JPH05119591A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05119591A
JPH05119591A JP3305243A JP30524391A JPH05119591A JP H05119591 A JPH05119591 A JP H05119591A JP 3305243 A JP3305243 A JP 3305243A JP 30524391 A JP30524391 A JP 30524391A JP H05119591 A JPH05119591 A JP H05119591A
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JP3305243A
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Inventor
Masashi Yamashita
正史 山下
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラテンの部分的領域を覆う短い搬送手段を設
けた画像形成装置において、搬送手段より長い原稿でも
簡単な駆動制御にて自動送りを可能する。 【構成】分離手段40によって送り出された原稿を載置
するプラテンPと、プラテンP上の所定位置からプラテ
ンPの一端部までを覆って分離手段40によって所定位
置から搬入された原稿をプラテンP上に沿って搬送する
搬送手段10と、プラテンPの所定位置からプラテンP
の他端部を覆うプラテンカバー21と、プラテンPに沿
って移動可能でプラテンP上の原稿に向けてプラテンP
の下側から光を照射する光照射手段500・501・502・503
と、原稿からの反射光に基づいて画像を形成する画像形
成部506・507・509と、原稿搬送方向に関して搬送手段
10より長い原稿が送り込まれたことを検出して光照射
手段500・501・502・503を所定の読み取り位置で作動させ
る制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファクシミ
リ、イメージリーダなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置のプラテンの全面を
覆う搬送ベルトを設け、該搬送ベルトの駆動によって原
稿をプラテン上に搬送セットする装置が公知である。
【0003】しかし、この公知装置では、最大長さの原
稿(例えばA3サイズ)以上の長さの搬送ベルトの長さ
を設けている。
【0004】一方、実際の使用頻度の高い原稿(例えば
A4・B5サイズ)は前記最大長さの原稿より短い傾向
にある。しかるに、上記公知装置では、使用頻度の高い
短い原稿であっても長い搬送ベルトの一端から他端まで
搬送する必要がある。したがって、原稿搬送セットの時
間がかかるなどの問題が生じている。
【0005】この問題を解消し、使用頻度の高い短い原
稿の搬送セット時間の短縮を図った画像形成装置が、特
開平2−13532号公報に開示されている。
【0006】この画像形成装置は、原稿を積載する第1
の支持手段と、第1の支持手段によって支持された原稿
を一枚ずつ分離して送り出す分離手段と、プラテンの一
端部からプラテン上の所定位置までを覆って第1の案内
手段によって案内された原稿をプラテン上に沿って搬送
する搬送手段と、搬送手段によって原稿がプラテン上に
搬送セットされた後にプラテンの下側でプラテンに沿っ
て移動しながらプラテンに向けて光を照射する光照射部
と、セットされた原稿からの反射光に基づいて画像を形
成する画像形成部と、搬送手段から送り出された原稿を
支持する第2の支持手段と、搬送手段に覆われていない
プラテンの領域を覆うプラテンカバーとを備えている。
【0007】搬送手段はプラテンを部分的に覆ってお
り、A4、B5など使用頻度の高い短い原稿の長さにあ
わせた大きさとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特開平
2−13532号公報の装置では、A3など搬送方向に
所定以上の長い原稿の場合、搬送ベルトとプラテンカバ
ーとを持ち上げて、手でプラテン上に原稿をセットしな
ければならない問題がある。
【0009】そこで、この問題を解消し、プラテンの部
分的領域を覆う短い搬送手段を設けた画像形成装置にお
いて、搬送方向に所定以上の長い原稿でも自動送りを可
能することが、試みられている。
【0010】その一方法として、搬送手段の一端側から
原稿を搬入し、原稿先端を搬送手段の他端部(プラテン
