JP2010256463A - パラメータ設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノブの回し方とパラメータの変化との関係を、ユーザの好みに応じて調整できるようにし、これにより、どのようなユーザでも自分にとって好ましい加速感でパラメータ調整ができるようにするパラメータ設定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ロータリーエンコーダー式のノブの操作を検出し、その操作量に応じて所定のパラメータの値を変更するパラメータ設定装置であって、予め、ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(変更カーブ)を複数用意しておき、その中から選択された変更カーブを用いて、ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求め、求めたパラメータ変更量でパラメータの値を変更する。第1の変更カーブと第2の変更カーブの2つをユーザに選択させ、切り替え操作子によりこれらを切り替えながらパラメータ変更を行ってもよい。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子楽器や各種の音響機器に適用し、ノブなどの操作子でパラメータを設定するパラメータ設定装置に関する。
従来より、外部パネル上に設けられたノブ(ロータリーエンコーダー式のつまみ)などの操作子で各種のパラメータを設定できるようにした電子楽器や音響機器が知られている。そのような機器では、操作性を良くするため、ノブをゆっくり回すとパラメータ値の変化幅が小さくなって細かな数値(細かな分解能)での調整が可能となり、ノブを早く回すと値が大きな変化幅(大まかな分解能)でパラメータ値が変更されるようになっているものがある。これは、ノブの回転速度とパラメータの変化幅の関係を一意に定めていることにより実現していた。
図9は、従来のパラメータの変更カーブの例を示す。横軸902は単位時間T当たりのノブの回転量Rot(ノブの回転速度)を示す。縦軸901はパラメータの変更量を示す。903は、ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータの変更量とがリニアに変化するグラフを示すが、通常はこのようなリニアの変更カーブは使用しない。911は、リニアに変化するのではなく、ノブを早く回すとパラメータ値がより大きく変化する変更カーブを示す。従来は、このような変更カーブは予め一意に設定されており、この変更カーブによりノブの回転速度に応じたパラメータ変更量を求めてパラメータ値の変更を行っていた。
また、例えば、シフトキーなどの所定のキーを押さないでノブを回すと通常の変化幅でパラメータ値が変化し、該所定のキーを押しながらノブを回すとパラメータ値が前記通常の変化幅よりも大きな(荒い)変化幅で変化したり(下記非特許文献1参照)、ノブがプッシュ式の場合は、ノブそのものを押し込みながら回すことでパラメータ値が通常の変化幅よりも小さな(細かな)変化幅で変化したりするように(下記特許文献1参照)、調整する技術が知られている。
特開2006−279549号公報
Digital Mixing Console PM5D、Digital Mixing System DSP5D、取扱説明書、P24-25のエンコーダーとシフトキーの記載
電子楽器や音響機器などで各種のパラメータ調整のためにノブを回す場合、各個人によって感じる加速感は異なる。従って、個人Aにとってノブを回したときの気持ちの良い加速感が、個人Bでも気持ちの良い加速感になるとは限らない。ここで言う「加速感」とは、個人がノブを回したときの回し具合とその回し操作によるパラメータ値の変化の具合から感じる操作感度のようなものである。
上述したノブをゆっくり回すときとノブを早く回すときとでパラメータ値の変化幅を変更する技術を利用したとしても、ノブの回転速度とパラメータ値の変化幅の関係は図9のように予め決められた一意のものであるので、要するに個人Aと個人Bが同じようなノブの操作を行った場合はパラメータの変化幅は同じようになる。従って、各個人の感じ方や好みによって、やはり個人Aはその操作性に満足するが、個人Bは違和感を感じる、といったことがある。
また、上記特許文献1の技術でも、シフトキーなどの所定のキーを押さなかったときのノブの回転速度とパラメータの変化幅の関係は一意であるし、該所定のキーを押したときのノブの回転速度とパラメータの変化幅の関係も一意である。従って、やはり各個人によって満足する場合と違和感を感じる場合がある。
この発明は、ノブの回し方とパラメータの変化との関係を、ユーザの好みに応じて調整できるようにし、これにより、どのようなユーザでも自分にとって好ましい加速感でパラメータ調整ができるようにするパラメータ設定装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明は、ロータリーエンコーダー式のノブの操作を検出し、その操作量に応じて所定のパラメータの値を変更するパラメータ設定装置であって、予め、ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(以下、単に「変更カーブ」という)を複数用意しておき、その中から選択された変更カーブを用いて、ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求め、求めたパラメータ変更量でパラメータの値を変更することを特徴とする。
