JPH07229087A - ロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びロジン系サイズ剤 - Google Patents
ロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びロジン系サイズ剤Info
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- JPH07229087A JPH07229087A JP34399991A JP34399991A JPH07229087A JP H07229087 A JPH07229087 A JP H07229087A JP 34399991 A JP34399991 A JP 34399991A JP 34399991 A JP34399991 A JP 34399991A JP H07229087 A JPH07229087 A JP H07229087A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サイズ効果、凍結復元性及び貯蔵安定性にお
いて改善されたロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びそれ
を用いたサイズ剤を提供する。 【構成】 スチレン15〜35重量%、アクリル酸又は
メタアクリル酸65〜85重量%、共重合可能モノマー
0〜40重量%を含有する共重合体又はこれらの塩のエ
マルジョンからなるロジン系サイズ剤用乳化分散剤。ロ
ジン物質及び分散剤を含有する水中分散型ロジン系サイ
ズ剤において、該分散剤として前記分散剤を用いること
を特徴とするロジン系サイズ剤。
いて改善されたロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びそれ
を用いたサイズ剤を提供する。 【構成】 スチレン15〜35重量%、アクリル酸又は
メタアクリル酸65〜85重量%、共重合可能モノマー
0〜40重量%を含有する共重合体又はこれらの塩のエ
マルジョンからなるロジン系サイズ剤用乳化分散剤。ロ
ジン物質及び分散剤を含有する水中分散型ロジン系サイ
ズ剤において、該分散剤として前記分散剤を用いること
を特徴とするロジン系サイズ剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロジン系サイズ剤用乳化
分散剤及びロジン系サイズ剤に関するものである。
分散剤及びロジン系サイズ剤に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、硫酸バンドを含有する
いわゆる酸性抄紙用のサイズ剤としてはケン化型(強化
ロジンの石鹸)ロジン系サイズ剤が多く用いられてきた
が、このようなサイズ剤は、近年の抄紙系のクローズド
化に伴う水温の上昇や、硫酸バンドの使用量減少によっ
て中性に近づいた抄紙系においては、そのサイズ効果が
著しく低下することが知られている。ケン化型ロジン系
サイズ剤の上記のような欠点を改良するために、ロジン
物質を分散剤の存在下で水中に分散させた水中分散型ロ
ジン系サイズ剤が種々提案されている。特公平2−53
555号公報には、スチレン系単量体80〜20%と
(メタ)アクリル酸系単量体20〜60%及び他の単量
体0〜40%からなる共重合体に、アルカリ又はアミン
類を反応させて得られるアニオン性共重合体塩を分散剤
として用いたロジン系エマルジョンサイズ剤が開示され
ている。このサイズ剤は、パルプスラリーの発泡を抑
え、サイズ効果を向上させるという特徴を有するもの
の、そのサイズ効果において未だ満足すべきものではな
く、また、凍結復元性や貯蔵安定性の点においても未だ
劣ったものであった。一方、界面活性剤を乳化分散剤と
して使用した場合には、これらがパルブスラリーの発泡
を助長し、またサイズ効果を低下させる要因となってお
り、必ずしも満足できるものではない。
いわゆる酸性抄紙用のサイズ剤としてはケン化型(強化
ロジンの石鹸)ロジン系サイズ剤が多く用いられてきた
が、このようなサイズ剤は、近年の抄紙系のクローズド
化に伴う水温の上昇や、硫酸バンドの使用量減少によっ
て中性に近づいた抄紙系においては、そのサイズ効果が
著しく低下することが知られている。ケン化型ロジン系
サイズ剤の上記のような欠点を改良するために、ロジン
物質を分散剤の存在下で水中に分散させた水中分散型ロ
ジン系サイズ剤が種々提案されている。特公平2−53
555号公報には、スチレン系単量体80〜20%と
(メタ)アクリル酸系単量体20〜60%及び他の単量
体0〜40%からなる共重合体に、アルカリ又はアミン
類を反応させて得られるアニオン性共重合体塩を分散剤
として用いたロジン系エマルジョンサイズ剤が開示され
ている。このサイズ剤は、パルプスラリーの発泡を抑
え、サイズ効果を向上させるという特徴を有するもの
の、そのサイズ効果において未だ満足すべきものではな
く、また、凍結復元性や貯蔵安定性の点においても未だ
劣ったものであった。一方、界面活性剤を乳化分散剤と
して使用した場合には、これらがパルブスラリーの発泡
を助長し、またサイズ効果を低下させる要因となってお
り、必ずしも満足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
見られる前記問題点を解決し、サイズ効果、凍結復元性
及び貯蔵安定性において改善されたロジン系サイズ剤用
乳化分散剤及びそれを用いたサイズ剤を提供することを
その課題とする。
見られる前記問題点を解決し、サイズ効果、凍結復元性
及び貯蔵安定性において改善されたロジン系サイズ剤用
乳化分散剤及びそれを用いたサイズ剤を提供することを
その課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、スチレン15〜35
重量%、アクリル酸又はメタアクリル酸65〜85重量
%、共重合可能モノマー0〜40重量%を含有する共重
合体又はこれらの塩のエマルジョンからなるロジン系サ
イズ剤用乳化分散剤が提供される。また、本発明によれ
ば、ロジン物質及び分散剤を含有する水中分散型ロジン
系サイズ剤において、該分散剤として前記分散剤を用い
ることを特徴とするロジン系サイズ剤が提供される。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、スチレン15〜35
重量%、アクリル酸又はメタアクリル酸65〜85重量
%、共重合可能モノマー0〜40重量%を含有する共重
合体又はこれらの塩のエマルジョンからなるロジン系サ
イズ剤用乳化分散剤が提供される。また、本発明によれ
ば、ロジン物質及び分散剤を含有する水中分散型ロジン
系サイズ剤において、該分散剤として前記分散剤を用い
ることを特徴とするロジン系サイズ剤が提供される。
【0005】本発明で用いる乳化分散剤は、スチレン系
単量体と、アクリル酸系もしくはメタクリル酸系単量体
の中から選ばれる少なくとも1種の単量体(以下、(メ
