JP6806108B2 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、ダブルデッキエレベータに関し、特に、外かご枠に上かごと下かごとが設けられたダブルデッキエレベータに関する。
昇降路内を昇降する外かご枠に設置された上かごと下かごとで構成とされるダブルデッキエレベータは、単一のかごによって構成されるエレベータよりも乗員の輸送力に優れ、同等の輸送力を得るための設置スペースが少なくてすむという利点がある。このため、大規模高層建物への導入が進められている。
上述した外かご枠は、釣合重りと主ロープで連結されており、この主ロープは昇降路上部に設置された巻上機の駆動シーブ(綱車)に掛け渡されている。そして、巻上機を構成する巻上機モータを駆動して駆動シーブを回転させ、両かごを各々の目的階の着床ゾーン内に着床させるよう構成されている。「着床ゾーン」とは、乗場床の高さに対してかご床に許容される上下方向のずれ(段差)の範囲を意味し、着床ゾーン内に両かご各々が着床することを条件にかご扉の開閉が可能な状態となる。
また、1階は天井の高いエントランスホールで、他の階は1階よりも天井の低いオフィスフロアというように階高に不揃いがある場合もある。このように階高に不揃いのある建物にダブルデッキエレベータを設置する場合には、上かごと下かごの間隔を着床する上下二つの階の階高に合わせて調整するかご間隔調整手段を設ける必要もある。
特許文献1には、外かご枠上方に設置されたシーブに掛け渡されたかご間隔調整ロープの一端側を上かご底面に設けられた複数の滑車に掛けてから外かご枠の上部に固定することで上かごを吊り下げ、同様に、当該ロープの他端側を用いて下かごを吊り下げ、当該シーブをモータによって回転駆動することで両かごを相対的に上下動させてかご間隔を調整可能としたダブルデッキエレベータが開示されている。
ところで、目的階に両かごを着床させるために駆動シーブの回転角を検出するエンコーダからの出力が参照される。すなわち、出発階から目的階までの距離に相当する分の目標回転角が出力されたところで巻上機モータが停止され電磁ブレーキによって駆動シーブの回転が制動されることとなる。
しかしながら、駆動シーブが正確に上記目標回転角だけ回転し着床ゾーン内にかごが停止したとしても、例えば、多数の乗客が一度に乗降したり、或いは、かご内で乗客が飛び跳ねるなどの外的要因に起因して主ロープやかご間隔調整ロープが伸縮して着床ゾーンを逸脱してかごが着床し、かご床と乗場床との間に許容範囲を超える段差が生じてしまう場合がある。
この点に関して、特許文献1のダブルデッキエレベータでは、昇降路壁面に設置された位置決め板をかごに設置されたかご枠位置検出装置に検出させることで着床位置のずれを補正する着床位置のずれ防止機構が開示されている。
特開2014−136636号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の着床位置のずれ防止機構では、かごに設置されたかご枠位置検出装置が昇降路壁面の位置決め板を検出できる範囲にかごが着床していないと着床位置の補正を行うことができない。このため、上述した外的要因などに起因して着床ゾーンを逸脱した状態でかごが目的階に着床したときには、かご枠位置検出装置が位置決め板を検出することができず着床位置の補正を行うことができない場合が起こり得る。
本発明では、上かご及び下かごの少なくとも一方が着床ゾーンを逸脱して着床した場合においても着床ゾーン内に収まるように着床位置を確実に補正できるダブルデッキエレベータを提供することを目的とする。
本発明のダブルデッキエレベータは、主ロープを用いて巻上機に昇降可能に吊り下げられた外かご枠と、外かご枠に設置されたかご間隔調整手段によって上下方向の間隔を調整可能に構成された上かご及び下かごと、外かご枠を目標停止位置まで昇降路内を昇降させることにより両かごが各々の目的階のかご扉の開閉が可能な着床ゾーン内に着床するよう巻上機の駆動を制御する制御部と、を備えるダブルデッキエレベータであって、昇降路の頂部とピットとの間に張架され頂部からピットに至る間の上下方向の絶対距離情報が記録された磁気テープと、磁気テープに記録された絶対距離情報を読み取ることで両かごの昇降路における上下方向の絶対位置を各々検出する読取ユニットと、を含むかご位置検出手段を備え、制御部は、両かごのうち少なくとも一方のかごの上下方向位置が目的階における着床ゾーンを逸脱した状態で両かごが各々着床している場合に前記目的階における基準着床