JPH10275647A - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

Info

Publication number
JPH10275647A
JPH10275647A JP9078465A JP7846597A JPH10275647A JP H10275647 A JPH10275647 A JP H10275647A JP 9078465 A JP9078465 A JP 9078465A JP 7846597 A JP7846597 A JP 7846597A JP H10275647 A JPH10275647 A JP H10275647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
housing
electric wire
terminal block
external electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9078465A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Okuno
裕寿 奥野
Koji Yamashita
耕司 山下
Takao Sase
貴郎 佐瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9078465A priority Critical patent/JPH10275647A/ja
Publication of JPH10275647A publication Critical patent/JPH10275647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧接形の端子片を備えるモジュラジャックに
おいて結線作業を容易にする。 【解決手段】 ボディ10と挿入体20とを結合したハ
ウジングに設けた端子台22に圧接形の端子片32を設
け、外部電線2は固定具40に保持され、ハウジングに
設けたレバー50を倒すことによって端子片32に電線
2が圧入される圧接形の端子片を備えるモジュラジャッ
クにおいて、端子台22における固定具40との対向面
に、レバー50による固定具40の押圧にともなう移動
において、接続される外部電線2先端の余長部分を収納
する電線収納部23aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として通信用で
あって複数対のツイストペア線が接続されるモジュラジ
ャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばイーサーネットと呼ば
れるLAN(ローカルエリアネットワーク)システムを
構築する上で、比較的短距離の通信用であれば4対8芯
のツイストペア線をシースに収納したツイストペアケー
ブルが広く用いられている(10BASE−Tなど)。
この種のケーブルは、比較的安価であり、またケーブル
が細いため配線しやすいという利点がある。これらの通
信ケーブルを相互に、あるいは他の装置に接続するコネ
クタとしては、一般にモジュラジャックが用いられてい
る。
【0003】モジュラジャックは、モジュラプラグが着
脱自在に挿入されるプラグ挿入口を備えたハウジングを
有し、このハウジング内にはプラグ挿入口を通してハウ
ジングに挿入されたモジュラプラグの接触子に接触可能
なコンタクトが配列されている。また、ハウジングには
上述したツイストペア線のような外部電線と接続するた
めの端子部が設けられ、コンタクトと端子部とは電気的
に接続されている。端子部としては、一対の歯の間に圧
接スリットを有するフォーク状に形成され電線を圧接ス
リットに導入することによって電線の絶縁被覆を剥ぎな
がら芯線を挟み込む形式の圧接形の端子片が、結線の容
易さから多用されている。
【0004】上記の圧接形の端子片を備えるモジュラジ
ャックとして、本出願人は、電線を端子片の圧接スリッ
トに圧入する際に端子片の圧接スリットの両側縁で電線
の絶縁被覆を剥ぎながら芯線を挟み込むために、プライ
ヤのような汎用工具や専用の治具等を用いることなく、
比較的小さい力で結線作業が行なえるようにしたモジュ
ラジャックを提案している。このものは、図9のモジュ
ラジャックの後方からの分解斜視図に示すように、モジ
ュラプラグが着脱自在に接続されるプラグ挿入口(図示
せず)が開口した接続台11、およびツイストペア線な
どの外部回路と接続されている外部電線2が接続される
端子台22を備えるハウジングと、端子台22主面に突
設され、先端縁の開放された圧接スリット32aを有し
てフォーク状に形成された圧接形の複数個の端子片32
と、前記プラグ挿入口を通してハウジングに挿入された
モジュラプラグの接触子に弾接するようハウジング内に
配列され各端子片32にそれぞれ電気的に接続された複
数本のコンタクト31と、外部電線2を各端子片32に
対応付けて整列させて保持するとともに、ハウジングに
対して端子片32の突出方向に移動可能であって端子台
22に近づく向きに移動したときに外部電線2と端子片
32との電気的接続を可能とする固定具40と、端子台
22に被さる第1の位置と端子台22を開放する第2の
位置との間で起伏自在となるようにハウジングに軸支さ
れて、第2の位置から第1の位置に移動する際に固定具
40を端子台22に近付ける向きに押圧するレバー50
と、を備えている。
【0005】上記の構成によるモジュラジャックは、接
