JPH05323642A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH05323642A
JPH05323642A JP128691A JP128691A JPH05323642A JP H05323642 A JPH05323642 A JP H05323642A JP 128691 A JP128691 A JP 128691A JP 128691 A JP128691 A JP 128691A JP H05323642 A JPH05323642 A JP H05323642A
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JP
Japan
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JP128691A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ono
均 小野
Hajime Kojima
元 小島
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記の化合物を含む感光層を導電性支持体上
に有する電子写真用感光体。 【化1】 (式中、Aはアゾ基が結合している炭素原子がSP2
である2価の基、Cpはフェノール性水酸基を有するカ
ップラーの残基、Qは、置換基を有していてよい芳香族
炭化水素または複素環の2価の基を表し、R1 、R2
3 は、水素原子、ハロゲン原子または置換基を有して
いてよいアルキル基もしくはアリール基を表す。) 【効果】 高感度で感色性良好、光疲労が少なく耐久性
に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体に関す
るものである。さらに詳しくは本発明は、特定のアゾ化
合物と特定のトリフェニルアミン系化合物をそれぞれ電
荷発生材料と電荷移動材料として組み合わせてなる高感
度な電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体としては、従来はセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系の光導電性物
質を用いた感光体が使用れていたが、最近は、無公害品
で製造や、取扱いが容易であること、画質が良好である
こと、ドラム、シート、ベルトなど各種の形状の感光体
が簡単に得られることなどの多くの利点を有する有機系
の光導電性化合物(OPC)を用いた、いわゆるOPC
感光体がPPCやプリンター用に採決されるようにな
り、しかもその割合は年々増加している。OPC感光体
は、従来の無機系感光体に比べ多くの利点を有している
が、感度や耐久性などでは劣っており、現在のところは
主に低速機分野に利用されている。
【0003】OPC感光体の感度と耐久性向上の手段と
して数多くの試みがなされている。OPC感光体として
最初に実用化されたのはポリビニルカルバゾール(PV
K)と電子吸引性化合物である2,4,7−トリニトロ
フルオレノン(TNF)との混合により形成される電荷
移動錯体による増感作用を利用した感光体であった。
【0004】しかし、その後、数多くの電荷移動錯体の
OPC感光体の開発が行なわれたが、PVK−TNF系
感光体をしのぐ性能のものは実用化されていない。現在
主に実用化されているのは、電荷キャリヤーの生成と移
動の機能を分離して別々の化合物に分担させた、機能分
離型と呼ばれる感光体である。機能分離型感光体は、電
荷キャリヤーの生成効率が高い化合物と移動効率の高い
化合物を組合せることが可能であり、さらに、耐久性に
すぐれた材料の選択の幅も広く、高感度でかつ耐久性に
すぐれた感光体を得ることが可能なタイプである。
【0005】機能分離型感光体の形態としては、電荷発
生材料と電荷移動材料が別々の層に分離し、積層された
積層型と、同一の感光層中に含まれる単層型の2種類が
あるが、いずれの場合でも電荷発生材料が光を吸収して
キャリヤーを生成し、生成したキャリヤーを電荷移動材
料に注入し、電荷移動材料の分子間をキャリヤーが移動
するプロセスが感光体中で行なわれている。従って、感
光体の感度は、キャリヤーの生成効率、注入効率、移動
効率により左右され、生成効率の高い電荷発生材料と移
動効率の高い電荷移動材料、および注入効率の高い電荷
発生材料と移動材料の組合せが選択されている。
【0006】電荷発生材料としては、各種の光導電性顔
料が開発されている。PPC用には他の顔料に比べ、高
感度で、分光感度も適していることから、特にアゾ顔料
が数多く検討され、実用化され、高感度な例もいくつか
報告されている。しかしながら、耐久性の点では、従来
