JPH07182588A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH07182588A
JPH07182588A JP32710693A JP32710693A JPH07182588A JP H07182588 A JPH07182588 A JP H07182588A JP 32710693 A JP32710693 A JP 32710693A JP 32710693 A JP32710693 A JP 32710693A JP H07182588 A JPH07182588 A JP H07182588A
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fire
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JP32710693A
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Inventor
Kaoru Tanabe
薫 田辺
Munemasa Suzuki
宗応 鈴木
Atsushi Miyabe
厚 宮部
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防災監視装置に関し、スピーカを別に併設す
る必要がなく、住宅内に音声できめ細かに情報提供を行
うことができ、さらに停電のとき自住戸の火災を警報す
ることを目的とする。 【構成】 住宅情報盤14内に、感知器12が火災信号
を出力したときに第1の音声メッセージを出力し検知手
段15〜17がその他の信号を出力したときに第2の音
声メッセージを出力する音声出力手段31と、音声出力
手段31の出力信号を増幅するアンプ32と、他住宅の
火災信号を示す受信機からの警報信号の入力により第3
の音声メッセージをスピーカ13から出力するための変
圧手段37と、警報信号の入力を監視する警報入力監視
手段38と、感知器12が火災信号を出力したときおよ
び検知手段15〜17がその他の信号を出力したときス
ピーカ入力をアンプ側に切り換え警報信号が入力したと
き変圧手段側に切り換えるスピーカ入力切り換え手段4
0を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅などにおいて
音声で火災等の非常事態を警報する防災監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火災等の非常事態を警報する場合、ベル
の鳴動で行うのが一般的である。しかしながら、マンシ
ョン等の集合住宅では廊下などにベルを設けてもドアや
壁の音に対する遮蔽性が優れ、ベルの鳴動が室内では十
分聞こえないことがあるので、近年では、室内に設けら
れたスピーカを介して音声メッセージで警報する防災監
視装置が提案されている。
【0003】この種の音声警報装置としては、集合住宅
用に用いられるものとしては例えば特開平4−3508
00号公報に示すようにドアホン子器のスピーカを利用
して音声メッセージで警報するものがある。この音声警
報装置は、図5および図6に示すように、いずれかの住
戸H(仮に1階の住戸とする)で火災が発生して防災セ
ンサー1が発報すると、ドアホン子器2の火災表示回路
部3に発報信号が伝送されて火災表示灯が点灯駆動され
るとともに、信号線LDを介して住宅情報盤4に発報移
報信号が伝送され、警報音の鳴動、警報表示が行われ
る。また、ドアホン子器2の火災表示回路部3から信号
線L1に発報信号が送出され、防災受信機5では、信号
線L1を介して伝送されてきた発報信号を受信すると、
防災受信機5側で必要な警報報知を行うとともに、信号
線LA1,LA2を介して、警報報知を必要とする住戸
(出火住戸と同一階の住戸、および、直上階の住戸な
ど)の住宅情報盤4に発報移報信号を送出して警報報知
を行わせる。信号線LA1,LA2を介して伝送された
発報移報信号は、ドアホン子器2の警報切換回路6にも
加えられてリレーRYが駆動され、リレー接点ry1,
ry2が接点b側に切り換えられる。すると、トランス
TがスピーカSPに接続されるので、信号線LB1を介
して防災受信機5側から伝送される警報音がスピーカS