第1の変更カーブと第2の変更カーブの2つをユーザに選択させておき、所定の切り替え操作子によりこれらを切り替えながらパラメータ変更を行うようにしてもよい。その場合、第2の変更カーブは、第1の変更カーブに比べて、ノブの単位時間当たりの回転量に対するパラメータ変更量が小さいものであるようにする。切り替え操作子が第1の変更カーブを使用する操作状態であれば第1の変更カーブを使用し、切り替え操作子が第2の変更カーブを使用する操作状態であれば第2の変更カーブを使用して、ノブの操作に応じたパラメータ変更量を求める。これにより、値を大まかに変更したい場合と細かく変更したい場合とを切り替えながらパラメータ値の設定が行える。
使用する変更カーブをユーザが作成できるようにしてもよい。また、個々のパラメータ毎に使用する変更カーブを選択できるようにし、ノブが操作されたときには、その操作対象のパラメータに対応して選択されている変更カーブを用いてパラメータ変更量を求めるようにしてもよい。さらに、パラメータをグループ化し、各グループ毎に使用する変更カーブを選択できるようにし、ノブが操作されたときには、その操作対象のパラメータが属するグループに対応して選択されている変更カーブを用いてパラメータ変更量を求めるようにしてもよい。
さらに、ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(以下、単に「変更カーブ」という)を作成できるようにし、ノブの操作が検出されたときは、前記作成された変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求めるようにしてもよい。
この発明によれば、複数の変更カーブからユーザが選択した変更カーブを使用してノブの回転量に対応するパラメータ変更量を決定し、そのパラメータ変更量でパラメータ値の変更を行うので、ユーザは自分の好みの加速感でパラメータ操作が可能になる。切り替え操作子で、値を大まかに変更したい場合と細かく変更したい場合とを切り替えながらパラメータ値の設定が行えるので、ユーザが所望するパラメータ値を、迅速にかつ容易に設定することができる。ユーザが変更カーブを作成できるようにすることで、さらに自分好みの加速感でパラメータ操作が可能になる。パラメータ毎、あるいはパラメータのグループ毎に選択した変更カーブを用いることで、各パラメータに合った加速感が実現できる。
本発明に係るパラメータ設定装置を適用した電子楽器のハードウェア構成図 本実施形態の電子楽器の外観図 本実施形態のシステムにおけるパラメータの変更カーブの例(その1) パラメータの変更カーブの例(その2) パラメータの変更カーブの例(その3) カーブ設定(一括設定)画面例 カーブ設定(パラメータの種類毎に設定)画面例 ノブによるパラメータ変更処理のフローチャート 従来のパラメータ変更カーブの例
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明に係るパラメータ設定装置を適用した電子楽器のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU(中央処理装置)101は、ROM102やRAM103に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本電子楽器の全体の動作を制御する。ROM(リードオンリメモリ)102は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(Basic Input/Output System)およびCPU101が実行する制御プログラムや各種データを格納する不揮発性メモリである。RAM(ランダムアクセスメモリ)103は、各種のワーク領域として使用する揮発性メモリである。音源104は、CPU101からの指示に応じて楽音信号を発生する音源である。
操作子106は、ユーザがこの電子楽器に各種の指示を与えるために外部パネル上に設けられた各種のスイッチなどであり、ノブおよび演奏操作子である鍵盤の複数の鍵を含む。操作子106の操作は検出回路105により検出され、その操作情報がCPU101に送出される。表示部108は、CPU101からの指示に基づいて、与えられた各種の情報を表示するディスプレイである。表示回路107は、CPU101からの指示に基づいて表示部108の表示を行う駆動回路である。通信インターフェース(I/F)109や音声I/F111は、各種の外部機器110,112と接続するためのインターフェースである。バス113は、上記各部を相互に接続するバスラインであり、コントロールバス、データバス、およびアドレスバスを総称したものである。
図2は、図1の電子楽器の外観を示す。外部パネル上にロータリーエンコーダー式のノブ201,202(図1の操作子106に含まれる)が設けられている。これらのノブ201,202は、所定の操作により機能を切り替えて、各種のパラメータの設定ができるものである。203はシフトキーを示す。