のアゾ顔料は、一般に光疲労が大きく、十分とは言えな
かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】原理的には、電荷発生
材料が光吸収により、キャリヤーを発生し、移動材へ注
入され、移動する行程により電気特性が得られるわけで
あり、公知な電荷発生材料および電荷移動材料は、理論
的には、すべて組み合わせ可能である。しかし、前述の
行程の中で、キャリヤ注入過程は、発生過程、移動過程
と同じく重要な過程であり、その3種の過程の一つが欠
けても満足な特性は得られない。特に、注入過程に注目
した場合、電荷発生材料と電荷移動材料との適合性が、
大事な因子である。また、近年カラー複写機が開発さ
れ、当該複写機に適した感光体が求められている。しか
し、前述の機能分離型感光体を本使用目的に合わせた場
合、いくつかの問題点が有る。例えば、通常、負帯電方
式によると、種々の理由により、電荷移動材料が上部に
積層されるがこの場合、従来の電荷移動材料では、化合
物自身短波長領域(400−500nm)に吸収を有し、
結果、青色感度の発現が不利となる。
【0008】本発明は、以上のような電荷発生材料と電
荷移動材料との適合性に留意し、更に短波長領域でも良
好な感度を発現するような、最も好ましい材料どうしの
組み合わせを選定し、好適な電子写真用感光体を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高感度な
感光体開発を目標とし、電荷発生材料として特定のアゾ
化合物、電荷移動材料として特定のトリフェニルアミン
系化合物を用い、それらを組み合わせた場合が好適であ
ることを見出し本発明に到達した。すなわち、本発明の
要旨は、電荷発生材料と電荷移動材料を含有する感光層
を導電性支持体上に有する感光体において、電荷発生材
料として前記請求項1記載の一般式(I)で表されるア
ゾ化合物を用い、電荷移動材料として前記請求項1記載
の一般式(II)で表されるトリフェニルアミン系化合物
を用いることを特徴とする電子写真感光体に存する。
【0010】
【作用】以下本発明を詳細に説明する。本発明の電子写
真用感光体を形成する材料のうち、電荷発生材料として
使用さるアゾ化合物は、上記一般式(I)において、Q
は置換基を有していてもよい芳香族炭化水素の2価の基
または置換基を有していてもよい複素環の2価の基を示
す。
【0011】芳香族炭化水素の2価の基としては、例え
ばo−フェニレン基等の単環式芳香族炭化水素の2価の
基、o−ナフチレン基、1,8−ナフチレン基、1,2
−アントラキノニレン基、9,10−フェナントリレン
基等の縮合多環式芳香族炭化水素の2価の基等が挙げら
れる。また、複素環の2価の基としては、例えば、3,
4−ピラゾールジイル基、2,3−ピリジンジイル基、
3,4−ピリジンジイル基、4,5−ピリミジンジイル
基、6,7−インダゾールジイル基、5,6−ベンズイ
ミダゾールジイル基、5,6−キノリンジイル基等の複
素環の2価の基等が挙げられる。
【0012】本発明において、これら芳香族炭化水素の
2価基および複素環の2価基は置換基を有していてもよ
い。掛かる置換基としては、例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、n−ヘキシル基等のアルキル基;トリフ
ルオルメチル基;トメキシ基、エトキシ基、フロポキシ
基、ブトキシ基等のアルコキシ基;ヒドロキシル基;ニ
トロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ基、ジエ
チルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換アミノ基;
弗素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲ
ン原子;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等のア
ルコキシカルボニル基;カルバモイル基;アセチル基、
ベンゾイル基等のアシル基;フェノキシ基等のアリーロ
キシ基;ベンジルオキシ基等のアリールアルコキシ基;
フェニロキシカルボニル基等のアリーロキシカルボニル
基等が挙げられる。中でもアルキル基、アルコキシ基、
ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルバモイ
ル基、特にメチル基、メトキシ基、ニトロ基、塩素原
子、ヒドロキシル基が好適である。
【0013】上記一般式(I)において、Qを含むカッ
プラーの残基の構造式の具体例としては、特開昭63−
195657号公報中の表−1に示したものが挙げられ
るが、特に次のものが好ましい。 (Qを含むカップラーの具体例)
【0014】
