JPH07237810A - 自動原稿送り装置を搭載された複写機 - Google Patents

自動原稿送り装置を搭載された複写機

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JPH07237810A
JPH07237810A JP6027111A JP2711194A JPH07237810A JP H07237810 A JPH07237810 A JP H07237810A JP 6027111 A JP6027111 A JP 6027111A JP 2711194 A JP2711194 A JP 2711194A JP H07237810 A JPH07237810 A JP H07237810A
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JP6027111A
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Hiroko Takanashi
博子 高梨
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動原稿送り装置を原稿載置台上
を開閉自在に搭載された複写機に関し、先の入力から所
定時間経過したとき原稿載置台上の原稿の排紙動作を実
行することにより、回収するのを忘れた原稿を自動排紙
して、ユーザの手を煩わせることなく原稿の損傷や無駄
な複写を防止することを目的とする。 【構成】 分離ローラ22および給紙ローラが原稿テーブ
ル21上から1枚づつ分離・給紙する原稿Pを搬送ベルト
23がコンタクトガラス11上に搬送して露光処理終了後コ
ンタクトガラス11上から搬出し、排紙コロ25が排紙トレ
イ24上に排紙する自動原稿送り装置20をそのコンタクト
ガラス11上を開閉自在に搭載され、入力部16への先の入
力からの経過時間を計測するタイマを有し、その経過時
間が所定時間に達したとき搬送ベルト23および排紙コロ
25を駆動させる制御部17を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿送り装置を搭
載された複写機に関し、詳しくは自動原稿送り装置を原
稿載置台上を開閉自在に搭載された複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿テーブル上にセットされた複
数枚の原稿を1枚づつ分離・給紙して原稿載置台上に搬
送する自動原稿送り装置をその原稿載置台上を開閉自在
に搭載され、原稿載置台上に載置された原稿の画像を露
光して記録紙に複写する複写機が知られており、この複
写機に搭載された自動原稿送り装置は原稿載置台上を開
閉して載置した原稿を押える圧板として用いることもで
きる。
【0003】この種の自動原稿送り装置を搭載された複
写機にあっては、例えば、特開昭61−204626号
公報に記載されているものがある。この複写機は、先の
ユーザが自動原稿送り装置を圧板として用いて複写を行
ない、次のユーザが自動原稿送り装置により原稿を原稿
載置台上に自動送りして複写するために原稿テーブル上
に原稿をセットした場合、原稿のセットが検知されても
原稿載置台上の閉状態が検知されないときには原稿のジ
ャムを表示させ、先のユーザの原稿の回収忘れがあった
としても対処できるようにして原稿の損傷や無駄な複写
を防止するようになっている。
【0004】また、特開平1−217447号公報に
は、先のユーザの原稿の回収忘れがあった場合、原稿忘
れを表示するとともに、原稿の送り動作および露光動作
を禁止して原稿の損傷および無駄な複写を確実に防止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿送り装置を搭載された複写機にあっ
ては、原稿忘れをユーザに認識させて原稿の損傷や無駄
な複写を防止することは可能であるが、次のユーザはそ
の都度原稿載置台上を開放してその原稿を取り除かなけ
ればならず手間が掛かるとともに煩わしかった。
【0006】また、自動原稿送り装置を圧板として用い
たとき、原稿載置台上の原稿を回収するためには再度、
原稿載置台上を開放しなければならず手間が掛かるとと
もに煩わしかった。そこで、請求項1記載の発明は、入
力部への先の入力から所定時間経過したとき原稿載置台
上の原稿の排紙動作を実行することにより、回収するの
を忘れた原稿を自動排紙して、ユーザの手を煩わせるこ
とない原稿の損傷や無駄な複写の防止を実現することを
目的とする。
【0007】請求項2記載の発明は、回収するのを忘れ
た原稿の自動排紙を実行するか否か選択可能にすること
により、ユーザの必要性に応じて選択するようにして、
ユーザの使い勝手に適用させ汎用性を向上させることを
目的とする。請求項3記載の発明は、原稿載置台上が閉
状態のときのみ原稿の自動排紙を実行することにより、
