JPH07234530A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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Publication number
JPH07234530A
JPH07234530A JP2283194A JP2283194A JPH07234530A JP H07234530 A JPH07234530 A JP H07234530A JP 2283194 A JP2283194 A JP 2283194A JP 2283194 A JP2283194 A JP 2283194A JP H07234530 A JPH07234530 A JP H07234530A
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JP
Japan
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group
carrier
formula
general formula
azo compound
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Application number
JP2283194A
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English (en)
Inventor
Shuichi Maeda
修一 前田
Junko Watabe
純子 渡部
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Publication of JPH07234530A publication Critical patent/JPH07234530A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記一般式〔I〕 A−N=N−D−N=N−B 〔I〕 〔式中、Aは下記一般式〔II〕で示されるカップラーの
残基を示し、Bは下記一般式〔III 〕で示されるカップ
ラーの残基を示し、Dはアゾ基が結合している炭素原子
が二重結合を形成するSP2 型の炭素原子である2価の
基を示す。 【化1】 (式中、R1 は水素原子、置換もしくは非置換のアルキ
ル基または置換もしくは非置換のアリール基を示し、R
2 は 【化2】 の基を示し、環Cは置換基を有していてもよい。nは0
または1を示す。) 【化3】 (式中、Qは置換基を有していてもよい芳香族炭化水素
の2価の基、または置換基を有していてもよい複素環の
2価の基を示す。)〕で表されるアゾ系化合物を含有す
る感光層を有することを特徴とする電子写真用感光体。 【効果】 高感度で帯電性、残留電位の変動が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体に関す
る。さらに詳しくは、本発明は新規なアゾ化合物を含有
する高感度で、かつ高耐久性電子写真用感光体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体としては、従来はセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系の光導電性物
質を用いた感光体が使用されていたが、最近は無公害品
で製造や、取扱いが容易であること、画質が良好である
こと、ドラム、シート、ベルトなど各種の形状の感光体
が簡単に得られることなどの多くの利点を有する有機系
の光導電性化合物(OPC)を用いた、いわゆるOPC
感光体がPPCやプリンター用に採用されるようにな
り、しかもその割合は年々増加している。OPC感光体
は、従来の無機系感光体に比べ多くの利点を有してい
る。
【0003】OPC感光体の感度と耐久性向上の手段と
して数多くの試みがなされている。OPC感光体として
最初に実用化されたのはポリビニルカルバゾール(PV
K)と電子吸引性化合物である2,4,7−トリニトロ
フルオレノン(TNF)との混合により形成される電荷
移動錯体による増感作用を利用した感光体であった。
【0004】しかし、その後、数多くの電荷移動錯体型
のOPC感光体の開発が行なわれたが、PVK−TNF
系感光体をしのぐ性能のものは実用化されていない。現
在主に実用化されているのは、電荷キャリヤーの発生と
輸送の機能を分離して別々の化合物に分担させた、機能
分離型と呼ばれる感光体である。機能分離型感光体は、
電荷キャリヤーの発生効率が高い化合物と輸送効率の高
い化合物を組合せることが可能であり、さらに、耐久性
