JP2006254292A - オーディオミキサのパラメータ設定装置 - Google Patents

オーディオミキサのパラメータ設定装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 オーディオミキサのGUI画面に表示されるグラフィックEQパラメータ画面において、帯域毎のグループと、該グループに属する帯域群との対応関係を視覚的に簡明に把握できるようにする。
【解決手段】 グラフィックEQパラメータ画面20において、31帯域分のフェーダ画像21が並べて表示されており、31帯域は連続する8つの8つの帯域を1組とする6つのグループに分けられている。また、帯域が隣接するグループ間では、当該グループに属する帯域群の一部が重複するようグループ化される。該画面20において、各グループ毎のタブ画像を表示する。各タブ画像は対応するグループ内の前記仮想操作子画像の配列に対応する幅及び位置で表示され、また、前記グループ間の帯域重複部分では、当該タブ画像同士の一部が互いに重なり合うよう表示される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、オーディオミキサにおけるパラメータ設定装置であって、特にディスプレイ上におけるパラメータ設定画面の表示の改良に関する。
従来から、複数の入力チャンネル毎に入力されるアナログオーディオ信号を、ディジタル信号に変換して、ディジタル処理するディジタルミキサが知られる。ユーザはミキシング処理に関する各種操作を操作パネル(ミキシングコンソール)上の操作子を使ってマニュアル操作で行うことができ、当該ディジタルミキサのディジタル信号処理装置(DSP)は該ユーザ操作に基づき入力されたディジタルオーディオ信号に対するミキシング処理を施す。また、操作パネルにおいてLCD等からなる表示器(ディスプレイ)を備える機種では、該ディスプレイ上のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を用いて、システム全体の設定や各種機能毎のパラメータの設定等を行うことができる。この種のディジタルオーディオミキサの一例として、本出願人が発売するディジタルミキサ:製品名「PM5D」がある(例えば、下記非特許文献1参照)。
http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/PM5DJ1.pdf
前記非特許文献1に記載のミキサにおいて、グラフィックイコライザ機能のウィンドウ(グラフィックEQパラメータ画面)をディスプレイ上に読み出し、該グラフィックEQパラメータ画面から、グラフィックEQの操作を行うことができる。前記グラフィックEQパラメータ画面では、当該グラフィックEQで扱う複数の周波数帯域(前記非特許文献1に記載のグラフィックEQでは31の周波数帯を扱う)の各々について、フェーダ画像が用意されており、1画面上に当該グラフィックEQが扱う全帯域分のフェーダ画像が並列して表示される。ユーザはディスプレイ上の当該画面のフェーダ画像を操作して、該操作されたフェーダ画像に対応する周波数帯域のレベル(音量)を増減調整することができる。また、ミキサの操作パネル上に設けられた8つの物理フェーダに対して、前記複数の周波数帯域のうちのいずれか8つの帯域を夫々割り当てることで、ユーザは、各物理フェーダに割り当てた帯域についてマニュアル操作できる。
前記物理フェーダに対する帯域の割り当てについて述べる。前記複数の周波数帯域は8つの帯域を1組とする複数(例えば6つ)のグループに分けられており、グラフィックEQパラメータ画面上には、各グループを選択するためのスイッチ画像(物理フェーダに帯域を割り当てるスイッチ画像)が表示されている。ユーザは、任意のグループに対応するスイッチ画像を操作することで、該スイッチ画像のグループに含まれる8つの周波数帯域を前記8つの物理フェーダへ割り当てることができる。操作された(選択された)スイッチ画像のグループに含まれる8つの周波数帯域のフェーダ画像の色は、他のフェーダ画像の色と異なるものに変更されることで、当該帯域が物理フェーダに割り当てられていることが示される。
また、前記各グループにおいては、連続する8つの周波数帯域が1組にグループ化されている。このように、1つのグループに属する周波数帯域の範囲を連続的にまとめることは、ユーザがグラフィックEQを操作する上での便宜に寄与している。また、周波数帯域の範囲が隣接するグループ間では、当該グループに属する周波数帯域群の一部(隣接する部分)が重複するようグループ化がなされている。
