JP7400341B2 - ミキシングコンソール - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ信号をミキシング処理するミキシングコンソールに関する。
ミキシングコンソールでは、操作対象チャンネルに対して操作子が少ない操作パネルを用いることが多い。この際、操作子ブロックをソフトウェア的にレイヤ化し、レイヤを切り替えることで対応する方法が採用されている。レイヤを切り替える方法としては、製品全体で1組のレイヤ切替ボタン群を搭載する、あるいは複数の操作子ブロック毎にレイヤ切替ボタン群を搭載する等が提案されている。
特許文献1には、音響信号処理を制御する各種のパラメータの値を調整するための操作子を備えた複数のチャンネルストリップを有するチャンネルストリップ部と、 前記チャンネルストリップ部の複数のチャンネルストリップの全てに対してそれぞれ割り当てるチャンネルを規定するデータを配置するための第1メモリ領域と、 前記チャンネルストリップ部の複数のチャンネルストリップのうちの任意のチャンネルストリップに対してそれぞれ割り当てるチャンネルを規定するデータを配置するための第2メモリ領域と、前記チャンネルストリップ部の複数のチャンネルストリップのうちの任意のチャンネルストリップに対してそれぞれ割り当てるチャンネルを規定するデータを配置するための第3メモリ領域と、前記第3メモリ領域に配置されたデータで割り当てるチャンネルが規定されているチャンネルストリップに対しては、当該第3メモリ領域に配置されたデータに基づいてチャンネルを割り当て、前記第3メモリ領域に配置されたデータでは割り当てるチャンネルが規定されておらず、前記第2メモリ領域に配置されたデータでは割り当てるチャンネルが規定されている。チャンネルストリップに対しては、当該第2メモリ領域に配置されたデータに基づいてチャンネルを割り当て、前記第2メモリ領域に配置されたデータおよび第3メモリ領域に配置されたデータの何れでも割り当てるチャンネルが規定されていないチャンネルストリップに対しては、前記第1メモリ領域に配置されているデータに基づいてチャンネルを割り当てる、割り当て手段と、解除操作子と、前記解除操作子が操作された場合、前記第3メモリ領域に配置されたデータに基づく割り当てが為されていたときは、当該第3メモリ領域のデータを全てクリアして、再度割り当てを行い、前記第3メモリ領域に配置されたデータに基づく割り当てが為されておらず、前記第2メモリ領域に配置されたデータに基づく割り当てが為されていたときは、当該第2メモリ領域のデータを全てクリアして、再度割り当てを行い、前記第2メモリ領域に配置されたデータに基づく割り当ておよび前記第3メモリ領域に配置されたデータに基づく割り当ての何れもが為されていないときは、何れのメモリ領域のクリアも行わず、割り当ては現状維持する解除実行手段を備える音響信号処理装置が記載されている。また、フィックスレイヤについても記載されている。フィックスレイヤは、主としてユーザが常時監視したいあるいは頻繁に調整したい所望のchを所望のchストリップへ固定するためのレイヤである。ユーザは、任意にchストリップ部内の各chストリップへのchの割り当てを規定するデータであるフィックスレイヤデータを作成できる。フィックスレイヤデータにおける規定では、chが割り当てられていないchストリップがあってもよい。例えば、ボーカル音が入力ch22に割り当てられており、このchを固定的にchストリップ1で操作したい場合は、入力ch22をchストリップ1に割り当て、他のchストリップ2~8は割り当てch無しと規定するフィックスレイヤデータを作成しておき、フィックスレイヤに配置する。なお、フィックスレイヤデータと上述のカスタムレイヤデータとは、ユーザが任意にchの割り当てを規定できる点で共通するものだが、配置するレイヤが異なるものである。なお上述したが、フィックスレイヤデータを作成する際には、1つのchセットグループを1つの割当単位として1つのchストリップに割り当てることができる。
特許文献2には、複数のチャンネルストリップを具備する操作パネルであって、前記複数チャンネルのオーディオ信号の各々は、該オーディオ信号を処理するための前記複数チャンネルの1つが割り当てられた前記複数のチャンネルストリップのいずれか1つによって制御され、各チャンネルストリップは、該チャンネルストリップに割り当てられた1チャンネルのオーディオ信号を制御するためのユーザ操作可能な操作子群を持つ、前記操作パネルと、前記操作パネルを複数区画に分割してなる複数の操作区画であって、該操作パネルの分割に従って前記複数のチャンネルストリップ中の異なる複数チャンネルストリップが各操作区画に所属し、各操作区画には、該操作区画に所属する前記複数チャンネルストリップに対する前記チャンネル割り当てに対応して、複数の前記チャンネルが割り当てられる、前記複数の操作区画と、 前記複数の操作区画毎に備わるチャンネル選択部であって、当該チャンネル選択部に対応する前記操作区画に対して割り当てられた前記複数のチャンネルのいずれか1つを選択する、前記チャンネル選択部と、前記複数の操作区画に対応して設けられた複数の調整部であって、各調整部は、該調整部に対応する前記操作区画に備わる前記チャンネル選択部によって選択された1チャンネルのオーディオ信号に対する信号処理用の複数のパラメータをユーザ操作に応じて調整するように構成された、前記調整部を備えるミキシングコンソールが記載されている。