自動原稿送り装置が原稿載置台から離隔している場合に
は原稿の自動排紙を禁止して、回収を忘れた厚い原稿や
書籍等の損傷を防止することを目的とする。
【0008】請求項4記載の発明は、原稿の自動排紙を
任意のタイミングで実行させる手段を設けることによ
り、任意の原稿の自動排紙を可能にして、自動原稿送り
装置を圧板として用いたときでもユーザの手を煩わせる
ことない原稿の回収を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、原稿をセットする原稿テーブル
と、原稿テーブル上の原稿を1枚づつ分離して給紙する
原稿分離給紙手段と、給紙されてきた原稿を原稿載置台
上に搬送して露光処理終了後、該原稿載置台上から搬出
する原稿搬送手段と、搬出された原稿を装置外に排紙す
る原稿排紙手段と、を備えた自動原稿送り装置を原稿載
置台上を開閉自在に搭載され、入力部への入力に応じて
該原稿載置台上に載置された原稿の画像を露光して記録
紙に複写する複写機であって、前記入力部への先の入力
からの経過時間を計測するタイマ機能と、該タイマ機能
により計測された経過時間が所定時間に達したとき少な
くとも前記原稿搬送手段および原稿排紙手段を駆動させ
る駆動制御手段と、を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、前記駆動制御手段
による少なくとも原稿搬送手段および原稿排紙手段の駆
動を実行するか否か選択する選択入力手段を設けたこと
を特徴とするものである。請求項3記載の発明は、前記
原稿載置台上の開閉を検知する開閉検知手段を設け、前
記駆動制御手段を、該開閉検知手段の検知情報に基づい
て原稿載置台上が閉状態のときのみ動作するよう構成し
たことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、原稿をセットする
原稿テーブルと、原稿テーブル上の原稿を1枚づつ分離
して給紙する原稿分離給紙手段と、給紙されてきた原稿
を原稿載置台上に搬送して露光処理終了後、該原稿載置
台上から搬出する原稿搬送手段と、搬出された原稿を装
置外に排紙する原稿排紙手段と、を備えた自動原稿送り
装置を原稿載置台上に開閉自在に搭載され、該原稿載置
台上に載置された原稿の画像を露光して記録紙に複写す
る複写機であって、少なくとも前記原稿搬送手段および
原稿排紙手段を駆動させる駆動信号を入力する駆動入力
手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、入力部への先の入力
からの経過時間がタイマ機能により計測され、その経過
時間が所定時間に達したとき少なくとも原稿搬送手段お
よび原稿排紙手段が駆動制御手段により駆動される。し
たがって、先のユーザが原稿の回収を忘れたとしても原
稿載置台上の原稿は自動排紙される。
【0013】請求項2記載の発明では、駆動制御手段に
よる少なくとも原稿搬送手段および原稿排紙手段の駆動
を実行するか否か選択する選択入力手段が設けられる。
したがって、回収するのを忘れた原稿を自動排紙するか
否かユーザの必要性に応じて選択される。請求項3記載
の発明では、原稿載置台上の開閉を検知する開閉検知手
段が設けられるとともに、その開閉検知手段の検知情報
に基づいて原稿載置台上が閉状態のときのみ動作するよ
う駆動制御手段が構成される。したがって、原稿載置台
上が閉状態のとき、すなわち自動原稿送り装置が原稿載
置台から離隔している場合には原稿の自動排紙は禁止さ
れる。
【0014】請求項4記載の発明では、駆動信号が駆動
入力手段から入力されたとき少なくとも前記原稿搬送手
段および原稿排紙手段を駆動される。したがって、任意
に原稿の自動排紙が実行される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図8は本発明に係る自動原稿送り装置を搭載された
複写機の一実施例を示す図である。まず、構成を説明す
る。
【0016】図1〜図4において、10は複写機本体、20
は自動原稿送り装置であり、複写機本体(以下、本体と
いう)10は、コンタクトガラス(原稿載置台)11上に載
置された原稿Pの画像を露光手段12によって露光し感光
体ドラム13上に形成した潜像を、図示していない記録紙
搬送手段が搬送する記録紙に転写手段により転写して複
写する公知のものである。本体10には、自動原稿送り装
置(以下、ADFという)20を後端側に設けられたヒン
ジ機構15が回動自在に支持することによりコンタクトガ
ラス11上を開閉可能に搭載しており、入力部16からの入
力に応じて制御部17がADF20の駆動を制御してそのA
DF20にセットされた原稿Pをコンタクトガラス11上に
自動送りする。また、本体10は、ADF20の前面側先端
を把持しヒンジ機構15を中心に図2中時計回りに回動す
ることによってコンタクトガラス11上を開放(図2に実
