JP2600418Y2 - 乾燥剤収容キャップ - Google Patents
乾燥剤収容キャップInfo
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- JP2600418Y2 JP2600418Y2 JP1993033035U JP3303593U JP2600418Y2 JP 2600418 Y2 JP2600418 Y2 JP 2600418Y2 JP 1993033035 U JP1993033035 U JP 1993033035U JP 3303593 U JP3303593 U JP 3303593U JP 2600418 Y2 JP2600418 Y2 JP 2600418Y2
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- JP
- Japan
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- desiccant
- peripheral wall
- lid
- cap
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、容器のキャップに関す
る。特に、キャップ内に乾燥剤等を収容できるキャップ
に関する。
る。特に、キャップ内に乾燥剤等を収容できるキャップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾燥剤を収容できるキャップとし
て、例えば実開昭58−113644号公報に記載され
たキャップが知られている。
て、例えば実開昭58−113644号公報に記載され
たキャップが知られている。
【0003】この公報に記載された乾燥剤収容キャップ
は、図6に示すように、容器15の口筒部12に嵌着で
きる筒状キャップ62を設け、この筒状キャップ62内
に支持板60を嵌入止着し、支持板60には、乾燥剤5
を収容する乾燥剤収容部61を、口筒部12内に垂下し
て形成したものである。
は、図6に示すように、容器15の口筒部12に嵌着で
きる筒状キャップ62を設け、この筒状キャップ62内
に支持板60を嵌入止着し、支持板60には、乾燥剤5
を収容する乾燥剤収容部61を、口筒部12内に垂下し
て形成したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来例では、乾燥剤収
容キャップを組み立てるには、乾燥剤収容部の開口部か
ら乾燥剤が落下しないように乾燥剤収容部61の開口部
を上向きにして、開口部を下に向けた筒状キャップに下
側から嵌着させる必要があった。そのため必然的に乾燥
剤収容部が筒状キャップで隠れて見えなくなり、組み立
てが簡便ではないという問題点があった。また、組み立
ての自動化も容易でないという問題点があった。
容キャップを組み立てるには、乾燥剤収容部の開口部か
ら乾燥剤が落下しないように乾燥剤収容部61の開口部
を上向きにして、開口部を下に向けた筒状キャップに下
側から嵌着させる必要があった。そのため必然的に乾燥
剤収容部が筒状キャップで隠れて見えなくなり、組み立
てが簡便ではないという問題点があった。また、組み立
ての自動化も容易でないという問題点があった。
【0005】本考案は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、簡便に組み立てることができ、また組み立
ての自動化も容易な乾燥剤収容キャップを提供すること
を課題とする。
ものであり、簡便に組み立てることができ、また組み立
ての自動化も容易な乾燥剤収容キャップを提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するために、下記の(イ)〜(ホ)の技術的手段をと
った。 (イ)頂板8を有するとともにこの頂板8の周囲に垂設
された周壁13を有するキャップ本体1を設ける。そし
て、この周壁13内部の頂板8に筒状に形成された乾燥
剤収容体2を垂設する。さらに、この乾燥剤収容体2の
内周面に第一の凹凸部10を設ける。次に、この乾燥剤
収容体2の内部に乾燥剤を収容する乾燥剤収容室14を
設ける。 (ロ)乾燥剤収容室14の内部において頂板8と乾燥剤
収容体2との角部に、頂板8の中心方向に傾斜した傾斜
面3aを有する位置合わせ突起3を乾燥剤収容室14の
全周に亘って設ける。 (ハ)底板9を有するとともにこの底板9の周囲に立設
された周壁7を有して乾燥剤収容体2に嵌着する蓋体4
を設ける。この周壁7の外周面に、前記第一の凹凸部1
0に嵌合する第二の凹凸部11を設ける。なお、底板9
には通気孔6を設けることができる。(ニ)乾燥剤収容体2の位置合わせ突起3の内径と、蓋
体4の周壁7の内径とをほぼ一致させる。 (ホ)蓋体4をキャップ本体1に装着するときには、周
壁7の先端が位置合わせ突起3に当接すると同時に、第
一の凹凸部10に第二の凹凸部11を嵌合させる。
決するために、下記の(イ)〜(ホ)の技術的手段をと
った。 (イ)頂板8を有するとともにこの頂板8の周囲に垂設
された周壁13を有するキャップ本体1を設ける。そし
て、この周壁13内部の頂板8に筒状に形成された乾燥
剤収容体2を垂設する。さらに、この乾燥剤収容体2の
内周面に第一の凹凸部10を設ける。次に、この乾燥剤
収容体2の内部に乾燥剤を収容する乾燥剤収容室14を
設ける。 (ロ)乾燥剤収容室14の内部において頂板8と乾燥剤
収容体2との角部に、頂板8の中心方向に傾斜した傾斜
面3aを有する位置合わせ突起3を乾燥剤収容室14の