続台11と接続台11から延長されたベース12とを備
える、絶縁材料である合成樹脂材料製の成形品よりなる
ボディ10と、接続台11に一部が挿入されるとともに
残りの部分がベース12上に配置された形でボディ10
に結合される挿入体20とからなるハウジングを備えて
いる。挿入体20は、前端部にコンタクト31を保持す
るコンタクト支持台21を有し、後端部には端子片32
が上面側に突出する端子台22が形成され、コンタクト
31と端子片32とを電気的に接続した導電体を保持し
ている。挿入体20のうち、接続台11に挿入される部
位の両側面と接続台11において挿入体20の上記両側
面に対向する部位とには、抜止突起(図示せず)および
抜止孔11cがそれぞれ設けられ、挿入体20と接続台
11とは凹凸係合にて固定されている。なお、上記の導
電体30は8本設けられ、弾性を有する板金材料を打ち
抜くことにより形成されている。
【0006】固定具40は、別途の工具や治具を用いる
ことなく上述した端子片32に外部電線2を接続可能と
するためのもので、合成樹脂材料製の成形品であって外
部電線2が挿通される角筒状を有して形成され、複数本
の外部電線2をまとめて保持する整列機能および外部電
線2を端子片32の圧接スリット32aに圧入する圧入
機能を兼ね備えている。そして、合成樹脂材料製の成形
品のレバー50にて、外部電線2へ端子台22に近付く
向きの力を作用させる。なお、固定具40およびレバー
50は、手動にて容易にレバーを押圧できるとともに各
外部電線2と端子片32との対応を解りやすくするため
に、4本を単位として外部電線の電線を各端子片に対応
付けて整列保持するよう各一対設けられる。各固定具4
0は、モジュラジャックの動作説明図である図10の
(a)に示すように、レバー50を開放した状態で端子
台22に装着される。固定具40はこの状態で自立し、
レバー50を倒すと、図10(b)〜(e)に示すよう
に、レバー50の回転に伴って固定具40がレバー50
に押圧されて下方に移動する。
【0007】上記したモジュラジャックは、4対8芯の
ツイストペアケーブルを接続するもので、挿入体20は
8本の導電体30を保持する。各導電体30の端子片3
2は、端子台22の上面から突出し、前後2列に配列さ
れている。なお、このものの端子片32も、図9に示す
ように、一対の歯の間に上端縁を開放した圧接スリット
32aを有するフォーク状に形成された圧接形のもの
で、圧接スリット32aの幅は接続する外部電線2の芯
線に圧接スリット32aの両側縁が圧接する程度に設定
されている。そして、図10(b)〜(e)に示すよう
に、レバー50を倒し押圧することによって固定具40
を端子台22に近付ける向きに押圧し、絶縁被覆を有す
る外部電線2を圧接スリット32aに上方から圧入する
と、外部電線2の絶縁被覆を圧接スリット32aの両側
縁で切ることにより絶縁被覆を剥ぎながら圧接スリット
32aの中に外部電線2の芯線を導入し、圧接スリット
32aの両側縁間に芯線を挟持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のモジ
ュラジャックにおいては、端子片32に複数本の外部電
線2を接続する際には、まず、複数本の外部電線2をシ
ース1内に収めた電線を切断し、シース1を所定長さ段
ムキし、シース1を剥いだ状態にて隔壁によって分割さ
れている断面角形の4個の各分離通路42に1本ずつ挿
通する。しかし、シース1内に収められた外部電線2が
斜めに切断されることがあり、このときは最も長い外部
電線2の先端が端子台22における固定具40との対向
面に当接し、外部電線2の固定具40への挿通しろが規
制されることとなる。その結果、レバー50を倒して固
定具40を端子台22に近付ける向きに押圧しても、短
い長さに切断された電線が圧接スリット32aの中に芯
線が良好に導入されず、圧接スリット32aの両側縁間
にて芯線が挟持されないこととなって電気的な接続不安
定となることがあった。
【0009】また、上述のように4対8芯のツイストペ
アケーブルを接続するときには、複数本の外部電線2を
まとめて分離通路42へ挿入するが、このときに特に左
右両側の分離通路へ挿通される外部電線2の挿入位置が
定まらず挿入作業のしにくいものであった。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、複数本の外部電線を接続する際の切
断のしかたがばらついても、確実に芯線を狭持ができ
て、また、外部電線の結線作業性の向上した、専用の治
具や工具を用いることなく比較的小さい力で結線作業が
行なえる圧接形の端子片を備えたモジュラジャックを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のモジュラジャックは、モジュラプラ
グが着脱自在に接続されるプラグ挿入口が開口した接続
台およびツイストペア線などの外部電線が接続される端
子台を備えるハウジングと、端子台主面に突設され、先
端縁の開放された圧接スリットを有してフォーク状に形
成された圧接形の複数個の端子片と、プラグ挿入口を通
してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接触子に
弾接するようハウジング内に配列され各端子片にそれぞ
れ電気的に接続された複数本のコンタクトと、外部電線
を各端子片に対応付けて整列させて保持するとともに、
ハウジングに対して端子片の突出方向に移動可能であっ
て端子台に近づく向きに移動したときに外部電線と端子
