JP2006203303A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画面を大型化すると共に、所望の外部機器に関する各種設定・制御の変更指示を簡単にできるようにする。
【解決手段】 透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段に、操作子を可視表示する。操作者の視点を検出することに基づき、検出した視点に可視表示されている表示媒体上の操作子を特定すると共に、使用時において表示媒体を透過して操作者が視認しうる位置に配置せしめるようにした外部機器のうち、特定された操作子の表示位置に略重なるようにして操作者が視認しうる外部機器を特定する。少なくとも特定された操作子の操作を検知した場合、該検知に応じて特定された外部機器を設定・制御する。このようにすると、より大きく見やすい画面を操作者に提供でき、操作者が表示手段上で所望の外部機器の機器設定又は/及び入出力信号の制御に関し、その指示を簡単に行うことができるようになる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、操作子の操作によって機器設定又は/及び入出力信号の制御が可能な外部機器を1又は複数個接続し、該外部機器の設定・制御を行うことのできる制御装置に関する。特に、透明あるいは半透明の透過性あるディスプレイを配置してなり、該ディスプレイ上から所望の外部機器に関する各種の機器設定又は/及び入出力信号の制御に関する指示を簡単に行うことのできるようにした制御装置に関する。
従来から、操作子の操作によって機器設定又は/及び入出力信号の制御が可能な外部機器を1又は複数個接続し、該外部機器を設定・制御することができる制御装置が知られている。こうした装置の一例としては、例えばコンサート会場やクラブあるいはスタジオなどにおいて、アーティスト(例えば楽器演奏者や歌い手あるいは話し手等)による演奏を最も的確に表現していると思われる状態に楽音を調整するために、多数のマイクロフォンや複数台の電気・電子楽器などの外部機器のオン・オフや各種パラメータ設定などの機器設定を行ったり、外部機器から入力される複数の楽音信号(オーディオ信号)を適宜にミキシングして同数又は異なる数の新たな出力信号を生成し、該生成した出力信号をアンプやスピーカなどの外部機器に出力したりする、ミキシング装置などがある。こうしたミキシング装置としては、例えば下記に示す特許文献1や特許文献2に記載されている装置など多数のものが公知である。これらのミキシング装置では、ミキシングコンソール(調整卓)上に外部機器からの入力信号あるいは外部機器へ出力する出力信号の設定・制御用の設定操作子(コントローラ)を多数具えており、ミキサ操作者は個々のコントローラを適宜に操作して外部機器から入力される入力信号や外部機器へ出力する出力信号に関する各種設定の変更指示を行うことで、新たに生成する出力信号の調整を行うことができる。また、ミキシング装置には液晶ディスプレイ(LCD)などの表示器がミキシングコンソール上に一体的に配設されており、必要に応じて該表示器上に現在の設定状態などを表示することのできるようにしている。
特開2004-104569号公報 特開平7-46065号公報
ところで、一般的に上述したような制御装置であるミキシング装置などを利用する場合、ミキサ操作者は例えばミキシングルームなどのミキシング装置を配置してある場所からステージ上などの離れた場所に実在するアーティストの状況を随時に確認しながら、ミキシングコンソール上に配置された多数のコントローラの中から該当のコントローラを適宜のタイミングで操作することで、各アーティストが担当している楽器からの楽音やアーティスト自身が発する音声などの、入力及び出力信号に関する各種設定の変更指示をタイミングよく実施することが多く行われている。しかし、上述したようにミキシング装置は非常に多数のコントローラがミキシングコンソール上に配置されているものであって、入力及び出力信号に関する各種設定の変更指示を正しく行うには、ミキサ操作者がステージ上のアーティストとミキシングコンソール上との間で視線を頻繁に動かしながら、該当する外部機器に割り当て済みのコントローラを適宜のタイミングで正しく操作しなければならない。そのため、該当のコントローラを見失ったり、操作タイミングがずれたり、あるいは他のコントローラを誤って操作したりするなどのことが生じ易く、そうしたことが生じないように正確に操作することが非常に難しい、という問題点があった。また、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示器をミキシングコンソール(本体パネル)上に設けていたことから、本体パネルのスペースの点などから前記表示器の大きさや配置位置などに制限をうけていた。