Pから拡声出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の音声警報装置にあっては、ドアホン子器のス
ピーカと住宅情報盤のスピーカを併設していた。また、
住宅内にはきめ細かな音声メッセージでの情報提供を行
うことができなかった。本発明は、このような従来の問
題点に鑑みてなされたものであって、スピーカを別に併
設する必要がなく、住宅内に音声できめ細かに情報提供
を行うことができ、さらに停電のときでも火災を音声で
警報することができる防災監視装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、集合住宅の各住戸内部に感知器、その他
の信号を出力する検知手段およびスピーカを有する住宅
情報盤をそれぞれ設け、前記感知器は中継器を介し受信
機に接続され、住宅情報盤内に、前記感知器が火災信号
を出力したときに第1の音声メッセージを出力し前記検
知手段がその他の信号を出力したときに第2の音声メッ
セージを出力する音声出力手段と、該音声出力手段の出
力信号を増幅するアンプと、他住宅の火災信号を示す警
報信号の入力により前記受信機から送出される第3の音
声メッセージを前記スピーカから出力するための変圧手
段と、警報信号の入力を監視する警報入力監視手段と、
前記感知器が火災信号を出力したときおよび前記検知手
段がその他の信号を出力したときスピーカ入力を前記ア
ンプ側に切り換え前記警報信号が入力したとき前記変圧
手段側に切り換えるスピーカ入力切り換え手段を設けた
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記第1の音声メッセー
ジは火災が発生した住戸に対する火災発生を知らせる特
定のメッセージであり、第2の音声メッセージはガスも
れなどが発生した住戸に対する所定の状態を知らせる特
定のメッセージであり、第3の音声メッセージは他住戸
の火災発生を知らせる各住戸共通のメッセージであるこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記受信機は停電時に作
動する予備電源を有するとともに、音声合成手段と音声
合成制御手段を有し、前記スピーカ入力切り換え手段
は、停電のときは強制的にスピーカ入力を前記変圧手段
側に切り換えることを特徴とする。また、本発明は、前
記スピーカ入力切り換え手段は、前記火災信号、その他
の信号、警報信号の入力を判別するCPUと、該CPU
により駆動されるリレーと、該リレーにより開閉される
スイッチにより構成されることを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成を備えた本発明の防災監視装置
によれば、感知器が火災を検出したときは、スピーカ入
力をアンプ側に切り換えて、スピーカから第1の音声メ
ッセージを出力し、また、検知手段が他の信号を出力し
たときも、スピーカ入力をアンプ側に切り換えてスピー
カから第2の音声メッセージを出力する。
【0009】一方、警報信号の入力を監視し、警報信号
の入力があったときは、スピーカ入力を変圧手段側に切
り換えて、スピーカから第3の音声メッセージを出力す
る。このように、住宅情報盤用のスピーカと防災用のス
ピーカを兼用させているので、スピーカを別に設置しな
いで済む。また、自住戸内の火災の発生、他住戸内の火
災の発生、ガスもれの発生、非常事態の発生、呼出しな
どの情報を音声できめ細かに提供することができる。
【0010】さらに、停電のときには、強制的にスピー
カ入力を変圧手段側に切り換えるため、どの住戸が火災
になってもスピーカで音声メッセージの警報音を出力す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の一実施例を示す図である。
図1は本発明の一実施例に係る住宅情報盤を示す図、図
2は本発明の一実施例に係る全体構成図、図3は動作を
説明するフローチャートである。
【0012】図2において、11は1F〜nFの集合住
宅の各住戸内部を示し、各住戸内部11にはアナログ型
またはオンオフ型の煙感知器や熱感知器のような戸外点
検機能付きの感知器12がそれぞれ設置される。また、
各住戸内部11にはスピーカ13を有する住宅情報盤1
4がそれぞれ配置される。
【0013】住宅情報盤14には検知手段としてのガス
検知器15、非常押しボタン16、呼出しボタン17が
