JPH0722943A - Pll装置 - Google Patents

Pll装置

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Publication number
JPH0722943A
JPH0722943A JP5151780A JP15178093A JPH0722943A JP H0722943 A JPH0722943 A JP H0722943A JP 5151780 A JP5151780 A JP 5151780A JP 15178093 A JP15178093 A JP 15178093A JP H0722943 A JPH0722943 A JP H0722943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
synchronizing signal
sync
vertical synchronizing
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5151780A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Sakiyama
善樹 崎山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5151780A priority Critical patent/JPH0722943A/ja
Publication of JPH0722943A publication Critical patent/JPH0722943A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLLにおける位相比較器に入力される2つ
のパルスの対を電源投入時において、そろえることによ
りロック時間の短縮をはかる。 【構成】 モノマルチバイブレータ16の出力は垂直同
期信号VVIN が入力されるまで“L”レベルで、それ以
後は“H”レベルとなるため、垂直同期信号V・SYN
Cは垂直同期信号VVIN が出力されるまでANDゲート
18を通過できず、それゆえ位相比較器20に最初に入
力されるのは垂直同期信号VVIN となる。そこで次に垂
直同期信号V・SYNCが入力され、リセット動作が行
われても、垂直同期信号V・SYNの対となるべき垂直
同期信号VVIN が1フィールドの位相ずれとなることは
なく、従って垂直同期信号V・SYNCは最短経路で垂
直同期信号VVIN を引き込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部入力パルスに同期
したクロックを出力する装置に関し、そのロック時間を
最も短くするPLL(Phase−Locked Lo
op)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a),(b)は従来のPLL装置
の一例を示すブロック図とタイミングチャートである。
【0003】このような従来のPLL装置は、制御電圧
が上がると発振周波数が高くなり、逆に信号の電圧が下
がると発振周波数が低くなる電圧制御発振器(VCO)
10を備え、電圧制御発振器10より出力されたクロッ
クは、同期信号発生器(SYNC GENERATO
R)13に入力される。同期信号発生器13では、その
入力クロックを分周し、複合同期信号C・SYNCと、
複合同期信号C・SYNCにおける9水平同期信号分の
負のパルスであるプロテクトパルスVDとを出力する。
複合同期信号C・SYNCは、垂直同期信号分離回路
(V−SEP)12に入力され、垂直同期信号分離回路
12は、垂直同期信号VVIN を出力する。この垂直同期
信号VVIN は、位相比較器20に入力される。
【0004】外部より入力される垂直同期信号V・SY
NCは、Vリセット発生器(GEN)14と位相比較器
20に入力される。Vリセット発生器14では、垂直同
期信号V・SYNCの立ち下がりエッジに同期したリセ
ットパルスを出力する。またVリセット発生器14はプ
ロテクトパルスVDをも入力され、プロテクトパルスV
DがLの期間(プロテクト期間)ではリセットパルスは
出力されない。
【0005】同期信号発生器13では、リセットパルス
の制御により、複合同期信号C・SYNCにおける垂直
同期信号VVIN のはじまりが、外部より入力される垂直
同期信号V・SYNCの立ち下がりにリセットされる。
【0006】垂直同期信号VVIN は、プロテクト期間内
に位置するため、一度リセット動作が行われると、垂直
同期信号V・SYNCがプロテクト外に移動するまで、
リセット動作は行われない。
【0007】位相比較器20は、垂直同期信号V・SY
NCと垂直同期信号VVIN とを入力し、その一対の位相
差を、“H”,“L”のレベル信号を出力することで表
す。また、非比較期間外では、出力はハイ・インピーダ
ンスである。
【0008】積分回路22は、アクティブフィルタで構
成され、位相比較器20の出力を十分に平滑化したエラ
ー信号として出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のPLL装置で
は、電源投入時において、垂直同期信号V・SYNCが
入力され、リセット動作が行われると、その対となる垂
直同期信号VVIN は、約1フィールド遅れた所に出力さ
れる。従って従来のPLL装置では1フィールド離れた