本実施形態の電子楽器では、ノブの回転速度とパラメータの変更量との関係を規定する変更カーブを、複数の中からユーザが任意に選択できる。各ユーザがノブを回したときに感じる加速感は、この変更カーブにより規定されることになる。従って、ユーザは、変更カーブを選択することで、ノブを回したときに自分が感じる加速感を好みのものに設定できる。また、本実施形態の電子楽器では、シフトキー203を押さない状態(「シフトオフ状態」と呼ぶ)でノブを回したときはパラメータ値を大きく変化させ、シフトキー203を押した状態(「シフトオン状態」と呼ぶ)でノブを回したときはパラメータ値を小さく変化させるようにしている。ユーザは、シフトオフ状態で適用する変更カーブとシフトオン状態で適用する変更カーブとを、それぞれ独立に選択することができる。
図3は、本実施形態の電子楽器におけるパラメータの変更カーブの例(その1)を示す。この変更カーブは、シフトオフ状態で適用するカーブの例である。横軸302は単位時間T当たりのノブの回転量Rotを示す。いわばノブの回転速度である。縦軸301はパラメータの変更量を示す。303は、ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータの変更量とがリニアに変化するグラフを示す。通常は、このようなリニアの変更カーブは使用しない。311や312は、本実施形態のシステムで利用する変更カーブの例である。複数の変更カーブが用意してあり、ユーザがその中から選択できるようにしている。また、用意してある変更カーブは、単位時間T当たりのノブの回転量が大きくなると、パラメータ値の変更量がより大きく変化する変更カーブとなっている。これにより、ノブの回転速度が速くなるほど、パラメータ値の変更量がより大きく変化するので、値を大きく変化させたい場合の操作性が向上する。
図4は、パラメータを細かく調節したい場合に用いる変更カーブの例(その2)を示す。この変更カーブは、シフトオン状態で適用するカーブの例である。縦軸と横軸は図3と同じである。411および412は、本実施形態のシステムで予め用意してある複数の変更カーブを示し、ユーザはこれらの中から1つを選択することができる。パラメータ値を細かく調整するときのために、単位時間T当たりのノブの回転量が大きくなってもパラメータの変更量はそれほど大きな値にはしていない。
図5は、図4と同様の、パラメータを細かく設定する場合の変更カーブの例(その3)を示す。この変更カーブは、シフトオン状態で適用するカーブの例である。図4では411,412に示すようにノブの回転量とパラメータの変更量とをリニア(直線的)な関係で規定したが、図5の変更カーブ511,512は、単位時間T当たりのノブの回転量が大きくなるほど、パラメータ値の変更量がより小さく変化するカーブとしている。これにより、ノブを速く回転させたときでもそれほど大きい変更量とならないので、パラメータ値の細かな設定がし易くなる。
なお、上記図3〜図5の各図では、それぞれ2本の変更カーブを図示したが、ユーザが選択できる変更カーブの数は任意である。ユーザが好みの変更カーブを見つけられるような選択肢を用意しておくのが好ましい。また、図3のカーブ311,312は指数関数的なカーブの形状としたが、対数関数的な形状のカーブ(図5のカーブ511,512のような形状)を選択肢に加えてもよい。図5のカーブ511,512は対数関数的なカーブの形状としたが、指数関数的な形状のカーブ(図3のカーブ311,312のような形状)を選択肢に加えてもよい。
また、図3〜図5で説明した変更カーブは、具体的には、単位時間Tの回転量に対応するパラメータ変更量を格納したテーブル形式でROM102やRAM103に予め用意されているものであるが、テーブル形式ではなく演算式で表現したものでもよい。要するに、単位時間Tの回転量を与えるとそれに対応するパラメータ変更量が取得できるものであればよい。
図6は、カーブ設定(一括設定)画面の例を示す。所定の操作により、カーブの一括設定が指示されたとき表示部108に表示される画面である。ウィンドウ600中に、Normalのカーブを設定するためのリストボックス601と、Detailのカーブを設定するためのリストボックス602が表示されている。Normalはシフトオフ状態で適用する変更カーブ(Normalカーブ)を示し、Detailはシフトオン状態で適用する変更カーブ(Detailカーブ)を示す。それぞれのリストボックス601,602の右端の下向き三角印をクリックすることで、選択可能なカーブの一覧がプルダウン表示され、その中から1つを選択することができる。図中、Curve1はNormalカーブとして選択されているカーブの名称、CurveBはDetailカーブとして選択されているカーブの名称を示す。それぞれのカーブを選択した後、OKボタン603でその選択を確定し、キャンセルボタン604で処理をキャンセルできる。ここで選択されたカーブは、ノブに割り当てられる機能にかかわらず(すなわち、そのノブで設定するパラメータ種類にかかわらず)、デフォルトの変更カーブとして用いられるものである。
