JPH036522Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH036522Y2
JPH036522Y2 JP1984063610U JP6361084U JPH036522Y2 JP H036522 Y2 JPH036522 Y2 JP H036522Y2 JP 1984063610 U JP1984063610 U JP 1984063610U JP 6361084 U JP6361084 U JP 6361084U JP H036522 Y2 JPH036522 Y2 JP H036522Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor mat
holder
fenders
interior material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984063610U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60174638U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6361084U priority Critical patent/JPS60174638U/ja
Publication of JPS60174638U publication Critical patent/JPS60174638U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH036522Y2 publication Critical patent/JPH036522Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は移動車輌のフロアマツト保持装置に
関する。
[従来技術及びその問題点] 従来、フロアの上部に配設したマツトは、ゴム
材からなる平坦なものを単に載せただけか、ある
いは実公昭51−35728号公報に記載されたものの
ように、カ−ペツトの端部にカ−ペツト保持具を
固着し、これを特殊な止め具を介してボデ−パネ
ルに係止させるものが一般的であつた。
しかしながら、前者のタイプのものは、移動車
輌の走行時、あるいは人の足の動きによつてマツ
トが動いて操作に支障を来す欠点が有り、また、
後者のタイプのものは、カ−ペツトとボデ−パネ
ルを繋ぐ部分が剥き出しになつていることから、
この部分が泥土等で汚れ易く見栄えが悪いという
問題点があつた。
[問題点点を解決するための技術手段] この考案は前記した問題点鑑みて提案するもの
であつて、次のような技術的手段を講じた。
即ち、略水平状のフロア5の後部左右にフエン
ダ−4,4内側の立壁部4a,4aが、またフロ
ア5の後部にシ−トフロア7の立壁部7aが連設
された動力車輌1に、少なくとも左右端部及び後
端部が起立した立上り部20を有するフロアマツ
ト18を敷き詰め、更にフエンダ−4,4の内側
には内装材10を重号固着して設け、その下部
を、一部がフエンダ−4,4の立壁部4a,4a
に固着された保持具13に係合せしめ、前記フロ
アマツト18の立上り部20の一部をこの保持具
13に係合させる一方、この保持具13及び前記
内装材10の下部をフロアマツト18の立上り部
20にて覆つたことを特徴とする移動車輌のフロ
アマツト保持装置の構成とする。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。まず、構成から説明すると、1は農用トラ
クタ−で、機体の前後部に夫々前輪2,2と後輪
3,3を備え、後輪3,3の上部及び内側側面は
フエンダ−4,4で覆われている。
5は略水平状のフロアで、このフロア5の左右
端部には、フエンダ−4,4内側面の立壁部4a
が連設され、フロア5の後部には、シ−ト6を支
えるシ−トフロア7が連設されている。7aはそ
の立壁部である。
左右のフエンダ−4,4の内側面には室内の略
全面を覆うようにレザ−等からなる内装材10,
10が設けられ、内装材10,10の下端には、
第3図に示すように係止孔11,11付の係止金
具12を取り付け、この係止金具12を、一部が
前記フエンダ−4,4の立壁部4a,4aに固着
された保持具13に着脱可能に取り付けている。
保持具13は、上下に取付片14,15を備
え、上側取付片14を係止金具12の係止孔11
に差し込んだ後、これを下方に折り曲げて内装材
10,10の端部を固定するものである。
フロア5に敷き詰められるゴム材等からなるフ
ロアマツト18は平面から見ると略矩形状をな
し、左右端部と後端部は上方へ向けて折り返さ
れ、ここに立上り部20が形成される。そして、
この立上り部20の先端部には弾性変形可能な薄
肉状のリツプ部21が外向きに傾斜させた状態で
形成されると共に、その上下方向中間部には、下
向きに突出する厚肉の係止部22が設けられてい
る。
第2図はフロアマツト18の取付状態を示すも
のであるが、フロアマツト18の立上り部20の
係止部22は保持具13の下側の取付片15にて
押さえられ、リツプ部21は内装材10の下部に
当接している。同図から明らかなように、フロア
マツト18の立上り部20は、保持具13と内装
材10の下部を覆つているため、内装材10をフ
エンダ−4,4に止めている部分を完全に隠すこ
とができ、見栄えもよく、また内装材10の下部
が泥土で汚れることもない。
なお、この実施例では、下側取付片15を側面
視L字状に形成しているが、ボルトやネジ等の係
止具(図示省略)を介して立上り部20を直接保
持具13に固定してもよい。
25は操作系のワイヤ−ハ−ネスであつて、フ
エンダー4,4の立壁部4a,4aと、フロア5
とフロアマツト18の立上り部20とで形成する
空間部26に納められている。
27はスポンジあるいはウレタン等で構成され
た弾性体である。
フロアマツト18の先端リツプ部21は、内装
材10の下部を覆うと共に、この内装材10に当