片との電気的接続を可能とする固定具と、端子台に被さ
る第1の位置と端子台を開放する第2の位置との間で起
伏自在となるようにハウジングに軸支されて、第2の位
置から第1の位置に移動する際に固定具を端子台に近付
ける向きに押圧するレバーと、を備えるモジュラジャッ
クにおいて、端子台における固定具との対向面に、レバ
ーによる固定具の押圧にともなう移動において、接続さ
れる外部電線先端の余長部分を収納する電線収納部を設
けている。これにより、外部電線先端の余長部分が電線
収納部に収納されて固定具が押圧され移動するものとな
る。
【0012】また、請求項2記載のモジュラジャック
は、モジュラプラグが着脱自在に接続されるプラグ挿入
口が開口した接続台およびツイストペア線などの外部電
線が接続される端子台を備えるハウジングと、端子台主
面に突設され、先端縁の開放された圧接スリットを有し
てフォーク状に形成された圧接形の複数個の端子片と、
プラグ挿入口を通してハウジングに挿入されたモジュラ
プラグの接触子に弾接するようハウジング内に配列され
各端子片にそれぞれ電気的に接続された複数本のコンタ
クトと、外部電線を各端子片に対応付けて整列させて保
持するとともに、ハウジングに対して端子片の突出方向
に移動可能であって端子台に近づく向きに移動したとき
に外部電線と端子片との電気的接続を可能とする固定具
と、端子台に被さる第1の位置と端子台を開放する第2
の位置との間で起伏自在となるようにハウジングに軸支
されて、第2の位置から第1の位置に移動する際に固定
具を端子台に近付ける向きに押圧するレバーと、を備え
るモジュラジャックにおいて、固定具の外部電線の挿入
をガイドするガイド壁を、外縁端のガイド壁が互いに隣
り合う側のガイド壁より高くなるように形成している。
これにより、固定具のガイド壁が外縁端のガイド壁が高
く形成されるものとなる。
【0013】また、請求項3記載のモジュラジャック
は、モジュラプラグが着脱自在に接続されるプラグ挿入
口が開口した接続台およびツイストペア線などの外部電
線が接続される端子台を備えるハウジングと、端子台主
面に突設され、先端縁の開放された圧接スリットを有し
てフォーク状に形成された圧接形の複数個の端子片と、
プラグ挿入口を通してハウジングに挿入されたモジュラ
プラグの接触子に弾接するようハウジング内に配列され
各端子片にそれぞれ電気的に接続された複数本のコンタ
クトと、外部電線を各端子片に対応付けて整列させて保
持するとともに、ハウジングに対して端子片の突出方向
に移動可能であって端子台に近づく向きに移動したとき
に外部電線と端子片との電気的接続を可能とする固定具
と、端子台に被さる第1の位置と端子台を開放する第2
の位置との間で起伏自在となるようにハウジングに軸支
されて、第2の位置から第1の位置に移動する際に固定
具を端子台に近付ける向きに押圧するレバーと、を備え
るモジュラジャックにおいて、固定具における、端子台
に設けた端子片の突出方向の所定位置にて、位置決めす
る第1の突起及び仮係止する第2の突起に当接する被位
置決め片に、第1の突起に当接する被位置決め突起と第
2の突起に当接する仮係止突起とを設けている。これに
より、被位置決め片に設けられた被位置決め突起と仮係
止突起とが第1の突起及び第2の突起に当接するものと
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のモジュラジャック
の一実施の形態を図1乃至図8に基づいて説明する。図
1は、本発明のモジュラジャックの後方からの分解斜視
図である。図2は、図1に示すモジュラジャックの前方
からの分解斜視図である。図3は、図1に示すモジュラ
ジャックの前方からの斜視図である。図4は、図1に示
すモジュラジャックの後方からの斜視図である。図5
は、図1に示すモジュラジャックに用いる導電体の前方
からの斜視図である。図6は、図1に示すモジュラジャ
ックの電線収納部の作用を説明する説明図である。図7
は、図1に示すモジュラジャックの電線収納部の作用を
説明する側面断面図である。図8は、図1に示すモジュ
ラジャックの被位置決め片を示し、(a)は縦断面図、
(b)は正面図である。
【0015】このモジュラジャックは、外部回路の接続
された4対8芯のツイストペアケーブルである外部電線
2を接続するものであって、絶縁材料である合成樹脂材
料製の成形品よりなる、モジュラプラグが着脱自在に接
続されるプラグ挿入口13が開口した接続台11を有す
るボディ10、およびツイストペア線などの外部電線2
が接続される端子台22を有する挿入体20を備えるハ
ウジングと、端子台22主面に突設され、先端縁の開放
された圧接スリット32aを有してフォーク状に形成さ
れた圧接形の複数個の端子片32と、プラグ挿入口13
を通してハウジングに挿入されたモジュラプラグの接触
子(図示せず)に弾接するようハウジング内に配列され
各端子片32にそれぞれ電気的に接続された複数本のコ
ンタクト31と、外部電線2を各端子片32に対応付け
て整列させて保持するとともに、ハウジングに対して端
子片32の突出方向に移動可能であって端子台22に近
づく向きに移動したときに外部電線2と端子片32との
電気的接続を可能とする固定具40と、端子台22に被
さる第1の位置と端子台22を開放する第2の位置との
間で起伏自在となるようにハウジングに軸支されて、第
2の位置から第1の位置に移動する際に固定具40を端
子台22に近付ける向きに押圧するレバー50と、を備
える。
【0016】ボディ10は、上記した接続台11と接続
