JPH07175989A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH07175989A
JPH07175989A JP32077093A JP32077093A JPH07175989A JP H07175989 A JPH07175989 A JP H07175989A JP 32077093 A JP32077093 A JP 32077093A JP 32077093 A JP32077093 A JP 32077093A JP H07175989 A JPH07175989 A JP H07175989A
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JP
Japan
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fire
voice
power amplifier
floor
dwelling
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Application number
JP32077093A
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English (en)
Inventor
Makoto Ichikawa
誠 市川
Katsuya Yasuda
勝也 安田
Yoshiaki Fuwa
好章 不破
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのパワーアンプで複数の音声メッセージ
を同時に送出することができる防災監視装置を提供す
る。 【構成】 中継器10内のリレー15は住戸内スピーカ
2aを通常状態では階毎に共通の音声ライン側15bに
接続しており、火災が検出されると制御部12の制御に
より全ての住戸に共通の音声ラインL1側15aに接続
する。CPU112は火災発生が検出されると2種類の
音声メッセージ用データを音声合成部120のROM1
21から読み出すとともに、第1の音声メッセージの区
間T1では全ての住戸に共通の音声ラインL1用のリレ
ー1301のみをオンにするとともに他の全てのリレー
1302〜1316をオフにし、第2の音声メッセージ
の区間T2では音声ラインL1用のリレー131をオフ
にするとともに火事発生の階に対応するリレー1302
と直上階に対応するリレー1303をオンにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅などにおいて
音声で火災等の非常事態を警報する防災監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火災等の非常事態を警報する場合、ベル
の鳴動で行うのが一般的である。しかしながら、マンシ
ョン等の集合住宅では廊下などにベルを設けてもドアや
壁の音に対する遮蔽性が優れ、ベルの鳴動が室内では十
分聞こえないことがあるので、近年では、室内に設けら
れたスピーカを介して音声メッセージで警報する防災監
視装置が提案されている。
【0003】なお、この種の音声警報装置としては、集
合住宅用に用いられるものとしては例えば特開平4−3
50800号公報に示すようにドアホン子機のスピーカ
を利用して音声メッセージで警報したり、ビルや地下街
に用いられるものとしては特開平2−35597号公報
に示すように非常事態の発生場所と種類を音声メッセー
ジで警報するものが知られている。
【0004】ところで、音声メッセージで警報する場
合、避難誘導を適切に行うためには警戒エリア毎に異な
る音声メッセージで同時に警報することが望ましく、こ
の従来例としては例えば特開平4−3297号公報に示
されている。図7及び図8はその概略を示し、集合住宅
において各階の複数の住戸にスピーカ2aとこのスピー
カ2aの入力側を切り換えるためのリレー15が設けら
れている。
【0005】このリレー15の一方の入力側は集合住宅
共通の音声ラインL1に接続され、他方の入力側は集合
住宅の各階毎に設けられている音声ラインL2、L3〜
の当該階の音声ラインに接続されている。そして、この
リレー15は住戸内スピーカ2aを通常状態では階毎の
音声ライン側に接続しており、火災が検出されると制御
部12の制御により共通の音声ラインL1側に接続す
る。
【0006】これに対し、受信機100aは、火災が発
生した住戸に対しては「あなたの住戸が火事です」のよ
うな特別な音声メッセージをパワーアンプAMP1から
共通の音声ラインL1を介して送出し、火災が発生した
住戸を除くその階の他の住戸と直上階の全ての住戸に対
しては例えば「○○階で火事です」のような共通の音声
メッセージをパワーアンプAMP2から階毎の音声ライ
ンを介して送出する。このように音声メッセージ毎にパ
ワーアンプAMP1、AMP2を設けることにより2種
類の音声メッセージを同時に送出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の装置では、音声メッセージ毎にパワーアンプ
AMPが必要になるという問題点がある。また、監視エ
