JPH04246089A - 吊下用昇降ベルトの弛み検出装置 - Google Patents

吊下用昇降ベルトの弛み検出装置

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JPH04246089A
JPH04246089A JP3357891A JP3357891A JPH04246089A JP H04246089 A JPH04246089 A JP H04246089A JP 3357891 A JP3357891 A JP 3357891A JP 3357891 A JP3357891 A JP 3357891A JP H04246089 A JPH04246089 A JP H04246089A
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belt
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hanging
detector
lifting
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JP3357891A
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Shuzo Nishino
修三 西野
Takashi Okamura
隆 岡村
Kiyoshi Shiode
塩出 清
Kenichiro Kawato
賢一郎 川戸
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の吊下用昇降ベ
ルトにより被搬送物支持手段を昇降可能に吊り下げた吊
下式昇降装置に於ける吊下用昇降ベルトの弛み検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の吊下式昇降装置では、吊下用昇
降ベルトの繰り出しにより下降せしめられる被搬送物支
持手段が下降行程途中で何かに引っ掛かったとき、或い
は被搬送物支持手段の昇降駆動途中に4本のベルトの内
の1本がガイドから外れたとき等に、特定のベルトが弛
むことになる。このようなベルトの弛みはリアルタイム
に検出して繰り出し巻き上げ動作を直ちに停止させなけ
れば、被搬送物支持手段が不当に傾動して荷崩れが生じ
たり、過負荷のかかるベルトが破断する等の事故の原因
となる。
【0003】従って、この種の吊下式昇降装置には吊下
用昇降ベルトの弛み検出装置が必要となるが、従来のこ
の種の吊下用昇降ベルトの弛み検出装置は、例えば実開
平2−124989号公報に記載されたように、吊下装
置本体側に設けられている吊下用昇降ベルトの巻き取り
ドラムを、ベルトが緩んだときにドラム駆動軸に対して
一定範囲内でスプリングに抗して相対回転するように構
成すると共に、このドラム駆動軸に対する前記ベルト巻
き取りドラムの相対回転をリミットスイッチで検出する
ように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の弛
み検出装置では、構造が複雑で大幅なコストアップを免
れないばかりでなく、この種の弛み検出装置を備えてい
ない既存の吊下昇降装置に実施することも容易でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために、前記吊下用昇降ベルトの
被搬送物支持手段側の取付け端近傍側面に被検出面を設
け、前記被搬送物支持手段には、前記吊下用昇降ベルト
が垂直に緊張しているときにのみ前記被検出面を検出し
得る検出器を配設して成る吊下用昇降ベルトの弛み検出
装置を提案するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1及び図2に於いて、1は適当高
さに架設された1本のガイドレールであって、2は当該
ガイドレール1に沿って走行する搬送用電車である。こ
の搬送用電車2は、駆動トロリー3と従動トロリー4、
及びこれら両トロリー3,4を介して前記ガイドレール
1に吊り下げられた電車本体5から構成されており、前
記駆動トロリー3には、駆動車輪6と、減速機7を介し
て前記駆動車輪6を駆動するモーター8とが設けられて
いる。
【0007】前記電車本体5には、左右一対、前後2組
の合計4つのベルト巻き取りドラム9と、これら4つの
ベルト巻き取りドラム9を互いに連動させて正逆回転駆
動するモーター10とが内装され、各ベルト巻き取りド
ラム9に内端が固着されて巻装された4本の吊下用昇降
ベルト11により被搬送物支持手段12が水平に吊り下
げられている。この被搬送物支持手段12には、左右一
対、前後2組の開閉自在なハンガー13が設けられ、当
該ハンガー13により被搬送物14が吊り下げられる。
【0008】図3に示すように、前記各吊下用昇降ベル
ト11の外端11aは、前記被搬送物支持手段12の垂
直側面12aの下端近傍に台座15、押さえ板16、及
びボルト17を介して固着されており、この各吊下用昇
降ベルト11の外端11a近傍で前記被搬送物支持手段
12の垂直側面12aの上端近傍に対向する側面に、磁
性板18が貼付された被検出面19が設けられている。 そして前記吊下用昇降ベルト11が垂直に緊張している
状態に於いて、前記被検出面19に小間隙を隔てて対面
するように検出器(近接スイッチ)20が前記被搬送物
支持手段12の垂直側面12aの上端近傍に取付けられ
ている。
【0009】搬送用電車2は、従来周知の通りガイドレ
ール1に敷設の給電線から供給される電力によりモータ
ー8を稼働させ、以て駆動車輪6を回転駆動して、ガイ
