JP2715681B2 - 吊下昇降装置の昇降検出装置 - Google Patents

吊下昇降装置の昇降検出装置

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JP2715681B2 JP3671991A JP3671991A JP2715681B2 JP 2715681 B2 JP2715681 B2 JP 2715681B2 JP 3671991 A JP3671991 A JP 3671991A JP 3671991 A JP3671991 A JP 3671991A JP 2715681 B2 JP2715681 B2 JP 2715681B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被搬送物支持手段を少
なくとも3本の吊下用ベルトで吊り下げて昇降させるた
めの吊下昇降装置に於いて、前記被搬送物支持手段の上
昇限位置、下降限位置、及び移載定位置を検出する昇降
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】被搬送物支持手段を吊下
用ベルトで吊り下げて昇降させる吊下昇降装置に於いて
は、前記吊下用ベルトの巻き上げ繰り出し用回転体に於
ける駆動手段を自動制御するために、前記被搬送物支持
手段が上昇限位置に達したことを検出する検出手段、前
記被搬送物支持手段が下降限位置に達したことを検出す
る検出手段、及び前記被搬送物支持手段が所定の移載定
位置に達したことを検出する検出手段が必要である。
【0003】即ち、前記のような吊下昇降装置には、上
記3種類の検出手段を備えた昇降検出装置が必要となる
が、従来のこの種の吊下昇降装置に於ける昇降検出装置
は、構造が複雑でコスト高になる等の問題点があり、実
用的でなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために、少なくとも3本の吊下
用ベルトにより被搬送物支持手段を昇降可能に吊り下げ
てなる吊下昇降装置であって、上昇限検出用透過形光電
スイッチ、下降限検出用反射形光電スイッチ、及び移載
定位置検出用反射形光電スイッチを備え、各スイッチは
前記各吊下用ベルトの巻き上げ繰り出し用回転体を軸支
した装置フレームに取付けられ、前記上昇限検出用透過
形光電スイッチは、1つの吊下用ベルトの前記被搬送物
支持手段側の端部に側方に突出するように取付けられた
遮光板を検出するものであり、前記下降限検出用反射形
光電スイッチは、他の1つの吊下用ベルトの前記回転体
側の端部近傍に形成された反射面を検出するものであ
り、前記移載定位置検出用反射形光電スイッチは、更に
他の1つの吊下用ベルトの移載定位置に対応する箇所に
形成された反射面を検出するものである、吊下昇降装置
の昇降検出装置を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明する。
【0006】図1及び図2に於いて、1は自走式の搬送
用移動体であって、1個の駆動車輪2と複数個の振れ止
め用垂直軸ローラー3、及び前後一対のバックアップ用
水平軸ローラー4を介してガイドレール5に移動可能に
支持され、前記駆動車輪2を正逆任意の方向に回転駆動
するダイレクトドライブモーター6と、前記ガイドレー
ル5に敷設された給電レール7に摺接する前後一対の集
電ユニット8とを備えている。
【0007】9は吊下昇降装置であって、ガイドレール
5の下側に位置する前記搬送用移動体1の機枠下端部1
0に取付けられた左右一対のブラケット11間に、同心
状の左右一対の水平支軸12を介して前後揺動可能に吊
り下げられ、昇降駆動用ダイレクトドライブモーター1
3と、3本の吊下用ベルト14a〜14cを各別に巻き
上げ繰り出し可能に巻装した3個の回転体15a〜15
cとを備え、前記3本の吊下用ベルト14a〜14cに
より被搬送物支持用ハンガー16(詳細構造の図示及び
説明は省略する)が吊り下げられている。
【0008】図3及び図4に示すように前記吊下昇降装
置9は、前記水平支軸12により軸支された左右一対の
側板17a,17bと両側板17a,17bを互いに連
結する連結材18,18a,18bとから成るフレーム
19を備え、前記ダイレクトドライブモーター13は、
その回転軸心13aが前記水平支軸12の軸心(吊下昇
降手段9の揺動軸心)12aより若干下方で当該軸心1
2aと平行になるように両側板17a,17b間に配置
されると共に、その内側ステータ20の一端が前記フレ
ーム19の一方の側板17aに固着されている。又、左
右一対の水平支軸12は、前記モーター13の内側ステ
ータ20内を貫通する締結杆21により互いに締結され
ている。
【0009】前記3個の巻き上げ繰り出し用回転体15
a〜15cの内、回転体15aは、両側板17a,17
b間に支承された駆動軸22の中央位置に固定され、他