リアが広い場合、例えばマンションなどの集合住宅では
高層になるにつれてスピーカの数が増加するので、パワ
ーアンプの容量を大きくするか、またはパワーアンプを
追加しなければならず、パワーアンプの容量が大きくな
ると受信機100aの電源容量も大きくなり、コストア
ップとなる。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、1つの
パワーアンプで複数の音声メッセージを送出することが
できる防災監視装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、集合住宅の各住戸内にそれぞれ設けられ
た感知器及びスピーカと、各住戸毎に設けられ、感知器
が火災を検出しない場合にスピーカを第1の音声ライン
に切り換え、火災を検出した場合にスピーカを第2の音
声ラインに切り換えるスピーカ入力切り換え手段と、各
住戸内に設けられている感知器のいずれかが火災を検出
した場合に第1及び第2の音声メッセージを順次出力す
る音声出力手段と、音声出力手段の出力信号を増幅する
1つのパワーアンプと、パワーアンプが第1の音声メッ
セージを出力する区間と第2の音声メッセージを出力す
る区間ではパワーアンプの出力信号が第1又は第2の音
声ラインに時分割で選択的に出力されるように切り換え
るパワーアンプ出力切り換え手段とを有することを特徴
とする。
【0010】具体的には、第1のラインを介して送出さ
れる音声メッセージは各住戸共通の第1のメッセージで
あり、第2のラインを介して送出される音声メッセージ
は火災が発生した住戸に対する特定の第2のメッセージ
であることを特徴とする。また、スピーカ入力切り換え
手段は、パワーアンプ出力切り換え手段に対して火災発
生時に自己のアドレスを送信し、パワーアンプ出力切り
換え手段は、前記アドレスに基づいて火災が発生した場
所を含む第1及び第2のメッセージを送出することを特
徴とする。
【0011】また、パワーアンプ出力切り換え手段は各
住戸共通の第1のメッセージを、火災が発生した住戸を
除くその階の他の住戸と直上階の全ての住戸のスピーカ
に送出することを特徴とする。また、パワーアンプ出力
切り換え手段は各住戸共通の第1のメッセージを、火災
が発生した住戸を除くその階の他の住戸と直上階の全て
の住戸のスピーカに対して階毎に時分割で送出すること
を特徴とする。
【0012】また、第1及び第2のメッセージは複数の
文節より成る1つの文章で構成され、パワーアンプ出力
切り換え手段は、文章の各文節毎に前記パワーアンプの
出力信号が第1又は第2の音声ラインに選択的に出力さ
れるように切り換えて第1及び第2のメッセージを生成
することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、感知器が火災を検出しない住戸の
スピーカが第1の音声ラインに切り換えられ、火災を検
出した住戸のスピーカが第2の音声ラインに切り換えら
れ、また、第1の音声メッセージを出力する区間と第2
の音声メッセージを出力する区間では1つのパワーアン
プの出力信号が第1又は第2の音声ラインに時分割で選
択的に出力される。したがって、小さな容量の1つのパ
ワーアンプで複数の音声メッセージを送出することがで
きる。
【0014】また、火災が発生した住戸を除くその階の
他の住戸と直上階の全ての住戸のスピーカに対して階毎
に時分割で送出することにより小さな容量の1つのパワ
ーアンプで複数の音声メッセージを送出することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る防災監視装置の一実施例を示
すブロック図、図2は図1の各ブロックの設置状態を示
す説明図である。図1及び図2に示す例では、集合住宅
の各住戸内にはアナログ型或いはオン/オフ型の煙感知
器や熱感知器のような戸外点検機能付き感知器1aと住
戸内スピーカ2aが設置される。住戸外には各住戸毎に
自動戸外点検機能付き中継器10と戸外表示器3が設置
され、また、廊下や階段などの集合住宅の共用部には戸
外点検機能付きアナログ型感知器1bと共用部スピーカ
2bが設置される。戸外点検器4は中継器10を介して
住戸内の感知器1aの点検を戸外から行うことができ
る。
【0016】音声警報付きR型受信機100は回線L、
Cを介して、各住戸に設けられている中継器10と住戸
外に設けられている感知器1bに対してポーリング方式
で端末アドレスを指定して呼び出し、呼び出された中継
器10と感知器1bは回線L、Cを介して受信機100
に対し、自己のアドレスと煙濃度信号や温度信号或いは
火災検出時に発報信号を送信し、受信機100はこの信
号に基づいて音声メッセージ等により火災警報を行う。
【0017】また、この装置では、上記回線L、Cの他
に、住戸全ての中継器10に対して共通に接続される音
声ラインL1と、各階毎の中継器10に対して共通に接
続される音声ラインL2〜Lnが設けられている。な
お、この実施例では最大n=16であり、したがって、
15階の集合住宅まで適用することができる。中継器1
0には、煙濃度や温度に応じて変化する住戸内感知器1
aの出力信号を検出する検出部11と、中継器10全体