【化3】
【0015】一般式(I)におけるCpはフェノール性
水酸基を有するカップラーの残基を示し、ジアゾニウム
塩とカップリング反応するカップラーはいずれでも用い
ることができる。フェノール性水酸基とは、芳香族炭化
水素環に置換した水酸基のことであり、この芳香族炭化
水素環にさらに、炭化水素環あるいは複素環が縮合して
もよい。Cpとしては、下記一般式(IV−a)〜(IV−
j)で示されるカップラーの残基が好ましく、更には
(IV−c)、(IV−j)が特に好ましい。
【0016】
【化4】
【0017】(上記式中で、Y1 およびY2 は、それぞ
れ独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してい
てもよいアルキル基、アリール基、複素環基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、置換または無置換のカルバモイル基、置換
又は無置換のヒドラジノカルボニル基、アシル基、アシ
ルアミノ基を示す。)
【0018】
【化5】
【0019】(上記式中で、Y3 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、アリー
ル基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ラルキルオキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基またはアシル基を
示し、Zはベンゼン環と縮合して、芳香族炭化水素環ま
たは複素環となるのに要する2価の基を示す。)
【0020】
【化6】
【0021】(上記式中でR4 およびR5 は、それぞれ
独立して水素原子、置換基を有していてもよい低級アル
キル基、アリール基または複素環基を示し、R4 とR5
は互いに結合して環を形成していてもよい。Zは前記一
般式(IV−b)におけると同じである。)
【0022】
【化7】
【0023】(上記式中で、R4 、R5 およびZは、前
記一般式(IV−c)におけると同じである。)
【0024】
【化8】
【0025】(上記式中で、R6 およびR7 は、それぞ
れ独立して水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよい不飽和アルキル基、ア
リール基、複素環基、置換基を有していてもよいビニル
基、または置換基を有していてもよいブタジエニル基、
を示し、R6 とR7 は互いに結合して環を形成してもよ
い。Zは前記一般式(IV−b)におけると同じであ
る。)
【0026】
【化9】
【0027】(上記式中で、R4 およびR6 は、前記一
般式(IV−c)および一般的(IV−e)におけると同じ
である。)
【0028】
【化10】
【0029】(上記式中で、R4 およびZは、前記一般
式(IV−c)および一般式(IV−b)におけると同じで
ある。)
【0030】
【化11】
【0031】(上記式中で、R8 は、置換基を有してい
てもよいアルキル基もしくは不飽和アルキル基またはア
リール基を示す。)
【0032】
【化12】
【0033】
【化13】
【0034】(上記式中で、Qは、前記一般式(I)に
おけると同じである。) これらの一般式(IV−a)〜(IV−j)における置換基
1 〜Y3 、R4 〜R 12の具体例をいくつか示すと;ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子が挙げられる。置換基を有していてもよ
いアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチ
ル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、ベンジル基、
p−メチルベンジル基、p−クロルベンジル基、2−フ
ェニルエチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチル
メチル基、アリル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メ
トキシエチル基、3−モルホリノプロピル基、2−ジエ
チルアミノエチル基、3−カルバゾリルメチル基等が挙
げられ、これらのうちで、低級アルキル基は、通常炭素
原子数が1〜6のアルキル基を示す。
【0035】アリール基としては、フェニル基、ナフチ
ル基、アントリル基、ピレニル基、フエナントリル基、
アントラキノリル基、アセナフチル基、フルオレニル
基、ビフエニリル基、p−タ−フエニリル基、p−スチ
リルフェニル基、などの芳香族炭化水素基が挙げられ、
これらの置換基としては、メチル基、エチル基、ブチル
