JP4702564B2 - 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム - Google Patents

音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4702564B2
JP4702564B2 JP2007089471A JP2007089471A JP4702564B2 JP 4702564 B2 JP4702564 B2 JP 4702564B2 JP 2007089471 A JP2007089471 A JP 2007089471A JP 2007089471 A JP2007089471 A JP 2007089471A JP 4702564 B2 JP4702564 B2 JP 4702564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
layer
display
data
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007089471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008252368A (ja
Inventor
光太郎 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2007089471A priority Critical patent/JP4702564B2/ja
Publication of JP2008252368A publication Critical patent/JP2008252368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702564B2 publication Critical patent/JP4702564B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

本発明は、複数の信号をそれぞれチャンネルに対応付けて入力し、該入力された複数チャンネルの信号のそれぞれの内容を文字や絵で表示できる音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラムに関する。
複数の信号をそれぞれチャンネルに対応付けて入力し、該入力された複数チャンネルの信号のそれぞれの内容を文字や絵で表示できる音響処理装置は、従来から知られている。
このような音響処理装置として、デジタルミキサがある(たとえば、非特許文献1参照)。図9は、この従来のデジタルミキサの液晶ディスプレイ(LCD)200に表示された画面の一部を示す図である。なお、LCD200は、タッチパネル方式のLCDによって構成されているものとする。
同図に示すように、各フェーダ201の下には、チャンネル番号、チャンネル名およびチャンネルアイコンを表示する表示領域(以下、「チャンネル名等表示領域」と言う)202が設けられている。たとえば、チャンネル27のチャンネル名等表示領域202には、チャンネル番号として“Ch.27”が、チャンネル名として“Gt,A”が、チャンネルアイコンとして「ギターの絵」が表示されている。チャンネル名等表示領域202に表示された文字およびチャンネルアイコンのうち、チャンネル番号以外、つまりチャンネル名とチャンネルアイコンは、ユーザによって好みのものに変更することができるようになっている。
図10は、上記従来のデジタルミキサによって実行されるチャンネル名入力処理((a))およびチャンネルアイコン変更処理((b))の手順を示すフローチャートである。
ユーザは、チャンネル名等表示領域202のチャンネル名を変更(あるいは入力)したいときには、動作モードとしてチャンネル名変更モードを選択する。これに応じて、図10(a)のチャンネル名入力処理が起動され、LCD200上には、ソフトウェアキーボード(図示せず)が表示される。ユーザは、このソフトウェアキーボードの各キーをタッチすることで、好みの文字列が入力され(ステップS101)、図示しない“OK”ボタンをタッチすることで、入力した文字列が確定される(ステップS102)。
またユーザは、チャンネル名等表示領域202のチャンネルアイコンを変更したいときには、動作モードとしてチャンネルアイコン変更モードを選択する。これに応じて、図10(b)のチャンネルアイコン変更処理が起動され、LCD200上には、変更可能なチャンネルアイコン群が表示される。ユーザは、チャンネルアイコン群の中から好みのチャンネルアイコンをタッチすることで、そのチャンネルアイコンが選択されて変更される(ステップS111)。
YAMAHA DIGITAL MIXING CONSOLE M7CL 取扱説明書
しかし、上記従来のデジタルミキサでは、チャンネル名等表示領域202に表示できるものは、予め決められた絵(チャンネルアイコン)や文字、記号などであり、ユーザが手書き入力した簡単なメモ(絵や文字)を表示することはできなかった。
デジタルミキサではないが、アナログミキサを使用するユーザの多くは、パネル上に設けられた複数のフェーダ近傍の空きスペースにビニールテープを貼り、そのビニールテープ上に簡単なメモを書き込んでいる。デジタルミキサのユーザも、このようなビニールテープの使い方をしたいが、デジタルミキサでは、たとえば、前記フェーダ201を全チャンネル分表示しようとして、チャンネル数が多いために1画面では表示できない場合、全チャンネルのフェーダ201を一部のチャンネル毎に、画面を切り替えながら表示するようにしている。このときには、画面が切り替わる度に表示チャンネルが変わるので、上記ビニールテープの使い方をそのまま適用することはできない。また、デジタルミキサでは、フェーダ201に対応して表示されているチャンネル番号に、そのチャンネル番号とは異なる番号のチャンネルを割り当てることができる。このときにも、上記ビニールテープの使い方をそのまま適用することはできない。
