JPH07106028A - Fpcコネクタ装置 - Google Patents

Fpcコネクタ装置

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JPH07106028A
JPH07106028A JP5254239A JP25423993A JPH07106028A JP H07106028 A JPH07106028 A JP H07106028A JP 5254239 A JP5254239 A JP 5254239A JP 25423993 A JP25423993 A JP 25423993A JP H07106028 A JPH07106028 A JP H07106028A
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JP
Japan
Prior art keywords
slider
lock
fpc board
contact
fpc
Prior art date
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Pending
Application number
JP5254239A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kameoka
亮 亀岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYOUSERA ELCO KK
Original Assignee
KIYOUSERA ELCO KK
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Publication date
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Priority to JP5254239A priority Critical patent/JPH07106028A/ja
Publication of JPH07106028A publication Critical patent/JPH07106028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化しても操作が簡単で、FPC基板の接
続作業あるいは取り外し作業を簡単に行うことができる
FPCコネクタ装置を得ること。 【構成】 コネクタ本体のコンタクト群にFPC基板を
押し付けるスライダを、コネクタ本体に対して抜け止め
する。この抜け止め状態では、FPC基板押圧部とコン
タクト群との間にFPC基板挿入隙間が形成されるよう
にし、さらに、FPC基板押圧部がコンタクト群に接近
した位置でスライダをコネクタ本体にロックするロック
手段と、このロック手段を解除してスライダを抜け止め
状態に復帰させる復帰手段とを設けたFPCコネクタ装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、FPC基板を接続するFPCコ
ネクタ装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】この種のFPCコネクタ
装置は、コンタクト群を有するコネクタ本体と、FPC
基板をこのコンタクト群に押しつけて接触圧力を与える
スライダとを備えている。従来のスライダは、コネクタ
本体に対して挿脱可能に構成されていて、FPC基板を
コネクタ本体に接続するときには、スライダを抜去した
状態でFPC基板をコネクタ本体に挿入する。挿入後、
スライダをコネクタ本体に挿入すると、FPC基板がコ
ンタクト群側に押圧されて、両者に接触圧力が発生し、
接続が完了する。
【0003】この従来のFPCコネクタ装置は、機能的
には特別な問題がないが、昨今の小型化の進行によりそ
のスライダも小型化しているため、作業者の挿脱作業が
困難になっている。つまりFPC基板の接続作業および
取り外し作業の困難性が増している。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従来のFPCコネクタ装置に
ついての以上の問題意識に基づき、操作が簡単で、FP
C基板の接続作業あるいは取り外し作業を簡単に行うこ
とができるFPCコネクタ装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【発明の概要】本発明は、スライダはコネクタ本体に対
して挿脱(抜去)可能なものであるという従来の技術常
識を覆すことにより、完成されたものである。すなわ
ち、本発明は、コンタクト群を有するコネクタ本体と;
このコネクタ本体のコンタクト群に接続すべきFPC基
板と;このFPC基板とコンタクト群とに接触圧力を与