基等のアルキル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハ
ロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の
アルコキシ基;フェノキシ基等のアリーロキシ基;ヒド
ロキシ基、ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルア
ミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置
換アミノ基;カルボキシル基;トキシカルボニル基等の
アルコキシカルボニル基;フェニロキシカルボニル基等
のアリーロキシカルボニル基;アセトキシ基、ベンゾイ
ルオキシ基等のアシロキシ基;アセチル基:ベンゾイル
基等のアシル基;カルバモイル基、ジメチルアミノカル
ボニル基、フェニルアミノカルボニル基等の置換アミノ
カルボニル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
等のアリールアルコキシ基等が挙げられる。
【0036】複素環基としては、フリル基、チエニル
基、チアゾリル基、インドリル基、ピロリル基、カルバ
ゾリル基、ピリジル基、モルホリノ基、キノリル基、イ
ミダゾリル基、オキサゾリル基、トリアゾリル基、ピペ
リジル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル
基、ベンゾチアゾリル基、アクリジル基、キサンテニル
基、フエナジニル基、フエノチアジニル基、クマリニル
基、等が挙げられ、アリール基と同様の置換基を有して
いてもよい。
【0037】アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキ
シ基等が挙げられ、アリールオキシ基としては、フェノ
キシ基、p−クロロフェノキシ基、p−メチルフェノキ
シ基、1−ナフトキシ基等が挙げられ、アラルキルオキ
シ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
等が挙げられる。アルコキシカルボニル基としてはメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基等が挙げら
れ、アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシ
カルボニル基、1−ナフトキシカルボニル基等が挙げら
れる。
【0038】Zとしては、ベンゼン環と縮合してナフタ
リン環、アントラセン環、カンバゾール環、ベンゾカル
バゾール環、ジベンゾフラン環等の芳香族炭化水素また
は複素環となるのに要する2価の基が挙げられる。R4
およびR5 のうちで、これらが互いに結合し環を形成す
る基の例としては、シクロヘキシリデン基、インデリニ
デン基、フルオレニルデン基、ペンタメチレン基、等が
挙げられる。
【0039】不飽和アルキル基の例としては、アリル
基、3−ブテニル基、シンナミル基等が挙げられる。以
上の一般式(IV−a)〜(IV−i)で示されるカップラ
ーの構造式のそれぞれの具体例のいくつかを表−1に示
す。この他にも特開昭63−19565又号公報中の表
−2中に示したものが、具体例として挙げられる。(IV
−j)の具体例としては、一般式(I)のQを含むカッ
プラーと同じものが挙げられる。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】一般式(I)におけるAは、アゾ基が結合
している炭素原子が二重結合を形成するSP2 型の炭素
原子である2価の基であり、具体的には、芳香族炭化水
素環または芳香族複素環の2価の基あるいは、これらが
直接結合したものや、縮合して、縮合環を形成したも
の、あるいは結合基や芳香族炭化水素環、脂肪族炭化水
素環、複素環などにより結合した2価の基が挙げられ
る。代表的な例としては、芳香族炭化水素環の2価の基
としては、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、ピレ
ン、フルオレノン、アントラキノン、フェナントレン、
ビフェニレン、トリフェニレン、ペリレンなどから導か
れた2価の基が挙げられ、芳香族複素環の2価の基とし
ては、N−エチルカルバゾール、アクリジン、キサント
ン、フェナジン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン
などから導かれる2価の基が挙げられる。
【0044】さらに、これら芳香族炭化水素塩または芳
香族複素環の2価の基が直接結合したり、縮合環を形成
したものから導かれる2価の基の具体例の一部として
は、特開昭63−195657号公報中の表−3に示し
たものが挙げられる。
【0045】