タ)アクリル酸系単量体とも言う)と、必要に応じて用
いられる共重合性単量体からなる共重合体又はその塩で
ある。スチレン系単量体としては、スチレン、α−メチ
ルスチレンの他、それらの核置換体、例えば、ビニルト
ルエン等のアルキル置換体が挙げられる。(メタ)アク
リル酸系単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸の
他、これらのアルカリ金属塩やアンモニウム塩等の可溶
性塩が挙げられる。共重合性単量体としては、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、塩化
ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミド、クロトン
酸、イタコン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル
酸等が挙げられる。本発明で用いる共重合体において、
スチレン系単量体の含有量は15〜35重量%、好まし
くは20〜35重量%、(メタ)アクリル酸系単量体の
含有率は65〜85重量%、好ましくは65〜80重量
%であり、共重合性単量体は0〜40重量%、好ましく
は0〜20重量%である。本発明の共重合体において
は、その(メタ)アクリル酸系単量体の含有率を65〜
85重量%の範囲に規定することが重要である。(メ
タ)アクリル酸系単量体の含有率が前記範囲より低くな
ると、凍結復元性が不良になり、一方、前記範囲を越え
るようになると、乳化分散性が不良になったり、乳化重
合が円滑に行われない等の問題が生じる。一方スチレン
系単量体の含有率は15〜35重量%の範囲に規定する
のがよい。この範囲より低いと、乳化分散性不良や重合
不良等の問題を生じ、一方、この範囲より高くなると、
凍結復元性が不良になる等の問題が生じる。共重合性単
量体の含有率は、35重量%以下に規定するのがよく、
この範囲より高くなると、乳化分散性が不良になる等の
問題が生じる。本発明の共重合体又は塩の分子は、その
粘度平均分子量が10万以下、好ましくは3000〜3
万である。共重合体塩としては、アルカリ金属塩や、ア
ンモニウム塩、アミン塩が包含される。アルカリ金属塩
としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩が例
示される。アンモニウム塩としては、アンモニアから誘
導されるアンモニウム塩がある。アミン塩としては、有
機アミンから誘導される有機アミン塩が例示される。
単量体と、アクリル酸系もしくはメタクリル酸系単量体
の中から選ばれる少なくとも1種の単量体(以下、(メ
タ)アクリル酸系単量体とも言う)と、必要に応じて用
いられる共重合性単量体からなる共重合体又はその塩で
ある。スチレン系単量体としては、スチレン、α−メチ
ルスチレンの他、それらの核置換体、例えば、ビニルト
ルエン等のアルキル置換体が挙げられる。(メタ)アク
リル酸系単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸の
他、これらのアルカリ金属塩やアンモニウム塩等の可溶
性塩が挙げられる。共重合性単量体としては、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、塩化
ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミド、クロトン
酸、イタコン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル
酸等が挙げられる。本発明で用いる共重合体において、
スチレン系単量体の含有量は15〜35重量%、好まし
くは20〜35重量%、(メタ)アクリル酸系単量体の
含有率は65〜85重量%、好ましくは65〜80重量
%であり、共重合性単量体は0〜40重量%、好ましく
は0〜20重量%である。本発明の共重合体において
は、その(メタ)アクリル酸系単量体の含有率を65〜
85重量%の範囲に規定することが重要である。(メ
タ)アクリル酸系単量体の含有率が前記範囲より低くな
ると、凍結復元性が不良になり、一方、前記範囲を越え
るようになると、乳化分散性が不良になったり、乳化重
合が円滑に行われない等の問題が生じる。一方スチレン
系単量体の含有率は15〜35重量%の範囲に規定する
のがよい。この範囲より低いと、乳化分散性不良や重合
不良等の問題を生じ、一方、この範囲より高くなると、
凍結復元性が不良になる等の問題が生じる。共重合性単
量体の含有率は、35重量%以下に規定するのがよく、
この範囲より高くなると、乳化分散性が不良になる等の
問題が生じる。本発明の共重合体又は塩の分子は、その
粘度平均分子量が10万以下、好ましくは3000〜3
万である。共重合体塩としては、アルカリ金属塩や、ア
ンモニウム塩、アミン塩が包含される。アルカリ金属塩
としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩が例
示される。アンモニウム塩としては、アンモニアから誘
導されるアンモニウム塩がある。アミン塩としては、有
機アミンから誘導される有機アミン塩が例示される。
【0006】本発明に用いるロジン物質としては、サイ
ズ剤成分として慣用されているいわゆるウッドロジン、
ガムロジン、トール油ロジンなどのロジンを単独である
いは2種以上の混合物として用いることができる。そし
て、これらのロジンは、その一部あるいは実質的に完全
に水素化されたものでも、あるいは重合化されたもので
も、さらにはホルムアルデヒドなどで変性されたもので
あってもよく、さらに強化ロジンと非強化ロジンとの混
合物でもよい。また、この強化ロジンは、α,β−不飽
和塩基酸などとの反応したものが使用できる。使用され
るα,β−不飽和塩基酸としては、アクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、これらの無水物及びこれ
らの混合物が挙げられ、特にフマル酸、マレイン酸およ
び無水マレイン酸が好ましい。
ズ剤成分として慣用されているいわゆるウッドロジン、
ガムロジン、トール油ロジンなどのロジンを単独である
いは2種以上の混合物として用いることができる。そし
て、これらのロジンは、その一部あるいは実質的に完全
に水素化されたものでも、あるいは重合化されたもので
も、さらにはホルムアルデヒドなどで変性されたもので
あってもよく、さらに強化ロジンと非強化ロジンとの混
合物でもよい。また、この強化ロジンは、α,β−不飽
和塩基酸などとの反応したものが使用できる。使用され
るα,β−不飽和塩基酸としては、アクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸、これらの無水物及びこれ
らの混合物が挙げられ、特にフマル酸、マレイン酸およ
び無水マレイン酸が好ましい。
【0007】本発明の共重合体は、溶液重合法及び乳化
重合法等種々の重合法で合成されるが、多くの場合、ア
ニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、反応性乳
化剤及び高分子乳化剤の中から選ばれる少なくとも1つ
を乳化剤として使用する乳化重合法によって合成するの
が好ましい。乳化剤の使用量は、通常0.5〜20重量
%(モノマー合計量100重量部当り)、好ましくは1
〜10重量%である。アニオン性界面活性剤の例として
は、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
塩、ポリオキシエチルアルキルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレ
ンヒマシ油硫酸エステル塩、ポリプロピレングリコール
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルキ
ルフェニル)エーテルスルホン酸塩、不飽和脂肪酸エス
テル硫酸エステル塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩など
が挙げられる。非イオン性界面活性剤の例としては、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪
酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミドなどが挙げられ
る。反応性乳化剤としては、アリルアルキル(炭素数8
〜24)スルホコハク酸塩、2−アリル−4−ノニルフ
ェノキシポリエチレングリコールサルフェート塩などが
挙げられる。高分子乳化剤としては、スルホン酸基変性
ポリビニルアルコール、カルボン酸基変性ポリビニルア
ルコール、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、
スチレン/メタクリル酸共重合体塩などが挙げられる。
発泡性を抑える点から、反応性乳化剤を用いるのが特に
好ましい。また、分子量を調節する目的で速鎖移動剤と
してイソプロピルアルコール、四塩化炭素、クメン、ア
ルキルメルカプタン類の中から選ばれる少なくとも1種
を単量体混合物に対して0〜20重量%使用する。重合
開始剤としては、水溶性の過硫酸塩類、アゾ化合物類、
ハイドロパーオキサイド、レドックス系開始剤などを単
量体混合物に対して0〜10重量%使用するのが一般的
であるが、油溶性の開始剤を併用することもできる。
重合法等種々の重合法で合成されるが、多くの場合、ア
ニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、反応性乳
化剤及び高分子乳化剤の中から選ばれる少なくとも1つ
を乳化剤として使用する乳化重合法によって合成するの
が好ましい。乳化剤の使用量は、通常0.5〜20重量
%(モノマー合計量100重量部当り)、好ましくは1
〜10重量%である。アニオン性界面活性剤の例として
は、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
塩、ポリオキシエチルアルキルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレ
ンヒマシ油硫酸エステル塩、ポリプロピレングリコール
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルキ
ルフェニル)エーテルスルホン酸塩、不飽和脂肪酸エス
テル硫酸エステル塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩など
が挙げられる。非イオン性界面活性剤の例としては、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪
酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミドなどが挙げられ
る。反応性乳化剤としては、アリルアルキル(炭素数8
〜24)スルホコハク酸塩、2−アリル−4−ノニルフ
ェノキシポリエチレングリコールサルフェート塩などが
挙げられる。高分子乳化剤としては、スルホン酸基変性
ポリビニルアルコール、カルボン酸基変性ポリビニルア
ルコール、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、
スチレン/メタクリル酸共重合体塩などが挙げられる。
発泡性を抑える点から、反応性乳化剤を用いるのが特に
好ましい。また、分子量を調節する目的で速鎖移動剤と
してイソプロピルアルコール、四塩化炭素、クメン、ア
ルキルメルカプタン類の中から選ばれる少なくとも1種
を単量体混合物に対して0〜20重量%使用する。重合
開始剤としては、水溶性の過硫酸塩類、アゾ化合物類、
ハイドロパーオキサイド、レドックス系開始剤などを単
量体混合物に対して0〜10重量%使用するのが一般的
であるが、油溶性の開始剤を併用することもできる。
【0008】本発明の共重合体を合成するには、単量体
混合物、重合用乳化剤、連鎖移動剤および開始剤の混合
物の合計濃度が5〜40重量%、好ましくは10〜30
重量%になるように水を加え、50〜180℃、好まし
くは70〜120℃に加熱する。得られた共重合体に水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ンモニアなどのアルカリや、メチルアミン、ジメチルア
ミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミ
ン、モノエタノールアミンなどのアミン類の1種あるい
は2種以上の有機アミンを反応させることによって、共
重体塩を含むエマルジョン又は水溶液が得られる。中和
率は40〜120%、好ましくは60〜100%であ
る。
混合物、重合用乳化剤、連鎖移動剤および開始剤の混合
物の合計濃度が5〜40重量%、好ましくは10〜30
重量%になるように水を加え、50〜180℃、好まし
くは70〜120℃に加熱する。得られた共重合体に水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ンモニアなどのアルカリや、メチルアミン、ジメチルア
ミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミ
ン、モノエタノールアミンなどのアミン類の1種あるい
は2種以上の有機アミンを反応させることによって、共
重体塩を含むエマルジョン又は水溶液が得られる。中和
率は40〜120%、好ましくは60〜100%であ
る。
【0009】本発明のロジン系サイズ剤は、ロジン物質
と、分散剤としての前記共重合体又はその塩(以下、単
に分散剤とも言う)を必須成分として含有する水性エマ
ルジョンからなるものである。分散剤の添加量は、ロジ
ン物質に対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜5
重量%の割合である。0.5重量%未満では分散力が十
分でなく、10重量%を超えると、サイズ効果の低下や