図7は、ノブに割り当てられるパラメータの種類毎に変更カーブを設定するための画面の例である。図6のような一括変更によれば初心者でも簡単に一括して変更カーブの選択ができる。しかし、パラメータ種類毎に変更カーブを変えたい場合もある。そのような場合は、所定の操作により図7のウィンドウ700を表示部108に表示させ、このウィンドウ700で各パラメータ種類毎の変更カーブを選択する。701はNormalカーブを選択するためのリストボックスの並びである。702はDetailカーブを設定するためのリストボックスの並びである。705に示すように、各パラメータ種類毎に、NormalカーブとDetailカーブとをリストボックスで選択することができる。各リストボックスで変更カーブを選択した後、OKボタン703でその選択を確定し、キャンセルボタン704でキャンセルすることができる。
なお、PanのNormalカーブなど、Defaultが選択されている部分があるが、このDefaultは、図6の一括設定で選択されたデフォルトの変更カーブを示すものである。本実施形態では、図6の画面でデフォルトの変更カーブを選択し、加えて図7の画面で各パラメータ種類毎の変更カーブを選択できるようにしたが、図6の一括設定だけ、あるいは図7のパラメータ種類毎の設定だけ、行えるようにしてもよい。図7のパラメータ種類毎の設定だけ行えるようにする場合は、予めデフォルトの変更カーブを決めておくものとする。
また、本実施形態では、NormalカーブとDetailカーブとを別々に選択できるようにしたが、NormalカーブとDetailカーブのペアを幾つか作っておき、そのペアを選択させることでNormalカーブとDetailカーブを選択させるようにしてもよい。その場合、選択肢である各ペアがどのNormalカーブとどのDetailカーブの組み合わせであるかを表示するようにするとよい。ペアの作り方は任意であるが、例えば、(1)Normalカーブでノブの回転速度が大きくなるほどパラメータ値の変更量がより大きく変化するカーブに対しては、Detailカーブでノブの回転速度が大きくなるほどパラメータ値の変更量がより小さく変化するカーブをペアとする、(2)Normalカーブでノブの回転速度が大きくなるほどパラメータ値の変更量がより大きく変化するカーブに対しては、Detailカーブでノブの回転速度が大きくなるほどパラメータ値の変更量がより大きく変化するカーブをペアとする、などの方式がある。図3のカーブと図5のカーブでペアを作る例で言えば、上記(1)は、カーブ311と512とをペアとし、カーブ312と511とをペアとする方式である。上記(2)は、カーブ311と511とをペアとし、カーブ312と512とをペアとする方式である。
さらに、変更カーブをユーザが自由に作成できるようにしてもよい。カーブの作成方法は、従来より知られている曲線の作成方法を利用すればよい。ユーザが作成したカーブは、カスタムカーブとして選択肢の1つに加えればよい。あるいは、任意に変更カーブを作成できるのであるから、図6や図7のカーブの選択機能は無くし、作成した変更カーブを常に用いることとしてもよい。
ここでは、図6の画面で全パラメータに適用する変更カーブを一括して選択し、図7の画面で各パラメータ種類毎に適用する変更カーブを個別に選択できるようにしたが、パラメータをグループ分けし、各グループ毎に変更カーブを選択するようにしてもよい。例えば、全パラメータをカテゴリー別にグループ化し、そのカテゴリー毎に変更カーブを選択したり、パラメータの最小値と最大値と解像度などが共通するもの同士でグループ化し、そのようなグループ毎に変更カーブを選択してもよい。
また、図6や図7の画面でカーブを選択する際、あるいは上述のNormalカーブとDetailカーブのペアを選択する際、選択肢である各変更カーブがどのようなカーブであるのかを表示(例えば図2〜図4のようなグラフ表示)するようにしてもよい。
図8は、ノブによるパラメータ変更処理のフローチャートを示す。ノブの操作が検出されたとき、CPU101は本処理を実行する。操作されたノブで変更されるパラメータの種類は既に指定されているものとする。なお、ノブの操作は検出回路105で検出されるが、具体的には、検出回路105が単位時間T当たりのノブの回転変化量(カウント値)を含むイベントを発行すると、CPU101が本処理を実行する。
まずステップ801では、受け取った上記イベントからノブの単位時間T当たりの回転量を取得する。ステップ802で、シフトキー203が押されているときは、ステップ803で値を細かく設定する変更カーブ(Detailカーブ)を使用することを決定し、シフトキーが押されていないときは、ステップ804で値を大きく設定する変更カーブ(Normalカーブ)を使用することを決定する。NormalカーブおよびDetailカーブとして適用する変更カーブは、上述した図6や図7の画面で選択されているカーブを用いる。ステップ805では、取得した回転量と決定した変更カーブから、パラメータの変更量を算出する。ステップ806で、算出した変更量でパラメータの値を更新し、終了する。
なお、ノブを回転させたときの方向については、上記イベントで単位時間T当たりのノブの回転量とともにその回転方向を知らせるものとし、ステップ806でパラメータ値を更新するとき、回転方向が右回りならパラメータ値を増加させ、左回りならパラメータ値を減少させることとしている。
101…CPU(中央処理装置)、102…ROM、103…RAM、104…音源、105…検出回路、106…操作子、107…表示回路、108…表示部、109…通信インターフェース(I/F)、111…音声I/F、113…バスライン、201,202…ロータリーエンコーダー式のノブ、203…シフトキー。

Claims (6)

