JP6620600B2 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、ダブルデッキエレベータに関し、特に、昇降路内において上下に設けられた2台のかごの上下方向における間隔を調整する構成を有するダブルデッキエレベータに関する。
階高に不揃いのある建物に設置されるダブルデッキエレベータでは、同時に着床する二つの階の階高に合わせて、前記2台のかご(以下、「上かご」、「下かご」と言う。)の上下方向における間隔(以下、「かご間隔」と言う。)を調整する必要がある。この調整を可能とするダブルデッキエレベータとして、特許文献1の図1〜図5、特許文献2の図4には、ワイヤロープの第1の端部を上かごに連結し、第2の端部を下かごに連結すると共に、前記第1の端部から前記第2の端部に至る間において、当該ワイヤロープが、第1巻上機の第1駆動シーブ、カウンタウエイトに設けられた従動シーブ、および第2巻上機の第2駆動シーブに掛け渡されてなる構成を有するもの(以下、「第1のエレベータ」と言う。)が開示されている。
また、特許文献2の図1には、上かごと上かご用カウンタウエイトを連結する第1ワイヤロープが、第1巻上機の第1駆動シーブに巻き掛けられると共に、下かごと下かご用カウンタウエイトを連結する第2ワイヤロープが、第2巻上機の第2駆動シーブに巻き掛けられてなる構成を有するダブルデッキエレベータ(以下、「第2のエレベータ」と言う。)が開示されている。
上記第1および第2のエレベータのいずれも、第1巻上機と第2巻上機を同時に駆動することにより、上かごと下かごを同時に昇降させることができる。また、第1巻上機と第2巻上機とは別個独立に駆動制御可能であるので、1回の昇降動作において、第1巻上機による上かごの昇降速度と第2巻上機による下かごの昇降速度に差を設けることによって、結果的に、かご間隔を調整することができる。すなわち、上・下かごが、ある停止階から次の停止階に至る間に(昇降中に)、目的階の階高に合わせて、かご間隔の調整を行うことができる。
しかしながら、上かごと下かごの昇降は、第1巻上機と第2巻上機とで別々に行われる関係上、上かごと下かごの不測の衝突を防止するために、第1巻上機と第2巻上機の制御が複雑になってしまう。
これに対し、特許文献2の図5には、単一の巻上機で、上かごと下かごの両方を同時に昇降させることができるダブルデッキエレベータ(以下、「第3のエレベータ」と言う。)が開示されている。第3のエレベータは、ワイヤロープの第1の端部を上かごに連結し、第2の端部を下かごに連結すると共に、前記第1の端部から前記第2の端部に至る間において、当該ワイヤロープが、巻上機の駆動シーブ、カウンタウエイトに設けられた階高調整用巻上機の駆動シーブ、および従動シーブに掛け渡されてなる構成を有している。
第3のエレベータによれば、単一の巻上機で、上かごと下かごの昇降がなされる関係上、上かごと下かごの昇降速度は必然的に略等しくなるため、複雑な制御を要することなく昇降中における上かごと下かごの不測の衝突を防止することができる。
また、第3のエレベータでは、『1台の巻上機で上かご及び下かごの各階床間の昇降動を行うようになっており、その間は階高調整用巻上機がブレーキで固定されるようになっている。そして、両かごが目的階床に到着し、上かごが所定の着床位置に停止した後、…階高調整用巻上機のブレーキを開放し、階高調整用巻上機の回転を制御することにより下かごに対して階高調整を行う。』とされている(特許文献2の段落[0042])。
特開2001−310883号公報 特開2005−231807号公報
第3のエレベータでは、上かごと下かごを連結するワイヤロープの中間部が階高調整用巻上機の駆動シーブに巻き掛けられているため、ワイヤロープが走行する上・下かごの昇降中には、かご間隔の調整を行うことが困難である。このため、上かごが所定位置に着床した後に、上記のようにかご間隔調整をしているのであるが、第1および第2のエレベータのように昇降中にかご間隔が調整できる場合と比較して、昇降開始から目的階において乗客の乗降が可能となるまでに要する時間が長くなってしまう。
