JPH09277987A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JPH09277987A
JPH09277987A JP8116995A JP11699596A JPH09277987A JP H09277987 A JPH09277987 A JP H09277987A JP 8116995 A JP8116995 A JP 8116995A JP 11699596 A JP11699596 A JP 11699596A JP H09277987 A JPH09277987 A JP H09277987A
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JP
Japan
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signal
alarm device
lamp
alarm
power supply
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JP8116995A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kaneko
稔章 金子
Toshikazu Kawahara
利和 川原
Masanori Sakai
昌典 酒井
Fumio Azuki
文雄 小豆
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ASAHI KISOU KK
Original Assignee
ASAHI KISOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理室にいながら、各受信装置が正常に動作
するか否かを、確認することができるようにする。 【解決手段】 管理室に発信装置2を設置し、各客室に
受信装置3をそれぞれ設置する。両装置2,3を、信号
線としての電源線14により接続する。発信装置2から
退船警報信号15を出力すると、各受信装置3のブザー
27およびランプ28が動作する。これらの動作は、マ
イクロホン29および受光素子30により確認される。
その確認信号は、ID信号とともに発信装置2に戻され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報装置に係り、
特に客船における退船警報用として用いるのに好適な警
報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に客船においては、各デッキの通路
に警報器および退船誘導のための誘導灯を設置し、万一
のための退船を各客室内の乗船に警報する方法が採られ
ているが、例えば深夜等においては、通路で退船警報用
のブザーが鳴動しても、各客室内の乗客は全く気が付か
ないことがあり、この場合には乗客の退船が遅れて大き
な海難事故になるおそれがある。
【0003】そこで、1974年海上人命安全条約(S
OLAS条約)の1992年改正においては、すべての
居住区域,乗組員の通常の業務区域および解放された甲
板に亘って聞こえるような一般非常警報装置の設置を義
務付けており、その音圧は、例えば客室においては、例
えば客室においては、客室ベッドの1.0m以内の範囲
で75dB以上の基準に適合しなければならないとされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の警
報装置を客船に設置する場合、新造船の場合には、設計
の段階から警報装置の設置を考慮して配線しておくこと
ができるので特に問題はないが、既存の客船において
は、警報装置用の専用の信号線を配線することが極めて
困難であるという問題がある。
【0005】また、退船警報を発する際には、電源が喪
失している場合が極めて多いと予想されるので、電源が
喪失した際にも正常に動作する警報装置である必要があ
る。
【0006】また、電源喪失時にも、客船の通路には非
常用電源で点灯する誘導灯があるので特に問題はない
が、非常灯を有しない客室においては、夜間の場合には
部屋の中が真っ暗になるおそれがあるため、警報装置は
客室内の乗客を自室のドアまで安全に誘導することがで
きる機能を有していることが好ましい。
【0007】また、仮え警報装置が設置されている場合
でも、各客室内に設置した受信装置が故障している場合
には、退船を警報することができないため、多数の客室
に設置されている各受信装置の動作確認を、極めて容易
に行なうことができることが好ましい。