2つの信号の位相をロックさせようとするため、ロック
時間が長くなるという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、このような問題点を解決
したPLL装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のPLL装置は、
あらかじめ定めた周期の方形波を入力しリセットパルス
を出力する手段と、クロックを発生する電圧制御発振回
路と、前記電圧制御発振回路より出力されるクロックを
分周する手段と、前記クロックを分周する手段より出力
された第1のパルスの立ち下がりを、前記リセットパル
スで前記方形波の立ち下がりエッジにリセットする手段
と、前記第1のパルスの立ち下がりエッジより任意のパ
ルス幅の第2のパルスを出力するモノマルチバイブレー
タと、前記第2のパルスと前記方形波とを入力し、その
論理積をとるゲートと、前記ゲートより出力する第3の
パルスと前記第1のパルスとを入力し、その両者の位相
差を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力
を負の特性として変化させる積分手段と、前記積分手段
の出力を前記発振回路に入力する手段を備えたことを特
徴とする。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1(a),(b)を参照
して説明する。(a)はPLL装置の構成を、(b)は
動作を示すタイミングチャートである。
【0013】図1のPLL装置は、図4の従来のPLL
装置に、モノマルチバイブレータ16と、ANDゲート
18とを付加したことにある。その他の構成は従来と同
じであり、従って図4の回路要素と同一の回路要素には
同一の参照番号を付して示してある。
【0014】本実施例の動作を説明する。
【0015】電圧制御発振器10より出力されたクロッ
クは、同期信号発生器13に入力される。同期信号発生
器13は、そのクロックを分周し、複合同期信号C・S
YNCと、複合同期信号C・SYNCにおける9水平同
期信号分の負のパルスであるプロテクトパルスVDを出
力する。複合同期信号C・SYNCは、垂直同期信号分
離回路12に、プロテクトパルスVDはVリセット発生
器14に供給される。
【0016】垂直同期信号分離回路12では複合同期信
号を入力し、分離出力された垂直同期信号VVIN を出力
する。
【0017】一方、外部より入力される垂直同期信号V
・SYNCは、同期信号発生器13にリセットを掛ける
リセットパルスを作るVリセット発生器14とANDゲ
ート18に入力される。
【0018】Vリセット発生器14では、垂直同期信号
V・SYNCの立ち下がりエッジに同期したリセットパ
ルスを出力する。また、Vリセット発生器14は、プロ
テクトパルスVDも入力し、VDが“L”レベルの期間
中、つまりは等価パルス期間中はプロテクト期間として
リセットパルスの出力を禁止する。
【0019】同期信号発生器13はリセットパルスによ
りリセットが掛けられ、複合同期信号C・SYNC中の
垂直同期のはじまりが垂直同期信号V・SYNCの立ち
下がりエッジにリセットされる。リセット後は垂直同期
信号V・SYNCがプロテクトパルスVDのプロテクト
期間中にあるので、垂直同期信号V・SYNCがプロテ
クト期間外となるまでリセット動作は起こらない。
【0020】モノマルチバイブレータ16では垂直同期
信号VVIN を入力し、その立ち下がりエッジより“H”
レベルのパルスを出力する。このモノマルチバイブレー
タ16はリトリガブル機能を有し、その時定数は1フィ
ールド以上あるので、最初の垂直同期信号VVIN 入力以
後は“H”レベルを出力し続ける。
【0021】ANDゲート18ではモノマルチバイブレ
ータ16の出力と、垂直同期信号V・SYNCとを入力
する。先に述べたように、垂直同期信号VVIN が入力さ
れるまでは、モノマルチバイブレータ16は“L”レベ
ルを出力しているので、垂直同期信号VVIN が入力され
た後、垂直同期信号V・SYNCは、ANDゲート18
を通過する。
【0022】従って、電源投入時において、位相比較器
20に入力されるのは必ず垂直同期信号V・SYNCよ
りも垂直同期信号VVIN の方が先となる。つまり、リセ
ット動作が行われても、垂直同期信号V・SYNCと一
対になる垂直同期信号VVINは垂直同期信号V・SYN
Cのそばにある。よって、垂直同期信号V・SYNC
は、垂直同期信号VVIN を短い時間で引き込むことがで
きる。
【0023】位相比較器20での位相比較においては、
図2に示すように、垂直同期信号V・SYNCが垂直同
期信号VVIN よりも時間的に進んでいる場合には“L”
レベルを出力し、逆に垂直同期信号VVIN の方が垂直同
期信号V・SYNCよりも時間的に進んでいる場合には
“H”レベルを出力する。また、両者の時間的な差がな
い場合には、出力はハイ・インピーダンスとなる。
【0024】積分回路22は、図3に示すように抵抗R
1,R2と、コンデンサC1と、インバータICとで構
成される。この積分回路22は、位相比較器20の出力
を入力し、それを直流レベルとなるよう十分に平滑す
る。そしてこの積分回路はローパスフィルタとなってお
り、インバータICのゲインにより、DCゲインが十分
に確保され、この積分回路の出力(エラー信号)がVC
Oを制御することにより、PLLの系の安定と、クロッ