位置に対する前記かご位置検出手段の検出する前記両かごの上下方向における前記絶対位置のずれ量の大きさが、前記外かご枠の昇降のみで前記両かごの着床位置を前記着床ゾーン内に補正可能な範囲の値である所定の閾値未満の大きさであるときは前記両かごの着床位置が前記着床ゾーン内に収まるよう前記巻上機を駆動して前記外かご枠を昇降させることで前記両かごの着床位置を補正し、前記ずれ量の大きさが前記所定の閾値以上であるときは前記巻上機を駆動して前記外かご枠を昇降させるとともに前記かご間隔調整手段によって前記両かごの上下方向の間隔を調整することで両かごの着床位置を補正するかご位置補正運転を実行することを特徴とする。
本発明のダブルデッキエレベータにおいて、制御部は、かご位置検出手段から出力される一群のかご位置データに基づいて上下に振動する両かごの振動中心位置を割り出すことにより両かごの上下方向位置を推定してもよい。
本発明のダブルデッキエレベータによれば、両かごのうち少なくとも一方が着床ゾーンを逸脱して着床している場合に、両かごの昇降路に対する上下方向位置に基づいて着床ゾーン内に収まるように着床位置を補正する。このため、両かごのうち少なくとも一方が目的階の着床ゾーンを逸脱して着床した場合でも両かごの着床位置が着床ゾーン内に収まるように確実に補正することができる。
本発明の第1実施形態であるダブルデッキエレベータの概略構成図である。 図2(a)は、着床位置検出装置を構成する遮光板と4個のフォトセンサの概略構成を示す斜視図である。図2(b)は、フォトセンサの概略構成を示す平面図である。 図1に含まれる巻上機および巻上機等を制御する主制御装置、並びに、モータ等を制御する副制御装置の構成を示すブロック図である。 図4(a)は、主制御装置のROMに記録されている昇降テーブルを示す図である。図4(b)は、副制御装置のROMに記録されているかご間隔調整テーブルを示す図である。図4(c)は、副制御装置のRAMに記録されている上かご位置記憶領域および下かご位置記憶領域を示す図である。 図1に示す主制御装置が実行するかご位置補正運転制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態であるダブルデッキエレベータの概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態であるダブルデッキエレベータについて、図面を参照しながら説明する。第1実施形態のダブルデッキエレベータ10は、図1に示すように、昇降路12の直上方の機械室14に設置された巻上機20と、この巻上機20の駆動シーブ22Aとそらせ車24に掛け渡された主ロープ26とを備える。また、ダブルデッキエレベータ10は、主ロープ26の両端に各々吊り下げられた釣合重り28と外かご枠30とを備える。外かご枠30は、上梁32、下梁34および両梁32,34を連結する2つの立枠36A,36Bを含み、正面視で、縦方向に(上下方向に)長い略長方形状の外形を呈する。外かご枠30の枠内には、上梁32および下梁34の間に設置された一対のガイドレール(不図示)により上下方向に移動自在に案内される上かご40および下かご42が上下方向に並んで設けられている。
また、図1に示すように、外かご枠30の上部には、かご位置調整モータ47Bによって回転駆動されるかご位置調整シーブ47Aが取り付けられている。そして、このかご位置調整シーブ47Aには、かご間隔調整ロープ(かご間隔調整手段)49が掛け渡されており、当該ロープ49の一端は上かご40に連結され、他端は下かご42に連結される。この構成により、かご位置調整シーブ47Aの回転に伴って両かご40,42が相対的に上下動して目的階間の階高に合致するようかご間隔の調整がなされる。
上かご40及び下かご42は、乗員の重量を検知する重量センサ40A,42Aと、着床位置を検出する着床位置検出装置44,46を各々有している。各着床位置検出装置44,46の構成は同一であるため、上かご40に設けられている着床位置検出装置44について主に説明し、着床位置検出装置46については必要に応じて言及するにとどめることとする。着床位置検出装置44は、各階の乗場ごとに予め設定されている着床ゾーンを示すために昇降路12の壁面に設置された遮光板W1を検出する役割を有する。「着床ゾーン」とは、乗場床の高さ(以下、基準着床位置と呼ぶ)に対してかご床40F,42Fに許容される上下方向のずれの範囲をいう。そして、目的階に停止したときに両かご40,42のかご床40F,42Fが着床ゾーンの範囲内にあることを条件にかご扉(不図示)の開閉動作が可能となる。