にすぐれた材料の選択の幅も広く、高感度でかつ耐久性
にすぐれた感光体を得ることが可能なタイプである。
【0005】機能分離型感光体の形態としては、キャリ
ヤー発生材料とキャリヤー輸送材料が別々の層に分離
し、積層された積層型と、同一の感光層中に含まれる単
層型の2種類があるが、いずれの場合でもキャリヤー発
生材料が光を吸収してキャリヤーを発生し、発生したキ
ャリヤーをキャリヤー輸送材料に注入し、キャリヤー輸
送材料の分子間をキャリヤーが移動するプロセスが感光
体中で行なわれている。従って、感光体の感度は、キャ
リヤーの発生効率、注入効率、輸送効率により左右さ
れ、発生効率の高いキャリヤー発生材料と輸送効率の高
いキャリヤー輸送材料、および注入効率の高いキャリヤ
ー発生材料と輸送材料の組合せが選択されている。
【0006】キャリヤー発生材料としては、各種の光導
電性顔料が開発されている。PPC用には他の顔料に比
べ、高感度で、分光感度も適していることから、特にア
ゾ顔料が数多く検討され、実用化され、高感度な例もい
くつか報告されている。しかしながら、耐久性の点で
は、従来のアゾ顔料は、一般に光疲労が大きく、十分と
は言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はOPC
感光体の問題点である感度と耐久性を共に改良した感光
体を提供することであり、特に、高感度でしかも光疲労
性がきわめて小さく、繰返し使用に対する静電特性の劣
化が少なく、耐久性にすぐれたOPC感光体を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】キャリヤー発生材料とし
て用いられるアゾ顔料は特開昭47−37543号公報
をはじめ、主にナフトールAS系のカップラー残基を有
するビスアゾ顔料が主に検討されてきたが、このタイプ
のカップラー残基を有するアゾ顔料は一般に光疲労性が
大きく静電特性の耐久性に劣る点が欠点であった。
【0009】本発明者らは、高感度で高耐久性の電子写
真用感光体を得るために、キャリヤー発生材料となる新
規なアゾ化合物について種々検討した結果、特定の異種
のカップラーの組合せによる非対称型のジスアゾ化合物
が好適であることを見出し、本発明に到達した。
【0010】すなわち、本発明の要旨は、導電性支持体
上に下記一般式〔I〕 A−N=N−D−N=N−B 〔式中、Aは下記一般式〔II〕で示されるカップラーの
残基を示し、Bは下記一般式〔III 〕で示されるカップ
ラーの残基を示し、Dはアゾ基が結合している炭素原子
が二重結合を形成するSP2 型の炭素原子である2価の
基を示す。
【0011】
【化4】 (式中、R1 は水素原子、アルキル基または置換もしく
は非置換のアリール基を示し、R2
【0012】
【化5】 の基を示し、環Cは置換基を有していてもよい。nは0
または1を示す。)
【0013】
【化6】 (式中、Qは置換基を有していてもよい芳香族炭化水素
の2価の基、または置換基を有していてもよい複素環の
2価の基を示す。)〕
【0014】で表されるアゾ系化合物を含有する感光層
を有することを特徴とする電子写真用感光体に存する。
【0015】本発明のアゾ化合物を詳細に説明すると、
上記一般式(I)において、Aは一般式(II)および
(III)のカップラーがジアゾニウム塩とカップリング反
応により結合したカップラー残基を示し、一般式(II)
において、R1 は、水素原子、アルキル基または置換ま
たは非置換のアリール基を示し、フェニル基が好まし
い。アルキル基としては例えばメチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブ
チル基、n−ヘキシル基等が挙げられる。アルキル基、
アリール基および環Cの置換基としてはフッ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、i−ブチル基、n−ヘキシル基等のアルキ
ル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキ
シ基等のアルコキシ基;カルボンアミド基;ヒドロキシ
基;ニトロ基;シアノ基等が挙げられ、中でもアルキル
基、ニトロ基、ハロゲン原子、特にメチル基、カルボン
アミド基、塩素原子が好適である。一般式(III)におい
て、Qは置換基を有していてもよい芳香族炭化水素の2
価の基または置換基を有していてもよい複素環の2価の
基を示す。芳香族炭化水素の2価の基としては、例えば
o−フェニレン基等の単環式芳香族炭化水素の2価の
基、o−ナフチレン基、1,8−ナフチレン基、1,2
−アントラキノニレン基、9,10−フェナントリレン
基等の縮合多環式芳香族炭化水素の2価の基等が挙げら
れる。