そのため、従来ではこうした表示器の画面を小さく構成せざるを得ず、表示器上に数多くの制御値の設定状態を一度に表示させることができず、また映像などを表示させたりすることが難しかった、という不都合もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段を本体パネル上に立設することで、より大きく見やすい画面を提供すると共に、表示媒体上にタッチ操作可能な設定操作子を表示することで、操作者が前記表示手段上で所望の外部機器に関する各種設定・制御の変更指示を簡単に行うことのできるようにした制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る制御装置は、操作子の操作によって機器設定又は/及び入出力信号の制御が可能な外部機器を1又は複数個接続し、該外部機器を設定・制御することのできる制御装置であって、イメージ又は文字を可視表示可能であって、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段と、前記表示媒体上に操作子を可視表示するよう、前記表示手段を制御する表示制御手段と、操作者の視点を検出し、該検出した視点に可視表示されている前記表示媒体上の操作子を特定すると共に、使用時において前記表示媒体を透過して操作者が視認しうる位置に配置せしめるようにした前記外部機器のうち、前記特定された操作子の表示位置に略重なるようにして操作者が視認しうる外部機器を特定する特定手段と、少なくとも前記特定された操作子が操作されたことを検知する検知手段と、前記検知した操作子の操作に応じて、前記特定された外部機器の機器設定又は/及び前記特定された外部機器の入出力信号を制御する制御手段とを具える。
この発明によると、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段を具え、前記表示媒体にイメージ又は文字を表示する。この前記表示媒体に表示するイメージ又は文字として、操作子を可視表示するよう前記表示手段を制御する。そして、表示手段に対する操作者の視点を検出することに基づき、該検出した視点に可視表示されている前記表示媒体上の操作子を特定すると共に、使用時において前記表示媒体を透過して操作者が視認しうる位置に配置せしめるようにした前記外部機器のうち、前記特定された操作子の表示位置に略重なるようにして操作者が視認しうる外部機器を特定する。前記外部機器は、操作子の操作によって機器設定又は/及び入出力信号の制御が可能な当該装置に接続された1又は複数個の外部機器である。少なくとも前記特定された操作子が操作されたことを検知した場合には、前記検知に応じて前記特定された外部機器の機器設定又は/及び入出力信号を制御する。このように、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段を具えることから、より大きく見やすい画面を操作者に提供することができるようになると共に、表示媒体上にタッチ操作可能な設定操作子を表示することで、操作者が前記表示手段上で所望の外部機器に関する機器設定又は/及び入出力信号の制御に関し、その指示を簡単に行うことができるようになる。
この発明によれば、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段を具備してなり、該表示媒体上にタッチ操作可能な設定操作子を表示するようにしたことから、操作者は大きく見やすい表示画面を得るだけでなく、当該表示手段上で所望の外部機器に関する機器設定又は/及び入出力信号の制御に関する指示を簡単に行うことができるようになる、という効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る制御装置の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。図2は、図1に示した制御装置の上面外観概略図である。本実施例に示す制御装置はオーディオ信号用のミキシング装置(以下、単にミキサとも呼ぶ)であって、該ミキサのハードウエア構成例はコンピュータを用いて構成されており、そこにおいて、CPU1は外部機器から入力された複数のオーディオ信号を適宜に組み合わせて新たにミキシング信号を生成するように当該ミキサ全体を制御する。ただし、この実施の形態では、入力された複数のオーディオ信号をミキシングするように当該ミキサ全体を1個のCPU1によって制御し、実際のミキシング等の信号処理は信号処理用の信号処理部(DSP)4により実行されるものを例に説明する。