着床位置検出装置44は、図2(a)に示すように、4つの透過型のフォトセンサ45A,45B,45C,45Dを所定の間隔で上下方向に並べて構成される。各フォトセンサ45A〜45Dは不図示のフレームを介して上かご40に取り付けられている。フォトセンサ45は、いずれも同じ構成であるため、これらを区別する必要がない場合は、アルファベット(A,B,C,D)の添え字を省略して説明する。
透過型フォトセンサ45は、図2(b)に示すように発光素子45−1と、受光素子45−2とが対向して設けられており、発光素子45−1からの出射光を受光素子45−2が受光している状態をOFF状態として、受光していない状態をON状態として検出する。そして、着床位置検出装置44の4個のフォトセンサ45が全てON状態であれば上かご40のかご床40Fが着床ゾーン内にあると判定されかご扉(不図示)が開かれることとなる。同様に、着床位置検出装置46においても4個のフォトセンサが全てON状態であれば下かご42のかご床42Fが着床ゾーン内にあると判定されかご扉(不図示)が開かれることとなる。
一方、上かご40のかご床40Fが基準着床位置から例えば10mmを超えて下がるとフォトセンサ45DがOFF状態となり、かご床40Fが基準着床位置から例えば10mmを超えて上がるとフォトセンサ45AがOFF状態となる。下かご42のかご床42Fが基準着床位置から例えば10mmを超えて上下にずれた場合もかご床40Fの場合と同様に着床位置検出装置46のフォトセンサが各々OFF状態となる。
すなわち、本実施形態において、基準着床位置を基準として着床ゾーンは上下方向に±10mmの範囲に設定されている。そして、両かご40,42が各々着床ゾーン内に着床していない場合には、巻上機20を起動して外かご枠30を上昇または下降させて着床位置検出装置44,46をそれぞれ構成する全てのフォトセンサがON状態となるまでかご扉(不図示)は開かれない。
また、図1に示すように、外かご枠30には、上述した着床位置検出装置44と同様の構成を有する停止位置検出装置52が設けられている。この停止位置検出装置52は、両かご40,42を各々の目的階に着床させる際に外かご枠30が停止すべき目標停止位置を示す遮光板W2を検出する機能を有する。
ダブルデッキエレベータ10は、図1に示すように、両かご40,42の昇降路12における絶対位置を検出するかご位置検出手段として磁気スケール60を備えている。この磁気スケール60は、昇降路12の頂部からピットに至る間の絶対位置(距離)情報を、例えば、0.5mmの分解能で、磁気パターン(磁気目盛り)として記録した磁気テープ62と、磁気テープ62から磁気目盛りを読み取る2台の読取ユニット64,66を有する。この磁気スケール60には、例えば、エルゴエレクトロニク株式会社製の「アブソリュート磁気スケール LIMAXシリーズ」など、公知のものを用いることができる。
磁気テープ62は、昇降路12の壁面に、長さ方向が上下方向となるように取り付けられている。本例では、昇降路12の頂部とピットの間に張架されている。この張架の態様としては、例えば、磁気テープ62の上端を、昇降路12の天井に固定された支持ブラケット(不図示)に固定する一方、磁気テープ62の下端を昇降路12のピットに固定された支持ブラケット(不図示)または、同ブラケットと引張コイルばね(不図示)で連結して、磁気テープ62に一定の張力が掛かった状態で掛け渡すことが考えられる。
また、引張コイルばねに代えて、磁気テープ62の下端に錘(不図示)を吊り下げることにより、一定の張力が掛かった状態で磁気テープ62を取り付けるようにしても構わない。
本実施形態において、磁気テープ62は、目盛りが下から上に目盛られた状態となる向き(すなわち、上側程、目盛りの値が大きくなる向き)に取り付けられている。なお、磁気テープ62を昇降路12に取り付ける向きは、この逆であっても構わない。
図1に示すように、読取ユニット64は上かご40に固定され、もう一方の読取ユニット66は下かご42に固定される。読取ユニット64,66各々の上かご40、下かご42に対する固定位置は、上かご40と下かご42がかご位置調整シーブ47Aの回転に伴って相対的に上下動するとき、及び、両かご40,42が外かご枠30の昇降に伴って上下動するときに読取ユニット64,66各々が磁気テープ62に沿って移動でき磁気テープ62に記録された磁気目盛りを読み取ることができるような位置であれば構わない。