上記した課題に鑑み、本発明は、単一の巻上機で2台のかごの両方を昇降させると共に、昇降中においてもかご間隔を調整することができるダブルデッキエレベータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るダブルデッキエレベータは、建築物に設けられた昇降路内において、上下方向に離間して設けられた2台のかごを有するダブルデッキエレベータであって、前記2台のかごの内の第1のかごを吊り下げる第1の索状体と、前記2台のかごの内の第2のかごを吊り下げる第2の索状体と、主シーブを有する、かご昇降用の主巻上機と、副シーブを有する、かご間隔調整用の副巻上機と、を備え、前記第1の索状体の第1端部は固定端であり、第2端部側は前記主シーブに巻き掛けられていて、当該第1の索状体における前記第1端部と前記主シーブに巻き掛けられている部分との間において、前記第1のかごが吊り下げられており、前記第2の索状体の第1端部側は、前記副シーブに巻き掛けられ、第2端部側は前記主シーブに巻き掛けられていて、当該第2の索状体における前記副シーブに巻き掛けられている部分と前記主シーブに巻き掛けられている部分との間において、前記第2のかごが吊り下げられていることを特徴とする。
また、前記副巻上機は、巻胴式の巻上機であることを特徴とする。
あるいは、前記副巻上機は、トラクション式の巻上機であって、前記副シーブから前記第2のかごとは反対側に垂下した前記第2の索状体部分に、かご間隔調整用カウンタウエイトが吊り下げられていることを特徴とする。
この場合に、前記副シーブの回転に伴って上下に移動するかご間隔調整用カウンタウエイトの、当該上下方向における位置を検出する位置検出手段を有することを特徴とする。
上記の構成からなるダブルデッキエレベータによれば、かご昇降用の前記主巻上機を構成する前記主シーブに、前記第1のかごを吊り下げる前記第1の索状体の前記第2端部側と前記第2のかごを吊り下げる前記第2の索状体の前記第2端部側とが巻き掛けられているので、当該主シーブを回転させることにより、前記第1のかごと前記第2のかごの両方を同時に昇降させることができる。すなわち、単一の巻上機(主巻上機)で前記第1および第2の2台のかごを昇降させることができる。
また、前記第2のかごを吊り下げる前記第2の索状体の前記第1端部側が、かご間隔調整用の前記副巻上機を構成する前記副シーブに巻き掛けられているので、当該副シーブを回転させることにより、前記第2のかごを前記第1のかごに対し、相対的に近接または離間させて、前記第1のかごと前記第2のかごとの間のかご間隔を調整することができる。この場合、前記副シーブに巻き掛けられているのは、前記第1および第2のかごが停止中は勿論、昇降中であっても、当該昇降とは無関係に静止している前記第2の索状体の前記第1端部側であるため、当該第1および第2のかごの停止中のみならず昇降中においても前記かご間隔を調整することができる。
実施形態1に係るダブルデッキエレベータの概略構成を示す図である。 (a)、(b)は、それぞれ、実施形態1,2、実施形態3における、主巻上機および当該主巻上機を制御する主制御装置、並びに、副巻上機および当該副巻上機を制御する副制御装置を示したブロック図である。 実施形態2に係るダブルデッキエレベータの概略構成を示す図である。 実施形態3に係るダブルデッキエレベータの概略構成を示す図である。 (a)は、実施形態3のダブルデッキエレベータに設けられた位置検出手段の一部を示す平面図であり、(b)は、変形例に係る位置検出手段が設けられたダブルデッキエレベータの一部拡大図である。
以下、本発明に係るダブルデッキエレベータの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態1>
実施形態1に係るダブルデッキエレベータ10は、図1に示すように、建築物に設けられた昇降路12内に、上下方向に離間して設けられた2台のかご14,16を有する。2台のかご14,16の内、下側のかごを下かご14と称し、上側のかごを上かご16と称することとする。
下かご14は、下かご室142と下かご室142の下側に設けられた動滑車144とを有し、上かご16は、上かご室162と上かご室162の下側に設けられた動滑車166とを有する。
下かご14は、索状体であるワイヤロープからなる第1ロープ18によって吊り下げられており、上かご16は、同じくワイヤロープからなる第2ロープ20によって吊り下げられている。第1ロープ18と第2ロープ20各々の掛け渡し態様については後述する。
昇降路12には、また、第1ロープ18と第2ロープ20の両方で吊り下げられて、主カウンタウエイト22が設けられている。主カウンタウエイト22は、本体222と本体222の上側に設けられた動滑車224を含む。
昇降路12の上方に天井壁24を隔てて設けられた機械室26には、下かご14および上かご16を昇降させるための主巻上機28が設置されている。主巻上機28は、主モータ282(図2(a))、主モータ282の出力軸(不図示)に設けられた主シーブ284、および前記出力軸と同軸上に設けられたロータリエンコーダ286等を含む。
主巻上機28に隣接して、そらせ車30が設置されている。