の制御を行う制御部12と、アドレスを設定するための
アドレス設定部13と、受信機100との間でポーリン
グ方式で通信を行い、受信機100からの呼び出しに対
して自己のアドレスと煙濃度信号や温度信号或いは火災
検出時に発報信号を返信する入出力部14と、住戸内ス
ピーカ2aに対して2種類の音声メッセージを選択的に
出力するためのリレー15が設けられている。
【0018】このリレー15の一方の入力側15aは全
ての住戸に共通の音声ラインL1に接続され、他方の入
力側15bは各階毎に共通の音声ラインL2、L3〜の
当該階の音声ラインに接続され、出力側15cが住戸内
スピーカ2aに接続されている。リレー15は住戸内ス
ピーカ2aを通常状態では階毎に共通の音声ラインL
2、L3〜の入力側15bに接続しており、火災が検出
されると制御部12の制御により全ての住戸に共通の音
声ラインL1の入力側15aに接続する。
【0019】受信機100には中継器10と住戸外感知
器1bとの間でポーリング方式で通信を行うための入出
力制御部101と、入出力制御部101を介して受信し
た信号内の煙濃度信号や温度信号を解析して火災発生と
判断した場合に表示部103と音声警報部104を駆動
することにより火災発生を表示灯や音声メッセージで警
報させる受信制御部102が設けられ、また、この受信
制御部102は火災発生場所を示すアドレス等を音声制
御回路部110内の入力部111に出力する。なお、操
作部105は表示部103と音声警報部104による警
報を復旧させたりするための各種キーにより構成されて
いる。
【0020】音声制御回路部110内には、上記入力部
111から例えば8×3ビットのデータを取り込んで一
例として2種類の音声メッセージを複数の住戸内スピー
カ2aに対して選択的に送出する制御を行うCPU11
2が設けられている。CPU112は8ビットのデータ
と5本の制御線で音声合成部120を制御するととも
に、後述するアンプ部130内のパワーアンプ137の
出力信号を住戸全ての中継器10に共通の音声ラインL
1又は各階毎の中継器10に共通の音声ラインL2〜L
nに対して時分割で出力するために4ビットのデータで
ラッチ付きデコーダ113を介してアンプ部130内の
16個のリレー1301〜1316を選択的にオン、オ
フする。なお、図1ではリレー1301〜1316のコ
イルは、図面の都合上1つのみが示されている。
【0021】音声制御回路部110内にはまた、CPU
112の暴走を検出した際に、CPU112をリセット
するためのウォッチドッグタイマ(WDT)及びリセッ
トスイッチのオンによりリセット動作するリセット(R
ST)回路114が設けられている。なお、ウォッチド
ッグタイマがCPU112に内蔵されている場合にはリ
セット回路のみがCPU112に対して外付けされる。
【0022】音声合成部120には、音声信号に応じた
データが予め記憶されたROM121と、ROM121
から読み出されたデータを音声信号に変換する音声合成
IC122と、ロウパスフィルタ123と、ロウパスフ
ィルタ123の出力信号を増幅してモニタ用スピーカ
(SP)125に出力するパワーアンプ124が設けら
れている。ROM121には火災が発生した住戸に送出
するための例えば「あなたの住戸は火災です」の音声メ
ッセージ用データと、火災が発生した住戸を除くその階
の他の住戸と直上階の全ての住戸に送出するための例え
ば「○○階で火災です」及びこの「○○」に挿入するた
めの数字用の音声メッセージ用データが予め記憶され、
これらのデータはCPU112の制御により選択的に読
み出される。
【0023】アンプ部130には上記リレー1301〜
1316の他に、音声合成部120のロウパスフィルタ
123の出力信号を増幅する1つのパワーアンプ137
と、パワーアンプ137に対して電源を供給するための
電源部138が設けられ、パワーアンプ137の出力端
子がリレー接点1301〜1316の各一端に共通に接
続されている。
【0024】これに対し、一例としてリレー接点130
1の他端が、住戸全てに共通の音声ラインL1を介して
全ての中継器10内のリレー15の入力側15aに接続
され、リレー接点1302、1303〜の各他端がそれ
ぞれ各階毎に共通の音声ラインL2〜Lnを介して階毎
に中継器10内のリレー15の入力側15bに接続され
ている。なお、リレー1301〜1316は、適用され
る集合住宅の階数に応じて増設することができる。
【0025】データ設定ROM140には、図3(a)
に示すようにリレー1301〜1316と集合住宅共通
及び各階の対応関係が予め設定され、また、図3(b)
に示すように中継器10内のアドレス設定部13を介し
て設定されるアドレスと階の対応関係などが予め設定さ
れる。次に、図4及び図5を参照して上記実施例の動作
を説明する。図4に示す例では1階(F)〜n階の集合
住宅において各階の複数の住戸に対して図1に示す中継
器10と、感知器1aと住戸内スピーカ2aが設置され
ている。また、住戸全てに共通の音声ラインL1は集合
住宅内の全ての中継器10内のリレー15の入力側15
aに接続され、階毎のラインL2、L3〜はそれぞれ階