しかしながら、上記従来のミキサのグラフィックEQパラメータ画面においては、前記各グループと該各グループに属する周波数帯域の範囲との対応関係がわかりにくく、どのグループがどの範囲のフェーダ画像に該当するのか、或いは、現在物理フェーダに割り当てられた周波数帯域の範囲とフェーダ画像の対応関係などについて視認性に乏しかった、という不都合があった。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、オーディオミキサにおけるパラメータ設定装置において、所定の組み合わせでグループ化されたパラメータ群について、前記グループと該グループに属するパラメータ群との対応関係を、表示画面上において視覚的に簡明に把握できるようにすることを目的としている。
この発明は、操作子と、表示器と、複数のパラメータの各々に対応する複数の仮想操作子画像を前記表示器の画面に表示し、ユーザによる任意の仮想操作子画像の操作に応じてそれに対応するパラメータを可変設定する第1の設定制御手段と、前記複数のパラメータを複数のグループに分け、各グループ毎のタブ画像を前記表示器に表示させる表示制御手段であって、各タブ画像が、対応するグループ内の前記仮想操作子画像の配列に対応する幅及び位置で表示されるようにしたものと、前記表示器に表示された前記タブ画像のいずれかをユーザに選択させる手段と、選択されたタブ画像に対応するグループに属する前記パラメータを前記操作子に割り当て、ユーザによる該操作子の操作に応じてそれに割り当てられたパラメータを可変設定しうるようにする第2の設定制御手段とを具えるオーディオミキサのパラメータ設定装置である。
また、この発明は、前記パラメータ設定装置において、前記グループは、少なくとも2つのグループ間において当該グループに属するパラメータ群の一部を共有するようグループ化されたものであって、前記表示手段は、更に、前記グループ間のパラメータの共有部分に対応して、当該タブ画像同士の一部が互いに重なり合うよう前記タブ画像を並べて表示することを特徴とする。
また、この発明に係るパラメータ設定装置は、ユーザの操作により選択された前記タブ画像並びに該タブ画像に対応するグループに属するパラメータ群に対応する仮想操作子画像群の表示態様を、他のタブ画像並びに仮想操作子画像群とは異ならせるよう前記表示態様の変更を行う表示態様変更手段を更に備えることを特徴とするものであってもよい。
また、この発明に係るパラメータ設定装置は、1つの前記グループに属するパラメータ群の数に対応する数のノブ型操作子画像を表示する手段と、前記選択されたタブ画像に対応するグループに属するパラメータを前記ノブ型操作子画像に割り当てる手段とを更に備えることを特徴とするものであってもよい。
この発明に係るパラメータ設定装置は、複数のパラメータを複数のグループに分け、各グループ毎のタブ画像を前記表示器に表示させる表示制御手段であって、各タブ画像が、対応するグループ内の前記仮想操作子画像の配列に対応する幅及び位置で表示されるようにしたものを備えている。前記グループが、少なくとも2つのグループ間において当該グループに属するパラメータ群の一部を共有するようグループ化されたものであれば、前記表示制御手段は、更に、前記グループ間のパラメータの共有部分に対応して、当該タブ画像同士の一部が互いに重なり合うよう前記タブ画像を並べて表示する。これにより、各グループに対応するタブ画像と、該グループに属するパラメータ群の仮想操作子画像との対応関係が、画面上において視覚的に簡明に把握できるようになるという優れた効果を奏する。更に、この発明に係るパラメータ設定装置において、表示態様変更手段により、ユーザが選択したタブ画像並びに該タブ画像に対応するグループに属するパラメータ群に対応する仮想操作子画像群の表示態様を、他のタブ画像並びに仮想操作子画像群とは異ならせるよう前記表示態様の変更を行う。表示態様の変更の一例としては、例えば、表示色を異ならせる方法等を採用できる。これにより、選択されたグループと該グループに属するパラメータ群との対応関係が視覚的に明確になる、という優れた効果を奏する。更に、前記表示器の画面上に、1つの前記グループに属するパラメータ群の数に対応する数のノブ型操作子画像を表示して、前記選択されたタブ画像に対応するグループに属するパラメータを前記ノブ型操作子画像に割り当てることで、前記ノブ型操作子画像を用いたパラメータ操作も可能となる。前記ノブ型操作子画像は、前記複数のパラメータの各々に対応する仮想操作子画像に比べて、表示点数が少なくてよい(1グループ分のパラメータ数に対応していればよい)ため、ノブ型操作子画像の表示サイズを相対的に大きくできる。従って、該ノブ型操作子画像は画面上での操作性に優れている、という効果がある。
以下添付図面を参照して、この発明の一実施例について説明する。
