JPH07246117A - 煙草の排煙装置 - Google Patents

煙草の排煙装置

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Publication number
JPH07246117A
JPH07246117A JP4118494A JP4118494A JPH07246117A JP H07246117 A JPH07246117 A JP H07246117A JP 4118494 A JP4118494 A JP 4118494A JP 4118494 A JP4118494 A JP 4118494A JP H07246117 A JPH07246117 A JP H07246117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer container
smoke
duct
room
cigarette
Prior art date
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Pending
Application number
JP4118494A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Iitani
隆 飯谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火のついた放置煙草の副流煙を立ち上ぼらせ
ることなく、比較的小さな動力で吸引除去するようにし
た煙草の排煙装置を提供すること。 【構成】 本発明の排煙装置は、室内Rに配置される上
面開口した複数の外側容器12と、周縁にフランジ14
aを一体に形成するとともに、前記外側容器12に着脱
可能に装着されて吸殻を収容し、かつ上部周縁に前記外
側容器の内部に連通する複数の排気孔14dを開口形成
した容器部14bとを有する灰皿本体14と、前記外側
容器14の底部に一端を開口し、他端を床4の下面を通
じて室外に連通した床下ダクト7及びフレキシブルホー
ス11と、ダクト7内の排気端に配置された排煙用のフ
ァン22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議室や喫煙室等に配
置される灰皿を利用した煙草の排煙装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば会議室などで多数の愛煙家が会議
に参加している場合には喫煙しながら会議を進行させる
場合が多い。しかしながら、火の付いた煙草を灰皿に放
置したままの場合も多く見受けられる。灰皿に放置した
ままの煙草の煙は、いわゆる副流煙と称し、喫煙後に吐
き出した煙に比べて刺激的な匂いがあり、煙草を吸わな
い人にとっては極めて不快であるし、立ち上ぼるこの種
の煙は鼻や目を刺激し、アレルギー性喘息等人体に悪影
響を及ぼし、室内環境悪化の原因となり、会議の進行の
妨げとなる。
【0003】また、病院の待合いその他の各種公共施設
に設けられた喫煙室や喫煙コーナにおいてもこの種の傾
向が多く見受けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような会議室や喫
煙室などでは、室内の換気を十分に行えば良いのだが、
一般的な空調環境では立ち上る煙を完全に除去するに
は、換気を行うこと自体が不十分であるし、強制的な換
気はせっかくの空調環境を損なう場合もあり、また部分
的に立ち上ぼる副流煙の微粒子を人に影響を与えること
なく除去する事は出来なかった。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、その目的は、この種の火のついた放置煙草の副流煙
を立ち上ぼらせることなく、比較的小さな動力で吸引除
去するようにした煙草の排煙装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するた
め、本発明の排煙装置は、室内に配置される上面が開口
した外側容器と、前記外側容器の開口に着脱可能に装着
されて吸殻を収容し、かつ周面に前記外側容器の内部と
連通する排気孔を開口形成した容器部とを有する灰皿本
体と、前記外側容器に一端を開口するとともに、他端が
室外と連通したダクトと、該ダクトを介した排気経路に
配置される排煙用のファンとを備えたことを特徴として
いる。
【0007】また本発明では、前記外側容器を、机の天
板面に一体的に埋設固定するとともに、前記ダクトを、
床下に配設されるとともに床面に吸引口が開口する床下
ダクトとフレキシブルホースとによって構成し、前記吸
引口と前記外側容器とを前記フレキシブルホースにより
着脱可能に連結することもできる。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、ファンの駆動により灰皿
本体上に火の付いた煙草を置いていた場合、その煙は立
ち上ぼることなく排気孔に吸引され、ダクトを通じて室
外に排煙される。
【0009】請求項2の構成とした場合には、掃除や模
様換えにより机の移動する際にフレキシブルホースの着
脱により移動が可能となり、また模様換えした後は最寄
りの開口部にフレキシブルホースを連結することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1はこの発明の排煙装置を会議室に適用
した場合を示す断面図、図2は同平面図である。
【0011】図において、仕切り壁1及び外壁2によっ
て囲われた会議室の室内Rの床4上には会議用の複数の
机5がロの字形に配置され、その外側に複数の椅子6が
配置されている。
【0012】床4の下部には煙草の排煙用の複数の床下
ダクト管7が縦横に配管され、各ダクト管7には床4の
上面に所定ピッチで開口する吸引口を構成する複数の排
気取入管8が接続し、不使用の排気取入管8の開口部は
これに設けた蓋等により自動閉鎖されている。
【0013】また使用している排気取入管8は、最寄り
の机5の天板面中央に一体に埋設された灰皿10の下面
に、フレキシブルホース11を介して接続連通してい
る。なお、床下ダクト管7、排気取入管8及びフレキシ
ブルホース11はこの発明のダクトを構成するものであ
る。
【0014】灰皿10は、図3に示すように天板5aに
一体に埋設され、底面に前記フレキシブルホース11の
上端が接続連通される上面が開口する外側容器12と、
外側容器12内に係脱自在に装着される灰皿本体14
と、外側容器12の上面開口を閉鎖する蓋16とを備
え、喫煙しない場合には蓋16を被せておくことで、天
板5aの面と同一面とし、蓋16の上面に物を置けるよ
うにしている。
【0015】灰皿本体14は、その上部周縁に外側容器
12の上部開口周縁に設置されるフランジ部14aと、