さらに、上記ビニールテープの使い方では、ユーザは、複数のチャンネル(たとえば、隣接する2チャンネル)に跨った、横断的なメモ書きをすることができるが、上記従来のデジタルミキサでは、チャンネルアイコンや文字の表示はチャンネル毎になされ、複数チャンネルに跨った表示はできなかった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、複数チャンネルのそれぞれについて、ユーザが手書き入力した絵や文字を表示することが可能となる音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の音響処理装置は、複数の信号をそれぞれチャンネルに対応付けて入力可能な信号入力手段と、該信号入力手段によって入力された複数チャンネルの信号に音響処理を施す音響処理手段と、第1の画面または第2の画面を表示器に表示させる表示制御手段と、ユーザの操作に応じて手書きデータを入力する手書きデータ入力手段と、ユーザの操作に応じてマーカデータを入力するマーカデータ入力手段と、該マーカデータ入力手段によって入力されたマーカデータを表示する際の透明度を設定する設定手段とを有し、前記第1の画面または第2の画面には、少なくとも前記複数チャンネルの各チャンネルの名称が入力される第1のレイヤと、前記手書きデータが入力される第2のレイヤと、前記マーカデータが入力される第3のレイヤとが設けられ、前記第1の画面は、前記複数チャンネルのそれぞれについて、当該チャンネルのフェーダと、当該チャンネルの名称を表示するためのチャンネル名表示領域とを表示する画面であり、前記チャンネル名表示領域には、前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを重ねて表示することにより、当該チャンネルの名称に前記手書きデータが重ねて表示され、前記第2の画面は、前記チャンネル名表示領域の表示内容を入力または変更するために、第1のパレットおよび第2のパレットを表示するとともに前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを描画領域に重ねて表示する画面であり、前記表示器は、タッチパネル方式の表示器であり、前記手書きデータ入力手段は、前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じて前記第2のレイヤに手書きデータを入力し、前記マーカデータ入力手段は、前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じて前記第3のレイヤにマーカデータを入力し、前記表示制御手段は、手書きデータ&マーカデータ入力処理モードが選択されたことに応じて前記第2の画面を前記表示器に表示させ、ユーザが前記第1のパレットを選択した際に前記手書きデータ入力手段による手書きデータの入力を受け付け、ユーザが前記第2のパレットを選択した際に前記マーカデータ入力手段によるマーカデータの入力を受け付け、前記チャンネル名表示領域に、前記チャンネルの名称および手書きデータにさらに重ねて、前記第3のレイヤに入力されたマーカデータを、前記設定手段によって設定された透明度で表示させることを特徴とする。
請求項に記載の音響処理装置は、請求項1の音響処理装置において、前記手書き入力手段は、前記複数チャンネルのうち、少なくとも一部の複数チャンネルに跨った手書きデータを入力でき、前記第2のレイヤに入力された手書きデータが複数チャンネルに跨ったものであるときには、前記表示制御手段は、該手書きデータを当該複数チャンネルに跨って表示させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1またはに記載の発明によれば、複数チャンネルのそれぞれについて、第1のレイヤに入力されたチャンネルの名称に重ねて、第2のレイヤに入力された手書きデータが表示されるので、複数チャンネルのそれぞれについて、ユーザが手書き入力した絵や文字を表示することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、前記複数チャンネルのうち、少なくとも一部の複数チャンネルに跨った手書きデータを入力でき、前記第2のレイヤに入力された手書きデータが複数チャンネルに跨ったものであるときには、該手書きデータは当該複数チャンネルに跨って表示されるので、たとえば、隣り合う複数のチャンネルを一纏まりとしたメモを書くことができる。
請求項1または3に記載の発明によれば、前記チャンネルの名称および手書きデータにさらに重ねて、第3のレイヤに入力されたマーカデータが設定された透明度で表示されるので、チャンネルの名称および手書きデータに邪魔にならないような表示態様で、ユーザにとってさらに有用な表示を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る音響処理装置を適用したデジタルミキサ1のモジュール構成を示すブロック図である。
同図に示すように、デジタルミキサ1のコンソール内には、主として、音声信号を複数チャンネル分入力可能な音声信号入力回路6と、該音声信号入力回路6から入力された複数チャンネルの音声信号に各種信号処理を施す信号処理部21と、該信号処理部21から出力された複数チャンネルの音声信号を外部に出力する音声信号出力回路12と、GUI(graphical user interface)を提供するとともに、そのGUIに対してユーザが行ったタッチ操作を入力するタッチパネル方式のLCD3aと、各種情報を入力するための操作子2とが設けられている。なお、音声信号入力回路6には、音声信号を供給する、マイクなどの音声信号供給源100が接続され、音声信号出力回路12には、出力された音声信号を音響に変換する、スピーカなどのサウンドシステム101が接続されている。
