JPH07245170A - フラットケーブル用コネクタの嵌合治具 - Google Patents

フラットケーブル用コネクタの嵌合治具

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JPH07245170A
JPH07245170A JP6060310A JP6031094A JPH07245170A JP H07245170 A JPH07245170 A JP H07245170A JP 6060310 A JP6060310 A JP 6060310A JP 6031094 A JP6031094 A JP 6031094A JP H07245170 A JPH07245170 A JP H07245170A
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    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
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    • Y10T29/53222Means comprising hand-manipulatable implement

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの固定作業を容易かつ円滑にできる
ようにする。 【構成】 コネクタハウジング1内に差し込まれたフラ
ットケーブル5を、スライド部材6の押し込み動作によ
って抜け止め状態に保持する形式のコネクタにおいて、
治具本体14には作業者が操作するための操作片21と
スライド部材6に押し込み力を作用させる押圧面23を
形成する。これによって、押圧面23をスライド部材6
に当てた状態で治具本体14を操作してやれば、スライ
ド部材6全体がコネクタハウジング1内へ押し込まれ、
フラットケーブル5が簡単に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フラットケーブルと
フォーク状のターミナルとを接続するコネクタに対する
嵌合治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、FPC(フレキシブルプリン
テッドサーキット)やリボン電線などの絶縁シートにフ
レキシブルに導電体を所要間隔をあけて並設した平型電
線(フラットケーブル)と、フォーク状ターミナルとを
接続するコネクタが知られている。その一例として、本
出願人からも実願平4ー66914号のものが提案され
ている。
【0003】このものは、コネクタハウジングにスライ
ド部材が組み付けられている。そして、フラットケーブ
ルをコネクタハウジング内に差し込んだ状態で、スライ
ド部材の両端に形成された操作用の突部を押圧してスラ
イド部材全体をハウジング内に押し込む。すると、スラ
イド部材の押圧部がハウジング内に進入し、フラットケ
ーブルを押し上げてターミナル側に圧接するため、フラ
ットケーブルが抜け止め状態に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ネクタによる場合には、以下のような理由からケーブル
の組み込み作業が厄介なものとなっていた。すなわち、
上記したようにキャビティへ差し込まれたケーブルを固
定するには、スライド部材を押し込み操作しなければな
らない。しかし、最近ではコネクタは益々小型化の傾向
にあり、具体的な寸法を一例として示すと幅が約15m
m、高さ約2.5mm程度である。したがって、スライド
部材に形成された押圧操作用の面もごく小さな面積しか
確保されないため、操作がきわめてし難い。このことに
加えて、ケーブルの組み込み作業はクリーンルーム内で
行われることが多く、作業者は手袋を嵌めて作業をしな
ければならない事情があって、作業を一層困難なものに
している。
【0005】こうした事情からケーブルが正規に保持さ
れないままで、後工程へ移送されてしまうこともあっ
た。
【0006】本発明は上記した事情に鑑みて開発工夫さ
れたものであり、その目的とするところはケーブルの組
み込み作業を容易かつ円滑に行うことができる嵌合治具
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明の構成は、コネクタハウジングの後
部側にはフラットケーブルが差し込まれるケーブル挿入
室が形成され、前部側にはこの挿入室に連通しかつター
ミナルを挿入可能なターミナル受け孔が形成されるとと
もに、その押し込み操作時には前記フラットケーブルを
ターミナルに圧接して抜け止め状態に保持する圧入片が
形成されたスライド部材が、コネクタハウジングに押し
込みおよび引き出し操作可能に組み付けられてなるコネ
クタに対する嵌合治具であって、前記コネクタハウジン
グに位置決めされた状態で外嵌可能な治具本体には、操
作部と前記スライド部材に対して押し込み可能に押圧す
る押し込み用押圧面が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】また、請求項2の発明の構成は、コネクタ