図1は、この発明の一実施例に係るディジタルオーディオミキサのミキシングコンソール(操作パネル)10の外観を示す図である。図1において、コンソール10には、ディスプレイ(表示器)11が配設されている。ディスプレイ11は例えばLCD等で構成されるものである。ディスプレイ11上には当該ミキサの各種機能に応じた表示画面(ウィンドウ)が表示される。前記ウィンドウは当該ミキサシステム全体の設定や各種機能毎のパラメータの設定等を行うためのユーザインターフェースとして使用される。また、コンソール10上には、物理フェーダや物理ノブ操作子やカーソルキー等の各種操作入力を行うための多数の操作子(操作子群)12が配設されている。すなわち、当該ミキサのオペレータ(ユーザ)は、実行すべきミキシング処理の内容を、操作子群12の操作によって指示すること及びディスプレイ11上のGUI(各種の仮想操作子画像やポインタ、カーソル等)を用いて指示することの何れも可能である。図1において、操作子群12には、8つのフェーダ操作子(物理フェーダ)13、8つのノブ操作子(物理ノブ)14、カーソルキー15が含まれる。図1においてコンソール10上には、8つのチャンネルストリップ(コンソール10の下端に示された数字「1」〜「8」は各チャンネルストリップの番号である)が設けられており、物理フェーダ13及び物理ノブ14は各チャンネルストリップに1つずつ設けられている。各物理フェーダ13及び各物理ノブ14は、詳しくは後述する通り、ディスプレイ11に読み出されたウィンドウの機能に応じたパラメータが割り当てられ、該割り当てられたパラメータをユーザのマニュアル操作によって設定するための操作子として機能する。なお、同図において、図示の便宜上、8つの物理フェーダ13及び物理ノブ14のうち、左端のチャンネルストリップ「1」に配置されたものにのみ符号を付与して、他を代表するものとする。また、各チャンネルストリップには、前記物理フェーダ13、物理ノブ14のほかにもスイッチ類やレベルメータ、数値表示器等が具わっていて差し支えない。なお、図1において、コンソール10は、当該実施例に関連する要部のみを抽出して示してある。該コンソール10には、上記の他にも入力系チャンネルのパラーメータを操作するセクションや出力系チャンネルのパラメータを操作するセクションなど種々の部分が具わるが、図示及び説明の便宜上、それらを省略している。
図2はこの実施例に係るオーディオミキサの電気的ハードウェア構成を示すブロック図である。ミキサは、CPU1、ROM2、RAM3、信号処理回路(DSP)4、操作子検出回路5、表示制御回路6及び通信インターフェース(通信I/F)7を含み、各装置間が通信バス1Bを介して接続される。操作子検出回路5を介して操作部(操作子群;図1参照)12が接続されている。また、表示制御回路6を介して表示器(ディスプレイ;図1参照)11が接続される。
CPU1は、ROM2或いはRAM3に記憶にされた各種制御プログラムを実行し、当該ミキサの全体的な動作を制御する。また、CPU1は、当該ミキサの各種機能に応じた表示画面(ウィンドウ)を前記表示部(ディスプレイ)11に表示させる制御を行うと共に、該表示部11上での各種操作の検出、或いは、操作部12における各種操作の検出等を行う。ユーザは、操作部12やディスプレイ11のGUIを用いた各種操作により、音量制御や各種エフェクトの設定等を含むミキシング操作や、各種機能の起動指示等を行う。信号処理回路(DSP)4は、音響信号入出力機器4aを介して入力されるディジタルオーディオ信号に対して、該CPU1が検出した各種操作の内容に基づき信号処理(ミキシング処理)を実行し、その結果をミキシング出力として該音響信号入出力機器4aへ出力する。
また、当該ミキサは、通信I/F7を介して例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器7aに接続されてよく、両者の間でデータの送受信が可能である。前述したとおり外部機器7aでは、ミキサ制御用のソフトウェアプログラムの実行により、当該ミキサにおける全体的な動作を制御することや、当該ミキサの動作状況等を外部機器7aに具わるディスプレイに表示することが可能である。
なお、CPU1により実行される各種プログラムは、ROM2或いはRAM3に記憶されたもののみならず、通信インターフェースを介して適宜のサーバコンピュータからダウンロードし、図示しないハードディスク装置(HDD)等に保存したものを利用すること、或いは、図示しないハードディスクやCD−ROM等の外部記憶媒体に記憶されたものを利用することも可能である。この場合、該各種プログラムは当該プログラムを実行すべき時にRAM3に転送されてCPU1の制御の下で実行される。これによりプログラムの追加やバージョンアップ等を容易に行える。
図3は、ディスプレイ11に表示されるグラフィックイコライザ(グラフィックEQ)パラメータ画面20の表示例を示す図である。グラフィックEQ機能において、ユーザは、当該グラフィックEQで扱う複数の周波数帯域(この例では、20Hz〜20kHzの範囲内における31の周波数帯域)の各々について個別にレベル(音量)を増減調整することができる。このグラフィックEQパラメータ画面20は、グラフィックEQ機能の起動指示に応じてディスプレイ11上に読み出されるものとする。なお、同図において画面20の上部の文字列「GEQ」は、グラフィックイコライザ(グラフィックEQ)の省略表記である。