機械室26には、また、下かご14と上かご16の上下方向における間隔(以下、「かご間隔」と言う。)を調整するための副巻上機32が設置されている。ここで、かご間隔とは、下かご室142の床面142Aと上かご室162の床面162Aとの間の上下方向における距離(D)を言う。本例において、調整されるべきかご間隔Dは、例えば、D1、D2、D3、D4の4通りとする。すなわち、ダブルデッキエレベータ10が設置される建築物において、下かご14と上かご16とが同時に着床される二つの階の間の階高は4通り存在することとする。
副巻上機32は、巻胴式の巻上機である。副巻上機32は、副モータ322(図2(a))、副モータ322の出力軸(不図示)に設けられた、巻胴である副シーブ324、および前記出力軸と同軸上に設けられたロータリエンコーダ326等を含む。ロータリエンコーダ326には、例えば、マルチターン型アブソリュートタイプのものを用いることができる。
続いて、第1ロープ18および第2ロープ20の掛け渡し態様について説明する。なお、以下、下かご14を吊り下げる第1ロープ18と上かご16を吊り下げる第2ロープ20において、「第1端部側」とは、下かご14(の動滑車144)、上かご16(の動滑車166)から第1端部までの間の全部または一部を指し、「第2端部側」とは、第1端部とは反対の第2端部までの間の全部または一部を指すものとする。よって、下かご14と上かご16の昇降位置によって、第1端部側と第2端部側の範囲は変動するものの、以下の説明は、下かご14および上かご16を中心になされているため支障はない。
先ず、第1ロープ18について説明すると、第1ロープ18の第1端部18Aは、固定器具34によって、機械室26の床に固定されている。すなわち、第1ロープ18の第1端部18Aは、前記建築物(の機械室26床)に固定された固定端である。なお、第1端部18Aは、機械室26床に限らず、前記建築物における他の部位、例えば、昇降路12の天井や昇降路12の側壁に固定しても構わない。
第1ロープ18の第2端部側は、主シーブ284に巻き掛けられていて、第1ロープ18における第1端部18A(固定端)と主シーブ284に巻き掛けられている部分との間において、下かご14が吊り下げられている。下かご14は、動滑車144に第1ロープ18が巻き掛けられて、第1ロープ18で吊り下げられている。
主シーブ284に巻き掛けられた第1ロープ18の第2端部側は、さらに、そらせ車30に巻き掛けられて垂下され、主カウンタウエイト22の動滑車224に巻き掛けられて上方へ折り返された後、第2端部18Bが、固定器具36によって、機械室26の床に固定されている。なお、第2端部18Bは、機械室26床に限らず、前記建築物における他の部位、例えば、昇降路12の天井や昇降路12の側壁に固定しても構わない。
次に、第2ロープ20について説明すると、第2ロープ20は、第1端部(不図示)が副シーブ324に固定されて、一部が副シーブ324に巻き掛けられている。すなわち、第2ロープ20の第1端部側が副シーブ324に巻き掛けられている。また、第2ロープ20の第2端部側は、主シーブ284に巻き掛けられていて、第2ロープ20における副シーブ324に巻き掛けられている部分と主シーブ284に巻き掛けられている部分との間において、上かご16が吊り下げられている。上かご16は、動滑車166に第2ロープ20が巻き掛けられて、第2ロープ20で吊り下げられている。
主シーブ284に巻き掛けられた第2ロープ20の第2端部側は、第1ロープ18と同様、さらに、そらせ車30に巻き掛けられて垂下され、主カウンタウエイト22の動滑車224に巻き掛けられて上方へ折り返された後、第2端部20Bが、固定器具36によって、機械室26の床に固定されている。なお、第2端部20Bも、機械室26床に限らず、前記建築物における他の部位、例えば、昇降路12の天井や昇降路12の側壁に固定しても構わない。
第1ロープ18で吊り下げられた下かご14と第2ロープ20で吊り下げられた上かご16は、この2台のかごに共通に設けられたかご用ガイドレール(不図示)によって、それぞれ、上下方向に案内される。また、第1ロープ18と第2ロープ20で吊り下げられた主カウンタウエイト22は、カウンタウエイト用ガイドレール(不図示)によって、上下方向に案内される。
上記構成を有するダブルデッキエレベータ10において、主巻上機28の主シーブ284が矢印Aの向きに回転駆動されると、下かご14および上かご16は上昇すると共に、主カウンタウエイト22が下降し、これとは反対に矢印Bの向きに回転駆動されると、下かご14および上かご16は下降すると共に、主カウンタウエイト22は上昇する。