の2個の回転体15b,15cは、両側板17a,17
b間に支承された駆動軸23の各側板17a,17bか
ら突出する両端部に固定され、前記両駆動軸22,23
は、前記モーター13の真下位置に対し前後対称位置に
振り分けられている。而して前記回転体15a〜15c
に対する吊下用ベルト14a〜14cの巻付け方向は、
これら回転体を軸心方向から見たときに、モーター13
の真下位置に対し遠い側となる各回転体15a〜15c
の外側から各吊下用ベルト14a〜14cが垂下するよ
うに、回転体15aの於ける巻付け方向と回転体15
b,15cに於ける巻付け方向とを互いに逆向きとして
いる。
【0010】前記各回転体15a〜15cの駆動軸2
2,23と前記モーター13とを連動連結させる伝動手
段24は、前記モーター13の外側ロータ25に固着さ
れた平歯車26と、当該平歯車26に咬合する状態で前
記駆動軸22に固定された巾広平歯車27と、当該巾広
平歯車27にのみ咬合するように前記駆動軸23に固定
された平歯車28とから構成され、前記駆動軸22の一
端部と側板17bとの間に電磁ブレーキ29が介装され
ている。
【0011】図4に於いて、30は上昇限検出手段、3
1は下降限検出手段、32は移載定位置検出手段であ
る。上昇限検出手段30は、図5〜図7に示すように、
吊下用ベルト14aの巻き上げ繰り出し用回転体15a
に隣接する連結材18aにブラケット33を介して取付
けられた透過形光電スイッチ34a,34b(34aは
投光器、34bは受光器)と、前記吊下用ベルト14a
のハンガー16側の端部に取付けられた遮光板35とか
ら構成されている。前記遮光板35は、前記吊下用ベル
ト14aの端部をハンガー16側のベルト取付け用ブラ
ケット36との間で挟み付けて止着する当て板37から
一体に突設されており、前記透過形光電スイッチ34
a,34bは、前記遮光板35の昇降経路を前後から挟
むように配置されている。
【0012】前記下降限検出手段31は、図8及び図9
に示すように、吊下用ベルト14bの巻き上げ繰り出し
用回転体15bに隣接する側の連結材18bの端部に取
付けられた反射形光電スイッチ38(38aは投光器、
38bは受光器)と、前記吊下用ベルト14bの前記回
転体15b側の端部近傍の表面に反射テープを貼付して
形成した反射面39とから構成されている。
【0013】前記移載定位置検出手段32は、図8及び
図9に示すように、吊下用ベルト14cの巻き上げ繰り
出し用回転体15cに隣接する側の連結材18bの端部
に取付けられた反射形光電スイッチ40(40aは投光
器、40bは受光器)と、前記吊下用ベルト14cの移
載定位置に対応する箇所の表面に反射テープを貼付して
形成した反射面41とから構成されている。
【0014】上記のように構成された吊下昇降装置9を
備えた搬送装置に於いては、搬送用移動体1のダイレク
トドライブモーター6に給電レール7から集電ユニット
8及び当該搬送用移動体1が備える制御装置を介して通
電し、当該モーター6で前記駆動車輪2を回転駆動する
ことにより、ガイドレール5に沿って走行させることが
出来、吊下昇降装置9で吊り下げられたハンガー16に
支持されている被搬送物を搬送することが出来る。
【0015】而して、前記ハンガー16に対する被搬送
物の積み卸し作業を行うときは、前記電磁ブレーキ29
を制動状態から開放状態に切り換えると同時に、前記給
電レール7から集電ユニット8を介して前記ダイレクト
ドライブモーター13に通電してその外側ロータ25を
正転駆動し、その回転を伝動手段24の各平歯車26〜
28及び駆動軸22,23に伝達して、各回転体15a
〜15cを、吊下用ベルト14a〜14cを繰り出す方
向に同一速度で連動回転させることにより、ハンガー1
6を下降させることが出来る。下降するハンガー16が
移載定位置に達したときには、移載定位置検出手段32
の反射形光電スイッチ40が吊下用ベルト14cの反射
面41を検出し、ハンガー16が下降限位置まで下降し
たときには、下降限検出手段31の反射形光電スイッチ
38が吊下用ベルト14bの反射面39を検出するの
で、これら光電スイッチ40又は38の検出信号に基づ
いて前記モーター13への通電を断つと同時に電磁ブレ
ーキ29を制動状態に復帰させ、駆動軸22を制動固定
することにより、全ての回転体15a〜15cをロック
してハンガー16を移載定位置又は下降限位置で停止固
定することが出来る。
【0016】又、前記モーター13の外側ロータ25を
逆回転させて各回転体15a〜15cを、吊下用ベルト
14a〜14cを巻き上げる方向に同一速度で連動回転
させることにより、ハンガー16を上昇させることが出
来る。そしてハンガー16が上昇限位置に達したとき、
透過形光電スイッチ34a,34bが吊下用ベルト14
aの遮光板35を検出するので、この光電スイッチ34
a,34bの検出信号に基づいて前記のように駆動軸2