上記のようにして設けられた磁気スケール60において、読取ユニット64で読み取られる磁気目盛りの値が、読取時における上かご40の昇降路12に対する上下方向の絶対位置を指標し、読取ユニット66で読み取られる磁気目盛りの値が、読取時における下かご42の昇降路12に対する上下方向の絶対位置を指標する。すなわち、磁気スケール60によって、上かご40と下かご42の昇降路12に対する上下方向の絶対位置を検出することができる。
また、図1に示すように、各読取ユニット64,66は、上かご40のかご床40Fと下かご42のかご床42Fからそれぞれ同じ高さに固定される。このため、両読取ユニット64,66が読み取った磁気目盛りの値(以下「目盛値」という。)の差分は、両かご40,42の間隔Dを示すこととなる。
上記構成を有するダブルデッキエレベータ10は、主制御装置70と副制御装置80とによって、運転制御等がなされる。主制御装置70は、機械室14に設置されており、巻上機20などの駆動制御や上かご40、下かご42各々のかご扉(不図示)の開閉制御等を行う。
主制御装置70は、巻上機20に含まれる巻上機モータ22Bの出力軸に取り付けられたロータリエンコーダ22C(図3参照)からの出力値(回転角)に基づき、巻上機モータ22Bを回転制御して、外かご枠30を昇降させる。
主制御装置70は、例えば、図3に示すように、CPU72にROM74やRAM76が接続された構成を有している。ROM74は、図4(a)に示すように、昇降テーブル740を有する。昇降テーブル740は、両かご40,42が同時に着床する階(目的階)の組毎に設定されたID番号(ID=001,002,003,…)に、ロータリエンコーダ22Cの目標回転角(E1,E2,E3,…)、両かご40,42各々の上述した目盛値(UX1,UX2,UX3,…、LX1,LX2,LX3,…)を関連付けて記憶したテーブルである。
目標回転角(E1,E2,E3,…)は、外かご枠30の昇降制御において、CPU72により参照される。CPU72は、ロータリエンコーダ22Cからの出力値(回転角)が、両かご40,42の目的階の組合せに対応するID番号の目標回転角(E1,E2,E3,…)と一致するまで、巻上機モータ22Bを回転駆動させ、一致した状態で巻上機モータ22Bを停止させるとともに電磁ブレーキ(不図示)を作動させる。これにより、外かご枠30は、昇降路12内の上下方向において、上かご40と下かご42とが各々の目的階に同時着床する位置(目標停止位置)に停止することとなる。
昇降テーブル740における目標回転角および目盛値の各々は、データ取得運転の際に記録される。データ取得運転では、両かご40,42に乗客や荷物の積載がない状態で、実際に外かご枠30を昇降させ、両かご40,42のかご床40F,42Fの位置が各階の基準着床位置に一致するとともに、外かご枠30が目標停止位置に一致する状態のときにロータリエンコーダ22Cが出力する各出力値(回転角)を昇降テーブル740に目標回転角(E1、E2、E3、…)として記録する。そして、この際、両かご40,42の読取ユニット64,66によって各々読み取られた磁気スケール60の絶対位置を目盛値(UX1,UX2,UX3,…、LX1,LX2,LX3,…)として各々記録する。
主制御装置70は、ROM74に格納された各種制御プログラムを実行することにより、巻上機モータ22Bを統括的に制御して、外かご枠30(上かご40、下かご42)の昇降路12における円滑な昇降動作等を実現する。RAM76は、主制御装置70が各種制御プログラムを実行するために使用されるワークメモリとなる。主制御装置70は、両かご40,42が各々の目的階の着床ゾーン内に着床してかご扉(不図示)を開いた後、主ロープ26や、かご間隔調整ロープ49が伸縮して少なくとも一方のかごが着床ゾーンを逸脱する、いわゆる「レベルずれ」の発生を着床位置検出装置44,46によって検知すると後述するかご位置補正運転を実行する。また、主制御装置70は、副制御装置80に対し、所定のタイミングで後述する「かご間隔調整指令」等の種々の実行指令等を出す。
副制御装置80は、図1に示すように、外かご枠30に設置される。副制御装置80は、外かご枠30を昇降する巻上機モータ22Bと、両かご40,42を相対的に昇降させるかご位置調整モータ47Bとが同時に回転駆動された状態でかご扉(不図示)が開かれることにより生じる加速的な戸開走行を防止するため、主制御装置70によって両かご40,42のかご扉(不図示)が閉じられていることを条件に、かご位置調整モータ47Bを駆動制御することでかご間隔Dの調整を行う。副制御装置80は、図3に示すように、CPU82とCPU82に接続されたROM84およびRAM86を有している。ROM84は、CPU82が実行する各種プログラムや各種の情報が記憶されたテーブルを記憶領域に格納している。
