JPH07226990A - スピーカ取付装置 - Google Patents

スピーカ取付装置

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JPH07226990A
JPH07226990A JP6015429A JP1542994A JPH07226990A JP H07226990 A JPH07226990 A JP H07226990A JP 6015429 A JP6015429 A JP 6015429A JP 1542994 A JP1542994 A JP 1542994A JP H07226990 A JPH07226990 A JP H07226990A
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speaker mounting
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Mitsugi Ueda
貢 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/025Arrangements for fixing loudspeaker transducers, e.g. in a box, furniture

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業時間を短縮し、コストが低いスピーカ取
付装置を提供する。 【構成】 正面視が楕円形である筒体14の一端近傍に
は、その4隅に孔23,…を開設した取付板21が外嵌して
あり、筒体14の平面視が略台形になるように斜めに切断
した形状の他端には断面視がコ字状の溝10が形成された
スピーカ固定部13が設けられている。筒体14はヒンジ部
11にて連結された枠体1a,1bを備えている。枠体1aのヒ
ンジ部11にて連結されていない非連結部分には、ロック
孔17,17か開設された板部16が設けられており、枠体1b
の非連結部分にはロック孔17,17に対応する位置に、そ
の先端が鏃形状の突起18,18が設けられている。そして
ヒンジ部11を支点に枠体1a,1bを合わせつつ、スピーカ
固定部13,13の溝10,10にスピーカのフランジ部を嵌合
させ、突起18,18をロック孔17,17に内嵌させることに
よってスピーカをスピーカ取付装置1に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン装置又は
ラジオ等の本体に、スピーカを取付けるためのスピーカ
取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図33は、テレビジョン装置を示す正面図
であり、図中50はキャビネットである。キャビネット50
には、その略中央に陰極線管55が配置されており、その
両側には縦長のスピーカグリル53が設けられている。そ
してスピーカグリル53の背面には、後述するスピーカ取
付装置を介してスピーカが取付けられている。
【0003】図34は図33に示したテレビジョン装置の34
−34線による平断面図であり、従来のスピーカ取付装置
の使用状態を示している。また図35は図34に示した従来
のスピーカ取付装置の平面図であり、図36はその正面図
である。図34の如く、スピーカグリル53の背面には、ネ
ジ止め用ボス51,51,51,51が設けられており、陰極線
管55とキャビネット50の側壁との間には、射出成形法に
て一体成形された直角三角柱殻状のスピーカ取付装置71
が、その斜辺側の面をキャビネット50の側面側に、また
直交する短辺側の面を前記ネジ止め用ボス51,51,51,
51に対向して配置してある。
【0004】スピーカ取付装置71は、図35の如く、平面
視が略直角三角形をなしており、図36の如く、直交する
短辺側の面は縦に長い略長方形をなしており、縦に長い
楕円形の穴73が開設されている。またスピーカ取付装置
71の直交する短辺側の面は長辺側の面より長くなしてあ
り、その4隅には前述したキャビネットのネジ止め用ボ
ス51,51,51,51(図34参照)に対向して孔74,74,7
4,74が開設されている。
【0005】一方図37は図34に示した従来のスピーカ取
付装置71の斜辺側の面を示す正面図である。スピーカ取
付装置71の斜辺側の面は略正方形をなしており、その略
中央には円形の穴75が開設されている。また斜辺側の面
は前同様にスピーカ取付装置71の直交する長辺側の面よ
り長くなしてあり、その4隅には、スピーカ25をネジ止
めするためのボス72,72,72,72がその背面に設けられ
ており、該ボス72,72,72,72に連通する孔76,76,7
6,76が開設してある。
【0006】スピーカ取付装置71の斜辺側の面に開設さ
れた穴75の周囲にはスピーカ25のフランジ部26が当接さ
