JPH0724884U - ベルト式ホイストのベルトの送り出し巻き上げ制御装置 - Google Patents

ベルト式ホイストのベルトの送り出し巻き上げ制御装置

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JPH0724884U
JPH0724884U JP060389U JP6038993U JPH0724884U JP H0724884 U JPH0724884 U JP H0724884U JP 060389 U JP060389 U JP 060389U JP 6038993 U JP6038993 U JP 6038993U JP H0724884 U JPH0724884 U JP H0724884U
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JP
Japan
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belt
detected
feeding
winding
sensor
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Withdrawn
Application number
JP060389U
Other languages
English (en)
Inventor
富士夫 田口
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト式ホイストのベルトの送り出し、巻き
上げを複雑な手段を使用しないで確実に制御することが
できる装置の提供。 【構成】 ベルト式ホイストは、ベルト15,15の送
り出し、巻き上げによって昇降体を昇降させる。一方の
ベルト15の長手方向にはベルト15の色と異なる色で
着色された被検知帯30が等間隔に複数設けられてい
る。被検知帯30と対向する場所には、カウンタ32に
接続された色識別センサー33が設けられている。ベル
ト15の送り出し、巻き上げに伴ってベルト15の被検
知帯30が色識別センサー33の前を通過する。色識別
センサー33は、被検知帯30を検知し、ON,OFF
のパルス信号を発する。カウンタ32はパルス信号をカ
ウントし、所定の数になると、ベルト15の送り出し又
は巻き上げ速度を変えたり、停止させたりする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベルト式ホイストのベルトの送り出し巻き上げを制御するための装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、チェーンの送り出し巻き上げによって昇降体を昇降させるチェーン式ホ イスト(図示省略)がある。昇降体には搬送物が吊り下げられるようになってい る。 昇降体の下降限又は上昇限での停止は、ホイストのモータ又は回転体(例えば 、スプロケット)に接続されたパルスエンコーダからのパルスをパルスカウンタ でカウントして行なわれているか、或いは、モータ又は回転体に取付けられたス トライカを回転させて光電スイッチを作動させ、これによって発生するパルスを パルスカウンタでカウントして行なわれている。
【0003】 この他、昇降体の下降限又は上昇限での停止は、下降限、上昇限に接近した昇 降体を、昇降体の昇降領域の脇に設置された減速センサーと停止センサとで検知 して行なわれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、パルスカウンタを用いて昇降体を停止させる機構は、パルスエンコ ーダ又は光電スイッチと、パルスカウンタが必要であり、部品点数が多いという 問題点を有している。 又、この機構は、ベルトの伸びを検知することができないという問題点も有し ている。 停止、減速センサーを用いて昇降体を減速停止させる機構は、停止箇所に比例 してセンサーの数を増やさなければならないという問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ベルトの送り出し巻き上げによって昇降体を昇降させるベルト式ホ イストにおいて、前記ベルトの長手方向に等間隔に具えられた複数の被検出部と 、前記被検出部を検知するセンサーと、前記センサーによって検知される前記被 検出部の数をカウントするカウンタとを具えた装置により、前記の課題を解決し た。
【0006】
【作用】
ベルトの送り出し巻き上げに伴って、ベルトがセンサーの前を通過する。 センサーは被検出部を検知する。 カウンタはセンサーが検知する被検出部の数をカウントし、所定の数になると 、ベルトの送り出し又は巻き上げを停止させる。 これによって、昇降体は昇降を停止させられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。 ベルト式ホイスト10は、自走搬送車11に設けられている。 自走搬送車11は、高所に敷設されたレールR上を駆動ローラ12と従動ロー ラ13とによって走行するようになっている。駆動ローラ12は駆動モータ14 (図2参照)によって回転する。
【0008】 ベルト式ホイスト10は、4本のベルト15,15,16,16と、昇降モー タ17とを有している。 4本のベルト15,16の一端は巻き上げドラム18,19に巻き付けられ、 他端には搬送物を吊すハンガー(昇降体)20が吊り下げられている。ベルト1 5,16の中間部分は、アイドルローラ21,22によって支持されている。 巻き上げドラム18,19はチェーン23によって昇降モータ17に接続され ている。
【0009】 4本のベルト15,15,16,16の内、1本のベルト15の長手方向には 、図4に示すように、ベルト15の色と異なる色に着色された被検出帯(被検出 部)30がベルト15の長手方向に等間隔に複数設けられている。すなわち、複 数の被検出帯30はバーコードのように見える。 被検出帯30は、巻き上げドラム18とアイドルローラ21,22に接触する 側の面に設けられている。又、被検出帯30が設けられた側には、色識別センサ ー(センサー)33が設けられている。 色識別センサー33は制御ボックス31内のカウンタ32に接続されている。
【0010】 なお、被検出帯30と色識別センサー33は、反対側に設けてもよい。 さらに、被検出帯は、ベルト15に埋め込まれ表面が露出した短冊状のアルミ 箔(図示省略)であってもよい。この場合、色識別センサーの替わりに光を投受 光する光電センサーが使用される。