上に設定された読み取り位置)を超えて搬送すると共に
原稿後端をプラテン上に導入し、その後搬送手段を逆駆
動することで原稿を逆送してその先端を読み取り位置に
セットすることが考えられている。
【0011】しかし、この方式によると、原稿を搬送す
るために搬送手段を順送(搬入)・逆送(読み取り位置
セット)・順送(排出)しなければならず、駆動制御が
複雑となる問題がある。
【0012】この発明の目的は、プラテンの部分的領域
を覆う短い搬送手段を設けた画像形成装置において、搬
送手段より長い原稿でも簡単な駆動制御にて自動送りを
可能する画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、原稿搬送方向に関して前記搬送手段
より長い原稿が送り込まれることを検出して光照射手段
を所定の読み取り位置で作動させる制御手段を設けた。
【0014】
【実施例】本発明は、複写機、各種プリンタ、ファクシ
ミリなど種々の画像形成装置に適用できる。ここでは、
一例として複写機について図を参照して説明する。
【0015】図1に示すように、画像形成装置本体たと
えば複写機本体Mの上方には原稿搬送装置Fが載置・装
着されている。複写機本体Mの上方部にはガラスなど透
明材からなるプラテンPが設けられている。プラテンP
を覆うように原稿搬送装置Fが載置・装着されている。
【0016】図2に詳しく示すように、原稿搬送装置F
は、プラテンPの略半分に相当する一定の領域を覆う搬
送手段としての搬送部10と、同じくプラテンPの残り
の領域を覆うプラテンカバー部20と、このプラテンカ
バー部20の上方に設けられ原稿を積載する第1の支持
手段としての原稿トレイ部30にセットされた原稿をプ
ラテンPに向けて分離給送する分離手段としての分離給
送部40と、搬送部10によって搬送される露光済み原
稿を受取ってプラテンPから排出する排紙部50と、こ
の排紙部50によって排出される原稿を収納する第2の
支持手段としての収納部60と、原稿搬送装置Fを複写
機本体MのプラテンPの上方に対して開閉可能に支持す
るヒンジ部(図示略)を備えている。
【0017】一方、複写機本体Mの内部には、図1に示
すような露光装置、画像形成手段などが内蔵されてい
る。なお、その構成は周知であるから、ここでは概略を
説明するに止める。
【0018】原稿照明ランプ500、移動ミラー501・502、5
03、結像レンズ504および固定ミラー505から露光装置が
構成されている。露光装置は、プラテンP上にセットさ
れた原稿に光を照射し、原稿からの反射光を所定経路に
従って導く。
【0019】原稿照明ランプ500および移動ミラー501・5
02・503は、小サイズ原稿(図2のY点−X点以下の長
さ)の場合には1枚の原稿の複写動作のたびに一体的に
プラテンPに沿って移動しながら照射を行う。この場合
には、原稿は読取基準位置Xに合わせてセットされた状
態にある。
【0020】しかし、大サイズ原稿(図2のY点−X点
以下の長さ)の場合には原稿照明ランプ500および移動
ミラー501・502・503は、所定位置に静止したままプラテ
ンPの所定位置に向けて照射を行う。
【0021】プラテンPの局部加熱によるプラテンPの
破損を防止するために、原稿照明ランプ500および移動
ミラー501・502・503は、たとえば複写回数が所定数カウ
ントされた時、あるいは原稿一枚複写するたび、あるい
はプラテンPの被照射部分の近傍に温度センサを配置
し、プラテンPの被照射部分が所定温度に達したときに
適宜移動されるようにする(図1参照)。
【0022】この例では図1に示すように、3段階に移
動するようにした。
【0023】この例では、原稿照明ランプ500および移
動ミラー501・502・503が光照射手段に相当する。
【0024】感光ドラムSDの外周面には、感光体層が形
成されている。感光ドラムSDの周方向に沿って、感光ド
ラムSDを一様に帯電させる帯電装置506と、露光装置か
らの反射光で感光体に形成された帯電潜像にトナーを供
給して画像を顕在化する現像装置507と、用紙カセット5
08などから搬出した用紙に感光ドラムSDから画像を転写
する転写装置509と、感光ドラムSDの残存トナーを除去
するクリーニング装置510と、感光体の静電記録を除去
してリセットする除電装置511とが設けられている。
【0025】また、複写後に感光ドラムSDから分離され
た用紙を搬送する搬送装置512と、用紙に現像剤像を溶
融定着させる定着装置513と、排出ローラ514と、複写用
紙を収容する排紙トレイ515とが設けられている。
