JP3342355B2 - クレーン - Google Patents

クレーン

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JP3342355B2
JP3342355B2 JP20406597A JP20406597A JP3342355B2 JP 3342355 B2 JP3342355 B2 JP 3342355B2 JP 20406597 A JP20406597 A JP 20406597A JP 20406597 A JP20406597 A JP 20406597A JP 3342355 B2 JP3342355 B2 JP 3342355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクレーンに関し、吊
り具の振れ止めを効果的に行うことができるように工夫
したものであり、たとえば、港湾荷役設備のトランスフ
ァークレーンの振れ止め・位置決めを行うのに適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスファークレーンの構成
を、図11を参照して説明する。同図に示すように、ト
ランスファークレーン01のクレーン本体架台02は門
型をなし、その両側下端には、走行用モータ03により
回転駆動する複数の走行用車輪04が装着されている。
【0003】クレーン本体架台02の上部には左右一対
のレール05が固定されており、このレール05には横
行トロリー06が移動自在に載置されている。横行トロ
リー06には巻きドラム07が搭載されており、この巻
きドラム07から巻き出された複数本の荷役用の吊りワ
イヤ08の下端部には、吊り具09が取り付けられてい
る。吊り具09は、吊り荷(コンテナ)010の大きさ
に応じてスライドするスプレッダ011を有している。
なお、図11において012はエンジンルーム、013
は制御室である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のトランスフ
ァークレーン01により、コンテナ010の積み下ろし
作業を行った2つの例の状況ならびにそのときの課題
を、図12及び図13を参照して説明する。
【0005】図12の例は、地面FLがフラット(水
平)な状況下での作業であり、段積みされたコンテナヤ
ードのコンテナ010aをコンテナ010bの状態に吊
り上げて別の場所に搬送する状況を示している。
【0006】吊り具09によりコンテナ010bを保持
した状態で、横行トロリー06が矢印A方向に沿い移動
して所定位置で停止すると、吊り具09及びコンテナ0
10bには、矢印B方向や矢印W方向の振れが発生して
しまう。このため、巻きドラム07から吊りワイヤ08
を巻き出してコンテナ010bを下降させる荷おろし時
には、運転者の技能により前記振れを少なくするように
横行トロリー06を移動させる振れ止め作業を行う必要
がある。
【0007】図13の例は、コンテナヤードの地面FL
に傾斜を設けている状態(雨水が流れる様に傾斜を設け
ている)の場合を示す。この場合には、コンテナ010
及びクレーン本体架台02は地面FLに対して直角にな
っているが、吊っているコンテナ010bは傾斜分だけ
傾いた状況(地球に対して直角になった状況)となって
いる。このため、地上のコンテナ010の間のコンテナ
010aの位置にコンテナ010bを下ろす場合、コン
テナ010bが地上のコンテナ010に接触する恐れが
ある。
【0008】以上説明したように、従来のトランスファ
ークレーン01では、搬送している吊り荷(コンテナ)
010bが振れるため、荷おろし、荷積みでの正確な位
置決めが困難であり、また振れ止めに対する運転者の技
能により作業時間にバラツキが生じるという欠点があっ
た。
【0009】本発明は、上記従来技術に鑑み、吊り荷の
振れを抑制して荷振れの無い状態で正確な荷役作業を行
うことのできるクレーンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、クレーン本体架台から垂下された吊りワイ
ヤの下端に設けられた吊り具によって荷役を行うように
したクレーンであって、クレーン本体架台から垂下され