泡立ちが増加する。ロジン物質の添加量は、エマルジョ
ン中、20〜65重量%、好ましくは39〜59重量%
である。また、エマルジョン中の全固形分濃度は、30
〜70重量%、好ましくは40〜60重量%である。全
固形分濃度が30重量%未満では、サイズ剤の生産性、
コスト面など経済的に望ましくなく、70重量%より高
くなると、固形分の分散性が十分行われなく、分散系の
安定性が悪くなる。本発明の分散剤を用いてエマルジョ
ンを得る方法としては、例えば、特開昭57−1673
49号のような転相乳化法、すなわちロジン物質を18
0℃に加熱して溶融させて、その後130℃に冷却し、
分散剤液を混合させた後、95℃の熱水の一部を徐々に
添加してW/O型エマルジョンとし、さらに95℃の熱
水の残りをすばやく添加して微分散させる方法や、特開
昭54−58759号のような溶剤法、すなわちロジン
物質を溶解できる水不溶性溶剤(ベンゼン、トルエン、
塩化メチレンなど)に50重量%濃度で溶解後、分散剤
水溶液を添加して、ピストン型高圧乳化機で微分散さ
せ、その後減圧下で水不溶性溶剤を留去する方法があ
る。
と、分散剤としての前記共重合体又はその塩(以下、単
に分散剤とも言う)を必須成分として含有する水性エマ
ルジョンからなるものである。分散剤の添加量は、ロジ
ン物質に対して0.5〜10重量%、好ましくは1〜5
重量%の割合である。0.5重量%未満では分散力が十
分でなく、10重量%を超えると、サイズ効果の低下や
泡立ちが増加する。ロジン物質の添加量は、エマルジョ
ン中、20〜65重量%、好ましくは39〜59重量%
である。また、エマルジョン中の全固形分濃度は、30
〜70重量%、好ましくは40〜60重量%である。全
固形分濃度が30重量%未満では、サイズ剤の生産性、
コスト面など経済的に望ましくなく、70重量%より高
くなると、固形分の分散性が十分行われなく、分散系の
安定性が悪くなる。本発明の分散剤を用いてエマルジョ
ンを得る方法としては、例えば、特開昭57−1673
49号のような転相乳化法、すなわちロジン物質を18
0℃に加熱して溶融させて、その後130℃に冷却し、
分散剤液を混合させた後、95℃の熱水の一部を徐々に
添加してW/O型エマルジョンとし、さらに95℃の熱
水の残りをすばやく添加して微分散させる方法や、特開
昭54−58759号のような溶剤法、すなわちロジン
物質を溶解できる水不溶性溶剤(ベンゼン、トルエン、
塩化メチレンなど)に50重量%濃度で溶解後、分散剤
水溶液を添加して、ピストン型高圧乳化機で微分散さ
せ、その後減圧下で水不溶性溶剤を留去する方法があ
る。
【0010】本発明のロジン系サイズ剤においては、保
護コロイド剤や、公知の分散剤、界面活性剤を併用する
ことができる。保護コロイド剤としては、従来一般的に
使用されているHEC、PVA、CMCなどの高分子化
合物が挙げられる。公知の分散剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルスルホコハク酸エス
テル塩などのアニオン界面活性剤、ポリスチレンスルホ
ン酸塩、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩などの高分子化合物
が挙げられる。界面活性剤としては、ロジンのアルカリ
金属塩及び強化ロジンのアルカリ金属塩のほか、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫
酸エステル塩、不飽和脂肪酸エステル硫酸エステル塩、
ポリオキシルアルキレンヒマシ油硫酸エステル塩、ポリ
プロピレングリコール硫酸エステル塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン
縮合物、ポリオキシエチレレンアルキルエーテルスルホ
コハク酸モノエステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリ
オキシスチリルフェニルエーテルスルホコハク酸モノエ
ステル塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルキルフェニル)
エーテルスルホン酸塩の如きアニオン系界面活性剤、及
びポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが例
示され、さらに、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエ
チレングリコールなどの非イオン性の界面活性剤が例示
される。本発明のロジン系サイズ剤には、前記成分の
他、さらに、必要に応じて、本発明サイズ剤に慣用の定
着剤その他の慣用の添加剤、例えば濾水性向上剤、紙力
向上剤等を添加することは何んら差支えない。
護コロイド剤や、公知の分散剤、界面活性剤を併用する
ことができる。保護コロイド剤としては、従来一般的に
使用されているHEC、PVA、CMCなどの高分子化
合物が挙げられる。公知の分散剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルスルホコハク酸エス
テル塩などのアニオン界面活性剤、ポリスチレンスルホ
ン酸塩、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩などの高分子化合物
が挙げられる。界面活性剤としては、ロジンのアルカリ
金属塩及び強化ロジンのアルカリ金属塩のほか、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫
酸エステル塩、不飽和脂肪酸エステル硫酸エステル塩、
ポリオキシルアルキレンヒマシ油硫酸エステル塩、ポリ
プロピレングリコール硫酸エステル塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン
縮合物、ポリオキシエチレレンアルキルエーテルスルホ
コハク酸モノエステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリ
オキシスチリルフェニルエーテルスルホコハク酸モノエ
ステル塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキル(アルキルフェニル)
エーテルスルホン酸塩の如きアニオン系界面活性剤、及
びポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが例
示され、さらに、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエ
チレングリコールなどの非イオン性の界面活性剤が例示
される。本発明のロジン系サイズ剤には、前記成分の
他、さらに、必要に応じて、本発明サイズ剤に慣用の定
着剤その他の慣用の添加剤、例えば濾水性向上剤、紙力
向上剤等を添加することは何んら差支えない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
以下において、特に記載のない限り「部」及び「%」は