【0026】この例では、感光ドラムSD、帯電装置50
6、現像装置507、転写装置509が画像形成手段を構成し
ている。
【0027】図2を参照して原稿搬送装置Fを詳細に説
明する。
【0028】原稿搬送装置Fは、原稿搬送方向の上流
(図2において右側)から下流(同左側)に向かって、
原稿を積載する原稿トレイ部30と、このトレイ上の原
稿を一枚に分離して搬送する分離給送部40と、この分
離給送部40によって搬送される原稿を受け取って下流
に搬送する原稿搬送部10が設けられている。
【0029】分離給送部40のプラテンP側下方には、
プラテンカバー部20が設けられている。原稿搬送部1
0の下流側上方には、原稿搬送部10から受け取った原
稿を表裏反転させながら搬送する排紙部50が設けられ
ている。
【0030】分離給送部40と原稿搬送部10との上方
には、排紙部50によって搬送された原稿を収納する収
納部60が設けられている。
【0031】原稿搬送装置Fにおいて原稿トレイ部30
は、原稿を載せる載置トレイ31と、載置トレイ31上
にセットされた原稿の側端部を規制する一対の側端ガイ
ド32L,(32R)と、補助トレイ33よりなる。
【0032】補助トレイ33は、回転軸331によって回
動可能な状態で載置トレイ31に取り付けられており、
載置トレイ31に載置する大サイズの原稿後端側を安定
支持する。
【0033】分離給送部40には、原稿搬送路R1が形成
されており、原稿搬送路R1はガイド板410,411によって
区画されている。そして、原稿搬送路R1に沿って分離給
送手段が配置されている。すなわち、搬送路R1の入口側
にピックアップローラ42が載置トレイ31に進退可能
に設けられ、各ガイド板410,411から給紙ローラ43と
分離ベルト44が搬送路R1に進入して互いに非接触の状
態で、且つ互いがオーバーラップするように配置されて
いる。また、搬送路R1の出口側にレジストローラ451と
ピンチローラ452が対向して設けられている。
【0034】搬送路R1の出口部分が、プラテンPの上面
のほぼ中央に位置する(この点をY点とする)。搬送路
R1の入口部分には、ガイド板411に対して進退可能に設
けられた原稿ストッパー46と、センサS1と協動して
載置トレイ31上の原稿の有無を検出するレバー47が
設けられている。
【0035】また、搬送路R1の給紙ローラ43とレジス
トローラ451との間にはセンサS2が設けられている。
【0036】搬送路R1に沿って設けられた原稿ストッパ
ー46、ピックアップローラ42、給紙ローラ43,分
離ベルト44は、モータM1によって所定方向に回動・
回転するように構成されている。
【0037】原稿を載置トレイ31から一枚引き出して
搬送路R1に送り込む場合には、原稿ストッパー46は図
2の鎖線位置に下降し、載置トレイ31上の原稿が分離
給送可能な状態となる。原稿ストッパー46が回動(下
降)して図示しないストッパーに突当ると、バネクラッ
チ(図示略)によって原稿ストッパー46の軸833を一
定以上の駆動力で駆動しないようにしている。
【0038】ピックアップローラ42は、揺動可能に軸
支されており、原稿に向かって下降して原稿の表面に接
触する。ピックアップローラ42が原稿に接触すると、
バネクラッチ(図示略)によってピックアップローラ4
2の原稿に対する接触圧が一定に維持される。
【0039】給紙ローラ43と分離ベルト44とは、互
いに異なる方向に回転される。 原稿が強制的に前方に
搬送されると、給紙ローラ43および分離ベルト44
は、一方向クラッチ(図示略)の作用によって原稿の前
進に従動して回転するようになっている。
【0040】モータM1が逆転する時には、一方向クラ
ッチ(図示略)の作用によってローラ42,43と分離
ベルト44へ駆動は伝達されない。原稿ストッパー46
には駆動が伝達され、モータM1の正転時とは逆の方向
に回転駆動され上昇される。モータM1が逆転した際に
は、バネクラッチ(図示略)の作用によって原稿ストッ
パー46が所定以上の力で上方に駆動されないようにな
っている。
【0041】上記した分離給紙部40の構成によって、
モータM1の正転時には、ピックアップローラ42およ
び給紙ローラ43のみが順方向(原稿搬送方向)に回転
し、分離ベルト44が逆送方向に回転する。これによっ
て載置トレイ31に置かれた原稿を一枚ずつ搬送路R1の
入口から出口へと搬送する。
【0042】モータM1が逆転した時には、ピックアッ
プローラ42を原稿の表面から離間させる。
【0043】原稿搬送部10は、搬送ベルト13と、搬
送ベルト13を正逆転可能に駆動する一対のプーリ1