れており、該フランジ部26に開設した孔に挿通したネジ
61,61,61,61を前記ボス72,72,72,72に螺合させる
ことによってスピーカ25がスピーカ取付装置71に固定さ
れている。そしてスピーカ取付装置71の直交する短辺側
の面に開設された孔74,74,74,74に挿通したネジ60,
60,60,60をネジ止め用ボス51,51,51,51に螺合させ
ることによって、スピーカ取付装置71がキャビネット50
に取付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のスピーカ取付装
置にあっては、ネジ止めによってスピーカを固定するた
め、部品点数が多く、また作業に長時間を要するという
問題があった。更に略直角三角柱殻形のスピーカ取付装
置を一体物として射出成形法により形成しているため、
これに用いる金型の構造が複雑になり、金型に要するコ
ストが高いという問題があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするころはフランジ部を嵌入する
溝が形成してある枠半体を2個備え、両枠半体を夫々の
一端で枢支し、他端で連結可能に構成してあることによ
って、作業時間を短縮し、コストが低いスピーカ取付装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るスピーカ
取付装置は、その内側部分に、取付対象スピーカのフラ
ンジ部に倣う部分円弧をなし、前記フランジ部を嵌入す
る溝が形成してある枠半体を2個備え、枠半体同士を夫
々の一端で枢支してあり、他端で連結可能に構成してあ
ることを特徴とする。
【0010】第2発明に係るスピーカ取付装置は、その
内側部分に、取付対象スピーカのフランジ部に倣う部分
円弧をなし、前記フランジ部を嵌入する溝が設けられた
スピーカ固定部が形成してある枠半体を2個備え、枠半
体同士を夫々の一端で第1ヒンジにて連結してあり、他
端には係止部が設けてあることを特徴とする。
【0011】第3発明に係るスピーカ取付装置は、第2
発明において、スピーカ固定部は枠半体の直径方向に複
数形成してあることを特徴とする。
【0012】第4発明に係るスピーカ取付装置は、第2
発明において、枠半体の一側縁は閉塞してあり、該一側
縁から適宜距離を隔ててスピーカ固定部が形成してある
ことを特徴とする。
【0013】第5発明に係るスピーカ取付装置は、第2
発明において、スピーカ固定部には、その溝の縁の先端
に所要長を有する複数の第2ヒンジが立設してあり、該
第2ヒンジの先端には適宜幅のくさび部材がそれぞれ設
けてあることを特徴とする。
【0014】第6発明に係るスピーカ取付装置は、第2
発明において、スピーカ固定部の溝の底には複数の孔が
開設してあり、スピーカ固定部の溝の縁には、前記孔に
対応する部分の肉厚を他の部分より薄してある肉薄部を
形成してあり、該肉薄部の前記溝側の面には、スピーカ
のフランジ部に当接するリブが突設してあることを特徴
とする。
【0015】
【作用】第1発明のスピーカ取付装置にあっては、枢支
部を支点に両枠半体を合わせつつ、両枠半体の内側部分
に形成された溝にスピーカのフランジ部を嵌入し、両枠
半体を連結することによって、ネジ止めすることなくワ
ンタッチでスピーカを固定する。
【0016】第2発明のスピーカ取付装置にあっては、
第1ヒンジにて連結された両枠半体を合わせつつ、両枠
半体の内側部分に形成されたスピーカ固定部の溝にスピ
ーカのフランジ部を嵌入し、係止部にて両枠半体を係止
することによって、ネジ止めすることなくワンタッチで
スピーカを固定する。
【0017】第3発明のスピーカ取付装置にあっては、
スピーカ固定部は枠半体の直径方向に複数形成してある
ため、ツーウェイ又はそれ以上のスピーカであっても、
ネジ止めすることなくスピーカを固定し得る。
【0018】第4発明のスピーカ取付装置にあっては、
枠半体の一側縁は閉塞してあり、該一側縁から適宜間隔
を隔ててスピーカ固定部が形成してあるため、両枠半体
を合わせることによって固定されたスピーカの背部は閉
空間となり、本体への音漏れが防止されて、音質が向上
する。
【0019】第5発明のスピーカ取付装置にあっては、
スピーカ固定部には、その溝の縁部の先端に所要長を有
する複数の第2ヒンジが立設してあり、該第2ヒンジの
先端には適宜幅のくさび部材がそれぞれ設けてあるた
め、第2ヒンジを支点にくさび部材を溝の内側に曲げる
ことによって、スピーカ固定部にその溝の幅より低い矢
紙高さのスピーカを固定し得る。
【0020】第6発明のスピーカ取付装置にあっては、
スピーカ固定部の溝の底には複数の孔が開設してあり、
前記スピーカ固定部の溝の縁側には、前記孔に対応する
部分の肉厚を他の部分より薄してある肉薄部を形成して
あるため、前記肉薄部には弾力性が生じる。そしてスピ