特許第5495130号 特許第6515496号
別のレイヤのチャンネル同士を同時に操作できるようにすべく、ユーザが自由にチャンネルを割り当てることができる「カスタムレイヤ」も提案されているが、カスタムレイヤではまず設定画面を呼び出し、この設定画面においてレイヤに割り当てる所望のチャンネルを別途設定する必要があるため操作が煩雑となる。従って、カスタムレイヤに依ることなく、より簡易にレイヤを編集し、互いに別のレイヤにあるチャンネル同士をコンソールに表示させて操作したいとの要望がある。
本発明は、簡単な操作で一時的に別のレイヤのチャンネル同士を操作及び表示することができるミキシングコンソールを提供することを目的とする。
本発明は、複数のチャンネルでオーディオ信号を処理するミキシングコンソールであって、オーディオ信号を制御するパラメータ値を調整する操作子を備えるチャンネルストリップを複数有するチャンネルストリップ部と、前記チャンネルストリップ部複数のブロックに分割され、前記ブロック毎に操作及び表示対象のチャンネルを規定するレイヤデータを複数記憶するメモリと、ユーザに選択された前記レイヤデータに応じて、複数の前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを設定するレイヤ設定部と、前記ブロック毎に、前記レイヤデータの内容を変更することなく、前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルの切替を禁止して固定するレイヤ固定部と、を備え、前記ユーザに選択された前記レイヤデータに応じて複数の前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを設定した後に、前記レイヤ固定部により前記複数のブロックのうちの一部の前記ブロックが固定され、さらにその後、前記ユーザにより他の前記レイヤデータである後続レイヤデータが選択された場合に、前記レイヤ設定部は、固定された前記ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更せず、固定されていない前記ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを前記後続レイヤデータに応じて変更する、ことを特徴とするミキシングコンソールである。
本発明の1つの実施形態では、前記チャンネルストリップ部は少なくとも第1ブロック及び第2ブロックに分割され、前記レイヤ設定部は、前記第1ブロック及び前記第2ブロックがいずれも固定されていない場合には、前記第1ブロック及び前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第1ブロックが固定されている場合には、前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第2ブロックが固定されている場合には、前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更する
本発明の他の実施形態では、前記レイヤ設定部は、前記第1ブロック及び前記第2ブロックに入力チャンネルを設定する入力チャンネル設定部と、前記第1ブロック及び前記第2ブロックに出力チャンネルを設定する出力チャンネル設定部と、を備え、前記出力チャンネル設定部、前記第1ブロックが前記入力チャンネル設定で固定されている場合には、前記ユーザからの操作に応じて前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを前記出力チャンネルに変更し、前記入力チャンネル設定部は、前記第2ブロックが前記出力チャンネル設定で固定されている場合には、前記ユーザからの操作に応じて前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを前記入力チャンネルに変更する
本発明のさらに他の実施形態では、前記レイヤ固定部は、前記第1ブロック及び前記第2ブロックがいずれも固定されていない場合には、ユーザのスクロール操作に応じて前記第1ブロック及び前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第1ブロックが固定されている場合には、前記スクロール操作に応じて前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第2ブロックが固定されている場合には、前記スクロール操作に応じて前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更する