1,12と、搬送ベルト13をプラテンPへ押し付ける
複数のプレスローラ14とからなる。搬送ベルト13
は、プラテンPとの間に原稿路R2を形成している。
【0044】原稿搬送部10によって、搬送路R1の出口
から排出された原稿を読取基準点Xに搬送したり、読取
基準点Xより前方に搬送して排紙したりする。
【0045】原稿搬送部10の出口の下流側には、原稿
搬送部10に連なって排紙部50が設けられている。
【0046】排紙部50は、排紙ベルト51と、排紙ベ
ルト51を正逆転可能に駆動する一対のプーリ52,5
3と、プーリ53に搬送ベルト13の駆動を伝達する転
接ローラ54と、原稿路R2の出口から排出された原稿を
収納部60に案内するガイド部材55,56を有してい
る。
【0047】ガイド部材55,56の間に、原稿搬送部
10から送り出された原稿を案内する排出路R3を形成し
ている。
【0048】板バネ部材57の一端がガイド部材55に
固定され、他端部側で原稿を排紙ベルト51に押し当て
ている。
【0049】転接ローラ54は、従動側のプーリ12に
対向する位置で搬送ベルト13の表面に直接、バネ部材
(図示略)によって付勢されている。
【0050】収納部60は収納トレイ61を有してい
る。
【0051】プラテンカバー部20は、プラテンPに平
行に対設したプラテンカバー21を備えている。
【0052】原稿路R2を形成する搬送ベルト13は、モ
ータM2からの動力を駆動側のプーリ11を回転するこ
とで、順方向(原稿搬送方向)に駆動されるように構成
されている。
【0053】転接ローラ54は、搬送ベルト13の表面
から直接駆動を伝達され、排紙ベルト51は搬送ベルト
13と同一の周速度で、同一の原稿搬送方向に駆動され
る。レジストローラ451が、搬送ベルト13と同一の周
速度で、同一の原稿搬送方向に駆動される。
【0054】つまり、レジストローラ451、駆動側のプ
ーリ11、排紙ベルト51は一つの駆動源(モータM
2)で協動回転し、レジストローラ451で搬送路R1を送
られる原稿と同じ速度で原稿路R2と排紙路R3を搬送でき
るようにほぼ等しい周面速度を維持して回転する。すな
わち、通路R1,R2,R3を搬送される原稿は、一定の速度で
移動するようになっている。
【0055】センサS1は、原稿トレイ部30にセット
される原稿の有無を検出するためのエンプティセンサで
ある。
【0056】センサS2は、分離給送部40で一枚に分
離された原稿をプラテンPに搬送する搬送路の途上に設
けられて、搬送路を通過する原稿を検出するレジストセ
ンサである。
【0057】センサS3は、排紙部50を搬送される原
稿を検出する排紙センサである。原稿搬送装置Fは、ヒ
ンジ部(図示略)を介して複写機本体Mの上面に開閉可
能に支持されている。
【0058】光照射手段をプラテンに沿って移動させる
ことで読み取りを行う第1のモードと光照射手段を所定
の位置に固定することで読み取りを行う第2のモードと
を設定し、これら第1のモードと第2のモードとを原稿
長さに応じて選択する選択手段を設けた上記構成の複写
機の作用について図1、2に図3のフローチャートを併
せ参照して次に説明する。
【0059】i)A4ないしレターサイズの横などのよ
うに比較的小サイズ(図2のX−Y以下の長さ)の原稿
を扱う場合を次に述べる。
【0060】原稿を載置トレイ31にセットした状態
で、複写命令を複写機本体Mに与える。すると、エンプ
ティセンサS1で原稿の存在を確認したうえで、原稿ス
トッパー46が下方に退避し、ピックアップローラ42
が回転しながら下降して載置トレイ31上の原稿に接触
する。これによって原稿が前方に送り出され、給紙ロー
ラ43と分離ベルト44との間に入り込み、搬送方向に
回転する給紙ローラ43によって原稿は前進する。
【0061】この時、ピックアップローラ42によって
複数の原稿が同時に送り出された場合、逆送方向に回転
する分離ベルト44によって下側の原稿が前進を妨げら
れる。したがって、一枚の原稿のみ給紙ローラ43によ
って前方に通過を許される。
【0062】こうして、送り出された原稿は、レジスト
センサS2によって先端検知された後、停止状態のレジ
ストローラ451,ピンチローラ452に当接する。
【0063】原稿の先端検知から所定時間経過後にピッ
クアップローラ42,給紙ローラ43、分離ベルト44
を停止させることで、原稿は、いくらか撓み、先端を一
様にレジストローラ451,ピンチローラ452の接線部分に
押し付けられる。
【0064】したがって、原稿Dが当接した後に回転を
始めるレジストローラ451,ピンチローラ452に先端が平