マイクロプロセッサユニット(CPU)1及びROM2及びRAM3からなるマイクロコンピュータは所定の制御プログラムを含むソフトウエアを実行することにより、例えばミキサ操作者によるミキシングコンソール上の各設定操作子(コントローラ)5aの操作に応じて各種設定の変更指示を行うなど(後述するメイン処理参照)、全体的な制御を実施する。勿論、ミキサ全体の制御はコンピュータソフトウエアの形態に限らず、信号のミキシング等を実行する信号処理用のDSP4とは別のDSP(図示せず)などによって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。前記CPU1に対しては通信バス(例えば、データ及びアドレスバス等)1Dを介して、ROM2、RAM3、信号処理部(DSP)4、ミキシングコンソール5、透明液晶ディスプレイ6、位置検出器7、カメラ8、通信インタフェース9、外部記憶装置10がそれぞれ接続される。なお、この実施例に示すミキシング装置は上記した以外のハードウェアを有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資源を用いた場合について説明する。
ROM2は、CPU1により実行される各種プログラムや各種データを格納するものである。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。信号処理部(DSP)4はCPU1とは独立してミキシングなどの信号処理を実行する信号処理用の回路であって、当該ミキサ外部に接続された外部入力機器11から入力インタフェース4aを介して複数の信号が入力される。入力インタフェース4aは、外部入力機器11から複数の入力チャンネル分のオーディオ信号を取得するためのインタフェース機器である。このDSP4で実行される各種設定の変更指示操作はミキシングコンソール5のコントローラ5aあるいは後述するタッチパネル操作子6bを、ミキサ操作者が適宜に操作することにより行われ、DSP4ではコントローラ5a又はタッチパネル操作子6bで設定された各種制御値に基づき外部入力機器11から取得した複数の入力チャンネル分のオーディオ信号を調整しながらミキシング処理を実行する。こうしてDSP4により生成されたミキシング処理済みの出力信号は、出力インタフェース4bを介して当該ミキサ外部に接続された外部出力機器12に出力される。出力インタフェース4bは、外部出力機器12へ複数の出力チャンネル分のオーディオ信号を供給するためのインタフェース機器である。
本体パネルを兼ねるミキシングコンソール5上には、コントローラ5aと表示器5bとが少なくとも配置される。図2から理解できるように、ミキシングコンソール5上に配置される多数のコントローラ5aは、DSP4で実行されるミキシング処理などで使用する入力或いは出力の各信号に関する各種設定等を行うための、入出力チャンネルそれぞれに対応する複数の設定操作子からなる操作子群である。従来知られているように、ミキシングコンソール5上のコントローラ5aとしては、例えば操作対象とするチャンネルを選択/指定する有効無効設定操作子、パンコントロールを行う制御値を調整するロータリーエンコーダ、制御値をより詳細に設定できるようにする切り替え用のセレクタスイッチ、試聴用のキュー(CUE)スイッチ、入力レベルや出力レベルなどの音量に関する制御値を設定する音量レベル調整用のフェーダなどの、ボタン式、回転式、スライド式あるいはジョグシャトルなど各種のものがある。上記したような各種設定操作子の操作に応じて変更指示された各種設定(制御値など)は表示器5bや透明液晶ディスプレイ6あるいはDSP4などに送られて、該変更指示に応じて表示器5bや透明液晶ディスプレイ6上での画面表示、あるいはDSP4によるミキシング処理などが実行される。なお、フェーダは一般に手動で所定の範囲内を自在にスライド操作することが可能であり、このフェーダのつまみ部分を操作することにより音量レベルなどの所定の制御値を設定するものであるがこれに限らず、楽音製作や音量制御の現場において手動によるフェーダ操作の省力化、あるいは外部のコンピュータによるフェーダ操作の自動制御化等を実現するために、フェーダのつまみ部分をモータで自動駆動するモータ駆動式のフェーダ(所謂モータドライブフェーダ)であってよい。
表示器5bは、CPU1の制御状態、現在設定されている各コントローラ5aの操作に応じた制御値などを表示するための、本体パネルを構成するミキシングコンソール5上の所定位置に配置された例えば液晶表示パネル(LCD)やCRTなどで構成される表示装置である。前記表示器5bは従来知られたミキシング装置等に広く用いられている一般的なディスプレイであり、図2に示すように、コントローラ5aなどと共にミキシングコンソール5上に配設される透過性のないディスプレイである。従来においては当該表示器5bに対して各種情報を全て表示するようにしていたが、この表示器5bはミキシングコンソール5のサイズ等からそのサイズを図示以上に大きくすることができない。そこで、この実施例に示すミキサにおいては、該表示器5bとは別の透明液晶ディスプレイ6をミキサ操作者に対向する正面位置に立設しておき、ここに現在設定されている各コントローラ5aの操作に応じた制御値や映像などのイメージ又は文字6aを可視表示することで、ミキサ操作者がより大きな表示画面を得ることのできるようにしている。勿論、表示内容は上記した制御値や映像などに限らず、表示可能な情報であれば他のどのような情報であってもよい。また、透明液晶ディスプレイ6に表示する映像としては、カメラ8からリアルタイムに取り込んだ映像をそのまま又は加工するなどして表示することができるようになっている。