本発明によれば、簡単な操作で一時的に別のレイヤのチャンネル同士、例えば入力チャンネルと出力チャンネル同士を操作及び表示することができる。
実施形態の構成ブロック図である。 実施形態の操作パネルの外観図である。 実施形態のチャンネルストリップの説明図である。 実施形態のユーザ操作ボタンの説明図である。 実施形態のフィックスレイヤ処理の処理フローチャートである。 実施形態の作用説明図(その1)である。 実施形態の作用説明図(その2)である。 実施形態の作用説明図(その3)である。 実施形態の作用説明図(その4)である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、デジタルミキシングコンソールを例にとり説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタルミキシングコンソールの構成ブロック図を示す。デジタルミキシングコンソール10は、各種入力オーディオ信号に対し、ルーティング、アサイン、エコライジング、ミキシング、エフェクトの各処理を実行して外部に出力する。
デジタルミキシングコンソール10は、入力インターフェイス12、プロセッサ14、メモリ16、出力インターフェイス18、ディスプレイ20、及び操作子22を備える。
入力インターフェイス12は、アナログ信号入力端子、デジタル信号入力端子、及びADC(アナログデジタルコンバータ)を備える。アナログオーディオ信号はADCでデジタルオーディオ信号に変換して入力する。
プロセッサ14は、CPU等で構成され、メモリ16に記憶された処理プログラムを読み出して実行することで各種処理を実行する。プロセッサ14の各種処理には、
・チャンネルストリップに入力オーディオ信号または出力オーディオ信号を割り当てる
・チャンネルストリップ部を複数のブロックに分割し、ブロック毎にレイヤデータを設定、切替を行う
・ユーザ操作に応じてブロック毎にレイヤデータの切替を禁止してレイヤを固定する
処理が含まれる。
ディスプレイ20は、デジタルミキシングコンソールの各種状態を表示する。ディスプレイ20は、液晶パネルや有機ELパネルで構成される。
操作子22は、入力オーディオ信号に対する各種処理、すなわちルーティング、アサイン、エコライジング、ミキシング、及びエフェクト処理を実行するためにユーザが操作するスイッチやボタン群である。ディスプレイ20をタッチパネルで構成し、このタッチパネルに操作子22を表示してタッチ操作可能としてもよく、あるいは物理的スイッチやボタン、ノブ等であってもよい。操作子22には、フェーダ24、選択(SEL)ボタン26、フィックスレイヤ(FIX LAYER)ボタン28が含まれる。フェーダ24は、チャンネルストリップに割り当てられたオーディオ信号の入出力のレベル調整を行うものであり、リニアフェーダやロータリーフェーダが含まれる。SELボタン26は、ユーザが所望のチャンネルストリップあるいはチャンネルストリップ群を選択するためのボタンである。FIX LAYERボタン28は、ユーザがレイヤを固定するためのボタンである。これ以外にも、レイヤを切り替えるためのレイヤ切替ボタンが操作子22に含まれる。
プロセッサ14は、操作子22に含まれるフェーダ24等の操作に応じてオーディオ信号を処理する。すなわち、操作子22を操作することで設定されたパラメータ値は、フラッシュメモリ等で構成されるメモリ16に記憶される。デジタルミキシングコンソール10で実行される各種の信号処理は、メモリ16に記憶されたパラメータ値に応じて実行される。
ここで、プロセッサ14は、デジタルミキシングコンソール10の全体動作を制御するCPUと、CPUの指令に基づいて処理プログラムを実行することによりオーディオ信号のミキシング処理、エフェクト処理、音量レベル制御処理等を実行するDSPを含んでいてもよい。
DSPは、入力オーディオ信号を入力チャンネルに接続する。入力チャンネル数は任意であり、例えばch1~ch40の40チャンネル等とし得る。各入力チャンネルでは、設定されたパラメータ値に応じて、レベル制御やエコライジング処理等が実行される。各入力チャンネルのオーディオ信号は、ミックス(MIX)バスに選択的に出力され、MIXバスでは入力チャンネルから入力したオーディオ信号をミキシング処理する。入力チャンネルからMIXバスに出力されるオーディオ信号のレベルはそれぞれ調整され得る。ミキシング処理されたオーディオ信号は、出力チャンネルに出力される。出力チャンネル数も任意であり、例えばMIX1~MIX22の22チャンネル等とし得る。出力チャンネルでは、設定されたパラメータ値に応じて、出力側の各種処理が実行される。出力チャンネルからの出力オーディオ信号は出力インターフェイス18に出力される。