台11の後面下部から後方に延長されたベース12とを
連続一体に有している。接続台11は中空に形成され、
後壁の下部には挿入体20の挿入される取付孔14が開
放される。また、接続台11の後壁には取付孔14の上
縁に臨むように櫛歯状の分離スリット15が形成されて
いる。
【0017】挿入体20は、前端部にコンタクト31を
保持するコンタクト支持台21を有し、後端部には端子
片32が上面側に突出する端子台22が形成されてい
る。また、コンタクト支持台21と端子台22とを仕切
る形でコンタクト支持台21および端子台22と連続一
体に壁板23が形成されている。端子台22の後端部下
面には凸段部22aが形成され、凸段部22aの前面と
壁板23の前面との前後方向における距離は、接続台1
1の後面からベース12の後端面までの前後方向の寸法
にほぼ一致させてある。
【0018】ボディ10に挿入体20を結合するには、
コンタクト支持台21を取付孔14に挿入する。挿入体
20のコンタクト支持台21の両側面下部には係合突条
21aが突設されており、ボディ10の接続台11の内
側面には係合突条21aに係合した状態で挿入体20を
案内する係合溝11aが形成されている。したがって、
係合突条21aを係合溝11aに係合させた状態で挿入
体20を前方にスライド移動させると、挿入体20をボ
ディ10に対して位置規制しながら所定位置まで挿入す
ることができる。
【0019】挿入体20は、ボディ10の定位置まで挿
入されると挿入体20の壁板23の前面が接続台11の
後面に当接して位置決めされる。つまり、壁板23の前
面は挿入体20のボディ10に対する挿入量を規制する
ように機能する。また、コンタクト支持台21には前端
部から後上方に向かってコンタクト31が突設されてお
り、挿入体20のコンタクト支持台21をボディ10の
接続台11に挿入すると、各コンタクト31がそれぞれ
分離スリット15に導入される。
【0020】コンタクト31は、挿入体20の壁板23
が接続台11の後面に当接した位置にてその後端部が分
離スリット15に挿入された状態に保たれて相互に接触
するのが防止される。そして、このようにコンタクト3
1が接続台11に挿入されることにより、プラグ挿入口
13を通して接続台11に挿入されるモジュラプラグの
接触子に対してコンタクト31が弾接可能となるのであ
る。
【0021】ベース12の後端面には3つの係合突起1
2aが突設され、挿入体20に設けた端子台22の後部
下面にはそれぞれの係合突起12aに噛合する係合凹所
(図示せず)が形成されている。したがって、挿入体2
0がボディ10に対して上記定位置まで挿入されると、
ベース12に設けた係合突起12aが挿入体20に設け
た係合凹所に噛合して位置決めがなされる。さらに、こ
の状態において、挿入体20のコンタクト支持台21の
後部両側面に設けた抜止突起21cが、接続台11の後
部両側面に設けた抜止孔11cに係合することによっ
て、ボディ10と挿入体20とが固定される。つまり、
抜止突起21cおよび抜止孔11cはボディ10と挿入
体20とを結合する結合手段として機能する。
【0022】上述のように、係合溝11aに係合突条2
1aが係合するとともに係合突起12aが係合凹所に係
合し、取付孔14にはコンタクト支持台21が係合し、
接続台11には壁板23が当接し、さらにベース12の
後端面には凸段部22aの前面が当接し、ボディ10と
挿入体20とが相互に位置決めされる。そして、挿入体
20がボディ10に所定位置まで挿入された状態では、
抜止突起21cが抜止孔11cに係合して、挿入体20
がボディ10に対して定位置に固定され、挿入体20の
後部に設けた端子台22がベース12の上に載置され
る。
【0023】上記の挿入体20は、図5に示す、8本
の、コンタクト31と端子片32とを接続導体33を介
して電気的に接続するように弾性を有する板金材料を打
ち抜くことにて形成された導電体30を保持する。端子
片32は、端子台22の上面に前後2列に配列されて突
設されている。端子片32は一対の歯の間に上端縁を開
放した圧接スリット32aを有するフォーク状に形成さ
れた圧接形のもので、圧接スリット32aの幅は接続す
る外部電線2の芯線に圧接スリット32aの両側縁が圧
接する程度に設定されている。そして、絶縁被覆を有す
る外部電線2を圧接スリット32aに上方から圧入する
と、外部電線2の絶縁被覆を圧接スリット32aの両側
縁で切ることにより絶縁被覆を剥ぎながら圧接スリット
32aの中に外部電線2の芯線を導入し、圧接スリット
32aの両側縁間に芯線を挟持するのである。
【0024】固定具40は、別途の工具や治具を用いる
ことなく上述した端子片32に外部電線2を接続可能と
するためのもので、合成樹脂材料製の成形品であって電
線が挿通される角筒状を有して形成され、複数本の外部
電線2をまとめて保持する整列機能および外部電線2を
端子片32の圧接スリット32aに圧入する圧入機能を
兼ね備えている。そして、合成樹脂材料製の成形品のレ
バー50にて、外部電線2へ端子台22に近付く向きの
力を作用させる。この固定具40およびレバー50は、
手動にて容易にレバーを押圧できるとともに各電線と端
子片との対応を解りやすくするために、このものにおい
ては4本を単位として外部電線の電線を各端子片に対応
付けて整列保持するよう各一対設けられている。
【0025】レバー50は挿入体20の壁板23の上面
に連続一体に突設した一対の軸受24に対して回転軸5
1によって軸着されることによりハウジングすなわちボ