それぞれ接続されている。ガス検知器15はガスの発生
を検出してガス検出信号をその他の信号として住宅情報
盤14に出力する。非常押しボタン16は非常事態(ド
ロボーの侵入など)の発生を検出して非常事態を知らせ
る信号をその他の信号として住宅情報盤14に出力す
る。呼出しボタン17は呼出しを知らせる信号をその他
の信号として住宅情報盤14に出力する。
【0014】18は集合住宅の住戸外部を示し、住戸外
部18には各住戸毎に自動戸外点検機能付きの中継器1
9と戸外表示器20が設置され、また、廊下や階段など
の集合住宅の共用部には戸外点検機能付きアナログ型の
感知器21が設置される。戸外点検器22は中継器19
を介して住戸内部11の感知器12の点検を戸外から行
うことができる。
【0015】受信機23は回線L,Cを介して、各住戸
に設けられている中継器19と住戸外部18に設けられ
ている感知器21で構成される端末に対してポーリング
方式で端末アドレスを指定して呼び出し、呼び出された
中継器19と感知器21は回線L,Cを介して受信機2
3に対し、自己のアドレスと火災検出時に火災信号を送
信し、受信機23はこの信号に基づいて他の住戸の火災
発生場所を特定し、火災発生場所情報を含む音声メッセ
ージにより警報する警報信号を、警報信号線70を介し
て各住戸内部11の住宅情報盤14に出力する音声合成
部および音声合成制御手段を備える。
【0016】尚、受信機23内には消防法で定める規格
上、停電時に所定時間受信機23の機能をバックアップ
する予備電源が備えられており、この予備電源により停
電になっても所定時間受信機23は感知器の監視を行
う。次に、図1は住宅情報盤14の内部構成を示す図で
ある。図1において、各住戸内部11の感知器12が火
災の発生を検出すると、火災信号は、中継器19に出力
され、中継器19は火災信号を住宅情報盤14に出力す
るとともに、受信機23からの呼び出し信号で自己のア
ドレスと火災信号を返送する。これにより受信機23は
火災発生場所を特定できる。
【0017】24は火災受信部であり、火災受信部24
は、中継器19を介して感知器12から火災信号を受信
し、これをCPU25に出力する。26はガス受信部で
あり、ガス受信部26はガス検知器15で検知したガス
検知信号を受信し、これをCPU25に出力する。27
は非常受信部であり、非常受信部27は非常押しボタン
16で検出した非常事態を知らせる信号を受信し、これ
をCPU25に出力する。28はチャイム受信部であ
り、チャイム受信部28は呼出しボタン17からの呼出
しを知らせる信号を受信し、これをCPU25に出力す
る。
【0018】29は住宅情報盤14に設けられている表
示部であり、表示部29にはCPU25の制御により、
自住宅の火災発生、ガス発生、非常事態が表示され、ま
た、他住宅での火災発生を警報する警報が表示される。
30はトイレやバスに設けられた付属表示部であり、付
属表示部30にもCPU25の制御により、前記のよう
な各表示が行われる。
【0019】31は音声出力手段としての音声合成部で
あり、音声合成部31には、感知器12からの火災信号
に応じた第1の音声メッセージおよびガス検知器15、
非常押しボタン16、呼出しボタン17からのその他の
信号に応じた第2の音声メッセージが予め記憶されたR
OMと、ROMから読み出されメッセージを音声信号に
変換する音声合成装置を有している。ROMに予め記憶
されている第1の音声メッセージは、「この宅内で火災
が発生しています」というようなメッセージであり、火
災が発生した住戸に対して火災を知らせる特定のメッセ
ージである。ROMに予め記憶されている第2の音声メ
ッセージは、「ガス漏れが発生しています」「トイレに
来て下さい」「ドロボーです」呼出しを知らせる「メロ
ディ」というようなメッセージであり、ガスもれなどが
発生している住戸に対して所定の状態を知らせる特定の
メッセージである。これらの第1,第2の音声メッセー
ジは、CPU25の制御により選択的にROMから読み
出されてアンプ32に出力される。
【0020】アンプ32は音声合成部31が出力する所
定の音声信号を増幅して接片33と接点34,35より
なるスイッチ36を介してスピーカ13に出力する。3
7は変圧手段としてのトランスであり、トランス37の
一端は受信機23に接続され、他端はスイッチ36を介
