JP3869630B2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジング内の雌端子に外部の雄端子を低力でスムーズ且つ確実に挿入させ得る低挿入力コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9〜図10は、自動車のリヤデフォッガ等の接続に使用される雄端子を相手側のコネクタ内の雌端子に接続させる状態を順に示すものである。
【0003】
図9において、符号81は、接触用タブ部81aを有する雄端子、82は、雌端子83を収容したコネクタを示す。雄端子81は例えば略クランク状に屈曲して形成され、一方の接触用タブ部81aに続く他方の接続部(図示せず)をリヤデフォッガ用の熱線の端末等にハンダで接続される。接触用タブ部81aの中央には係止用の孔部84が形成されている。雄端子81は外部に露出したままであり、雌端子83のようにコネクタハウジング85には収容されていない。
【0004】
コネクタ82は合成樹脂製のコネクタハウジング85と金属製の雌端子83とで構成されている。コネクタハウジング85は前壁と上下左右の壁部とで構成され、前壁には、雄端子81に対する挿入孔86が形成され、下壁には、雌端子83に対する係止突起87aを有する可撓性の係止アーム87が形成されている。
【0005】
雌端子83は一方に箱型の電気接触部88、他方に電線接続部(圧着部)89を有している。電気接触部88の内部には弾性接触片90が設けられ、弾性接触片90には、雄端子81の孔部84に対する係止突起91が形成されている。図10の如く、雄端子81の接触用タブ部81aは雌端子83の弾性接触片90と挟持壁92との間に挿入接続され、孔部84に係止突起91が係合して、所謂ポジティブロックが行われる。不図示の機構により弾性接触片90を下方に変位させ、雄端子81又は、雌端子83を有するコネクタ82を強く引っ張ることで端子81,83相互の係止が解除される。
【0006】
図9で電線接続部89は前側の一対の導体圧着片と後側の一対の被覆圧着片とで構成されている。電線93は例えば自動車用の電源線であり、雄端子81側に電気を供給して例えばリヤデフォッガ用の熱線を加熱させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造にあっては、雄端子81側にコネクタハウジングが存在しないために、雄・雌両コネクタハウジング同士で嵌合及びロックさせることができず、そのために雄端子81を雌端子83に挿入するのに強い力で雄端子81を押す必要があり、特に雄・雌両端子81,83が大型で両端子81,83の接触圧力が強い場合には一層強い力で雄端子81を挿入方向に押す、あるいは雌端子83を収容したコネクタハウジング85を固定側の雄端子81に向けて強く押圧する(雄端子81が固定の場合)必要があり、接続作業性が悪いという問題があった。
【0008】
また、雄端子81の挿入に大きな力を必要とするが故に、雌端子83に対して雄端子81が半挿入(不完全挿入)の状態になりやすく、その場合には車両の振動等で雄端子81が雌端子83から容易に抜け出してしまうという懸念があった。また、端子81,83が大型である場合や端子81,83の極数が多い場合には、端子接続時に端子相互の摺動抵抗が大きくなり、雄端子81に一層大きな挿入力が必要となり、それによっても接続作業性の悪化や雄端子81の半挿入が起こり易いという問題があった。
【0009】
従来、雄端子を収容した雌型のコネクタ(図示せず)に、雌端子を収容した雄型のコネクタを嵌合させる際に、雄・雌両端子の挿入を小さな力で行わせる手段として、例えば一方のコネクタハウジングに、カム溝を有するレバーを設け、他方のコネクタハウジングに、カム溝に係合する従動突起を設ける構造が公知である。しかしながら、コネクタハウジングを有さない雄端子81を相手側のコネクタ82内の雌端子83に低い挿入力でしかも半挿入を起こすことなく確実に接続させるための良好な手段がなく、その手段が切望されていた。
【0010】
本発明は、上記した点に鑑み、雄端子をコネクタハウジング内の雌端子に低い挿入力で半挿入を起こすことなく確実に且つ作業性良く接続させ得る低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コネクタハウジング内に雌端子を収容し、該雌端子に雄端子を挿入接続させるコネクタにおいて、前記雌端子の弾性接触片が一対並列に設けられ、該一対の弾性接触片の間に雄端子係止用の弾性接触片が設けられ、該一対の弾性接触片が連結部で連結され、該連結部に被押圧部が設けられ、前記コネクタハウジング内に挿入されるスペーサに、該被押圧部を該弾性接触片の付勢反対方向に押圧する押圧部と、該押圧部に隣接して、該被押圧部を進入させる切欠部とが設けられたことを特徴とする低挿入力コネクタを採用する(請求項1)。