出力インターフェイス18は、アナログ出力端子、デジタル出力端子、及びDAC(デジタルアナログコンバータ)を備える。処理されたデジタルオーディオ信号はDACでアナログオーディオ信号に変換して出力される。
図2は、デジタルミキシングコンソール10の外観図を示す。
デジタルミキシングコンソール10の略中央部には縦長のチャンネルストリップが複数設けられている。複数(図では合計16個)のチャンネルストリップから構成されるチャンネルストリップ部は、複数のブロックに分割される。図では、左側のブロック30に8個のチャンネルストリップが設けられ、右側のブロック32にも8個のチャンネルストリップが設けられる。1つのチャンネルストリップには、操作子22としてのロータリーエンコーダや各種ボタン、フェーダ(電動フェーダ)24が設けられる。チャンネルストリップの上部には、ディスプレイ20が設けられる。ディスプレイ20には、各チャンネルストリップの状態が表示される。ディスプレイ20は、ブロック30及びブロック32に対応して設けられる。
また、デジタルミキシングコンソール10の右側には、操作子22としての各種ボタンが設けられる。
図3は、左側のブロック30を構成する1つのチャンネルストリップ30-1を模式的に示す。
チャンネルストリップ30-1は、選択(SEL)ボタン26、ソロ(SOL)ボタン、ミュート(MUTE)ボタン、チャンネル画面27、及びフェーダ(電動フェーダ)24を含む。
SELボタン26は、ユーザが所望のチャンネルストリップを選択する際に操作するボタンである。ユーザがSELボタンを操作すると、プロセッサ14は当該チャンネルストリップのパラメータ設定画面をディスプレイ20に表示する。
SOLOボタン及びMUTEボタンはいずれも公知であるが、簡単に説明すると、SOLOボタンは、ユーザが所望のチャンネルストリップをソロ状態に設定する際に操作するボタンである。SOLOボタンは例えばトグルボタンであり、オン/オフ操作でソロ状態/解除状態が切り替わる。また、MUTEボタンは、ユーザが所望のチャンネルストリップを無音状態に設定する際に操作するボタンである。MUTEボタンも例えばトグルボタンであり、オン/オフ操作で無音状態/解除状態が切り替わる。
チャンネル画面27は、チャンネルストリップ30-1の現在の設定状態を表示する。現在の設定状態は、ユーザが設定したチャンネル名、ユーザが設定したアイコン、フェーダ24の設定値等である。図では、チャンネルストリップ30-1はch1であり、ここにユーザが設定されたチャンネル名としてボーカル(VOCAL)が設定され、ボーカルのアイコン(マイクのアイコン)が表示される。また、フェーダ24の現在の設定値として「-10dB」が表示される。ユーザがフェーダ24を操作すると、その操作値に応じて表示が変化する。
フェーダ(電動フェーダ)24は、リニアフェーダであり、ユーザが上下に操作することでch1に割り当てられたオーディオ信号(この場合にはボーカル信号)のレベルを調整する。
図4は、デジタルミキシングコンソール10の右側に設けられる操作子22を模式的に示す。
操作子22は、レイヤ切替ボタン40~48、及びFIX LAYER(フィックスレイヤ)ボタン28を含む。レイヤ切替ボタン40~48は、入力チャンネルを切り替えるためのINPUT1、INPUT2、INPUT3、及び出力チャンネルを切り替えるためのOUTPUT1、OUTPUT2を含む。INPUT1~INPUT3、及びOUTPUT1~OUTPUT2には、予めブロック毎にレイヤデータが割り当てられてメモリ16に記憶されており、ユーザはこれらのボタンを操作することで、レイヤを切り替えることができる。
例えば、デフォルト状態では、ブロック30(以下、これをブロック#1とする)、ブロック32(以下、これをブロック#2とする)毎に、以下のようにレイヤデータが設定されてメモリ16に記憶されている。
<INPUT1>
ブロック#1:ch1~ch8
ブロック#2:ch9~ch16
<INPUT2>
ブロック#1:ch17~ch24
ブロック#2:ch25~ch32
<INPUT3>
ブロック#1:ch33~40
ブロック#2:STIN/FXRTN
<OUTPUT1>
ブロック#1:MIX1~MIX8
ブロック#2:MIX9~MIX16
<OUTPUT2>
ブロック#1:MIX17~MIX22
ブロック#2:なし
ここで、ch1~ch40は入力チャンネルであり、MIX1~MIX22は出力チャンネルである。プロセッサ14は、ユーザによるこれらのレイヤ切替ボタン40~48の操作を検知すると、その操作に応じてレイヤデータを切り替えて操作及び表示対象のチャンネルストリップを設定する。
