JPH0723338Y2 - トラックのキャブ - Google Patents

トラックのキャブ

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Publication number
JPH0723338Y2
JPH0723338Y2 JP1988041602U JP4160288U JPH0723338Y2 JP H0723338 Y2 JPH0723338 Y2 JP H0723338Y2 JP 1988041602 U JP1988041602 U JP 1988041602U JP 4160288 U JP4160288 U JP 4160288U JP H0723338 Y2 JPH0723338 Y2 JP H0723338Y2
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JP
Japan
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side plate
floor side
uneven surface
floor
fender
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988041602U
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English (en)
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JPH01144283U (ja
Inventor
雅彦 石田
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はトラックのキャブに係り、詳しくは、乗降性に
優れたトラックのキャブに関するものである。
〈従来の技術〉 従来のトラックのキャブとしては、第5図に示したよう
に、キャブaのフロントピラーbにインサイドグリップ
cを取り付けたものがある(実開昭60-8149号公報を参
照)。また、通常は同図に示しているように足掛りとな
るステップをフロントタイヤの前方部分に設けている。
ところで、乗車時は前向きの姿勢で乗り込むことが多い
ために、例えば大型トラックのように車高が高いトラッ
クなどにおいてもインサイドクリップcとステップを使
用して乗り込むことができる。しかしながら、降車時は
後ろ向きの運動を余儀なくされることが多く、ステップ
に足を載せていたとしても重心が後方寄りに移動してし
まうためにフロアサイドプレートの上面などに手をつ
き、あるいは、足を載せてバランスをとることが多い。
従って、従来では例えば実開昭57-109076号公報に見ら
れるようにサイドシルの上面にカバーを取り付けてドア
を開けた場合の外観性を確保するとともに、手あるいは
足の滑りを予防するようにしている。ところが、このよ
うにカバーを設けた場合は部品点数が増加して製造コス
トが上昇するという不具合がある。
また、上記従来例のようにサイドシルのフランジより車
室側を覆うカバーを設け、このカバーを乗降時における
手掛りあるいは足掛りとして利用するようにしたものに
おいては、履物の底面に付着した泥などでカバーの上面
が汚れた場合は、この汚れが車室内に持ち込まれ易いと
いう不具合があった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、キャブ
の外観性の低下あるいは部品点数の増加を招くことなく
手あるいは足に対する滑り止め効果を高くすることがで
き、しかも、車室内への汚れの持ち込みを抑制すること
ができる乗降性に優れたトラックのキャブを提供するこ
とを課題としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案は、フェンダの内端と
フロアパネルの外端の間に介装されて前記フェンダをフ
ロアパネルに結合するとともに閉じられたドアの下面に
沿うフロアサイドプレートを設けるとともに、前記ドア
とフロアサイドプレートの間にウェザストリップを介在
させている。そして、前記フロアサイドプレートの上面
を、前記ウェザストリップより外方に位置し、かつ、閉
じられたドアにより覆われる部分において凹凸状に成形
したことを特徴としている。
〈作用〉 フロアサイドプレートの上面を凹凸状に成形して凹凸面
とすることにより、フロアサイドプレートの上面に滑り
止め効果を与えているために、部品点数の増加を招くこ
となく乗降時に補助的に使用される手掛りあるいは足掛
りを構成することができる。また、凹凸面をウェザース
トリップより外方に位置させているために、履物の底面
に付着した泥などで凹凸面が汚れた場合においても、こ
の汚れがそのまま車室に持ち込まれることがない。
さらに、凹凸面は閉じられたドアによって被覆されるた
めに、凹凸面に雨水などが溜り難く、しかも、凹凸面を
設けたことによってキャブの外観性あるいは空気抵抗が
悪化することもない。さらにまた、フェンダの内端とフ
ロアパネルの外端の間に介在させたフロアサイドプレー
トの上面を、閉じられたドアで覆われる部分において凹
凸状に形成して剛性を高くしつつ、足掛かりとして利用
可能な部分を凹凸面として他の部分と明確に区別してい
る。従って、フロアサイドプレートの剛性およびフェン
ダの支持強度が高くなるとともに、フェンダへの足載せ
による不具合を予防することができる。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本考案の一実施例によるキャブの外観斜視
図、第2図は第1図のII-II断面図であり、キャブ1の
側面にはドア2の前端部を図示しないヒンジを介して開
閉可能に取り付けている。
ここに本実施例においては、フェンダ5の内端に連設し
たフロアサイドプレート3の内端にフロアパネル6の側
端を結合することにより、フロアサイドプレート3を介
してフェンダ5をフロアパネル6に取り付けている。な
お、このようにフェンダ5をフロアパネル6に結合する