ROM84は、図4(b)に示すように、かご間隔調整テーブル840を有する。かご間隔調整テーブル840は、上述したID番号(ID=001,002,003,…)に、かご位置調整モータ47Bの出力軸に取り付けられたロータリエンコーダ47Cの目標回転角(e1,e2,e3,…)を関連付けて記憶したテーブルである。
かご間隔調整テーブル840における各目標回転角(e1,e2,e3,…)は、上述したデータ取得運転の際に記録される。データ取得運転では、両かご40,42におけるかご床40F,42Fの位置が各階の基準着床位置に一致する状態のときにロータリエンコーダ47Cが出力する各出力値(回転角)をかご間隔調整テーブル840に目標回転角(e1,e2,e3,…)として記録される。
ここで、「かご間隔」とは、下かご42のかご床42Fと上かご40のかご床40Fとの間の上下方向における距離(D)を意味し、昇降テーブル740の同一ID番号における両かご40,42の目盛値の差分の絶対値に相当する距離である。すなわち、ID=001において、上かご40の目盛値UX1と下かご42の目盛値LX1の差分の絶対値が上述したかご間隔に相当する。
主制御装置70から両かご40,42のかご間隔調整指令を受け取ると、副制御装置80はかご間隔調整テーブル840から対応する目標回転角(e1,e2,e3,…)を読み出す。そして、副制御装置80は、ロータリエンコーダ47Cからの出力値(回転角)が、読み出した回転角と一致するまで、かご位置調整モータ47Bを回転駆動させ、両かご40,42を相対的に上下動させる。これにより、かご間隔Dが、上下二つの目的階の階高に合致したかご間隔に調整される。
ところで、外かご枠30を吊り下げている主ロープ26や、両かご40,42を吊り下げているかご間隔調整ロープ49には伸縮性があるため、例えば、着床ゾーン内に着床してかご扉(不図示)を開いているにも関わらず両かご40,42内で乗客が飛び跳ねる、或いは、多数の乗客が一度に乗降するなどの外的要因によって両かご40,42が振動して着床ゾーンを逸脱する場合がある。両かご40,42が静止している、すなわち、振動していないときはともかく、このように上下に振動している場合には、両かご40,42のかご位置を読取ユニット64,66によって正確に測定することができない。
一方、両かご40,42の振動が収束すれば両かご40,42の位置を正確に測定できるものの当該振動が収束するまで両かご40,42の位置を正確に把握できないためダブルデッキエレベータ10の円滑な運転が阻害されるおそれがある。
そこで、本実施形態では、両かご40,42が振動しているか否かにかかわらず両かご40,42の着床位置を以下に示す測定方法を用いて推定することとしている。
両かご40,42の着床位置の測定のため、副制御装置80のRAM86は磁気スケール60の読み取った目盛値をかご位置データとして記憶する記憶領域等を有しており、CPU82が各種制御プログラムを実行する際に用いるワークメモリとして機能する。
RAM86は、図4(c)に示すように、読取ユニット64が読み取った目盛値を記憶する上かご位置記憶領域822と、読取ユニット66が読み取った目盛値を記憶する下かご位置記憶領域824とを有する。上かご位置記憶領域822には、読取ユニット64が読み取った複数の目盛値がサンプリングされて読み取られた順に記憶される。同様に、下かご位置記憶領域824には、読取ユニット66が読み取った複数の目盛値がサンプリングされて読み取られた順に記憶される。
ここで、上かご位置記憶領域822に記憶される目盛値の各々を、以下「上かご位置データ」といい、上かご位置記憶領域822に記憶されている複数の目盛値を、以下「一群の上かご位置データ」ということとする。同様に、下かご位置記憶領域824に記憶される目盛値の各々を、以下「下かご位置データ」といい、下かご位置記憶領域824に記憶されている複数の目盛値を、以下「一群の下かご位置データ」ということとする。
上記したように、副制御装置80は、磁気スケール60の読取ユニット64,66が読み取った目盛値(検出結果)をサンプリングして、複数の(上・下)かご位置データを含む一群の(上・下)かご位置データを、RAM86における(上・下)かご位置記憶領域822,824に記憶する。