グラフィックEQパラメータ画面20には、当該グラフィックEQで扱う複数の周波数帯域の各々に対応して、複数のフェーダ操作子の画像(フェーダ画像)21が表示されている。各フェーダ画像21の上側に示された数値は、当該フェーダ画像21に対応する周波数帯域を表す。当該グラフィックEQパラメータ画面20上には、当該グラフィックEQで扱う全ての周波数帯域に対応する31個のフェーダ画像21が並列表示されている。これらのフェーダ画像21は、対応する周波数帯域が低いものから高いものの順に、図3において左から右に向かって配列される。限られた広さの表示領域内に、31個のフェーダ画像21を並べて表示しているので、各フェーダ画像21の表示サイズは、比較的小ぶりになる。各フェーダ画像21の仮想的ツマミ部分の上下方向の操作位置が、対応する周波数帯域のレベル(音量)設定値を表す。ユーザは、各フェーダ画像21の該仮想的ツマミ部分の操作位置を可変幅内(図の例では±15dB)で変更し、操作したフェーダ画像21に対応する周波数帯域についてレベル(音量)を増減調整できる。図3において、フェーダ画像21の表示領域の左端に示された数値(+15、+12・・・0・・・−12、−15)は、仮想的ツマミ部分の操作位置とフェーダ設定値の対応関係を示す。また、イコライザグラフ32には、当該グラフィックEQの現在設定値に応じた特性がグラフ表示される。
グラフィックEQの操作は、ディスプレイ11内部の仮想操作子(フェーダ画像21)を用いる方法と、コンソール10上の物理的な操作子群12(図1を参照)を用いる方法のいずれの方法によっても可能である。グラフィックEQの操作を前記コンソール10上の物理的な操作子群12を用いて行う場合、当該グラフィックEQで扱う31の周波数帯域は、それぞれ、8つの周波数帯域を1組とする6つのグループに分割され、各グループ毎の8つの周波数帯域を、物理的な操作子群12を用いたグラフィックEQの操作対象として抽出する。ここで、この実施例における周波数帯域のグループ分けについて簡単に述べると、この例では、周波数帯域の低いグループから順に、「20Hz〜100Hz」のグループ、「63Hz〜315Hz」のグループ、「200Hz〜1kHz」のグループ、「630Hz〜3.15kHz」のグループ、「2kHz〜10kHz」のグループ、「4kHz〜20kHz」のグループがある。1つのグループには、連続する8つの周波数帯域が1組にグループ化されている。例えば、「20Hz〜100Hz」のグループであれば、20Hz、25Hz、31.5Hz、40Hz、50Hz、63Hz、80Hz、100Hzの8つの連続した周波数帯域が含まれている。このようなグループ化により当該グラフィックEQで扱う全周波数帯域(20Hz〜20kHz)を6つのグループでカバーしている。また、グループ分けの特徴として、周波数帯域の範囲が隣接するグループ間では、当該グループを構成する周波数帯域の一部を互いに共有している。例えば、「20Hz〜100Hz」のグループと「63Hz〜315Hz」のグループの間では、63Hz〜100Hzの帯域が共有されている。
グラフィックEQパラメータ画面20上には、図3に示すように、前記6つのグループに夫々対応する(前記6つのグループをひとつずつ割り当てた)6つのタブ画像23を表示する。各タブ画像23には、対応するグループ(当該タブ画像23に割り当てられているグループ)に含まれている周波数帯域の範囲を表示する。そして、これら6つのタブ画像23は、フェーダ画像21群の表示方法にあわせて、対応するグループの周波数帯域の範囲が低いものから高いものの順で、フェーダ画像21の下部に、フェーダ画像21群に並行させて、画面左から右に向かって配列して表示する。1つのタブ画像23の横幅は、対応するフェーダ画像21群(当該タブ画像23に対応するグループの周波数帯域の範囲で使う8つのフェーダ画像21)の横幅に概ね等しく揃える。また、1つのタブ画像23の画面横方向の表示位置(左端と右端の位置)は、対応するフェーダ画像21群の、左端のフェーダ画像21と右端のフェーダ画像21の表示位置に概ね等しくする。そして、6つのタブ画像23の画面横方向(周波数帯域の並び方向)の配列幅を、31個のフェーダ画像21の同方向の配列幅と概ね等しくする。更に、本実施例では、前述の通り、周波数帯域の範囲が隣接するグループ間では当該グループを構成する周波数帯域の一部を互いに共有しており、当該共有している旨を視覚的に表すために、隣接して表示する2つのタブ画像23においては、当該2つのタブ画像23に対応する2つのグループ間で共有している一部の周波数帯域の範囲(共有部分)に対応する画像部分、つまり、共有部分で使うフェーダ画像21群の表示位置に対応する画像部分を重ねて表示する。当該重ねて表示する部分の横幅は、前記共有部分で使うフェーダ画像21群の横幅に概ね揃え、その画面横方向の表示位置(左端と右端の位置)は、当該共有部分で使うフェーダ画像21群の、左端のフェーダ画像21と右端のフェーダ画像21の表示位置に概ね等しくする。具体的には、図3に示すように、20Hz〜100Hzのグループに対応する左端のタブ画像23と、63Hz〜315Hzのグループに対応する左端から2番目のタブ画像23とは、それら2つのグループの共有部分である63Hz〜100Hzに対応する画像部分を重ねた状態で表示する。以上のような表示により、1つのタブ画像23に対応するグループと、当該グループに属する周波数帯域の範囲と、当該グループに属する周波数帯域の範囲に相当するフェーダ画像21群との対応関係が視覚的に簡明にわかるようになる。