具体的には、ユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうちのINPUT1を操作すると、ブロック#1の8個のチャンネルストリップに入力チャンネルのch1~ch8を表示し、ブロック#2の8個のチャンネルストリップに入力チャンネルのch9~ch16を表示して、ch1~ch16を操作及び表示対象に設定する。また、ユーザがOUTPUT1を操作すると、ブロック#1の8個のチャンネルストリップに出力チャンネルのMIX1~MIX8を表示し、ブロック#2の8個のチャンネルストリップに出力チャンネルのMIX9~MIX16を表示して、MIX1~16を操作及び表示対象に設定する。ユーザは、入力チャンネルを操作及び表示したい場合にはINPUT1~INPUT3のいずれかを操作すればよく、出力チャンネルを操作及び表示したい場合にはOUTPUT1~OUTPUT2のいずれかを操作すればよい。
また、ユーザがINPUT1を操作し、ブロック#1にch1~ch8、ブロック#2にch9~ch16が表示されている状態で、ユーザが次にOUTPUT1を操作すると、プロセッサ14はこの操作に応じてレイヤを切り替え、ブロック#1にMIX1~MIX8、ブロック#2にMIX9~MIX16を表示してMIX1~MIX16を操作及び表示対象に設定する。
このように、ユーザは、レイヤ切替ボタン40~48の操作により、入力チャンネルのいずれかと出力チャンネルのいずれかを選択的に操作及び表示対象として設定できる。
他方で、ユーザによっては、一時的に別レイヤのチャンネル同士を同一画面に表示させて操作対象にしたいと欲する場合もある。具体的には、ブロック#1に入力チャンネルのch1~ch9を表示させつつ、ブロック#2には出力チャンネルのMIX9~MIX16を表示させたいと欲する場合等である。
このような場合、デフォルトのレイヤデータをユーザが編集できるカスタムレイヤに移行し、新たに
<カスタムレイヤ1>
ブロック#1:ch1~ch8
ブロック#2:MIX9~MIX16
等とレイヤを新規に作成してメモリ16に記憶することも考えられるが、各ブロックにどのチャンネルを割り当てるかを設定画面から設定しなければならず操作が煩雑となる。
そこで、本実施形態では、カスタムレイヤよりも簡易に一時的に別のレイヤのチャンネル同士を操作及び表示すべく、ブロック毎にレイヤを固定できるように構成している。このためのボタンがFIX LAYERボタン28である。ユーザがFIX LAYERボタン28を操作し、引き続いてレイヤを固定すべきブロックのSELボタン26を操作すると、プロセッサ14は、これら一連のボタン操作を検知し、SELボタン26で選択された該当ブロックのレイヤを固定する。ここで、「該当するブロックのレイヤを固定する」とは、該当するブロックのレイヤデータを、レイヤ切替ボタン40~48の操作によっても切り替えず現在のレイヤデータをそのまま維持することを意味する。従って、例えばFIX LAYERボタン28が操作され、引き続いてブロック#1に属するチャンネルストリップ30-1のSELボタン26が操作されると、ブロック#1の現在のレイヤが固定され、その後にユーザがINPUT1~INPUT3、あるいはOUTPUT1~OUTPUT2を操作しても、ブロック#2のレイヤのみがINPUT1~INPUT3、あるいはOUTPUT1~OUTPUT2の操作に応じて切り替わるのみで、ブロック#1のレイヤはそのまま維持される。
より具体的に説明すると、以下の通りである。ユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうちのINPUT1を操作すると、デフォルトのレイヤデータに従って、
ブロック#1:ch1~ch8
ブロック#2:ch9~ch16
が表示され、操作対象となる。
その後、ユーザがFIX LAYERボタン28を操作し、ブロック#1に属するチャンネルストリップのいずれかのSELボタン26を操作すると、ブロック#1のレイヤデータが
ブロック#1:ch1~ch8
のまま固定される。そして、この状態でユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうちのOUTPUT1を操作すると、デフォルトのレイヤデータに従って、
ブロック#2:MIX9~MIX16
が表示される。プロセッサ14は、ブロック#1のレイヤデータが固定されている場合、たとえレイヤ切替ボタン40~48が操作されても、そのレイヤ切替ボタンが示すブロック#1のレイヤデータを無効とし、ブロック#2のレイヤデータのみを有効として処理する。このとき、
ブロック#1:ch1~ch8
ブロック#2:MIX9~MIX16
となり、極めて簡単な操作で一時的に別のレイヤのチャンネル同士が操作及び表示対象に設定され得る。
あるいは、ユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうちのOUTPUT1を操作すると、デフォルトのレイヤデータに従って、