【0011】 又、制御ボックス31内の制御回路(図示省略)には、ハンガー20の下降限 、上昇限に相当するパルス数P1,P3と、下降限、上昇限近くの、減速領域と 高速領域との境目に相当するパルス数P3,P4とが記憶されている。制御回路 は公知の回路を組み合わせて構成されているため、その構成の説明は省略するこ ととする。
【0012】 次に動作を説明する。 先ず、ベルト15,16は巻き上げドラム18,19によって巻き上げられ、 ハンガー20は上昇した状態になっているものとする。 昇降モータ17は始動し、ベルト15,16を送り出す。 ベルト15,16の送り出しによって、複数の被検出帯30は、センサー33 の前を次々と通過し、その度毎にセンサー33によってON、OFFのパルス信 号として検知される。 カウンター32は、センサー33から発せられるパルス信号をカウントする。
【0013】 カウンタ32によってカウントされたパルス数が下降限の減速領域P3のパル ス数になっていない場合、制御回路は、昇降モータ17を通常の速度で回転させ 、ハンガー20を、高速で下降させる。 カンウンタ32にカウントされたパルス数が下降限の減速領域P3のパルス数 と等しくなると、制御回路は、昇降モータ17を低速回転させる。 ハンガー20は、ゆっくりと下降し、下降限に近付いていく。
【0014】 最後に、カンウンタ32のパルス数が下降限に相当するパルス数P2と等しく なると、制御回路は、昇降モータ17を停止させる。 これによって、ハンガー20は所望の高さで停止する。 ハンガー20を上昇させるときも同様にして行なわれる。但し、昇降モータ1 7はベルト15,16を巻き上げる方向に回転する。 ハンガー20の速度制御は、高速と低速と2段階の他に、高速、中速、低速の 3段階、或いは、もっと細かく行なえるようにしてもよい。
【0015】 なお、長期間の使用によってベルト15が伸びたような場合、被検出帯の検知 間隔の時間が長くなるため、このことを利用して、ベルト15の伸びを検知する こともできる。 ところで、被検出帯の間隔は、例えば、約1mmに設定しておくと、停止位置 の変更時に目標のパルス数を容易に設定し直すことができる。
【0016】 次に、図5に示すように平ベルトの替わりに歯付ベルト115を使用し、被検 出帯の替わりに歯付ベルト115の歯140を使用してもよい。この場合、アイ ドルローラ121,122には、歯付ベルト115が噛合する歯車が使用される 。 この場合、センサー133は歯140そのものを検知し、カウンタ132は、 歯140の数をカウントすることになる。
【0017】
【考案の効果】 請求項1,2のベルトの送り出し巻き上げ制御装置は、ベルトに具えられた被 検出部を検知してベルトの送り出し巻き上げを制御するため、次の効果を奏する 。 (1) 従来必要とされていたパルスエンコーダ又は光電スイッチと、パルスカウ ンタが不必要になり、構造を簡素化することができる。 (2) センサーを増設することなく、昇降体の停止箇所を容易に増やすことがで きる。 (3) 被検出部間の検出時間を測定することによりベルトの伸びを検出すること ができる。 そして、請求項3のベルトの送り出し巻き上げ制御装置のように、被検出部に 歯付ベルトの歯を使用すると、被検出部を格別設ける必要がなくなり、しかも、 検出は確実であり、昇降体の停止制御を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベルト式ホイストのベルトの送り出し
巻き上げ制御装置が組込まれた自走搬送車の正面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】ベルト式ホイストの平面図である。
【図4】ベルトの送り出し巻き上げ制御装置の概略斜視
図である。
【図5】他のベルトの送り出し巻き上げ制御装置の概略
斜視図である。
【符号の説明】
10 ベルト式ホイスト 15,16 ベルト 20 ハンガー(昇降体) 30 被検出帯(被検出部) 32,132 カウンタ 33 色識別センサー(センサー) 133 センサー 115 歯付ベルト 140 歯

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトの送り出し巻き上げによって昇降
    体を昇降させるベルト式ホイストにおいて、前記ベルト
    の長手方向に等間隔に具えられた複数の被検出部と、前
    記被検出部を検知するセンサーと、前記センサーによっ
    て検知される前記被検出部の数をカウントするカウンタ
    とを具えたことを特徴とする、ベルト式ホイストのベル
    トの送り出し巻き上げ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記被検出部は前記ベルトの色と異なる
    色を有し、且つ、前記センサーは色識別センサーであ
    る、請求項1のベルト式ホイストのベルトの送り出し巻
    き上げ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルトは歯付ベルトであり、前記検
    出部は前記歯付ベルトの歯である、請求項1のベルト式
    ホイストのベルトの送り出し巻き上げ制御装置。
JP060389U 1993-10-15 1993-10-15 ベルト式ホイストのベルトの送り出し巻き上げ制御装置 Withdrawn JPH0724884U (ja)

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JPH0724884U true JPH0724884U (ja) 1995-05-12

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ID=13140750

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JP060389U Withdrawn JPH0724884U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 ベルト式ホイストのベルトの送り出し巻き上げ制御装置

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