各タブ画像23は、物理的な操作子群12を用いた操作の対象として抽出する周波数帯域のグループとして前記6つのグループのいずれかを選択するための仮想操作子(GUI)として機能する。ユーザが所望のグループに対応するタブ画像23をディスプレイ11上で指定すると、該指定されたタブ画像23に対応するグループが選択される。該選択されたグループに含まれる8つの周波数帯域は、ミキシングコンソール10上の操作子群12(8つの物理フェーダ13や8つの物理ノブ14;図1参照)に割り当てられ、該操作子群12を使って当該周波数帯域の設定値を操作することができるようになる。
この実施例において、ユーザによって選択されたタブ画像23並びに該選択されたタブ画像23に対応するフェーダ画像21群の表示色は、その他のタブ画像23並びにフェーダ画像21の表示色とは異なる色で表示されている。図3の例では、選択されたタブ画像23(周波数帯域の範囲63Hz〜315Hzのグループ)が白色で表示され、他のタブ画像23は黒色で表示され、また、該選択されたタブ画像23に対応するグループ(周波数帯域63Hz〜315Hzの範囲)に属する8つのフェーダ画像21が白色で表示され、他のフェーダ画像21は黒色で表示されている。このように、選択されたタブ画像23並びに該選択されたタブ画像23に対応するフェーダ画像21群の表示色を、その他のタブ画像23並びにフェーダ画像21の表示色とは異ならせることで、該選択したグループのタブ画像23及び該グループの周波数帯域の範囲のフェーダ画像21群を他と区別することができ、選択したグループに該当する周波数帯域の範囲の視認性が向上する。
選択されたグループに属する周波数帯域範囲の8つのフェーダ画像21は、ミキサコンソール10上の8つの物理フェーダ13へ1つずつ割り当てられる。ユーザは、物理フェーダ13を用いて、各フェーダ画像21に対応する周波数帯域の設定値を操作することができる。各物理フェーダ13に対する周波数帯域の割り当ては、例えば、コンソール10上において、左側に位置する物理フェーダ13から順次、周波数帯域の低いものから高いものの順で割り当てるものとする。
また、グラフィックEQパラメータ画面20において、仮想的ノブ操作子の画像(ノブ画像)24は、前記選択されたグループに属する8つの周波数帯域についての設定値を操作するための仮想操作子(GUI)として機能する。この実施例では、各グループに属する周波数帯域の数(8つ)に応じて、8つのノブ画像24が画面20上に表示されており、各ノブ画像24に対して、選択されたグループに属する8つの周波数帯域が1つずつ割り当てられる。各ノブ画像24に対する周波数帯域の割り当ては、画面20上の左側のノブ画像24から順次、周波数帯域の大きさの順番でなされるものとする。ノブ画像24の上側近傍領域には、当該ノブ画像24に割り当てられた周波数帯域の数値が表示されてる。また、ノブ画像24の下側近傍領域には、当該ノブ画像24に割り当てられた周波数帯域の設定値が数値表示される。各ノブ画像24は、ミキサコンソール10上の8つの物理ノブ14へ1つずつ割り当てられる。ユーザは、これら物理ノブ14を用いても、該各ノブ画像24に割り当てられた周波数帯域の設定値を操作することができる。各物理ノブ14に対する周波数帯域の割り当ては、例えば、コンソール10上において、左側に位置する物理ノブ14から順次、周波数帯域の低いものから高いものの順で割り当てるものとする。
ノブ画像24は、グラフィックEQパラメータ画面20において、グループに属する周波数帯域の数(8つ)に応じた数だけ表示されればよいので、画面上での表示領域を広く使うことができ、各ノブ画像24の表示サイズを相対的に大きくすることができる。従来の技術では、前記グラフィックEQパラメータ画面内に全ての周波数帯域のフェーダ画像を並列して表示しているので、各フェーダ画像が相対的に小さくなってしまい、画面上での操作が行いにくい場合があるという不都合があったが、この点について、この実施例によれば、相対的に大きく表示しうるノブ画像24を用いることで、ディスプレイ11上における各周波数帯域のレベル調整の操作性を向上させることができるという利点がある。