図2は、デジタルミキサ1の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、デジタルミキサ1は、ジョグダイヤルやロータリスイッチ、オン/オフスイッチ等を含む、複数の操作子2と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示部3と、前記複数の操作子1のそれぞれの操作状態を検出する検出回路4と、表示部3が表示可能な表示データを生成して表示部3に供給する表示回路5と、前記音声信号入力回路6と、装置全体の制御を司るCPU7と、各種信号処理を行うDSP(digital signal processor)8と、CPU7が実行する制御プログラムや各種テーブルデータ等を記憶するROM9と、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM10と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置11と、前記音声信号出力回路12と、外部機器102を接続し、この外部機器102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)13とにより構成されている。
上記構成要素4〜13は、バス14を介して相互に接続され、音声信号入力回路6には前記音声信号供給源100が接続され、音声信号出力回路12には前記サウンドシステム101が接続され、通信I/F13には外部機器102が接続されている。
外部記憶装置11としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置11には、前述のように、CPU7が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM9に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置11に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM10に読み込むことにより、ROM9に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU7にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
通信I/F13には、図示例では、外部機器102が接続されているが、これに限られず、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークを介して、サーバコンピュータが接続されるようにしてもよい。この場合、外部記憶装置11に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていなければ、通信I/F13は、サーバコンピュータからプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるデジタルミキサ1は、通信I/F13および通信ネットワークを介してサーバコンピュータへとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワークを介してデジタルミキサ1へと配信し、デジタルミキサ1が通信I/F13を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置11に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
なお、前記図1の信号処理部21は、図2では、CPU7、DSP8、ROM9およびRAM10によって構成されるものに相当する。また、信号処理部21が実行する各種信号処理の例としては、ミキシング処理や各種効果の付与処理などを挙げることができる。
また、本実施の形態では、本発明をデジタルミキサに適用したが、これに限らず、複数の信号をチャンネルに対応付けて入力し、該入力された複数チェンネルの信号のそれぞれの内容を文字や絵で表する必要がある装置であれば、どのようなものに適用してもよい。
以上のように構成されたデジタルミキサ1が実行する制御処理を、まず図3および図4を参照してその概要を説明し、次に図5〜図8を参照して詳細に説明する。
図3は、前記図9の画面の一部に対応する、LCD3aに表示された画面の一部((a))と、そのチャンネル名等表示領域3a2の表示内容のうちの一部内容を変更するための入力画面((b))を示す図である。
図3(a)に示すように、各フェーダ3a1の下には、前記従来のデジタルミキサと同様に、チャンネル名等表示領域3a2が設けられている。ただし、チャンネル名等表示領域3a2には、前記従来のデジタルミキサのチャンネル名等表示領域202に表示される内容、つまりチャンネル番号、チャンネル名およびチャンネルアイコンに加え、マーカ3a3および手書き情報3a4も表示できるようになっている。
図3(b)は、チャンネル名等表示領域3a2に表示される内容のうち、マーカ3a3および手書き情報3a4を入力または変更するための入力画面の一例を示している。
図3(b)に示すように、入力画面3a5には、入力されたマーカおよび手書き情報を描画する描画領域3a51と、手書き情報を入力するためのペンパレット3a52と、マーカを入力するためのブラシパレット3a53と、マーカ色を選択する色パレット3a54とが設けられている。
