JPH1074292A - 防災受信機 - Google Patents

防災受信機

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JPH1074292A
JPH1074292A JP22962796A JP22962796A JPH1074292A JP H1074292 A JPH1074292 A JP H1074292A JP 22962796 A JP22962796 A JP 22962796A JP 22962796 A JP22962796 A JP 22962796A JP H1074292 A JPH1074292 A JP H1074292A
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JP
Japan
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fire
voice
signal
disaster prevention
prevention receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP22962796A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ookage
聡 大景
Osamu Tanaka
修 田中
Yasuhiro Ogawa
靖洋 小川
Naohisa Morimoto
直久 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災発生が確定されたことを管理者に迅速に
通知する。 【解決手段】 火災感知器または発信機からの火災信号
を入力する火災信号入力部11と、火災信号を記憶する
火災情報記憶部12と、火災が発生したことを確定でき
る状態であるか、確定できない状態であるかを、火災情
報記憶部12に格納された情報に基づいて判断する火災
確定判断部13と、その火災確定判断部13の判断結果
に基づいて、火災警報用の音声を選択する音声内容選択
部14と、その音声内容選択部14が選択する音声の情
報を格納した音声内容記憶部15と、音声内容選択部1
4によって選択された音声の情報に基づいて音声合成信
号を出力する音声合成信号出力部18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災警報を音声合
成による音声で出力する防災受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、防災受信機は、火災監視区域に設
置された火災感知器が出力する火災信号、または、火災
監視区域に設置された、火災通報用のスイッチを備えた
発信機が出力する火災信号を受信し、防災受信機内で火
災主音響を鳴動させることで管理者に対して火災を通知
するように構成されており、火災主音響としては、ブザ
ー音を出力する鳴動音響と、音声合成による音声を出力
する鳴動音声の2種類が用いられていた。
【0003】しかし、火災感知器等が火災を検出して火
災信号を出力した場合(発報した場合)でも、 煙感知器
の汚れ等による誤報の可能性があるので、例えば、1つ
の火災感知器が発報しても、複数の火災感知器が発報す
るまで、火災の発生が確定したと判断しない等の誤報対
策が施されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したよう
に、従来の防災受信機は、誤報防止のために、例えば、
火災信号が発生した場合でも、複数の火災感知器が発報
している等の、所定の条件(火災確定条件)が満たされ
ないと火災の発生を確定しないように構成されていた。
このため、火災発生を確定できる状態であるかどうかを
知るために、管理者は、発報した端末の種別(火災感知
器であるか発信機であるか)と、発報した端末の個数等
を確認する必要があったため、火災発生が確定できる状
態にあることを管理者が確認するまでに時間がかかり、
火災発生に対する対応が遅れるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、火災発生が確定できる状
態であることを管理者に対して迅速に通知することがで
きる防災受信機の構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の防災受信機は、火災感知器、また
は、火災通報用のスイッチを備えた発信機からの火災信
号を受信して火災が発生したかどうかを判断し警報を発
する防災受信機であって、火災信号を入力する火災信号
入力部と、火災信号を記憶する火災情報記憶部と、火災
が発生したことを確定できる状態であるか、確定できな
い状態であるかを、前記火災情報記憶部に格納された情
報に基づいて判断する火災確定判断部と、その火災確定
判断部の判断結果に基づいて、火災警報用の音声を選択
する音声内容選択部と、その音声内容選択部が選択する
音声の情報を格納した音声内容記憶部と、前記音声内容
選択部によって選択された音声の情報に基づいて音声合
成信号を出力する音声合成信号出力部とを備えたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項1記載の防災受信機は、防災受信機
の警報音を音声合成を用いて出力するもので、火災主音
響の音声合成音響を2種類出力できるように構成されて
おり、火災信号は発生したが火災発生が確定されていな
い状態(火災検出状態)であるか、火災発生が確定され
た状態(火災確定状態)であるかによって、異なった音
声合成メッセージ(音声合成音響)を出力するように構
成されている。これにより、管理者に対して迅速に火災
発生が確定した旨を通知することができるので、管理者
が、防災受信機の表示、現場からの通報等に基づいて、
または、直接、現場に移動して、詳細な情報を収集して
火災発生を確定できるかを判断する必要がない。
【0008】請求項2記載の防災受信機は、請求項1記
載の防災受信機で、前記火災信号入力部が、前記火災感
知器または前記発信機からの火災信号、及び、前記防災