【0016】また、複素環の2価の基としては、例え
ば、3,4−ピラゾールジイル基、2,3−ピリジンジ
イル基、3,4−ピリジンジイル基、4,5−ピリミジ
ンジイル基、6,7−インダゾールジイル基、5,6−
ベンズイミダゾールジイル基、5,6−キノリンジイル
基等の複素環の2価の基等が挙げられる。
【0017】本発明において、これら芳香族炭化水素の
2価基および複素環の2価基は置換基を有していてもよ
い。かかる置換基としては、例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、n−ヘキシル基等のアルキル基;トリフ
ルオルメチル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基等のアルコキシ基;ヒドロキシル基;ニ
トロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ基、ジエ
チルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換アミノ基;
弗素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲ
ン原子;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等のア
ルコキシカルボニル基;カルバモイル基;アセチル基、
ベンゾイル基等のアシル基;フェノキシ基等のアリーロ
キシ基;ベンジルオキシ基等のアリールアルコキシ基;
フェニロキシカルボニル基等のアリーロキシカルボニル
基等が挙げられる。中でもアルキル基、アルコキシ基、
ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルバモイ
ル基、特に、メチル基、メトキシ基、ニトロ基、塩素原
子、ヒドロキシル基が好適である。
【0018】以上の一般式(II)および(III)で示され
るカップラーは、下記〔II′〕,〔III ′〕,〔III
″〕で示されるβ−OH体が耐久性の点で好ましい。
これらの構造式の具体例のいくつかをそれぞれ下記表−
1および表−2に示す。なお、当然ながら、本発明は、
これら具体例のみに限定されるものではない。
【0019】
【化7】
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】これらのカップラーは、B−1,B−2の
様に2種類の異性体があるがわかりやすくするためにB
−3以降ではこれらの一方のみの異性体の例のみを示し
た。一般式(I)におけるDは、アゾ基が結合している
炭素原子が二重結合を形成するSP2 型の炭素原子であ
る2価の基であり、具体的には、芳香族炭化水素環また
は芳香族複素環の2価の基あるいは、これらが直接結合
したものや、縮合して、縮合環を形成したもの、あるい
は結合基や芳香族炭化水素環、脂肪族炭化水素環、複素
環などにより結合した2価の基が挙げられる。代表的な
例としては、芳香族炭化水素環の2価の基としては、ベ
ンゼン、ナフタレン、アントラセン、ピレン、フルオレ
ノン、アントラキノン、フェナントレン、ビフェニレ
ン、トリフェニレン、ペリレンなどから導かれた2価の
基が挙げられ、芳香族複素環の2価の基としては、N−
エチルカルバゾール、アクリジン、キサントン、フェナ
ジン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフランなどから導
かれる2価の基が挙げられる。
【0027】さらに、これら芳香族炭化水素環または芳
香族複素環の2価の基が直接結合したり、縮合環を形成
したものから導かれる2価の基の具体例の一部は、下記
表−3に示される。
【0028】
【表7】
【0029】結合基の例としては、−O−,−S−,−
S−S−,−SO−,−SO2 −,−SO2 NH−,−
CH2 −,−NH−,−CO−,−CO−CO−,−C
2−,−CONH−,−CH=CH−,−CH=C
(CN)−,−CH=CH−CH=CH−,−N=N
−,−CH=N−N=CH−,−NH−NH−,−CH
=N−,−CONH−NH−,−NHCONH−などが
ある。
【0030】また、炭化水素環や複素環の例としては、
ベンゼン、ナフタリン、アセナフテン、アントラセン、
ピレン、フルオレン、フルオレノン、フェナントレン、
ナフトキノン、アントラキノン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ピペラジン、ピロール、フラン、チオフ
ェン、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピラゾ
リン、イミダゾール、イミダゾリジン、オキサジアゾー