本発明の特徴の一つは、複数チャンネルに亘ってマーカおよび手書き情報を入力し、描画できることにあるので、描画領域3a51は、全チャンネルのチャンネル名等表示領域3a2の表示内容を表示できるようになっている。ただし、描画領域3a51は、全チャンネル分のチャンネル名等表示領域3a2の表示内容を一度に表示できるほど大きくないので、数チャンネル分のチャンネル名等表示領域3a2だけ表示し、スクロールバー3a55を移動させることで、他のチャンネルのチャンネル名等表示領域3a2を表示するようにしている。
図4は、チャンネル名等表示領域3a2に入力データを表示させるためのソフトウェア手法を示す図である。
同図に示すように、デジタルミキサ1の制御処理ソフトウェア、特にチャンネル名等表示領域3a2に入力データを表示するソフトウェアでは、3つのレイヤ3b1〜3b3を設け、各レイヤ3b1〜3b3毎に独立してデータを入力できるようにしている。このようにして入力されたデータは、レイヤ毎に重ねて表示される。3つのレイヤ3b1〜3b3のうち、最下位のレイヤ層(以下、チャンネルアイコン&チャンネルネーム層」という)3b1には、チャンネル名およびチャンネルアイコンの各データが入力され、中間のレイヤ層(以下、「マーカデータ層」という)3b2には、マーカデータが入力され、最上位のレイヤ層(以下、「手書きデータ層」という)3b3には、手書きデータが入力される。そして、マーカデータ層3b2に入力されたマーカデータは、チャンネル名等表示領域3a2に表示する際に、設定された不透明度で表示される。
このように、本実施の形態では、チャンネル名等表示領域に手書きデータを重ねて表示するようにしたので、従来アナログミキサに行われていたビニールテープの使い方をデジタルミキサにも適用することができる。
また、チャンネル名等表示領域には、手書きデータ等にさらに重ねて、設定された不透明度のマーカデータを表示するようにしたので、手書きデータ等に邪魔にならないような表示態様で、ユーザにとってさらに有用な表示を提供することができる。
さらに、複数チャンネルに亘って横断的な表示ができるようにしたので、たとえば、隣り合う複数のチャンネルを一纏まりとしたメモを書くことができる。
次に、この制御処理を詳細に説明する。
図5は、デジタルミキサ1、特にCPU7が実行する手書きデータ&マーカデータ入力処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザが手書きデータ&マーカデータ入力処理モードを選択すると、本手書きデータ&マーカデータ入力処理が起動され、まず、前記図3(b)の入力画面3a5がLCD3a上に表示される。
ユーザがペンパレット3a52のいずれかのペンを選択すると、CPU7は、レイヤとして前記手書きデータ層3b3を選択する(ステップS1)。一方、ユーザがブラシパレット3a53のいずれかのブラシを選択すると、CPU7は、レイヤとして前記マーカデータ層3b2を選択する(ステップS1)。なお本実施の形態では、LCD3aとしてタッチパネル方式のものを採用しているので、ペンやブラシは、ユーザ自身の指やスタイラスペンを用いてLCD3aを直接タッチして選択すればよいが、選択方法は、もちろんこれに限られる訳ではなく、他のどのような方法を用いてもよい。
次に、ユーザがペンを用いて前記描画領域3a51に文字や図形を描くと、その描いた文字や図形に対応する手書きデータは手書きデータ層3b3に入力される(ステップS2)。一方、ユーザがブラシを用いて前記描画領域3a51にマーカを描くと、その描いたマーカに対応するマーカデータはマーカデータ層3b2に入力される(ステップS2)。
このようにして入力された手書きデータおよびマーカデータは、たとえば、手書きデータ&マーカデータ入力処理モードを終了する際にLCD3a上に表示される「入力を確定しますか?はい/いいえ」のうち、ユーザが「はい」を選択したときに、確定される(ステップS3)。
なお、チャンネルアイコン&チャンネルネーム層3b1へ、チャンネル名およびチャンネルアイコンの各データを入力する方法は、前記従来のデジタルミキサで説明した方法、つまり前記図9を用いて説明した方法をそのまま用いればよいので、その説明は省略する。
図6は、デジタルミキサ1、特にCPU7が実行する手書きデータ&マーカデータ表示設定処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザが手書きデータ&マーカデータ表示設定モードを選択すると、本手書きデータ&マーカデータ表示設定処理が起動され、まず、図7の手書きデータ&マーカデータ表示設定画面3a6がLCD3a上に表示される。図7に示すように、手書きデータおよびマーカデータはそれぞれ個別に、チャンネル名等表示領域3a2に表示するかどうかを設定できるように構成されている。また、マーカデータをチャンネル名等表示領域3a2に表示させるときの不透明度も設定できるようになっている。
ユーザが手書きデータの表示設定を変更すると、CPU7は、指示された表示設定に変更する(ステップS11→S12)。図7の手書きデータ&マーカデータ表示設定画面3a6では、手書きデータは、「手書きデータ」の左側のチェックボックス内に、チェックマーク“∨”が付けられているときに、チャンネル名等表示領域3a2に表示され、チェックマーク“∨”が付けられていないときに、チャンネル名等表示領域3a2に表示されない。そして、ユーザが「手書きデータ」およびチェックボックスを含むその周辺をタッチする度に、表示するかしないかがトグルで切り替わる。
ユーザがマーカデータの表示設定を変更すると、CPU7は、指示された表示設定に変更する(ステップS13→S14)。マーカデータも、手書きデータと同様に、「マーカデータ」の左側のチェックボックス内に、チェックマーク“∨”が付けられているときに、チャンネル名等表示領域3a2に表示され、チェックマーク“∨”が付けられていないときに、チャンネル名等表示領域3a2に表示されない。そして、ユーザが「マーカデータ」およびチェックボックスを含むその周辺をタッチする度に、表示するかしないかがトグルで切り替わる。