毎にリレー15の入力側15bに接続されている。
【0026】前述したように受信機100は各住戸に設
けられている中継器10等に対してポーリング方式で端
末アドレスを指定して呼び出し、呼び出された中継器1
0は受信機100に対して自己のアドレスと煙濃度信号
や温度信号或いは発報信号を送信する。図4に示すよう
に例えば1階のある住戸において火災と判断されると、
その中継器10から火災発生場所を示すアドレスがCP
U112に印加され、また、火災が発生した住戸の中継
器10内のリレー15は、階毎に共通の音声ラインL
2、L3〜の入力側15bから住戸全てに共通の音声ラ
インL1の入力側15aに切り替わる。
【0027】CPU112は火災発生場所を示すアドレ
スとデータ設定ROM140に設定されているデータに
基づいて、図5に示すように「あなたの住戸は火災で
す」と「(火事発生の階数)階で火災です」の2種類の
音声メッセージ用データをこの順番で音声合成部120
のROM121から読み出すとともに、「あなたの住戸
は火災です」の区間T1では住戸全てに共通の音声ライ
ンL1用のリレー1301のみをオンにするとともに他
の全てのリレー1302〜1316をオフにし、次いで
「(火災発生の階数)階で火災です」の区間T2では住
戸全てに共通の音声ラインL1用のリレー1301をオ
フにするとともに火災発生の階に対応するリレー130
2とその直上階であるリレー1303をオンにし、復旧
されるまでこれを繰り返す。
【0028】すなわち、火災が発生した住戸の中継器1
0内のリレー15のみが音声ラインL1の入力側15a
に切り替わっているので、「あなたの住戸は火災です」
の音声メッセージが送出され、「(火災発生の階数)階
で火災です」の音声メッセージは送出されない。また、
火災が発生した住戸を除くその階の他の住戸と直上階の
住戸では「あなたの住戸は火災です」の音声メッセージ
は送出されず、「(火災発生の階数)階で火災です」の
音声メッセージが送出される。
【0029】したがって、上記実施例によれば、2種類
の音声メッセージを1つのパワーアンプ137により増
幅して順次出力し、メッセージ毎にリレー1301〜1
316を時分割で切り換えるので、1つのパワーアンプ
137で2種類の音声メッセージを送出することができ
る。なお、図5に示す例では、「(火災発生の階数)階
で火災です」の共通の音声メッセージを火災が発生した
住戸を除くその階の他の住戸と直上階の住戸において送
出するようにしたが、火災が発生した住戸を除く全ての
階の住戸や、集合住宅が複数棟により構成されている場
合には他の全ての棟或いは火災が発生した棟の近傍の棟
の住戸に対して送出するようにしてもよく、後者の場合
には「(火災発生の棟名)で火災です」のような音声メ
ッセージを時分割で送出することができる。また、この
共通の音声メッセージを全ての階や複数棟の多数の住戸
に送出する場合、各階毎或いは各棟毎に時分割で送出す
ることにより少ない容量のパワーアンプ137により送
出することができる。
【0030】また、図5に示す例では2つの文章の音声
メッセージを時分割で送出する場合を例にして説明した
が、1つの文章を文節毎に時分割で送出するようにして
もよい。例えば図6に示すように、「擬音(例えばウー
ウー)○○号室で火事が発生しました」の1つの文章を
文節「擬音」、「○○号室で」と「火事が発生しまし
た」の3つの文節区間T11〜T13毎に区切り、文節
区間T11〜T13毎にリレー1301〜1316を時
分割で駆動することにより、火災が発生した住戸には文
節区間T11、T13において「擬音(無音)火事が発
生しました」の音声メッセージを送出し、他の住戸には
全文節を含む音声メッセージを送出するようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集合住宅
の各住戸内にそれぞれ設けられた感知器及びスピーカ
と、各住戸毎に設けられ、感知器が火災を検出しない場
合にスピーカを第1の音声ラインに切り換え、火災を検
出した場合にスピーカを第2の音声ラインに切り換える
スピーカ入力切り換え手段と、各住戸内に設けられてい
る感知器のいずれかが火災を検出した場合に第1及び第
2の音声メッセージを順次出力する音声出力手段と、音
声出力手段の出力信号を増幅する1つのパワーアンプ
と、パワーアンプが第1の音声メッセージを出力する区
間と第2の音声メッセージを出力する区間ではパワーア
ンプの出力信号が第1又は第2の音声ラインに時分割で
選択的に出力されるように切り換えるパワーアンプ出力
切り換え手段とを有するので、1つのパワーアンプから
順次出力される第1及び第2の音声メッセージが時分割
で選択されて第1又は第2の音声ラインに出力され、し
たがって、1つのパワーアンプで複数の音声メッセージ
を送出することができる。
【0032】また、火災が発生した住戸を除くその階の
他の住戸と直上階の全ての住戸のスピーカに対して階毎
に時分割で送出することにより小さな容量の1つのパワ
ーアンプで複数の音声メッセージを送出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災監視装置の一実施例を示すブ
ロック図