ル、チアジアゾール、トリアゾール、ピリジン、インド
ール、キノリン、カルバゾール、キサンテン、クマリ
ン、キサントン、フェノチアジンなどが挙げられ、D
は、これら炭化水素環または複素環と上記結合基を組合
せて得られる。これらの炭化水素環、複素環は置換基を
有していてもよい。
【0031】これら具体例のいくつかを下記表−4に示
す。
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】
【表10】
【0035】
【表11】
【0036】
【表12】
【0037】
【表13】
【0038】
【表14】
【0039】本発明のアゾ化合物は、種々の方法で製造
できる。 第1の方法は、下記一般式(IV)
【0040】
【化8】H2 N−D−NH2 (IV) (上記式中で、Dは上記一般式(I)におけると同じで
ある。)
【0041】で表わされるジアミンの一方のアミンを保
護基により保護するか、ニトロ基に変えジアゾ化反応が
不可能な状態にして他方のアミンのみを常法により、ジ
アゾ化反応、次いでカップリング反応を行ない、モノア
ゾ化合物を合成し、次に、残りのアミンの保護基をはず
すか、ニトロ基を還元することにより、アミンの形にし
た後、ジアゾ化反応をした後、上記と異なるカップラー
によりカップリング反応を行ない、一般式(I)で表わ
されるアゾ化合物を製造する方法である。 第2の方法は、一般式(V)
【0042】
【化9】 X- 2 + −D−N2 + - (V) で示されるテトラゾニウム塩を、カップラー一般式(I
I)および(III)の混合物とを反応させて、一般式
(I)
【0043】
【化10】A−N=N−D−N=N−B (I) で表わされるカップラーの異なるアゾ化合物を製造する
方法である。
【0044】本発明のアゾ化合物としては、いずれの方
法で製造したアゾ化合物も使用できるが、第1の方法
は、反応段階が多く、アゾ化合物の製造コストが高くな
る欠点を有している。第2の方法は、製造方法は従来と
同じであり、単一のカップラーを用いる代りに、2種類
のカップラーを用いる点が異なるだけであり、第1の方
法に比べ製造しやすい利点を有している。
【0045】しかし、第2の方法はカップラーを混合し
て反応させるため、合成されるアゾ化合物も、カップラ
ーが異なる一般式(I)で表わされるアゾ化合物の他に
カップラーが同じアゾ化合物(下記一般式(VI)および
(VII))が生成する可能性がある。
【0046】
【化11】 A−N=N−D−N=N−B (I) A−N=N−D−N=N−A (VI) B−N=N−D−N=N−B (VII)
【0047】上記一般式(VI)又は(VII)の化合物の混
入割合が少ない場合は問題はないが、多い場合は本発明
のアゾ化合物(I)の性能よりもアゾ化合物(VI)や
(VII)の性能を主体とした性能を示す様になるため、な
るべくアゾ化合物(I)が多くなる様な反応条件を選択
することが必要である。
【0048】本発明者は、この点に関し検討を行なった
所、カップラー一般式〔II〕および〔III 〕をほぼ等量
用いた時に、一般式(I)で表わされる本発明のアゾ化
合物を高純度で合成できることを見出した。すなわち、
本発明のアゾ化合物は、上記第2の方法により容易に合
成することができる。合成方法を具体的に説明すると、
下記一般式〔V〕
【0049】
【化12】 X- 2 + −D−N2 + - (V) で示されるテトラゾニウム塩を、一般式(II)および
(III)のカップラーとのモル比通常4:6〜6:4、好
ましくは約1:1の混合物とを反応させて、下記一般式
(I)
【0050】
【化13】A−N=N−D−N=N−B (I) で表わされるカップラーの異なるアゾ化合物を製造す
る。
【0051】反応溶媒としては、水および/又はジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド、N−メチルピロリドン、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール等の有機溶媒が適当であり、塩
基の存在下、30℃以下の温度で30分ないし10時間
程度反応させればよい。一般式〔II〕で表わされるカッ
プラーは、例えば下記反応式に従い、ヒドロキシナフタ
ル酸無水物の誘導体と下記一般式〔VIII〕
【0052】
【化14】 (式中、R1 ,R2 ,環C,nは一般式〔II〕における
と同じ。)
【0053】で示されるアミン化合物とを、加熱、縮合
することによって得られる。本発明の電子写真用感光体
は、前記一般式(I)で表わされるアゾ化合物を1種ま
たは2種以上含有する感光層を有する。種々の形態の感
光層が周知であるが、本発明の電子写真用感光体の感光