してスピーカ13に接続されている。トランス37は受
信機23から他住戸の火災発生を示す警報信号が入力す
ると、「ウーウー○○号室で火災発生」などの所定の警
報音をスピーカ13から出力させる。
【0021】具体的には、受信機23内に音声合成部及
び、該音声合成部から出力される音声メッセージを増幅
するパワーアンプを設け、音声合成制御手段の制御によ
りパワーアンプの出力を警報信号線70に接続する。従
って、各住戸のスピーカ13で音声メッセージによる警
報を報知することができる。38は警報入力監視手段と
しての警報入力監視回路であり、警報入力監視回路38
は受信機23からの警報信号、即ち音声信号により生じ
る交流信号を検出すると、これをCPU25に出力す
る。ここで、音声信号は警報信号を兼用している。
【0022】CPU25は警報信号の入力を警報入力監
視回路38を介して判別すると、リレー39をオフにす
る。リレー39がオフになると、スイッチ36の接片3
3は接点34に接続され、スピーカ13はトランス37
に接続される。CPU25が火災信号の入力を火災受信
機24を介して判別すると、リレー39はオンになる。
リレー39がオンになると、スイッチ36の接片33は
接点35に接続され、スピーカ13はアンプ32に接続
される。同様に、CPU25がその他の信号の入力をガ
ス受信部26、非常受信部27、またはチャイム受信部
28を介して判別すると、リレー39をオンにする。リ
レー39がオンになると、スイッチ36の接片33は接
点35に接続され、スピーカ13はアンプ32に接続さ
れる。
【0023】CPU25、リレー39およびスイッチ3
6は全体としてスピーカ入力切り換え手段40を構成し
ており、スピーカ入力切り換え手段40は火災信号、そ
の他の信号が入力したとき、スピーカ入力をアンプ32
に切り換え、受信機23から警報信号線70を介し音声
メッセージでなる警報信号が入力したとき、スピーカ入
力をトランス37に切り換える。
【0024】尚、本実施例にあっては、接点34,35
の2接点であるため、通常監視状態では接片33を接点
35に接続するようリレー39をオン制御しておく方
が、住宅情報盤14の音声合成部31を利用する機会が
多いことから望ましい。41は電源部であり、電源部4
1はAC100Vを整流し、所定の電圧、例えば12
V,5Vなどの直流電圧をつくって、各部に供給する。
【0025】次に、前記実施例の動作を説明する。図3
は動作を説明するフローチャートである。図3におい
て、ステップS1で火災信号を受信したか否かを判別す
る。自住戸内部11の感知器12が火災を検出すると、
火災信号は中継器19を介して火災受信部24で受信さ
れ、CPU25に出力される。CPU25は火災信号の
入力を判別すると、ステップS2でリレー39をオンに
する。なお、火災信号を受信しないときはステップS4
に進む。
【0026】リレー39がオンになると、接片33が接
点35に接続され、スピーカ13はアンプ32に接続さ
れる。一方、火災信号の受信により、CPU25は音声
合成部31のROMから「この宅内で火災が発生してい
ます」という第1の音声メッセージを選択的に読み出
す。音声合成部31からの第1の音声メッセージは、ア
ンプ32で増幅された後に、ステップS3でスピーカ1
3から出力される。
【0027】次に、ステップS4で警報信号の入力があ
ったか否かを判別する。受信機23からの音声信号によ
り生じる交流信号でなる警報信号が警報入力監視回路3
8を介してCPU25に入力したときは、CPU25は
ステップS5でリレー39をオフにする。リレー39が
オフになると、接片33が接点34に接続され、スピー
カ13はトランス39に接続される。警報信号はトラン
ス39で変圧され、ステップS6でスピーカ13から出
力される。この第3の音声メッセージは他の住戸内部1
1で火災が発生したことを「ウーウー○○号室で火災発
生」などの警報音と音声合成で知らせる。
【0028】CPU25は、自住戸で火災があった場合
は、その旨を報知する第1メッセージを優先して選択す
る。また他住戸で火災があった場合は、受信機23でそ
の火災を把握し、警報信号線70に音声メッセージを送
出することから警報入力監視回路38にて音声メッセー
ジにより生じる交流信号を検出することで警報入力有り
と判断し、リレー接片33を接点34に接続すること