また、透明液晶ディスプレイ6は単にイメージや文字を表示する表示機能を具えているだけでなく、タッチパネル機能をも具えている。すなわち、透明液晶ディスプレイ6に対して、コントローラ5aのようなメカ的に動作する操作子とは異なる多数の擬似的なコントローラ6bを表示することができ(この明細書では、これを便宜的にタッチパネル操作子と呼ぶ)、ミキサ操作者が画面上に表示されたこれらの擬似的なコントローラ6bに触れることにより各種設定を行うタッチパネルとして、透明液晶ディスプレイ6を使用することができるようにもなっている。この際にはミキサ操作者によりタッチされた画面上の操作位置から表示済みのタッチパネル操作子6bに対応した指示を特定するのであるが、この透明液晶ディスプレイ6上においてタッチされた位置を求める方式としては、赤外線光を利用する方式、抵抗膜方式、静電容量方式など種々の方式がある。これらの各方式については公知のどのような技術を用いてもよいことから、ここではそれらの説明を省略する。また、この透明液晶ディスプレイ6は透明又は半透明の透過性ある表示媒体で構成されており、イメージ又は文字を表示できるようになっていると共に、実在するアーティストを透過させるようにして写し出すことができる。そして、ミキサ操作者が、透過するようにして写し出されたアーティストと、前記表示されたタッチパネル操作子6bとを画面上で重ね合わせるようにして見ることで、前記アーティストが担当している楽器からの楽音やアーティスト自身が発する音声などの、入力及び出力信号に関する各種設定の変更指示を、重ね合わされたタッチパネル操作子6bにより行うことのできるようにしている。これについての詳細は後述する(後述する図3参照)。
図1の説明に戻って、位置検出器7はミキサ操作者の頭部位置を検出するためのセンサであって、例えばミキサ操作者に装着済みのヘッドホンや頭部装着型マイクなどに設置されたポインタを検出することのできる位置に一乃至複数個配置される(図2参照)。この実施例では該位置検出器7により検出されたミキサ操作者の頭部位置に基づき、透明液晶ディスプレイ6に表示されたタッチパネル操作子6bの機能を決定するようにしている。すなわち、ミキサ操作者の頭部位置を検出することで、ミキサ操作者から見て透明液晶ディスプレイ6に表示されたタッチパネル操作子6bに重ね合わされた、透過されて写し出される所望の実在するアーティストが担当している楽器からの楽音やアーティスト自身が発する音声などの外部入力機器からの入力信号を制御対象に割り当て、重ね合わしたタッチパネル操作子6bの操作に応じて前記入力信号に関する各種設定の変更指示を行う。なお、こうした場合には予め実在するアーティストとミキサ操作者との位置関係を設定しておくのがよい。勿論、上記方法に限らず、ミキサ操作者の視線などを直接検出し、これに基づきタッチパネル操作子6bの機能を決定するようにしてもよい。カメラ8は、実在するアーティスト(詳しくは外部入力機器11)を透明液晶ディスプレイ6に映像表示するための装置である。このカメラ8からの映像は、ミキサ操作者が透明液晶ディスプレイ6を介してアーティストを見ることのできる角度からの映像がより理想的である。このカメラ8からの映像は透明液晶ディスプレイ6上に表示することができ、ミキサ操作者から見て透明液晶ディスプレイ6に表示されたタッチパネル操作子6bに重ね合わされて見える外部機器の映像を表示するとよい。こうすると、ミキサ操作者が外部機器を視認しにくいような場合でも、制御対象となる外部機器を明確に把握することができ便利である。勿論、ミキサ操作者による前記映像とタッチパネル操作子6bとの選択に応じて、タッチパネル操作子6bの機能を決定することのできるようにしてもよい。この場合、選択された映像とタッチパネル操作子6bとを重ね合わせるようにして表示するようにしてよい。