ブロック#1:MIX1~MIX8
ブロック#2:MIX9~MIX16
が表示され、操作対象となる。
その後、ユーザがFIX LAYERボタン28を操作し、引き続いてブロック#2に属するチャンネルストリップのいずれかのSELボタン26を操作すると、ブロック#2のレイヤデータが
ブロック#2:MIX9~MIX16
のまま固定される。そして、この状態でユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうちのINPUT2を操作すると、デフォルトのレイヤデータに従って、
ブロック#1:ch17~ch24
が表示される。プロセッサ14は、ブロック#2のレイヤデータが固定されている場合、たとえレイヤ切替ボタン40~48が操作されても、そのレイヤ切替ボタン40~48が示すブロック#2のレイヤデータを無効とし、ブロック#1のレイヤデータのみを有効として処理する。すなわち、
ブロック#1:ch17~ch24
ブロック#2:MIX9~MIX16
となり、極めて簡単な操作で一時的に別のレイヤのチャンネル同士が操作及び表示対象に設定され得る。
なお、FIX LAYERボタン28も、SOLOボタンやMUTEボタンと同様にトグルボタンで構成することができ、最初の操作でレイヤデータを固定し、2度目の操作でレイヤデータの固定を解除してもよい。具体的には、例えばブロック#1のレイヤデータが固定されている状態で、ユーザがFIX LAYERボタン28を操作し、ブロック#1に属するチャンネルストリップのいずれかのSELボタン26を操作すると、プロセッサ14はブロック#1のレイヤデータの固定を解除し、レイヤ切替ボタン40~48の操作に応じてレイヤデータを切り替える。このように、ユーザは、簡易な操作でレイヤデータを一時的に固定し得る。
プロセッサ14及びレイヤ切替ボタン40~48は、本実施形態におけるレイヤ設定部として機能し、プロセッサ14及びFIX LAYERボタン28は、本実施形態におけるレイヤ固定部として機能する。
図5は、プロセッサ14におけるレイヤ固定(フィックスレイヤ)処理の処理フローチャートを示す。プロセッサ14がCPU及びDSPで構成される場合、CPUとDSPのいずれか、あるいは両者の協働で当該フローチャートが実行され得る。図5の処理フローチャートは、所定の制御周期で繰り返し実行される。
まず、プロセッサ14は、FIX LAYERボタン28が操作されたか否かを判定する(S101)。
FIX LAYERボタン28の操作を検知した場合(S101でYES)、プロセッサ14は、次に、SELボタン26が操作されたか否かを判定する(S102)。
SELボタン26の操作を検知した場合(S102でYES)、プロセッサ14は、SELボタン26で選択された該当ブロックを現在のレイヤに固定する(S103)。すなわち、該当ブロックのレイヤデータを現在のレイヤデータに維持する。そして、プロセッサ14は、該当ブロックのレイヤデータが固定されていることをユーザに報知すべく、FIX LAYERボタン28のインジケータを点滅表示させ(S104)、さらに該当ブロックのディスプレイ20にレイヤが固定されている旨のメッセージを表示する(S105)。メッセージの具体的内容は任意であるが、例えば
「このブロックのレイヤは固定されています」
等と表示する。
この状態でレイヤ切替ボタン40~48が操作された場合、プロセッサ14は、レイヤが固定された該当ブロックのチャンネルはそのまま維持し、レイヤが固定されていないブロックのレイヤのみをレイヤ切替ボタン40~48に応じて切り替える。
次に、プロセッサ14は、再びFIX LAYERボタン28が操作されたか否かを判定する(S106)。
FIX LAYERボタン28の操作を検知した場合(S106でYES)、プロセッサ14は、次に、SELボタン26が操作されたか否かを判定する(S107)。
SELボタン26の操作を検知した場合(S107でYES)、プロセッサ14は、さらに、SELボタン26で選択されたブロックが、既にS102で選択され、S103でレイヤが固定された該当ブロックであるか否かを判定する(S108)。既にレイヤ固定された該当ブロックである場合には、該当ブロックのレイヤ固定を解除する(S109)。そして、いずれのブロックもレイヤ固定されていない場合、プロセッサ14はFIX LAYERボタン28のインジケータを消灯する。他方で、選択されたブロックが既にレイヤ固定された該当ブロックでない場合(S108でNO)、S103以降の処理を繰り返して新たにそのブロックのレイヤを固定する。
図6~図9は、デジタルミキシングコンソール10のレイヤ固定(フィックスレイヤ)操作例を示す。