【化14】
【0046】また、炭化水素環や複素環の例としては、
ベンゼン、ナフタリン、アセナフテン、アントラセン、
ピレン、フルオレン、フルオレノン、フェナントレン、
ナフトキノン、アントラキノン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ピペラジン、ピロール、フラン、チオフ
ェン、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピラゾ
リン、イミダゾール、イミダゾリジン、オキサジアゾー
ル、チアジアゾール、トリアゾール、ピリジン、インド
ール、キノリン、カルバゾール、キサンテン、クマリ
ン、キサントン、フェノチアジンなどが挙げられ、A
は、これら炭化水素環または複素環と上記結合基を組合
せて得られる。これらの炭化水素環、複素環は置換基を
有していてもよい。
【0047】これらの具体例としては、特開昭和63−
195657号公報中の表−4に示したものが挙げられ
るが、特に次に示すものが好ましい。
【0048】
【化15】
【0049】一方電荷移動材料は、前述の一般式(II)
で示される化合物を用いる。前記一般式(II)におい
て、R1 、R2 およびR3 はそれぞれ水素原子;塩素原
子、臭素原子、よう素原子等のハロゲン原子;メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基等の
アルキル基;トメキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の
アルコキシ基;又は、フェニル基、ナフチル基、アント
ラセニル基、ピレニル基等のアリール基を表し、これら
は互いに同一でも異なっていてもよく、いずれか2つ
は、水素原子で、残り1つは、アルキル基、又はフェニ
ル基であることが好ましい。これらのアルキル基、アル
コキシ基、およびアリール基は、置換基を有していても
よく、置換基としては、水酸基;塩素原子、臭素原子、
よう素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ヘキシル基等のアルキル;メトキ
シ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基等があ
げられる。
【0050】本発明の感光体につき更に詳細に説明する
と本発明の感光体は導電性支持体上に形成せしめられた
感光層中に電荷発生材料と電荷移動材料を含有する。具
体的には本発明感光体は、通常、電荷発生材料を直接蒸
着あるいはバインダーとの分散液として塗布して電荷発
生層を形成せしめその上に有機溶剤溶液からのキャスト
とかバインダーとの溶解・分散塗布により電荷移動材料
を含有する電荷移動層を形成せしめて成る積層型感光体
であるが、電荷発生層と電荷移動層の積層順序は逆の構
成でもよい。
【0051】又、本発明感光体は電荷発生材料と電荷移
動材料とがバインダー中に分散、溶解した状態で導電性
支持体上に塗布した一層型感光体であってもよい。又、
これらの他に、接着層、ブロッキング層等の中間層や、
保護層など、電気特性、機械特性の改良のための層が設
けてあってもよい。導電性支持体としては周知の電子写
真感光体に採用されているのがいずれも使用できる。具
体的には例えばアルミニウム、ステンレス、銅等の金属
ドラム、シートあるいはこれらの金属箔のラミネート
物、蒸着物等が挙げられる。更に、金属粉末、カーボン
ブラック、ヨウ化銅、高分子電解質等の導電性物質を適
当なバインダーとともに塗布して導電処理したプラスチ
ックフィルム、フラスチックドラム、紙、紙管等が挙げ
られる。また、金属粉末、カーボンブラック、炭化繊維
等の導電性物質を含有し、導電性となったプラスチック
のシートやドラムが挙げられる。
【0052】又、酸化スズ、酸化インジウム等の導電性
金属酸化物で導電処理したフラスチックフィルムやベル
トが挙げられる。これらの導電性支持体上に形成する電
荷発生層は、本発明のアゾ化合物とバインダーポリマー
および必要に応じ有機光導電性化合物、色素、電子吸引
性化合物等を溶剤に溶解あるいは分散して得られる塗布
液を塗布乾燥して得られる。バインダーとしては、スチ
レン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、ビニルアルコール、エチルビニ
ルエーテル等のビニル化合物の重合体および共重合体、
ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリウレタン、セルロースエステル、
セルロースエーテル、フェノキシ樹脂、ケイ素樹脂、エ
ポキシ樹脂等が挙げられる。アゾ化合物とバインダーポ
リマーとの割合は、特に制限はないが、一般には、アゾ