通信インターフェース9は、図示しない外部接続されたリモートコンピュータや例えばペダルスイッチ等の補助操作子などから制御値を取得するためのインタフェース機器である。該通信インタフェース9を介して適宜のリモートコンピュータ等から取得した制御値に基づき、ミキシングコンソール5に具備されたコントローラ5aを自動制御することができる。例えば、リモートコンピュータにおいて予め設定済みの各種制御値に対応して、各コントローラ5aが該当する所定の位置を指し示すように各コントローラ5aを駆動することができる。外部記憶装置10は、予め設定済みのコントローラ5aで設定可能な各種制御値に関する設定情報、タッチパネル操作子として透明液晶ディスプレイ6上に表示するコントローラ種類や画面構成などの画面表示情報、あるいはCPU1が実行する各種制御プログラム(例えば、後述する「メイン処理」など)や制御に関するデータなどを記憶するものである。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置10(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置10はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。
なお、上述した実施例のように、透明液晶ディスプレイ6ではない表示器5bも同時に具備する場合、該表示器5bと透明液晶ディスプレイ6とで同じ種類の情報(イメージ又は文字)を可視表示してもよいし、異なる種類の情報を可視表示してもよい。同じ種類の情報を可視表示する場合には、例えば透明液晶ディスプレイ6には全ての情報を可視表示し、表示器5bにはそのうちの一部のみを可視表示するなどするとよい。
なお、ミキシング装置は、信号処理部(DSP)4、ミキシングコンソール5、位置検出器7、カメラ8、外部記憶装置10などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、図示しないMIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよい。
ここで、上記透明液晶ディスプレイ6が有する特徴的な機能である透過性について、図3を用いて簡単に説明する。図3は、透明液晶ディスプレイが有する特徴的な機能である透過性について説明するための概念図である。図3(a)は図2に示したミキシング装置の透明液晶ディスプレイの設置態様の一例を側面から示した側面外観概略図であり、図3(b)はミキサ操作者から見た透明液晶ディスプレイの表示状態の一例を示す概念図である。
ミキシングコンソール5(本体パネル)上に立設される透明液晶ディスプレイ6は透明又は半透明の透過性ある表示媒体で構成されており(こうした透過性のある透明液晶ディスプレイ6の構造については後述する)、図3(a)に示すように、ミキサ操作者Aからは透明液晶ディスプレイ6の反対側にいる実在するアーティストB(例えば、楽器演奏者や歌い手あるいは話し手等)を、透明液晶ディスプレイ6を通して確認することができる。図3(b)に示したように、ミキサ操作者から見ると、透明液晶ディスプレイ6を介してミキサ操作者Aと対峙している実在のアーティストBが透過されるようにして透明液晶ディスプレイ6上に写し出される。また、図3(b)から理解できるように、透明液晶ディスプレイ6には装置自体による制御に伴いタッチパネル操作子6bが複数表示されており(ここでは音量レベル調整用のフェーダを3個表示した例を示している)、ミキサ操作者の見方(視点)によっては前記表示されているいずれかのタッチパネル操作子6b(ここでは中央)と前記写り出された実在のアーティストBとを重ね合わして見ることができる。上述したように、こうした場合には、前記アーティストBが担当している楽器からの楽音やアーティスト自身が発する音声などの、入力及び出力信号に関する各種設定の変更指示を、重ね合わされた中央のタッチパネル操作子6bにより行うことができるようになる。したがって、ミキサ操作者Aは視線をずらして表示されているタッチパネル操作子6bのいずれかにアーティストBを重ね合わせるように見るだけで、制御対象とする入力信号を割り当て、重ね合わしたタッチパネル操作子6bを操作して前記入力信号に関する各種設定を変更指示することができるようになる。
なお、入力信号を割り当てた場合には、変更指示することのできる各種設定に関する現在の設定状態等(図示の例では音量、種類、位置を表示している)を表示するとよい。
なお、コントローラ5aの操作にあわせて、透明液晶ディスプレイ6上に表示された対応するタッチパネル操作子6bを稼動させるように表示するとよい。また、反対に、タッチパネル操作子6bの操作にあわせて、コントローラ5aを稼動させるようにしてもよい。
なお、透明液晶ディスプレイ6のミキサ操作者A側にのみ各種情報を表示するだけでなく、実在するアーティストB側にも、つまり透明液晶ディスプレイ6の表面及び裏面の各面毎に各種情報を表示することのできるように透明液晶ディスプレイ6を構成してよい。こうした場合には、透明液晶ディスプレイ6の各面に表示する情報の内容をミキサ操作者A側と実在するアーティストB側とで異なるように表示するとよい。こうすると、ミキサ操作者Aは大型画面で各種情報を確認したり各種設定を行ったりすることができるだけでなく、常時ミキサ操作者Aの正面に立て掛けられている透明液晶ディスプレイ6を、実在するアーティストBに対して何らかの指示を行うための道具などとして積極的に利用することができるようになる。このような両面表示可能な透明液晶ディスプレイ6の構造については、後述する(後述の図5参照)。