ハウジングの後部側にはフラットケーブルが差し込まれ
るケーブル挿入室が形成され、前部側にはこの挿入室に
連通しかつターミナルを挿入可能なターミナル受け孔が
形成されるとともに、その押し込み操作時には前記フラ
ットケーブルをターミナルに圧接して抜け止め状態に保
持する圧入片が形成されたスライド部材が、コネクタハ
ウジングに押し込みおよび引き出し操作可能に組み付け
られてなるコネクタに対する嵌合治具であって、つまみ
操作可能な一対の脚部を有し、この両脚部の先端部は、
一方の脚部をコネクタハウジングに係止させた状態で両
脚部をつまみ操作したときにその操作に伴って前記スラ
イド部材を押し込み方向へ変位可能としてあることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、スライド部材を引き
出した状態でフラットケーブル先端の導体部分をコネク
タハウジングのケーブル挿入室へ挿入する。その後、治
具本体をコネクタハウジングに外嵌させて位置決めする
とともに、操作部を把持しつつ押し込み用の押圧面をス
ライド部材に当てて押圧する。すると、スライド部材は
コネクタハウジングに対して押し込まれる方向に変位
し、これによって圧入片を介してケーブルが抜け止め状
態に保持される。
【0010】また、請求項2の発明によれば、上記と同
様にしてフラットケーブルをケーブル挿入室に差し込ん
だ後、治具本体の一方の脚部の先端をコネクタハウジン
グに、他方の脚部の先端をスライド部材に当ててつまみ
操作を行うと、スライド部材は押し込み方向に変位し、
これによって上記と同様にしてケーブルが抜け止め状態
に保持される。
【0011】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明では、治具によってスライド部材を押し込み操
作可能にしたため、コネクタが小型化しても容易かつ円
滑にケーブルの接続作業を行うことができる。
【0012】また、請求項2の発明では、つまみ操作に
よってスライド部材の押し込みを行うものであるため、
より作業性に優れたものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1〜図5は本発明の第1実
施例を示すものであり、まずコネクタのハウジング1か
ら説明すると、コネクタハウジング1は合成樹脂材によ
り一体に成形されており、その内部には多数のターミナ
ル受け孔2が幅方向に沿って並設され、ハウジング1の
前面にそれぞれ開口している。各ターミナル受け孔2は
縦向きに形成された隔壁3によって櫛歯状に区画される
とともに、各ターミナル受け孔2の内部には水平にター
ミナル保持片4が形成されている。但し、上記した隔壁
3は図5に示すように、ハウジング1の前面から内部の
所定深さに至るまでの奥行き寸法でもって形成され、こ
れより奥側には延出されず全てのターミナル受け孔2と
連通する空間が形成されている。この空間は、後述する
フラットケーブル5およびスライド部材6の圧入片7が
挿入されるケーブル挿入室8となる。
【0014】また、コネクタハウジング1の両側面に
は、スライド部材6の両保持腕9を案内しかつスライド
部材6全体を保持するための上下一対のガイド壁10
a,10bが形成されている。また、上下のガイド壁1
0a,10b間の間の壁面には図3、4に示すように、
スライド部材6を仮係止位置(スライド部材6が引き出
された状態)と本係止位置(同押し込まれた状態:図1
状態)の両位置で保持するための仮係止用突起11と本
係止用突起12とがそれぞれ突出形成されている。図
3、4に示されるように、仮係止用突起11はハウジン
グ1の奥側(ケーブルの挿入側)でかつ下側のガイド壁
10b寄りの位置に配されている。一方、本係止用突起
12はこれより前方でかつ両ガイド壁10a,10bの
ほぼ中間の高さ位置に配されている。
【0015】前記したターミナル13は導電性に優れる
金属材により形成され、各ターミナル受け孔2の前面の
開口を閉止するようにして縦向きに差し込まれるととも
に、コネクタハウジング1から突出する延出片13aを
備えている。このターミナル13は先端側が二股に開脚
し、一方はターミナル保持片4の下側へ圧入される差し
込み片13となり、他方はフラットケーブル5の先端に
形成された導体部に接触可能な接触片13cとなってい
る。
【0016】スライド部材6は中央に圧入片7が張り出
し、コネクタハウジング1のケーブル挿入室8に挿入可
能となっている。この圧入片7の両端部には一対の押圧
操作部6aがそれぞれ配されており、それぞれの後面に
は嵌合治具の治具本体14によって押し込み操作される
ときの操作面15が形成されている。また、両押圧操作
部6aの前面側には保持腕9が水平に延出されている
が、この場合、両押圧操作部6aの前面において保持腕
9から側方へ張り出す部分はスライド部材6を引き出し
操作する場合のための引掛け面16となっている。な
お、両保持腕9はコネクタハウジング1の上下両ガイド
壁10a,10b間に挿入されたときに挿入動作が案内
されかつガイド壁10a,10bから外方へ突出しない
ように、本例ではほぼ面一をなすように寸法設定がされ
ている。
【0017】また、両保持腕9の内側面、つまりコネク