えるFPC基板押圧部と、コネクタ本体との接続脚部と
を備えたスライダと;このスライダの接続脚部とコネク
タ本体とによって構成されたスライダ保持手段と;を設
け、かつこのスライダ保持手段に、FPC基板押圧部と
コンタクト群との間にFPC基板挿入隙間を形成する状
態においてスライダをコネクタ本体から抜け止める抜け
止め手段と;FPC基板押圧部がコンタクト群にFPC
基板を押圧接触させた位置でスライダをコネクタ本体に
ロックするロック手段と;このロック手段を解除してス
ライダを抜け止め手段による抜け止め状態に復帰させる
復帰手段と;を設けたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施例】以下図示実施例について本発明を説明
する。合成樹脂等の絶縁材料からなるコネクタ本体は、
図1に示すように、上面の開放された複数列のコンタク
ト収納溝12と、このコンタクト収納溝12の両側に位
置するばね支持部13を有する。この一対のばね支持部
13に対応させて、スライダ21の抜け止めフランジ1
4が一対形成されている。また、スライダ21の移動量
を制限するポール18が形成されている。
【0007】コンタクト収納溝12には、図6に単体形
状を示すコンタクト15が嵌合支持され、ばね支持部1
3には、図7に単体形状を示すロックばね部材31が嵌
合支持されている。各コンタクト15は、基板BP上の
パッドP(図9)に半田付けされる半田付け部16とF
PC基板との接触脚17を有し、コネクタ本体11の接
触脚17の上面は開放されている。ロックばね部材31
には、基板BP上のダミーパッドDPに半田付けされる
半田付け部32と、スライダを上方に付勢する略U字状
の上方付勢部33と、スライダをロックするためのロッ
クアーム34とが備えられ、このロックアーム34の先
端部にはロック孔35が穿けられている。コンタクト1
5の半田付け部16と、ロックばね部材31の半田付け
部32がそれぞれ、図9のように基板BPのパッドP及
びダミーパッドDPに半田付けされることにより、コネ
クタ本体11は、基板BP上に固定される。
【0008】スライダ21は、図2ないし図6に示すよ
うに、コンタクト収納溝12(コンタクト15)の上に
位置するFPC基板押圧部22と、このFPC基板押圧
部22の両側に位置するコネクタ本体との接続脚23と
を有する。この一対の接続脚23の内面には、対称形
に、抜け止めフランジ14下面に係合する抜け止め突起
24と、ロックばね部材31の上方付勢部33に係合す
る被付勢突起25と、この被付勢突起25上に更に突出
形成したロック突起26とが形成されている。ロック突
起26は、ロックばね部材31のロック孔35に嵌まる
もので、嵌合状態では、その上面がロック面26aとな
る。このロック突起26の下側の面及び前側の面はそれ
ぞれ、図5に示すように、傾斜面26b、26cとなっ
ている。傾斜面26bは、スライダ21を下方に押圧変
位させていくとき、ロックばね部材31のロックアーム
34と係合してこれを非ロック方向に一旦撓ませる作用
をする。傾斜面26cは、ロック突起26がロック孔3
5に嵌合したロック状態において、この傾斜面26cが
ロック孔35と強く接触する方向(ロック解除方向)に
スライダ21が押圧変位されると、ロックばね部材31
のロックアーム34を撓ませ、ロック突起26とロック
孔35との嵌合関係を解く。スライダ21にはまた、コ
ネクタ本体11のポール18が嵌まる凹部27が形成さ
れている。
【0009】上記構成の本装置は、スライダ21の抜け
止め突起24をコネクタ本体11の抜け止めフランジ1
4の下面に位置させ、被付勢突起25をロックばね部材
31の上方付勢部33に係合させた状態(図10、図1
3)が抜け止め状態である。この状態では、上方付勢部
33のばね力により、スライダ21が上方に移動付勢さ
れ、その上方への移動端が抜け止め突起24と抜け止め
フランジ14の係合で規制されている。また、FPC基
板押圧部22の下面先端の傾斜面28は、コネクタ本体
11側の案内斜面19と係合している。そしてこのと
き、スライダ21のFPC基板押圧部22と、コネクタ
本体11のコンタクト15(接触脚17)との間には、
FPC基板41の挿入隙間42(図13)が形成され
る。従って、この状態でFPC基板41を挿入隙間42
に挿入することができる。
【0010】FPC基板41を挿入隙間42に挿入した
ら、スライダ21を下方に押し下げる。すると、図1
1、図14のように、FPC基板押圧部22が、FPC
基板41をコンタクト15の接触脚17に押し付け、被
付勢突起25は、ロックばね部材31の上方付勢部33
を撓ませる。そして、ロック突起26の傾斜面26b
は、ロックアーム34を一旦非ロック方向に撓ませ、ロ
ック突起26のロック面26aがロック孔35に合致す
