JP3370550B2 - スタッカークレーンの吊上駆動装置 - Google Patents
スタッカークレーンの吊上駆動装置Info
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- JP3370550B2 JP3370550B2 JP09174997A JP9174997A JP3370550B2 JP 3370550 B2 JP3370550 B2 JP 3370550B2 JP 09174997 A JP09174997 A JP 09174997A JP 9174997 A JP9174997 A JP 9174997A JP 3370550 B2 JP3370550 B2 JP 3370550B2
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- Japan
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- hoisting
- sprocket
- chain
- stacker crane
- tensioner
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカークレーンの
荷台を上下動させる吊上駆動装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のスタッカークレーンの吊上駆動装
置は、図５に図示するように巻上用駆動手段Ｍ１とスプ
リングＳ１からなるテンショナーＴ１とは荷台内側と荷
台下部とに別々に設けられていた。あるいは図６に図示
するように巻上用駆動手段Ｍ２の近傍にテンショナース
プロケットＳＰとスプリングＳ３とを走行路面に対して
平行に設けられていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、巻上用
駆動手段Ｍ１とスプリングＳ１からなるテンショナーＴ
１とが荷台内側と荷台下部とに別々に設けられていた前
者の構造にあっては、テンションの調整時に荷台内部あ
るいは荷台下部に作業員が入って作業するため大変危険
であり、調整にも手間取るという問題があった。また巻
上用駆動手段Ｍ２の近傍にテンショナースプロケットＳ
ＰとスプリングＳ３とを走行路面に対して平行に設けて
いた後者の構造にあっては、スタッカークレーンの全長
が長くなり、かつチェーンの巻付角も９０°となって歯
とびが生じ、さらにスタッカークレーンの全長Ｌが長く
ならないようにしようとすれば調整代が長くとれないと
いった問題が生じていた。本発明は、このような問題を
解決することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決する手段】本発明は、スタッカークレーン
の荷台を上下動させる巻上用駆動装置を該クレーンの走
行路面に対し垂直に設けると共に該巻上用駆動装置に巻
上用チェーンスプロケットを固定し、該巻上用チェーン
スプロケットとテンショナースプロケットとにチェーン
を係合し、上記巻上用チェーンスプロケットに対する上
記チェーンの巻付角が180°となる位置でかつ上記巻上
用チェーンスプロケットの上方位置に上記テンショナー
スプロケットを配し、上記テンショナースプロケットに
付勢力を付与し続けかつ付勢力が調節可能なスプリング
を上記巻上用駆動装置の側面かつ該巻上用駆動装置に対
し平行に配したことを特徴とするスタッカークレーンの
吊上駆動装置とし、上述の課題を解決したものである。 【０００５】 【実施の形態】本発明の実施の形態を図１ないし図３に
基づき説明する。図１は本発明の全体のシステム装置の
斜視図を示し、立体自動倉庫１は並列に多数配置した棚
２、該棚２と棚２との間で形成された棚通路３を棚番地
方向に向かって走行するスッタカークレーン４、該スッ
タカークレーン４と他の搬送機器たとえばフォークリフ
ト等（図示せず）との間で荷の受け渡し、授受を行う入
出庫装置５、および図１には図示していない上記スタッ
カークレーン４と入出庫装置５に入出庫作業指令信号を
出力し、入出庫作業完了信号を受信して所定の制御を行
わしめる制御装置および該制御装置からの信号に基づき
在庫管理を行う在庫管理装置から構成されている。 【０００６】図２はスタッカークレーン４の全体構造の
斜視図で、該スタッカークレーン４は前後方向にそれぞ