次に、主制御装置70による着床位置の推定処理について説明する。本実施形態では、上かご40及び下かご42が各々減衰振動しているものと仮定して、この減衰振動の中心位置を算出し、算出して得られた中心位置を各かご40,42の着床位置と推定してもよい。かご位置の推定方法は、上かご40も下かご42も同様であるので、下かご42を例にとって説明する。
主制御装置70は、下かご42が目的階の着床ゾーン内に着床した後、レベルずれを検知したタイミングをトリガとして所定のデータ取得時間内における一群の下かご位置データを参照し、当該かご位置データにおける極大値Lmaxと極小値Lminのデータを取得しその平均値Laveを下かご42の中心位置Lsとして推定する。データ取得時間は、例えば、0.5秒間というように固定された時間幅に設定してもよい。
また、下かご42の振動周期は、主ロープ26の外かご枠30からそらせ車24に至るロープ長や、かご間隔調整ロープ49の下かご42からかご位置調整シーブ47Aに至るロープ長、乗客等を含む下かご42の総重量などの要因によって変化すると考えられる。上述した主ロープ26やかご間隔調整ロープ49のロープ長は、ID番号ごとに異なるので各ID番号における下かご42の振動周期を各々実測して少なくとも1周期分の下かご位置データを取得するのに必要な時間を求め、求められた時間を各ID番号におけるデータ取得時間としてそれぞれ設定するようにしてもよい。また、振動周期の2周期分に相当する下かご位置データを取得するのに必要な時間をデータ取得時間に設定し、極大値と極小値とをそれぞれ2つずつ取得してその平均値を求めるものとしてもよい。
続いて、主制御装置70のかご位置補正運転について図5を用いて説明する。図5は、主制御装置70によるかご位置補正運転の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、主制御装置70は、各々の目的階の着床ゾーン内に両かご40,42が着床した状態でかご扉(不図示)を開いた後、レベルずれの発生を検知すると上述した推定処理によって上かご40及び下かご42の中心位置(Us,Ls)を各々割り出して着床位置として推定する(ステップS1〜S3)。
そして、両かご40,42各々の目的階間の階高に対するかご間隔のずれ量δを以下の式(1)により求める(ステップS4)。ここで、かご間隔調整ロープ49は、経年により伸びることはあるものの縮むことはないため式(1)に示すように両かご40,42各々の目的階における基準着床位置からのずれ量の差分の絶対値に基づいてかご間隔のずれ量δを算出することができる。以下の式(1)〜(5)において、Uxm、Lxmは昇降テーブル740に記録された上かご40、下かご42の基準着床位置である。
δ=||Us−Uxm|−|Ls−Lxm|| (1)
そして、ずれ量δの値が閾値α(例えば、α=14mm)未満であれば、主制御装置70は外かご枠30を昇降させて両かご40,42の着床位置を補正する(ステップS5,S7)。なお、閾値αは、外かご枠30の昇降のみで両かご40,42の着床位置を着床ゾーン内に補正することが可能な範囲の値に設定すればよく、本実施形態ではα≦20mmの範囲で設定すればよい。
ここで、ステップS7における外かご枠30の補正距離の算出方法について説明する。外かご枠30の補正距離δhは、以下に示す式(2)のように、両かご40,42各々の目的階における基準着床位置に対するずれ量の平均値として求めることができる。
δh=(|Us−Uxm|+|Ls−Lxm|)×1/2 (2)
また、補正距離δhとロータリエンコーダ22Cの補正回転角Δθとの間には以下に示す式(3)の関係が成立する。但し、式(3)において、駆動シーブ22Aの半径をRとする。また、かご位置調整シーブ47Aが停止している状態において、駆動シーブ22Aを回転駆動したときの駆動シーブ22Aの回転速度をV3とし、両かご40,42のいずれか一方の昇降速度をV4としたときの速度比(ローピング比)TをT=|V3/V4|とする。本実施形態では、V3=V4であるためT=1である。
Δθ=δh/(R×T) (3)
主制御装置70は、上記式(3)の関係から算出される補正回転角Δθだけ駆動シーブ22Aを回転駆動して外かご枠30を昇降させる。
このようにずれ量δの値が閾値α未満となる場合には外かご枠30のみ昇降させることによって両かご40,42の着床位置が着床ゾーン内に収まるように基準着床位置からのずれ量を補正する。