タハウジング1と対向する側の面には、前記した仮係止
用突起11および本係止用突起12と係合可能な溝部1
7が凹設されている(図1、図3、4参照)。この溝部
17はこれら各図に示すように、保持腕9のほぼ下側半
分の領域に設けられ、かつ仮係止用突起11・本係止用
突起12の設けられている高さに合わせて全体は階段状
に形成されている。そして、スライド部材6が仮係止位
置にあるときには、図4に示すように溝部17の前端に
形成された仮係止縁18と仮係止用突起11とが係合す
るように設定してあり、またスライド部材6が本係止位
置にあるときには仮係止縁18よりやや後方かつ上位に
ある本係止縁26と本係止用突起12とがそれぞれ係合
するように設定してある。
【0018】次に、上記したコネクタに対する嵌合治具
について説明すると、治具本体14は例えば合成樹脂材
により一体に成形され、コネクタハウジング1に対して
上方からほぼ密着状態で外嵌できるよう枠組み形成され
ている。すなわち、治具本体14はその両側に一対の側
片19を備えており、その前端側はコネクタハウジング
1の上面に摺接可能な接続片20によって接続されてい
る。一方、両側片19の後端側は操作部を構成するため
に、高さ方向へ一旦起立した後、相互が握り操作可能な
操作片21によって接続されている。また、両側片19
の側面には下向きコの字状の開口22がそれぞれ設けら
れており、これによって貫通壁面の後側の面にはスライ
ド部材6の操作面15を押圧する押圧面23が形成され
る。さらに、両側片19において上記した開口より前側
部分は、コネクタハウジング1側との干渉を避けるため
に薄肉に形成された位置決め部24となっている。この
位置決め部24の内面は両ガイド壁10a,10bの側
縁に摺接可能となっているとともに、位置決め部24に
おいて上記押圧面23と対向する面は、スライド部材6
の引掛け面16と係合可能な引き出し操作面25となっ
ている。
【0019】但し、図1に示すように、側片19の高さ
(図中H1寸法)はコネクタハウジング1の高さ(図中
H2寸法)よりも小さく設定されている。これはコネク
タハウジング1はプリント基板(図示しない)に対して
リフローはんだ付けされて使用されることがあるため、
このような場合に図示しない基板と擦れ合って基板を損
傷させないようにするためである。
【0020】次に、上記の治具本体14を用いてフラッ
トケーブル5の差し込み作業を説明すると、スライド部
材6を仮係止位置に保持した状態で、フラットケーブル
5の先端の導体部分をコネクタハウジング1のケーブル
挿入室8へ差し込む。この場合、図5(A)に示すよう
にフラットケーブル5はスライド部材6の圧入片7の上
方より差し込まれ、先端がターミナルの差し込み片13
bと接触片13cとの間に位置するように突っ込む。こ
の後、治具本体14をコネクタハウジング1の上方から
適合させ、操作面15と押圧面23とが対向するように
して嵌め合わせる。これによって、治具本体14は両位
置決め部24が両ガイド壁10a,10bの側縁に密着
するため、コネクタハウジング1に対し左右方向へのが
た付きが規制された状態で位置決めされる。そして、作
業者がこのままの状態で操作片21を握って治具本体1
4を前進操作すると、操作面15が押圧面23によって
押される。これによって、仮係止用突起11と仮係止縁
18との係合が解離して、スライド部材6全体がコネク
タハウジング1側へ押し込まれる。この操作中は、両位
置決め部24がコネクタハウジング1の両側面に沿って
摺接することから、治具本体14の前進操作の案内がな
され、併せて保持腕9が両ガイド壁10a,10b間に
挟持されているため、スライド部材6の押し込み動作も
案内がなされる。
【0021】こうして、スライド部材6が本係止位置に
至ると、本係止用突起12と本係止縁26とが係合して
スライド部材6の戻り止めがなされると同時に、圧入片
7がフラットケーブル5を押し上げて接触片13c側へ
圧接させるため、フラットケーブル5は抜け止めされた
状態に保持される。
【0022】逆に、フラットケーブル5を抜き出す必要
が生じた場合には、治具本体14の引き出し操作面25
をスライド部材6の引掛け面16に係合させた状態で、
治具本体14をコネクタハウジング1にセットする。そ
して、このまま操作片を把持して治具本体14を後退さ
せると、引き出し操作面25と引掛け面16との係合に
よってスライド部材6全体が引き出される。これによっ
て、フラットケーブル5が解放されるため、その抜き出
しが可能となる。
【0023】以上のように、第1実施例によればフラッ
トケーブル5の固定・解離の両作業を治具本体14の操
作片を把持して行うことができるようにしたため、コネ
クタが小型化してもこれらいずれの作業をも容易に行う
ことができる。また、前述したように、治具本体14の
側片19の高さ(図1のH1寸法)をコネクタハウジン
グ1の高さ(同H2寸法)よりも小さく設定したため、
コネクタがプリント基板上に固定されるように使用され
る場合にあっても、作業中に図示しない基板を擦って損
傷させることがない、という効果が得られる。
【0024】図6〜図8は本発明の第2実施例の嵌合治
具を示すものであり、この例のものは治具本体32に一