ディ10および挿入体20に対して起伏自在になってい
る。つまり、レバー50は端子台22を覆う第1の位置
と端子台22を開放する第2の位置との間で起伏するこ
とができるのである。レバー50は長手方向の一端部に
突設した左右一対のアーム片52の間に軸受24を挟ん
だ形でアーム片52と軸受24とに回転軸51が挿入さ
れることによりハウジングに軸支され、また両レバー5
0は1本の回転軸51によってハウジングに軸支され
る。レバー50が起伏する角度範囲は略90度であり、
レバー50を起こしたときにはレバー50の長手方向が
端子台22に対して略直交する位置でレバー50が接続
台11の後面に当接することによって、レバー50の最
大の開き角度が規制される。
【0026】固定具40は分離通路42に導入した外部
電線2を端子片32に圧入するため、固定具40が下方
に移動したときに外部電線2を端子片32の圧接スリッ
ト32aに圧入することができるように、図示しない押
さえ部を備え、また、上面にはレバー50の下面に当接
可能な押圧リブ44が突設される。また、レバー50の
下面両側部には一対のフック片50aが突設される。各
フック片50aの下端部内側面には小突起50bが形成
され、押圧リブ44の左右両側面には連動用突起44b
が突設されている。連動用突起44bと小突起50bと
は、レバー50の起伏する範囲のうちの一部範囲で係合
する。レバー50の後端部上面には、前端部よりも下が
るように段差を有した押し部50cが形成され、レバー
50を倒す際に押し部50cを指で押さえることができ
るようにしてある。したがって、レバー50に対する力
がかけやすくなっている。
【0027】また、レバー50の後端部両側面にはロッ
ク溝53が形成されており、端子台22の後部であって
左右方向の中央部にはロック溝53に係合可能な1本の
ロック突起29が立設されている。ロック溝53はレバ
ー50の側面および端子台に被さる第1の位置状態での
下面に開放され、下部よりも上部が広幅であって側面か
ら見た形状が逆L字状に形成されている。一方、ロック
突起29はロック溝53の屈曲部分に係合可能な形状で
あって、固定具40を押圧する端子台に被さる第1の位
置位置においてレバー50が浮き上がらないように係止
する機能を有し、このものにおいては、2個のレバー5
0の対向面にそれぞれ形成されている2個のロック溝5
3に対して1つのロック突起29が係合するようにロッ
ク突起29の左右の寸法が設定されている。また、各レ
バー50の一方のロック溝53は機能しないが、これを
設けていることによって、2個のレバー50を同一形状
とすることができるのであり、金型コストの増加を防止
することができる。
【0028】各固定具40は、図6に示すように、外部
電線2が挿通される角筒状に形成されて、筒内は隔壁4
1によって断面角形の4個の分離通路42に分割されて
おり、外部電線2は各分離通路42に1本ずつ挿通され
る。また、隔壁41からは、図4に示すように、固定具
40への外部電線2の挿入をガイドするガイド壁46が
延設されている。このガイド壁46は、外縁端のガイド
壁46aが互いに隣り合う側のガイド壁46より高くな
るように形成してある。なお、このものにおいては、固
定具40が4本の外部電線2を単位として整列保持する
よう2つ設けられているが、端子台22に装着したとき
に、複数本の外部電線2のうち、左右両側の分離通路4
2へ挿通される外部電線2が外側へ逃げて挿通しにくい
ことを防止するため、左側に装着されるものは左側外縁
端及び右側に装着されるものは右側外縁端のガイド壁4
6aのみが互いに隣り合う側のガイド壁46より高くな
るように形成してある。また、左側に装着されるものは
右側外縁端及び右側に装着されるものは左側外縁端のガ
イド壁には、外部電線2を分離通路42へより挿通し易
くするための面取り部46bが設けられている。
【0029】また、各固定具40は、外部電線2を端子
片32に接続する際に、外部電線2を保持した状態で端
子台22に設けた端子片32の突出方向に沿って移動さ
せるために、移動方向を規制するガイドコラム43が下
面中央部に突設され、挿入体20に設けた端子台22に
はガイドコラム43の断面形状に略一致する開口形状を
有したガイド孔25が2個形成されている。ガイド孔2
5は、端子台22の上面から凸段部22aの形成された
下面まで貫通するように形成され、ガイドコラム43の
断面略H字状の中間部である被位置決め片43aに対応
する位置決め片25aが併設され、対向部より僅かに大
きい寸法をもって、固定具40が前後左右にがたつかな
いようにガイドしている。
【0030】固定具40は、外部電線2を端子片32に
圧入するためには、外部電線2が端子片32の上端に接
する位置から外部電線2が端子片32に接続完了した位
置まで上下に移動可能であればよく、従って、この移動
範囲においてガイドコラム43の下端がガイド孔25の
中に位置しているようにベース12および端子台22の
厚みとガイドコラム43の突出寸法との寸法関係が設定
されている。各固定具40の前端部には上下方向に走る
3条のガイドスリット45が隔壁41に対応する位置で
形成されている。そして、壁板23の後面下部には固定
具40の各ガイドスリット45に挿入されるガイドリブ
26が突設されている。また、端子台22における固定
具40との対向面である壁板23には、レバー50によ
る固定具40の押圧にともなう移動において、接続され
る外部電線2の先端の余長部分を収納する溝として電線
収納部23aがガイドリブ26に並設されている。そし