層はそのいずれであってもよい。通常、次に例示するタ
イプの感光層である。
【0054】 アゾ化合物からなる感光層 アゾ化合物をバインダー中に分散させた感光層 アゾ化合物を周知のキャリヤー輸送材料中に分散さ
せた感光層 前記〜の感光層を電荷発生層とし、これに周知
のキャリヤー輸送材料を含む電荷輸送層を積層した感光
【0055】前記一般式(I)で表わされるアゾ化合物
は、光を吸収すると極めて高い効率で電荷キャリヤーを
発生する。発生したキャリヤーはアゾ化合物を媒体とし
て移動することもできるが、周知の電荷キャリヤー輸送
媒体を媒体として移動させる方が好ましい。
【0056】この点から特に好適なのは、本発明のアゾ
化合物をキャリヤー発生材料としてバインダー中に分散
させ、電荷発生層とし、周知のキャリヤー輸送材料を含
む、電荷輸送層を積層した積層型感光体や、上記のアゾ
化合物の分散層中に、周知の電荷キャリヤー輸送材料を
添加した単層型感光体などの機能分離型感光体が挙げら
れる。
【0057】本発明の上記一般式(I)で示されるアゾ
化合物は電荷キャリヤーの発生効率及びキャリヤー輸送
材料へのキャリヤー注入効率が高く、前記の積層型や単
層型の機能分離型感光体のキャリヤー発生材料としてき
わめてすぐれた性能を有している。
【0058】本発明のアゾ化合物と組合せて用いるキャ
リヤー輸送材料は一般に電子の輸送材料とホールの輸送
材料の二種に分類されるが、本発明の感光体には両者と
も使用することができ、またその混合物をも使用でき
る。電子の輸送材料としてはニトロ基、シアノ基、エス
テル基等の電子吸引性基を有する電子吸引性化合物、例
えば2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,
5,7−テトラニトロフルオレノン等のニトロ化フルオ
レノンあるいはテトラシアノキノジメタンが挙げられ
る。また、ホールの輸送材料としては電子供与性の有機
光導電性化合物、例えばカルバゾール、インドール、イ
ミダゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾ
ール、ピラゾール、ピラゾリン、チアジアゾール、ベン
ゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ナフトチアゾール
等の複素環化合物、ジフェニルメタンなどのジアリール
アルカン誘導体、トリフェニルメタンなどのトリアリー
ルアルカン誘導体、トリフェニルアミンなどのトリアリ
ールアミン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、N−フ
ェニルカルバゾール誘導体、スチルベンなどのジアリー
ルエチレン誘導体、ヒドラゾン化合物などが挙げられ、
特に、ジアルキルアミノ基、ジフェニルアミノ基の様な
置換アミノ基、あるいはアルコキシ基、アルキル基の様
な電子供与性基、あるいはこれらの電子供与性基が置換
した芳香族環基が置換した電子供与性の大きな化合物が
挙げられる。又、ポリビニルカルバゾール、ポリグリシ
ジルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルフェ
ニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ピレン−ホ
ルムアルデヒド樹脂等、上記した化合物からなる基を主
鎖もしくは側鎖に有する重合体も挙げられる。
【0059】本発明の電子写真用感光体は、導電性支持
体上に、本発明のアゾ化合物を含有する感光層を有する
感光体であり、これらの他に、接着剤、ブロッキング層
などの中間層や、保護層など、電気特性、機械特性など
の性能改良のための層を設けてもよい。導電性支持体と
しては周知の電子写真感光体に採用されているものがい
ずれも使用できる。具体的には例えばアルミニウム、銅
等の金属ドラム、シートあるいはこれらの金属箔のラミ
ネート物、蒸着物が挙げられる。更に、金属粉末、カー
ボンブラック、ヨウ化銅、導電性高分子、高分子電解質
等の導電性物質を適当なバインダーとともに塗布して導
電処理したプラスチックフィルム、プラスチックドラ
ム、紙等が挙げられる。また、金属粉末、カーボンブラ
ック、炭素繊維等の導電性物質を含有し、導電性となっ
たプラスチックのシートやドラムあるいは、酸化スズ、
酸化インジウム等の導電性金属酸化物層を表面に有する
プラスチックフィルムなどが挙げられる。
【0060】本発明のアゾ化合物を含有する感光層は常
法により製造することができる。例えば前記のタイプ
の感光層を有する電子写真用感光体は、前記一般式
(I)で表わされるアゾ化合物を適当な媒体中に溶解な
いし分散させて得られる塗布液を導電性支持体上に塗