全周に亘って設ける。 (ハ)底板9を有するとともにこの底板9の周囲に立設
された周壁7を有して乾燥剤収容体2に嵌着する蓋体4
を設ける。この周壁7の外周面に、前記第一の凹凸部1
0に嵌合する第二の凹凸部11を設ける。なお、底板9
には通気孔6を設けることができる。(ニ)乾燥剤収容体2の位置合わせ突起3の内径と、蓋
体4の周壁7の内径とをほぼ一致させる。 (ホ)蓋体4をキャップ本体1に装着するときには、周
壁7の先端が位置合わせ突起3に当接すると同時に、第
一の凹凸部10に第二の凹凸部11を嵌合させる。
【0007】なお、蓋体4の周壁7あるいは位置合わせ
突起3のいずれかを全周にわたって間欠的にかつ実質的
に円をなすように設けることもできる。
突起3のいずれかを全周にわたって間欠的にかつ実質的
に円をなすように設けることもできる。
【0008】
【作用】本考案は、位置合わせ突起3内に収容されうる
大きさを有する固形の乾燥剤を使用するときに最も良好
に作用する。すなわち、キャップ本体1を倒立させた状
態で乾燥剤収容体2の上部から固形の乾燥剤を落下させ
ると、乾燥剤は位置合わせ突起3の傾斜面にガイドされ
て、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に収容される。
大きさを有する固形の乾燥剤を使用するときに最も良好
に作用する。すなわち、キャップ本体1を倒立させた状
態で乾燥剤収容体2の上部から固形の乾燥剤を落下させ
ると、乾燥剤は位置合わせ突起3の傾斜面にガイドされ
て、自然にかつ円滑に乾燥剤収容室14に収容される。
【0009】次に、第一の凹凸部10と第二の凹凸部1
1とが嵌合することにより蓋体4が乾燥剤収容体2に嵌
着するが、乾燥剤が固形であるため、蓋体4の周壁7の
先端は乾燥剤に邪魔されずに位置合わせ突起3に当接す
る。
1とが嵌合することにより蓋体4が乾燥剤収容体2に嵌
着するが、乾燥剤が固形であるため、蓋体4の周壁7の
先端は乾燥剤に邪魔されずに位置合わせ突起3に当接す
る。
【0010】
【実施例】本考案の実施例を説明する。 (実施例1) 図2は、実施例1の分解斜視図を示す。
【0011】図2において、キャップ本体1は、円形の
頂板8とこの頂板8の周囲にに垂設された周壁13を有
している。周壁13の内周面には螺条に設けられた螺条
溝13a が設けられており、容器1の口筒部12に設けら
れた螺条突起12a と螺合するようになっている(図1参
照)。
頂板8とこの頂板8の周囲にに垂設された周壁13を有
している。周壁13の内周面には螺条に設けられた螺条
溝13a が設けられており、容器1の口筒部12に設けら
れた螺条突起12a と螺合するようになっている(図1参
照)。
【0012】キャップ本体1の周壁13内部の頂板8に
は、筒状に形成された乾燥剤収容体2が垂設されてい
る。この乾燥剤収容体2の内周面には、第一の凹凸部1
0(ここでは凹部)が設けられている。また、この乾燥
剤収容体2の内部には、乾燥剤5を収容する乾燥剤収容
室14が設けられている。
は、筒状に形成された乾燥剤収容体2が垂設されてい
る。この乾燥剤収容体2の内周面には、第一の凹凸部1
0(ここでは凹部)が設けられている。また、この乾燥
剤収容体2の内部には、乾燥剤5を収容する乾燥剤収容
室14が設けられている。
【0013】乾燥剤収容室14の内部において頂板8と
乾燥剤収容体2との角部には、頂板8の中心方向に傾斜
した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が、乾燥剤収
容室14の全周に亘って、かつ乾燥剤収容体2と一体と
なって設けられている。
乾燥剤収容体2との角部には、頂板8の中心方向に傾斜
した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が、乾燥剤収
容室14の全周に亘って、かつ乾燥剤収容体2と一体と
なって設けられている。
【0014】キャップ本体1とは物理的に離れて、底板
9を有するとともにこの底板9の周囲に立設された筒状
の周壁7を有する蓋体4が設けられている。周壁7の内
径は、上述の位置合わせ突起3の内径とほぼ同一になっ
ている。周壁7の外周面には前記第一の凹凸部10に嵌
合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設けられて
いる。また、底板9には通気孔6が複数設けられてい
る。
9を有するとともにこの底板9の周囲に立設された筒状
の周壁7を有する蓋体4が設けられている。周壁7の内
径は、上述の位置合わせ突起3の内径とほぼ同一になっ
ている。周壁7の外周面には前記第一の凹凸部10に嵌
合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設けられて
いる。また、底板9には通気孔6が複数設けられてい
る。
【0015】次に、実施例1の作用を説明する。乾燥剤
5は、図2に示したように円柱状でその直径は前記乾燥
剤収容体2の内径より少々小さく設定されている。この
乾燥剤5をキャップ本体1に収容するには、まずキャッ
プ本体1を倒立させる。その状態で、乾燥剤5を乾燥剤
収容体2内へ落下させる。このときには、たとえ乾燥剤
5の位置がずれていたとしても、乾燥剤5の端部が位置
合わせ突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ
円滑に乾燥剤収容室14内に落下して、隙間なく確実に
収容される。したがって、蓋体4が乾燥剤5に衝突する
のを防止して、蓋体4をキャップ本体1に確実に装着す
ることができる。
5は、図2に示したように円柱状でその直径は前記乾燥