て、各ガイドスリット45にそれぞれガイドリブ26が
挿入されることによって固定具40は左右方向の移動を
規制された状態で外部電線2の先端の余長部分が電線収
納部23aに収納され、前面の一部が壁板23に摺接す
ることによって前方への移動が規制されて上下方向に移
動することになる。
【0031】上記したように、ガイドスリット45と壁
板23とガイドリブ26とは固定具40の移動方向を規
制する機能を有し、ガイドコラム43およびガイド孔2
5と協動して固定具40を端子片32の突出方向にがた
つきなく移動させるのである。また、ガイドリブ26
は、固定具40に設けた隔壁41の位置に対応するか
ら、分離通路42にそれぞれ挿通された外部電線2の先
端部はガイドリブ26により互いに分離されることにな
る。さらに、図6(a)に示すように、外部電線2先端
の矢印Aより先の余長部分が電線収納部23aに収納さ
れて固定具40が押圧され移動するものとなる。つま
り、ガイドリブ26は固定具40を案内する機能と、外
部電線2を整列させる機能とを兼ね備え、電線収納部2
3aは、図6(b)に示すように、外部電線2先端を矢
印Aに揃えて切断しなくても良く、電線収納部23aに
て外部電線2の切断長さのばらつきを吸収することにな
る。
【0032】ガイドコラム43は、上述のように断面略
H字状に形成されているが、図8(b)に示すように、
中央に設けられた被位置決め片43aの下部と左右両片
との間には隙間を形成し、被位置決め片43aの下部に
前後方向の可撓性を持たせてある。被位置決め片43a
の下端部の中心部縁端には、端子台22のガイド孔25
に設けられた位置決め片25aの、固定具40を端子片
32の突出方向の所定位置にて位置決めする第1の突起
25bに当接する被位置決め突起43bと、仮係止する
第2の突起25cに当接する仮係止突起43cとが、そ
れぞれ後方に突設されている。そして、図8(a)に示
すように、位置決め片25aの第1の突起25bととも
に位置決めする被位置決め突起43bは、仮係止突起4
3cが第2の突起25cにて仮係止される位置よりもや
や下方で被位置決め突起43b下端を第1の突起25b
によって位置決めするようにしてある。このことによっ
て、固定具40は、簡単な形状によって端子台22から
浮き上がった位置に位置決め保持されることになる。つ
まり固定具40は、端子台22から離れた位置で仮係止
突起43cが第2の突起25cに係止され、固定具40
がハウジングすなわちボディ10および挿入体20から
脱落するのが防止されている。
【0033】固定具40は仮係止突起43cが挿入体2
0の第2の突起25cに係止されるが、ガイドコラム4
3の被位置決め片43aは可撓性を有しているから、挿
入体20から固定具40を外すことが可能である。つま
り、固定具40は挿入体20に対して着脱自在である。
挿入体20の後端部には端子台22の上面および後縁に
開放された外し溝27が形成され、固定具40の下端位
置で固定具40の後部と外し溝27の底面との間に工具
挿入用の間隙が形成されるようにしてある。したがっ
て、マイナスドライバの先端部などをこの間隙に挿入
し、外し溝27の後縁を支点にして固定具40を押し上
げるようにすれば、固定具40を外すことができるので
ある。
【0034】また、固定具40を上方に移動させるには
レバー50を起こせばよい。このとき、連動用突起44
bに小突起50bが係合することによって、レバー50
の移動に伴って固定具40が上方に移動する。固定具4
0の上限位置は上述のように仮係止突起43cが第2の
突起25cに当接する位置によって規制されている。こ
こにおいて、仮係止突起43cが第2の突起25cに係
止されている状態は固定具40に対して上向きに比較的
大きい力を作用させることで解除可能であるが、仮係止
突起43cが第2の突起25cに係止された状態が解除
されることなく連動用突起44bと小突起50bとの係
合状態が解除されるように、仮係止突起43c、第2の
突起25c、連動用突起44b、小突起50bの各寸法
が定められている。したがって、固定具40が上端位置
まで移動した後にさらにレバー50を起こすと、連動用
突起44bと小突起50bとの係合状態が解除されてレ
バー50のみが起こされることになる。
【0035】上記した操作によって、レバー50を十分
に開放して固定具40を露出させることができ、レバー
50を起こした状態において、固定具40に挿入されて
いる外部電線2の挿入状態を確認することができる。そ
して、固定具40に設けた分離通路42の下壁は端子片
32に対応する部位のみが開放されているから、外部電
線2が端子片32に接続されている状態から固定具40
が上方に移動すると、外部電線2が分離通路42の下壁
により上方に押し上げられ、外部電線2が端子片32か
ら引き抜かれる。すなわち、外部電線2が接続されてい
る状態でレバー50を起こすことにて、固定具40を上
方に移動させて外部電線2を端子片32から引き抜くこ
とができ、その後、外部電線2を固定具40から引き抜
けば外部電線2を外すことができる。
【0036】以上説明したモジュラジャックによると、
外部電線2先端の余長部分が電線収納部23aに収納さ
れて固定具40が押圧され移動するものとなるので、複
数本の外部電線2を接続する際の切断のしかたがばらつ
いても、確実に芯線を狭持して専用の治具や工具を用い
ることなく比較的小さい力で結線作業が行なえる。ま
た、固定具40のガイド壁が外縁端のガイド壁46aが
高く形成されるものとなるので、複数本の外部電線2の