この場合、下かご14と上かご16とは、共通の(単一の)主巻上機28によって、昇降されるため、下かご14と上かご16の昇降速度は、必然的に略等しくなる。これにより、複雑な制御を要することなく、上かご14と下かご16の昇降運転中における、上かご14と下かご16の不測の衝突を防止することができる。
また、副巻上機32の副シーブ324が矢印Eの向きに回転されると、上かご16は、下かご14に対し、相対的に近接する向きに変位し、これとは反対に矢印Fの向きに回転されると、相対的に離間する向きに変位する。これによって、かご間隔Dを調整することができる。
この場合、副巻上機32は、上かご14および下かご16が停止中は勿論、昇降中であっても、当該昇降とは無関係に静止している第2ロープ20の第1端部側を副シーブ324で巻き取ったり(矢印Fの向き)、副シーブ324から繰り出したり(矢印Eの向き)することによりかご間隔Dを調整するものであるので、上かご14および下かご16の状態(停止中・昇降中)にかかわらず、かご間隔Dの調整をすることができる。
ここで、上かご16を下かご14に対し、無制限に近接させることができるようにすると、不測の場合に、上かご16と下かご14とが衝突するおそれが生じる。そこで、副シーブ324で最長に巻き取られた第2ロープ20(例えば、かご間隔Dが最大の間隔に調整された状態)が全て繰り出された場合であっても、上かご16と下かご14とが衝突しないように、最長巻取り長さが制限されている。なお、万一、副シーブ324から第2ロープ20が全て繰り出された場合でも、第2ロープ20の端部は、副シーブ324に固定されているため、上かご16が落下することは無い。
機械室26には、また、副制御装置38と主制御装置40が設置されている。
副制御装置38は、副巻上機32のロータリエンコーダ326からの出力信号(回転角情報)に基づき、副モータ322(図2(a))を回転制御し、かご間隔Dを調整する。
図2(a)に示すように、副制御装置38は、CPU382とCPU382に接続されたROM384およびRAM386を有している。ROM384は、CPU382が実行する各種プログラムを格納している。RAM386は、不揮発性のメモリであり、RAM386には、かご間隔D1、D2、D3、D4に対応させて、ロータリエンコーダ326の回転角E1、E2、E3、E4が記憶されている。
主制御装置40は、主巻上機28の主モータ282などの駆動制御等を行う。主制御装置40は、CPU402とCPU402に接続されたROM404およびRAM406を有している。CPU402は、ROM404に格納された各種制御プログラムを実行することにより、主モータ282などを統括的に制御して、円滑な下かご14および上かご16の昇降路12における昇降動作等による運転を実現する。
また、主制御装置40(のCPU402)は、副制御装置38に対し、所定のタイミングで、かご間隔調整指令を出す。
かご間隔調整指令は、次に停止予定の二つの停止階における階高に対応するかご間隔情報(D1〜D4のいずれか)を含む。
かご間隔調整指令を受けた副制御装置38は、当該指令に含まれるかご間隔情報(D1〜D4のいずれか)に対応する回転角(E1〜E4のいずれか)をRAM386から読み出す。そして、ロータリエンコーダ326からの出力信号(回転角情報)が、読み出した回転角(E1〜E4のいずれか)と一致するまで、副モータ322を回転駆動させ、一致した状態で副モータ322を停止させる。これにより、二つの停止階の階高に、かご間隔が調整されることとなる。
前記所定のタイミングは、例えば、現在の停止階から次の停止階が確定した時点である。
なお、下かご14と上かご16の昇降制御は、下かご14を基準になされる。すなわち、一般的なシングルデッキエレベータ(かごが単一のエレベータ)と同様に、下かご14の昇降を制御して、目的階に着床させるのである。下かご14が下かご14の目的階に着床されれば、昇降中に上かご16の下かご14に対する間隔(かご間隔D)は適正に調整されているため、上かご16も下かご14と同時に上かご16の目的階に着床されることとなる。
もっとも、副制御装置38によるかご間隔の調整は、下かご14と上かご16の昇降中ではなく、下かご14が下かご14の目的階に着床した後に行っても構わない。
以上説明してきたように、実施形態1に係るダブルデッキエレベータ10によれば、単一の主巻上機28で、下かご14と上かご16の2台のかごの両方を昇降させると共に、かごの停止中はもとより、昇降中においてもかご間隔を調整することができる。
また、前記第3のエレベータでは、階高調整用巻上機を上・下かごの昇降に伴って昇降するカウンタウエイトに設けているため、当該階高調整用巻上機に給電するための電力ケーブルや制御用の信号ケーブルとして、いわゆるトラベリングケーブルが必要とされるが、ダブルデッキエレベータ10では、かご間隔の調整のためにそのようなトラベリングケーブルを要しない。