ユーザが不透明度を変更すると、CPU7は、指示された不透明度に変更する(ステップS15→S16)。不透明度としては、0〜100のいずれかの整数値を設定でき、“0”が不透明度が最も低い(つまり、透明度が最も高い)ことを示し、“100”が不透明度が最も高い(つまり、透明度が最も低い)ことを示している。不透明度は、不透明度の値を表示する不透明度値表示領域3a63内の値を直接変更したり、あるいは、不透明度の程度を示すインジケータ3a64を移動させたりすることで、変更することができる。
このようにして設定された手書きデータおよびマーカデータの表示設定は、ユーザが“OK”ボタン3a65をタッチすると確定され(ステップS17→S18)、“キャンセル”ボタン3a66をタッチするとキャンセルされる(ステップS19→終了)。
図8は、デジタルミキサ1、特にCPU7が実行する手書きデータ&マーカデータ表示処理の手順を示すフローチャートである。本手書きデータ&マーカデータ表示処理は、チャンネル名等表示領域3a2が表示されるときに起動される。
本手書きデータ&マーカデータ表示処理では、まずCPU7は、前記手書きデータ&マーカデータ表示設定処理で設定された(またはデフォルトの)表示設定を取得する(ステップS21)。
次にCPU7は、取得した表示設定内のマーカデータの表示設定を参照し、マーカデータを表示するときには、不透明度を参照して、その不透明度でマーカが表示されるような画像処理をマーカデータに施した(ステップS22→S23)後、マーカデータをチャンネル名等表示領域3a2に表示する(ステップS24)。
そしてCPU7は、取得した表示設定内の手書きデータの表示設定を参照し、手書きデータを表示するときには、手書きデータをチャンネル名等表示領域3a2に表示する(ステップS25→S26)。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る音響処理装置を適用したデジタルミキサのモジュール構成を示すブロック図である。 図1のデジタルミキサの概略構成を示すブロック図である。 図1中のLCDに表示された画面の一部と、そのチャンネル名等表示領域の表示内容のうちの一部内容を変更するための入力画面を示す図である。 チャンネル名等表示領域に情報を表示させるためのソフトウェア手法を示す図である。 図2のデジタルミキサ、特にCPUが実行する手書きデータ&マーカデータ入力処理の手順を示すフローチャートである。 図2のデジタルミキサ、特にCPUが実行する手書きデータ&マーカデータ表示設定処理の手順を示すフローチャートである。 図1中のLCDに表示された手書きデータ&マーカデータ表示設定画面の一例を示す図である。 図2のデジタルミキサ、特にCPUが実行する手書きデータ&マーカデータ表示処理の手順を示すフローチャートである。 従来のデジタルミキサのLCDに表示された画面の一部を示す図である。 従来のデジタルミキサによって実行されるチャンネル名入力処理およびチャンネルアイコン変更処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2…操作子(手書きデータ入力手段、マーカデータ入力手段、設定手段),3…表示部(表示器、表示制御手段、手書きデータ入力手段、マーカデータ入力手段、設定手段),3a…LCD(表示器),5…表示回路(表示制御手段、手書きデータ入力手段、マーカデータ入力手段、設定手段),6…音声信号入力回路(信号入力手段),7…CPU(音響処理手段、表示制御手段、手書きデータ入力手段、マーカデータ入力手段、設定手段),8…DSP(音響処理手段),9…ROM(音響処理手段),10…RAM(音響処理手段)

Claims (3)

  1. 複数の信号をそれぞれチャンネルに対応付けて入力可能な信号入力手段と、
    該信号入力手段によって入力された複数チャンネルの信号に音響処理を施す音響処理手段と、
    第1の画面または第2の画面を表示器に表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて手書きデータを入力する手書きデータ入力手段と
    ユーザの操作に応じてマーカデータを入力するマーカデータ入力手段と、
    該マーカデータ入力手段によって入力されたマーカデータを表示する際の透明度を設定する設定手段と
    を有し、
    前記第1の画面または第2の画面には、少なくとも前記複数チャンネルの各チャンネルの名称が入力される第1のレイヤと、前記手書きデータが入力される第2のレイヤと、前記マーカデータが入力される第3のレイヤとが設けられ、
    前記第1の画面は、前記複数チャンネルのそれぞれについて、当該チャンネルのフェーダと、当該チャンネルの名称を表示するためのチャンネル名表示領域とを表示する画面であり、前記チャンネル名表示領域には、前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを重ねて表示することにより、当該チャンネルの名称に前記手書きデータが重ねて表示され、
    前記第2の画面は、前記チャンネル名表示領域の表示内容を入力または変更するために、第1のパレットおよび第2のパレットを表示するとともに前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを描画領域に重ねて表示する画面であり、
    前記表示器は、タッチパネル方式の表示器であり、
    前記手書きデータ入力手段は、前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じて前記第2のレイヤに手書きデータを入力し、
    前記マーカデータ入力手段は、前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じて前記第3のレイヤにマーカデータを入力し、