図6は、ユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうち、OUTPUT1を操作した場合を示す。プロセッサ14は、OUTPUT1の操作を検知すると、メモリ16に記憶されたレイヤデータに従って、
ブロック#1:MIX1~MIX8
ブロック#2:MIX9~MIX16
を表示し、これらの出力チャンネルを操作及び表示対象とする。
図7は、ユーザがFIX LAYERボタン28を操作し、引き続いてブロック#2に属するチャンネルストリップのいずれかのSELボタン26を操作した場合を示す。プロセッサ14は、これらのボタンの操作を検知すると、該当するブロック#2のレイヤデータを固定し、ブロック#2の操作及び表示対象をMIX9-16に固定する。
図8は、ブロック#2のレイヤデータを固定した後、ユーザがレイヤ切替ボタン40~48のうち、INPUT1を操作した場合である。プロセッサ14は、INPUT1の操作を検知すると、メモリ16に記憶されたレイヤデータに従って、
ブロック#1:ch1~ch8
を表示し、これらの入力チャンネルを操作及び表示対象とする。他方で、ブロック#2については、レイヤデータが固定されているのでメモリ16に記憶されたレイヤデータを無効とし、現在のレイヤデータをそのまま維持する。従って、
ブロック#2:MIX9~MIX16
がそのまま維持される。
図9は、ユーザがブロック#1に対応するディスプレイ20をタッチして横スクロール操作(あるいはスワイプ操作)した場合である。プロセッサ14は、レイヤデータが固定されていないブロックに対応するディスプレイ20の横スクロール操作を検知すると、これに応じて入力チャンネルのチャンネルを8chずらして、
ブロック#1:cH9~ch16
を表示し、これらの入力チャンネルを新たに操作及び表示対象とする。なお、ブロック#2については、レイヤデータが固定されているため、
ブロック#2:MIX9~MIX16
がそのまま維持される。
図9において、仮にブロック#2のレイヤ固定状態が解除されている場合、プロセッサ14は、ブロック#1のみならずブロック#2についても8ch分だけずらして、
ブロック#2:MIX17~MIX22
を表示し、これらの出力チャンネルを新たに操作及び表示対象とする。
なお、レイヤ固定状態が解除されている場合、ユーザがディスプレイ20をタッチしてスワイプ操作した場合、2つブロック#1及び#2の状態が連動して横スクロールして、例えば、左方向にスワイプするとブロック#2のチャンネルがブロック#1に表示され、ブロック#2には、後続の該当するチャンネルが表示される。より詳しくは、
ブロック#1:ch1~ch8
ブロック#2:ch9~ch16
を表示している状態で、左方向にスワイプした場合、
ブロック#1:ch9~ch16
ブロック#2:ch17~ch24
を表示し、これらの入力チャンネルが操作及び表示対象となる。
そのため、図9において、ブロック#2のレイヤ固定状態が解除されている場合、
ブロック#1:ch9~ch16
ブロック#2:MIX9~MIX16
を表示している状態で、左方向にスワイプすると、
ブロック#1:MIX9~MIX16
ブロック#2:MIX17~MIX22
を表示し、これらの出力チャンネルが操作及び表示対象となる。
このように、レイヤ固定と横スクロール操作を併用することで、ユーザは所望の入力チャンネルと所望の出力チャンネルを同時に操作及び表示対象に設定することができる。本実施形態では、例えばブロック#1用とブロック#2用にそれぞれレイヤ切替ボタンを設ける必要がなく、ブロック#1とブロック#2の両ブロックに共通のレイヤ切替ボタン40~48で対応することが可能で、操作ボタン数を低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、レイヤ切替ボタン40~48、及びFIX LAYERボタン28はいずれも物理的なボタンで構成しているが、タッチパネルに表示されたタッチボタンで構成してもよい。
また、本実施形態では、チャンネルストリップ部を2つのブロック、すなわちブロック#1及びブロック#2に分割しているが、3つあるいはそれ以上のブロックに分割してもよい。
また、本実施形態では、ブロック毎のチャンネルストリップ数を8チャンネルとしているが、7チャンネル以下、あるいは9チャンネル以上としてもよい。
さらに、レイヤ固定状態を解除した時に、レイヤ固定されていなかったブロックのレイヤデータを基準としたチャンネルの並びに戻してもよい。すなわち、ブロック#2のレイヤデータが固定されている状態で、
ブロック#1:ch9~ch16
ブロック#2:MIX9~MIX16
を表示しているときに、ブロック#2のレイヤ固定状態が解除されると、レイヤ固定されていないブロック#1のレイヤデータに従い、
ブロック#1:ch9~ch16
ブロック#2:ch17~ch24
を表示するようにしてもよい。
