JPH0696816A - ケーブル挿入治具 - Google Patents

ケーブル挿入治具

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Publication number
JPH0696816A
JPH0696816A JP4244519A JP24451992A JPH0696816A JP H0696816 A JPH0696816 A JP H0696816A JP 4244519 A JP4244519 A JP 4244519A JP 24451992 A JP24451992 A JP 24451992A JP H0696816 A JPH0696816 A JP H0696816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
cable
flat cable
jig
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP4244519A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Mitani
英男 三谷
Eiji Takahashi
永治 高橋
Masaru Watanabe
渡辺  勝
Hisao Odaka
久男 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4244519A priority Critical patent/JPH0696816A/ja
Publication of JPH0696816A publication Critical patent/JPH0696816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック爪付きコネクタへのフラットケーブル
の挿入作業を片手のみでも容易にし、正確な接続を可能
としたケーブル挿入治具を提供する。 【構成】 フラットケーブルを定位置に保持するケーブ
ル保持凹部25を有する治具本体21と、この治具本体
21に対して開閉自在に連結した押え部22と、前記ロ
ック爪に衝合する先端部24,24’とからなる。 【効果】 作業性が著しく向上し、片手作業が可能で、
作業者の手指に対する負担が軽減され、正確,均一なフ
ラットケーブルの接続が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路板等に固定さ
れて他の電子回路板あるいは他の電子装置との間で信号
の送受を行うためのフラットケーブルを挿抜可能に接続
するコネクタに上記フラットケーブル先端を挿入するケ
ーブル挿入治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路板の小型化に伴って他の
電子回路板等あるいは他の電子装置との間で信号の送受
を行うためのフラットケーブルを挿抜可能に接続するコ
ネクタも小型化され、このコネクタにフラットケーブル
を挿入する作業に高精度が要求されている。また、挿入
したフラットケーブルの先端をロックする機構を備えた
形式のロック爪付きコネクタが広く用いられるようにな
った。
【0003】上記従来のロック爪付きコネクタにフラッ
トケーブルを接続する場合、ロックを解除した状態のコ
ネクタにフラットケーブルの先端部を挿入した後上記ロ
ック爪を手指で押し込んでロックしている。なお、この
種のコネクタは周知であるので、特に文献を挙げない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、小型のロック爪付きコネクタへのフラットケーブル
の接続は手指で直接行っているため、フラットケーブル
の挿入位置にバラツキが生じ、またフラットケーブルの
先端部を挿入後にロック爪の押し込み作業を手指で行う
ために、作業能率が低いという問題があった。
【0005】そして、多数回のロック爪押し込み作業を
繰り返すと、作業者の手指に痛みを生じ、これがさらに
作業能率の低下を来すという問題もあった。本発明の目
的は、上記従来技術の問題点を解消し、ロック爪付きコ
ネクタへのフラットケーブルの挿入作業を片手のみでも
容易にし、正確な接続を可能としたコネクタ挿入治具を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フラットケーブルの挿入方向に押し込ん
で前記フラットケーブルのリード先端をロックする押し
込みロック爪を備えたコネクタに前記リード先端を挿入
してロックするためのケーブル挿入治具において、前記
フラットケーブルを定位置に保持するケーブル保持凹部
25を有する治具本体21と、この治具本体21に対し
て開閉自在に連結した押え部22と、前記ロック爪に衝
合する先端部24,24’とからなることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】フラットケーブルは挿入治具2の治具本体21
のケーブル保持凹部25に保持させ、押え部22で挟持
する。挿入治具2で挟持したフラットケーブルを持っ
て、当該フラットケーブルの先端部をコネクタに挿入す
る。このとき、コネクタのロック爪33,33’は解除
されており、上記フラットケーブルの先端部はコネクタ
3内に容易に挿入される。
【0008】コネクタへの挿入過程で、挿入治具2の挿
入方向先端部24,24’がコネクタのロック爪33,
33’に衝合し、徐々に押し込んで行き、フラットケー
ブルの先端部が所定量コネクタ内に挿入された状態でロ
ック爪がロック位置に押し込まれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明によるケーブル挿入治
具の1実施例の構成を説明する斜視図であって、2はコ
ネクタ挿入治具、21は治具本体、22は押え部、23
はヒンジ部、24,24’は先端部、25はケーブル保
持凹部である。
【0010】同図において、コネクタ挿入治具2は治具
本体21にヒンジ部23で開閉自在に設けた押え部22
を備えている。上記治具本体21にはケーブル保持凹部
25を有し、押え部22を開いてフラットケーブルを上
記治具本体21のケーブル保持凹部25に保持した後、
上記押え部22を閉じて挟持する。この状態でフラット
ケーブルをコネクタに挿入する作業を行う。
【0011】図2は本発明によるケーブル挿入治具の1
実施例の構成を説明する図1のX−X線に沿った断面図
であって、1はフラットケーブルである。同図におい
て、フラットケーブル1は治具本体21のケーブル保持
凹部25に保持され、押え部22で挟持されて保持され
る。図3は本発明によるケーブル挿入治具の1実施例を
用いてフラットケーブルをコネクタに挿入するケーブル
挿入作業を説明する斜視図であって、図1,図2と同一
符号は同一部分に対応し、11はフラットケーブル1の
先端部、3はコネクタ本体、31はコネクタリード片、
32はケーブル挿入部、33,33’はロック爪、3
4,34’はアーム部、35,35’は衝合端である。