線で示している)して原稿を載置することもでき、そし
て反時計回りに回動してコンタクトガラス11上を閉止
(図2に破線で示している)することによってADF20
を所謂、圧板として用い原稿をコンタクトガラス11上に
押えるようになっている。なお、前記ADFはAuto Doc
ument Feederの略である。
【0017】本体10に搭載されたADF20は、複数枚の
原稿Pをセットされる原稿テーブル21と、原稿テーブル
21上の原稿Pの下面側に当接してコンタクトガラス11方
向にその原稿Pを給紙する図示していない給紙ローラ
と、この給紙ローラに原稿Pを介して圧接し原稿P間の
摩擦力では図中反時計回りに回転し原稿Pとの摩擦力で
は給紙ローラに連れ回って原稿Pを1枚づつ分離する分
離ローラ22と、複数の駆動ローラ23aに巻き掛けられて
ADF20の回動に伴ってコンタクトガラス11に接離する
とともに、駆動ローラ23aの駆動により回転して給紙さ
れてきた原稿Pをコンタクトガラス11上に搬送して搬出
する搬送ベルト(原稿搬送手段)23と、所定方向に回転
駆動して搬出されてきた原稿Pを排紙トレイ24上に排紙
する排紙コロ(原稿排紙手段)25と、搬送ベルト23、お
よび排紙コロ25を駆動させる駆動モータ26と、を備えて
いる。すなわち、前記給紙ローラおよび分離ローラ22は
原稿テーブル21上の原稿を1枚づつ分離し最下の原稿P
から給紙する原稿分離給紙手段を構成している。なお、
この原稿分離給紙手段は分離ローラ22を公知の分離ベル
トにしてもよく、また空気を吹き付けて最下の原稿Pを
吸着して給紙するエアー式でもよい。
【0018】この本体10は、発光素子18aおよび受光素
子18bからなる開閉検知センサ18を備えており、開閉検
知センサ18は、ヒンジ機構15に同軸に設けられADF20
とともに回動するフィラ20aが発光素子18aと受光素子
18bとの間に侵入してその光を遮光することによりON
してコンタクトガラス11上が閉状態であることを検知
し、またフィラ27が発光素子18aと受光素子18bとの間
から離脱してその光を通過することによりOFFしてコ
ンタクトガラス11上が開放状態であることを検知する。
すなわち、開閉検知センサ18はコンタクトガラス11上の
開閉を検知する開閉検知手段を構成している。なお、こ
の開閉検知センサ18は本実施例のような光学式に限ら
ず、接触式、電磁式、あるいは圧力式等のセンサによっ
てコンタクトガラス11上の開閉を検知してもよく、AD
F20の位置を検知可能なセンサであればよい。
【0019】制御部17は、制御プログラムに従って開閉
検知センサ18および原稿Pや前記記録紙等を検知する図
示していないセンサ群の検知信号に基づいて露光手段1
2、感光体ドラム13、前記記録紙搬送手段、前記転写手
段、および駆動モータ26等の駆動を制御するCPU31
と、前記制御プログラム等を記憶するROM32と、各種
フラグや各種データ等を記憶するRAM33と、開閉検知
センサ18や駆動モータ26のドライバーコントローラ34と
CPU31とを接続するインターフェイス35と、入力部16
や各種情報を表示する図示していない表示部とCPU31
とを接続するインターフェイス36と、から構成されてい
る。
【0020】また、制御部17は、入力部16からの先の入
力(スタートキー16aによる複写動作の開始入力やテン
キー16b等による各種情報の入力等)が終了してからの
経過時間を計測するタイマ(タイマ機能)が設けられて
おり、このタイマが計測する経過時間がユーザにより入
力部16への入力が行なわれることなく予め設定されてい
る設定時間に達したときに、例えば自動的に本体10の電
源をOFFにするオートシャットオフモード、自動的に
予熱状態に切り換えるオート予熱モード、または、入力
部16から入力された設定を標準に切り換えるオートモー
ドクリアモードの公知のモードのうち少なくとも1つ以
上を備えている。
【0021】この制御部17は、前記設定時間までに入力
部16からの入力がなく前記モードを作動させるときに
は、インターフェース35を介して開閉検知センサ18によ
る検知信号を取り込んでコンタクトガラス11上が閉状態
のときのみ、インターフェイス35を介してドライバーコ
ントローラ34に駆動モータ26の駆動信号を送り、搬送ベ
ルト23および排紙コロ25を駆動させるようになってお
り、コンタクトガラス11上から原稿Pを搬出して排紙す
る自動原稿排紙動作を実行する。この自動原稿排紙は、
入力部16の切換スイッチ37を押下することにより実行す
るかしないかを選択することができ、また原稿排紙キー
38を押下することにより任意のタイミングで実行するこ
とができる。この切換スイッチ37や原稿排紙キー38から
の入力信号はインターフェイス36を介してCPU31に取
り込まれ原稿排紙キー38の表示38a(図3に示してい
る)を点灯することにより自動原稿排紙が選択されてい