ーカ固定部の溝にその幅より低い任意の矢紙高さのスピ
ーカを挿入すると、肉薄部の前記溝側の面に設けられた
リブがフランジ部に当接して肉薄部が外側に曲がりつつ
溝にスピーカのフランジ部が嵌合し、肉薄部の弾性力に
よってフランジ部が押えつけられるため、異なる矢紙高
さのスピーカがスピーカ取付装置に固定される。
【0021】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。
【0022】(実施例1)図13は本発明に係るスピーカ
取付装置を備えるテレビジョン装置を示す平断面図であ
り、図中50はキャビネット、55は陰極線管である。キャ
ビネット50の両端の背部には、所定高さの位置にネジ止
め用ボス51,51,51,51が四角形の各頂点となるように
設けられており、陰極線管55とキャビネット50の側壁の
間には、スピーカ25を固定したスピーカ取付装置1が前
記ネジ止め用ボス51,51,51,51に対向して配置してあ
る。スピーカ取付装置1にはネジ止め用ボス51,51,5
1,51に対応する位置に孔が開設されており、該孔に挿
通したネジ60,60,60,60をネジ止め用ボス51,51,5
1,51に螺合させることによって、スピーカ取付装置1
がキャビネット50に取付けられている。
【0023】図1は本発明に係るスピーカ取付装置が開
いた状態を示す平面図であり、図2はその正面図であ
り、図3は図1に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。また図4は図1に示したスピ
ーカ取付装置の4−4線による断面図であり、同様に図
5はその5−5線による断面図である。更に図6は図1
に示したスピーカ取付装置が閉じた状態を示す平面図で
あり、図7はその正面図であり、図8は図6に示したス
ピーカ取付装置の白抜き矢符方向からの立面図である。
図7の如く、正面視が楕円形である筒体14の一端近傍に
は、スピーカ取付装置1をキャビネット50(図13参照)
に取付けるための取付板21が外嵌してあり、取付板21の
4隅にはネジを挿通する孔23,23,23,23が開設されて
いる。
【0024】また筒体14の他端は、図6の如く、筒体14
の平面視が略台形になるように斜めに切断した形状にな
してあり、その周囲には、図8の如く、スピーカを嵌合
させるスピーカ固定部13が設けられている。スピーカ固
定部13には、図4,5の如く、断面視がコ字状の溝10が
筒体14の内面側に形成されている。そしてスピーカ25の
フランジ部26(共に図13参照)の周縁を溝10に嵌合させ
るようになっている。筒体14の側部には、その平面視が
略台形の上底となる部分にヒンジ部11が設けられてお
り、図1,2の如く、スピーカ取付装置1はヒンジ部11
を支点に両側に開いて、2つの枠体1a,1bになるように
なっている。
【0025】図1,図2及び図3の如く、一方の枠体1a
のヒンジ部11にて連結されていない非連結部分には、ロ
ック孔17,17が開設された板部16が設けられており、他
方の枠体1bの非連結部分には前記ロック孔17,17に対応
する位置に、その先端が鏃形状の突起18,18が前記ロッ
ク孔17,17に内嵌してこれに係合すべく設けられてい
る。また枠体1aには、スピーカ固定部13と板部16との交
点付近に、位置合わせ用の凹部20が形成されており、枠
体1bには、凹部20に対応する位置に凸部19が形成されて
いる。そしてヒンジ部11を支点にして枠体1a,1bを閉じ
る場合、前記凹部20に凸部19を嵌合させると共に突起1
8,18をロック孔17,17に内嵌させることによって、突
起18,18先端のアゴ部が板部16に係合して枠体1a,1bが
ロックされる。
【0026】このようなスピーカ取付装置1は、図1に
示した如き、開いた状態のスピーカ取付装置1に対応す
る金型と、ポリプロピレン,ポリエチレン又は軟質塩化
ビニール等の樹脂材料とを用いて、射出成形法による一
体成形にて形成されている。そのため金型の設計及び製
作が容易になり、金型に要する費用が低減される。
【0027】図9は本発明に係るスピーカ取付装置にス
ピーカを固定している状態を示す正面図である。また図
10はスピーカ取付装置にスピーカを固定した状態を示す
平面図であり、図11は図10に示したスピーカ取付装置の
白抜き矢符方向からの立面図である。更に図12は図11に
示したスピーカ取付装置の12−12線による断面図であ
る。図9の如く、ヒンジ部11を支点にして枠体1a,1bを
矢符方向に回転させ、図12の如く、スピーカ25のフラン
ジ部26の周縁を、スピーカ固定部13の溝10に嵌合させ
る。そして図10及び図11の如く、突起18を板部16のロッ
ク孔に内嵌させて枠体1a,1bが再び開かないようにロッ
クすることによって、ネジ止めすることなくワンタッチ
に、スピーカ25をスピーカ取付装置1に固定する。