重量部を表わす。また、分散剤の添加量は、固形分換算
の重量部で示す。
以下において、特に記載のない限り「部」及び「%」は
重量部を表わす。また、分散剤の添加量は、固形分換算
の重量部で示す。
【0012】(強化ロジンの合成例) ロジン合成例1 トール油ロジン910部を200℃に加熱溶融させて、
無水マレイン酸90部を徐々に添加して200℃で3時
間付加反応を行い、マレイン化9%トール油ロジンを得
た。 ロジン合成例2 ガムロジン930部を200℃に加熱溶融させてフマル
酸70部を徐々に添加して200℃で3時間付加反応を
行い、フマル化7%ガムロジンを得た。 ロジン合成例3 ガムロジン910部を200℃に加熱溶融させて、フマ
ル酸90部を徐々に添加して200℃で3時間付加反応
を行い、フマル化9%ガムロジンを得た。
無水マレイン酸90部を徐々に添加して200℃で3時
間付加反応を行い、マレイン化9%トール油ロジンを得
た。 ロジン合成例2 ガムロジン930部を200℃に加熱溶融させてフマル
酸70部を徐々に添加して200℃で3時間付加反応を
行い、フマル化7%ガムロジンを得た。 ロジン合成例3 ガムロジン910部を200℃に加熱溶融させて、フマ
ル酸90部を徐々に添加して200℃で3時間付加反応
を行い、フマル化9%ガムロジンを得た。
【0013】(乳化分散剤の合成例) 乳化分散剤合成例1 重合用乳化剤として30%ポリオキシエチレン(付加モ
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水
溶液13部、ポリオキシエチレン(付加モル数30)ノ
ニルフェニルエーテル2部、過硫酸アンモニウム2部及
び水400部を混合撹拌し溶解した。次いでスチレン3
0部、メタクリル酸70部、n−ドデシルメルカプタン
5部の混合液を90℃で3時間かけて滴下して重合した
後に85℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却
後、28%アンモニア水49部と水254部を撹拌下に
添加し、固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重
合体の分子量は約8000であった。 乳化分散剤合成例2 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)16部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部
を混合撹拌し溶解した。次いでスチレン25部、メタク
リル酸75部、n−ドデシルメルカプタン5部の混合液
を90℃で3時間かけて滴下し90℃で1週間熟成し
た。得られた反応液を冷却後30%トリメチルアミン水
溶液172部と水371部を撹拌下に添加し、固形分1
5%の共重合体塩水溶液を得た。この共重合体の分子量
は約9500であった。 乳化分散剤合成例3 重合用乳化剤として30%ポリオキシエチレン(付加モ
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水
溶液20部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部を
混合撹拌し溶解した。次いでスチレン20部、アクリル
酸エチル15部、メタクリル酸65部、t−ドデシルメ
ルカプタン4部の混合液を85℃で3時間かけて滴下し
85℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却後28
%アンモニア水46部と水235部を撹拌下に添加し、
固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分
子量は約10000であった。 乳化分散剤合成例4 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)10部、30%ポリオキシエチレン(付加モル数
22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水溶液
7部、過硫酸アンモニウム2部及び水400部を混合撹
拌した。次いでスチレン30部、メタクリル酸67部、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸3
部、t−ドデシルメルカプタン5部の混合液を85℃で
3時間かけて滴下した後に85℃で1時間熟成した。得
られた反応液を冷却後トリエチルアミン32部と28%
アンモニア水29部と水230部を撹拌下に添加し、固
形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分子
量は約8800であった。 乳化分散剤合成例5 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)16部及び水350部を撹拌し混合した。次いで
スチレン30部、メタクリル酸70部、t−ドデシルメ
ルカプタン5部の混合液と過硫酸アンモニウム3部、水
50部の溶解混合液を90℃で2時間かけて同時滴下し
た後に90℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却
後、30%水酸化ナトリウム水溶液80部と水248部
を撹拌下に添加し、固形分15%の共重合体塩水溶液を
得た。共重合体の分子量は、約9000であった。
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水
溶液13部、ポリオキシエチレン(付加モル数30)ノ
ニルフェニルエーテル2部、過硫酸アンモニウム2部及
び水400部を混合撹拌し溶解した。次いでスチレン3
0部、メタクリル酸70部、n−ドデシルメルカプタン
5部の混合液を90℃で3時間かけて滴下して重合した
後に85℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却
後、28%アンモニア水49部と水254部を撹拌下に
添加し、固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重
合体の分子量は約8000であった。 乳化分散剤合成例2 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)16部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部
を混合撹拌し溶解した。次いでスチレン25部、メタク
リル酸75部、n−ドデシルメルカプタン5部の混合液
を90℃で3時間かけて滴下し90℃で1週間熟成し
た。得られた反応液を冷却後30%トリメチルアミン水
溶液172部と水371部を撹拌下に添加し、固形分1
5%の共重合体塩水溶液を得た。この共重合体の分子量
は約9500であった。 乳化分散剤合成例3 重合用乳化剤として30%ポリオキシエチレン(付加モ
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水