クジッタの低減を図っている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、電源投入時のPL
L装置におけるロック時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLL装置の一実施例を示すブロック
図とタイミングチャートである。
【図2】本発明のPLL装置に使用される位相比較器の
タイミングチャートである。
【図3】積分回路を示す図である。
【図4】従来のPLL装置の一例を示すブロック図とタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10 電圧制御発振器 12 垂直同期分離回路 13 同期信号発生器 14 Vリセット発生器 16 モノマルチバイブレータ 18 ANDゲート 20 位相比較器 22 積分回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ定めた周期の方形波を入力しリ
    セットパルスを出力する手段と、 クロックを発生する電圧制御発振回路と、 前記電圧制御発振回路より出力されるクロックを分周す
    る手段と、 前記クロックを分周する手段より出力された第1のパル
    スの立ち下がりを、前記リセットパルスで前記方形波の
    立ち下がりエッジにリセットする手段と、 前記第1のパルスの立ち下がりエッジより任意のパルス
    幅の第2のパルスを出力するモノマルチバイブレータ
    と、 前記第2のパルスと前記方形波とを入力し、その論理積
    をとるゲートと、 前記ゲートより出力する第3のパルスと前記第1のパル
    スとを入力し、その両者の位相差を出力する位相比較手
    段と、 前記位相比較手段の出力を負の特性として変化させる積
    分手段と、 前記積分手段の出力を前記発振回路に入力する手段を備
    えたことを特徴とするPLL装置。
  2. 【請求項2】前記電圧制御発振回路より出力されるクロ
    ックを分周する手段は、プロテクトパルスをさらに出力
    し、このプロテクトパルスを前記リセット手段に供給
    し、前記リセット手段はプロテクト期間中は、リセット
    パルスの出力を禁止することを特徴とする請求項1記載
    のPLL装置。
  3. 【請求項3】前記位相比較手段は、前記方形波が前記第
    3のパルスよりも位相が進んでいる場合には、“L”レ
    ベルを出力し、逆に前記第3のパルスが前記方形波より
    も位相に進んでいる場合には、“H”レベルを出力し、
    前記方形波と前記第3のパルスに位相差がない場合に
    は、ハイ・インピーダンスとすることを特徴とする請求
    項2記載のPLL装置。
JP5151780A 1993-06-23 1993-06-23 Pll装置 Pending JPH0722943A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5151780A JPH0722943A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 Pll装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5151780A JPH0722943A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 Pll装置

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JPH0722943A true JPH0722943A (ja) 1995-01-24

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ID=15526143

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JP5151780A Pending JPH0722943A (ja) 1993-06-23 1993-06-23 Pll装置

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JP (1) JPH0722943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103312T5 (de) 2010-09-29 2013-08-22 Nippon Carbide Industries Co., Inc. Melamin-Epoxidharzmonomer und -Harzzusammensetzung
JP2020076159A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 一ツ山産業株式会社 紙袋の持ち手や手芸用の組紐

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103312T5 (de) 2010-09-29 2013-08-22 Nippon Carbide Industries Co., Inc. Melamin-Epoxidharzmonomer und -Harzzusammensetzung
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