【0028】(実施例2)図14は本発明に係るスピーカ
取付装置の他の実施例を示す平面図であり、ツーウェイ
スピーカに対応するものである。また図15は図14に示し
たスピーカ取付装置の白抜き矢符方向からの立面図であ
り、図16は図14に示したスピーカ取付装置が開いた状態
を示す平面図であり、図17は図16に示したスピーカ取付
装置の白抜き矢符方向からの立面図である。なお図中、
図1と対応する部分には同じ符号を付してその説明を省
略する。筒体14の斜めに切断した形状の端は裏板14a に
て閉塞されている。裏板14a には大小2つの穴が開設さ
れており、大きい穴の周囲には溝10a が形成されたスピ
ーカ固定部13a が、また小さい穴の周囲には溝10b が形
成されたスピーカ固定部13b がそれぞれ設けられてい
る。
【0029】筒体14の側部にはヒンジ部11が設けられて
おり、該ヒンジ部11を支点に両側に開いてスピーカ取付
装置2は2つの枠体2a,2bになる。そしてヒンジ部11を
支点に両枠体2a,2bを合わせつつ、低音域用のスピーカ
25a のフランジ部26a を、スピーカ固定部13a の溝10a
に嵌合させ、高音域用のスピーカ25b のフランジ部26b
を、スピーカ固定部13b の溝10b 内に嵌合させると共
に、突起18,18,18を板部16のロック孔17,17,17に内
嵌させて、スピーカ25a ,25b をネジ止めすることなく
スピーカ取付装置2に固定する。
【0030】(実施例3)図18は本発明に係るスピーカ
取付装置の更に他の実施例を示す平面図であり、図19は
図18に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符方向からの
立面図である。スピーカ取付装置3の枠体3a,3bは有底
の筒体を縦に二等分した形状をなしており、ヒンジ部11
によって連結されている。枠体3a,3bには、その中央よ
りやや開口部側に、溝10,10が形成されたスピーカ固定
部13,13が互いに対象になるように斜めに設けられてい
る。そしてスピーカ固定部13,13の溝10,10にスピーカ
25のフランジ部26を嵌合し、ヒンジ部11を支点に枠体3
a,3bを合わせつつ、突起18,18,18,18をロック孔1
7,17,17,17に内嵌させることによって、スピーカ25
をスピーカ取付装置3内に収容すると共にこれを固定す
る。これによってスピーカ25の背部がスピーカ取付装置
3によって覆い包まれるため、キャビネット内への音漏
れが防止され音質が向上する。
【0031】(実施例4)図20は本発明に係るスピーカ
取付装置の他の実施例を示す平面図であり、異なる矢紙
高さのスピーカに対応し得るようになしてある。なお矢
紙高さとは、振動によるコーン紙の移動領域を確保すべ
くスピーカのフランジ部の前面に設けた矢紙の高さをい
うが、以後においては説明簡単のためフランジ部の厚さ
も含めて矢紙高さとすることもある。また図21は図20に
示したスピーカ取付装置の白抜き矢符方向からの立面
図、図22は図21に示したスピーカ取付装置の22−22線に
よる断面図である。なお図中、図1に対応する部分には
同じ符号を付してその説明を省略する。所要幅の溝10を
有するスピーカ固定部13の周縁部の先端には、帯状の第
2ヒンジ部35b ,35b ,35b ,35b が立設されており、
第2ヒンジ部35b ,35b,35b ,35b の先端には適宜厚
みのくさび35a ,35a ,35a ,35a が設けてある。そし
てスピーカ固定部13に、その溝10の幅より低い矢紙高さ
のスピーカを固定する場合、第2ヒンジ部35b ,35b ,
35b ,35b を支点にしてくさび35a ,35a,35a ,35a
を溝10の内側に折り曲げることによって、溝10の幅をく
さび35a ,35a ,35a ,35a の厚み分だけ狭くして前記
スピーカを固定するようになしてある。
【0032】図23は図22に示したスピーカ固定部に、そ
の溝の幅より低い矢紙高さのスピーカを固定する手順を
示す工程図である。図23(a)の如く、スピーカ固定部
23の外壁13a の外縁を支点にヒンジ部35b 及びくさび35
a を溝10側に90度曲げる。次に図23(b)の如く、ス
ピーカ25のフランジ部26をくさび35a に当接し、外壁13
a の内縁を支点に、ヒンジ部35b 及びくさび35a を溝10
の内側に更に90度曲げつつ、(c)の如く、スピーカ
25のフランジ部26を溝10内に嵌合させる。これによっ
て、スピーカ固定部13の溝10の幅より低い矢紙高さXで
あるスピーカ25のフランジ部26は、くさび35a とスピー
カ固定部13の内壁13b とによって挾持され、スピーカ25
は固定される。なお種々の幅のくさびを複数設けること
によって、矢紙高さが異なる複数種類のスピーカに対応
することができる。
【0033】また図24は図22に示したスピーカ固定部