さらに、かご間隔調整用の副巻上機32は機械室26に設置されているため、前記第3のエレベータの階高調整用巻上機と比較して、そのメンテナンスが容易になる。
<実施形態2>
図3に示すように、実施形態2に係るダブルデッキエレベータ50は、巻胴式の副巻上機32に代えて、トラクション式の副巻上機52を有し、上かご16と釣り合いがとられるかご間隔調整用の副カウンタウエイト54が設けられている以外は、実施形態1のダブルデッキエレベータ10(図1、図2(a))と基本的に同じ構成である。よって、図3において、ダブルデッキエレベータ10(図1)と実質的に同じ構成部分については、同じ符号を付して、その説明については、必要に応じて言及するに止め、以下、異なる部分を中心に説明する。
機械室26に設置された副巻上機52は、副モータ522(図2(a))、副モータ522の出力軸(不図示)に設けられた副シーブ524、および前記出力軸と同軸上に設けられたロータリエンコーダ526等を含む。ロータリエンコーダ526には、ロータリエンコーダ326と同じものを用いることができる。
かご間隔調整用の副カウンタウエイト54は、第2ロープ20で吊り下げられている。副カウンタウエイト54は、本体542と本体542の上側に設けられた動滑車546を含む。
ダブルデッキエレベータ50において、第2ロープ20の第1端部20Aは、固定器具56によって、機械室26の床に固定されている。なお、第1端部20Aは、機械室26床に限らず、前記建築物における他の部位、例えば、昇降路12の天井や昇降路12の側壁に固定しても構わない。
第2ロープ20の第1端部20Aと、第2ロープ20において副シーブ524に巻き掛けられている部分との間において、副カウンタウエイト54が吊り下げられている。すなわち、副シーブ524から上かご16とは反対側に垂下した第2ロープ20部分に副カウンタウエイト54が吊り下げられている。副カウンタウエイト54は、動滑車546に第2ロープが巻き掛けられて、第2ロープ20で吊り下げられている。
副カウンタウエイト54の重量(Wa)は、上かご16の自重(Wb)に上かご16に対する定格積載荷重(Wc)の半分の重量(Wc/2)を加えた大きさに設定される〔Wa=Wb+(Wc/2)〕。
上記の構成からなるダブルデッキエレベータ50において、下かご14と上かご16の主巻上機28による昇降は、実施形態1のダブルデッキエレベータ10と同様になされる。
また、かご間隔Dは、副巻上機52の副シーブ524を矢印Gの向きに回転させると、上かご16が、下かご14に対し、相対的に近接する向きに変位し、これとは反対に矢印Hの向きに回転させると、相対的に離間する向きに変位することによって調整される。上かご16が、下かご14に対し、相対的に近接する向きに変位するときは、副カウンタウエイト54は上昇し、相対的に離間する向きに変位するときは、副カウンタウエイト54は下降する。
ここで、上かご16を下かご14に対し、無制限に近接させることができるようにすると、不測の場合に、上かご16と下かご14とが衝突するおそれが生じるのは、実施形態1と同様である。
そこで、実施形態2では、副カウンタウエイト54が、これ以上上昇できない状態(本例では、副カウンタウエイト54が、天井壁24に当接した状態)、すなわち、第2ロープ20が、第1端部20Aから、動滑車546を経由して、最短経路で、副シーブ524に至った状態でも、上かご16と下かご14が衝突しないよう、当該状態における第1端部20Aから上かご16の動滑車166に至る第2ロープ部分の長さ(第1端部側の長さ)が規定されている。
かご間隔調整用の副巻上機として、トラクション式の副巻上機52を用い、上かご16とバランスがとられる副カウンタウエイト54を設けることによって、巻胴式の副巻上機32を用いた場合と比較して、副巻上機を構成するモータにおいて、上かご16を下かご14に対して相対的に変位させるのに必要なトルクが小さくて済む。このため、実施形態2では、実施形態1よりも副巻上機の小型化が図られる。
なお、副制御装置38が主制御装置40から上記かご間隔調整指令を受けて、ロータリエンコーダ526からの出力信号(回転角情報)を参照しながら行うかご間隔調整処理は、実施形態1の場合と基本的に同様なので、その説明については省略する。
<実施形態3>
実施形態2では、副巻上機52のロータリエンコーダ526からの出力信号(回転角情報)を参照して、かご間隔Dの調整を行った(実施形態1でも同様)。これに対して、実施形態3では、副シーブ524の回転に伴って上下に移動する副カウンタウエイト54の、当該上下方向における位置を検出する位置検出手段の検出結果を参照して、最終的に、かご間隔Dを調整することとしている。