【0008】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、各受信装置の動作確認を、各受信装置が設置されて
いる各部屋まで赴くことなく、管理室にいながら容易に
行なうことができ、また電源喪失時にも何等問題なく動
作させることができる警報装置を提供することを目的と
する。
【0009】本発明の他の目的は、専用の信号線を配線
することなく発信装置と各受信装置とを接続することが
でき、既存の客船等にも容易に適用することができる警
報装置を提供するためにある。
【0010】本発明の他の目的は、非常用電源が放電状
態で放置され、非常用電源を必要とする際に機能しない
といった不具合がない警報装置を提供するにある。
【0011】本発明の他の目的は、各部屋に乗客等がい
る状態でも、乗客等に大きな迷惑をかけることなく、受
信装置の動作確認を行なうことができる警報装置を提供
するにある。
【0012】本発明の他の目的は、客船用の警報装置に
適用した場合に、最も重要なブザーの動作確認を容易に
行なうことができる警報装置を提供するにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、客船用の警報
装置に適用した場合に、各受信装置のランプを、各客室
内の乗客を自室のドアまで安全に誘導することができる
誘導灯として機能させることができ、しかも客室の形状
等が変わっても対応できる警報装置を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、管理室に設けられた発信装置と、複数の各部
屋にそれぞれ設置され信号線を介し前記発信装置に接続
された受信装置とを備え、前記発信装置を、警報信号を
出力する発信部と、各受信装置からの応答信号を受信す
る受信部と、受信部での受信状況を表示する表示部と、
電源喪失時に少なくとも前記発信部に給電する非常用電
源とで構成し、前記各受信装置を、警報信号を受信して
警報器を駆動する駆動部と、警報器の動作を確認する確
認部と、確認部からの確認信号にID信号を加えた応答
信号を出力する応答部と、電源喪失時に少なくとも前記
警報器および駆動部に給電する非常用電源とで構成する
ようにしたことを特徴とする。そして、各受信装置に、
確認信号にID信号を加えた応答信号を出力する応答部
をそれぞれ設けるようにしているので、発信装置側で各
受信装置の動作確認を容易に行なうことが可能となり、
またID信号により、各受信装置の動作確認を誤りなく
行なうことが可能となる。また、非常用電源の設置によ
り、電源喪失時にも何等支障なく警報を発することが可
能となる。
【0015】本発明はまた、信号線を既存の電源線で構
成し、各非常用電源を、電源線からの電力により充電さ
れる蓄電池で構成するようにしたことを特徴とする。そ
して、既存の電源線を信号線として利用することによ
り、新たに専用の信号線を配線することなく警報装置を
設置することが可能となり、既存の客船等にも容易に適
用することが可能となる。また、非常用電源として蓄電
池を用いているので、例えば乾電池を用いる場合と異な
り、非常用電源の放電により非常時に正常な動作が得ら
れないといった不具合がなく、またメンテナンスも容易
である。
【0016】本発明はまた、警報器を、ブザーとランプ
とで構成し、確認部に、少なくともランプの動作を確認
する受光素子を設けるようにしたことを特徴とする。そ
してこれにより、ブザーを鳴動させずランプのみを点灯
させて各受信装置の動作確認を行なうことも可能とな
り、各部屋に乗客等がいる状態であっても、乗客等に大
きな迷惑をかけることなく、受信装置の動作確認を行な
うことが可能となる。
【0017】本発明はまた、確認部に、ブザーの動作を
確認するマイクロホンを設けるようにしたことを特徴と
する。そしてこれにより、ランプの動作確認のみなら
ず、ブザーの動作確認も行なうことが可能となり、客船
に適用した場合の信頼性を大幅に向上させることが可能
となる。
【0018】本発明はさらに、ランプの照射方向を可変
とするようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、客船に適用した場合に、各客室内の乗客を自室のド
アまで安全に誘導するための誘導灯として機能させるこ
とが可能となり、しかも客室の形状やベッドの設置位置
が変更になっても対応することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の実施の一形態に係る警報装置
を示すもので、この警報装置1は、客船の管理室に設置
された発信装置2と、客船の多数の客室にそれぞれ設置
された受信装置3とを備えており、前記発信装置2と各