上述したように、本発明に係るミキシング装置は透明液晶ディスプレイ6を立設してなり、これに各種情報を可視表示することで大型の表示画面として活用することができるようにしている。また、透明液晶ディスプレイ6は透明又は半透明の光を透過する特性をもつ表示媒体で構成されており、透明液晶ディスプレイ6の反対側にいる実在するアーティストBなどを透明液晶ディスプレイ6を通して透過させて写し出すことのできるようにしている。そこで、こうした透明液晶ディスプレイ6の構造について、図4又は図5を用いて説明する。図4は、透明液晶ディスプレイの構造の一実施例を示す一部拡大断面図である。
図4に示すように、透明液晶ディスプレイ6は、互いに重ね合わせたガラス基板又はプラスティック基板との間に液晶部材を挟み込んだタッチセンサー(図示せず)付の大型透明液晶パネルPNの一方の面に、ハーフミラーHMを蒸着したものである。液晶パネルPNの周縁部にハーフミラーHMに反射してバックライトとして機能する拡散光源LTを設けることにより、薄く使いやすいパネルとなるようにしている。また、液晶パネルPNの一方の面にハーフミラーHMを蒸着すると、液晶パネルを挟んだ内側からと外側からとでは、透明液晶ディスプレイ6の見え方が異なる。すなわち、内側から発せられた光はハーフミラーHMにより反射されることから(図中の反射光)、外側からは内側を見ることができない一方、外側から発せられた光はハーフミラーHMにより反射されることがなく透過されることから(図中の透過光)、内側から外側を見ることができる。このようにして、ミキサ操作者(内側)からは透明液晶ディスプレイ7の反対側にいる実在するアーティストなど(外側)を見えるようにしておき、実在するアーティストなど(外側)からはミキサ操作者を見えないようにしておくことができる。これにより、ミキサ操作者はアーティストの状況を見ながら関連する設定を行うことが簡単にできるようになる。
図5は透明液晶ディスプレイの構造の別の実施例を示す一部拡大断面図であり、ここに示す透明液晶ディスプレイは両面表示可能な構造のものである。この図5に示す透明液晶ディスプレイ6は、上述したような液晶パネルPNを2枚重ね合わせることで、透明液晶ディスプレイ6を挟む内側と外側のそれぞれに対して各種情報を表示することができる。例えば、ミキサ操作者(内側)に対しては機器の設定や音源の情報などを表示するとよく、透明液晶ディスプレイ6の反対側にいる実在するアーティストなど(外側)に対してはミキサ操作者からのメッセージや楽譜あるいは歌詞などを表示させるようにするとよい。こうした透明液晶ディスプレイ6の各面に表示する内容を、ミキサ操作者が適宜に切り替えることのできるようにしてよい。また、重ね合わせた2枚の液晶パネルPNのうちのミキサ操作者側(内側)とする一方の液晶パネルPNにはハーフミラーHMを蒸着することで、この場合においてもミキサ操作者(内側)からは透明液晶ディスプレイ6の反対側にいる実在するアーティストなど(外側)を見えるようにしておき、実在するアーティストなど(外側)からはミキサ操作者を見えないようにしておく。こうすると、ミキサ操作者はアーティストの状況にあわせて、各種設定の変更指示を簡単に行うことができるようになる。
次に、ミキサ操作者によるミキシングコンソール5上のコントローラ5aや、透明液晶ディスプレイ6上に表示されたタッチパネル操作子6bなどの各種操作子の操作にあわせて該当する処理を実行する「メイン処理」について、図6を用いて説明する。図6は、ミキサ操作者による各種操作子の操作にあわせて対応する制御を実行する「メイン処理」の一実施例を示すフローチャートである。この「メイン処理」は図1に示したCPU1において実行される処理であり、当該ミキシング装置本体の電源オン時に開始されて電源オフ時に終了される。
まず、ステップS1では初期化を行う。ステップS2では、パネル入力があったか否かを判定する。すなわち、ミキサ操作者による各種操作子の操作として、ミキシングコンソール5上のコントローラ5a又は透明液晶ディスプレイ6上のタッチパネル操作子6bが操作されたか否かを判定する。パネル入力があったと判定した場合には(ステップS2のYES)、該パネル入力がタッチパネル操作子6bが操作されたことに応じたものであるか否かを判定する(ステップS3)。該パネル入力がタッチパネル操作子6bが操作されたことに応じたものであると判定した場合には(ステップS3のYES)、操作されたタッチパネル操作子6bは「タイプ1」に該当するタッチパネル操作子であるか否かを判定する(ステップS4)。操作されたタッチパネル操作子6bが「タイプ1」に該当するタッチパネル操作子であると判定した場合には(ステップS4のYES)、ミキサ操作者の頭部位置を検出する(ステップS5)。そして、該検出した頭部位置と透明液晶ディスプレイ6上に表示されているタッチパネル操作子6bとの位置関係から、変更指示を特定する(ステップS6)。すなわち、「タイプ1」のタッチパネル操作子6bである、つまりミキサ操作者から見て実在するアーティストに重ね合わされるタッチパネル操作子6bである場合には、前記アーティストが担当している楽器からの楽音やアーティスト自身が発する音声などの入力信号に関する各種設定を変更指示するように当該タッチパネル操作子6bに割り当て、操作に応じた変更指示を特定する。