れ１本の立設した主枠６、該主枠６の上部を連結した上
部連結部材７、主枠６の下部を連結する車台８、主枠６
に沿って昇降動する荷台９、上記上部連結部材７の前後
には、棚２の上部に配置された走行用ガイドレール１１
を、車台８の前後には棚通路３に敷設した走行用レール
１２上を回転走行する車輪１３をそれぞれ装着してい
る。 【０００７】主枠６の一方には車輪１３を回転させる走
行駆動装置１４、荷台９を昇降動させる巻上用駆動装置
１５を、他方には機上制御盤１６をそれぞれ取り付け、
上記荷台９にはスタッカークレーン４の走行方向と直交
する方向に移動する荷移載装置１７が設けられ、該荷移
載装置１７の棚間口へ向けての前後方向の水平移動によ
り棚２との荷の搬出・搬入や入出庫装置５との搬出・搬
入を行う。 【０００８】図３にて、その詳細を説明すると、上記巻
上用駆動装置１５は主枠６に平行にかつスタッカークレ
ーン４が走行する走行路面に対して垂直に装着し、該巻
上用駆動装置１５の回転軸１８を上記走行路面に対して
平行に配し、該回転軸１８に巻上用チェーンスプロケッ
ト１９を走行路面に対して垂直な方向で回転する。 【０００９】上記巻上用駆動装置１５の側壁２０にブラ
ケット２１を固定し、該ブラケット２１の上辺側に穴２
２を形成し、該穴２２に上下動する棒体２３を挿入貫通
せしめている。該棒体２３の先端下部に断面コ型状のテ
ンショナーチェーンスプロケット支持用ブラケット２４
が開口部を下方に向けて固定すると共に該テンショナー
チェーンスプロケット支持用ブラケット２４にテンショ
ナーチェーンスプロケット２５を回動自在に装着してい
る。上記ブラケット２１の上辺側に形成した穴２２を挿
入貫通された棒体２３は、上記ブラケット２１の上辺上
面に配されたスプリング２６を配し、該スプリング２６
の内部空間を挿入貫通した上記棒体２３の上部にナット
２７を螺着し、該ナット２７の締め付け程度によってテ
ンションの強弱を異ならしめる。 【００１０】上記テンショナーチェーンスプロケット２
５は、巻上用チェーンスプロケット１９とともに係合す
るチェーン２８を巻付角１８０°となるよう、巻上用チ
ェーンスプロケット１９より上方の位置に配される。 【００１１】 【発明の効果】本発明は以上説明したように、スタッカ
ークレーンの荷台を上下動させる巻上用駆動装置を該ク
レーンの走行路面に対し垂直に設けると共に該巻上用駆
動装置に巻上用チェーンスプロケットを固定し、該巻上
用チェーンスプロケットとテンショナースプロケットと
にチェーンを係合し、上記巻上用チェーンスプロケット
に対する上記チェーンの巻付角が180°となる位置でか
つ上記巻上用チェーンスプロケットの上方位置に上記テ
ンショナースプロケットを配し、上記テンショナースプ
ロケットに付勢力を付与し続けかつ付勢力が調節可能な
スプリングを上記巻上用駆動装置の側面かつ該巻上用駆
動装置に対し平行に配したので、歯とびが確実に防止で
き、またテンションの調節量を長くできるので調節が容
易に出来るようになり、しかもスタッカークレーンの全
長が長くなるのを防止することができる。
荷台を上下動させる吊上駆動装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のスタッカークレーンの吊上駆動装
置は、図５に図示するように巻上用駆動手段Ｍ１とスプ
リングＳ１からなるテンショナーＴ１とは荷台内側と荷
台下部とに別々に設けられていた。あるいは図６に図示
するように巻上用駆動手段Ｍ２の近傍にテンショナース
プロケットＳＰとスプリングＳ３とを走行路面に対して
平行に設けられていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上述のように、巻上用
駆動手段Ｍ１とスプリングＳ１からなるテンショナーＴ
１とが荷台内側と荷台下部とに別々に設けられていた前
者の構造にあっては、テンションの調整時に荷台内部あ
るいは荷台下部に作業員が入って作業するため大変危険
であり、調整にも手間取るという問題があった。また巻
上用駆動手段Ｍ２の近傍にテンショナースプロケットＳ
ＰとスプリングＳ３とを走行路面に対して平行に設けて
いた後者の構造にあっては、スタッカークレーンの全長
が長くなり、かつチェーンの巻付角も９０°となって歯
とびが生じ、さらにスタッカークレーンの全長Ｌが長く
ならないようにしようとすれば調整代が長くとれないと
いった問題が生じていた。本発明は、このような問題を