【図2】図1の各ブロックの設置状態を示す説明図
【図3】図1のデータ設定ROMに設定されるデータを
示す説明図
【図4】図1の防災監視装置の動作を示す説明図
【図5】図4の防災監視装置における音声メッセージの
送出タイミングを示す説明図
【図6】図4の防災監視装置における他の音声メッセー
ジの送出タイミングを示す説明図
【図7】従来の防災監視装置を示すブロック図
【図8】図7の防災監視装置における音声メッセージの
送出タイミングを示す説明図
【符号の説明】
1a,1b:感知器 2a,2b:スピーカ 3:戸外表示器 4:戸外点検器 10:中継器 11:検出部 12:制御部 13:アドレス設定部 14:入出力部 15:リレー 100:受信機 101:入出力制御部 102:受信制御部 103:表示部 104:音声警報部 105:操作部 110:音声制御回路部 111:入力部 112:CPU 113:ラッチ付きデコーダ 114:ウォッチドッグタイマ及びリセット回路 120:音声合成部 121:ROM 122:音声合成IC 123:LPF 125:モニタ用スピーカ 130:アンプ部 1301〜1316:リレー 137:パワーアンプ 138:電源部 140:データ設定ROM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅の各住戸内にそれぞれ設けられた
    感知器及びスピーカと、 各住戸毎に設けられ、前記感知器が火災を検出しない場
    合に前記スピーカを第1の音声ラインに切り換え、火災
    を検出した場合に前記スピーカを第2の音声ラインに切
    り換えるスピーカ入力切り換え手段と、 各住戸内に設けられている感知器のいずれかが火災を検
    出した場合に第1及び第2の音声メッセージを順次出力
    する音声出力手段と、 前記音声出力手段の出力信号を増幅する1つのパワーア
    ンプと、 前記パワーアンプが第1の音声メッセージを出力する区
    間と第2の音声メッセージを出力する区間では前記パワ
    ーアンプの出力信号が前記第1又は第2の音声ラインに
    時分割で選択的に出力されるように切り換えるパワーア
    ンプ出力切り換え手段とを有する防災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記第1の音声ラインを介して送出される音声メッセー
    ジは各住戸共通の第1のメッセージであり、前記第2の
    音声ラインを介して送出される音声メッセージは火災が
    発生した住戸に対する特定の第2のメッセージであるこ
    とを特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の発明において、 前記スピーカ入力切り換え手段は、前記パワーアンプ出
    力切り換え手段に対して火災発生時に自己のアドレスを
    送信し、前記パワーアンプ出力切り換え手段は、前記ア
    ドレスに基づいて火災が発生した場所を含む第1及び第
    2のメッセージを送出することを特徴とする防災監視装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の発明において、 前記パワーアンプ出力切り換え手段は各住戸共通の第1
    の音声メッセージを、火災が発生した住戸を除くその階
    の他の住戸と直上階の全ての住戸のスピーカに送出する
    ことを特徴とする防災監視装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の発明において、 前記パワーアンプ出力切り換え手段は各住戸共通の第1
    の音声メッセージを、火災が発生した住戸を除くその階
    の他の住戸と直上階の全ての住戸のスピーカに対して階
    毎に時分割で送出することを特徴とする防災監視装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に
    おいて、 第1及び第2のメッセージは複数の文節より成る1つの
    文章で構成され、前記パワーアンプ出力切り換え手段
    は、前記文章の各文節毎に前記パワーアンプの出力信号
    が前記第1又は第2の音声ラインに時分割で選択的に出
    力されるように切り換えて第1及び第2のメッセージを
    生成することを特徴とする防災監視装置。
JP32077093A 1993-12-21 1993-12-21 防災監視装置 Pending JPH07175989A (ja)

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JP (1) JPH07175989A (ja)

Cited By (1)

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JP2007013732A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Canon Inc 音声処理装置および方法

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