他方、操作されたタッチパネル操作子6bが「タイプ1」に該当するタッチパネル操作子でないと判定した場合には(ステップS4のNO)、その操作位置から変更指示を特定する(ステップS7)。すなわち、この操作位置に応じた変更指示の特定は操作されたタッチパネル操作子6bの座標(つまりタッチされた画面位置)を求めて、ミキサ操作者が操作したタッチパネル操作子6bに応じた目的指示内容を検出することによる。こうした技術は公知であるので、ここでの説明を省略する。ステップS8では、操作されたコントローラ5a又はタッチパネル操作子6bにより指定された処理を実行する。すなわち、タッチパネル操作子6bが操作された場合には、タッチパネル操作子6bに予め割り当てられている処理を実行する。他方、タッチパネル操作子6bが操作されたのではなくミキシングコンソール5上に配設された通常のメカ的なコントローラ5aが操作された場合には、各コントローラ5aのメカ的な動作に応じて割り当てられている処理を実行する。こうした処理としては、例えば入力信号のミキシング、入力又は出力信号の切り替え、各信号のレベル調整、効果設定などの処理がある。
ステップS9では、「状況変化」があるか否かを判定する。ここでいう「状況変化」とは、ミキサ操作者がコントローラ5aやタッチパネル操作子6bを操作したなど、なんらかの変化が当該装置に生じた場合をいう。「状況変化」があったと判定した場合には(ステップS9のYES)、対応する映像データを生成し(ステップS10)、これに基づき表示器5b又は透明液晶ディスプレイ6上に表示している表示画面を更新する(ステップS11)。ステップS12では、表示器5b又は透明液晶ディスプレイ6上に表示する映像を更新する。ただし、ここで表示する映像をカメラ8などからリアルタイムに取り込んでいるような場合には、その映像については随時に更新される。ステップS13では、信号入出力処理を実行する。すなわち、ミキサ操作者により変更指示された各種設定(制御値など)に基づき、入力信号のミキシングや加工などの処理を適宜に行って出力信号を生成し、これを出力する。ステップS13の処理を終了するとステップS2の処理に戻って、上記ステップS2〜ステップS13までの処理を繰り返し実行する。
以上のようにして、透明液晶ディスプレイ6を本体パネル上に立設するようにして設置し、該透明液晶ディスプレイ6にイメージや文字を表示するようにしたことから、ミキサ操作者は大きく見やすい表示画面を得る。また、透明液晶ディスプレイ6は透明又は半透明で透過性をもたせていることから、透明液晶ディスプレイ6を透過させてミキサ操作者に対峙する実在するアーティストなどを写し出すことができるようになる。そして、実在するアーティストを予め表示されているタッチパネル操作子6bに重ね合わせることで、重ね合わしたタッチパネル操作子6bを用いて該アーティストに関する各種設定を変更指示することのできるようにしたことから、アーティストの状況にあわせて設定操作を行うことが簡単にできるようになる。
なお、ミキシングコンソール5(本体パネル)上に透明液晶ディスプレイ6を固定的に立設することに限らず、左右方向に直線又は円弧上に、あるいは適宜の方向に自由に、該透明液晶ディスプレイ6を移動することのできるようにしてあってもよい。このようにした場合には、実在するアーティスト(詳しくは外部入力機器11)に予め表示されているタッチパネル操作子6bを重ね合わせることが、より簡単にできるようになり便利である。
なお、透明液晶ディスプレイ6を複数配置してもよい。例えば、表示機能と共にタッチパネル機能を具える透明液晶ディスプレイと、表示機能のみを具える透明液晶ディスプレイとの2つのディスプレイを用意しておき、表示機能のみを具える透明液晶ディスプレイについてはミキシングコンソール5上に固定的に立設しておき、表示機能と共にタッチパネル機能を具える透明液晶ディスプレイについては適宜の方向に自由に移動可能に設置する。こうした場合にも、表示機能と共にタッチパネル機能を具える透明液晶ディスプレイのみを制御対象としたいアーティストの方へ移動させることで、該ディスプレイに表示されたタッチパネル操作子をより簡単に該アーティスト(詳しくは外部入力機器11)に関する各種設定を変更指示するための設定操作子として用いることができるようになって便利である。