溶液20部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部を
混合撹拌し溶解した。次いでスチレン20部、アクリル
酸エチル15部、メタクリル酸65部、t−ドデシルメ
ルカプタン4部の混合液を85℃で3時間かけて滴下し
85℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却後28
%アンモニア水46部と水235部を撹拌下に添加し、
固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分
子量は約10000であった。 乳化分散剤合成例4 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)10部、30%ポリオキシエチレン(付加モル数
22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム水溶液
7部、過硫酸アンモニウム2部及び水400部を混合撹
拌した。次いでスチレン30部、メタクリル酸67部、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸3
部、t−ドデシルメルカプタン5部の混合液を85℃で
3時間かけて滴下した後に85℃で1時間熟成した。得
られた反応液を冷却後トリエチルアミン32部と28%
アンモニア水29部と水230部を撹拌下に添加し、固
形分15%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分子
量は約8800であった。 乳化分散剤合成例5 重合用乳化剤として38%アリルアルキルスルホコハク
酸ナトリウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS
−2)16部及び水350部を撹拌し混合した。次いで
スチレン30部、メタクリル酸70部、t−ドデシルメ
ルカプタン5部の混合液と過硫酸アンモニウム3部、水
50部の溶解混合液を90℃で2時間かけて同時滴下し
た後に90℃で1時間熟成した。得られた反応液を冷却
後、30%水酸化ナトリウム水溶液80部と水248部
を撹拌下に添加し、固形分15%の共重合体塩水溶液を
得た。共重合体の分子量は、約9000であった。
【0014】比較用乳化分散剤合成例6 重合用乳化剤として30%ポリオキシエチレン(付加モ
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム1
3部、ポリオキシエチレン(付加モル数30)ノニルフ
ェニルエーテル2部、過硫酸アンモニウム2部及び水4
00部を混合撹拌して溶解した。次いでスチレン70
部、メタクリル酸30部、n−ドデシルメルカプタン4
部の混合液を85℃で3時間かけて滴下し、85℃で1
時間熟成した。得られた反応液を冷却後28%アンモニ
ア水21部と水224部を撹拌下に添加し、固型分15
%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分子量は約7
000であった。 比較用乳化分散剤合成例7 重合用乳化剤として38%アリルスルホコハク酸ナトリ
ウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS−2)1
6部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部を混合撹
拌し溶解した。次いで、スチレン50部、メタクリル酸
50部を用いて乳化分散剤合成例2と同様にして重合
し、固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。この共重
合体の分子量は約10000であった。 比較用乳化分散剤合成例8 重合用乳化剤として38%アリルスルホコハク酸ナトリ
ウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS−2)1
6部、過硫酸アンモニウム2部及び水400部を混合撹
拌し溶解した。次いで、スチレン10部、メタクリル酸
90部を用いて乳化分散剤合成例5と同様にして重合し
たが、合成時に凝集し、共重合体が得られなかった。
ル数22)オクチルフェニルエーテル硫酸ナトリウム1
3部、ポリオキシエチレン(付加モル数30)ノニルフ
ェニルエーテル2部、過硫酸アンモニウム2部及び水4
00部を混合撹拌して溶解した。次いでスチレン70
部、メタクリル酸30部、n−ドデシルメルカプタン4
部の混合液を85℃で3時間かけて滴下し、85℃で1
時間熟成した。得られた反応液を冷却後28%アンモニ
ア水21部と水224部を撹拌下に添加し、固型分15
%の共重合体塩水溶液を得た。共重合体の分子量は約7
000であった。 比較用乳化分散剤合成例7 重合用乳化剤として38%アリルスルホコハク酸ナトリ
ウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS−2)1
6部、過硫酸アンモニウム3部及び水400部を混合撹
拌し溶解した。次いで、スチレン50部、メタクリル酸
50部を用いて乳化分散剤合成例2と同様にして重合
し、固形分15%の共重合体塩水溶液を得た。この共重
合体の分子量は約10000であった。 比較用乳化分散剤合成例8 重合用乳化剤として38%アリルスルホコハク酸ナトリ
ウム水溶液(三洋化成工業、エレミノールJS−2)1
6部、過硫酸アンモニウム2部及び水400部を混合撹
拌し溶解した。次いで、スチレン10部、メタクリル酸
90部を用いて乳化分散剤合成例5と同様にして重合し
たが、合成時に凝集し、共重合体が得られなかった。
【0015】実施例1 ロジン合成例1の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例1で得られた乳化分散剤14
部と水道水104部を添加して、室温でホモミキサーで
混合する。そして、この分散物をピストン型高圧乳化機
(500kg/cm2)に5回通して分散物を得た。そ
の後、ベンゼンを留去する。得られた水性分散液(エマ
ルジョン)は、固形分50%を含有し、優れた貯蔵安定
性を有していた。 実施例2 ロジン合成例2の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例2で得られた乳化分散剤23
部と水道水100部を添加して実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例3 ロジン合成例2の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例3で得られた乳化分散剤23
部と水道水105部を添加し、実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例4 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、比較用乳化分散剤合成例4で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様に
