JPH07230593A - 火災警報装置の地区音響装置 - Google Patents

火災警報装置の地区音響装置

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JPH07230593A
JPH07230593A JP2064194A JP2064194A JPH07230593A JP H07230593 A JPH07230593 A JP H07230593A JP 2064194 A JP2064194 A JP 2064194A JP 2064194 A JP2064194 A JP 2064194A JP H07230593 A JPH07230593 A JP H07230593A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】火災感知器と地区音響装置を同じ回線を使用し
て音声による詳細な警報を行える火災警報装置の地区音
響装置を提供することを目的とする。 【構成】火災受信機11は、一つの回線CLにより同じ
取付ベースに取り付けられた火災感知器KS1〜KSn
と地区音響装置TA1〜TAnに接続されており、各感
知器P1〜Pn及び地区音響装置TA1〜TAnとポー
リングにより情報の授受を行う。火災受信機11は、火
災感知器KS1〜KSnが火災を検出すると、火災状況
を分析して、火災状況に対応した地区音響装置TA1〜
TAnを駆動するべく音響制御コマンドを地区音響装置
TA1〜TAnに送出する。地区音響装置TA1〜TA
nは、自己宛の音響制御コマンドが送信されてくると、
音響制御コマンドで指定された音声内容の音声警報を出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災警報装置の地区音
響装置に係り、詳細には、音声により火災の発生状況に
対応した警報を報知する火災警報装置の地区音響装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災警報装置は、一般家庭やビル
等に用いられ、炎感知器、煙感知器及び熱感知器等の火
災感知器により火災を検知すると、発報階(火災の検出
動作をした火災感知器が設置された階)とその直上階の
ベルを鳴動させ、また表示灯等を点灯させることによ
り、火災の発生を報知している。
【0003】従来、このような火災警報装置は、比較的
規模の小さな建物に設置されるP型火災警報装置と、比
較的大きな規模の建物に設置されるR型火災警報装置
と、に大きく2種類に分類される。
【0004】このP型火災警報装置は、例えば、図4の
ように示され、火災受信機1と、この火災受信機1に感
知器線L1、L2を介して接続された複数の火災感知器
K1、K2、K3及び火災感知器K4、K5、K6と、
火災受信機1に音響制御線AL1、AL2を介して接続
された複数の地区音響装置A1、A2等を備えており、
この地区音響装置A1、A2は、通常、ベルが用いられ
ている。
【0005】このP型火災警報装置は、例えば、各階毎
に感知器線L1、L2が配線され、この各階の各部屋毎
に火災感知器K1〜K3及び火災感知器K4〜K6がそ
れぞれ設置される。また、この各階毎に、音響制御線A
L1、AL2を介して火災受信機1に接続された地区音
響装置A1、A2を設置する。
【0006】そして、このP型火災警報装置は、火災感
知器K1〜K3及び火災感知器K4〜K6で火災を検知
すると、その検知信号が感知器線L1、L2を介して火
災受信機1に送信され、火災受信機1は、検出信号が送
信されてくると、感知線L1、L2の検出信号を送信し
てきた階及びその直上階に対応する階に設置されている
地区音響装置A1、A2に音響制御線AL1、AL2を
介してベル制御信号を出力する。地区音響装置A1、A
2は、ベル制御信号が送信されてくると、ベルを鳴動さ
せ、火災警報を発生する。
【0007】また、R型火災警報装置は、大型のビル等
に適用され、ビルを各階毎やブロック毎、または、棟毎
に区分し、例えば、図5に示すように、火災受信機5
と、上記各区分毎に、火災受信機5に電源・伝送幹線K
Lを介して接続された複数の中継器C1〜Cmを設け
て、この各中継器C1〜Cmに感知器線L1〜Lmを介
して複数の火災感知器K1〜Knが接続されるととも
に、音響制御線AL1〜ALmを介して複数の地区音響