受信機に設けられた火災確定用のスイッチの状態を示す
信号を入力するように構成され、 前記火災情報記憶部
が、火災信号、及び、前記防災受信機に設けられた火災
確定用のスイッチの状態を格納するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の防災受信機は、火災感知器
または発信機からの火災信号だけでなく、防災受信機に
設けられた火災確定用のスイッチの状態も、火災情報記
憶部に格納するように構成し、火災確定用のスイッチの
状態も考慮して火災確定の判断を行うように構成されて
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1のブロック図に基づいて本発
明の防災受信機の一実施形態について説明する。11
は、防災受信機に接続された、火災感知器または発信機
からの火災信号を受信する火災信号入力部、12は、火
災信号入力部11によって入力された火災信号、また
は、防災受信機の操作部に設けられた、火災確定用のス
イッチの状態を記憶しておく火災情報記憶部、13は、
火災確定判断部で、火災情報記憶部12に格納された情
報を基に、火災発生が確定したと判断するかどうかを決
定し、音声内容選択部14に、火災確定または火災発生
(火災未確定)の、どちらかの火災情報を通知する構成
である。
【0011】音声内容選択部14は、火災確定判断部1
3から受けた火災情報により、音声内容記憶部15か
ら、火災発生時の音声メッセージ、または、火災確定時
の音声メッセージに対応する音声合成信号を読み出し
て、アンプ16と、アンプ16に接続されたスピーカ1
7とを備えた音声合成信号出力部18に出力する。音声
内容記憶部15には、火災主音響として、火災確定また
は火災発生(火災未確定)の状態に対応した、2種類の
音声合成メッセージが格納されている。
【0012】図2のブロック図に基づいて、図1に示し
た本発明の防災受信機の一実施形態の、より具体的な構
成について説明する。図2は、防災受信機に、端末(火
災感知器、及び、火災通報用のスイッチを備えた発信
機)を接続した防災システムの構成を示したものであ
る。図で、21は防災受信機と端末(火災感知器または
発信機)間で情報を伝送するために必要な信号変換を行
う伝送用ドライバ/レシーバ、22は中央処理装置(C
PU)、23はSRAM、24は音声合成IC、25は
音声メッセージに対応する音声合成信号が格納された音
声ROM、26はアンプ、27はスピーカである。
【0013】図2に示す防災受信機は、図1に示した火
災信号入力部11を、伝送用ドライバ/レシーバ21に
よって構成し、 火災情報記憶部12をSRAM23によ
って構成し、 火災確定判断部13をCPU22によって
構成し、 音声内容選択部14を音声合成IC24によっ
て構成し、音声内容記憶部15を音声ROM25で構成
したものである。
【0014】次に、図2に示した防災受信機の各構成に
ついて説明する。火災信号は、火災感知器または発信機
から伝送線を介して伝送用伝送用ドライバ/レシーバ2
1で電気的に変換されて受信され、CPU22によっ
て、その内容は火災情報としてSRAM23に格納され
る。次に、CPU22は、SRAM23に格納された情
報から、端末が火災を検出して発報しているが火災発生
が確定されていない段階(火災検出段階)か、火災発生
が確定された段階(火災確定段階)であるかを所定の条
件に基づいて判断し、その結果に応じて、音声合成IC
24に、火災を検出した旨の音声メッセージ(火災検出
メッセージ)を選択するか、火災を確定した旨の音声メ
ッセージ(火災確定メッセージ)を選択するかを指示す
る。そして、音声合成IC24が、CPU22から指示
された音声メッセージに対応する音声合成信号を音声R
OM25から読み出してアンプ26に出力する。これに
より、音声合成信号がアンプ26で増幅されスピーカ2
7から出力される。
【0015】次に、図3のブロック図に基づいて、図1
に示した本発明の防災受信機の異なる実施形態の具体的
な構成について説明する。図3は、図2に示した防災受
信機に、スイッチ28及びパラレルI/F29の構成を
付加したものであるため、同等構成については適宜説明
を省略する。図で、スイッチ28は、防災受信機の操作
部に備えられた、人が火災発生を確定するために操作す
る火災確定用のスイッチであり、通常の接点入力回路で
構成されている。また、スイッチ28とCPU22間に
設けられたパラレルI/F29は、スイッチ28の出力
信号を獲得するためのインターフェース回路であり、ス
イッチ28のON/OFF状態は、パラレルI/F29
を介してCPU22に取り込まれ、SRAM23に格納
される。
【0016】図3に示す防災受信機は、図1に示した火
災信号入力部11を、スイッチ28及びパラレルI/F
29及び伝送用ドライバ/レシーバ21によって構成し
たものであり、火災信号入力部11は、火災感知器また
は発信機からの火災信号、及び、防災受信機に設けられ
た火災確定用のスイッチ28の状態を示す信号を入力す
るように構成され、 火災情報記憶部12は、火災信号、
及び、防災受信機に設けられた火災確定用のスイッチ2
8の状態を格納するように構成されている。
【0017】また、図2に示した防災受信機と同様に、
火災信号は、火災感知器または発信機から伝送線を介し
て伝送用ドライバ/レシーバ21で電気的に変換されて
受信され、CPU22が、その内容を火災情報としてS
RAM23に格納する。
【0018】さらに、CPU22は、SRAM23に格
納された情報(火災信号及び火災確定用スイッチ28の
状態)から、端末が火災を検出して発報しているが火災
発生が確定されていない段階(火災検出段階)か、火災
発生が確定された段階(火災確定段階)であるかを判断
し、その結果に応じて、音声合成IC24に、火災検出
メッセージ、または、火災確定メッセージの、どちらを
出力するかを指示する。
【0019】そして、音声合成IC24が、CPU22
から要求された音声メッセージに対応する音声合成信号
を音声ROM25から読み出し、アンプ26に出力す
