JPH072260U - 乾燥剤収容キャップ - Google Patents

乾燥剤収容キャップ

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JPH072260U
JPH072260U JP3303593U JP3303593U JPH072260U JP H072260 U JPH072260 U JP H072260U JP 3303593 U JP3303593 U JP 3303593U JP 3303593 U JP3303593 U JP 3303593U JP H072260 U JPH072260 U JP H072260U
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Japan
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desiccant
peripheral wall
cap
top plate
lid
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辰男 椿
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便に組み立てられ、また組み立ての自動化
も容易な乾燥剤収容キャップを提供する。 【構成】 頂板8を有するとともにこの頂板8の周囲に
垂設された周壁13を有するキャップ本体1を設ける。
前記周壁13内部の頂板8に垂設されるとともに筒状に
形成され内周面に第一の凹凸部10を有し内部に乾燥剤
を収容する乾燥剤収容室14を有する乾燥剤収容体2を
設ける。前記乾燥剤収容室14の内部において頂板8と
周壁13との角部に設けられキャップの中心方向に傾斜
した傾斜面を有する位置合わせ突起3を設ける。底板9
及びこの底板9の周囲に立設され筒状の周壁7を有する
とともにこの周壁7の外周面に前記第一の凹凸部10に
嵌合する第二の凹凸部11を設けた蓋体4を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、容器のキャップに関する。特に、キャップ内に乾燥剤等を収容でき るキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乾燥剤を収容できるキャップとして、例えば実開昭58−113644 号公報に記載されたキャップが知られている。
【0003】 この公報に記載された乾燥剤収容キャップは、図6に示すように、容器15の 口筒部12に嵌着できる筒状キャップ62を設け、この筒状キャップ62内に支 持板60を嵌入止着し、支持板60には、乾燥剤5を収容する乾燥剤収容部61 を、口筒部12内に垂下して形成したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来例では、乾燥剤収容キャップを組み立てるには、乾燥剤収容部の開口部か ら乾燥剤が落下しないように乾燥剤収容部61の開口部を上向きにして、開口部 を下に向けた筒状キャップに下側から嵌着させる必要があった。そのため必然的 に乾燥剤収容部が筒状キャップで隠れて見えなくなり、組み立てが簡便ではない という問題点があった。また、組み立ての自動化も容易でないという問題点があ った。
【0005】 本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡便に組み立てること ができ、また組み立ての自動化も容易な乾燥剤収容キャップを提供することを課 題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するために、下記の(イ)〜(ハ)の技術的手段を とった。 (イ)頂板8を有するとともにこの頂板8の周囲に垂設された周壁13を有する キャップ本体1を設ける。そして、この周壁13内部の頂板8に筒状に形成され た乾燥剤収容体2を垂設する。さらに、この乾燥剤収容体2の内周面に第一の凹 凸部10を設ける。次に、この乾燥剤収容体2の内部に乾燥剤を収容する乾燥剤 収容室14を設ける。 (ロ)乾燥剤収容室14の内部において頂板8と周壁13との角部に、頂板8の 中心方向に傾斜した傾斜面を有する位置合わせ突起3を設ける。 (ハ)底板9を有するとともにこの底板9の周囲に立設された周壁7を有して乾 燥剤収容体2に嵌着する蓋体4を設ける。この周壁7の外周面に、前記第一の凹 凸部10に嵌合する第二の凹凸部11を設ける。なお、底板9には通気孔6を設 けることができる。
【0007】 なお、蓋体4の周壁7あるいは位置合わせ突起3のいずれかを全周にわたって 間欠的にかつ実質的に円をなすように設けることもできる。
【0008】
【作用】
本考案は、位置合わせ突起3内に収容されうる大きさを有する固形の乾燥剤を 使用するときに最も良好に作用する。すなわち、キャップ本体1を倒立させた状 態で乾燥剤収容体2の上部から固形の乾燥剤を落下させると、乾燥剤は位置合わ せ突起3の傾斜面にガイドされて、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に収容さ れる。
【0009】 次に、第一の凹凸部10と第二の凹凸部11とが嵌合することにより蓋体4が 乾燥剤収容体2に嵌着するが、乾燥剤が固形であるため、蓋体4の周壁7の先端 は乾燥剤に邪魔されずに位置合わせ突起3に当接する。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を説明する。 (実施例1) 図2は、実施例1の分解斜視図を示す。