行な状態で引き込まれ、前方に送り出される。(スキュ
ー修正作用) 上記のようにして搬送路R1を搬送される原稿は、プラテ
ンPのほぼ中央の原稿路R2の入口に導かれる。こうして
搬送ベルト13とプラテンPとの間で形成される原稿路
R2の入口に入り込んだ原稿は、レジストローラ451に同
期して駆動される搬送ベルト13によって原稿路R2を前
方に送られる。
【0065】この時、モータM2が起動されてから搬送
原稿の後端がレジストセンサS2を通過するまでのパル
ス信号をカウントすることによって、原稿Dの搬送方向
の長さが判断できる。原稿の先端がY点からX点に至る
途上にある段階でレジストセンサS2が原稿の後端を検
出すると、原稿が小サイズであると判断する。
【0066】原稿が小サイズである場合は、モータM2
の回転を開始してから所定パルス(Aパルス)をカウン
トした後に、搬送ベルト13を停止させる。
【0067】原稿は、原稿先端を読取基準点Xに正確に
合わせた読取位置に停止させることができる。
【0068】次に、エンプティセンサS1が原稿を検出
しているか否かを判断して、原稿の存在を検出しない場
合には、複写機本体Mを稼働させて複写を実行する。す
なわち、原稿照明ランプ500および移動ミラー501・502・5
03は、一体的にプラテンPに沿って移動しながら照射を
行う。
【0069】複写が完了すると、搬送ベルト13、排紙
ベルト51を作動させて原稿を排紙路R3に導いて収納ト
レイ61に排出する。
【0070】エンプティセンサS1が原稿を検出してい
る場合には、モータM1を起動して載置トレイ31から
次の原稿をレジストローラ451に向けて送り出すととも
に、複写機Mを稼働させて複写を実行する。
【0071】複写が完了すると、モータM2の起動から
所定パルス(Aパルス)をカウントした後に搬送ベルト
13を停止する。この時、一枚目の原稿は、後端が排紙
部50に拘束された状態で収納トレイ61にその先端側
を排出している。エンプティセンサS1で載置トレイ3
1に複写すべき原稿が検出されると、上記した動作が繰
り返され、収納トレイ61に順次複写済み原稿が集積さ
れていく。
【0072】ii)A3サイズなど大サイズ(X点−Y点
を超える長さ)の原稿を扱う場合を次に述べる。
【0073】前述した原稿の搬送開始に引き続いて、原
稿を搬送手段13とプラテンPとの間の原稿路R2を前進
させる。
【0074】原稿路R2を前進する原稿が読取基準点Xを
通過しても原稿後端がレジストセンサS2を通過しない
場合は、原稿を大サイズと判断する。この場合、原稿
は、搬送ベルト13によって原稿路R2を一定速度で搬送
される。
【0075】これと同時に、原稿照明ランプ500および
移動ミラー501・502・503は、所定位置に静止した状態で
プラテンPの所定位置に向けて照射し、複写動作を行
う。
【0076】なお、この読み取り時における原稿路R2の
原稿搬送速度は、前述した小サイズの原稿を読取基準位
置Xにセットする際における原稿路R2の原稿搬送速度に
比べて小さくてもよい。
【0077】原稿は、排紙ベルト51によって排紙路R3
を介してそのまま収納トレイ61に排出される。
【0078】エンプティセンサS1によって2枚目の複
写原稿が検出されたときは、上記1枚目の原稿のときと
同じ複写動作を繰り返す。
【0079】なお、複写動作が所定数カウントされるた
び、原稿一枚複写するたび、あるいはプラテンPの被照
射部分の近傍に温度検出手段を設けてプラテンPの被照
射部分が所定温度に達したときなどに原稿照明ランプ50
0および移動ミラー501・502・503が、段階的にプラテンP
に沿って移動される(図1参照)。
【0080】これによって、プラテンPの局部加熱によ
るプラテンPの破損を防止できる。
【発明の効果】以上説明したこの発明では、プラテン上
の所定位置からプラテンの一端部までを覆って前記所定
位置から案内された原稿をプラテン上に沿って搬送する
搬送手段と、残りのプラテンを覆うプラテンカバーとを
有する画像形成装置において、原稿搬送方向に関して搬
送手段より長い原稿が送り込まれたことを検出して光照
射手段を所定の読み取り位置で作動させるので、搬送手
段の長さが小サイズ原稿に対応したものであっても、大
サイズ原稿の読み取り方法を小サイズのものと異ならせ
ることにより、小サイズ以上の原稿も簡単な駆動制御に
て自動送りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写機を示す縦断面図。
【図2】同上複写機の原稿搬送装置の内部構造を示した