ることを表示する。すなわち、制御部17は、先の入力か
らの経過時間が所定時間に達したとき搬送ベルト23およ
び排紙コロ25を駆動させる駆動制御手段を構成してい
る。また、切換スイッチ37は、制御部17による自動原稿
排紙を実行するか否か選択する選択入力手段を構成し、
原稿排紙キー38は搬送ベルト23および排紙コロ25を駆動
させる駆動信号を入力する駆動入力手段を構成してい
る。
【0022】次に、請求項1〜3記載の発明に対応する
作用を図5により説明する。まず、制御部17の前記タイ
マにより計測されている入力部16からの入力が終了して
からの時間が、次の入力がなされることなく前記設定時
間以上経過したか確認され(ステップS1)、前記設定
時間以上経過したときには、前記モードが作動されると
ともに、切換スイッチ37により原稿Pの自動排紙が選択
されているか確認される(ステップS2)。次いで、原
稿Pの自動排紙が選択されていない場合にはこの処理は
終了され、選択されている場合には開閉検知センサ18の
検知信号からコンタクトガラス11上は閉じているか確認
される(ステップS3)。次いで、コンタクトガラス11
上が開放されている場合にはこの処理は終了され、閉状
態であることが確認された場合には搬送ベルト23および
排紙コロ25が駆動され、前記自動原稿排紙動作が実行さ
れ(ステップS4)、忘れられた原稿がコンタクトガラ
ス11上にあったときにはその原稿が排紙トレイ24上に排
紙される。
【0023】次に、請求項4記載の発明に対応する作用
を図6により説明する。原稿排紙キー38が押下(ON)
されたか確認され(ステップS5)、原稿排紙キー38が
ONされていない場合にはこの処理は終了され、また0
Nされた場合には前記自動原稿排紙動作が実行され(ス
テップS6)、ADF20を前記圧板として用いてコンタ
クトガラス11上に載置した原稿が排紙トレイ24上に排紙
される。
【0024】このように本実施例においては、入力部16
の先の入力からの経過時間が設定時間に達すると、前記
自動原稿排紙動作が実行されるので、先のユーザがAD
F20を圧板として用いて複写した原稿を回収するのを忘
れたとしてもその原稿をコンタクトガラス11上から搬出
して排紙トレイ24上に排紙させることができる。したが
って、コンタクトガラス11上の原稿の有無を確認するこ
となく原稿の損傷や無駄な複写を防止することができ
る。
【0025】この自動原稿排紙は、コンタクトガラス11
上の開閉が検知されて閉状態のときのみ実行されるの
で、先のユーザがADF20を圧板として用いて複写した
例えば、書籍等の厚い原稿を回収するのを忘れたとして
もコンタクトガラス11上は開放状態となり、この自動原
稿排紙が実行されることはない。したがって、回収を忘
れた書籍等の厚い原稿の損傷を防止することができる。
【0026】また、自動原稿排紙は、実行するか否か切
換スイッチ37によりユーザの必要性に応じて選択される
ので、ユーザの使い勝手に適用させることができる。さ
らに、自動原稿排紙を実行するタイミングは前記モード
の作動させるための既存の前記タイマを利用しているの
で、コストアップすることがない。また、原稿排紙キー
38を押下することにより自動原稿排紙を任意のタイミン
グで実行させることができるので、ADF20を圧板とし
て用いて複写した原稿を回収するためにADF20を再度
回動させることなくその原稿を排紙トレイ24上に排紙さ
せることができ、ADF20を圧板として用いたときでも
容易に原稿を回収することができる。
【0027】なお、本実施例では、原稿の自動排紙を、
所謂オートシャットオフモード、オート予熱モード、オ
ートモードクリアモード等と同時に実行するようにして
いるが、先の複写開始の入力からの経過時間が前記モー
ドを作動させる時間よりも短い所定時間に達したときに
実行させるようにしてもよく、また先の複写動作の完了
からの経過時間により前記モードを作動させる時間より
も短い所定時間で実行させるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、先の入力
からの経過時間が所定時間に達したとき原稿載置台上の
原稿の排紙動作を実行するので、先のユーザが原稿の回
収を忘れたとしても原稿載置台上の原稿を自動排紙する
ことができ、ユーザの手を煩わせることなく原稿の損傷
や無駄な複写を防止することができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、原稿載置台
上の原稿の排紙動作を実行するか否か選択することがで
きるので、回収するのを忘れた原稿を自動排紙するか否
かユーザが必要性に応じて選択して使い勝手に適用させ
ることができ、汎用性が高くなる。請求項3記載の発明
によれば、原稿載置台上の開閉を検知して閉状態のとき
のみ原稿載置台上の原稿の排紙動作を実行するので、自
動原稿送り装置が原稿載置台から離隔するような厚い原