布、乾燥し、通常数μm〜数十μmの膜厚の感光層を形
成させることにより製造することができる。塗布液調製
用の媒体としてはブチルアミン、エチレンジアミン等の
ビスアゾ化合物を溶解する塩基性溶剤あるいはテトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類;メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素;N,N−ジメチル
ホルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類;酢酸エチル、蟻酸メチル、メチルセロソルブア
セテート等のエステル類;ジクロロエタン、クロロホル
ム等の塩素化炭化水素などのアゾ化合物を分散させる媒
体が挙げられる。アゾ化合物を分散させる媒体を用いる
場合には、アゾ化合物を粒径5μm以下、好ましくは1
μm以下、最適には0.5μm以下に微粒子化する必要
がある。
【0061】前記のタイプの感光層を形成させる際に
用いられる塗布液にバインダー樹脂を溶解させれば、前
記のタイプの感光層を有する電子写真用感光体を製造
することができる。
【0062】バインダー樹脂としては、スチレン、酢酸
ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
ビニルアルコール、エチルビニルエーテル等のビニル化
合物の重合体および共重合体、フェノキシ樹脂、ポリス
ルホン、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリウレタン、セルロースエ
ステル、セルロースエーテル、エポキシ樹脂、けい素樹
脂等が挙げられる。
【0063】本発明のアゾ化合物とバインダー樹脂との
割合は、特に制限されないが、一般には、アゾ化合物1
00重量部に対し、5〜500重量部、好ましくは20
〜300重量部のバインダー樹脂を使用する。上記塗布
液にはこの他にも分散安定剤、塗布性改良剤、さらに
は、性能改良のための、色素、電子吸引性化合物その他
の添加剤を加えてもよい。
【0064】同様に、前記のタイプの感光層を形成さ
せる際に用いられる塗布液にキャリヤー輸送材料を溶解
させれば、単層型の機能分離型感光体を製造できる。キ
ャリヤー輸送材料としては先に例示したものをいずれも
使用することができる。ポリビニルカルバゾール、ポリ
グリシジルカルバゾール等のそれ自身成膜性がありバイ
ンダーとして使用できるキャリヤー輸送材料以外はバイ
ンダー樹脂を使用することが好ましい。
【0065】バインダー樹脂としては、先に例示したも
のがいずれも使用できる。この場合、バインダー樹脂の
使用量はアゾ化合物10重量部に対し、通常10〜10
00重量部、好ましくは30〜500重量部の範囲であ
り、また、キャリヤー輸送材料は5〜1000重量部、
好ましくは20〜500重量部の範囲である。それ自
身、バインダーとして使用できるキャリヤー輸送材料の
場合には、アゾ化合物1重量部に対し通常3〜100重
量部が使用される。
【0066】この場合、接着性、可とう性等、感光層の
性能改良のために、他のバインダーポリマーを添加する
こともできる。単層型感光層の膜厚は通常5〜50μ
m、好ましくは10〜30μmである。前記〜のア
ゾ化合物を含有する感光層を電荷発生層とし、先に例示
したキャリヤー輸送材料を含有する電荷輸送層を積層す
ればのタイプの積層型の機能分離型感光体となる。電
荷発生層の膜厚は0.05〜5μm、好ましくは0.1
〜2μmになる様にする。
【0067】キャリヤー輸送材料は、2種以上混合して
用いてもよい。キャリヤー輸送材料が成膜性のある高分
子化合物の場合は特にバインダー樹脂を用いなくてもよ
いが、可とう性改良等のために混合してもよい。キャリ
ヤー輸送材料が低分子化合物の場合は、フィルム形成の
ためにバインダー樹脂を用いる。バインダー樹脂として
は前記のものが用いられ、その使用量は通常キャリヤー
輸送材料100重量部に対し50〜3000重量部好ま
しくは70〜1000重量部の範囲である。
【0068】電荷輸送層には、この他にも性能改良や塗
膜の機械的強度、耐久性の向上のために種々の添加剤を
用いることができる。この様な添加剤としては、電子吸
引性化合物や色素類、紫外線吸収剤や酸化防止剤等の安
定剤、塗布性改良剤、可塑剤、架橋剤等が挙げられる。
【0069】電子吸引性化合物としては例えばクロラニ
ル、2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2−メ
チルアントラキノン、1−ニトロアントラキノン、1−
クロロ−5−ニトロアントラキノン、2−クロロアント
ラキノン、フェナントレンキノンの様なキノン類、4−