前記吊り具の前後及び/又は左右に連結された複数の
イヤロープを、それぞれ2つの支持ロールとワイヤロー
プ長さ制御用ロールと荷重検出用ロードセルに巻き掛け
ており、前記ワイヤロープ長さ制御用ロールを前記ワイ
ヤロープ側に押し込むことにより、各ワイヤロープの長
さを調整し、吊り荷の制振を行うことを特徴とする。
【0011】また本発明の構成は、振れが生じて前記ワ
イヤロープの荷重が増加したことを前記荷重検出用ロー
ドセルが検出したら、ワイヤロープ長さ制御用ロールの
うち、荷重増となった側のワイヤロープ長さ制御用ロー
ルがワイヤロープ側に押し込まれて、荷重増となった側
のワイヤロープが引き上げられるように制御され、制振
が行われることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0015】先ずはじめに本発明の第1の実施の形態に
かかるトランスファークレーン1を、正面図である図1
及び側面図である図2を参照して説明する。このトラン
スファークレーン1のクレーンとしての基本構成は、従
来のものと同じである。つまり、走行用車輪により走行
する門型のクレーン本体架台2に備えたレール5に沿
い、横行トロリー6が横行する。この横行トロリー6に
備えた巻きドラム7から巻き出した吊りワイヤ8の下端
に吊り具9を備え、この吊り具9によりコンテナ(吊り
荷)10を保持して巻き上げ・巻き下げを行うようにな
っている。
【0016】このトランスファークレーン1には、制振
機構として、以下に述べる構成を備えている。即ち、横
行トロリー6のうち、巻きドラム7から見て前後,左右
の4箇所の位置には、巻きドラム7と同調して回転する
補巻きドラム20,30,40,50が配置されてい
る。各補巻きドラム20,30,40,50の下方に
は、支持ロール21,22,31,32,41,42,
51,52がそれぞれ配置され、更にその下方に、荷重
検出用ロードセル24,34,44,54がそれぞれ配
置されている。また、各荷重検出用ロードセル24,3
4,44,54と各支持ロール22,32,42,52
との間に、ワイヤロープ長さ制御用ロール23,33,
43,53がそれぞれ配置されている。
【0017】補巻きドラム20から巻き出されているワ
イヤロープ25は、支持ロール21,22、ワイヤロー
プ長さ制御用ロール23及び荷重検出用ロードセル24
に巻き掛けられており、下端が吊り具9に連結されてい
る。同様に、補巻きドラム30,40,50からそれぞ
れ巻き出されているワイヤロープ35,45,55は、
それぞれ支持ロール31,32,41,42,51,5
2、ワイヤロープ長さ制御用ロール33,43,53及
び荷重検出用ロードセル34,44,54に巻き掛けら
れており、それぞれの下端が吊り具9に連結されてい
る。しかも、各ワイヤロープ25,35,45,55の
下端は、吊り具9の四つの位置に連結されている。
【0018】各荷重検出用ロードセル24,34,4
4,54は、それぞれワイヤロープ25,35,45,
55に作用する荷重を個別に検出する。またワイヤロー
プ長さ制御用ロール23,33,43,53は、ワイヤ
ロープ25,35,45,55側に押し込まれたり、ワ
イヤロープ25,35,45,55から離れる方向に後
退する。
【0019】この場合、補巻きドラム20,30,4
0,50からの各ワイヤロープ25,35,45,55
の巻き出し量を固定した状態において、ワイヤロープ長
さ制御用ロール23,33,43,53をワイヤロープ
25,35,45,55側に押し込むと、各ワイヤロー
プ25,35,45,55の下端(吊り具9に連結され
ている部分)が上方に引き上げられる。このように、各
ワイヤロープ25,35,45,55の下端部分(吊り
具9に連結されている部分)が上方に引き上げられる状
態を、本明細書では、「ワイヤロープの長さを縮める」
と表現する。
【0020】また、部材20〜25,30〜35,40
〜45,50〜55等で構成した機構を、それぞれ、振
れ止め機構28,38,48,58と称する。
【0021】上記構成となっているトランスファークレ
ーン1において、コンテナ(吊り荷)10を制振する制
御手法を、図3〜図5を参照して説明する。なお、ここ