受信装置3とは、信号線4を介して相互に接続されてい
る。
【0020】前記発信装置2は、図1に示すように、警
報信号を各受信装置3に対し出力する発信部5と、各受
信装置3からの応答信号を受信する受信部6と、受信状
況を表示する表示部7と、電源喪失時に前記発信部5お
よび受信部6に給電する非常用電源8とから構成されて
いる。
【0021】また、前記各受信装置3は、図1に示すよ
うに、発信装置2からの警報信号を受信して警報器9を
駆動する駆動部10と、警報器9の動作を確認する確認
部11と、確認部11からの確認信号にID信号を加え
て応答信号を生成するとともにこの応答信号を発信装置
2に対し出力する応答部12と、電源喪失時に前記警報
器9および各部10,11,12に給電する非常用電源
13とから構成されている。
【0022】一方、前記信号線4は、図2に示すよう
に、客船内に既に配線されている電源線14で構成され
ており、前記両非常用電源8,13は、この電源線14
からの電力により充電されるようになっている。
【0023】すなわち、前記発信装置2は、図2に示す
ように、退船警報信号15が入力される入出力制御回路
16、信号の送受信を行なうトランシーバ17、および
パワーユニット18を備えており、これらにより前記発
信部5および受信部6が構成されるようになっている。
【0024】また、前記パワーユニット18には、図2
に示すように、前記非常用電源8を構成する蓄電池19
が接続されており、この蓄電池19は、電源線14から
の電力により充電されるようになっている。
【0025】また、前記入出力制御回路16には、図2
に示すように、前記表示部7を構成するモニタ20がイ
ンタフェース21を介し接続されており、このモニタ2
0には、電源線14から給電されるようになっている。
【0026】一方、前記各受信装置3は、図2に示すよ
うに、ID発生回路22からID信号が入力される入出
力制御回路23、信号の送受信を行なうトランシーバ2
4、およびパワーユニット25を備えており、これらに
より前記駆動部10および応答部12が構成されるよう
になっている。
【0027】また、前記パワーユニット25には、図2
に示すように、前記非常用電源13を構成する蓄電池2
6が接続されており、この蓄電池26は、電源線14か
らの電力により充電されるようになっている。
【0028】また、前記入出力制御回路23には、図2
に示すように、前記警報器9を構成するブザー27およ
びランプ28がそれぞれ接続されており、このブザー2
7およびランプ28は、発信装置2からの退船警報信号
15の入力により同時に駆動されるようになっている。
【0029】前記入出力制御回路23にはまた、図2に
示すように前記ブザー27の鳴動状態を確認するための
高指向性のマイクロホン29、および前記ランプ28の
点灯状態を確認するためのCDSまたはフォトカプラ等
の受光素子30がそれぞれ接続されており、これらによ
り前記確認部11が構成されるようになっている。そし
て、これらの確認信号は、前記ID発生回路22からの
ID信号とともに入出力制御回路23に入力されて応答
信号が生成され、この応答信号は、トランシーバ24を
介し発信装置2のトランシーバ17に対し出力されるよ
うになっている。
【0030】図3は、前記各受信装置3の外観構成の一
例を示すもので、図中、符号31は、ID発生回路2
2,入出力制御回路23,トランシーバ24,パワーユ
ニット25および蓄電池26等を内蔵するケース本体で
あり、このケース本体31の前面にはブザー27が配設
され、またケース本体31の上面には、可撓性チューブ
32を介しランプ28が取付けられている。そして、可
撓性チューブ32を人力で湾曲させることにより、ラン
プ25の照射方向を変えることができるようになってお
り、これにより各客室のベッドの位置から自室のドアま
での間を照射し、乗客を安全に自室のドアまで誘導でき
るようになっている。すなわち、ランプ28は非常退船
時における各客室内の誘導灯を兼ねている。
【0031】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。退船警報を発する必要がある場合には、管理室にお
いて退船警報信号15を発信装置2の入出力制御回路1
6に入力する。すると、警報信号がトランシーバ17を
介して各受信装置3に対し出力される。
【0032】この警報信号は、各受信装置3のトランシ
ーバ24で受信され、受信信号がトランシーバ24から
入出力制御回路23に与えられる。すると、入出力制御
回路23は、ブザー27およびランプ28に対し起動信
号を出力し、ブザー27が鳴動するとともにランプ28
が点灯する。