化合物100重量部に対し、5〜500重量部、好まし
くは20〜300重量部のバインダーポリマーを使用す
る。
【0053】電荷発生層の膜厚は、0.05〜5μm、
好ましくは0.1〜2μmになる様にする。電荷発生層
から電荷キャリヤーが注入される電荷移動層は、キャリ
ヤーの注入効率と移動効率の高い電荷移動材料を含有す
る。電荷移動層には必要に応じバインダーポリマーが用
いられる。バインダーポリマーとしては、上記電荷移動
材料との相溶性が良く、塗膜形成後に電荷移動材料が結
晶化したり、相分離することのないポリマーが好まし
く、それらの例としては、スチレン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
ブダジエン等のビニル化合物の重合体および共重合体、
ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウ
レタン、セルロースリステル、セルロースエーテル、フ
ェノキシ樹脂、けい素樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ
る。バインダーポリマーの使用量は、通常電荷移動材料
100重量部に対し30〜3000重量部、好ましくは
50〜1000重量部の範囲である。
【0054】電荷移動層には、この他にも性能改良や塗
膜の機械的強度、耐久性の向上のために種々の添加剤を
用いることができる。この様な添加剤としては、電子吸
引性化合物や色素類、紫外線吸収剤や酸化防止剤等の安
定剤、塗布性改良剤、可塑剤、架橋剤等が挙げられる。
電子吸引性化合物としては例えばクロラニル、2,3−
ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2−メチルアントラ
キノン、1−ニトロアントラキノン、1−クロロ−5−
ニトロアントラキノン、2−クロロアントラキノン、フ
ェナントレンキノンの様なキノン類、4−ニトロベンズ
アルデヒドなどのアルデヒド類、9−ベンゾイルアント
ラセン、インダンジオン、3,5−ジニトロベンゾフェ
ノン、3,3′,5,5′−テトラニトロベンゾフェノ
ン等のケトン類、無水フタル酸、4−クロロナフタル酸
無水等の酸無水物、テトラシアノエチルン、テレフタラ
ルマロノニトリル、4−ニトロベンザルマロノニトリ
ル、4−ブンゾイルオキシベンザルマロノニトリル、4
−(p−ニトロベンゾイルオキシ)ベンザルマロノニト
リル等のシアノ化合物;3−ベンザルフタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)−4,5,6,7
−テトラクロロフタリド等のフタリド類等が挙げられ
る。
【0055】
【発明の効果】この様にして得られる本発明の電子写真
用感光体は、高感度で感色性も良好であり、特に光疲労
が少ないため、繰返し使用した場合、感度、帯電性、残
留電位の変動が少なく、安定性が高く、耐久性がきわめ
てすぐれたものであり、中高速PPC用に適しているだ
けでなく、性能の安定性、信頼性が特に要求されるレー
ザプリンタ、液晶シャッタープリンタ、LEDプリンタ
等のプリンタ用感光体にも適した感光体である。
【0056】特に電荷発生材料は、比較的吸収領域が広
く、電荷移動材料は着色性が少ない事からカラー用感光
体への応用も充分可能である。
【0057】
【実施例】つぎに、本発明を実施例により更に具体的な
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の製
造例、実施例に限定されるものではない。なお、実施例
中「部」とあるのは「重量部」を示す。電荷発生材料の製法 (特開昭63−195657号公報
に準拠) 製造例1 2−ヒドロキシまたは5−ヒドロキシ−7H−ベンズイ
ミダゾ〔2,1−a〕ベンゾ〔de〕イソキノリン−7
−オン(カップラーNo.A−1)2.43部とナフト
ールAS(カップラーNo.B−12)2.24部をジ
メチルスルホキシド825部に溶解した。この溶液を2
0〜23℃の温度に保ちながら、2,5−ビス(p−ア
ミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾールをジア
ゾ化して得られたテトラゾニウムホウフッ化水素酸塩
2.92部をジメチルスルホキシド55部に溶解した溶
液を加えた後、攪拌しつつ、酢酸ナトリウム5部を水1
5部に溶解した溶液を滴下し、そのまま3時間攪拌し
た。析出した沈澱を濾別し、ジメチルスルホキシド、希
酢酸、水、メタノール、テトラヒドロフランで洗浄後、
乾燥した。収量は1.74部であった。
【0058】
【化16】
【0059】電荷移動材料の製法 製造例2 トリフェニルホスフィン26.2gを乾燥したジメチル
ホルムアミド150mlに溶解し、これに室温で、23.