    前記表示制御手段は、手書きデータ&マーカデータ入力処理モードが選択されたことに応じて前記第2の画面を前記表示器に表示させ、ユーザが前記第1のパレットを選択した際に前記手書きデータ入力手段による手書きデータの入力を受け付け、ユーザが前記第2のパレットを選択した際に前記マーカデータ入力手段によるマーカデータの入力を受け付け、前記チャンネル名表示領域に、前記チャンネルの名称および手書きデータにさらに重ねて、前記第3のレイヤに入力されたマーカデータを、前記設定手段によって設定された透明度で表示させる
    ことを特徴とする音響処理装置。
  2. 前記手書き入力手段は、前記複数チャンネルのうち、少なくとも一部の複数チャンネルに跨った手書きデータを入力でき、
    前記第2のレイヤに入力された手書きデータが複数チャンネルに跨ったものであるときには、前記表示制御手段は、該手書きデータを当該複数チャンネルに跨って表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の音響処理装置。
  3. 複数の信号をそれぞれチャンネルに対応付けて入力可能な信号入力手段を介して複数の信号を入力する信号入力ステップと、
    該信号入力ステップによって入力された複数チャンネルの信号に音響処理を施す音響処理ステップと、
    第1の画面または第2の画面をタッチパネル方式の表示器に表示させる表示ステップと、
    前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じて手書きデータを入力する手書きデータ入力ステップと
    前記表示器へのユーザのタッチ操作に応じてマーカデータを入力するマーカデータ入力ステップと、
    該マーカデータ入力ステップによって入力されたマーカデータを表示する際の透明度を設定する設定ステップと
    を有する音響処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記第1の画面または第2の画面には、少なくとも前記複数チャンネルの各チャンネルの名称が入力される第1のレイヤと、前記手書きデータが入力される第2のレイヤと、前記マーカデータが入力される第3のレイヤとが設けられ、
    前記第1の画面は、前記複数チャンネルのそれぞれについて、当該チャンネルのフェーダと、当該チャンネルの名称を表示するためのチャンネル名表示領域とを表示する画面であり、前記チャンネル名表示領域には、前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを重ねて表示することにより、当該チャンネルの名称に前記手書きデータが重ねて表示され、
    前記第2の画面は、前記チャンネル名表示領域の表示内容を入力または変更するために、第1のパレットおよび第2のパレットを表示するとともに前記第1のレイヤと前記第2のレイヤとを描画領域に重ねて表示する画面であり、
    前記表示ステップでは、手書きデータ&マーカデータ入力処理モードが選択されたことに応じて前記第2の画面を前記表示器に表示させ、ユーザが前記第1のパレットを選択した際に前記手書きデータ入力ステップによる手書きデータの入力を受け付け、ユーザが前記第2のパレットを選択した際に前記マーカデータ入力ステップによるマーカデータの入力を受け付け、前記チャンネル名表示領域に、前記チャンネルの名称および手書きデータにさらに重ねて、前記第3のレイヤに入力されたマーカデータを、前記設定ステップによって設定された透明度で表示させる
    ことを特徴とするプログラム。
JP2007089471A 2007-03-29 2007-03-29 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム Expired - Fee Related JP4702564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089471A JP4702564B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007089471A JP4702564B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008252368A JP2008252368A (ja) 2008-10-16
JP4702564B2 true JP4702564B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=39976825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007089471A Expired - Fee Related JP4702564B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702564B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000231379A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Ntt Data Corp 電子譜面台及び電子譜面の表示方法
JP2003107986A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Yamaha Corp 情報処理装置およびその制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2004350005A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 C'z Corporation:Kk 電子会議システム