稿や書籍等が忘れられている場合には原稿の自動排紙を
禁止することができ、回収を忘れた厚い原稿や書籍等の
原稿の損傷を防止することができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、駆動信号が
駆動入力手段から入力されたとき少なくとも前記原稿搬
送手段および原稿排紙手段を駆動させるので、原稿載置
台上の原稿の自動排紙を任意に実行することができ、自
動原稿送り装置を圧板として用いたときでもユーザの手
を煩わせることなく原稿を回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿送り装置を搭載された複
写機の一実施例の概略全体構成を示す正面図である。
【図2】その自動原稿送り装置の側面図である。
【図3】その要部を示す平面図である。
【図4】図3と異なる要部を示すブロック図である。
【図5】その作用を説明するフローチャートである。
【図6】図5と異なるフローチャートである。
【符号の説明】
10 複写機 11 コンタクトガラス(原稿載置台) 12 露光手段 13 感光体ドラム 15 ヒンジ機構 16 入力部 17 制御部(駆動制御手段、) 18 開閉検知センサ(開閉検知手段) 20 ADF(自動原稿送り装置) 21 原稿テーブル 22 分離ローラ(原稿分離給紙手段) 23 搬送ベルト(原稿搬送手段) 24 排紙トレイ 25 排紙コロ(原稿排紙手段) 37 切換スイッチ(選択入力手段) 38 原稿排紙キー(駆動入力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿をセットする原稿テーブルと、原稿テ
    ーブル上の原稿を1枚づつ分離して給紙する原稿分離給
    紙手段と、給紙されてきた原稿を原稿載置台上に搬送し
    て露光処理終了後、該原稿載置台上から搬出する原稿搬
    送手段と、搬出された原稿を装置外に排紙する原稿排紙
    手段と、を備えた自動原稿送り装置を原稿載置台上を開
    閉自在に搭載され、入力部への入力に応じて該原稿載置
    台上に載置された原稿の画像を露光して記録紙に複写す
    る複写機であって、 前記入力部への先の入力からの経過時間を計測するタイ
    マ機能と、該タイマ機能により計測された経過時間が所
    定時間に達したとき少なくとも前記原稿搬送手段および
    原稿排紙手段を駆動させる駆動制御手段と、を設けたこ
    とを特徴とする自動原稿送り装置を搭載された複写機。
  2. 【請求項2】前記駆動制御手段による少なくとも原稿搬
    送手段および原稿排紙手段の駆動を実行するか否か選択
    する選択入力手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の自動原稿送り装置を搭載された複写機。
  3. 【請求項3】前記原稿載置台上の開閉を検知する開閉検
    知手段を設け、 前記駆動制御手段を、該開閉検知手段の検知情報に基づ
    いて原稿載置台上が閉状態のときのみ動作するよう構成
    したことを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置
    を搭載された複写機。
  4. 【請求項4】原稿をセットする原稿テーブルと、原稿テ
    ーブル上の原稿を1枚づつ分離して給紙する原稿分離給
    紙手段と、給紙されてきた原稿を原稿載置台上に搬送し
    て露光処理終了後、該原稿載置台上から搬出する原稿搬
    送手段と、搬出された原稿を装置外に排紙する原稿排紙
    手段と、を備えた自動原稿送り装置を原稿載置台上に開
    閉自在に搭載され、該原稿載置台上に載置された原稿の
    画像を露光して記録紙に複写する複写機であって、 少なくとも前記原稿搬送手段および原稿排紙手段を駆動
    させる駆動信号を入力する駆動入力手段と、を設けたこ
    とを特徴とする自動原稿送り装置を搭載された複写機。
JP6027111A 1994-02-25 1994-02-25 自動原稿送り装置を搭載された複写機 Pending JPH07237810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239197A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Brother Ind Ltd 読取装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239197A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Brother Ind Ltd 読取装置

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