解決することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決する手段】本発明は、スタッカークレーン
の荷台を上下動させる巻上用駆動装置を該クレーンの走
行路面に対し垂直に設けると共に該巻上用駆動装置に巻
上用チェーンスプロケットを固定し、該巻上用チェーン
スプロケットとテンショナースプロケットとにチェーン
を係合し、上記巻上用チェーンスプロケットに対する上
記チェーンの巻付角が180°となる位置でかつ上記巻上
用チェーンスプロケットの上方位置に上記テンショナー
スプロケットを配し、上記テンショナースプロケットに
付勢力を付与し続けかつ付勢力が調節可能なスプリング
を上記巻上用駆動装置の側面かつ該巻上用駆動装置に対
し平行に配したことを特徴とするスタッカークレーンの
吊上駆動装置とし、上述の課題を解決したものである。 【０００５】 【実施の形態】本発明の実施の形態を図１ないし図３に
基づき説明する。図１は本発明の全体のシステム装置の
斜視図を示し、立体自動倉庫１は並列に多数配置した棚
２、該棚２と棚２との間で形成された棚通路３を棚番地
方向に向かって走行するスッタカークレーン４、該スッ
タカークレーン４と他の搬送機器たとえばフォークリフ
ト等（図示せず）との間で荷の受け渡し、授受を行う入
出庫装置５、および図１には図示していない上記スタッ
カークレーン４と入出庫装置５に入出庫作業指令信号を
出力し、入出庫作業完了信号を受信して所定の制御を行
わしめる制御装置および該制御装置からの信号に基づき
在庫管理を行う在庫管理装置から構成されている。 【０００６】図２はスタッカークレーン４の全体構造の
斜視図で、該スタッカークレーン４は前後方向にそれぞ
れ１本の立設した主枠６、該主枠６の上部を連結した上
部連結部材７、主枠６の下部を連結する車台８、主枠６
に沿って昇降動する荷台９、上記上部連結部材７の前後
には、棚２の上部に配置された走行用ガイドレール１１
を、車台８の前後には棚通路３に敷設した走行用レール
１２上を回転走行する車輪１３をそれぞれ装着してい
る。 【０００７】主枠６の一方には車輪１３を回転させる走
行駆動装置１４、荷台９を昇降動させる巻上用駆動装置
１５を、他方には機上制御盤１６をそれぞれ取り付け、
上記荷台９にはスタッカークレーン４の走行方向と直交
する方向に移動する荷移載装置１７が設けられ、該荷移
載装置１７の棚間口へ向けての前後方向の水平移動によ
り棚２との荷の搬出・搬入や入出庫装置５との搬出・搬
入を行う。 【０００８】図３にて、その詳細を説明すると、上記巻
上用駆動装置１５は主枠６に平行にかつスタッカークレ
ーン４が走行する走行路面に対して垂直に装着し、該巻
上用駆動装置１５の回転軸１８を上記走行路面に対して
平行に配し、該回転軸１８に巻上用チェーンスプロケッ
ト１９を走行路面に対して垂直な方向で回転する。 【０００９】上記巻上用駆動装置１５の側壁２０にブラ
ケット２１を固定し、該ブラケット２１の上辺側に穴２
２を形成し、該穴２２に上下動する棒体２３を挿入貫通
せしめている。該棒体２３の先端下部に断面コ型状のテ
ンショナーチェーンスプロケット支持用ブラケット２４
が開口部を下方に向けて固定すると共に該テンショナー
チェーンスプロケット支持用ブラケット２４にテンショ
ナーチェーンスプロケット２５を回動自在に装着してい
る。上記ブラケット２１の上辺側に形成した穴２２を挿
入貫通された棒体２３は、上記ブラケット２１の上辺上
面に配されたスプリング２６を配し、該スプリング２６
の内部空間を挿入貫通した上記棒体２３の上部にナット
２７を螺着し、該ナット２７の締め付け程度によってテ
ンションの強弱を異ならしめる。 【００１０】上記テンショナーチェーンスプロケット２
５は、巻上用チェーンスプロケット１９とともに係合す
るチェーン２８を巻付角１８０°となるよう、巻上用チ
ェーンスプロケット１９より上方の位置に配される。 【００１１】 【発明の効果】本発明は以上説明したように、スタッカ
ークレーンの荷台を上下動させる巻上用駆動装置を該ク
レーンの走行路面に対し垂直に設けると共に該巻上用駆
動装置に巻上用チェーンスプロケットを固定し、該巻上
用チェーンスプロケットとテンショナースプロケットと
にチェーンを係合し、上記巻上用チェーンスプロケット
に対する上記チェーンの巻付角が180°となる位置でか