4gのヨウ化エタンを加え、95℃で2時間加熱攪拌し
た。その後、反応系に、室温で、トリフェニルアミン−
4−アルデヒド21.9gと、ナトリウムメチラートの
28%メタノール溶液38.6gを加え、100℃で
5.5時間反応させた。放冷後、氷水200mlを加え、
常法により、分液、濃縮精製処理を行うことにより、ス
チレン系化合物17.8gを得た。
【0060】次いで得られたスチレン系化合物15gを
ジオキサン400mlに溶解し、5%パラジウム−炭素を
6g加え、室温下、振とう式水素化装置で水素添加を行
った。反応終了後、常法により、濾過、濃縮精製処理を
行うことにより、白色結晶14.8g(融点74−75
℃)を得た。この化合物は、下記元素分析値、質量分析
測定及び赤外吸収スペクトル測定(図1)により、下記
構造式で表されるトリフェニルアミン系化合物であるこ
とが判明した。
【0061】
【化17】
【0062】(元素分析値)C2121Nとして
【0063】
【表4】
【0064】(質量分析測定結果) C2121Nとして MW=287 M+ =287 実施例1 製造例1で製造したアゾ化合物1.4部とポリビニルブ
チラール樹脂(電気化学工業(株)社製#6000/
C)0.7部、フェノキシ樹脂(ユニオンカーバイド社
製、登録商標PKHH)0.7部を44部のメチルエチ
ルケトン及び15部の4−メトキシ−4−メチルペンタ
ノン−2中で、サンドグラインダーにより、分散微粒子
化処理を行った。
【0065】この分散液を75μmの膜厚のポリエステ
ルフィルムに蒸着されたアルミ蒸着層の上に乾燥後の重
量が0.7g/m2 になる様ワイヤーバーで塗布した後
乾燥して電荷発生層を形成させた。この上に製造例2で
製造したトリフェニルアミン系化合物80部と、ポリカ
ーボネート(三菱化成社製、lot.9DT0402)
100部を容量比35/65のジオキサン/テトラヒド
ロフラン900部に溶解した塗布液を塗布、乾燥し、膜
厚20μmの電荷移動層を形成させた。
【0066】このようにして得た二層から成る感光層を
有する電子写真感光体について感度、すなわち半減露光
量(E1/2)を測定したところ1.2lux・sec
であった。なお、半減露光量はまず、感光体を暗所で−
5.2KVのコロナ放電により帯電させ、次いで白色光
で露光し、表面電位が初期表面電位の1/2に減衰する
のに要する露光量を測定することにより求めた。
【0067】実施例2 実施例1で用いたトリフェニルアミン系化合物の代わり
に、下記構造式で表されるトリフェニルアミン系化合物
を用い、また、電荷発生層には、実施例1で用いたアゾ
化合物を使用して得られた電子写真感光体の感度は0.
6lux・secであった。
【0068】
【化18】
【0069】比較例1 実施例1で用いたトリフェニルアミン化合物の代わりに
下記化合物を用いる以外は、実施例1と同様にして電子
写真感光体(B)を得た。実施例2と同様にして得られ
た感光体(A)及び感光体Bの各波長における分光感度
を測定した。分光感度は400nmから700nmま
で、25nm毎に単色光を照射し、その単色光によっ
て、各感光体の表面電位が−500Vから−250Vま
で減衰するのに要する時間と、照射した光量の積の逆数
として求めた。
【0070】各感光体における分光感度の波長による変
化を線A,Bとして図2に示した。本発明の感光体は可
視光の全波長域において、分光感度が優れ、殊に400
〜500nmの青色域において優れていることがわか
る。
【0071】
【化19】
【0072】実施例3〜17 実施例1で用いたアゾ化合物及びトリフェニルアミン系
化合物の代わりに下記表−2に示した化合物を用いて得
られた電子写真感光体の感度を表−2に示す。
【0073】
【表5】
【0074】実施例18〜21 実施例1で用いたアゾ化合物及びトリフェニルアミン系
化合物の代わりに、下記表−3に示した化合物を用いて
得られた電子写真感光体の感度を表−3に示す。
【0075】
【表6】
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例2で得られたトリフェニルアミン系化合
物の赤外吸収スペクトルである。
【図2】実施例2同様にして得た感光体及び比較例1で
得た感光体の、波長による分光感度の変化を、それぞれ
線A,Bとして示した図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷発生材料と電荷移動材料を含有する
    感光層を導電性支持体上に有する感光体において、電荷
    発生材料として下記一般式(I) 【化1】 〔上記式中で、Aはアゾ基が結合している炭素原子が二
    重結合を形成するSP2型の炭素原子である2価の基を
    表し、Cpはフェノール性水酸基を有するカップラーの
    残基を表し、Qは置換基を有していてもよい芳香族炭化
    水素の2価の基、または置換基を有していてもよい複素
    環の2価の基を表す。〕で表されるアゾ化合物を用い、
    電荷移動材料として下記一般式(II) 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 は、それぞれ、水素原子、ハ
    ロゲン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置
    換基を有していてもよいアルコキシ基、または置換基を
    有していてもよいアリール基を表し、これらは互いに同
    一でも異なっていてもよい。)で表されるトリフェニル
    アミン系化合物を用いることを特徴とする電子写真感光
    体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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