【0011】 図2において、キャップ本体1は、円形の頂板8とこの頂板8の周囲にに垂設 された周壁13を有している。周壁13の内周面には螺条に設けられた螺条溝13 a が設けられており、容器1の口筒部12に設けられた螺条突起12a と螺合する ようになっている(図1参照)。
【0012】 キャップ本体1の周壁13内部の頂板8には、筒状に形成された乾燥剤収容体 2が垂設されている。この乾燥剤収容体2の内周面には、第一の凹凸部10(こ こでは凹部)が設けられている。また、この乾燥剤収容体2の内部には、乾燥剤 5を収容する乾燥剤収容室14が設けられている。
【0013】 乾燥剤収容室14の内部において頂板8と周壁13の角部には、頂板8の中心 方向に傾斜した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が乾燥剤収容体2と一体とな って設けられている。
【0014】 キャップ本体1とは物理的に離れて、底板9を有するとともにこの底板9の周 囲に立設された筒状の周壁7を有する蓋体4が設けられている。周壁7の外周面 には前記第一の凹凸部10に嵌合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設け られている。また、底板9には通気孔6が複数設けられている。
【0015】 次に、実施例1の作用を説明する。 乾燥剤5は、図2に示したように円柱状でその直径は前記乾燥剤収容体2の内 径より少々小さく設定されている。この乾燥剤5をするには、まずキャップ本体 1を倒立させる。その状態で、乾燥剤5を乾燥剤収容体2内へ落下させると位置 合わせ突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に 収容される。
【0016】 そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4を倒立したキャップ本体1の上方か ら乾燥剤収容体2へ装着する。ここで蓋体4の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体 2の第一の凹凸部10に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。このとき 、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接する。このため、容易に蓋体 4の足の位置決めがされる。
【0017】 ここで、以上の作用を機械を用いることにより自動化するときの工程を図7を 用いて説明する。自動化の工程には第一から第四までのステージがあり、まず第 一ステージ(a)では、ベルトコンベアの上に倒立状態でキャップ本体1が載置 され、コンベアで搬送される。次に第二ステージ(b)では、ベルトコンベアの 上方に乾燥剤供給装置(図示せず)が設けられ、この乾燥剤供給装置は乾燥剤5 を乾燥剤収容体2内へ落下させる。そして第三ステージ(c)では、ベルトコン ベアの上方に蓋体供給装置(図示せず)が設けられ、この蓋体供給装置は蓋体4 を乾燥剤収容体2へ上方から装着する。最後に第四ステージ(d)では、完成し た乾燥剤収容キャップが搬出される。このようにして、本考案の乾燥剤収容キャ ップは自動化して組み立てられる。 (実施例2) 図3は、実施例2の分解斜視図を示す。
【0018】 図3において、キャップ本体1、乾燥剤収容体2及び位置合わせ突起3の構成 は実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。 キャップ本体1とは物理的に離れて、底板9を有するとともにこの底板9の全 周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように立設された周壁7を有する蓋 体4が設けられている。周壁7の外周面には前記第一の凹凸部10(ここでは凹 部)に嵌合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設けられている。また、底 板9には通気孔6が複数設けられている。
【0019】 次に、実施例2の作用を説明する。 キャップ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ突起3の傾斜面 3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に収容される。
【0020】 そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体 2の第一の凹凸部10に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。このとき 、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接する。このため、容易に蓋体 4の足の位置決めがされる。
【0021】 なお、以上の作用は、実施例1の作用と同様に機械を用いることにより自動化 して組み立てられる。 (実施例3) 図4は、実施例3の分解斜視図を示す。
【0022】 図4において、キャップ本体1、乾燥剤収容体2及び蓋体4の構成は実施例1 と同様であるので、ここでは説明を省略する。 乾燥剤収容室14の内部において頂板8と周壁13の角部には、頂板8の中心 方向に傾斜した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が全周にわたって間欠的にか つ実質的に円をなすように乾燥剤収容体2と一体となって設けられている。