ると、ロックアーム34は自身の弾性により復帰し、ロ
ック突起26とロック孔35が嵌合する。この状態がロ
ック状態であり、FPC基板41の各端子と撓んでいる
コンタクト15(接触脚17)とに十分な接触圧力が与
えられる。なお、スライダ21を押し下げると、FPC
基板押圧部22の傾斜面28がコネクタ本体11の案内
斜面19を乗り越える際、クリック音が発生するためロ
ック感を与えることができる。
【0011】FPC基板41を外す場合には、図12、
図15のように上方付勢部33の自由端部脚33aのば
ね力に抗してこれを撓ませながら、スライダ21を図1
1、図12の矢印A方向にスライドさせる。すると、ロ
ック突起26の傾斜面26cがロックアーム34を非ロ
ック方向に変形させるため、ロックを解除することがで
きる。ロックが解除されると、上方付勢部33のばね力
により、スライダ21は、図10、図13の抜け止め位
置に復帰する。スライダ21のロック解除方向への移動
量は、コネクタ本体11のポール18によって規制され
る。再びFPC基板41を接続するときには、スライダ
21を再び押し下げればよい。
【0012】
【発明の効果】本発明のFPCコネクタ装置は、コネク
タ本体に対しスライダを抜け止めした状態で保持し、こ
の抜け止め状態でFPC基板を挿入できるようにし、さ
らに、FPC基板押圧部がコンタクト群に接近した位置
でスライダをコネクタ本体にロックするロック手段と、
このロック手段を解除してスライダを抜け止め状態に復
帰させる復帰手段とを設けたから、小型化しても、FP
C基板の接続作業あるいは取り外し作業を簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFPCコネクタ装置のコネクタ本体の
単体の斜視図である。
【図2】同スライダの斜視図である。
【図3】同スライダの平面図である。
【図4】同スライダの正面図である。
【図5】同スライダの各種突起の配置例を示す斜視図で
ある。
【図6】同コンタクト単体の斜視図である。
【図7】同ばね部材単体の斜視図である。
【図8】同ばね部材単体の正面図である。
【図9】本発明のFPCコネクタ装置を基板に固定する
前の斜視図である。
【図10】本発明のFPCコネクタ装置のスライダ抜け
止め状態の斜視図である。
【図11】同ロック状態の斜視図である。
【図12】同ロック解除状態の斜視図である。
【図13】本発明のFPCコネクタ装置のスライダ抜け
止め状態の断面図である。
【図14】同ロック状態の断面図である。
【図15】同ロック解除状態の断面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ本体 12 コンタクト収納溝 13 ばね支持部 14 抜け止めフランジ 15 コンタクト 21 スライダ 22 FPC基板押圧部 23 接続脚 24 抜け止め突起 25 被付勢突起 26 ロック突起 26a ロック面 26b 26c 傾斜面 31 ロックばね部材 33 上方付勢部 34 ロックアーム 35 ロック孔 41 FPC基板 42 挿入隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト群を有するコネクタ本体;こ
    のコネクタ本体のコンタクト群に接続すべきFPC基
    板;このFPC基板とコンタクト群とに接触圧力を与え
    るFPC基板押圧部と、上記コネクタ本体との接続脚部
    とを備えたスライダ;及び、 このスライダの接続脚部と上記コネクタ本体とによって
    構成されたスライダ保持手段;を備え、 このスライダ保持手段はさらに、 上記FPC基板押圧部とコンタクト群との間にFPC基
    板挿入隙間を形成する状態において、スライダをコネク
    タ本体から抜け止める抜け止め手段と;上記FPC基板
    押圧部がコンタクト群にFPC基板を押圧接触させた位
    置でスライダをコネクタ本体にロックするロック手段
    と;このロック手段を解除してスライダを上記抜け止め
    手段による抜け止め状態に復帰させる復帰手段と;を備
    えていることを特徴とするFPCコネクタ装置。
JP5254239A 1993-10-12 1993-10-12 Fpcコネクタ装置 Pending JPH07106028A (ja)

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JP5254239A JPH07106028A (ja) 1993-10-12 1993-10-12 Fpcコネクタ装置

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ID=17262211

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