10 デジタルミキシングコンソール、12 入力インターフェイス、14 プロセッサ、16 メモリ、18 出力インターフェイス、20 ディスプレイ、22 操作子、24 フェーダ、26 SELボタン、28 FIX LAYER(フィックスレイヤ)ボタン。

Claims (4)

  1. 複数のチャンネルでオーディオ信号を処理するミキシングコンソールであって、
    オーディオ信号を制御するパラメータ値を調整する操作子を備えるチャンネルストリップを複数有するチャンネルストリップ部と、
    前記チャンネルストリップ部複数のブロックに分割され、前記ブロック毎に操作及び表示対象のチャンネルを規定するレイヤデータを複数記憶するメモリと、
    ユーザに選択された前記レイヤデータに応じて、複数の前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを設定するレイヤ設定部と、
    前記レイヤデータの内容を変更することなく、前記ブロック毎に、前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルの切替を禁止して固定するレイヤ固定部と、
    を備え
    前記ユーザに選択された前記レイヤデータに応じて複数の前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを設定した後に、前記レイヤ固定部により前記複数のブロックのうちの一部の前記ブロックが固定され、さらにその後、前記ユーザにより他の前記レイヤデータである後続レイヤデータが選択された場合に、前記レイヤ設定部は、固定された前記ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更せず、固定されていない前記ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを前記後続レイヤデータに応じて変更する、
    ことを特徴とするミキシングコンソール。
  2. 請求項1に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記チャンネルストリップ部は少なくとも第1ブロック及び第2ブロックに分割され、
    前記レイヤ設定部は、前記第1ブロック及び前記第2ブロックがいずれも固定されていない場合には、前記第1ブロック及び前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第1ブロックが固定されている場合には、前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第2ブロックが固定されている場合には、前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更する
    ことを特徴とするミキシングコンソール。
  3. 請求項2に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記レイヤ設定部は、
    前記第1ブロック及び前記第2ブロックに入力チャンネルを設定する入力チャンネル設定部と、
    前記第1ブロック及び前記第2ブロックに出力チャンネルを設定する出力チャンネル設定部と、
    を備え、
    前記出力チャンネル設定部、前記第1ブロックが前記入力チャンネル設定で固定されている場合には、前記ユーザからの操作に応じて前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを前記出力チャンネルに変更し
    前記入力チャンネル設定部は、前記第2ブロックが前記出力チャンネル設定で固定されている場合には、前記ユーザからの操作に応じて前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを前記入力チャンネルに変更する
    ことを特徴とするミキシングコンソール。
  4. 請求項2又は3に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記レイヤ固定部は、前記第1ブロック及び前記第2ブロックがいずれも固定されていない場合には、ユーザのスクロール操作に応じて前記第1ブロック及び前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第1ブロックが固定されている場合には、前記スクロール操作に応じて前記第2ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更し、前記第2ブロックが固定されている場合には、前記スクロール操作に応じて前記第1ブロックに含まれる前記チャンネルストリップのみの操作及び表示対象のチャンネルを変更する
    ことを特徴とするミキシングコンソール。
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