対の脚部27を備えた構成となっている。両脚部27は
合成樹脂材によって成形されており、これらは金属製の
接続片28によって接続されつまみ操作が可能となって
いる。本例では、接続片28の両端を脚部27に対して
圧入して抜け止めを図っているが、インサート成形によ
って一体化することも可能である。また、両脚部27の
対向面の下縁部は全幅にわたって切り欠かれ、これによ
って両脚部27の下端には薄肉片29がそれぞれ形成さ
れ、これらの対向面はハウジング1の前面とスライド部
材6の両操作面15にそれぞれ当接可能な一対の当接面
30となっている。さらに、両薄肉片29の側端面は図
8に示すように、スライド部材6の引掛け面16を押圧
操作可能な引き出し操作面31としての役割を果たすよ
うになっている。
【0025】上記のように構成された第2実施例におい
ては、フラットケーブル5を固定する場合には、前記し
た要領でフラットケーブル5を差し込んだ後、図7に示
すようにしてコネクタを両脚部27によって前後方向か
ら挟み付ける。すなわち、一方の脚部27の当接面30
をハウジング1の前面に当てながら、他方の脚部27の
当接面30を両スライド部材6の操作面15に当てる。
そして、両脚部27をつまみ操作すると、これに伴って
スライド部材6がハウジング1内に押し込まれ本係止位
置に至れば、フラットケーブル5が固定される。このよ
うに、第2実施例のものは脚部27のつまみ操作による
作業を可能にするものであるため、作業性に優れる。
【0026】フラットケーブル5の抜き取りを行う場合
には、図8に示すように、両脚部27の引き出し操作面
15がスライド部材6の両引掛け面16に対向するよう
に、治具全体を指向させる。そして、スライド部材6を
引き出す方向に押し出し操作する。これによって、スラ
イド部材6全体が仮係止位置へ引き出され、フラットケ
ーブル5が抜き出し可能となる。
【0027】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
【0028】両実施例のものもフラットケーブル5の
固定・抜き取りの両作業に兼用できるものであるが、抜
き取りの必要が乏しい場合には固定専用あるいは抜き取
り専用の治具としてもよい。
【0029】フラットケーブル5の抜き取りを行う場
合、両実施例のものはスライド部材6の引掛け面16を
押すようにしたが、操作部位は特にここに限らず他の箇
所であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタと治具を示す斜視図
【図2】コネクタの分解斜視図
【図3】押し込み完了状態を示す側断面図
【図4】引き出し状態を示す側断面図
【図5】それぞれケーブルの差し込み過程を示す断面図
【図6】第2実施例の治具とコネクタを示す斜視図
【図7】押し込み操作を示す斜視図
【図8】引き出し操作を示す斜視図
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…ターミナル受け孔 5…フラットケーブル 6…スライド部材 13…ターミナル 14、32…治具本体 15…操作面 21…操作片 23…押圧面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの後部側にはフラッ
    トケーブルが差し込まれるケーブル挿入室が形成され、
    前部側にはこの挿入室に連通しかつターミナルを挿入可
    能なターミナル受け孔が形成されるとともに、その押し
    込み操作時には前記フラットケーブルをターミナルに圧
    接して抜け止め状態に保持する圧入片が形成されたスラ
    イド部材が、コネクタハウジングに押し込みおよび引き
    出し操作可能に組み付けられてなるコネクタに対する嵌
    合治具であって、 前記コネクタハウジングに位置決めされた状態で外嵌可
    能な治具本体には、操作部と前記スライド部材に対して
    押し込み可能に押圧する押し込み用押圧面が形成されて
    いることを特徴とするフラットケーブル用コネクタの嵌
    合治具。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングの後部側にはフラッ
    トケーブルが差し込まれるケーブル挿入室が形成され、
    前部側にはこの挿入室に連通しかつターミナルを挿入可
    能なターミナル受け孔が形成されるとともに、その押し
    込み操作時には前記フラットケーブルをターミナルに圧
    接して抜け止め状態に保持する圧入片が形成されたスラ
    イド部材が、コネクタハウジングに押し込みおよび引き
    出し操作可能に組み付けられてなるコネクタに対する嵌
    合治具であって、 つまみ操作可能な一対の脚部を有し、この両脚部の先端
    部は、一方の脚部をコネクタハウジングに係止させた状
    態で両脚部をつまみ操作したときにその操作に伴って前
    記スライド部材を押し込み方向へ変位可能としてあるこ
    とを特徴とするフラットケーブル用コネクタの嵌合治
    具。
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