一方、ステップS5においてずれ量δの値が閾値α以上であれば、主制御装置70は一旦かご扉(不図示)を閉めた上で、かご間隔調整指令を副制御装置80に送信して両かご40,42を相対的に昇降させることによりかご間隔Dを補正し(ステップS6)、さらに、外かご枠30を昇降させることにより着床位置を補正する(ステップS7)。
ここで、ステップS6におけるかご間隔Dの補正距離算出方法について説明する。かご間隔Dの補正距離δγは、以下の式(4)に示すように上記式(1)に示すかご間隔Dのずれ量δの半分の距離として求めることができる。
δγ=δ×1/2 (4)
また、補正距離δγと、ロータリエンコーダ47Cの補正回転角δθとの間には以下に示す式(5)の関係が成立する。式(5)において、かご位置調整シーブ47Aの半径をrとする。また、駆動シーブ22Aが停止している状態において、かご位置調整シーブ47Aを回転駆動したときのかご位置調整シーブ47Aの回転速度をV1とし、両かご40,42のいずれか一方の昇降速度をV2としたときの速度比(ローピング比)tをt=|V1/V2|とする。本実施形態ではV1=V2であるためt=1である。
δθ=δγ/(r×t) (5)
主制御装置70は、上記式(5)の関係から算出される補正回転角δθに基づいてかご位置調整シーブ47Aを回転駆動して両かご40,42を相対的に昇降させるかご間隔調整指令を副制御装置80に送信することによりかご間隔Dの補正を行う。
このようにずれ量δの値が閾値α以上となる場合には外かご枠30の上下方向位置およびかご間隔Dの双方を補正することで両かご40,42の着床位置が着床ゾーン内に収まるように補正する。但し、この場合には、一旦、両かご40,42のかご扉(不図示)を閉じる必要がありかご位置補正に要する時間が長くなる。
そのため、本実施形態では、ずれ量δの値が閾値α未満となる場合には外かご枠30の上下方向位置の補正のみ行うこととしてかご位置補正を比較的短時間で行いつつ、ずれ量δの値が閾値α以上となる場合のみ上述した外かご枠30及びかご間隔D双方の位置調整によってかご位置補正を行うこととしている。
本実施形態のダブルデッキエレベータ10によれば、両かご40,42のうち少なくとも一方が着床ゾーンを逸脱して着床している場合に、両かご40,42の昇降路12に対する上下方向位置、すなわち絶対位置に基づいて着床ゾーン内に収まるように両かご40,42の着床位置を補正することができる。このため、目的階の着床ゾーンを逸脱して両かご40,42のうち少なくとも一方が着床した場合でも、両かご40,42の着床位置が着床ゾーン内に収まるように確実に補正することができる。
上記第1実施形態では、かご位置調整モータ47Bによってかご位置調整シーブ47Aを回転駆動することで両かご40,42の間隔を調整するトラクション式のダブルデッキエレベータを例に挙げて説明したが、ジャッキを用いて両かご40,42の間隔を調整するジャッキ式のダブルデッキエレベータであってもよい。この場合のダブルデッキエレベータ100の構成について図6を用いて説明する。図6は、第2実施形態におけるダブルデッキエレベータ100の概略構成を示す図である。
ダブルデッキエレベータ100は、両かご40,42のかご間隔Dを変更する駆動方式が異なる点を除けば実質的にダブルデッキエレベータ10と同じ構成である。よって、図6において、図1に示すダブルデッキエレベータ10と実質的に同一となる構成については同じ符号を付して示すとともに適宜説明を省略する。
ダブルデッキエレベータ100が備える外かご枠30は、上かご40よりも上方に設置された従動シーブ102を有し、この従動シーブ102に掛け渡されたかご間隔調整ロープ49の両端に両かご40,42が各々吊り下げられている。
また、ダブルデッキエレベータ100は、下かご42を上下方向に移動可能に支持する油圧式移動ユニット(かご間隔調整手段)110を備える。この油圧式移動ユニット110は、シリンダ112Aと、このシリンダ112Aに対しその軸心方向に相対移動されるプランジャ112Bとからなる油圧式ジャッキ112(以下、単に「ジャッキ」と呼ぶ)と、このジャッキ112を駆動する油圧パワーユニット120とを含む。ジャッキ112は、軸心方向が上下方向となる姿勢で設けられており、プランジャ112Bの上端部が下かご42の底部に連結される。