【0033】ところで、これらの警報器9の駆動方法
は、発信装置2から警報信号が出力されている間のみ駆
動され、警報信号の出力停止によって駆動停止される方
法でもよく、また発信装置2からの警報信号の出力によ
り駆動が開始され、発信装置2からの停止信号の出力に
より駆動が停止される方法でもよい。
【0034】前記ブザー27が鳴動すると、その鳴動状
態はマイクロホン29によって確認され、また前記ラン
プ28が点灯すると、その点灯状態は受光素子30によ
って確認される。そして、これら各確認信号は入出力制
御回路23に入力される。
【0035】入出力制御回路23は、これら各確認信号
とID発生回路22からのID信号とを合わせて応答信
号を生成し、この応答信号は、トランシーバ24を介し
て発信装置2のトランシーバ17に対し出力される。
【0036】発信装置2のトランシーバ17が応答信号
を受診すると、入出力制御回路16は、応答信号中のI
D信号に基づき、どの受信装置3からの応答信号である
かを判別するとともに、応答信号中の各確認信号に基づ
き、当該受信装置3におけるブザー27およびランプ2
8の動作状況を判断する。そして、その結果をインタフ
ェース21を介しモニタ20に送り、所定の表示形式で
モニタ20に表示させる。
【0037】図4は、モニタ20に表示された表示内容
の一例を示すもので、図4では、101号室から206
号室までの12の客室が、部屋番号とともに方形の枠で
それぞれ示され、各部屋を示す方形の枠内は、左右に二
分割されてブザー27の表示部とランプ28の表示部と
に分かれている。そして、正常に動作している場合には
枠内が点灯表示されるようになっている。
【0038】しかして、このモニタ20の表示内容を確
認することにより、各受信装置2のブザー27およびラ
ンプ28が正常に動作しているか否かを容易かつ確実に
判断することができる。このため、この確認を定期的に
行なうことにより、実際の退船警報発信時に、警報器9
の不動作によって大事故となるといった不具合を未然に
防止することができる。
【0039】また、発信装置2と各受信装置3とを接続
する信号線3として電源線14を用いており、この電源
線14は既存の客船にも必ず配線されているので、発信
装置2と受信装置3とを用意するだけで、警報装置1を
構成することができる。また、電源線14を用いること
により、各蓄電池19,26の充電も容易である。
【0040】なお、前記実施の一形態においては、信号
線4として電源線14を用いる場合について説明した
が、新造船等の場合には、専用の信号線4を容易に配線
できるので、専用の信号線4を用いるようにしてもよ
い。そしてこれにより、電源線14用の特殊なトランシ
ーバ17,24を用いる必要がなくなるので、発信装置
2および各受信装置3の構造を簡素化することができ
る。
【0041】また、前記実施の一形態においては、非常
用電源8,13として蓄電池19,26を用いる場合に
ついて説明したが、乾電池等を用いるようにしてもよ
い。
【0042】また、前記実施の一形態においては、一種
類の退船警報信号15により退船警報とブザー27およ
びランプ28の動作確認とを行なう場合について説明し
たが、例えば本来の退船警報用と動作確認用との2つの
退船警報信号15を用意し、本来の退船警報用の場合に
は、ブザー27およびランプ28を同時に駆動し、一方
動作確認用の場合には、ブザー27とランプ28とを選
択的に駆動できるようにしてもよい。そしてこのように
することにより、各客室に乗客がいるような場合には、
ランプ28側のみで動作確認を行ない、各客室に乗客が
いない場合には、ブザー27の確認を行なう等、状況に
合わせた動作確認方法を採ることができる。また、ブザ
ー27はほとんど故障がないので、マイクロホン29を
省略し、動作確認はランプ28側のみで行なうようにし
てもよい。
【0043】また、前記実施の一形態においては特に説
明しなかったが、ブザー27を鳴動させる場合、最初か
ら規定の音圧でブザー27を鳴動させると、乗客が驚く
ことも予想されるので、小さな音から規定値まで次第に
音圧を上げていく方法を採るようにしてもよい。
【0044】また、本発明は客船における退船警報用の
警報装置に限らず、例えばワンルームマンション用の警
報装置等にも同様に適用でき、同様の効果が期待でき
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発信装置
と複数の受信装置とを信号線を介し相互に接続し、発信
装置を、発信部と受信部と表示部と非常用電源とで構成
するとともに、各受信装置を、警報器を駆動する駆動部
と、確認部と、応答部と、非常用電源とで構成するよう