る。これにより、増幅された音声メッセージがスピーカ
27から出力される。
【0020】次に、図4のフローチャートに基づいて、
防災受信機の動作について説明する。(a)は、図2及
び図3に示した防災受信機で、端末(火災感知器または
発信機)から火災信号が発生した場合の動作を示すもの
で、 まず、火災信号が発生すると、CPU22は、その
火災信号を入力し、所定の火災確定条件に基づいて火災
確定かどうかを判断する。火災確定条件は、例えば、 次
の(1)または(2)に示すような条件に設定されてい
る。 (1)火災感知器からの火災信号を2報以上受信した場
合 (2)発信機からの火災信号を受信した場合 以上に示したような条件によって火災確定かどうかを判
断し、火災確定であれば、音声合成IC24に火災確定
メッセージを出力させて、その火災確定に関する情報
(火災確定情報)をSRAM23に格納する。また、火
災未確定であれば、音声合成IC24に火災発生メッセ
ージを出力させて、その火災発生に関する情報(火災発
生情報)をSRAM23に格納する。
【0021】このように火災発生が確定した場合と火災
発生未確定の場合とで、出力する音声メッセージが異な
るように構成することにより、管理者が情報を収集して
総合的に火災確定の判断を行う必要がないので、火災発
生時の対応をスムーズにかつ迅速に行うことができる。
【0022】次に、(b)は、図3に示した防災受信機
で、防災受信機の操作部に設けられたスイッチ28によ
る入力信号が発生した場合(スイッチ28の状態がON
状態となった場合)の動作を示すものである。この場
合、 無条件に火災が確定したと判断するように火災確定
条件を設定してもよい。また、火災信号の有無、また
は、火災信号の数も考慮して火災確定の判断を行うよう
に火災確定条件を設定してもよい。
【0023】そして、火災発生が確定していると判断し
た場合、CPU22は、音声合成IC24に火災確定メ
ッセージを出力するように指示し、その火災確定に関す
る情報をSRAM23に格納する。また、火災発生が確
定していないと判断した場合、CPU22は、スイッチ
28の状態をSRAM23に格納する。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1または
請求項2記載の防災受信機によれば、管理者が情報を収
集して火災確定の判断を行う必要がなく、火災発生が確
定したことを迅速に管理者に対して通知することができ
るので、火災発生時の対応をスムーズにかつ迅速に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災受信機の一実施形態の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の防災受信機の一実施形態の具体的な構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の防災受信機の異なる実施形態の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の防災受信機の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 火災信号入力部 12 火災情報記憶部 13 火災確定判断部 14 音声内容選択部 15 音声内容記憶部 18 音声合成信号出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 直久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災感知器、または、火災通報用のスイ
    ッチを備えた発信機からの火災信号を受信して火災が発
    生したかどうかを判断し警報を発する防災受信機であっ
    て、火災信号を入力する火災信号入力部と、火災信号を
    記憶する火災情報記憶部と、火災が発生したことを確定
    できる状態であるか、確定できない状態であるかを、前
    記火災情報記憶部に格納された情報に基づいて判断する
    火災確定判断部と、その火災確定判断部の判断結果に基
    づいて、火災警報用の音声を選択する音声内容選択部
    と、その音声内容選択部が選択する音声の情報を格納し
    た音声内容記憶部と、前記音声内容選択部によって選択
    された音声の情報に基づいて音声合成信号を出力する音
    声合成信号出力部とを備えたことを特徴とする防災受信
    機。
  2. 【請求項2】 前記火災信号入力部が、前記火災感知器
    または前記発信機からの火災信号、及び、前記防災受信
    機に設けられた火災確定用のスイッチの状態を示す信号
    を入力するように構成され、 前記火災情報記憶部が、火
    災信号、及び、前記防災受信機に設けられた火災確定用
    のスイッチの状態を格納するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の防災受信機。
JP22962796A 1996-08-30 1996-08-30 防災受信機 Pending JPH1074292A (ja)

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JP (1) JPH1074292A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123918A (ja) * 2011-02-16 2011-06-23 Hochiki Corp 防災受信機
JP2013232036A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Hochiki Corp 警報システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123918A (ja) * 2011-02-16 2011-06-23 Hochiki Corp 防災受信機
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010327