つ上記巻上用チェーンスプロケットの上方位置に上記テ
ンショナースプロケットを配し、上記テンショナースプ
ロケットに付勢力を付与し続けかつ付勢力が調節可能な
スプリングを上記巻上用駆動装置の側面かつ該巻上用駆
動装置に対し平行に配したので、歯とびが確実に防止で
き、またテンションの調節量を長くできるので調節が容
易に出来るようになり、しかもスタッカークレーンの全
長が長くなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体のシステム構成図を示す。
【図２】本発明に使用しているスタッカークレーンの斜
視図を示す。 【図３】本発明の一実施形態の側面図を示す。 【図４】本発明の一実施形態の正面図を示す。 【図５】従来の実施形態の簡略正面図を示す。 【図６】従来の実施形態の側面図を示す。 【符号の説明】 ４ スタッカークレーン ９ 荷台 １５ 巻上用駆動装置 １９ 巻上用チェーンスプロケット ２５ テンショナーチェーンスプロケット ２６ スプリング
視図を示す。 【図３】本発明の一実施形態の側面図を示す。 【図４】本発明の一実施形態の正面図を示す。 【図５】従来の実施形態の簡略正面図を示す。 【図６】従来の実施形態の側面図を示す。 【符号の説明】 ４ スタッカークレーン ９ 荷台 １５ 巻上用駆動装置 １９ 巻上用チェーンスプロケット ２５ テンショナーチェーンスプロケット ２６ スプリング
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】スタッカークレーンの荷台を上下動させる
巻上用駆動装置を該クレーンの走行路面に対し垂直に設
けると共に該巻上用駆動装置に巻上用チェーンスプロケ
ットを固定し、該巻上用チェーンスプロケットとテンシ
ョナースプロケットとにチェーンを係合し、上記巻上用
チェーンスプロケットに対する上記チェーンの巻付角が
180°となる位置でかつ上記巻上用チェーンスプロケッ
トの上方位置に上記テンショナースプロケットを配し、
上記テンショナースプロケットに付勢力を付与し続けか
つ付勢力が調節可能なスプリングを上記巻上用駆動装置
の側面かつ該巻上用駆動装置に対し平行に配したことを
特徴とするスタッカークレーンの吊上駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09174997A JP3370550B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | スタッカークレーンの吊上駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09174997A JP3370550B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | スタッカークレーンの吊上駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10265010A JPH10265010A (ja) | 1998-10-06 |
| JP3370550B2 true JP3370550B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=14035190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09174997A Expired - Fee Related JP3370550B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | スタッカークレーンの吊上駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370550B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP09174997A patent/JP3370550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10265010A (ja) | 1998-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021029 |
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