図2(b)、図4に示す実施形態3に係るダブルデッキエレベータ70は、位置検出手段を追加した以外は、実施形態2のダブルデッキエレベータ50(図2(a)、図3)と基本的に同じ構成である。したがって、図2(b)、図4において図2(a)、図3と共通する構成要素には同じ符号を付して、その説明は省略するか必要に応じて言及するに止め、以下、位置検出手段を中心に説明する。
実施形態2で説明したように、副巻上機52の副シーブ524を矢印Gの向きに回転させると、上かご16が下かご14に対し相対的に近接する向きに変位すると共に、副カウンタウエイト54は上昇し、これとは反対に矢印Hの向きに回転させると、上かご16が下かご14に対し相対的に離間する向きに変位すると共に、副カウンタウエイト54は下降する。これによって、かご間隔Dは調整される。
この場合に、かご間隔D(D1、D2、D3、D4)と副カウンタウエイト54の昇降路12内における上下方向の位置とは一対一で対応する。そこで、実施形態3では、副カウンタウエイト54の当該上下方向における位置を検出する位置検出手段72を設け、位置検出手段72の検出結果から、かご間隔Dを特定して、かご間隔Dを調整するようにしている。
位置検出手段72は、昇降路12の側壁12Aに上下方向に列設された複数個の(本例では、4個の)フォトセンサ74A、74B、74C、74Dと副カウンタウエイト54に設けられた遮光片76とを含む。
フォトセンサ74A、74B、74C、74Dは、いずれも同じ構成なので、これらを区別する必要のない場合は、アルファベットの添え字(A〜D)を省略して説明する。
フォトセンサ74は、図5(a)に示すように、発光素子742と受光素子744とが対向して設けられてなる透過型のフォトセンサである。
遮光片76は、副カウンタウエイト54の本体542に固定されており、副カウンタウエイト54と共に昇降する。遮光片76の本体542に対する上下方向における固定位置は任意である。
フォトセンサ74A、74B、74C、74Dの各々は、副カウンタウエイト54の昇降に伴って同様に昇降する遮光片76の昇降経路を、図5(a)に示すように、各々の発光素子742と受光素子744とが挟むように設けられている。
また、フォトセンサ74A、74B、74C、74D各々の上下方向における設置位置は、かご間隔D1、D2、D3、D4の各々に対応させている。すなわち、かご間隔がD1であるときに遮光片76を検出する位置にフォトセンサ74Aが、かご間隔がD2であるときに遮光片76を検出する位置にフォトセンサ74Bが、かご間隔がD3であるときに遮光片76を検出する位置にフォトセンサ74Cが、かご間隔がD4であるときに遮光片76を検出する位置にフォトセンサ74Dが、それぞれ設置されている(この場合は、D1>D2>D3>D4である。)。なお、図4は、かご間隔DがD2であって、遮光片76がフォトセンサ74Bで検出されている状態を示している。
以上の構成を有するダブルデッキエレベータ70では、副巻上機52を駆動制御して、副カウンタウエイト54を昇降させ、遮光片76がフォトセンサ74A、74B、74C、74Dのいずれかで検出される位置に、副カウンタウエイト54を位置決めすることにより、かご間隔DをD1、D2、D3、D4のいずれかに調整することができる。
ダブルデッキエレベータ70において、副制御装置38には、図2(b)に示すように、フォトセンサ74A、74B、74C、74Dが接続されている。副制御装置38のRAM386には、かご間隔D1、D2、D3、D4とフォトセンサ74A、74B、74C、74Dとをそれぞれ対応付ける情報(以下、「センサ情報」と言う。)が記憶されている。
副制御装置38は、主制御装置40から前記かご間隔情報(D1〜D4のいずれか)を含む前記かご間隔調整指令を受け取ると、RAM386に記憶されているセンサ情報から、受け取ったかご間隔情報に対応するフォトセンサを特定する。そして、副制御装置38は、特定されたフォトセンサによって、遮光片76が検出されるまで、副巻上機52の副モータ522を回転駆動させ、遮光片76が検出された状態で副モータ522を停止させる。これにより、次に停止予定の二つの停止階における階高に、かご間隔Dが調整されることとなる。なお、当該かご間隔の調整は、実施形態1と同様のタイミングでなされる。
ダブルデッキエレベータ70では、上記したように、位置検出手段72の検出結果に基づいて、副巻上機52の副モータ522を回転制御することにより、かご間隔Dを調整することができる。このため、かご間隔Dを調整するために、副巻上機52に設けられたロータリエンコーダ526は必ずしも必要ではない。