装置A1〜Amが接続されている。各中継器C1〜Cn
に接続された地区音響装置A1、A2は、通常、ベルが
用いられている。
【0008】そして、このR型火災警報装置は、火災感
知器K1〜Knで火災を検知すると、その検知信号が感
知器線L1〜Lmを介して中継器C1〜Cmに送信さ
れ、中継器C1〜Cmは、送信されてきた検知信号を電
源・伝送幹線KLを介して火災受信機1に送信する。
【0009】火災受信機1は、検出信号が送信されてく
ると、どの中継器C1〜Cmのどの火災感知器K1〜K
nからの検知信号であるかを判別して、検出信号を送信
してきた中継器C1〜Cmに電源・伝送幹線KLを介し
てベル制御信号を出力し、中継器C1〜Cmは、ベル制
御信号が送信されてくると、対応する地区音響装置A1
〜Amに音響制御線AL1〜ALmを介してベル制御信
号を出力する。
【0010】地区音響装置A1、A2は、ベル制御信号
が送信されてくると、ベルを鳴動させ、火災警報を発生
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の火災警報装置にあっては、P型火災警報装置
であっても、R型火災警報装置であっても、火災感知器
と火災受信機及び中継器とは感知器線で接続され、ま
た、地区音響装置と火災受信機及び中継器とは音響制御
線で接続されていたため、火災感知器に対しては感知器
線を使用し、地区音響装置に対しては音響制御線を使用
する必要があり、配線系統が複雑で、作業性が悪いとと
もに、コストが高くつくという問題があった。
【0012】また、従来の火災警報装置においては、地
区音響装置として、ベルが使用され、ベルを鳴動させる
ことにより、火災の発生を報知するようになっていたた
め、火災状況、すなわち、どこで火災が発生しているの
か、また、どの程度の火災であるか等の情報を得ること
ができず、さらに、発生している火災に対して、どのよ
うな避難行動を取れば最適であるか等の情報を得ること
ができない。
【0013】このようにベルのみによる火災の報知は、
情報量が少ないために、適切な避難行動を取ることがで
きず、逆に、不要な混乱を招くおそれがあった。
【0014】そこで、近時、種々の内容を記憶した音声
合成装置により詳細な情報を音声警報するものが考案さ
れている。
【0015】ところが、このような音声合成装置を上記
従来の火災警報装置の火災受信機に設けた場合には、ど
の地区音響装置にどの内容の音声警報を行わせるかの情
報を各地区音響装置に送信する必要があり、配線系統が
より一層複雑で、作業性がさらに悪化するとともに、コ
ストがさらに高くつくという問題があった。
【0016】特に、比較的小規模の建物に用いられるP
型火災警報装置にあっては、コストの低減が要望されて
いる。
【0017】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その第1の目的は、火災感知器と
地区音響装置を同じ回線に混在して接続でき、安価な火
災警報装置の地区音響装置を提供することであり、その
第2の目的は、火災感知器と地区音響装置の取付ベース
を共用して、小型で安価な火災警報装置の地区音響装置
を提供することであり、その第3の目的は、火災感知器
と地区音響装置とを区別でき、取付作業の作業性の良好
な火災警報装置の地区音響装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の火
災警報装置の地区音響装置は、受信機に回線を介して複
数の火災感知器が接続され、前記受信機が、前記回線を
介して前記火災感知器から送られてくる火災検出信号に
基づいて地区音響装置を駆動して、火災警報を行う火災
警報装置の地区音響装置において、前記受信機は、前記
火災感知器からの火災検出信号に基づいて前記地区音響
装置に該火災検出信号に対応する警報信号を宛先情報と
ともに出力し、前記地区音響装置は、前記火災感知器の
接続された前記回線に接続されており、複数種類の警報
内容の音声データを記憶する音声データ記憶手段と、前
記音声データ記憶手段に記憶されている音声データを読
み出して音声出力する音声出力手段と、前記受信機から
自己宛の前記警報信号が送られてくると、該警報信号に
基づいて前記音声データ記憶手段に記憶されている音声
データのうち少なくとも1つを指定して、前記音声出力
手段を介して音声出力させる制御手段と、を備えること