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
し、優れた貯蔵安定性を有していた。 実施例5 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例5で得られた乳化分散剤18
部と水道水105部を添加して実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液を固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例6 ロジン合成例3の強化ロジン70部を150℃に加熱溶
融後、130℃に冷却して乳化分散剤合成剤5を23部
添加し、W/O型エマルジョンを調製した。さらに95
℃の熱水54部をすばやく添加してO/W型エマルジョ
ンに転相させた後、内温30℃まで急冷する。得られた
水性分散剤は固形分50%を含有し、優れた貯蔵安定性
を有していた。
溶解し、乳化分散剤合成例1で得られた乳化分散剤14
部と水道水104部を添加して、室温でホモミキサーで
混合する。そして、この分散物をピストン型高圧乳化機
(500kg/cm2)に5回通して分散物を得た。そ
の後、ベンゼンを留去する。得られた水性分散液(エマ
ルジョン)は、固形分50%を含有し、優れた貯蔵安定
性を有していた。 実施例2 ロジン合成例2の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例2で得られた乳化分散剤23
部と水道水100部を添加して実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例3 ロジン合成例2の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例3で得られた乳化分散剤23
部と水道水105部を添加し、実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例4 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、比較用乳化分散剤合成例4で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様に
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
し、優れた貯蔵安定性を有していた。 実施例5 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、乳化分散剤合成例5で得られた乳化分散剤18
部と水道水105部を添加して実施例1と同様に操作を
行う。得られた水性分散液を固形分50%を含有し、優
れた貯蔵安定性を有していた。 実施例6 ロジン合成例3の強化ロジン70部を150℃に加熱溶
融後、130℃に冷却して乳化分散剤合成剤5を23部
添加し、W/O型エマルジョンを調製した。さらに95
℃の熱水54部をすばやく添加してO/W型エマルジョ
ンに転相させた後、内温30℃まで急冷する。得られた
水性分散剤は固形分50%を含有し、優れた貯蔵安定性
を有していた。
【0016】比較例1 ロジン合成例2の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、比較用乳化分散剤合成例6で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様の
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
していた。 比較例2 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、比較用乳化分散剤合成例7で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様の
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
していた。
溶解し、比較用乳化分散剤合成例6で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様の
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
していた。 比較例2 ロジン合成例3の強化ロジン70部をベンゼン70部に
溶解し、比較用乳化分散剤合成例7で得られた乳化分散
剤23部と水道水100部を添加して実施例1と同様の
操作を行う。得られた水性分散液は固形分50%を含有
していた。
【0017】(抄紙試験(サイズ度))LBKP100
%、カナディアンスタンダードフリーネス約400ml
の2%パルプスラリーに撹拌しながらパルプスラリーの
pHが4.5になるように硫酸バンドを、常温(20
℃)の場合は0.8重量%対パルプ、高温(50℃)の
場合は0.5重量%対パルプで添加して30秒間撹拌
後、次にサイズ剤を固形分換算で0.2%又は0.4%
対パルプで添加して30秒間撹拌する。その後、pH
5.0の硫酸希釈水で所定量に希釈してTAPPIスタ
ンダードハンドシートマシーンで坪量約60g/cm2
のシートを作成する。硫酸バンドの添加から抄紙までの
温度は常温(20℃)と高温(50℃)に分けて行っ
た。これらの湿紙を圧力4kg/cm2で1分間プレ
ス、温度105℃で3分間ロータリードライヤーで乾燥
し、温度20℃、湿度65%で一晩保存して試験紙を得
る。この試験紙はJISP−8122のステキヒトサイ
ズ度法でサイズ度(秒)を測定した。 (発泡試験(泡立ち))抄紙試験と同様に、LBKP1
00%、カナディアンスタンダードフリーネス約400
mlの絶乾パルプ3.2部を2%パルプスラリーに調製
し、撹拌しながらパルプスラリーのpHが4.5になる
ように硫酸バンドを0.6重量%添加して30秒間撹拌
する。その後、500mlの共栓付きメスシリンダーに
投入してpH5.0の硫酸希釈水で400mlに調製後
10回上下に振とう後静置して、10分後の下層水容積
(ml)を測定した。硫酸バンドの添加から下層水容積
の測定まですべて温度40℃で行った。 (貯蔵安定性試験)サイズ剤の分散液を50mlのサン
プルビンに入れて、25℃で1ケ月間貯蔵させた後、凝
集物や沈澱物の生じる度合で判定する。 ○;凝集物や沈澱物の発生なし ×;凝集物や沈澱物の発生あり (凍結復元安定性)試料50gを−15℃で16時間凍
結させたのち、30℃の恒温水槽で1時間放置し、ガラ
ス棒でかきまわして最初の試料との間の変化をみる。 ○;元の状態に戻るもの(変化なし) ×;凝固又は増粘するもの
%、カナディアンスタンダードフリーネス約400ml
の2%パルプスラリーに撹拌しながらパルプスラリーの
pHが4.5になるように硫酸バンドを、常温(20