フランジ部14aの内側に深絞り状に一体化された吸殻
入れを構成する容器部14bとからなり、フランジ部1
4aには置き煙草用の複数の窪み14cが形成されてい
るとともに、容器部14bの上部周面には前記外側容器
12の内部に連通する複数の排気孔14dを形成してい
る。
【0016】前記フレキシブルホース11は電気掃除機
等のホースに類似するもので、その上端11aは外側容
器12の底面に開口した連結孔12aに差し込まれてロ
ックされるロック爪及びその外周にロック解除用のボタ
ン11bなどが設けられたものである。なお、フレキシ
ブルホース11の下端は電気掃除機のホースと同様前記
排気取入管8に単なる差し込みによる摩擦嵌合により接
続される。
【0017】前記床4の下面において、各ダクト管7は
一本に合流した状態でその排煙口を外壁2に開口してお
り、この開口部にはファンケーシング18が取付けられ
ている。ファンケーシング18の内部にはフィルタ20
及び排煙用ファン22が配置されており、室内Rの仕切
り壁1に取付けられた操作用スイッチ24の操作により
ファン20を駆動出来る。
【0018】以上の構成において、ファン20を駆動し
た状態で灰皿本体14のフランジ部14aに火のついた
煙草を置くと、その煙の気流は排気孔14dから外側容
器12の内部、フレキシブルホース11、排気取入管
8、ダクト管7及びファンケーシング18を通じて建物
外部に排気される。この吸引力は局部的であるため、極
めて小さな動力で良く、室内R全体の空調環境に与える
影響も極めて小さく、喫煙者の近隣に対する副流煙も全
くないため、室内を清浄に保つことができる。
【0019】使用後は灰皿本体14のみを取り外せば、
内部に溜まった吸殻を簡単に廃棄できる。
【0020】また、掃除や模様換えで机5を移動する場
合には、フレキシブルホース11を取り外すことによっ
て移動させることが出来る。模様替えした状態で机5の
位置が変わった場合には、最寄りの排気取入管8に接続
すれば良い。
【0021】なお、以上の実施例では、灰皿10が机5
の天板5aに埋設一体化されている場合について記載し
たが、例えば喫煙室や喫煙コーナではスタンドタイプや
ボックスタイプの床置き用灰皿が用いられているので、
このような形態の灰皿ではその脚部の中空部分や、ボッ
クス部分を床下のダクトに直接連結するように構成する
ことにより本発明を容易に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例により説明したように、この
発明に係る煙草の排煙装置にあっては、灰皿本体上に火
の付いた煙草を置いていた場合、ファンの駆動により、
その煙は立ち上ぼることなく排気孔に吸引され、ダクト
を通じて室外に排煙される。したがって、火のついたま
ま放置された煙草からの副流煙の発生がなく、副流煙の
発生に伴う室内環境の悪化を未然に防止でき、しかも排
気に要する動力も小さくて良いなどの利点がある。
【0023】また、本発明の請求項2の構成とした場合
には、掃除や模様換えにより机の移動する際にフレキシ
ブルホースの着脱により移動が可能となり、また模様換
えした後は最寄りの開口部にフレキシブルホースを連結
することができるため、各種会議などにおける灰皿の使
用頻度等の点で実用化に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排煙装置を会議室に適用した場合を示
す断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】灰皿部分の詳細を示す要部断面図である。
【符号の説明】
R 会議室の室内 4 床 5 机 5a 天端 7 排気用ダクト管 8 排気取入管(吸引口) 10 灰皿 11 フレキシブルホース 12 外側容器 14 灰皿本体 14a フランジ 14b 容器部 14d 排気孔 22 排煙用ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に配置される上面が開口した外側容
    器と、前記外側容器の開口に着脱可能に装着されて吸殻
    を収容し、かつ周面に前記外側容器の内部と連通する排
    気孔を開口形成した容器部とを有する灰皿本体と、前記
    外側容器に一端を開口するとともに、他端が室外と連通
    したダクトと、該ダクトを介した排気経路に配置される
    排煙用のファンとを備えたことを特徴とする煙草の排煙
    装置。
  2. 【請求項2】 前記外側容器を机の天板面に一体的に埋
    設固定するとともに、前記ダクトを、床下に配設される
    とともに床面に吸引口が開口する床下ダクトとフレキシ
    ブルホースとによって構成し、前記吸引口と前記外側容
    器とを前記フレキシブルホースにより着脱可能に連結し
    たことを特徴とする請求項1記載の煙草の排煙装置。
JP4118494A 1994-03-11 1994-03-11 煙草の排煙装置 Pending JPH07246117A (ja)

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JP4118494A JPH07246117A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 煙草の排煙装置

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JP4118494A JPH07246117A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 煙草の排煙装置

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JP4118494A Pending JPH07246117A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 煙草の排煙装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6951803B1 (ja) * 2020-12-04 2021-10-20 株式会社ブーム 作業空間及び構造物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6951803B1 (ja) * 2020-12-04 2021-10-20 株式会社ブーム 作業空間及び構造物
JP2022089424A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 株式会社ブーム 作業空間及び構造物

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