接するようにフロア5上に敷設されているので、
泥土が前記ワイヤ−ハ−ネス25が組み込まれて
いる空間部に入り込むのを防止することができ
る。
なお、この実施例では、フロアマツト18の前
部についての説明を省略したが、前側にも立上り
部を設けて、操縦席前方下部の前壁に当接させる
ように構成すれば、より一層強固にフロアマツト
18をフロア上に取り付けることができる。
[考案の効果] この考案は、前記の如く、フロアマツト18の
立上り部20を、一部がフエンダ−4,4の立壁
部4a,4aに固着された保持具13に係合させ
ているので、フロアマツト18の位置ずれがな
く、ペダル等の踏み込む操作に支障を来すことが
ない。
また、立上り部20は、保持具13と内装材1
0,10の下部を覆つているので、これらが室内
から全く見えなくて美観を損ねることもなく、ま
た、内装材10,10の下部を泥土で汚す恐れも
少ない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであつて、第
1図は一部切断の全体側面図、第2図は要部の拡
大正面断面図、第3図は斜視図、第4図は要部の
拡大断面図である。 符号の説明、1……農用トラクタ−、4,4…
…フエンダ−、4a,4a……立壁部、5……フ
ロア、7……シ−トフロア、7a,7a……立壁
部、10……内装材、13……保持具、18……
フロアマツト、20……立上り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略水平状のフロア5の後部左右にフエンダ−
    4,4内側の立壁部4a,4aが、またフロア5
    の後部にシ−トフロア7の立壁部7aが連設され
    た動力車輌1に、少なくとも左右端部及び後端部
    が起立した立上り部20を有するフロアマツト1
    8を敷き詰め、更にフエンダ−4,4の内側には
    内装材10を重号固着して設け、その下部を、一
    部がフエンダ−4,4の立壁部4a,4aに固着
    された保持具13に係合せしめ、前記フロアマツ
    ト18の立上り部20の一部をこの保持具13に
    係合させる一方、この保持具13及び前記内装材
    10の下部をフロアマツト18の立上り部20に
    て覆つたことを特徴とする移動車輌のフロアマツ
    ト保持装置。
JP6361084U 1984-04-27 1984-04-27 移動車輌のフロアマツト保持装置 Granted JPS60174638U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6361084U JPS60174638U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 移動車輌のフロアマツト保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6361084U JPS60174638U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 移動車輌のフロアマツト保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60174638U JPS60174638U (ja) 1985-11-19
JPH036522Y2 true JPH036522Y2 (ja) 1991-02-19

Family

ID=30593920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6361084U Granted JPS60174638U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 移動車輌のフロアマツト保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60174638U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4537289B2 (ja) * 2005-08-15 2010-09-01 日立建機株式会社 建設機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135728U (ja) * 1974-09-09 1976-03-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135728U (ja) * 1974-09-09 1976-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60174638U (ja) 1985-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH036522Y2 (ja)
JPH0446936U (ja)
JP3240037B2 (ja) 車両のサイドシルガーニッシュ構造
JPH027077U (ja)
JPH0326063Y2 (ja)
JPS5839970Y2 (ja) 自動車用荷台構造
JPH0266351U (ja)
JP2872933B2 (ja) 車両用床敷体
JPS6318279Y2 (ja)
JPH0458458U (ja)
JPS61132166U (ja)
JPH0310098Y2 (ja)
JPS5848183Y2 (ja) 自動車用フロアトリム
JPH0337026U (ja)
JPS63182975U (ja)
JPS6366306U (ja)
JPH02100975U (ja)
JPH0457485U (ja)
JPH0455424U (ja)
JPH0413427U (ja)
JPS6318359U (ja)
JPH02142382U (ja)
JPS62152886U (ja)
JPS6337483U (ja)
JPS63139081U (ja)