変更できればよく、ロック状態をアンロック状態に変更する操作方法は別途規定してもよい。
本発明の第1実施例の電子鍵盤楽器のブロック図である。 第1実施例の電子鍵盤楽器の操作パネル1aの平面図(1/2)である。 第1実施例の電子鍵盤楽器の操作パネル1aの平面図(2/2)である。 第1実施例におけるデータ構成図である。 第1実施例におけるタッチパネル8に表示される設定画面を例示する図である。 第1実施例におけるロック設定モード・メインルーチンのフローチャートである。 第1実施例におけるロック設定モードにおいて実行されるサブルーチンのフローチャートである。 第1実施例における一般操作子およびロックボタン130に対するイベント処理のフローチャートである。 ロック設定画面の変形例を示す図である。 本発明の第2実施例の電子鍵盤楽器のブロック図である。 第2実施例の電子鍵盤楽器の操作パネル200aの要部の平面図である。 第2実施例の電子鍵盤楽器におけるデータ構成図である。 第2実施例におけるグループ設定モード・メインルーチンのフローチャートである。 第2実施例における一般操作子に対するイベント処理のフローチャートである。 第2実施例におけるロックボタン130に対するイベント処理のフローチャートである。
1:電子鍵盤楽器、1a:操作パネル、2:シリアルインタフェース、4:表示器群、6:操作子群、8:タッチパネル、10:CPU、12:ROM、16:バス、18:MIDIインタフェース、22:波形取込インタフェース、24:フラッシュメモリ、26:音源・エフェクト部、28:サウンドシステム、30:RAM、50:現モードレジスタ、52:ロックフラグ群、52−102〜52−128:グループ・フラグ、52−102a,52−102b,……:操作子除外フラグ、60:ロック設定画面、61:ALLボタン、62:シフト・ボタン、64:OKボタン、66−102〜66−128:グループ・ボタン、68:一部除外マーク、70:ロック除外設定画面、71:グループ名称表示部、72:ALL・OFFボタン、73:フィールド部、74−102a:ダウンボタン、74−102b:アップボタン、76:OKボタン、80:ロック設定画面、80a,80b:左右領域、81:ALLボタン、86−107,86−109,……:グループ・ボタン、90:ロック設定画面、90a,90b,90c:左,中,右領域、91:ALLボタン、96−102,96−126,……:グループ・ボタン、101:鍵盤部、102:オクターブシフト・グループ、102a,102b:ダウン/アップボタン、104:ホイール/リボン・グループ、104a,104b:ホイール操作子、104c:リボンコントローラ、107:ノブコントロール・グループ、108:フェーダ・グループ、109:リモート/アルペジオ・グループ、110:エフェクトボタン・グループ、112:シーケンサ・グループ、114:モード設定グループ、115:タッチパネル・グループ、116:ファンクション・グループ、120:ダイアル・グループ、120a:JOGダイアル、122:カーソル操作・グループ、124:バンク・グループ、126:ボイス/パフォーマンス・グループ、128:サーチ/トラック/ミュート・グループ、130:ロックボタン、132:シフトボタン、200:電子鍵盤楽器、200a:操作パネル、210:操作子テーブル(所属グループ記憶手段)、212:操作子ID欄、214:グループ番号欄、216:操作子フラグ欄、220:グループテーブル(グループ状態記憶手段)、222:グループ番号欄、224:グループ名称欄、226:グループ・フラグ欄。

Claims (4)

  1. 電子鍵盤楽器の筐体と、
    前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部と、
    前記筐体の上面に設けられたロック操作子と、
    前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子と、
    前記筐体の上面に設けられた画像表示器と、
    前記画像表示器に対して、前記各グループを指標するグループ指標画像を、前記筐体の上面における前記各グループの配置状態に対応させつつ配置する、グループ指標画像表示手段と、
    前記グループ指標画像に対するユーザ操作に基づいて、前記グループの中から一または複数のグループを選択するグループ選択手段と、
    前記ロック操作子が操作されると、前記選択されたグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段と
    を有することを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、機能を無効化しない操作子を選択する操作子選択手段
    をさらに有し、
    前記無効化手段は、前記ロック操作子が操作されると、前記選択されているグループに属する一般操作子のうち、前記操作子選択手段によって選択されていない一般操作子に対して機能を無効にするものである
    ことを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器。
  3. 電子鍵盤楽器の筐体と、
    前記筐体の上面前端部に鍵を配列してなる鍵盤部と、
    前記筐体の上面に設けられたロック操作子と、
    前記筐体の上面に設けられた複数の操作子であって、複数のグループを構成し、前記ロック操作子の操作に応じて、機能が無効にされ得る一般操作子と、
    前記各一般操作子が何れのグループに属するかを記憶する所属グループ記憶手段と、
    前記各グループのそれぞれについて、ロックを有効化したグループであるか否かを記憶するグループ状態記憶手段と、
    前記ロック操作子が操作されると、前記ロックを有効化したグループに属する一般操作子の機能を無効にする無効化手段と、
    何れかの前記一般操作子が、所定の特殊態様で操作されたか否かを判定する特殊操作検出手段と、
    前記特殊操作検出手段の判定結果が肯定的であり、かつ、操作された前記一般操作子の属するグループがロックを有効化していないグループである場合に、当該グループについてロックを有効化させるように前記グループ状態記憶手段の内容を更新する更新手段と
    を有することを特徴とする電子鍵盤楽器。
  4. 新たな一のグループを構成すべき一般操作子、または既存のグループがユーザによって選択されると、該一般操作子または前記既存のグループに属する一般操作子を選択状態にする操作子選択手段と、
    該操作子選択手段によって選択された一般操作子について既存のグループへの割当を解除するとともに新たなグループに割り当てる割当手段と、
    前記新たなグループのグループ名称をユーザの操作によって指定するグループ名称指定手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項3記載の電子鍵盤楽器。
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