なお、ミキサ操作者から見て透明液晶ディスプレイ6上に表示されたタッチパネル操作子6bに重ね合わされることにより制御対象とされるのは、上述したような楽器演奏者や歌い手あるいは話し手等の実在するアーティストから発生された信号を入力する外部入力機器11に限らず、例えば音源装置などであってもよい。また、ミキサ操作者から見て透明液晶ディスプレイ6上に表示されたタッチパネル操作子6bにスピーカ等の外部出力機器12を重ね合わせることで、スピーカ等から発せられる出力信号を制御できるようにしてあってもよい。
なお、上述した透明液晶ディスプレイ6のように自らが発光して表示を行うことのできるものに限らず、プロンプターやリアプロジェクタのようにミキシングコンソール5に設けられた投影器などから投射された情報を表示することのできる透明又は半透明な透過性ある表示パネルであってもよい。リアプロジェクタの場合、スクリーン部材の表面を特殊加工することによって、背面ミラーを介して投射された情報をスクリーン上に幾分浮き出るようにして表示すると共に、スクリーン反対側を透かして見えるようにするとよい。また、透明有機EL(Electro Luminescenceの略)などを用いて構成した有機ELディスプレイなどであってもよい。こうした有機ELディスプレイを使用した場合には光源を設けずに発光させて表示を行うことが可能であることから、ディスプレイをより薄く形成することができるようになる。さらに、透明液晶ディスプレイ6にイメージや文字を表示するには電子的な制御によるもののみに限らず、ホログラム等の準光学的な制御によるものであってもよい。
なお、本発明に係る制御装置の実施形態としては、上述したようなオーディオ信号をミキシング処理するオーディオミキサに限らず、映像信号をミキシングする映像ミキサであってもよいし、あるいは操作子の操作によって設定・制御可能な機能を有する外部機器を1又は複数個接続し、該外部機器の設定・制御を行うことのできる装置であればどのような装置であってもよい。
この発明に係るミキシング装置の全体構成の一実施例を示すハード構成ブロック図である。 ミキシング装置の上面外観概略図である。 透明液晶ディスプレイが有する透過性について説明するための概念図であり、図3(a)はミキシング装置の透明液晶ディスプレイの設置態様の一例を、図3(b)は透明液晶ディスプレイの表示状態の一例を示す。 透明液晶ディスプレイの構造の一実施例を示す一部拡大断面図である。 透明液晶ディスプレイの構造の別の実施例を示す一部拡大断面図である。 メイン処理の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…信号処理部(DSP)、4a…信号入力インタフェース、4b…信号出力インタフェース、5…ミキシングコンソール(本体パネル)、5a…コントローラ、5b…表示器、6…透明液晶ディスプレイ、7…位置検出器、8…カメラ、9…通信インタフェース、10…外部記憶装置、11…外部入力機器、12…外部出力機器、1D…通信バス(データ及びアドレスバス)、A…ミキサ操作者、B…実在するアーティスト、PN(PNa、PNb)…透明液晶パネル、LT…拡散光源、HM…ハーフミラー

Claims (2)

  1. 操作子の操作によって機器設定又は/及び入出力信号の制御が可能な外部機器を1又は複数個接続し、該外部機器を設定・制御することのできる制御装置であって、
    イメージ又は文字を可視表示可能であって、透明又は半透明の平面状の表示媒体を透過性をもたせて配置してなる表示手段と、
    前記表示媒体上に操作子を可視表示するよう、前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    操作者の視点を検出し、該検出した視点に可視表示されている前記表示媒体上の操作子を特定すると共に、使用時において前記表示媒体を透過して操作者が視認しうる位置に配置せしめるようにした前記外部機器のうち、前記特定された操作子の表示位置に略重なるようにして操作者が視認しうる外部機器を特定する特定手段と、
    少なくとも前記特定された操作子が操作されたことを検知する検知手段と、
    前記検知した操作子の操作に応じて、前記特定された外部機器の機器設定又は/及び前記特定された外部機器の入出力信号を制御する制御手段と
    を具えた制御装置。
  2. 前記表示制御手段は前記特定手段による操作子及び外部機器の特定に応じて、前記特定された操作子で変更指示可能な前記特定された外部機器に関する所定の情報を前記表示媒体に可視表示することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
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