次に、この実施例に係るグラフィックEQ機能における動作について説明する。グラフィックEQ機能がユーザによって指示されると、ディスプレイ11上には図3に示したようなグラフィックEQパラメータ画面20が開かれる。前記パラメータ画面20が開かれた時には、前回選択されたタブ画像23及び該タブ画像23に対応するグループに属するフェーダ画像21群が白色で表示されている。このグラフィックEQパラメータ画面20において、いずれかのタブ画像23を指定する操作が行われると、タブ画像の操作処理が起動する。図4は、タブ画像の操作処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、タブ画像23の指定方法としては、コンソール10上に配設された操作子(例えばカーソルキー15;図1参照)を用いて画面20上のポインタ乃至カーソルを操作して、所望のタブ画像23を指定してもよいし、コンソール10上の所定の複数のスイッチ(例えば、図1においてスイッチ16)をタブ画像23の指定用スイッチとしてもよい。すなわち、6つのスイッチ16に対応するタブ画像23を割り当て、所望のタブ画像23に対応するスイッチ16を操作するように構成してもよい。
グラフィックEQパラメータ画面20において、いずれかのタブ画像23が選択されたことが検出されると、前回に選択された(現時点で白色の)タブ画像23の表示色を白から黒色に変更し、また、該タブ画像23に対応するグループの各フェーダ画像21の表示色を白から黒色に変更すると共に、新規に指定されたタブ画像23の表示色を黒から白色に変更し、該指定されたタブ画像23に対応する各フェーダ画像21の表示色を黒から白色に変更する(以上、ステップS1〜S4の処理)。これにより、ユーザが指定したタブ画像23並びに該タブ画像23に対応するフェーダ画像21の表示色を他と異ならせて、これを視覚的に区別できるようにする。そして、前記指定されたタブ画像23に対応するグループに属する周波数帯域群(8つの周波数帯域)をコンソール10上の8つの物理フェーダ13で操作できるよう設定する処理、前記周波数帯域群の各帯域の値をグラフィックEQパラメータ画面20上の各ノブ画像24の上側近傍(図3参照)にそれぞれ表示する処理、前記周波数帯域群をコンソール10上の8つの物理ノブ14で操作できるよう設定する処理、前記周波数帯域群の各帯域の現在の設定値に基づき各ノブ画像24の表示を変更する処理、並びに、前記周波数帯域群を各ノブ画像24で操作できるよう設定する処理を実行する(以上、ステップS5〜ステップS9の処理)。これにより、ユーザが指定したタブ画像23に対応するグループに属する各周波数帯域を、各物理フェーダ13、各物理ノブ14及び各ノブ画像24に夫々割り当てる。なお、当該処理の手順は一例であって、各ステップS1〜S9の実行手順は、図示の例に限定されない。
当該グラフィックEQをコンソール10上の物理フェーダ13又は物理ノブ14の操作に応じた処理の手順について、図5(a),(b)を参照して説明する。ディスプレイ11上にグラフィックEQパラメータ画面20が表示されている状態において、物理フェーダ13又は物理ノブ14が操作されると、図5(a)又は(b)の処理が起動する。8つの物理フェーダ13の何れかが操作された場合の処理は、同図(a)のステップS10〜S13に示す通りである。すなわち、操作された物理フェーダ13に割り当てられた周波数帯域について、該操作の内容に対応する新規の設定値を信号処理回路4(図2参照)へ反映すると共に、該操作された物理フェーダ13に割り当てられた周波数帯域に対応するフェーダ画像21の表示位置及び該周波数帯域に対応するノブ画像24の表示(表示上の回転角度及び該画像24下側近傍の現在設定値の数値表示)を前記物理フェーダ13における操作内容に基づき変更し、また、該周波数帯域に対応する物理ノブ14の回転位置を前記物理フェーダ13における操作内容に基づき動かす。同図(a)のステップS11〜S13に示すとおり、対応するフェーダ画像21及びノブ画像24の表示内容、並びに、対応する物理ノブ14の操作位置は、物理フェーダ13の操作に連動して変更される。
また、8つの物理ノブ14の何れかが操作された場合の処理は、図5(b)のステップS14〜S17に示す通りである。すなわち、操作された物理ノブ14に割り当てられた周波数帯域について、該操作の内容に対応する新規の設定値を信号処理回路4(図2参照)へ反映すると共に、該操作された物理ノブ14に割り当てられた周波数帯域に対応するフェーダ画像21及びノブ画像24の表示内容を該物理ノブ14の操作内容に基づき変更し、また、該周波数帯域に対応する物理フェーダ13の操作位置を該物理ノブ14の操作内容に基づき動かす。物理ノブ14が操作された場合も上述と概ね同様に、該操作は、対応するフェーダ画像21及びノブ画像24の表示内容、並びに、対応する物理フェーダ13の操作位置に反映される。