油圧パワーユニット120は、油圧ポンプ122と、油圧ポンプ122を作動させるポンプ用モータ124と、ポンプ用モータ124の出力軸と同軸上に設けられたロータリエンコーダ126とを含む。油圧ポンプ122は、開閉弁(不図示)が設けられた配管P1を介してジャッキ112のシリンダ112Aに接続される。ポンプ用モータ124は油圧ポンプ122を作動させることにより、配管P1を通じて作動油をシリンダ112Aに送出またはシリンダ112Aから排出し、プランジャ112Bを上下方向に移動させる。この構成により、両かご40,42を相対的に上下動させることができる。このとき、油圧ポンプ122とシリンダ112Aとの間を流動する作動油の油量に基づいてプランジャ112Bのシリンダ112Aに対する上下方向の変位量が調整される。当該油量は、ロータリエンコーダ126からの出力値(回転角)に基づいて検出される。
ダブルデッキエレベータ100が備える副制御装置130は、その設置位置が異なる点を除いて第1実施形態の副制御装置80と同一の構成を備え、主制御装置70のかご間隔調整指令に従って昇降テーブル740に記録される各目標回転角にロータリエンコーダ126からの出力値が一致するようにポンプ用モータ124の駆動を制御する。この第2実施形態においても、主制御装置70は、両かご40,42が目的階に各々着床した状態でレベルずれを検知した場合に着床ゾーン内に収まるようにかご位置補正運転を実行することにより上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記第2実施形態のダブルデッキエレベータ100では、かご間隔調整手段として油圧式移動ユニット110を用いているが、同ユニット110の代わりにボールねじ式ジャッキを用いてもよい。この場合には、副制御装置130がボールねじ式ジャッキを回転駆動する駆動モータの駆動を制御することにより上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
10,100 ダブルデッキエレベータ
20 巻上機
22A 駆動シーブ
22B 巻上機モータ
22C,47C,126 ロータリエンコーダ
26 主ロープ
30 外かご枠
40,42 かご
40A,42A 重量センサ
40F,42F かご床
44,46 着床位置検出装置
47A かご位置調整シーブ
47B かご位置調整モータ
49 かご間隔調整ロープ(かご間隔調整手段)
60 磁気スケール(かご位置検出手段)
62 磁気テープ
64,66 読取ユニット
70 主制御装置
80 副制御装置
110 油圧式移動ユニット(かご間隔調整手段)
S1〜S7 ステップ

Claims (2)

  1. 主ロープを用いて巻上機に昇降可能に吊り下げられた外かご枠と、前記外かご枠に設置されたかご間隔調整手段によって上下方向の間隔を調整可能に構成された上かご及び下かごと、前記外かご枠を目標停止位置まで昇降路内を昇降させることにより両かごが各々の目的階のかご扉の開閉が可能な着床ゾーン内に着床するよう前記巻上機の駆動を制御する制御部と、を備えるダブルデッキエレベータであって、
    前記昇降路の頂部とピットとの間に張架され前記頂部から前記ピットに至る間の上下方向の絶対距離情報が記録された磁気テープと、前記磁気テープに記録された前記絶対距離情報を読み取ることで前記両かごの前記昇降路における上下方向の絶対位置を各々検出する読取ユニットとを含むかご位置検出手段を備え、
    前記制御部は、前記両かごのうち少なくとも一方のかごの上下方向位置が前記目的階における前記着床ゾーンを逸脱した状態で前記両かごが各々着床している場合に前記目的階における基準着床位置に対する前記かご位置検出手段の検出する前記両かごの上下方向における前記絶対位置のずれ量の大きさが、前記外かご枠の昇降のみで前記両かごの着床位置を前記着床ゾーン内に補正可能な範囲の値である所定の閾値未満の大きさであるときは前記両かごの着床位置が前記着床ゾーン内に収まるよう前記巻上機を駆動して前記外かご枠を昇降させることで前記両かごの着床位置を補正し、前記ずれ量の大きさが前記所定の閾値以上であるときは前記巻上機を駆動して前記外かご枠を昇降させるとともに前記かご間隔調整手段によって前記両かごの上下方向の間隔を調整することで前記両かごの着床位置を補正するかご位置補正運転を実行することを特徴とする、
    ダブルデッキエレベータ。
  2. 前記制御部は、前記かご位置検出手段から出力される一群のかご位置データに基づいて上下に振動する前記両かごの振動中心位置を割り出すことにより前記両かごの上下方向位置を推定する、
    請求項1に記載のダブルデッキエレベータ。
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