ニトロベンズアルデヒドなどのアルデヒド類、9−ベン
ゾイルアントラセン、インダンジオン、3,5−ジニト
ロベンゾフェノン、3,3′,5,5′−テトラニトロ
ベンゾフェノン等のケトン類、無水フタル酸、4−クロ
ロナフタル酸無水物等の酸無水物、テトラシアノエチル
ン、テレフタラルマロノニトリル、4−ニトロベンザル
マロノニトリル、4−ベンゾイルオキシベンザルマロノ
ニトリル、4−(p−ニトロベンゾイルオキシ)ベンザ
ルマロノニトリル等のシアノ化合物;3−ベンザルフタ
リド、3−(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリ
ド、3−(α−シアノ−p−ニトロベンザル)−4,
5,6,7−テトラクロロフタリド等のフタリド類等が
挙げられる。
【0070】電荷発生層と電荷輸送層の積層順はどちら
でもよいが、電荷発生層が薄層のため、機械的損傷を受
けやすいので、通常は、電荷発生層の上に電荷輸送層を
積層する。電荷輸送層の膜厚は5〜50μm好ましくは
10〜40μmである。
【0071】
【発明の効果】本発明のアゾ化合物を含有する電子写真
用感光体は、高感度で感色性も良好であり、特に光疲労
が少ないため、繰返し使用した場合、感度、帯電性、残
留電位の変動が少なく、安定性が高く、耐久性がきわめ
てすぐれたものであり、中高速PPC用に適しているだ
けでなく、性能の安定性、信頼性が特に要求されるレー
ザプリンタ、液晶シャッタープリンタ、LEDプリンタ
等のプリンタ用感光体にも適した感光体である。
【0072】
【実施例】次に本発明を参考例と実施例により更に具体
的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り以下
の実施例に限定されるものではない。なお、参考例と実
施例中〔部〕とあるは〔重量部〕を示す。
【0073】参考例1 3−ヒドロキシナフタル酸無水物(東京化成工業社製)
12.9部、p−アミノベンズアミド9.0部を氷酢酸
30部およびニトロベンゼン150部中に加え、約13
0℃で2時間加熱還流した後、100℃で熱濾過し、室
温まで冷却した後、析出結晶を濾過した。メタノール懸
濁洗浄した後、乾燥し、下記構造式で表わされるカップ
ラーを3.5g得た。
【0074】
【化15】 物性値:マススペクトルデータ 332(M+ ),316,196
【0075】製造例1 参考例1で合成した化合物(カップラーNo.A−7)
0.8部と2−ヒドロキシ−または5−ヒドロキシ−7
H−ベンズイミダゾ〔2,1−a〕ベンゾ〔de〕イソ
キノリン−7−オン(カップラーNo.B−1)0.6
9部をジメチルスルホキシド197部に溶解した溶液を
18〜23℃の温度に保ちながら、2,5−ビス(p−
アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールをジ
アゾ化して得られたテトラゾニウムホウフッ化水素酸塩
1部をジメチルスルホキシド25部に溶解した溶液を加
えた後、攪拌しつつ、酢酸ナトリウム3.7部を水9部
に溶解した溶液を滴下し、そのまま3時間攪拌した。析
出した沈澱を濾別し、ジメチルスルホキシド、希酢酸、
水、メタノール、テトラヒドロフランで洗浄後、乾燥
し、下記構造式で表わされる化合物およびその異性体混
合物を得た。収量は、0.94部であった。
【0076】
【化16】
【0077】実施例1 製造例1で合成したアゾ化合物を0.4部、4−メトキ
シ−4−メチルペンタノン−2(PTX)30部と共に
サンドグラインダーにより分散させ、これにポリビニル
ブチラール(積水化学工業(株)製、商標エスレックB
H−3)を0.4部添加溶解させた。得られたアゾ化合
物の分散液を厚さ75μmのポリエステルフィルムに蒸
着したアルミニウム蒸着層の上にワイヤーバーで乾燥膜
厚が0.4g/m2 となる様塗布した後乾燥した。この
様にして得られた電荷発生層上にN−エチルカルバゾー
ル−3−アルデヒドジフェニルヒドラゾン90部および
ポリカーボネート樹脂(三菱化成(株)製、商標 ノバ
レックス7025)100部をジオキサン670部に溶
解した溶液を乾燥膜厚が28μmになる様に塗布し、電
荷輸送層を形成した。この様にして2層からなる感光層
を有する電子写真感光体が得られた。
【0078】これらの感光体の感度として半減露光量
(E1/2)は、前記感光体を静電複写紙試験装置(川
口電機製作所製モデルSP−428)により測定した。
まず暗所で−6.5kVでコロナ放電により帯電させ、
次いで照度5 luxの白色光で露光し、表面電位が初
期表面電位の半分に減衰するために必要な露光量を求め
た。
【0079】このようにして求めた半減露光量
(E1/2 )は1.3 lux・secであった。また、