勿論、グラフィックEQパラメータ画面20において、フェーダ画像21のいずれかを操作して、該操作したフェーダ画像21に対応する周波数帯域の設定値を変更することもできる。図6は、フェーダ画像21の操作に応じた処理の手順の一例を示すのフローチャートである。この処理は、前記画面20において31個のフェーダ画像21のうちのいずれかが操作されると起動する。フェーダ画像21を操作する方法としては、コンソール10上に配設された適宜の操作子(例えばカーソルキー15;図1参照)を用いて画面20上のポインタ乃至カーソルを操作する方法等を適用してよい。ステップS20において、操作されたフェーダ画像21の表示を該操作の内容に応じて変更し、ステップS21において、操作されたフェーダ画像21に対応する周波数帯域について、該操作の内容に対応する新規の設定値を信号処理回路4(図2参照)へ反映する。ステップS20,S21の処理は、何れのフェーダ画像21が操作された場合にも同様に実行せられる。前記操作されたフェーダ画像21が白色のもの以外(黒色)であった場合(ステップS22のno)は、該操作されたフェーダ画像21は、現在選択されているグループに属するものではないので、当該処理はここで終了してよい。一方、前記操作されたフェーダ画像21が白色であった場合(ステップS22のyes)は、該操作されたフェーダ画像21は現在選択されているグループに属するものであるから、当該フェーダ画像21に対して行われた操作を、他の操作子(物理フェーダ13、物理ノブ14、ノブ画像24)に反映させる処理を行う。すなわち、該操作されたフェーダ画像21に対応する物理フェーダ13の操作位置を前記操作内容に基づき動かす処理、該操作されたフェーダ画像21に対応する物理ノブ14の操作位置(回転角度)を前記操作内容に基づき動かす処理、及び、該操作されたフェーダ画像21に対応するノブ画像24の表示(表示上の回転位置とフェーダ設定値の数値表示)を前記操作内容に基づき改める処理を実行する。これは、同図ステップS23,S24及びS25の処理に相当する。なお、ステップS23〜S25を実行する順番は図示の例に限定されない。
グラフィックEQパラメータ画面20において、ノブ画像24のいずれかが操作された場合の処理の手順の一例を、図7のフローチャートに示す。当該処理はいずれかのノブ画像24の操作に応じて、当該処理が起動して、図示のステップS30〜S34が実行される。すなわち、操作されたノブ画像24の表示(表示上の回転位置及び設定値の数値)を操作内容に合わせて変更し、当該ノブ画像24に割り当てられている周波数帯域について、該操作内容に対応する新規の設定値を信号処理回路4(図2参照)に反映させる。そして、該操作されたノブ画像24に対応する物理フェーダ13の操作位置を前記操作内容に基づき動かす処理、該操作されたノブ画像24に対応する物理ノブ14の操作位置(回転角度)を前記操作内容に基づき動かす処理、及び、該操作されたノブ画像24に対応するフェーダ画像21の表示位置を前記操作内容に基づき改める処理を実行する。
以上説明した通り、この実施例に係るディジタルミキサによれば、複数の周波数帯域を扱うグラフィックEQ機能において、所定の組み合わせでグループ化された周波数帯域の複数のグループのうちの所望のグループを選択するためのタブ画像23が、各グループを構成する周波数帯域に対応するフェーダ画像の配列に対応して、即ち、対応するフェーダ画像群の配列幅とタブ画像の表示幅を揃えて、表示される。隣接するグループ間で、構成する周波数帯域の一部を互いに共有している場合には、両グループに対応する両タブ画像23においては、該共有部分に相当する部分が重ねて表示される。これにより、1つのタブ画像23に対応するグループと、当該グループに属する周波数帯域の範囲との対応関係が視覚的に簡明に把握できるようになるという優れた効果を奏する。
また、現在選択されているグループに対応するタブ画像の表示色及び該グループに属するフェーダ画像群の表示色を、選択されていない他のタブ画像並びにフェーダ画像群の表示色と異ならせ、選択されたグループのものを他と区別することで、選択されたグループに該当する周波数帯域の範囲の視認性を向上せしめるという優れた効果を奏する。
また、現在選択されているグループに属する周波数帯域群についてのレベル調整をノブ画像24を用いて行えるので、ディスプレイ11上での前記周波数帯域群のレベル調整が行いやすくなる、という優れた効果を奏する。
なお、上述の実施例では、2つのタブ画像23に対応する2つのグループ間で共有している一部の周波数帯域の範囲(共有部分)に対応する画像部分を重ねて表示する例を示したが、これは、当該グループを構成する周波数帯域の一部を互いに共有している旨を視覚的に表現できる表示態様であれば、実際に画像を重ねる態様に限らず、どのような表示態様であってもよい。例えば、タブ画像23そのものが重ならないよう、夫々のタブ画像23を上下方向にずらし、画面横方向の表示位置が共有されているパラメータ群分だけ同じ位置に表示する(タブ画像23を重ねずに、階段状に表示する)ようにしてもよい。これもまた、前記画像部分を重ねて表示、つまり、一部の周波数帯域を共有していることを表す表示態様である。