【0012】同図において、前記したように、コネクタ
挿入治具2に挟持保持したフラットケーブル1は、その
先端部11がコネクタ3のケーブル挿入長さに相当する
長さdだけコネクタ側に突出するように保持される。こ
のケーブル挿入治具2を手指でもち、フラットケーブル
1の先端部11をコネクタ3のケーブル挿入部32に対
して矢印A方向に押し込んで行く。
【0013】この押し込み過程において、ケーブル挿入
治具1の治具本体21の先端部24,24’がコネクタ
3のロック爪33,33’の衝合端35,35’に衝合
し、これを押し込んで行く。コネクタ爪33,33’は
アーム部34,34’を持ち、このアーム部34,3
4’がコネクタ3にスライドして矢印B方向に移動し、
上記長さdと同距離移動した状態で上記フラットケーブ
ル1の先端部11をコネクタ3にロックする。
【0014】図4は本発明によるケーブル挿入治具の1
実施例を用いてフラットケーブルをコネクタに挿入し接
続した状態を説明する斜視図であって、図3と同一符号
は同一部分に対応する。同図に示したように、フラット
ケーブル1がコネクタ3に接続された状態では、コネク
タ挿入治具2の先端部で押し込まれたロック爪33,3
3’はコネクタ3の本体と一体化される。
【0015】このロックにより、フラットケーブル1は
コネクタ3に接続固定される。この接続作業後、ケーブ
ル挿入治具2の押え部22を開いてフラットケーブル1
との係合を解く。図5はコネクタにフラットケーブルを
接続する作業を説明するフラットケーブル挿入開始状態
を示す要部断面図であって、前記図3の状態を説明する
ものである。
【0016】同図に示したように、フラットケーブル1
はコネクタ3のケーブル挿入部32に対して略々斜め下
方向に挿入され、ケーブル挿入治具の先端部がロック爪
33の衝合端35を矢印C方向に押す。図6はコネクタ
にフラットケーブルを接続する作業を説明するフラット
ケーブル挿入終了状態を示す要部断面図であって、前記
図4の状態を説明するものである。
【0017】同図に示したように、コネクタ3のロック
爪33が前記フラットケーブル1の先端部11の長さd
に相当する分だけ押し込まれると、当該フラットケーブ
ル1の先端部はコネクタ3のリード31にロックし固定
される。なお、ロック爪33の衝合端35からフラット
ケーブル1の先端部11の前端までの長さLは、コネク
タ挿入治具2から突出している当該先端部11の長さd
より若干長いL>dとする。
【0018】上記の実施例によれば、極めて容易にフラ
ットケーブルをコネクタに挿入固定することができる。
なお、上記実施例では、ケーブル保持凹部25を治具本
体21にのみ設けてあるが、押え部22側にも設けるこ
ともできる。また、このケーブル保持凹部25に代えて
他の形状、例えば突起等の押え部を形成してもよく、ケ
ーブル挿入治具そのもののみで挟持するような簡略構造
とすることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるケー
ブル挿入治具によれば、フラットケーブルをコネクタに
1動作で挿入できると共に、この挿入作業によりコネク
タのロック爪を押し込んで自動的にフラットケーブルの
先端部をロックすることができ、作業性が著しく向上
し、片手作業が可能で、作業者の手指に対する負担を軽
減し、かつ正確均一なフラットケーブルの接続が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブル挿入治具の1実施例の構
成を説明する斜視図である。
【図2】本発明によるケーブル挿入治具の1実施例の構
成を説明する図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】本発明によるケーブル挿入治具の1実施例を用
いてフラットケーブルをコネクタに挿入するケーブル挿
入作業を説明する斜視図である。
【図4】本発明によるケーブル挿入治具の1実施例を用
いてフラットケーブルをコネクタに挿入し接続した状態
を説明する斜視図である。
【図5】コネクタにフラットケーブルを接続する作業を
説明するフラットケーブル挿入開始状態を示す要部断面
図である。
【図6】コネクタにフラットケーブルを接続する作業を
説明するフラットケーブル挿入終了状態を示す要部断面
図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 11 フラットケーブルの先端部 2 ケーブル挿入治具 21 治具本体 22 押え部 23 ヒンジ部 24,24’ 先端部 25 ケーブル保持凹部 3 コネクタ本体 31 コネクタリード片 32 ケーブル挿入部 33,33’ ロック爪 34,34’ アーム部 35,35’ 衝合端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小高 久男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラットケーブルの挿入方向に押し込んで
    前記フラットケーブルのリード先端をロックする押し込
    みロック爪を備えたコネクタに前記リード先端を挿入し
    てロックするためのケーブル挿入治具において、 前記フラットケーブルを定位置に保持するケーブル保持
    凹部を有する治具本体と、この治具本体に対して開閉自
    在に連結した押え部と、前記ロック爪に衝合する先端部
    とからなることを特徴とするケーブル挿入治具。
JP4244519A 1992-09-14 1992-09-14 ケーブル挿入治具 Pending JPH0696816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4244519A JPH0696816A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ケーブル挿入治具

Applications Claiming Priority (1)

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JP4244519A JPH0696816A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ケーブル挿入治具

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JPH0696816A true JPH0696816A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17119894

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JP4244519A Pending JPH0696816A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 ケーブル挿入治具

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