にしているので、各部屋に赴くことなく発信装置側で各
受信装置の動作確認を容易に行なうことができ、しかも
ID信号により各受信装置の動作確認を誤りなく行なう
ことができる。また、非常用電源の設置により、電源喪
失時にも何等支障なく警報を発することができる。
【0046】本発明はまた、信号線を既存の電源線で構
成し、各非常用電源を、電源線からの電力により充電さ
れる蓄電池で構成するようにしているので、新たに専用
の信号線を配線することなく警報装置を設置することが
でき、既存の客船等にも低コストで容易に適用すること
ができる。また、非常用電源として蓄電池を用いること
で、例えば乾電池を用いる場合と異なり、非常用電源の
放電に気付かずに、非常時に正常な動作が得られないと
いった不具合がなく、またメンテナンスも容易である。
【0047】本発明はまた、警報器を、ブザーとランプ
とで構成し、確認部に、少なくともランプの動作を確認
する受光素子を設けるようにしているので、ブザーを鳴
動させずにランプのみを点灯させて各受信装置の動作確
認を行なうことも可能となり、各部屋に乗客等がいる状
態であっても、乗客等に大きな迷惑をかけることなく、
受信装置の動作確認を行なうことができる。
【0048】本発明はまた、確認部に、ブザーの動作を
確認するマイクロホンを設けるようにしているので、ラ
ンプの動作確認のみならず、ブザーの動作確認も行なう
ことができ、客船に適用した場合の信頼性を大幅に向上
させることができる。
【0049】本発明はさらに、ランプの照射方向を可変
としているので、客船に適用した場合に、各客室内の乗
客を自室のドアまで安全に誘導するための誘導灯として
機能させることができ、しかも客室の形状やベッドの設
置位置が変更になっても対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る警報装置を示す全
体構成図である。
【図2】図1の回路構成を示すブロック図である。
【図3】受信装置の一例を示す外観構成図である。
【図4】モニタの表示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 警報装置 2 発信装置 3 受信装置 4 信号線 5 発信部 6 受信部 7 表示部 8,13 非常用電源 9 警報器 10 駆動部 11 確認部 12 応答部 14 電源線 15 退船警報信号 16,23 入出力制御回路 17,24 トランシーバ 18,25 パワーユニット 19,26 蓄電池 20 モニタ 21 インタフェース 27 ブザー 28 ランプ 29 マイクロホン 30 受光素子 31 ケース本体 32 可撓性チューブ
フロントページの続き (72)発明者 小豆 文雄 神奈川県川崎市中原区田尻町80−7 旭機 装川崎寮202

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理室に設けられた発信装置と、複数
    の各部屋にそれぞれ設置され信号線を介し前記発信装置
    に接続された受信装置とを備え、前記発信装置は、警報
    信号を出力する発信部と、各受信装置からの応答信号を
    受信する受信部と、受信部での受信状況を表示する表示
    部と、電源喪失時に少なくとも前記発信部に給電する非
    常用電源とを有し、前記各受信装置は、警報信号を受信
    して警報器を駆動する駆動部と、警報器の動作を確認す
    る確認部と、確認部からの確認信号にID信号を加えた
    応答信号を出力する応答部と、電源喪失時に少なくとも
    前記警報器および駆動部に給電する非常用電源とを有し
    ていることを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】 信号線は、既存の電源線で構成され、各
    非常用電源は、電源線からの電力により充電される蓄電
    池で構成されていることを特徴とする請求項1記載の警
    報装置。
  3. 【請求項3】 警報器は、ブザーとランプとで構成さ
    れ、確認部は、少なくともランプの動作を確認する受光
    素子を備えていることを特徴とする請求項1または2記
    載の警報装置。
  4. 【請求項4】 確認部は、ブザーの動作を確認するマイ
    クロホンを備えていることを特徴とする請求項3記載の
    警報装置。
  5. 【請求項5】 ランプは、その照射方向が可変となって
    いることを特徴とする請求項3または4記載の警報装
    置。
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