また、上述の実施例の図3において、選択されたグループに対応するタブ画像23の表示色及び該グループに属するフェーダ画像21群の表示色を「白色」、その他のタブ画像23及びフェーダ画像群21の表示色を「黒色」としたが、少なくとも選択されたものとその他の表示色を異ならせて、これを区別できればよい。また、選択されたものとその他の表示色を異ならせる方法に限らず、例えば、選択されたものについて点滅表示する等、両者の表示態様を異ならせることで、これを区別できるよう構成してもよい。
また、上記の実施例において、グラフィックEQは31の周波数帯域を扱うものとしたが、当該グラフィックEQが扱う帯域数はこれに限らない。また、周波数帯域のグループ分けについても、8つの周波数帯域を1組とするグループに限らず、適宜の所定数の組み合わせで周波数帯域をグループ化してよい。また、グループ数も6つに限らない。また、各種操作子(物理的並びに仮想的)の設置点数も、上記の実施例に限定されない。
また、上述の実施例では、この発明をグラフィックEQのパラメータ設定画面に適用する例を示したが、イコライザーに限らず、複数のパラメータの各々に対応する画像表示物と、該複数のパラメータを所定の組み合わせでグループ化し、該グループの各々に対応する画像表示物とについて、両者を1画面上に並べて表示する構成であれば、この発明を適用可能である。
この発明の一実施例に係るディジタルミキサーの操作パネル(コンソール)の一例を上から見た外観概略図であって、要部のみを抽出して示す。 同実施例に係るディジタルの電気的ハードウェア構成例を示すブロック図。 同実施例に係るディジタルミキサのディスプレイに表示されるグラフィックイコライザ機能の表示画面の一例を示す図。 同実施例において、前記表示画面上のタブ画像の操作処理の一例を示すフロチャート。 (a)は同実施例において前記表示画面が表示された状態における物理フェーダの操作処理の一例を、また、(b)は同状態における物理ノブの操作処理の一例を夫々示すフローチャート。 同実施例において、前記表示画面上のフェーダ画像の操作処理の一例を示すフロチャート。 同実施例において、前記表示画面上のノブ画像の操作処理の一例を示すフロチャート。
符号の説明
10 ミキシングコンソール、11 ディスプレイ、12 操作子群、13 物理フェーダ、14 物理ノブ、15 カーソルキー、20 グラフィックイコライザーパラメータ画面、21 フェーダ画像、23 タブ画像、24 ノブ画像、1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 信号処理回路、5 操作子検出回路、6 表示制御回路、7 通信インターフェース

Claims (4)

  1. 複数の操作子であって、各々の操作子が、当該操作子に割り当てられたパラメータの値を設定するためのものと、
    表示器と、
    複数のパラメータの各々に対応する仮想操作子画像を配列して前記表示器に表示すると共に、前記複数のパラメータを複数のグループにグループ分けし、当該グループの各々を選択するためのグループ毎のタブ画像を、各グループに含まれるパラメータ群に基づいて、前記複数の仮想操作子画像の配列に対応する幅及び位置に配列して前記表示器に表示する表示制御手段であって、
    前記グループ分けは、1つのグループに含まれる一部のパラメータ群を他のグループと共有するように行い、前記タブ画像における前記他のグループと共有するパラメータ群に対応する部分を、当該共有していることを表す態様で表示するよう制御するものと、
    前記タブ画像のいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたタブ画像に対応するグループに含まれるパラメータ群のそれぞれを、前記複数の操作子の1つずつに割り当てる割り当て手段と
    を具えるオーディオミキサのパラメータ設定装置。
  2. 前記選択手段により選択されたタブ画像及び当該タブ画像に対応するグループに含まれるパラメータ群に対応する各仮想操作子画像の表示態様を、他のタブ画像並びに他の仮想操作子画像群とは異ならせるよう前記表示態様の変更を行う表示態様変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設定装置。
  3. 前記表示態様変更手段は、前記タブ画像及び当該タブ画像に対応するグループに含まれるパラメータ群に対応する各仮想操作子画像の表示色を変更する手段であることを特徴とする請求項2に記載のパラメータ設定装置。
  4. 1つの前記グループに属するパラメータの数に対応する数のノブ型操作子画像を前記表示器の画面に表示する手段と、
    前記選択されたタブ画像に対応するグループに含まれるパラメータ群を前記ノブ型操作子画像の1つずつに割り当てる手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパラメータ設定装置。
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