で、トランス37を介し、警報信号線70に重畳される
第3の音声メッセージをスピーカ13で聴くことができ
る。
【0029】ステップS4で警報信号が入力しないとき
は、ステップS7に進み、ステップS7ではその他の信
号を受信したか否かを判別する。CPU25はガス検知
器15からのガス検知信号をガス受信部26を介して受
信すると、または、非常押しボタン16からの非常事態
の発生を知らせる信号を非常受信部27を介して受信す
ると、または、呼出しボタン17からの呼出しを知らせ
る信号をチャイム受信部28を介して受信すると、音声
合成部31のROMから対応する第2のメッセージ、例
えば「ガスもれが発生しています」「トイレに来て下さ
い」「ドロボウです」呼出しの「メロディ」などが選択
的に読み出される。読み出された第2の音声メッセージ
はアンプ32で増幅された後に、ステップS9でスピー
カ13から出力される。ステップS7でその他の信号を
受信しないときは、ステップS10でリレー39をオフ
にする。
【0030】本実施例においては、住宅情報盤用のスピ
ーカと防災用のスピーカを兼用させ、住宅情報盤14に
1個のスピーカ13を設けるようにしたため、スピーカ
を別に設置しないで済む。また、本実施例にあっては、
自住戸での火災発生による音声報知が第1優先であり、
次に、他住戸による火災発生による音声報知、次に、そ
の他の信号を受信したときの音声報知となる。
【0031】また、住戸内部11にはきめ細かな音声で
の情報提供を行うことができる。すなわち、自住戸内部
11での火災の発生、ガスもれ発生、非常事態の発生、
呼出しなどや、他の住戸で火災が発生したときの出火場
所、受信機23で得られる自住戸以外の詳細な情報など
を音声できめ細かに通知することができる。次に、図4
は本発明の他の実施例を示す図である。
【0032】図4において、41は受信機から引き出さ
れた警報信号線であり、警報信号線41は警報入力監視
回路(警報入力監視手段)42に接続されるとともに、
変圧手段としてのトランス43の一次巻線44の一端に
接続され、一次巻線44の他端は接地接続される。45
はトランス43の二次巻線であり、二次巻線45の一端
はスイッチ46の一方の接点47に接続され、他端は接
地接続される。他方の接点48はコンデンサ49を介し
てアンプ50に接続され、スイッチ46の接片51には
スピーカ52のコイル53の一端が接続され、スピーカ
52のコイル53の他端は接地接続される。
【0033】警報入力監視回路42で検出した警報信号
は、CPU54に入力し、CPU54は警報信号の入力
によりリレー55をオフにする。CPU54が選択した
音声合成部56の音声信号は、アンプ50で増幅され、
コンデンサ49で直流をカットした後にスイッチ46を
介してスピーカ52に入力する。
【0034】ここで、停電になると、電源部からのCP
U54に電源が供給されなくなり、リレー55が強制的
にオフになり、接片51を接点47に接続し、スピーカ
52を強制的にトランス43に接続する。停電になって
も、受信機23は消防法で定める規格上、予備電源を備
えており、受信機23に接続された感知器は予備電源で
作動するのでいずれかの住戸が火災になっても、スピー
カ52から火災発生場所情報を含む音声メッセージが出
力される。
【0035】CPU54、リレー55およびスイッチ4
6は全体としてスピーカ入力切り換え手段57を構成し
ており、停電時には強制的にスピーカ入力をトランス4
3に切り換えることでフェールセーフ機能を有する。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、住宅情報盤用のスピーカと防災用のスピーカを兼用
させるようにしたため、スピーカを別に設置しないで済
む。また、自住戸内の火災の発生、他住戸内の火災の発
生、ガスもれの発生、非常事態の発生、呼出しなどの情
報を音声できめ細かに提供することができる。さらに、
停電のとき火災になってもスピーカで音声メッセージに
より警報することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る住宅情報盤を示す図
【図2】本発明の一実施例に係る全体構成図
【図3】動作を説明するフローチャート
【図4】本発明の他の実施例に係る要部説明図
【図5】従来例を示す全体構成図