また、前記押圧部及び/又は前記被押圧部の端部に、該押圧部と該被押圧部との摺接をスムーズに行わせるための傾斜面が形成されたことも有効である(請求項2)。
また、前記スペーサに仮係止手段が設けられ、前記コネクタハウジングに対する該スペーサの仮係止状態で前記被押圧部が前記押圧部で押圧されることも有効である(請求項3)。
また、前記スペーサに本係止手段が設けられ、前記コネクタハウジングに対する該スペーサの本係止状態で前記被押圧部が前記切欠部内に進入することも有効である(請求項4)。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図8は本発明に係る低挿入力コネクタの一実施形態を示すものである。
【0013】
図1の如くこの低挿入力コネクタ1は、合成樹脂製の雄型のコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2内に挿入係止される電線3付きの金属製の雌端子4(図2)と、雌端子4の挿入方向と直交して側方(横方向)からコネクタハウジング2内に挿入され、仮係止状態で雌端子4の弾性接触片5を付勢反対方向に撓ませ、本係止状態で弾性接触片5を接触方向に復帰させる合成樹脂製のスペーサ7とで構成されている。
【0014】
コネクタハウジング2は前壁8に、相手側の雄端子9(図6)に対する横長スリット状の挿入孔10を有し、片側の側壁11に横長スリット状のスペーサ挿入孔12と、挿入孔12の周囲に、スペーサ7の操作板部13を収容する矩形状の凹溝14とを有している。従来(図9)と同様にコネクタハウジング2の後部開口(図示せず)は大きく開口されて内側の端子収容室に続いており、コネクタハウジング2の下壁には、雌端子4を係止する可撓性の係止アーム(図示せず)が設けられている。
【0015】
図2の如く雌端子4は前半に箱状の電気接触部15、後半に電線接続部16をそれぞれ有し、電気接触部15は矩形筒状壁17の内側に三つの弾性接触片5,6を並列に有し、図3の如く両側の二つの弾性接触片5,5は後部側で連結され、中央の弾性接触片6は独立して他の弾性接触片5よりも短く形成されている。
【0016】
両側の弾性接触片5は相手側の雄端子9(図6)に弾性接触するための接触用突起18を有し、中央の弾性接触片6は雄端子9を係止するための係止突起19をそれぞれ有している。両側の弾性接触片5は弾性力が強く、雄端子9との電気的接触を行うためのものであり、中央の弾性接触片6は弾性力が弱く、主に雄端子9との係止を行うためのものである。
【0017】
両側の弾性接触片5は後端部において横方向の垂直な連結片(連結部)20で連結され、連結片20の中央に被押圧部21が一体に設けられている。被押圧部21は、連結片20から垂直に立ち上がった立上げ片22と、立上げ片22の上端から後方に向けて水平に突出した矩形状の突出片23とで略横L字状に構成されている。突出片23は両側の弾性接触片5の後端よりも後方に延長されている。
【0018】
各弾性接触片5,6は基板部(底板部)24の前端から後方に折り返され、両側の弾性接触片5は湾曲状の後端部からさらに前方へ折り返されて、この折返し部25が基板部24に接している。基板部24の両側は矩形筒状部17(図2)の垂直な側壁26に続いている。基板部24と両側壁26と天壁27(図2)とで矩形筒状部17が構成され、矩形筒状部17と各弾性接触片5,6で電気接触部15が構成されている。
【0019】
スペーサ7は垂直な操作板部28と、操作板部28の中央から水平に突出した基板部29とで構成され、基板部29はほぼ雌端子4の横幅と同程度の長さに形成され、先端側に雌端子4の被押圧部21を弾性接触片5の付勢に抗して下向きに押圧する押圧板部(押圧部)30を有し、押圧部30に隣接して基板部29の長手方向中間部に、被押圧部21を進入させる(逃がす)ための矩形状の切欠部31を有している。押圧部30の先端には下向きの傾斜面32が設けられている。また、基板部29の基部側には二つの小さな仮係止突起(仮係止手段)33と一つの大きな本係止突起(本係止手段)34とがスペーサ挿入方向に並んで設けられ、本係止突起34に隣接して操作板部28が位置している。各係止突起33,34は円弧状の外周面ないしは傾斜面を有している。
【0020】
図4〜図5に、正面から見たコネクタ1の縦断面図を示す如く、図4のコネクタハウジング2内に後方から端子4を挿着した状態で、図5の如く側方からコネクタハウジング2内にスペーサ7を挿入する。
【0021】