により、上記第1の目的を達成している。
【0019】また、請求項2記載の発明の火災警報装置
の地区音響装置は、地区音響装置及び火災感知器は、そ
れぞれ回線が接続配線された取付ベースに取り付けるこ
とにより、上記第2の目的を達成している。
【0020】さらに、請求項3記載の発明の火災警報装
置の地区音響装置は、地区音響装置と火災感知器のうち
少なくとも一方が、火災感知器と地区音響装置とを区別
する種別設定手段を、さらに備えることにより、上記第
3の目的を達成している。
【0021】上記各場合において、例えば、請求項4に
記載するように、地区音響装置は、前記火災感知器毎に
取り付けられていてもよい。
【0022】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記音声データ記憶手段が、火災状況に対応した階
層構造の音声データを記憶し、前記受信機が、前記火災
感知器からの火災検出信号に基づいて火災状況を判別し
て、前記階層構造の音声データのうち、当該火災状況に
対応した音声データを指定する警報信号を対応する地区
音響装置に出力してもよい。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明の火災警報装置の地区音響
装置によれば、受信機が、回線を介して火災感知器から
送信されてくる火災検出信号に基づいて、同じ回線に接
続された地区音響装置に該火災検出信号に対応する警報
信号を宛先情報とともに出力し、地区音響装置は、受信
機から送られてくる警報信号に基づいて音声データ記憶
手段に記憶されている複数種類の警報内容の音声データ
のうち少なくとも1つを指定して、音声出力手段を介し
て音声出力させる。
【0024】その結果、音声による詳細な警報内容の火
災警報を行うことができるとともに、火災感知器と地区
音響装置を同じ回線に混在して接続することができ、配
線系統を簡単にして、火災警報装置の地区音響装置の設
置作業を簡単で、安価なものとすることができる。
【0025】請求項2記載の発明の火災警報装置の地区
音響装置によれば、地区音響装置及び火災感知器が、取
付ベースを使用して着脱自在に取り付けられているの
で、火災感知器と地区音響装置で同じタイプの取付ベー
スを共用して現場に設置することができ、火災警報装置
の地区音響装置の取付作業をより簡単なものとすること
ができるとともに、より安価なものとすることができ
る。
【0026】請求項3記載の発明の火災警報装置の地区
音響装置によれば、地区音響装置と火災感知器のうち少
なくとも一方が、火災感知器と地区音響装置とを区別す
る種別設定手段を、備えているので、火災感知器と地区
音響装置を同じ回線に混在して接続しても、火災受信機
に火災感知器と地区音響装置を区別する顧客データをメ
モリに格納して、いちいち判別することなく、種別設定
手段からの種別を示す信号により判別することができ
る。
【0027】また、請求項4記載の発明のように、各地
区音響装置を、火災感知器毎に取り付けると、火災感知
器からの信号と連動して、そのまま地区音響装置の制御
信号として駆動することができ、信号処理を簡略化する
ことができる。
【0028】さらに、請求項5記載の発明のように、音
声データ記憶手段が、火災状況に対応した階層構造の音
声データを記憶するようにすると、火災状況により一層
細かく対応した音声警報を行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の火災警報装置の地区音響装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0030】図1〜図3は、本発明の火災警報装置の地
区音響装置の一実施例を示す図であり、本実施例の火災
警報装置の地区音響装置は、ビジネスホテル等のよう
に、警戒区域が細かく区切られた比較的小規模の建物に
適用したものである。
【0031】まず、構成を説明する。
【0032】図1は、火災警報装置10のブロック構成
図であり、火災警報装置10は、火報受信機11と、複
数の火災感知器KS1〜KSnと複数の地区音響装置T
A1〜TAmを備えている。
【0033】上記各火災感知器KS1〜KSnと地区音
響装置TA1〜TAnは、それぞれ同じ回線(感知制御
線)CLを介して火災受信機11に接続されており、回