うちの左右両側の分離通路42へ挿通される外部電線2
が外側へ逃げて挿通しにくいことが防止され、以て、容
易に外部電線が挿通できる。また、被位置決め片43a
に設けられた被位置決め突起43bと仮係止突起43c
とが第1の突起及25bび第2の突起25cに当接する
ものとなるので、簡単な形状によって端子台から浮き上
がった位置に位置決め保持され、以て、より金型コスト
の増加を防止することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のモジュラジャックは、外
部電線先端の余長部分が電線収納部に収納されて固定具
が押圧され移動するものとなるので、複数本の外部電線
を接続する際の切断のしかたがばらついても、確実に芯
線を狭持して専用の治具や工具を用いることなく比較的
小さい力で結線作業が行なえる。
【0038】また、請求項2記載のモジュラジャック
は、固定具のガイド壁が外縁端のガイド壁が高く形成さ
れるものとなるので、複数本の外部電線のうちの左右両
側の分離通路へ挿通される外部電線が外側へ逃げて挿通
しにくいことが防止され、以て、容易に外部電線が挿通
できる。
【0039】また、請求項3記載のモジュラジャック
は、被位置決め片に設けられた被位置決め突起と仮係止
突起とが第1の突起及び第2の突起に当接するものとな
るので、簡単な形状によって端子台から浮き上がった位
置に位置決め保持され、以て、より金型コストの増加を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモジュラジャックの後方からの分解斜
視図である。
【図2】図1に示すモジュラジャックの前方からの分解
斜視図である。
【図3】図1に示すモジュラジャックの前方からの斜視
図である。
【図4】図1に示すモジュラジャックの後方からの斜視
図である。
【図5】図1に示すモジュラジャックに用いる導電体の
前方からの斜視図である。
【図6】図1に示すモジュラジャックの電線収納部の作
用を説明する説明図である。
【図7】図1に示すモジュラジャックの電線収納部の作
用を説明する側面断面図である。
【図8】図1に示すモジュラジャックの被位置決め片を
示し、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
【図9】従来例のモジュラジャックの後方からの分解斜
視図である。
【図10】モジュラジャックの動作説明図である。
【符号の説明】
11 接続台 13 プラグ挿入口 2 外部電線 31 コンタクト 22 端子台 23a 電線収納部 25b 第1の突起 25c 第2の突起 32 端子片 32a 圧接スリット 40 固定具 43a 被位置決め片 43b 被位置決め突起 43c 仮係止突起 46、46a ガイド壁 50 レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグが着脱自在に接続される
    プラグ挿入口が開口した接続台およびツイストペア線な
    どの外部電線が接続される端子台を備えるハウジング
    と、端子台主面に突設され、先端縁の開放された圧接ス
    リットを有してフォーク状に形成された圧接形の複数個
    の端子片と、プラグ挿入口を通してハウジングに挿入さ
    れたモジュラプラグの接触子に弾接するようハウジング
    内に配列され各端子片にそれぞれ電気的に接続された複
    数本のコンタクトと、外部電線を各端子片に対応付けて
    整列させて保持するとともに、ハウジングに対して端子
    片の突出方向に移動可能であって端子台に近づく向きに
    移動したときに外部電線と端子片との電気的接続を可能
    とする固定具と、端子台に被さる第1の位置と端子台を
    開放する第2の位置との間で起伏自在となるようにハウ
    ジングに軸支されて、第2の位置から第1の位置に移動
    する際に固定具を端子台に近付ける向きに押圧するレバ
    ーと、を備えるモジュラジャックにおいて、 端子台における固定具との対向面に、レバーによる固定
    具の押圧にともなう移動において、接続される外部電線
    先端の余長部分を収納する電線収納部を設けたことを特
    徴とするモジュラジャック。
  2. 【請求項2】 モジュラプラグが着脱自在に接続される
    プラグ挿入口が開口した接続台およびツイストペア線な
    どの外部電線が接続される端子台を備えるハウジング
    と、端子台主面に突設され、先端縁の開放された圧接ス
    リットを有してフォーク状に形成された圧接形の複数個
    の端子片と、プラグ挿入口を通してハウジングに挿入さ
    れたモジュラプラグの接触子に弾接するようハウジング
    内に配列され各端子片にそれぞれ電気的に接続された複
    数本のコンタクトと、外部電線を各端子片に対応付けて
    整列させて保持するとともに、ハウジングに対して端子
    片の突出方向に移動可能であって端子台に近づく向きに
    移動したときに外部電線と端子片との電気的接続を可能
    とする固定具と、端子台に被さる第1の位置と端子台を
    開放する第2の位置との間で起伏自在となるようにハウ
    ジングに軸支されて、第2の位置から第1の位置に移動
    する際に固定具を端子台に近付ける向きに押圧するレバ
    ーと、を備えるモジュラジャックにおいて、 固定具の外部電線の挿入をガイドするガイド壁を、外縁
    端のガイド壁が互いに隣り合う側のガイド壁より高くな