スペーサ7の押圧部30の下向きの傾斜面32が雌端子4の被押圧部21の突出片23の側端23aに摺接しつつ被押圧部21を付勢に抗して下方に押し下げる。これにより左右両側の二つの弾性接触片5が一体に接触反対方向に撓む。押圧部30の下面が被押圧部21の上面に面接触した状態で、仮係止突起33がコネクタハウジング2の側壁11の内面に接し、本係止突起34が側壁11の外面に接して、スペーサ7が仮係止される。
【0022】
図6の如く両側の弾性接触片5がスペーサ7で押し下げられた状態で、雄端子9の平板状の接触用タブ部35が雌端子4の電気接触部15内に挿入される。弾性接触片5がスペーサ7の押圧部30で押し下げられることで、電気接触部15の天壁27と弾性接触片5との間に大きな挿入スペース36が確保され、雄端子9は両側の弾性接触片5とはほとんど接触することなく低力で電気接触部15内にスムーズに挿入される。これにより両端子4,9の接続作業性が向上する。図6の如く連結片20及び押圧部21の位置は弾性接触片5の下側の折返し部37よりも高い位置にあり、折返し部37を付勢に抗して撓ませ得ることが必要である。
【0023】
雄端子9は従来同様にコネクタハウジングを備えずに単体で上記コネクタ1内に挿入される。雄端子9は雌端子4の中央の係止用の弾性接触片6に接触するが、そのための挿入力はごく小さなものである。雄端子9の完全挿入時に先ず中央の弾性接触片6がタブ部35を係止することで、雄端子9の抜け出しを気にすることなく次のスペーサ7の押込み操作を作業性良く容易に且つ確実に行うことができる。
【0024】
雄端子9をコネクタ1内に完全に挿入した状態で、図5のスペーサ7をさらに押し込むことにより、図7の如く、スペーサ7の切欠部31内に雌端子4の被押圧部21が進入し、押圧部30による被押圧部21の押圧が解除され、両側の弾性接触片5が被押圧部21と一体に上向きに弾性的に復元する。
【0025】
これにより、図8の如く両側の弾性接触片5が雄端子9のタブ部35の下面に弾性的に強く接触し、タブ部35を天壁27との間に挟持させる。この状態で雄端子9と雌端子4とが強く且つ適切な接圧で確実に接続される。中央の弾性接触片6の係止突起19はタブ部35の孔部38に係合している。
【0026】
スペーサ7はコネクタハウジング2に本係止されている。すなわち図5のスペーサ7の本係止突起34はコネクタハウジング2の側壁11の内面に接し、操作板部28は側壁11の凹溝14内に収容されて側壁11と同一平面に位置する。
【0027】
スペーサ7の本係止状態で、図8の如くスペーサ7の切欠部31の後端面31aに被押圧部21の突出片23の後端23aが若干の隙間を存して対向して位置し、雌端子4の後抜けがスペーサ7によって二重に防止される。これによりコネクタハウジング2(図1)に対する雌端子4の係止力が高まる。雌端子一次係止用の係止アーム(図9の符号87)は省略することも可能である。
【0028】
スペーサ7の本係止解除は操作板部28(図7)をマイナスドライバ等でこじる等して外側に引き出すことで行われ、図5のスペーサ7の仮係止状態で中央の弾性接触片6を治具棒等で押し下げて雄端子9(図8)との係止を解除することで、雄端子9を低力で容易に抜き出すことができる。これによりメンテナンス性も向上する。この際、スペーサ7の切欠部31の側端縁31b(図3)に下向きの傾斜面(図示せず)を設けておけば、押圧部30と被押圧部21との摺接をスムーズに行わせることができる。
【0029】
なお、スペーサ7の傾斜面32…に代えて、又はスペーサ7の傾斜面32…と共に、上記雌端子4の被押圧部21に、スペーサ7の先端や切欠部31の側端縁31bに対する摺接用の傾斜面(図示せず)を設けることも可能である。また、被押圧部30の形状は横L字状に限らず、連結部20から斜め方向に突出したものであってもよい。また、中央の弾性接触片6をなくして一対の弾性接触片5,5あるいは一つの弾性接触片5を用いることも可能である。一つの弾性接触片5には連結片20を用いずに被押圧部21が一体に形成される。一つの接触用の弾性接触片5と一つの係止用の弾性接触片6を用いることも可能である。
【0030】
また、雄端子9を雌型のコネクタハウジング(図示せず)内に収容し、上記雄型のコネクタハウジングと雌型のコネクタハウジング2との嵌合によって雄・雌両端子9,4を挿入接続させることも可能である。この場合、両コネクタハウジングに従来の低力挿入用のカム溝や従動突起が不要であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、スペーサの押圧部が雌端子の被押圧部を弾性接触片の付勢反対方向に押圧することで、弾性接触片が被押圧部と一体に非接触方向に撓む。これにより相手側雄端子に対する弾性接触片の接触代が減少ないしはゼロになり、雌端子に対する雄端子の挿入力が低減され、雄端子が小さな力で容易に雌端子に挿入される。スペーサをさらに押し込むことで、弾性接触片が切欠部内に進入しつつ復元し、雄端子に弾性的に接触する。