2を制動固定することにより、全ての回転体15a〜1
5cをロックしてハンガー16を上昇限位置で停止固定
することが出来る。
【0017】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
の吊下昇降装置の昇降検出装置によれば、吊下用ベルト
の巻き上げ繰り出し用回転体の駆動により昇降駆動され
る被搬送物支持手段が上昇限位置に到達したことは、上
昇限検出用透過形光電スイッチとこれに対応する吊下用
ベルトに付属の遮光板とによって検出し、前記被搬送物
支持手段が下降限位置に到達したことは、下降限検出用
反射形光電スイッチとこれに対応する吊下用ベルトに付
属の反射面とで検出し、そして前記被搬送物支持手段が
上昇限と下降限との中間に設定された移載定位置に到達
したことは、移載定位置検出用の反射形光電スイッチと
これに対応する吊下用ベルトに付属の反射面とで検出す
ることが出来、各スイッチの検出信号を利用して、前記
回転体の自動制御を行うことが出来るのであるが、前記
3種類の光電スイッチとその被検出部(遮光板や反射
面)とを3本の吊下用ベルトの各々に分けて併設したの
で、各光電スイッチや前記被検出部の取付け位置が互い
に接近して干渉し合うような恐れがなく、各光電スイッ
チや前記被検出部の取付けを無理なく容易に行うことが
出来る。
【0018】又、前記回転体に巻き込まれるベルト部分
に被検出部を取付ける必要のある下降限検出手段や移載
定位置検出手段に関しては、吊下用ベルトに反射テープ
を貼付するだけで被検出部を形成することの出来る反射
形光電スイッチと反射面との組合せとしたが、吊下用ベ
ルトの被搬送物支持手段側の端部に被検出部が取付けら
れる上昇限検出手段は、透過形光電スイッチと遮光板と
の組合せとしたので、この検出手段までも反射形光電ス
イッチと反射面との組合せにする場合と比較して、コス
トダウンを図ることが出来ると共に、実施例にも示した
ように、当該吊下用ベルトを被搬送物支持手段側に結合
するときに必要な当て板の一部を遮光板として利用する
ことが出来、一層のコストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の側面図である。
【図2】 ガイドレールを縦断面で示す全体の正面図で
ある。
【図3】 カバーを省略した状態での吊下昇降装置の正
面図である。
【図4】 同横断平面図である。
【図5】 上昇限検出手段を示す縦断側面図である。
【図6】 同平面図である。
【図7】 同正面図である。
【図8】 下降限検出手段及び移載定位置検出手段を示
す横断平面図である。
【図9】 同一部切り欠き背面図である。
【符号の説明】
1…搬送用移動体、5…ガイドレール、9…吊下昇降装
置、13…ダイレクトドライブモーター、14a〜14
c…吊下用ベルト、15a〜15c…吊下用ベルト巻き
上げ繰り出し用回転体、16…被搬送物支持手段として
のハンガー、22,23…駆動軸、24…伝動手段、3
0…上昇限検出手段、31…下降限検出手段、32…移
載定位置検出手段、34a,34b…透過形光電スイッ
チ、35…遮光板、38,40…反射形光電スイッチ、
39,41…反射面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66C 17/04 B66C 17/04 (56)参考文献 特開 昭57−90387(JP,A) 特開 昭50−160955(JP,A) 特開 昭59−22884(JP,A) 実開 昭64−47789(JP,U) 実開 昭53−115572(JP,U) 実開 昭54−56377(JP,U) 実開 昭54−28861(JP,U) 実開 昭63−71192(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも3本の吊下用ベルトにより被搬
    送物支持手段を昇降可能に吊り下げてなる吊下昇降装置
    であって、上昇限検出用透過形光電スイッチ、下降限検
    出用反射形光電スイッチ、及び移載定位置検出用反射形
    光電スイッチを備え、各スイッチは前記各吊下用ベルト
    の巻き上げ繰り出し用回転体を軸支した装置フレームに
    取付けられ、前記上昇限検出用透過形光電スイッチは、
    1つの吊下用ベルトの前記被搬送物支持手段側の端部に
    側方に突出するように取付けられた遮光板を検出するも
    のであり、前記下降限検出用反射形光電スイッチは、他
    の1つの吊下用ベルトの前記回転体側の端部近傍に形成
    された反射面を検出するものであり、前記移載定位置検
    出用反射形光電スイッチは、更に他の1つの吊下用ベル
    トの移載定位置に対応する箇所に形成された反射面を検
    出するものである、吊下昇降装置の昇降検出装置。
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