では、図2における側面方向での振れを、振れ止め機構
28,38により制振する動作を代表例として説明す
る。
【0022】図3は、コンテナ(吊り荷)10が正規位
置(振れの無い状態)に位置しているときのワイヤロー
プ25,35が、横行開始によりコンテナ10が図示A
方向に振れて、ワイヤロープ25、35の位置が符号2
5’,35’で示す位置にまで振れた状態を示してい
る。この振れにより図示右側のワイヤロープ25’の荷
重検出用ロードセル24への巻き付け角が大きくなり、
荷重検出用ロードセル24は荷重が増加したことを検出
する。
【0023】この荷重検出用ロードセル24による荷重
増加検出信号により、ワイヤロープ制御用ロール23が
作用して、図4に示すように、ワイヤロープ25’を縮
める方向に突出する。このためワイヤロープ25’は、
符号25で示す位置(図示B方向)に戻りコンテナ10
を引き戻す作用をする。
【0024】上述したようにワイヤロープ制御用ロール
23が突出してコンテナ10がB方向に振れると、今度
は図示左側のワイヤロープ35の荷重検出用ロードセル
34への巻き付け角が大きくなるため、今度は荷重検出
用ロードセル34が荷重増加を検出する。
【0025】この荷重検出用ロードセル34による荷重
増加検出信号により、ワイヤロープ制御用ロール33が
作用して、図5に示すように、ワイヤロープ35’を縮
める方向に突出する。このためワイヤロープ35’は、
符号35で示す位置(図示A方向)に戻りコンテナ10
を引き戻す作用をする。
【0026】上述した動作を2〜3回繰り返すことによ
り、速やかにコンテナ(吊り荷)10の振れが制御(制
振)され、荷振れ停止が行われる。
【0027】以上の説明において、荷重検出用ロードセ
ル24,34のうちの一方が荷重増を検出する時には、
荷重検出用ロードセル24,34のうちの他方は逆に荷
重減を検出するため、ワイヤロープ長さ制御用ロール2
3,33のうち突出していたロールは荷重減が検出され
ることにより後退するよう制御される。
【0028】なお、図3〜図5では、図2で示した側面
方向の振れ止め方法を説明したが、図1に示す正面方向
の振れ止めは、振れ止め機構18,48を、前述した振
れ止め機構28,38のときと同様にして制御すること
により、制振することができる。
【0029】更に、荷重検出用ロードセル24,34ま
たは荷重検出用ロードセル14,44により検出した荷
重増加量ΔPに対して、ワイヤロープ長さ制御用ロール
23,33またはワイヤロープ長さ制御用ロール13,
43の突出量ΔLは、 ΔL=K・ΔP の関係にある。なお、Kは係数であり、ワイヤロープ2
5,35,45,55の張り構成や、長さに応じて変化
するものである。
【0030】また、ワイヤロープ長さ制御用ロール2
3,33,43,53の伸縮は、油圧シリンダやエアー
シリンダやモータを用いることができる。
【0031】以上説明したように、本実施の形態では、
振れ発生によるワイヤロープ25,35,45,55の
荷重変化から各ワイヤロープ長さを制御して制振をして
いるのである。
【0032】なお、ワイヤロープの張り方としては、図
1,図2に示す方法以外に、図6に示すようにたすき掛
けとしても良い。なお、図6において、46,56は吊
り具9に設けたワイヤロープ45,55の取付け治具で
ある。
【0033】また図7(a)(b)の平面図に示すよう
に、吊り具9に対して、図7(a)のように四角面方向
に4本のワイヤロープ25,35,45,55を張って
も良いし、図7(b)のようにコーナー部4点に合計8
本のワイヤロープ25a,25b,35a,35b,4
5a,45b,55a,55bを張る方式としても良
い。
【0034】図8は、図7(b)のワイヤロープの張り
の例において、吊り具9’が、ねじれ角をもって吊り具
9の位置方向に振れた場合の状況例を示す。このような
振れの制御では、ワイヤロープ25a,35a,45
a,55aに振れ荷重が作用するので、これらのワイヤ
ロープ長を制御すれば制振できる。
【0035】また、図で示した以外の複数のワイヤロー
プを張る方式でも良い。
【0036】図9は、ワイヤロープ25,35,45,
55を巻き上げ巻き下げする補巻きドラム20,30,