剤収容体2の内径より少々小さく設定されている。この
乾燥剤5をキャップ本体1に収容するには、まずキャッ
プ本体1を倒立させる。その状態で、乾燥剤5を乾燥剤
収容体2内へ落下させる。このときには、たとえ乾燥剤
5の位置がずれていたとしても、乾燥剤5の端部が位置
合わせ突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ
円滑に乾燥剤収容室14内に落下して、隙間なく確実に
収容される。したがって、蓋体4が乾燥剤5に衝突する
のを防止して、蓋体4をキャップ本体1に確実に装着す
ることができる。
【0016】そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4
を倒立したキャップ本体1の上方から乾燥剤収容体2へ
装着する。ここで蓋体4の第二の凹凸部11が乾燥剤収
容体2の第一の凹凸部10に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋
状態で保持される。このとき、蓋体4の周壁7の先端が
位置合わせ突起3に当接する。このため、容易に蓋体4
の足が位置決めされると共に、蓋体4の下端面の位置が
一定になる。したがって、蓋体4が内容物に衝突するの
を防止できる。また、蓋体4の周壁7の内径とキャップ
本体1の突起3の内径とがほぼ同一なので、乾燥剤収容
室14の内周面に段差がなく、従って、段差の角に乾燥
剤5が衝突して破損するのを防止できる。
を倒立したキャップ本体1の上方から乾燥剤収容体2へ
装着する。ここで蓋体4の第二の凹凸部11が乾燥剤収
容体2の第一の凹凸部10に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋
状態で保持される。このとき、蓋体4の周壁7の先端が
位置合わせ突起3に当接する。このため、容易に蓋体4
の足が位置決めされると共に、蓋体4の下端面の位置が
一定になる。したがって、蓋体4が内容物に衝突するの
を防止できる。また、蓋体4の周壁7の内径とキャップ
本体1の突起3の内径とがほぼ同一なので、乾燥剤収容
室14の内周面に段差がなく、従って、段差の角に乾燥
剤5が衝突して破損するのを防止できる。
【0017】ここで、以上の作用を機械を用いることに
より自動化するときの工程を図7を用いて説明する。自
動化の工程には第一から第四までのステージがあり、ま
ず第一ステージ(a)では、ベルトコンベアの上に倒立
状態でキャップ本体1が載置され、コンベアで搬送され
る。次に第二ステージ(b)では、ベルトコンベアの上
方に乾燥剤供給装置(図示せず)が設けられ、この乾燥
剤供給装置は乾燥剤5を乾燥剤収容体2内へ落下させ
る。そして第三ステージ(c)では、ベルトコンベアの
上方に蓋体供給装置(図示せず)が設けられ、この蓋体
供給装置は蓋体4を乾燥剤収容体2へ上方から装着す
る。最後に第四ステージ(d)では、完成した乾燥剤収
容キャップが搬出される。このようにして、本考案の乾
燥剤収容キャップは自動化して組み立てられる。 (実施例2) 図3は、実施例2の分解斜視図を示す。
より自動化するときの工程を図7を用いて説明する。自
動化の工程には第一から第四までのステージがあり、ま
ず第一ステージ(a)では、ベルトコンベアの上に倒立
状態でキャップ本体1が載置され、コンベアで搬送され
る。次に第二ステージ(b)では、ベルトコンベアの上
方に乾燥剤供給装置(図示せず)が設けられ、この乾燥
剤供給装置は乾燥剤5を乾燥剤収容体2内へ落下させ
る。そして第三ステージ(c)では、ベルトコンベアの
上方に蓋体供給装置(図示せず)が設けられ、この蓋体
供給装置は蓋体4を乾燥剤収容体2へ上方から装着す
る。最後に第四ステージ(d)では、完成した乾燥剤収
容キャップが搬出される。このようにして、本考案の乾
燥剤収容キャップは自動化して組み立てられる。 (実施例2) 図3は、実施例2の分解斜視図を示す。
【0018】図3において、キャップ本体1、乾燥剤収
容体2及び位置合わせ突起3の構成は実施例1と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。キャップ本体1と
は物理的に離れて、底板9を有するとともにこの底板9
の全周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように
立設された周壁7を有する蓋体4が設けられている。周
壁7の外周面には前記第一の凹凸部10(ここでは凹
部)に嵌合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設
けられている。また、底板9には通気孔6が複数設けら
れている。
容体2及び位置合わせ突起3の構成は実施例1と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。キャップ本体1と
は物理的に離れて、底板9を有するとともにこの底板9
の全周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように
立設された周壁7を有する蓋体4が設けられている。周
壁7の外周面には前記第一の凹凸部10(ここでは凹
部)に嵌合する第二の凹凸部11(ここでは凸部)が設
けられている。また、底板9には通気孔6が複数設けら
れている。
【0019】次に、実施例2の作用を説明する。キャッ
プ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ
突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾
燥剤収容室14に収容される。
プ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ
突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾
燥剤収容室14に収容される。
【0020】そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4
の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体2の第一の凹凸部1
0に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。この
とき、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接
する。このため、容易に蓋体4の足の位置決めがされ
る。
の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体2の第一の凹凸部1
0に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。この
とき、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接
する。このため、容易に蓋体4の足の位置決めがされ
る。
【0021】なお、以上の作用は、実施例1の作用と同
様に機械を用いることにより自動化して組み立てられ
る。 (実施例3) 図4は、実施例3の分解斜視図を示す。
様に機械を用いることにより自動化して組み立てられ
る。 (実施例3) 図4は、実施例3の分解斜視図を示す。
【0022】図4において、キャップ本体1、乾燥剤収
容体2及び蓋体4の構成は実施例1と同様であるので、
ここでは説明を省略する。乾燥剤収容室14の内部にお
いて頂板8と周壁13の角部には、頂板8の中心方向に
傾斜した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が全周にわ
たって間欠的にかつ実質的に円をなすように乾燥剤収容
体2と一体となって設けられている。
容体2及び蓋体4の構成は実施例1と同様であるので、
ここでは説明を省略する。乾燥剤収容室14の内部にお
いて頂板8と周壁13の角部には、頂板8の中心方向に
傾斜した傾斜面3aを有する位置合わせ突起3が全周にわ
たって間欠的にかつ実質的に円をなすように乾燥剤収容
体2と一体となって設けられている。
【0023】次に、実施例3の作用を説明する。キャッ
プ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ
突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾
燥剤収容室14に収容される。
プ本体1を倒立させた状態で、乾燥剤5は、位置合わせ
突起3の傾斜面3aにガイドされて、自然にかつ円滑に乾
燥剤収容室14に収容される。
【0024】そして、乾燥剤5が収容された後、蓋体4
の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体2の第一の凹凸部1
0に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。この
とき、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接
する。このため、容易に蓋体4の足の位置決めがされ
る。
の第二の凹凸部11が乾燥剤収容体2の第一の凹凸部1
0に嵌合して、乾燥剤5が閉蓋状態で保持される。この
とき、蓋体4の周壁7の先端が位置合わせ突起3に当接
する。このため、容易に蓋体4の足の位置決めがされ
る。
【0025】なお、以上の作用は、実施例1の作用と同
様に機械を用いることにより自動化して組み立てられ
る。
様に機械を用いることにより自動化して組み立てられ
る。
【0026】
【考案の効果】本考案は、前記のように乾燥剤が収容さ
れ倒立状態になっているキャップ本体に蓋体だけを嵌着
させれば乾燥剤収容キャップが完成するため、乾燥剤収
容キャップを簡便に組み立てることができ、また組み立
ての自動化も容易にすることができる。
れ倒立状態になっているキャップ本体に蓋体だけを嵌着
させれば乾燥剤収容キャップが完成するため、乾燥剤収
容キャップを簡便に組み立てることができ、また組み立
ての自動化も容易にすることができる。
【0027】さらに、蓋体の周壁または位置合わせ突起
を全周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように
設ければ、これらが間欠的に設けられていない場合に比
べ蓋体の嵌着に要する力が小さくてすむので、乾燥剤収
容キャップの組み立てを効率的にすることができる。
を全周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように
設ければ、これらが間欠的に設けられていない場合に比
べ蓋体の嵌着に要する力が小さくてすむので、乾燥剤収
容キャップの組み立てを効率的にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の乾燥剤収容キャップの半裁断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の実施例1の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例2の分解斜視図である。