これにより、コネクタハウジング内の雌端子に雄端子を単体の状態(雄端子をコネクタハウジング内に収容しない状態)で低力で容易に接続させることができ、且つ低力で雄端子を挿入できるから、雄端子の半挿入が防止され、例えば車両のリヤウィンドのデフロスタのコネクタ接続を作業性良く容易に且つ雄端子の半挿入なく確実に行うことができる。また、中央の係止用の弾性接触部に雄端子が摺接しつつ係止され、この雄端子係止状態でスペーサの押し込み動作すなわち両側の弾性接触片の非接触方向への撓ませ動作を行うことができるから、雄端子の抜け出しを気にすることなく、弾性接触片の撓ませ動作を確実に行うことができ、接続作業性が向上する。
【0032】
また、請求項2記載の発明によれば、スペーサの挿入時に例えば押圧部の端部の傾斜面に沿って雌端子の被押圧部が案内されつつスムーズに摺接して弾性接触片の付勢反対方向に確実に押し下げられる。これにより、スペーサの挿入操作及び弾性接触片の撓み動作がスムーズ化する。これは雌端子の被押圧部の端部の傾斜面にスペーサの押圧部を摺接させる場合も同様である。
【0034】
また、請求項3記載の発明によれば、スペーサの仮係止状態で雌端子の弾性接触片が押し下げられ、その状態で雄端子が雌端子内に挿入される。スペーサは仮係止手段で位置規定されているから、弾性接触片の押し下げ状態が正確に維持され、雄端子の低力挿入が正確に行われる。
【0035】
また、請求項4記載の発明によれば、スペーサの本係止状態で雌端子の弾性接触片が復元して雄端子に強い接圧で確実に接触する。スペーサは本係止手段で位置規定されているから、雄・雌両端子の接続状態が良好に保たれる。また、本係止状態のスペーサの切欠部の内面に雌端子の被押圧部の後端が当接することで、雌端子の後抜けが防止され、従来のコネクタハウジングに対する雌端子係止手段が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低挿入力コネクタの一実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく低挿入力コネクタに使用する雌端子の一実施形態を示す外観斜視図である。
【図3】雌端子の内部構造とスペーサの外観を示す分解斜視図である。
【図4】コネクタの内部を示す正面視縦断面図である。
【図5】同じくコネクタ内にスペーサを挿入仮係止させた状態を示す正面視縦断面図である。
【図6】雌端子内に雄端子を挿入する初期状態を示す縦断面図である。
【図7】スペーサを押し込んで雌端子の被押圧部を切欠部内に位置させた状態を示す分解斜視図である。
【図8】雄端子を雌端子内に完全に挿入し、スペーサの押込み操作で弾性接触片を接触方向に復元させた状態を示す縦断面図である。
【図9】従来のコネクタに雄端子を挿入する状態を示す縦断面図である。
【図10】同じく雄端子を挿入する途中の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 低挿入力コネクタ
2 コネクタハウジング
4 雌端子
5 弾性接触片
6 係止用の弾性接触片
7 スペーサ
9 雄端子
20 連結部
21 被押圧部
30 押圧部
31 切欠部
32 傾斜面
33 仮係止突起(仮係止手段)
34 本係止突起(本係止手段)
Claims (4)
- コネクタハウジング内に雌端子を収容し、該雌端子に雄端子を挿入接続させるコネクタにおいて、前記雌端子の弾性接触片が一対並列に設けられ、該一対の弾性接触片の間に雄端子係止用の弾性接触片が設けられ、該一対の弾性接触片が連結部で連結され、該連結部に被押圧部が設けられ、前記コネクタハウジング内に挿入されるスペーサに、該被押圧部を該弾性接触片の付勢反対方向に押圧する押圧部と、該押圧部に隣接して、該被押圧部を進入させる切欠部とが設けられたことを特徴とする低挿入力コネクタ。
- 前記押圧部及び/又は前記被押圧部の端部に、該押圧部と該被押圧部との摺接をスムーズに行わせるための傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項1記載の低挿入力コネクタ。
- 前記スペーサに仮係止手段が設けられ、前記コネクタハウジングに対する該スペーサの仮係止状態で前記被押圧部が前記押圧部で押圧されることを特徴とする請求項1又は2記載の低挿入力コネクタ。
- 前記スペーサに本係止手段が設けられ、前記コネクタハウジングに対する該スペーサの本係止状態で前記被押圧部が前記切欠部内に進入することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の低挿入力コネクタ。
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