線CLは、電源兼伝送用線路からなる2線の回線、ある
いは、一対の電源線と伝送用信号線からなる3線の回線
が使用されている。
【0034】本実施例では、上記火災感知器KS1〜K
Snと地区音響装置TA1〜TAnとは、上記回線CL
に接続された同じタイプの取付ベースに取り付けられて
おり、各警戒地区毎に取り付けられている。
【0035】上記火災感知器KS1〜KSnは、図2に
示すように、伝送回路21、アドレス検出回路22、コ
マンド識別部23、返送信号作成部24、検出部25及
び種別設定部26等を備えており、伝送回路21に回線
CLが接続される。
【0036】伝送回路21は、回線CLとの間の信号の
授受を行い、回線CLを介して火災受信機11から送信
されてきた信号を取り込むとともに、回線CLを介して
火災受信機11に信号の送信を行う。
【0037】アドレス検出回路22は、自己のアドレス
を格納するメモリを内蔵し、火災受信機11から送信さ
れてきたアドレス(宛先情報)を該メモリ内の自己のア
ドレスと比較して、一致すると、アドレス一致信号をコ
マンド識別部23に出力する。
【0038】コマンド識別部23は、アドレス検出回路
22からアドレス一致信号が入力されると、伝送回路2
1を介して火災受信機11から送信されてくるコマンド
の種類を識別し、返送データ要求であると、返送信号作
成部24を駆動させる。
【0039】検出部25は、火災発生の有/無を検出す
るものであり、検出結果を返送信号作成部24に出力す
る。なお、検出部25は、従来と同様のものが使用可能
であり、その検出方法は、限定されるものではない。
【0040】返送信号作成部24は、上記コマンド識別
部23の駆動命令により駆動して、検出部25から検出
信号を取り込み、検出部25の検出信号を返送データと
して伝送回路21に出力する。
【0041】伝送回路21は、この返送信号作成部24
から入力される返送データを回線CLを介して火災受信
機11に出力する。
【0042】種別設定部26は、返送信号作成部24か
らの応答により、自己が火災感知器KS1〜KSnであ
ることを示す種別信号を生成し、返送信号作成部24に
出力する。返送信号作成部24は、火災受信機11から
の要求に応じて、その必要時に、あるいは毎回種別設定
部26に種別信号を要求し、種別設定部26から入力さ
れる種別信号を伝送回路21を介して火災受信機11に
送信する。
【0043】上記地区音響装置TA1〜TAnは、図3
に示すように、伝送回路31、アドレス検出回路32、
コマンド識別部33、デコーダ34、音声合成ユニット
35、増幅器36、スピーカ37、種別設定部38、返
送信号作成部39、充電回路40及び電源部41等を備
えており、伝送回路31に回線CLが接続される。
【0044】伝送回路31は、回線CLとの間の信号の
授受を行い、回線CLを介して火災受信機11から送信
されてきた信号を取り込むとともに、回線CLを介して
火災受信機11に信号の送信を行う。
【0045】アドレス検出回路22は、自己のアドレス
を格納するメモリを内蔵し、火災受信機11から送信さ
れてきたアドレスを該メモリ内の自己のアドレスと比較
して、一致すると、アドレス一致信号をコマンド識別部
23に出力する。
【0046】コマンド識別部23は、アドレス検出回路
22からアドレス一致信号が入力されると、伝送回路3
1を介して火災受信機11から送信されてくるコマンド
の種類を識別する。コマンド識別部23は、コマンドが
返送データ要求であると、返送信号作成部24を駆動さ
せ、コマンドが音響制御コマンドであると、この音響制
御コマンドをデコーダ34に出力して、音響制御コマン
ドに対応する音声警報を拡声出力させる。
【0047】返送信号作成部24は、火災受信機11か
ら返送データ要求があると、その必要時に、あるいは毎
回、種別設定部26に種別信号を要求する。
【0048】種別設定部26は、返送信号作成部24か
らの応答により、自己が地区音響装置TA1〜TAnで
あることを示す種別信号を生成し、返送信号作成部24
に出力する。
【0049】返送信号作成部24は、種別設定部26か
ら上記種別信号が入力されると、その種別信号を伝送回
路31を介して火災受信機11に送信する。
【0050】上記デコーダ34は、コマンド識別部33
から入力される音響制御コマンドをデコードし、デコー
ド結果を音声合成ユニット35に出力する。