上記した実施形態3では、副カウンタウエイト54の昇降路12内における上下方向位置を検出する位置検出手段を遮光片76と複数のフォトセンサ74A、74B、74C、74Dで構成したが、これに限らず、位置検出手段は、以下に記す変形例のように構成しても構わない。
(変形例)
図5(b)に示すように、位置検出手段として、アブソリュートタイプの磁気式リニアスケール78(以下、「磁気スケール78」と言う。)を用いても構わない。
磁気スケール78は、一端部から他端部に至る間の絶対位置(距離)情報を、0.5mmの分解能で、磁気パターン(磁気目盛り)として記録した記録テープである磁気テープ80と磁気テープ80から前記磁気目盛りを読み取る読取ユニット82とを含む。この磁気スケール78には、例えば、エルゴエレクトロニク株式会社製の「アブソリュート磁気スケール LIMAXシリーズ」など、公知のものを用いることができる。
磁気テープ80は、側壁12Aに、長さ方向が上下方向となるように取り付けられている。本例では、側壁12Aに上下方向に間隔を空けて固定された一対のブラケット84、ブラケット86の間に、張架されている。
本例において、磁気テープ80は、目盛りが下から上に目盛られた状態となる向き(すなわち、上側程、目盛りの値が大きくなる向き)に取り付けられている。なお、磁気テープ80を側壁12A(ブラケット84,86)に取り付ける向きは、この逆であっても構わない。
読取ユニット82は副カウンタウエイト54に固定されている。なお、読取ユニット82の副カウンタウエイト54に対する上下方向における固定位置は任意である。
上記のようにして設けられた磁気スケール78において、読取ユニット82で読み取られる磁気目盛りの値が、読取時における副カウンタウエイト54の昇降路12内における上下方向の位置を指標する。
上記のように磁気スケール78を用いる場合、副制御装置38(図2(b))のRAM386に、かご間隔がD1、D2、D3、D4であるときに読取ユニット82で読み取られる磁気目盛りの値をかご間隔情報D1、D2、D3、D4と対応付けて記憶しておく。なお、かご間隔情報D1、D2、D3、D4と対応付けて記憶する磁気目盛りの値は、必要とされるかご間隔精度を考慮して、許容される幅をもったものとしても構わない。例えば、かご間隔D1に対応する磁気目盛りが300mmである場合、許容幅を6mmとして、300±3(297mm〜303mm)をかご間隔情報D1と対応付けて記憶する。以下、かご間隔情報と対応付けられて記憶された磁気目盛りの値を「目盛り情報」と言う。
そして、主制御装置40(図2(b))から、かご間隔情報(D1〜D4のいずれか)を含むかご間隔調整指令を受けると、副制御装置38(図2(b))は、受け取ったかご間隔情報に対応する目盛り情報をRAM386から読み出す。そして、読取ユニット82で読み取られる磁気目盛りがRAM386から読み出した目盛り情報の範囲に入るまで、副モータ522(図2(b))を回転させ、読み取られる磁気目盛りが前記範囲に入ると副モータ522を停止させる。これにより、二つの停止階の階高に、かご間隔が調整されることとなる。
以上、本発明に係るダブルデッキエレベータを実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記した形態に限らないことは勿論であり、例えば、以下の形態としても構わない。
(1)上記実施形態では、上かご16を下かご20に対して相対的に変位させることにより、かご間隔Dを調整したが、これとは反対に、下かご20を上かご16に対して相対的に変位させることにより、かご間隔Dを調整するようにしても構わない。
すなわち、下かご14を吊り下げる第1ロープ18の第1端部18A側を副巻上機32,52の副シーブ324,524に巻き掛け、副シーブ324,524を回転させて、下かご20を上かご16に対して相対的に変位させるのである。
(2)上記実施形態において、調整されるかご間隔は4通り(D1、D2、D3、D4)であったが、これに限らないことは勿論である。ダブルデッキエレベータが設置される建築物の設計に合わせて、2通り、3通り、または5通り以上に設定することができる。
(3)上記実施形態では、上かご16および下かご20を昇降させる巻上機として、トラクション式の巻上機(主巻上機28)を用いたが、これに限らず、巻胴式の巻上機を用いても構わない。この場合、当然のことながら、主カウンタウエイト22は不要となる。