十分に露光した後(50 lux・sec露光後)の表
面電位(残留電位)は12Vであった。
【0080】製造例2 実施例1において、化合物(カップラーNo.A−7)
の代りに3−ヒドロキシ−1,8−ナフタル酸−N−ア
ミノイミド(カップラーNo.A−1)0.55部を用
いた以外は、他は製造例1と同様に製造し、下記構造式
で表わされるアゾ化合物0.89部を得た。
【0081】
【化17】
【0082】実施例2 実施例で用いたアゾ化合物の代りに製造例2で合成した
アゾ化合物を用いた以外は、他は実施例1と同様にして
感光体を作製し、感度E1/2 を測定した。求めたE1/2
は1.6 lux・secで、残留電位は14Vであっ
た。
【0083】実施例3〜14 実施例1で用いたアゾ化合物の代りに下記一般式(X)
【0084】
【化18】
【0085】において、カップラー成分Aが表−5に示
すように表−1に記載のカップラーであり、かつ、カッ
プラー成分Bが表−2に記載のカップラーである構造を
有するアゾ化合物を用いる他は、実施例1と同様にして
感光体を作製し、感度E1/2 の測定を行った。測定結果
を表−5に示す。
【0086】
【表15】 実施例15〜20
【0087】
【化19】
【0088】上記一般式(XI)で示されるアゾ化合物お
よびその異性体混合物(Dは表−6に示す2価の基であ
る)を実施例1で用いたアゾ化合物の代りに用いる他
は、実施例1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2
の測定を行なった。結果を表−6に示す。
【0089】
【表16】
【0090】実施例21〜26 実施例1,2,8,12,15及び19において、電荷
輸送層の組成として、1−ピレンカルバルデヒドジフェ
ニルヒドラゾンの代りに、N−メチル−3−カルバゾー
ルカルバルデヒドジフェニルヒドラゾン90部を用いる
他は、それぞれ各実施例と同様にして感光体を作製し、
感度を測定した。結果を表−6に示す。
【0091】
【表17】 表 − 6 実施例 電荷発生層のアゾ化合物 E1/2 残留電位 (lux・sec) (V) 21 実施例1のアゾ化合物 2.3 12 22 実施例2のアゾ化合物 2.6 13 23 実施例8のアゾ化合物 2.5 11 24 実施例12のアゾ化合物 2.7 11 25 実施例15のアゾ化合物 2.5 11 26 実施例19のアゾ化合物 2.4 14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に下記一般式〔I〕 A−N=N−D−N=N−B 〔I〕 〔式中、Aは下記一般式〔II〕で示されるカップラーの
    残基を示し、Bは下記一般式〔III 〕で示されるカップ
    ラーの残基を示し、Dは、アゾ基が結合している炭素原
    子が二重結合を形成するSP2 型の炭素原子である2価
    の基を示す。 【化1】 (式中、R1 は水素原子、置換もしくは非置換のアルキ
    ル基または置換もしくは非置換のアリール基を示し、R
    2 は 【化2】 の基を示し、環Cは置換基を有していてもよい。nは0
    または1を示す。) 【化3】 (式中、Qは置換基を有していてもよい芳香族炭化水素
    の2価の基、または置換基を有していてもよい複素環の
    2価の基を示す。)〕で表されるアゾ系化合物を含有す
    る感光層を有することを特徴とする電子写真用感光体。
  2. 【請求項2】 感光層がキャリヤー発生材料とキャリヤ
    ー輸送材料を含有し、キャリヤー発生材料が前記請求項
    1記載の一般式〔I〕で表わされるアゾ化合物を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子写真用感光体。
  3. 【請求項3】 感光層が、少なくともキャリヤー発生材
    料を含む電荷発生層と、キャリヤー輸送材料とバインダ
    ー樹脂を含む電荷輸送層とを有し、上記キャリヤー発生
    材料が請求項1記載の一般式〔I〕で表わされるアゾ化
    合物を有することを特徴とする請求項1記載の電子写真
    用感光体。
  4. 【請求項4】 電荷発生層がキャリヤー発生材料とバイ
    ンダー樹脂とを含むことを特徴とする請求項3記載の電
    子写真用感光体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139854A (ja) * 2006-11-02 2008-06-19 Mitsubishi Chemicals Corp 電子写真感光体及び画像形成装置

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