【0051】音声合成ユニット35は、種々の火災状況
等に対応した階層構造の音声警報データを、例えば、デ
ィジタル信号として格納するメモリを内蔵しており、デ
コーダ34から入力されるデコード結果に対応する音声
警報データを読み出して、アナログの音声信号に音声合
成した後、増幅器36に出力する。
【0052】増幅器36は、音声合成ユニット35から
入力される音声信号を増幅して、スピーカ37に出力
し、スピーカ37は、増幅器36から入力される音声信
号を音声警報として出力する。
【0053】電源部41は、充電式電池等が用いられ、
地区音響装置TA1〜TAnの各部、特に、音声合成ユ
ニット35や増幅器36に必要な電源を供給する。この
電源部41は、充電回路40により常時充電される。な
お、伝送回路31やアドレス検出回路32等の駆動時に
比較的電力を消費しない部分には、回線CLが3線式の
ときには、回線CLの電源線から直接、また、回線CL
が2線式のときには、伝送信号をコンデンサ等により充
電した後、電源が供給される。
【0054】充電回路40は、回線CLから供給される
電源を電源部41に供給して、電源部41を充電する。
【0055】図1において、火災受信機11は、従来の
火災受信機と大略同様であり、シリアルI/Oを介して
回線CLにより各火災感知器KS1〜KSn及び地区音
響装置TA1〜TAnに接続され、各火災感知器KS1
〜KSnを呼び出して、データの授受を行うことによ
り、火災状況を検知する。火災受信機11は、各火災感
知器KS1〜KSnから受信した返送データから火災の
発生状況を判断し、火災状況に対応した音声警報コマン
ドを地区音響装置TA1〜TAnに出力して、目的とす
る地区音響装置TA1〜TAnに火災状況に対応した音
声警報を発生させる。
【0056】特に、火災受信機11は、どの火災感知器
KS1〜KSnが火災を検知したときに、どの地区音響
装置TA1〜TAnを駆動するかを予め規格に基づいて
定めた連動テーブルを備えており、一般的には、発報階
(火災を検知した火災感知器KS1〜KSnの設置階)
とその直上階の地区音響装置TA1〜TAnが駆動され
る。そして、1つの階に複数の火災感知器KS1〜KS
nが設置されるのに対して、地区音響装置TA1〜TA
nは、火災感知器KS1〜KSnよりも少ない数(通
常、1個程度)が設置され、上記連動テーブルに基づい
て駆動する地区音響装置TA1〜TAnを決定するの
が、一般的であるが、本実施例では、各火災感知器KS
1〜KSnに対応して地区音響装置TA1〜TAnが取
り付けられているため、火災感知器KS1〜KSnのデ
ータをそのまま連動データとして連動テーブルに割り付
けることができる。
【0057】なお、火災感知器KS1〜KSn、地区音
響装置TA1〜TAnは、回線CLが接続配線された取
付ベースを介して天井等に着脱自在に取り付けられる。
【0058】次に、本実施例の動作を説明する。
【0059】本実施例の火災警報装置10は、各火災感
知器KS1〜KSnからの返送データ(検知信号)に基
づいて火災の発生の有無を判断し、火災が発生したと判
断すると、火災発生の警報を行う。
【0060】但し、本実施例の火災警報装置10は、こ
の火災発生の警報を各火災感知器KS1〜KSn毎に取
り付けられた地区音響装置TA1〜TAnにより火災発
生状況に適切な警報内容を音声で行うところに、その特
徴がある。
【0061】以下、この警報処理を説明する。
【0062】火災受信機11は、ポーリング方式で各火
災感知器KS1〜KSnと各地区音響装置TA1〜TA
nをアドレス呼出信号により順次循環的に呼び出し、返
送データの要求を行う。
【0063】各火災感知器KS1〜KSnは、火災受信
機11からアドレス呼出信号を受信すると、アドレス検
出回路22で自己への呼出であるかを当該アドレス信号
を自己のアドレスと比較することにより判別し、自己へ
の呼出であると判別すると、コマンド識別部23を駆動
して、コマンドの種類を識別する。
【0064】通常監視時においては、このコマンドは、
返送データ要求であり、コマンド識別部33は、コマン
ドが返送データ要求であると、返送信号作成部24を駆
動し、返送信号作成部24は、検出部25から入力され
る検出信号を返送データとして伝送回路21及び回線C
Lを介して火災受信機11に送信する。
【0065】火災受信機11は、各火災感知器KS1〜