    るように形成したことを特徴とするモジュラジャック。
  3. 【請求項3】 モジュラプラグが着脱自在に接続される
    プラグ挿入口が開口した接続台およびツイストペア線な
    どの外部電線が接続される端子台を備えるハウジング
    と、端子台主面に突設され、先端縁の開放された圧接ス
    リットを有してフォーク状に形成された圧接形の複数個
    の端子片と、プラグ挿入口を通してハウジングに挿入さ
    れたモジュラプラグの接触子に弾接するようハウジング
    内に配列され各端子片にそれぞれ電気的に接続された複
    数本のコンタクトと、外部電線を各端子片に対応付けて
    整列させて保持するとともに、ハウジングに対して端子
    片の突出方向に移動可能であって端子台に近づく向きに
    移動したときに外部電線と端子片との電気的接続を可能
    とする固定具と、端子台に被さる第1の位置と端子台を
    開放する第2の位置との間で起伏自在となるようにハウ
    ジングに軸支されて、第2の位置から第1の位置に移動
    する際に固定具を端子台に近付ける向きに押圧するレバ
    ーと、を備えるモジュラジャックにおいて、 固定具における、端子台に設けた端子片の突出方向の所
    定位置にて、位置決めする第1の突起及び仮係止する第
    2の突起に当接する被位置決め片に、第1の突起に当接
    する被位置決め突起と第2の突起に当接する仮係止突起
    とを設けたことを特徴とするモジュラジャック。
JP9078465A 1997-03-28 1997-03-28 モジュラジャック Pending JPH10275647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078465A JPH10275647A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 モジュラジャック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078465A JPH10275647A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 モジュラジャック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10275647A true JPH10275647A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13662783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9078465A Pending JPH10275647A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 モジュラジャック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10275647A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4341430A (en) Flat cable connector
US6872090B2 (en) Cable terminating apparatus and method
EP0239422A1 (en) Electrical connector for flexible flat cable
EP0650218B1 (en) Cramping joint connector
JPS6130390B2 (ja)
US4722699A (en) Embedded wire-stripping connector for electrical equipment
US5549485A (en) Fitting jig for a flat cable connector
JPH06325804A (ja) 電気コネクタ
JPH06203906A (ja) モジュラー電話コネクタ
US5209672A (en) Two-piece connector and method of press-connecting flat cables together
JP2916567B2 (ja) ジョイントコネクタ
US4796358A (en) Method and apparatus for assembly of electrical cable
EP0234639B1 (en) Insulation-displacement connector
JPH10275647A (ja) モジュラジャック
US5127153A (en) Insulation-piercing connector with clamping lip, and tool for bending thereof
JPH0315180A (ja) ツーピースコネクタ
JP3019189B2 (ja) 端子接続部の形成方法
JP3541616B2 (ja) モジュラジャック
JP3386949B2 (ja) モジュラジャック
JPH0963681A (ja) モジュラーコネクタ
JPH1154217A (ja) 回路基板用電気コネクタ
JP2000348789A (ja) モジュラージャック
JPH0963678A (ja) モジュラーコネクタ
JP3067118U (ja) コネクタ―
JPH1116614A (ja) 配線部材