(4)下かご室142、上かご室162の下側に、それぞれ、動滑車144,166を設けて、第1ロープ18および第2ロープ20で下かご14と上かご16を吊り下げることとしたが、動滑車144,166は、それぞれ、下かご室142、上かご室162の上側に設けても構わない。
(5)また、上記実施形態では、主カウンタウエイト22、副カウンタウエイト54において、本体222,542の上側に、それぞれ、動滑車224,546を設けたが、動滑車224,546は、それぞれ、本体222,542の下側に設けても構わない。
(6)上記実施形態2,3では、副カウンタウエイト54に動滑車546を設けて、副カウンタウエイト54を、第2ロープ20の第1端部20Aと副巻上機52の副シーブ524に巻き掛けられている部分との間で吊り下げることとした。しかし、これに限らず、第1端部20Aを直接、副カウンタウエイト54に連結して、副カウンタウエイト54を吊り下げることとしても構わない。この場合、副カウンタウエイトの重量は、上記Waの半分(Wa/2)である。また、副カウンタウエイトの上下方向における変位量の半分に相当する距離分、上かご16が下かご14に対して、相対的に近接または離間することとなる。
本発明に係るダブルデッキエレベータは、例えば、階高に不揃いがある建物に設置するエレベータとして好適に利用可能である。
10,50,70 ダブルデッキエレベータ
14 下かご
16 上かご
18 第1ロープ
20 第2ロープ
28 主巻上機
32,52 副巻上機
284 主シーブ
324,524 副シーブ

Claims (4)

  1. 建築物に設けられた昇降路内において、上下方向に離間して設けられた2台のかごを有するダブルデッキエレベータであって、
    前記2台のかごの内の第1のかごを吊り下げる第1の索状体と、
    前記2台のかごの内の、前記第1のかごの上側に設けられた第2のかごを吊り下げる第2の索状体と、
    主シーブを有する、かご昇降用の主巻上機と、
    副シーブを有する、かご間隔調整用の副巻上機と、
    前記第1のかごと前記第2のかごに共通に設けられ、この2台のかごをそれぞれ上下方向に案内するかご用ガイドレールと、
    を備え、
    前記第1の索状体の第1端部は固定端であり、第2端部側は前記主シーブに巻き掛けられていて、当該第1の索状体における前記第1端部と前記主シーブに巻き掛けられている部分との間において、前記第1のかごが吊り下げられており、
    前記第2の索状体の第1端部側は、前記副シーブに巻き掛けられ、第2端部側は前記主シーブに巻き掛けられていて、当該第2の索状体における前記副シーブに巻き掛けられている部分と前記主シーブに巻き掛けられている部分との間において、前記第2のかごが吊り下げられており、
    前記主巻上機の主シーブが回転駆動されると、前記上かごと前記下かごは、各々が前記かご用ガイドレールに案内されて昇降し、
    前記副シーブに巻き掛けられた前記第2の索状体が前記第2のかご側に繰り出されて、当該第2のかごが前記第1のかごに対し、相対的に最大に下降した状態になった場合でも、前記第2のかごが前記第1のかごに衝突しないよう、前記状態における前記第2の索状体の前記第1端部から前記第2のかごまでの長さが規定されていることを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. 前記副巻上機は、巻胴式の巻上機であって、前記第2の索状体の前記第1端部が前記副巻上機に固定されており、
    前記状態は、前記副巻上機で最長に巻き取られた前記第2の索状体が前記副巻上機から全て繰り出された状態であることを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
  3. 前記副巻上機は、トラクション式の巻上機であって、前記副シーブから前記第2のかごとは反対側に垂下した前記第2の索状体部分に、かご間隔調整用カウンタウエイトが吊り下げられていて、
    前記状態は、前記かご間隔調整用カウンタウエイトが限界まで上昇した状態であって、
    前記状態における前記第2の索状体の前記第1端部から前記第2のかごまでの長さは、当該状態における前記第2の索状体部分および前記副シーブから第2のかごに至る第2の索状体部分の長さであることを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
  4. 前記副シーブの回転に伴って上下に移動するかご間隔調整用カウンタウエイトの、当該上下方向における位置を検出する位置検出手段を有することを特徴とする請求項3に記載のダブルデッキエレベータ。
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