  1. ロータリーエンコーダー式のノブの操作を検出し、その操作量に応じて所定のパラメータの値を変更するパラメータ設定装置であって、
    前記ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(以下、単に「変更カーブ」という)を、複数記憶した変更カーブ記憶手段と、
    前記変更カーブ記憶手段に記憶された複数の変更カーブの中から1つの変更カーブを選択させる選択手段と、
    前記ノブの操作が検出されたとき、前記選択された変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求める変更量取得手段と、
    求めたパラメータ変更量で、前記パラメータの値を変更するパラメータ変更手段と
    を備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. ロータリーエンコーダー式のノブの操作を検出し、その操作量に応じて所定のパラメータの値を変更するパラメータ設定装置であって、
    前記ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(以下、単に「変更カーブ」という)を、複数記憶した第1の変更カーブ記憶手段と、
    前記ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータであって、前記第1の変更カーブ記憶手段に記憶されている変更カーブに比べて、ノブの単位時間当たりの回転量に対するパラメータ変更量が小さいものであるところの変更カーブを、複数記憶した第2の変更カーブ記憶手段と、
    前記第1の変更カーブ記憶手段に記憶された複数の変更カーブの中から1つの変更カーブを選択させる第1の選択手段と、
    前記第2の変更カーブ記憶手段に記憶された複数の変更カーブの中から1つの変更カーブを選択させる第2の選択手段と、
    前記第1の選択手段で選択された変更カーブと前記第2の選択手段で選択された変更カーブのどちらを使用するかを切り替える切り替え操作子と、
    前記ノブの操作が検出されたとき、前記切り替え操作子の操作状態を判定し、前記第1の選択手段で選択された変更カーブを使用する操作状態になっていた場合は、前記第1の選択手段で選択された変更カーブを使用することを決定し、前記第2の選択手段で選択された変更カーブを使用する操作状態になっていた場合は、前記第2の選択手段で選択された変更カーブを使用することを決定し、該決定された変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求める変更量取得手段と、
    求めたパラメータ変更量で、前記パラメータの値を変更するパラメータ変更手段と
    を備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
  3. 請求項1または2に記載のパラメータ設定装置において、
    前記変更カーブ記憶手段に記憶される変更カーブを作成する手段を、
    さらに備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載のパラメータ設定装置において、
    前記選択手段は、個々のパラメータ毎に使用する変更カーブを選択するものであり、
    前記変更量取得手段は、前記ノブでパラメータ値を操作する対象であるパラメータに対応して選択されている変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求めるものである
    ことを特徴とするパラメータ設定装置。
  5. 請求項1から3の何れか1つに記載のパラメータ設定装置において、
    前記パラメータはグループ化されており、
    前記選択手段は、前記各グループ毎に使用する変更カーブを選択するものであり、
    前記変更量取得手段は、前記ノブでパラメータ値を操作する対象であるパラメータが属するグループに対応して選択されている変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求めるものである
    ことを特徴とするパラメータ設定装置。
  6. ロータリーエンコーダー式のノブの操作を検出し、その操作量に応じて所定のパラメータの値を変更するパラメータ設定装置であって、
    前記ノブの単位時間当たりの回転量とパラメータ変更量との関係を示す変更カーブに相当するデータ(以下、単に「変更カーブ」という)を作成する変更カーブ作成手段と、
    前記ノブの操作が検出されたとき、前記作成された変更カーブを用いて、前記ノブの単位時間当たりの回転量からパラメータ変更量を求める変更量取得手段と、
    求めたパラメータ変更量で、前記パラメータの値を変更するパラメータ変更手段と
    を備えることを特徴とするパラメータ設定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10714066B2 (en) 2014-10-17 2020-07-14 Yamaha Corporation Content control device and storage medium

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