40,50を、吊りワイヤ8を巻き上げ巻き下げする巻
きドラム7の駆動に同調させる同調機構の一例を示して
おり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面
図である。
【0037】図9に示すように、駆動モータ60により
回転駆動する巻きドラム7の回転軸には、スプロケット
61,62が設けられている。一方、補巻きドラム4
0,50の回転軸にはそれぞれスプロケット49,59
が設けられている。そして、スプロケット61とスプロ
ケット49,59との間には、チェーン63が巻き渡さ
れており、しかもスプロケット61,49,59の巻き
数比は、吊りワイヤ8とワイヤロープ45,55とが同
調して巻き下げ・巻き上げができるように構成されてい
る。なお、チェーン63の代わりに、他の回転力伝達手
段(ベルト等)を用いても良い。
【0038】補巻きドラム20,30の回転軸64に
は、スプロケット65が設けられている。そして、スプ
ロケット65とスプロケット62との間には、チェーン
66が巻き渡されており、しかもスプロケット65,6
2の巻き数比は、吊りワイヤ8とワイヤロープ25,3
5とが同調して巻き下げ・巻き上げができるように構成
されている。なお、チェーン66の代わりに、他の回転
力伝達手段(ベルト等)を用いても良い。
【0039】かかる構成になっている同調機構では、駆
動モータ60が回転駆動すると、巻きドラム7と補巻き
ドラム20,30,40,50とが同調して回転し、吊
りワイヤ8と、ワイヤロープ25,35,45,55と
が同調して巻き上げ・巻き下げされる。
【0040】
【実施例】次に本発明の実施例を、図10に示す。同図
に示すように、本発明の実施例にかかるトランスファー
クレーン1のクレーン本体架台2は門型をなし、その両
側下端には、走行用モータ3により回転駆動する複数の
走行用車輪4が装着されている。
【0041】クレーン本体架台2の上部には左右一対の
レール5が固定されており、このレール5には横行トロ
リー6が移動自在に載置されている。横行トロリー6に
は巻きドラム7が搭載されており、この巻きドラム7か
ら巻き出された複数本の荷役用の吊りワイヤ8の下端部
には、吊り具9が取り付けられている。吊り具9は、コ
ンテナ(吊り荷)10の大きさに応じてスライドするス
プレッダ11を有している。なお、図10において12
はエンジンルーム、13は制御室である。
【0042】横行トロリー6には、振れ止め装置100
が設置されている。この振れ止め装置100には、前後
方向の振れ止め機構28,38と左右方向の振れ止め機
構48,58が内蔵されている。各振れ止め機構28,
38,48,58から垂下されたワイヤロープ25,3
5,45,55の先端は、吊り具9に連結されている。
【0043】振れ止め機構28,38,48,58は、
図3〜図5に示したのと同様な動作をする。このためコ
ンテナ10の振れは制振され、すみやかな吊りおろし作
業が行える。また、クレーン本体架台2に対してコンテ
ナ10が直角となるように制御できるため、地面FLが
傾いている場合でも容易に荷おろし作業が行える。ま
た、運転者の技能に関係なく制振ができるため計画的な
荷役作業が行える。
【0044】
【発明の効果】以上、実施の形態および実施例と共に具
体的に説明したように本発明では、クレーン本体架台か
ら垂下された吊りワイヤの下端に設けられた吊り具によ
って荷役を行うようにしたクレーンであって、クレーン
本体架台から垂下され前記吊り具の前後及び/又は左右
に連結された複数のワイヤロープを、それぞれ2つの支
持ロールとワイヤロープ長さ制御用ロールと荷重検出用
ロードセルに巻き掛けており、 前記ワイヤロープ長さ制
御用ロールを前記ワイヤロープ側に押し込むことによ
り、各ワイヤロープの長さを調整し、吊り荷の制振を行
構成とした。
【0045】また本発明では、振れが生じて前記ワイヤ
ロープの荷重が増加したことを前記荷重検出用ロードセ
ルが検出したら、ワイヤロープ長さ制御用ロールのう
ち、荷重増となった側のワイヤロープ長さ制御用ロール
がワイヤロープ側に押し込まれて、荷重増となった側の
ワイヤロープが引き上げられるように制御され、制振が
行われる構成とした。
【0046】