ドレール1に沿って前進走行又は後進走行させることが
出来る。そして被搬送物支持手段12のハンガー13に
より吊り下げた被搬送物14を搬送することが出来るの
であるが、当該被搬送物14の積み卸しに際しては、前
記のように供給される電力によりモーター10を稼働さ
せ、以て各ベルト巻き取りドラム9を回転駆動して各吊
下用昇降ベルト11を繰り出し又は巻き上げ、被搬送物
支持手段12を昇降させることが出来る。
【0010】上記のように吊下用昇降ベルト11を繰り
出して被搬送物支持手段12を下降させている途中で、
当該被搬送物支持手段12が地上側の何かに引っ掛かっ
たとき、その引っ掛かった場所に近い1本又は2本のベ
ルト11が弛むことになる。又、ベルト巻き取りドラム
9からベルト11が直接垂下されないで、ガイドプーリ
ー等を経由して垂下する場合に、被搬送物支持手段12
の昇降駆動時に当該ガイドプーリー等から1本のベルト
11が外れたとき、当該ベルト11が弛んで残る3本の
ベルト11で被搬送物支持手段12が吊り下げられるこ
とになる。
【0011】このように吊下用昇降ベルト11の繰り出
し巻き上げ動作時に特定のベルト11が弛むと、図3に
示すように、被搬送物支持手段12側の検出器(近接ス
イッチ)20からベルト11側の被検出面19が離れ、
前記検出器(近接スイッチ)20は磁性板18を検出し
なくなる。即ち、オン状態からオフ状態に切り換わる。 従って、4つの検出器20の内、一つでもオフ状態に切
り換わると、モーター10によるベルト巻き取りドラム
9の回転駆動を自動停止して当該ドラム9に制動がかか
るように制御系を構成しておくことにより、4本の吊下
用昇降ベルト11の内、1本でも弛めば直ちに被搬送物
支持手段12の昇降駆動を自動停止させることが出来る
【0012】尚、被搬送物支持手段12に於ける被搬送
物支持構造や、被搬送物支持手段12に対する前記各吊
下用昇降ベルト11の取付け位置、取付け構造、及び被
検出面19の構造や検出器20の種類等は、上記のもの
に限定されない。例えば被検出面19として光線反射面
を設け、検出器20として反射形光電スイッチを使用す
ることも出来るし、ベルト12の表面をそのまま被検出
面19とし、検出器として当該ベルト表面に接触するア
クチュエータを有するリミットスイッチを使用すること
も出来る。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の吊下用昇
降ベルトの弛み検出装置によれば、吊下用昇降ベルトの
被搬送物支持手段を吊り下げる側の端部近傍側面に設け
られた被検出面を、前記吊下用昇降ベルトが垂直に緊張
しているときにのみ、前記被搬送物支持手段側の検出器
で検出するように構成したので、前記吊下用昇降ベルト
が何らかの原因で弛んだことを、前記検出器が前記被検
出面を検出しなくなることから確実に検知することが出
来る。しかも、吊下用昇降ベルトの被搬送物支持手段を
吊り下げる側の端部近傍側面に被搬送物検出面を設ける
と共に、前記被搬送物支持手段側に検出器を取付けるだ
けのものであるから、必要な部品点数が少なくて構造が
極めてシンプルであり、既存の吊下昇降装置にも極めて
簡単安価に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  全体の概略側面図である。
【図2】  図1のC−C線断面図である。
【図3】  本発明実施例の要部を示す拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1…ガイドレール、2…搬送用電車、9…ベルト巻き取
りドラム、10…ドラム駆動用モーター、11…吊下用
昇降ベルト、12…被搬送物支持手段、13…ハンガー
、14…被搬送物、18…磁性板、19…被検出面、2
0…検出器(近接スイッチ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の吊下用昇降ベルトにより被搬送物
    支持手段を昇降可能に吊り下げた吊下式昇降装置に於い
    て、前記吊下用昇降ベルトの被搬送物支持手段を吊り下
    げる側の端部近傍側面に被検出面を設け、前記被搬送物
    支持手段には、前記吊下用昇降ベルトが垂直に緊張して
    いるときにのみ前記被検出面を検出し得る検出器を配設
    して成る吊下用昇降ベルトの弛み検出装置。
JP3033578A 1991-02-01 1991-02-01 吊下用昇降ベルトの弛み検出装置 Expired - Fee Related JP2768026B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008230776A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Kubota Corp 搬送物移載装置
JP2009269699A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Nakanishi Metal Works Co Ltd 吊下げ部材の破断又は弛み検出装置
JP5671172B1 (ja) * 2014-03-25 2015-02-18 日本碍子株式会社 組み立て品を生産する方法

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JP5671172B1 (ja) * 2014-03-25 2015-02-18 日本碍子株式会社 組み立て品を生産する方法

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