KSnから送信されてくる返送データを順次取り込み、
返送データが火災発生を示していると、当該火災の発生
状況を分析して、その分析結果と連動テーブルに基づい
てどの地区音響装置TA1〜TAnにどの内容の音声警
報を発生させるかを選択して、対応する地区音響装置T
A1〜TAnに音響制御コマンドを送出する。
【0066】一方、各地区音響装置TA1〜TAnは、
火災受信機11からアドレス呼出信号を受信すると、そ
のアドレス検出回路32で自己への呼出であるかを当該
アドレス信号を自己のアドレスと比較することにより判
別し、自己への呼出であると判別すると、コマンド処理
部33を駆動して、コマンドの種類を識別する。
【0067】自己への呼出を検出した地区音響装置TA
1〜TAnは、受信した音響制御コマンドをコマンド識
別部33からデコーダ34に出力し、デコーダ34で、
デコードして、デコード内容を音声合成ユニット35に
出力する。
【0068】音声合成ユニット35は、当該デコード内
容に対応する音声データをメモリから読み出して、ディ
ジタルの音声信号に合成した後、増幅器36を介してス
ピーカ37から音声警報として拡声出力させる。
【0069】この音声警報の内容としては、例えば、本
実施例の火災警報装置10が1つの客室に1個程度の火
災感知器KS1〜KSnしか設置されないビジネスホテ
ルに設置されたときには、1個の火災感知器KS1〜K
Snの検出動作で、直に当該火災感知器KS1〜KSn
の設置された階の全部の地区音響装置TA1〜TAnを
駆動するには、火災感知器KS1〜KSnの誤報も充分
考えられるため、例えば、ある火災感知器KS1〜KS
nが検出動作をした場合には、検出動作をした火災感知
器KS1〜KSnの設置された客室及び隣室に設置され
た地区音響装置TA1〜TAnを駆動して、例えば、
「火災感知器が動作しました、火災のおそれがありま
す。確認してください。」等の音声警報を行う。
【0070】また、その後、検出信号が解除され、確認
の結果異常がないときには、「火災感知器の動作は、確
認の結果、異常がありませんでしたので、ご安心くださ
い。」等の音声警報を行う。
【0071】そして、その後、火災感知器KS1〜KS
nからの検出信号が一定時間過ぎても解除されないとき
には、火災発生の可能性が高いと判断して、検出動作を
した火災感知器KS1〜KSnの設置された階及び当該
階の直上階に設置された地区音響装置TA1〜TAnを
駆動して、例えば、「火災が発生しました。避難してく
ださい。」等の音声警報を行う。
【0072】さらに、管理人等により火災発生が確認さ
れた場合には、ビル全体の地区音響装置TA1〜TAn
を駆動して、「火災が発生しました。避難してくださ
い。」等の音声警報を行う。
【0073】このように、各地区音響装置TA1〜TA
nに複数の音声データを格納し、火災受信機11が、火
災の発生状況に応じて、各地区音響装置TA1〜TAn
に適切な音声データを音響制御コマンドで指定してい
る。
【0074】したがって、各地区音響装置TA1〜TA
nの記憶する音声データを適宜選択することにより、各
地区音響装置TA1〜TAnの設置されている階や区域
等に適切な内容の音声による警報を行うことができ、適
切な避難行動を促すことができる。
【0075】また、音声データを火災の発生段階等に応
じた階層構造として、火災の発生状況に応じて組み合わ
せて出力するようにすると、より一層適切な警報を行う
ことができるとともに、音声データを記憶するメモリの
内容を削減することができる。
【0076】そして、各火災感知器KS1〜KSnは、
火災受信機11から要求があったとき、あるいは毎回、
種別設定部26の出力する自己の種別を示す種別信号を
返送信号作成部24を介して火災受信機11に送信し、
各地区音響装置TA1〜TAnは、火災受信機11から
要求があったとき、あるいは毎回、種別設定部38の出
力する自己の種別を示す種別信号を返送信号作成部39
を介して火災受信機11に送信する。
【0077】このように、本実施例では、地区音響装置
TA1〜TAnと火災感知器KS1〜KSnが、火災感
知器KS1〜KSnと地区音響装置TA1〜TAnとを
区別する種別設定部(種別設定手段)38を、備えてい
るので、火災感知器KS1〜KSnと地区音響装置TA
1〜TAnを同じ感知制御線である回線CLに混在して