縦断面図。
【図3】同上複写機の動作の一部を説明するフローチャ
ート。
【符号の説明】
M 複写機本体(画像形成装置本体) F 原稿搬送装置 P プラテン 10 原稿搬送部(搬送手段) 21 プラテンカバー 30 原稿トレイ部(第1の支持手段) 40 分離給送部(分離手段) 50 排紙部 60 収納部(第2の支持手段) 500 原稿照明ランプ(光照射手段) 501・502・503 移動ミラー(光照射手段) SD 感光ドラム(画像形成手段) 506 帯電装置(画像形成手段) 507 現像装置(画像形成手段) 509 転写装置(画像形成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 H 4226−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を積載する第1の支持手段と、 この第1の支持手段によって支持された原稿を一枚ずつ
    分離して送り出す分離手段と、 この分離手段によって送り出された原稿を載置するプラ
    テンと、 このプラテン上の所定位置からプラテンの一端部までを
    覆い、前記分離手段によって前記所定位置から搬入され
    た原稿をプラテン上に沿って搬送する搬送手段と、 前記プラテンの所定位置からプラテンの他端部を覆うプ
    ラテンカバーと、 前記プラテンに沿って移動可能であり、前記プラテン上
    の原稿に向けてプラテンの下側から光を照射する光照射
    手段と、 原稿からの反射光に基づいて画像を形成する画像形成部
    と、 前記搬送手段から送り出された原稿を支持する第2の支
    持手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置において、 原稿搬送方向に関して前記搬送手段より長い原稿が送り
    込まれることを検出して前記光照射手段を所定の読み取
    り位置で作動させる制御手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿を積載する第1の支持手段と、 この第1の支持手段によって支持された原稿を一枚ずつ
    分離して送り出す分離手段と、 この分離手段によって送り出された原稿を載置するプラ
    テンと、 このプラテン上の所定位置からプラテンの一端部までを
    覆い、前記分離手段によって前記所定位置から搬入され
    た原稿をプラテン上に沿って搬送する搬送手段と、 前記プラテンの所定位置からプラテンの他端部を覆うプ
    ラテンカバーと、 前記プラテンに沿って移動可能であり、前記プラテン上
    の原稿に向けてプラテンの下側から光を照射する光照射
    手段と、 原稿からの反射光に基づいて画像を形成する画像形成部
    と、 前記搬送手段から送り出された原稿を支持する第2の支
    持手段と、 原稿搬送方向に関して前記搬送手段より長い原稿が送り
    込まれることを検出して前記光照射手段を所定の読み取
    り位置で作動させる制御手段と、 を備えた画像形成装置において、 前記光照射手段を前記プラテンに沿って移動させること
    で読み取りを行う第1のモードと前記光照射手段を所定
    の位置に固定することで読み取りを行う第2のモードと
    を設定し、これら第1のモードと第2のモードとを原稿
    長さに応じて選択する選択手段を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記プラテンの長さ方向略中央部より原稿
    をプラテン上に搬入することを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
JP3305243A 1991-10-24 1991-10-24 画像形成装置 Pending JPH05119591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211635A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sharp Corp 原稿読取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008211635A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sharp Corp 原稿読取り装置

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