℃)の場合は0.8重量%対パルプ、高温(50℃)の
場合は0.5重量%対パルプで添加して30秒間撹拌
後、次にサイズ剤を固形分換算で0.2%又は0.4%
対パルプで添加して30秒間撹拌する。その後、pH
5.0の硫酸希釈水で所定量に希釈してTAPPIスタ
ンダードハンドシートマシーンで坪量約60g/cm2
のシートを作成する。硫酸バンドの添加から抄紙までの
温度は常温(20℃)と高温(50℃)に分けて行っ
た。これらの湿紙を圧力4kg/cm2で1分間プレ
ス、温度105℃で3分間ロータリードライヤーで乾燥
し、温度20℃、湿度65%で一晩保存して試験紙を得
る。この試験紙はJISP−8122のステキヒトサイ
ズ度法でサイズ度(秒)を測定した。 (発泡試験(泡立ち))抄紙試験と同様に、LBKP1
00%、カナディアンスタンダードフリーネス約400
mlの絶乾パルプ3.2部を2%パルプスラリーに調製
し、撹拌しながらパルプスラリーのpHが4.5になる
ように硫酸バンドを0.6重量%添加して30秒間撹拌
する。その後、500mlの共栓付きメスシリンダーに
投入してpH5.0の硫酸希釈水で400mlに調製後
10回上下に振とう後静置して、10分後の下層水容積
(ml)を測定した。硫酸バンドの添加から下層水容積
の測定まですべて温度40℃で行った。 (貯蔵安定性試験)サイズ剤の分散液を50mlのサン
プルビンに入れて、25℃で1ケ月間貯蔵させた後、凝
集物や沈澱物の生じる度合で判定する。 ○;凝集物や沈澱物の発生なし ×;凝集物や沈澱物の発生あり (凍結復元安定性)試料50gを−15℃で16時間凍
結させたのち、30℃の恒温水槽で1時間放置し、ガラ
ス棒でかきまわして最初の試料との間の変化をみる。 ○;元の状態に戻るもの(変化なし) ×;凝固又は増粘するもの
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明の分散剤は、広いpH領域におい
て極めて安定であり、この分散剤を含む本発明のロジン
系サイズ剤は、パルプスラリーの発泡を抑え、すぐれた
サイズ効果を示すとともに、貯蔵安定性にすぐれてい
る。さらに、本発明の分散剤を含むロジン系サイズ剤
は、凍結復元安定性にもすぐれ、その凍結したロジン系
サイズ剤は、これを解凍して再びエマルジョンとした時
でも、完全に元の状態にもどり、すぐれたサイズ効果を
示す。
て極めて安定であり、この分散剤を含む本発明のロジン
系サイズ剤は、パルプスラリーの発泡を抑え、すぐれた
サイズ効果を示すとともに、貯蔵安定性にすぐれてい
る。さらに、本発明の分散剤を含むロジン系サイズ剤
は、凍結復元安定性にもすぐれ、その凍結したロジン系
サイズ剤は、これを解凍して再びエマルジョンとした時
でも、完全に元の状態にもどり、すぐれたサイズ効果を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 純一 千葉県千葉市真砂5−17−1−409 (72)発明者 田原 敏弘 埼玉県浦和市道場2−10−1 (72)発明者 木村 弘 埼玉県北葛飾郡杉戸町清池6−17−2 (72)発明者 野口 祥一 埼玉県上尾市柏座3−7−24 (72)発明者 渡辺 政勝 埼玉県戸田市喜沢南2−5−11
Claims (4)
- 【請求項1】 スチレン系単量体15〜35重量%、ア
クリル酸系単量体及び/又はメタアクリル酸系単量体6
5〜85重量%及び共重合性単量体0〜40重量%から
なる共重合体又はその塩からなるロジン系サイズ剤用乳
化分散剤。 - 【請求項2】 単量体の総重量に対して反応性乳化剤を
0.5〜20重量%含有する乳化重合法により得られた
共重合体又はその塩からなる請求項1の乳化分散剤。 - 【請求項3】 ロジン物質及び分散剤を含有する水中分
散型ロジン系サイズ剤において、該分散剤として請求項
1又は2の分散剤を用いることを特徴とするロジン系サ
イズ剤。 - 【請求項4】 該分散剤として請求項1又は2の分散剤
をロジン物質に対して0.5〜10重量%使用すること
を特徴とする請求項3記載のロジン系サイズ剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343999A JP2934803B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びロジン系サイズ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343999A JP2934803B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ロジン系サイズ剤用乳化分散剤及びロジン系サイズ剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229087A true JPH07229087A (ja) | 1995-08-29 |
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ID=18365877
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003055891A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Japan Pmc Corp | 製紙用ロジンエマルションサイズ剤、サイジング方法及びサイジング紙 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0253555A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Honda Motor Co Ltd | 生産管理システム |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3343999A patent/JP2934803B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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JPH0253555A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Honda Motor Co Ltd | 生産管理システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003055891A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Japan Pmc Corp | 製紙用ロジンエマルションサイズ剤、サイジング方法及びサイジング紙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2934803B2 (ja) | 1999-08-16 |
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