接続しても、火災受信機11に火災感知器KS1〜KS
nと地区音響装置TA1〜TAnを区別する顧客データ
をメモリに格納して、いちいち判別することなく、種別
設定部26、38からの種別を示す種別信号により判別
することができ、火災受信機11を簡単で、安価なもの
とすることができる。
【0078】また、この場合、火災警報装置10の設置
時に、火災受信機11から各火災感知器KS1〜KSn
と地区音響装置TA1〜TAnに種別信号を要求して、
顧客データを作成し、以降は、この顧客データに基づい
て処理を行うようにすると、毎回、種別信号を要求する
必要がなく、直に次の処理に移ることができる。その結
果、火災受信機11の処理を簡略化することができ、処
理の速度を向上させることができる。
【0079】また、本実施例では、各火災感知器KS1
〜KSnと各地区音響装置TA1〜TAnを同じ取付ベ
ースに設けているので、取付ベースを共用することがで
き、火災警報装置10の取付作業をより簡単なものとす
ることができるとともに、より安価なものとすることが
できる。
【0080】さらに、本実施例では、各火災感知器KS
1〜KSnに対応して地区音響装置TA1〜TAnを1
対1の割合で設置しているので、各火災感知器KS1〜
KSnからの信号と連動して、火災感知器KS1〜KS
nからの検出信号をそのまま地区音響装置TA1〜TA
nの制御信号として駆動することができ、信号処理を簡
略化することができる。
【0081】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0082】例えば、上記各実施例においては、各火災
感知器KS1〜KSnに対応させて地区音響装置TA1
〜TAnを設置しているが、これに限るものではなく、
例えば、複数の火災感知器に対して1つの割合で地区音
響装置を設置してもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、受信機が、回線を介し
て火災感知器から送信されてくる火災検出信号に基づい
て、同じ回線に接続された地区音響装置に該火災検出信
号に対応する警報信号を宛先情報とともに出力し、地区
音響装置は、受信機から送られてくる警報信号に基づい
て音声データ記憶手段に記憶されている複数種類の警報
内容の音声データのうち少なくとも1つを指定して、音
声出力手段を介して音声出力させる。
【0084】その結果、音声による詳細な警報内容の火
災警報を行うことができるとともに、火災感知器と地区
音響装置を同じ回線に混在して接続することができ、配
線系統を簡単にして、火災警報装置の地区音響装置の設
置作業を簡単で、安価なものとすることができる。
【0085】請求項2記載の発明の火災警報装置の地区
音響装置によれば、地区音響装置を、火災感知器用の取
付ベースに取り付けている。
【0086】その結果、火災感知器と地区音響装置で同
じ取付ベースを共用することができ、火災警報装置の地
区音響装置の取付作業をより簡単なものとすることがで
きるとともに、より安価なものとすることができる。
【0087】請求項3記載の発明の火災警報装置の地区
音響装置によれば、地区音響装置と火災感知器のうち少
なくとも一方が、火災感知器と地区音響装置とを区別す
る種別設定手段を、備えている。
【0088】その結果、火災感知器と地区音響装置を同
じ回線に混在して接続しても、火災受信機に火災感知器
と地区音響装置を区別する顧客データをメモリに格納し
て、いちいち判別することなく、種別設定手段からの種
別を示す信号により判別することができ、火災受信機で
の処理を簡略化することができる。
【0089】また、請求項4記載の発明のように、各地
区音響装置を、火災感知器毎に取り付けると、火災感知
器からの信号と連動して、そのまま地区音響装置の制御
信号として駆動することができ、信号処理を簡略化する
ことができる。
【0090】さらに、請求項5記載の発明のように、音
声データ記憶手段が、火災状況に対応した階層構造の音
声データを記憶するようにすると、火災状況により一層
細かく対応した音声警報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の火災警報装置の地区音響装置の一実施
例の全体構成図。
【図2】図1の火災感知器の詳細な回路ブロック図。
【図3】図1の地区音響装置の詳細な回路ブロック図。