【図4】本考案の実施例3の分解斜視図である。
【図5】本考案の乾燥剤収容キャップを嵌着した状態で
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】本考案の乾燥剤収容キャップを自動化して組み
立てるときの工程図である。
立てるときの工程図である。
1 キャップ本体 2 乾燥剤収容体 3 位置合わせ突起 4 蓋体 5 乾燥剤 6 通気孔 7 周壁 8 頂板 9 底板 10 第一の凹凸部 11 第二の凹凸部 12 口筒部 13 周壁 14 乾燥剤収容室 15 容器 20 ベルトコンベア
Claims (4)
- 【請求項1】 頂板(8)を有するとともにこの頂板
(8)の周囲に垂設された周壁(13)を有するキャッ
プ本体(1)と、 前記周壁(13)内部の前記頂板(8)に垂設されると
ともに筒状に形成され内周面に第一の凹凸部(10)を
有し内部に乾燥剤を収容する乾燥剤収容室(14)を有
する乾燥材収容体(2)と、 前記乾燥剤収容室(14)の内部において前記頂板
(8)と前記乾燥剤収容体(2)との角部に設けられ前
記頂板(8)の中心方向に傾斜した傾斜面(3a)を有
する位置合わせ突起(3)と、 底板(9)を有するとともにこの底板(9)の周囲に立
設された周壁(7)を有しこの周壁(7)の外周面に前
記第一の凹凸部(10)に嵌合する第二の凹凸部(1
1)を設けた蓋体(4)とを備え、前記位置合わせ突起(3)は前記乾燥剤収容体(2)の
全周に亘って設けられると共に、前記突起(3)の内径
は前記蓋体(4)の周壁(7)の内径とほぼ同一に形成
され、 前記蓋体(4)を前記キャップ本体(1)に装着すると
きには、前記周壁(7)の先端が前記位置合わせ突起
(3)に当接すると同時に、前記第一の凹凸部(10)
に前記第二の凹凸部(11)が嵌合する ことを特徴とす
る乾燥剤収容キャップ。 - 【請求項2】 前記蓋体(4)の前記周壁(7)は、全
周にわたって間欠的にかつ実質的に円をなすように設け
られたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥剤収容キ
ャップ。 - 【請求項3】 前記位置合わせ突起(3)は、全周にわ
たって間欠的にかつ実質的に円をなすように設けられた
ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥剤収容キャッ
プ。 - 【請求項4】 前記底板(9)に通気孔(6)を設けた
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の乾
燥剤収容キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033035U JP2600418Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 乾燥剤収容キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993033035U JP2600418Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 乾燥剤収容キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072260U JPH072260U (ja) | 1995-01-13 |
JP2600418Y2 true JP2600418Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12375542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993033035U Expired - Fee Related JP2600418Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 乾燥剤収容キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600418Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009286417A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Toppan Printing Co Ltd | 通気性容器 |
JP6398150B2 (ja) * | 2013-05-08 | 2018-10-03 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器および蓋体 |
KR200483233Y1 (ko) * | 2015-08-25 | 2017-04-18 | 한미약품 주식회사 | 병마개 |
CN117775500B (zh) * | 2024-02-23 | 2024-05-28 | 苏州新劢德医疗器械科技有限公司 | 一种容器盖、容器盖的制造方法及容器组件 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP1993033035U patent/JP2600418Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072260U (ja) | 1995-01-13 |
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