JP2006054690A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Seiko Epson Corp 画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2006203303A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Yamaha Corp 制御装置
JP2006201242A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Yamaha Corp 電子音楽装置
JP2007233746A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Yamaha Corp 電子装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000231379A (ja) * 1999-02-12 2000-08-22 Ntt Data Corp 電子譜面台及び電子譜面の表示方法
JP2003107986A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Yamaha Corp 情報処理装置およびその制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2004350005A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 C'z Corporation:Kk 電子会議システム
JP2006054690A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Seiko Epson Corp 画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2006203303A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Yamaha Corp 制御装置
JP2006201242A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Yamaha Corp 電子音楽装置
JP2007233746A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Yamaha Corp 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008252368A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012168970A (ja) 端末装置及びプログラム
KR101844903B1 (ko) 데이터 복합 기록 지원 방법 및 이를 지원하는 단말기
US20170060374A1 (en) Combined Tablet Screen Drag-and-drop Interface
JP2012123477A (ja) ショートカットアイコン登録方法
WO2010052987A1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2009139716A (ja) 電子音楽システムおよび該電子音楽システムに含まれる電子音楽装置を制御する制御方法を実現するためのプログラム
JP2008198138A (ja) 複数のファンクションキーを有する電子機器
JP5359455B2 (ja) 電子音楽システム
WO2011099073A1 (ja) コンピュータシステム及びコンピュータを用いたユーザ操作支援方法
JP2009139715A (ja) 電子音楽システムおよび該電子音楽システムに含まれる電子音楽装置を制御する制御方法を実現するためのプログラム
JP4702564B2 (ja) 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム
JP4844170B2 (ja) 電子装置
JP2004326402A (ja) 電子機器、電子機器の入力受け付け方法、入力受け付け方法のプログラム、入力受け付け方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2012189694A (ja) 電子楽器
KR100948290B1 (ko) 멀티미디어 재생 장치 및 그 화면 표시 방법
JP2008083628A (ja) 音響信号処理装置及びプログラム
JP6710974B2 (ja) 信号生成装置
KR100754638B1 (ko) 이동 통신 단말기의 대기화면에서 빠른 메뉴 진입 방법 및장치
JP2011118729A (ja) 電子機器および選択画面の表示方法
JP2008252369A (ja) 音響処理装置およびその制御方法を実現するプログラム
User Interface
JP2005311874A (ja) 機器操作装置、および機器操作方法
JP2010237510A (ja) 電子音楽装置および音色データ作成方法を実現するためのプログラム
JP5119896B2 (ja) 制御システム、該制御システムを構成する音楽制御装置および電子楽器装置、およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP2002251289A (ja) 情報端末装置及びプログラム切替え制御機能を有するプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110222

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees