JPH10316361A - クレーン装置 - Google Patents

クレーン装置

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JPH10316361A
JPH10316361A JP13181897A JP13181897A JPH10316361A JP H10316361 A JPH10316361 A JP H10316361A JP 13181897 A JP13181897 A JP 13181897A JP 13181897 A JP13181897 A JP 13181897A JP H10316361 A JPH10316361 A JP H10316361A
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Japan
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hanging
crane device
crane
trolley
wire ropes
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Application number
JP13181897A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ichikizaki
哲雄 市来崎
Takashi Chikura
孝 千蔵
Masanori Masumoto
雅典 益本
Junichi Iifushi
順一 飯伏
Takeshi Omura
武志 大村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーン装置において、吊荷の振れ止め及び
位置決めを行って正確に短時間で吊荷の積み下ろしを可
能とすることで作業効率の向上を図る。 【解決手段】 本体架台11上に横行トロリー15を移
動自在に支持し、本体架台11の装着された巻取ドラム
16から巻き出されて横行トロリー15に案内されたワ
イヤロープ17の先端部に吊り具19を連結すると共
に、巻取ドラム16から巻き出されたワイヤロープ23
a,23bの先端部に昇降フレーム22a,22bを連
結し、この昇降フレーム22a,22bに伸縮自在なビ
ーム26a,26bの先端部同志に無端のワイヤロープ
34,35を掛け回し、駆動ローラ29によって駆動可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾荷役設備のト
ランスファクレーンなどとして使用されるクレーン装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のトランスファクレーンの概
略、図6及び図7に従来のトランスファクレーンによる
吊荷の積み下ろし作業を表す概略を示す。
【0003】従来のトランスファクレーンにおいて、図
5に示すように、本体架台101は門型をなし、両側下部
に走行用モータ102によって回転駆動する複数の走行用
車輪103が装着されている。この本体架台101の上部には
左右一対のレール104が固定されており、このレール104
には横行トロリー105が移動自在に支持されている。そ
して、この横行トロリー105には駆動回転可能の巻取ド
ラム106が搭載され、この巻取ドラム106から巻き出され
た複数の荷役吊り用のワイヤロープ107の下端部に吊り
具108が取付けられている。この吊り具108は吊荷の大き
さに応じて移動自在なスプレッダ109を有している。
【0004】従って、図6に示すように、本体架台101
を停止した状態で、横行トロリー105をレール104に沿っ
て矢印A方向に移動して所定の位置で停止し、ここで、
巻取ドラム106を駆動回転して複数のワイヤロープ107を
巻き出すことで、吊り具108が保持した吊荷としてのコ
ンテナCを下降し、所定の位置に載置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のトラン
スファクレーンにあっては、吊り具108がコンテナCを
保持した状態で横行トロリー105を移動して所定位置で
停止すると、その慣性力によって吊り具108及びコンテ
ナCに矢印B方向や矢印W方向の振れが発生してしま
う。そのため、巻取ドラム106からワイヤロープ107を巻
き出してコンテナCを下降する場合、この振れが収束し
てからこの作業を行うか、あるいは、横行トロリー105
の停止時にコンテナCに振れが発生しないように横行ト
ロリー105を低速で移動しなければならない。そのた
め、作業時間が長くかかってしまい、作業効率が良くな
いという問題がある。
【0006】また、図7に示すように、傾斜したフロア
上で作業を行う場合、従来のトランスファクレーンにあ
っては、この傾斜したフロアに応じて本体架台101が斜
めになっているが、横行トロリー105からワイヤロープ1
07によって吊り下げられた吊り具108及びコンテナCは
自重によって真っ直ぐなっている。そのため、コンテナ
Cを下降して所定の位置に載置する場合、吊り具108に
保持されたコンテナCが周辺のコンテナCに接触してし
まう虞がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、吊荷の振れ止め及び位置決めを行って正確に短時
間で吊荷の積み下ろしを可能とすることで作業効率の向
上を図ったクレーン装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のクレーン装置は、架台上を移動自
在に支持された横行トロリーに一端部が吊り具昇降手段
に連結された吊りロープを介して吊り具が吊り下げられ
たクレーン装置において、前記吊り具を吊り具移動手段
によって前記横行トロリーと同方向に移動自在に支持
し、該吊り具を該横行トロリーの移動に同期して移動可
能にすると共に、該吊り具移動手段を吊り具同期手段に
よって前記吊り具昇降手段による前記吊り具の昇降動作
に同期移動可能としたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明のクレーン装置にお
いて、前記吊り具同期手段は前記架台に設けられた駆動
回転可能な巻取ドラムであって、前記吊り具を吊り下げ
る第1吊りロープと前記吊り具移動手段を吊り下げる第
2吊りロープの各基端部が、該巻取ドラムに巻取保持さ
れたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の発明のクレーン装置にお
いて、前記吊り具移動手段は、前記架台の両側に配設さ
れた無端で一対のワイヤロープを有し、該各ワイヤロー
プが前記吊り具の両側に連結されたことを特徴とするも
のである。
【0011】また、請求項4の発明のクレーン装置にお
いて、前記各ワイヤロープは駆動モータによって駆動可
能であることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項5の発明のクレーン装置にお
いて、前記各ワイヤロープの張力を調節する張力制御手
段が設けられたことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項6の発明のクレーン装置にお
いて、前記架台に幅方向に伸縮するビームが設けられて
該ビームの先端部に前記無端のワイヤロープが掛け回さ
れる一方、前記吊り具には幅方向に移動自在なスプレッ
ダが設けられて該スプレッダの先端部に該ワイヤロープ
が連結されたことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項7の発明のクレーン装置にお
いて、前記ワイヤロープの駆動位置を検出する位置検出
手段を設け、該位置検出手段の検出結果に基づいて前記
吊り具の位置制御を行うことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項8の発明のクレーン装置にお
いて、前記吊り具の両側に連結された前記一対のワイヤ
ロープの一方あるいは両方を駆動することで、前記吊り
具によって吊り下げられた吊荷の姿勢を制御することを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0017】図1に本発明の一実施形態に係るクレーン
装置をトランスファクレーンに適用した全体構成を表す
概略、図2に吊り具同期手段を表すトランスファクレー
ンの側面視、図3に吊り具移動手段を表すトランスファ
クレーンの下部正面視、図4に本実施形態のトランスフ
ァクレーンによる吊荷の積み下ろし作業を表す概略を示
す。
【0018】本実施形態のトランスファクレーンにおい
て、図1に示すように、本体架台11は門型をなし、両
側下部にはそれぞれ走行用モータ12によって回転駆動
する複数の走行用車輪13が装着されている。この本体
架台11の上部には左右一対のレール14が固定されて
おり、このレール14には横行トロリー15が移動自在
に支持され、図示しない駆動モータによって移動可能と
なっている。また、本体架台11の上部にはレール14
の長手方向一方に図示しない駆動モータによって正逆回
転可能な吊り具昇降手段としての巻取ドラム16が装着
されている。そして、この巻取ドラム16から巻き出さ
れた荷役吊り用の複数のワイヤロープ17は横行トロリ
ー15に取付けられた各滑車18を介して下方に案内さ
れ、吊り具19の滑車20に掛け回され、再び、上方に
案内されて滑車18に掛け回されてかに本体架台11に
係止されている。このように吊り具19は複数のワイヤ
ロープ17を介して横行トロリー15の下方に吊り下げ
られることとなり、この吊り具19には吊荷としてのコ
ンテナCの大きさに応じて移動調整自在なスプレッダ2
1が設けられている。
【0019】従って、横行トロリー15を駆動モータに
よりレール14に沿って移動することで、吊り具19が
保持したコンテナCを同方向に移動することができる。
また、巻取ドラム16を駆動モータにより正逆回転する
ことで、ワイヤロープ17を巻き出し、あるいは巻き取
って吊り具19が保持したコンテナCを昇降することが
できる。
【0020】また、図1及び図2に示すように、本体架
台11の両側には左右一対の昇降フレーム22a,22
bが水平状態で配設されており、前述した巻取ドラム1
6から巻き出された複数のワイヤロープ23aが昇降フ
レーム22aの各滑車24aに掛け回される一方、巻取
ドラム16から巻き出された複数のワイヤロープ23b
が滑車25を介して昇降フレーム22bの各滑車24b
に掛け回されている。従って、この巻取ドラム16を正
逆回転すると、ワイヤロープ17を介して吊り具19を
昇降することができると共に、各ワイヤロープ23a,
23bを介して昇降フレーム22a,22bを昇降する
ことができる。即ち、巻取ドラム16の駆動によって吊
り具19と各昇降フレーム22a,22bとを同期して
昇降することができる。
【0021】そして、この各昇降フレーム22a,22
bの長手方向各端部にはそれぞれビーム26a,26b
が移動自在に取付けられており、昇降フレーム22aの
ビーム26aの各先端部にはそれぞれ昇降ガイド27が
固定されている。この各昇降ガイド27には、図1及び
図3に示すように、駆動モータ28によって駆動回転す
る駆動ローラ29と、油圧シリンダ30によって昇降す
る張力調節ローラ31と、支持ローラ32とがそれぞれ
取付けられている。また、昇降フレーム22bのビーム
26bの各先端部にはそれぞれアイドルローラ33が取
付けられている。そして、昇降フレーム22a,22b
の各ビーム26a,26bとの間には、それぞれ無端の
ワイヤロープ34,35が各駆動ローラ29、張力調節
ローラ31、支持ローラ32、アイドルローラ33に掛
け回して設けられており、この各ワイヤロープ34,3
5の中間部はクランパ36,37によって吊り具19の
各スプレッダ21に連結されている。なお、駆動モータ
28あるいは駆動ローラ29内にはロータリエンコーダ
等の位置検出器が設けられており、ワイヤロープ34,
35を介して吊り具19に移動位置を常時検出してい
る。
【0022】このように各駆動ローラ29や各ワイヤロ
ープ34,35などによって吊り具19を横行トロリー
15の移動に同期して移動可能にする吊り具移動手段が
構成されており、この各駆動ローラ29や各ワイヤロー
プ34,35などを支持する各昇降フレーム22a,2
2bが各ワイヤロープ23a,23bを介して巻取ドラ
ム16に駆動連結されることで、この吊り具移動手段を
吊り具19の昇降動作に同期移動可能にする吊り具同期
手段が構成されている。
【0023】ここで、本実施形態のトランスファクレー
ンの作動について説明する。図1及び図4に示すよう
に、本体架台11を停止した状態で、横行トロリー15
をレール14に沿って水平方向に移動して吊り具19が
保持したコンテナCを下ろす位置にて停止する。そし
て、巻取ドラム16を駆動回転して複数のワイヤロープ
17を巻き出すことで、吊り具19が保持したコンテナ
Cが下降し、所定の位置に載置することができる。
【0024】この横行トロリー15を移動して吊り具1
9が保持したコンテナCを水平方向に移動するとき、駆
動モータ28によって駆動ローラ29を回転することで
ワイヤロープ34,35を駆動し、且つ、この駆動モー
タ28を横行トロリー15を移動する駆動モータに同期
させる。すると、コンテナCを保持した吊り具19は上
部がワイヤロープ17を介して横行トロリー15に支持
され、側部がワイヤロープ34,35を介して昇降フレ
ーム22a,22bに支持されることとなる。従って、
吊り具19の水平移動によってコンテナCが振れること
はない。
【0025】また、巻取ドラム16を駆動回転してワイ
ヤロープ17を巻き出し、横行トロリー15の下方の吊
り具19が保持したコンテナCを上下方向に移動すると
き、巻取ドラム16はワイヤロープ17と共にワイヤロ
ープ23a,23bを巻き出している。そのため、この
ワイヤロープ17とワイヤロープ23a,23bとの巻
出量は同じとなり、コンテナCを保持した吊り具19と
昇降フレーム22a,22bとは同期して昇降すること
となる。従って、吊り具19の昇降動作時であっても、
吊り具19はワイヤロープ17及びワイヤロープ34,
35に支持されることで、コンテナCが振れたり、傾い
たりすることはなく、フロアが傾斜状態であってもコン
テナCが周囲のコンテナCに接触せずに正確に載置でき
る。
【0026】なお、吊り具19のスプレッダ21はコン
テナCの大きさに応じて移動調整自在となっており、こ
のスプレッダ21を移動すると、ワイヤロープ34,3
5を介して昇降フレーム22a,22bの各ビーム26
a,26bがスプレッダ21と同方向に移動することと
なり、コンテナCの大きさに拘らず、このコンテナCを
確実に保持しながら移動できる。そして、ワイヤロープ
34,35には張力調節ローラ31が係合しており、油
圧シリンダ30によってこのワイヤロープ34,35の
張力を調節することで、ワイヤロープ34,35の緩み
を防止して吊り具19の適正な移動を確保できる。
【0027】また、吊り具19のスプレッダ21に直接
連結されたワイヤロープ34,35は、駆動モータ28
あるいは駆動ローラ29内の位置検出器によって移動位
置が検出されており、ワイヤロープ34,35を介して
吊り具19の移動位置を検出することで、横行トロリー
15をコンテナCの積み下ろし位置に正確に停止でき
る。更に、横行トロリー15と駆動ローラ29のうちの
一方を駆動することで、コンテナCの移動方向の姿勢を
制御することができ、また、左右の駆動ローラ29のう
ちの一方の駆動ローラ29のみを駆動して、例えば、ワ
イヤロープ34のみを移動することで、コンテナCの移
動方向の向きを制御することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のクレーン装置によれば、架台上
を移動自在に支持された横行トロリーに一端部が吊り具
昇降手段に連結された吊りロープを介して吊り具を吊り
下げ、この吊り具を吊り具移動手段により横行トロリー
の移動に同期して移動可能にすると共に、吊り具移動手
段を吊り具同期手段により吊り具の昇降動作に同期移動
可能としたので、吊り具が吊り具移動手段に直接支持さ
れて横行トロリーと同期して移動することで、吊り具の
水平移動によって荷役が振れることはなく、また、吊り
具移動手段が吊り具同期手段にて吊り具の昇降動作に同
期して移動することで、吊り具の上下移動時であっても
吊り具は吊り具移動手段に直接支持されており、架台の
設置フロアの傾斜状態に拘らず、荷役を周辺物に接触す
ることなく正確に位置決めして積み下ろしすることがで
きる。その結果、正確に短時間で吊荷の積み下ろしを可
能とすることで作業効率の向上を図ることができる。
【0029】また、請求項2の発明のクレーン装置によ
れば、吊り具同期手段を架台に設けられた駆動回転可能
な巻取ドラムとし、吊り具を吊り下げる第1吊りロープ
と吊り具移動手段を吊り下げる第2吊りロープの各基端
部をこの巻取ドラムに巻取保持したので、この巻取ドラ
ムを回転することで、第1吊りロープを介して吊り具
を、第2吊りロープを介して吊り具移動手段を昇降し、
且つ、同期させることができ、装置の簡素化及び低コス
ト化を図ることができる。
【0030】また、請求項3の発明のクレーン装置によ
れば、吊り具移動手段を架台の両側に配設された無端で
一対のワイヤロープとし、この各ワイヤロープを吊り具
の両側に連結したので、簡単な構造で吊り具移動手段を
構成することができる。
【0031】また、請求項4の発明のクレーン装置によ
れば、各ワイヤロープを駆動モータによって駆動可能と
したので、駆動モータにてワイヤロープを駆動すること
で、容易に吊り具を横行トロリーの移動に同期して移動
することができる。
【0032】また、請求項5の発明のクレーン装置によ
れば、各ワイヤロープの張力を調節する張力制御手段を
設けたので、ワイヤロープの弛みを防止して吊り具を適
正に移動することができる。
【0033】また、請求項6の発明のクレーン装置によ
れば、架台に幅方向に伸縮するビームを設けてこのビー
ムの先端部に無端のワイヤロープを掛け回す一方、吊り
具に幅方向に移動自在なスプレッダを設けてこのスプレ
ッダの先端部にワイヤロープを連結したので、荷役の大
きさに応じてスプレッダを移動するとワイヤロープを介
してビームが伸縮移動することで、荷役の大きさに拘ら
ず、この荷役を確実に保持しながら移動することができ
る。
【0034】また、請求項7の発明のクレーン装置によ
れば、ワイヤロープの駆動位置を検出する位置検出手段
を設け、この位置検出手段の検出結果に基づいて吊り具
の位置制御を行うようにしたので、ワイヤロープを介し
て吊り具の移動位置を検出することで、横行トロリーを
荷役の積み下ろし位置に正確に停止することができる。
【0035】また、請求項8の発明のクレーン装置によ
れば、吊り具の両側に連結した一対のワイヤロープの一
方あるいは両方を駆動することで、吊り具によって吊り
下げられた吊荷の姿勢を制御するようにしたので、吊り
具が保持した荷役の姿勢制御を容易に行って安定した移
動を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクレーン装置をトラ
ンスファクレーンに適用した全体構成を表す概略図であ
る。
【図2】吊り具同期手段を表すトランスファクレーンの
側面図である。
【図3】吊り具移動手段を表すトランスファクレーンの
下部正面図である。
【図4】本実施形態のトランスファクレーンによる吊荷
の積み下ろし作業を表す概略図である。
【図5】従来のトランスファクレーンの概略図である。
【図6】従来のトランスファクレーンによる吊荷の積み
下ろし作業を表す概略図である。
【図7】従来のトランスファクレーンによる吊荷の積み
下ろし作業を表す概略図である。
【符号の説明】
11 本体架台 15 横行トロリー 16 巻取ドラム(吊り具昇降手段) 17 ワイヤロープ(吊りロープ) 19 吊具 21 スプレッダ 22a,22b 昇降フレーム 23a,23b ワイヤロープ(吊り具同期手段) 26a,26b ビーム 27 昇降ガイド 29 駆動ローラ(吊り具移動手段) 31 張力調整ローラ(張力制御手段) 33 アイドルローラ 34,35 ワイヤロープ(吊り具移動手段) C コンテナ(吊荷)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯伏 順一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 大村 武志 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台上を移動自在に支持された横行トロ
    リーに一端部が吊り具昇降手段に連結された吊りロープ
    を介して吊り具が吊り下げられたクレーン装置におい
    て、前記吊り具を吊り具移動手段によって前記横行トロ
    リーと同方向に移動自在に支持し、該吊り具を該横行ト
    ロリーの移動に同期して移動可能にすると共に、該吊り
    具移動手段を吊り具同期手段によって前記吊り具昇降手
    段による前記吊り具の昇降動作に同期移動可能としたこ
    とを特徴とするクレーン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクレーン装置において、
    前記吊り具同期手段は前記架台に設けられた駆動回転可
    能な巻取ドラムであって、前記吊り具を吊り下げる第1
    吊りロープと前記吊り具移動手段を吊り下げる第2吊り
    ロープの各基端部が、該巻取ドラムに巻取保持されたこ
    とを特徴とするクレーン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクレーン装置において、
    前記吊り具移動手段は、前記架台の両側に配設された無
    端で一対のワイヤロープを有し、該各ワイヤロープが前
    記吊り具の両側に連結されたことを特徴とするクレーン
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のクレーン装置において、
    前記各ワイヤロープは駆動モータによって駆動可能であ
    ることを特徴とするクレーン装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のクレーン装置において、
    前記各ワイヤロープの張力を調節する張力制御手段が設
    けられたことを特徴とするクレーン装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のクレーン装置において、
    前記架台に幅方向に伸縮するビームが設けられて該ビー
    ムの先端部に前記無端のワイヤロープが掛け回される一
    方、前記吊り具には幅方向に移動自在なスプレッダが設
    けられて該スプレッダの先端部に該ワイヤロープが連結
    されたことを特徴とするクレーン装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のクレーン装置において、
    前記ワイヤロープの駆動位置を検出する位置検出手段を
    設け、該位置検出手段の検出結果に基づいて前記吊り具
    の位置制御を行うことを特徴とするクレーン装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載のクレーン装置において、
    前記吊り具の両側に連結された前記一対のワイヤロープ
    の一方あるいは両方を駆動することで、前記吊り具によ
    って吊り下げられた吊荷の姿勢を制御することを特徴と
    するクレーン装置。
JP13181897A 1997-05-22 1997-05-22 クレーン装置 Withdrawn JPH10316361A (ja)

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