【図4】従来のP型火災警報装置の全体構成ブロック
図。
【図5】従来のR型火災警報装置の全体構成ブロック
図。
【符号の説明】
10 火災警報装置 11 火災受信機 KS1〜KSn 火災感知器 TA1〜TAn 地区音響装置 21、31 伝送回路 22、32 アドレス検出回路 23、33 コマンド識別部 24、39 返送信号作成部 25 検出部 26、38 種別設定部 34 デコーダ 35 音声合成ユニット 36 増幅器 37 スピーカ 40 充電回路 41 電源部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機に回線を介して複数の火災感知器が
    接続され、前記受信機が、前記回線を介して前記火災感
    知器から送られてくる火災検出信号に基づいて地区音響
    装置を駆動して、火災警報を行う火災警報装置の地区音
    響装置において、 前記受信機は、前記火災感知器からの火災検出信号に基
    づいて前記地区音響装置に該火災検出信号に対応する警
    報信号を宛先情報とともに出力し、 前記地区音響装置は、 前記火災感知器の接続された前記回線に接続されてお
    り、 複数種類の警報内容の音声データを記憶する音声データ
    記憶手段と、 前記音声データ記憶手段に記憶されている音声データを
    読み出して音声出力する音声出力手段と、 前記受信機から自己宛の前記警報信号が送られてくる
    と、該警報信号に基づいて前記音声データ記憶手段に記
    憶されている音声データのうち少なくとも1つを指定し
    て、前記音声出力手段を介して音声出力させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置の地区音響装
    置。
  2. 【請求項2】前記地区音響装置及び前記火災感知器は、
    それぞれ前記回線が接続配線された取付ベースに取り付
    けられたことを特徴とする請求項1記載の火災警報装置
    の地区音響装置。
  3. 【請求項3】前記地区音響装置と前記火災感知器のうち
    少なくとも一方は、前記火災感知器と前記地区音響装置
    とを区別する種別設定手段を、さらに備えたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の火災警報装置の地
    区音響装置。
  4. 【請求項4】前記地区音響装置は、前記火災感知器毎に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の火災警報装置の地区音響装置。
  5. 【請求項5】前記音声データ記憶手段は、火災状況に対
    応した階層構造の音声データを記憶し、 前記受信機は、前記火災感知器からの火災検出信号に基
    づいて火災状況を判別して、前記階層構造の音声データ
    のうち、当該火災状況に対応した音声データを指定する
    警報信号を対応する地区音響装置に出力することを特徴
    する請求項1から請求項4のいずれかに記載の火災警報
    装置の地区音響装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09277987A (ja) * 1996-04-15 1997-10-28 Asahi Kisou Kk 警報装置
JP2004295242A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Matsushita Electric Works Ltd 自火報受信機
JP2016035780A (ja) * 2011-10-19 2016-03-17 能美防災株式会社 火災報知設備
JP2016149030A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 ホーチキ株式会社 警報システム
JP2019200479A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 Nissha株式会社 アラート情報共有システム、通信端末装置、サーバ装置、アラート情報共有方法、およびアラート情報共有プログラム

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