【図6】従来例を示す要部構成図
【符号の説明】
11:住戸内部 12,21:感知器 13:スピーカ 14:住宅情報盤 15:ガス検知器(検知手段) 16:非常押しボタン(検知手段) 17:呼出しボタン(検知手段) 18:住戸外部 19:中継器 20:戸外表示器 22:戸外点検器 23:受信機 24:火災受信部 25:CPU 26:ガス受信部 27:非常受信部 28:チャイム受信部 29:表示部 30:付属表示部 31:音声合成部(音声出力手段) 32:アンプ 33:接片 34,35:接点 36:スイッチ 37:トランス(変圧手段) 38:警報入力監視回路(警報入力監視手段) 39:リレー 40:スピーカ入力切り換え手段 41電源部 41a:警報信号線 42:警報入力監視回路(警報入力監視手段) 43:トランス(変圧手段) 44:一次巻線 45:二次巻線 46:スイッチ 47,48:接点 49:コンデンサ 50:アンプ 51:接片 52:スピーカ 53:コイル 54:CPU 55:リレー 56:音声合成部 57:スピーカ入力切り換え手段 70:警報信号線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の各住戸内部に感知器、その他の
    信号を出力する検知手段およびスピーカを有する住宅情
    報盤をそれぞれ設け、 前記感知器は中継器を介し受信機に接続され、 住宅情報盤内に、前記感知器が火災信号を出力したとき
    に第1の音声メッセージを出力し前記検知手段がその他
    の信号を出力したときに第2の音声メッセージを出力す
    る音声出力手段と、 該音声出力手段の出力信号を増幅するアンプと、 他住宅の火災信号を示す警報信号の入力により前記受信
    機から送出される第3の音声メッセージを前記スピーカ
    から出力するための変圧手段と、 警報信号の入力を監視する警報入力監視手段と、 前記感知器が火災信号を出力したときおよび前記検知手
    段がその他の信号を出力したときスピーカ入力を前記ア
    ンプ側に切り換え前記警報信号が入力したとき前記変圧
    手段側に切り換えるスピーカ入力切り換え手段を設けた
    ことを特徴とする防災監視装置。
  2. 【請求項2】前記第1の音声メッセージは火災が発生し
    た住戸に対する火災発生を知らせる特定のメッセージで
    あり、第2の音声メッセージはガスもれなどが発生した
    住戸に対する所定の状態を知らせる特定のメッセージで
    あり、第3の音声メッセージは他住戸の火災発生を知ら
    せる各住戸共通のメッセージであることを特徴とする請
    求項1の防災監視装置。
  3. 【請求項3】前記受信機は停電時に作動する予備電源を
    有するとともに、音声合成手段と音声合成制御手段を有
    し、 前記スピーカ入力切り換え手段は、停電のときは強制的
    にスピーカ入力を前記変圧手段側に切り換えることを特
    徴とする請求項1の防災監視装置。
  4. 【請求項4】前記スピーカ入力切り換え手段は、前記火
    災信号、その他の信号、警報信号の入力を判別するCP
    Uと、該CPUにより駆動されるリレーと、該リレーに
    より開閉されるスイッチにより構成されることを特徴と
    する請求項1の防災監視装置。
JP32710693A 1993-12-24 1993-12-24 防災監視装置 Pending JPH07182588A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211302A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Osaka Gas Co Ltd 警報装置
JP2013167948A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備

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JP2009211302A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Osaka Gas Co Ltd 警報装置
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