フロアサイドプレート3は第2図に示したように閉じら
れたドア2の下面に沿っており、ドア2に取り付けたウ
ェザストリップ7をフロアサイドプレート4に形成した
段部に当接させることにより、ドア2を閉じた場合にお
ける密閉性を確保するようにしている。
また、前記フロアサイドプレート3の上面4を、前記ウ
ェザストリップ7より外方に位置し、かつ、閉じられた
ドア2により覆われる部分において凹凸状に成形した凹
凸面8とすることにより、この凹凸面8に手をついた場
合あるいは足を載せた場合に手あるいは足が滑り難いよ
うにしている。
すなわち、第2図に示した実施例においてはフロアサイ
ドプレート3の上面4の所要箇所に車体の前後方向に沿
う複数条の突条8aを設けて凹凸面8を構成している。従
って、フロアサイドプレート3の上面4の凹凸面8が滑
り止め作用をするために、フロアサードプレート3の上
面4の凹凸面8を乗降時に手掛りあるいは足掛りとして
利用しても手あるいは足が滑ることがない。
また、凹凸面8をウェザーストリップ7より外方に位置
させているために、履物の底面に付着した泥などで凹凸
面8が汚れた場合にも、この汚れがそのまま車室に持ち
込まれることがない。さらに、凹凸面8は閉じられたド
ア2によって被覆されるために、凹凸面8に雨水などが
溜り難く、しかも、フロアサイドプレート3の上面4の
一部を凹凸面8とすることによってキャブ1の外観性あ
るいは空気抵抗が悪化することもない。
さらにまた、フロアサイドプレート3の上面4に凹凸面
8を設けているために、フロアサイドプレート3の剛性
およびフェンダ5の支持強度が高くなる。なお、足掛か
りとして利用可能な部分を凹凸面8として他の部分と明
確に区別しているために、フェンダ5への足載せによる
変形などの不具合を予防することができる。
第2図に示した実施例ではフロアサイドプレート3の上
面4に突条8aを設けて凹凸面8を構成することにより、
突条8aの間に水などが溜り難いようにしているが、第3
図に示した実施例のように車体の前後方向に沿う複数条
の凹溝8bを設けて凹凸面8を構成することもできる。ま
た、第4図に示した実施例のように格子状の凹凸8cを設
けて凹凸面8を構成した場合は、凹凸面8の滑り止め機
能をより高くすることができる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように本考案によれば、フロア
サイドプレートの上面を凹凸面に成形しているために、
部品点数の増加を招くことなく乗降時に補助的に使用さ
れる手掛りあるいは足掛りを構成することができる。ま
た、凹凸面をウェザーストリップより外方に位置させて
いるために、履物の底面に付着した泥などで凹凸面が汚
れた場合においても、この汚れがそのまま車室に持ち込
まれることがない。
さらに、凹凸面は閉じられたドアによって被覆されるた
めに、凹凸面に雨水などが溜り難く、しかも、凹凸面を
設けたことによってキャブの外観性あるいは空気抵抗が
悪化することもない。さらにまた、フェンダの内端をフ
ロアパネルの外端に結合するフロアサイドプレートの上
面を、閉じられたドアで覆われる部分において凹凸状に
形成して剛性を高くしつつ、足掛かりとして利用可能な
部分を凹凸面として他の部分と明確に区別しているため
に、フロアサイドプレートの剛性およびフェンダの支持
強度が高くなるとともに、フェンダへの足載せによる不
具合を予防することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるキャブの外観斜視図、
第2図は第1図のII-II断面図、第3図および第4図は
凹凸面の変形例を示す斜視図、第5図は従来例を示す斜
視図である。 1……キャブ、2……ドア 3……フロアサイドプレート、4……上面 5……フェンダ、6……フロアパネル 7……ウェザーストリップ、8……凹凸面 8a……突条、8b……凹溝 8c……格子状凹凸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェンダの内端とフロアパネルの外端の間
    に介装されて前記フェンダをフロアパネルに結合すると
    ともに閉じられたドアの下面に沿うフロアサイドプレー
    トと、前記ドアとフロアサイドプレートの間に介在させ
    たウェザストリップを備え、前記フロアサイドプレート
    の上面を、前記ウェザストリップより外方に位置し、か
    つ、閉じられたドアにより覆われる部分において凹凸状
    に成形したことを特徴とするトラックのキャブ。
JP1988041602U 1988-03-29 1988-03-29 トラックのキャブ Expired - Lifetime JPH0723338Y2 (ja)

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JPH01144283U JPH01144283U (ja) 1989-10-03
JPH0723338Y2 true JPH0723338Y2 (ja) 1995-05-31

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ID=31268042

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109076U (ja) * 1980-12-26 1982-07-06
JPS5848575U (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 スズキ株式会社 自動車の昇降用ステツプ
JPS6146286U (ja) * 1984-08-31 1986-03-27 日野自動車株式会社 乗降用ステツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01144283U (ja) 1989-10-03

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