に、その溝の幅と略等しい矢紙高さのスピーカを固定す
る手順を示す工程図である。図24(a)の如く、スピー
カ固定部13の溝10の幅に略等しい矢紙高さZを有するス
ピーカ25を、スピーカ固定部13の溝10に接近させ、
(b)の如く、ヒンジ部35b 及びくさび35a を、スピー
カ固定部13の外壁13a の外縁を支点にその外側に曲げつ
つ、スピーカ25のフランジ部26をスピーカ固定部13の溝
10に嵌合させる。
【0034】(実施例5)図28は本発明に係るスピーカ
取付装置の更に他の実施例を示す平面図であり、前同様
に異なる矢紙高さのスピーカに対応し得るようになして
ある。また図29は図28に示したスピーカ取付装置の白抜
き矢符方向からの立面図であり、図30及び図31は、図28
に示したスピーカ取付装置の30−30線及び31−31線によ
る断面図である。更に図25はスピーカ取付装置にスピー
カを固定した状態を示す平面図であり、図26は、図25に
示したスピーカ取付装置の白抜き矢符方向からの立面
図、図27は図26に示したスピーカ取付装置の27−27線に
よる断面図である。なおこれらの図中、図1に対応する
部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0035】スピーカ固定部13の外壁13a には、その厚
みを減じることによって弾力性を付与した複数の弾性部
36,36,…が形成されており、弾性部36,36,…の溝10
側の面には適宜高さのリブ36a ,36a ,…が突設されて
いる。また外壁13a と内壁13b との間の周壁13c は、前
記弾性部36,36,…に対応する部分を欠落させてあり、
これによって弾性部36,36,…に力が加えられたとき、
弾性部36,36,…は弓状に曲がるようになっている。
【0036】図32は図31に示したスピーカ固定部13に、
その溝の幅より低い矢紙高さを有するスピーカを固定す
る手順を示す工程図である。図32(a)の如く、スピー
カ固定部13の溝10に、該溝10の幅より低い任意の矢紙高
さXを有するスピーカ25のフランジ部26を当接してこれ
を押し込むと、(b)の如く、リブ36a ,36a ,…がフ
ランジ部26によって外側に押されるため、弾性部36,3
6,…が矢符方向に弓状に伸び上がる。そしてフランジ
部26は、矢符と逆向きの力を弾性部36から与えられ、ス
ピーカ25がスピーカ固定部13に固定される。これによっ
て溝10の幅より低い任意の矢紙高さを有するスピーカ25
であっても、スピーカ固定部13に容易に固定することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第2発明に
あっては、スピーカ取り付けに係る部品点数が減少し、
また作業時間が短縮して、スピーカ取付けのスループッ
トが向上する。またヒンジ部を支点にスピーカ取付装置
が開いた状態に対応する金型を用いることができるた
め、金型の設計及び製作が従来より容易になり、金型に
要するコストが減少する。
【0038】第3発明にあっては、複数個のスピーカを
取り付ける場合であってもこれに容易に対応することが
でき、作業時間の短縮効果が高い。
【0039】第4発明にあっては、スピーカの背面が閉
空間となり、部品点数を増加させることなく音質を向上
させることができる。
【0040】第5及び第6発明にあっては、矢紙高さが
異なるスピーカを固定することができるため、一種類の
スピーカ取付装置にて多種類のスピーカを固定すること
ができ、部品コストの低減が図れる等、本発明は優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ取付装置が開いた状態を
示す平面図である。
【図2】本発明に係るスピーカ取付装置が開いた状態を
示す正面図である。
【図3】図1に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符方
向からの立面図である。
【図4】図1に示したスピーカ取付装置の4−4線によ
る断面図である。
【図5】図1に示したスピーカ取付装置の5−5線によ
る断面図である。
【図6】本発明に係るスピーカ取付装置が閉じた状態を
示す平面図である。
【図7】本発明に係るスピーカ取付装置が閉じた状態を
示す正面図である。
【図8】図6に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符方
向からの立面図である。
【図9】本発明に係るスピーカ取付装置にスピーカを固
定している状態を示す平面図である。
【図10】本発明に係るスピーカ取付装置にスピーカを
固定した状態を示す平面図である。
【図11】図10に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図12】図11に示したスピーカ取付装置の12−12線に
よる断面図である。