【0023】 次に、実施例3の作用を説明する。 キャップ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ突起3の傾斜面 3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に収容される。
【0024】 そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体 2の第一の凹凸部10に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。このとき 、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接する。このため、容易に蓋体 4の足の位置決めがされる。
【0025】 なお、以上の作用は、実施例1の作用と同様に機械を用いることにより自動化 して組み立てられる。
【0026】
【考案の効果】
本考案は、前記のように乾燥剤が収容され倒立状態になっているキャップ本体 に蓋体だけを嵌着させれば乾燥剤収容キャップが完成するため、乾燥剤収容キャ ップを簡便に組み立てることができ、また組み立ての自動化も容易にすることが できる。
【0027】 さらに、蓋体の周壁または位置合わせ突起を全周にわたって間欠的にかつ実質 的に円をなすように設ければ、これらが間欠的に設けられていない場合に比べ蓋 体の嵌着に要する力が小さくてすむので、乾燥剤収容キャップの組み立てを効率 的にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の乾燥剤収容キャップの半裁断面図であ
る。
【図2】本考案の実施例1の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例2の分解斜視図である。
【図4】本考案の実施例3の分解斜視図である。
【図5】本考案の乾燥剤収容キャップを嵌着した状態で
の斜視図である。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】本考案の乾燥剤収容キャップを自動化して組み
立てるときの工程図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 2 乾燥剤収容体 3 位置合わせ突起 4 蓋体 5 乾燥剤 6 通気孔 7 周壁 8 頂板 9 底板 10 第一の凹凸部 11 第二の凹凸部 12 口筒部 13 周壁 14 乾燥剤収容室 15 容器 20 ベルトコンベア

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂板(8)を有するとともにこの頂板
    (8)の周囲に垂設された周壁(13)を有するキャッ
    プ本体(1)と、 前記周壁(13)内部の頂板(8)に垂設されるととも
    に筒状に形成され内周面に第一の凹凸部(10)を有し
    内部に乾燥剤を収容する乾燥剤収容室(14)を有する
    乾燥剤収容体(2)と、 前記乾燥剤収容室(14)の内部において頂板(8)と
    周壁(13)との角部に設けられ頂板(8)の中心方向
    に傾斜した傾斜面を有する位置合わせ突起(3)と、 底板(9)を有するとともにこの底板(9)の周囲に立
    設された周壁(7)を有しこの周壁(7)の外周面に前
    記第一の凹凸部(10)に嵌合する第二の凹凸部(1
    1)を設けた蓋体(4)とを備え、 前記蓋体(4)は前記第一の凹凸部(10)に前記第二
    の凹凸部(11)が嵌合することで前記乾燥剤収容体
    (2)に嵌着されるとともに、 前記蓋体(4)の前記周壁(7)の先端は前記蓋体
    (4)の嵌着時に前記位置合わせ突起(3)に当接する
    ことを特徴とする乾燥剤収容キャップ。
  2. 【請求項2】 前記蓋体(4)の前記周壁(7)は、全
    周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように設け
    られた請求項1記載の乾燥剤収容キャップ。
  3. 【請求項3】 前記位置合わせ突起(3)は、全周にわ
    たって間欠的にかつ実質的に円をなすように設けられた
    請求項1記載の乾燥剤収容キャップ。
  4. 【請求項4】 前記底板(9)に通気孔(6)を設けた
    請求項1、2又は3記載の乾燥剤収容キャップ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286417A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Toppan Printing Co Ltd 通気性容器
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KR20170000825U (ko) * 2015-08-25 2017-03-07 한미약품 주식회사 병마개
CN117775500A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 苏州新劢德医疗器械科技有限公司 一种容器盖、容器盖的制造方法及容器组件

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