【0047】
【0048】上記構成としたため、吊り具が振れてワイ
ヤロープが引っ張られたことを振れ検出手段が検出した
ら、ワイヤロープ長さ調整手段が作用して、引っ張られ
たワイヤロープを引き戻すことにより、振れを小さくす
ることができる。このため吊り荷の振れを止めることが
でき、荷おろし、荷積みでの正確な位置決めができる。
また作業者の技能に頼ることがなくなり、速やかな吊下
ろし作業ができ作業時間が短くなる。また地面が傾斜し
ていても、クレーン本体架台に対して吊り荷を直角にす
ることができ、容易に荷おろし作業ができる。
【0049】また、吊りワイヤとワイヤロープとを同調
させて巻き上げ・巻下げしているため、スムーズな作業
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるトランスファーク
レーンを示す正面図。
【図2】本発明の実施の形態にかかるトランスファーク
レーンを示す側面図。
【図3】実施の形態にかかるトランスファークレーンに
より制振をする制御手法を示す説明図。
【図4】実施の形態にかかるトランスファークレーンに
より制振をする制御手法を示す説明図。
【図5】実施の形態にかかるトランスファークレーンに
より制振をする制御手法を示す説明図。
【図6】ワイヤロープをたすき掛けした実施の形態を示
す構成図。
【図7】ワイヤロープの張り方の例を示す説明図。
【図8】ねじれ角をもって振れている吊り具を制振する
手法を示す説明図。
【図9】同調機構を示す構成図であり、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図10】本発明の実施例にかかるトランスファークレ
ーンを示す斜視図。
【図11】従来のトランスファークレーンを示す斜視
図。
【図12】従来のトランスファークレーンによる積み下
ろし作業状態を示す正面図。
【図13】従来のトランスファークレーンによる積み下
ろし作業状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 トランスファークレーン 2 クレーン本体架台 3 走行用モータ 4 走行用車輪 5 レール 6 横行トロリー 7 巻きドラム 8 吊りワイヤ 9 吊り具 10 吊り荷(コンテナ) 20,30,40,50 補巻きドラム 21,22,31,32,41,42,51,52 支
持ロール 23,33,43,53 ワイヤロープ長さ制御用ロー
ル 24,34,44,54 荷重検出用ロードセル 25,35,45,55 ワイヤロープ 28,38,48,58 振れ止め機構 46,56 取付け治具 49,59 スプロケット 60 駆動モータ 61,62,65 スプロケット 63,69 チェーン 64 回転軸 100 振れ止め装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/06 B66C 13/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体架台から垂下された吊りワ
    イヤの下端に設けられた吊り具によって荷役を行うよう
    にしたクレーンであって、 クレーン本体架台から垂下され前記吊り具の前後及び/
    又は左右に連結された複数のワイヤロープを、それぞれ
    2つの支持ロールとワイヤロープ長さ制御用ロールと荷
    重検出用ロードセルに巻き掛けており、 前記ワイヤロープ長さ制御用ロールを前記ワイヤロープ
    側に押し込むことにより、各ワイヤロープの長さを調整
    し、吊り荷の制振を行う ことを特徴とするクレーン。
  2. 【請求項2】 請求項1のクレーンにおいて、 振れが生じて前記ワイヤロープの荷重が増加したことを
    前記荷重検出用ロードセルが検出したら、ワイヤロープ
    長さ制御用ロールのうち、荷重増となった側のワイヤロ
    ープ長さ制御用ロールがワイヤロープ側に押し込まれ
    て、荷重増となった側のワイヤロープが引き上げられる
    ように制御され、制振が行われることを特徴とする クレ
    ーン。
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