【図13】本発明に係るスピーカ取付装置を備えるテレ
ビジョン装置を示す平断面図である。
【図14】本発明に係るスピーカ取付装置の他の実施例
を示す平面図である。
【図15】図14に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図16】図14に示したスピーカ取付装置が開いた状態
を示す平面図である。
【図17】図16に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図18】本発明に係るスピーカ取付装置の更に他の実
施例を示す平面図である。
【図19】図18に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図20】本発明に係るスピーカ取付装置の他の実施例
を示す平面図である。
【図21】図20に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図22】図21に示したスピーカ取付装置の22−22線に
よる断面図である。
【図23】図22に示したスピーカ固定部に、その溝の幅
より低い矢紙高さのスピーカを固定する手順を示す工程
図である。
【図24】図22に示したスピーカ固定部に、その溝の幅
と略等しい矢紙高さのスピーカを固定する手順を示す工
程図である。
【図25】スピーカ取付装置にスピーカを固定した状態
を示す平面図である。
【図26】図25に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図27】図26に示したスピーカ取付装置の27−27線に
よる断面図である。
【図28】本発明に係るスピーカ取付装置の更に他の実
施例を示す平面図である。
【図29】図28に示したスピーカ取付装置の白抜き矢符
方向からの立面図である。
【図30】図28に示したスピーカ取付装置の30−30線に
よる断面図である。
【図31】図28に示したスピーカ取付装置の31−31線に
よる断面図である。
【図32】図31に示したスピーカ固定部に、その溝の幅
より低い矢紙高さを有するスピーカを固定する手順を示
す工程図である。
【図33】テレビジョン装置を示す正面図である。
【図34】図33に示したテレビジョン装置の34−34線に
よる平断面図である。
【図35】図34に示した従来のスピーカ取付装置の平面
図である。
【図36】図34に示した従来のスピーカ取付装置の正面
図である。
【図37】図34に示した従来のスピーカ取付装置の斜辺
側の面を示す正面である。
【符号の説明】
1 スピーカ取付装置 1a 枠体 1b 枠体 2 スピーカ取付装置 3 スピーカ取付装置 6 スピーカ取付装置 7 スピーカ取付装置 10 溝 11 ヒンジ部 13 スピーカ固定部 13a 外壁 13b 内壁 13c 周壁 14 筒体 14a 裏板 16 板部 17 ロック孔 18 突起 19 凸部 20 凹部 21 取付板 23 孔 25 スピーカ 26 フランジ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内側部分に、取付対象スピーカのフ
    ランジ部に倣う部分円弧をなし、前記フランジ部を嵌入
    する溝が形成してある枠半体を2個備え、枠半体同士を
    夫々の一端で枢支してあり、他端で連結可能に構成して
    あることを特徴とするスピーカ取付装置。
  2. 【請求項2】 その内側部分に、取付対象スピーカのフ
    ランジ部に倣う部分円弧をなし、前記フランジ部を嵌入
    する溝が設けられたスピーカ固定部が形成してある枠半
    体を2個備え、枠半体同士を夫々の一端で第1ヒンジに
    て連結してあり、他端には係止部が設けてあることを特
    徴とするスピーカ取付装置。
  3. 【請求項3】 スピーカ固定部は枠半体の直径方向に複
    数形成してある請求項2記載のスピーカ取付装置。
  4. 【請求項4】 枠半体の一側縁は閉塞してあり、該一側
    縁から適宜距離を隔ててスピーカ固定部が形成してある
    請求項2記載のスピーカ取付装置。
  5. 【請求項5】 スピーカ固定部には、その溝の縁の先端
    に所要長を有する複数の第2ヒンジが立設してあり、該
    第2ヒンジの先端には適宜幅のくさび部材がそれぞれ設
    けてある請求項2記載のスピーカ取付装置。
  6. 【請求項6】 スピーカ固定部の溝の底には複数の孔が
    開設してあり、スピーカ固定部の溝の縁には、前記孔に
    対応する部分の肉厚を他の部分より薄してある肉薄部を
    形成してあり、該肉薄部の前記溝側の面には、スピーカ
    のフランジ部に当接するリブが突設してある請求項2記
    載のスピーカ取付装置。
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