JPH087862Y2 - 芳香具 - Google Patents
芳香具Info
- Publication number
- JPH087862Y2 JPH087862Y2 JP1993054192U JP5419293U JPH087862Y2 JP H087862 Y2 JPH087862 Y2 JP H087862Y2 JP 1993054192 U JP1993054192 U JP 1993054192U JP 5419293 U JP5419293 U JP 5419293U JP H087862 Y2 JPH087862 Y2 JP H087862Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- core
- container
- fragrance
- aroma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は放香具、より詳細には、
芳香液を入れた容器に頭部を露出させて芯を挿入し、そ
の芯の頭部から発香させるタイプの芳香具に関するもの
である。
芳香液を入れた容器に頭部を露出させて芯を挿入し、そ
の芯の頭部から発香させるタイプの芳香具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、芳香液11を入れた容器12に頭
部を露出させて芯13を挿入し、その芯13の頭部から
発香させるタイプの芳香具においては、芯13は円柱形
であって、容器12の首14に、芯ホルダ−15を介し
て定位置に保持される(図3)。芯ホルダ−15は円筒
形を呈し、上端部に鍔16を有していて、この鍔16が
首14の上面に当接することにより、首14の定位置に
嵌合される。
部を露出させて芯13を挿入し、その芯13の頭部から
発香させるタイプの芳香具においては、芯13は円柱形
であって、容器12の首14に、芯ホルダ−15を介し
て定位置に保持される(図3)。芯ホルダ−15は円筒
形を呈し、上端部に鍔16を有していて、この鍔16が
首14の上面に当接することにより、首14の定位置に
嵌合される。
【0003】芯13は、芯ホルダ−15の円筒部に密に
嵌挿される。芯ホルダ−15には、容器12の内外の通
気を確保させるための通気孔17が形成され、また、そ
の円筒部と首14の内側面との間に間隙を確保するため
のスペ−サ−18が突設される。首14には、適宜放香
孔を形成したキャップ19がネジ付けられる。
嵌挿される。芯ホルダ−15には、容器12の内外の通
気を確保させるための通気孔17が形成され、また、そ
の円筒部と首14の内側面との間に間隙を確保するため
のスペ−サ−18が突設される。首14には、適宜放香
孔を形成したキャップ19がネジ付けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の上記タイプの芳
香具においては、芯13は芯ホルダ−15を介して容器
12にセットされるので、どうしても芯ホルダ−15の
分コスト高となるだけでなく、芯13を芯ホルダ−15
に嵌挿するのに手間がかかっていた。また、その際芯の
サイズにバラつきがあると、芯ホルダ−に挿入しずら
く、あるいは、密嵌できないために芯保持状態が不安定
となるという問題もある。そこで本考案は、芯ホルダ−
を不要とすることにより製造工程を減らし、以て製造コ
ストを低廉化し得る芳香具を提供することを課題とす
る。
香具においては、芯13は芯ホルダ−15を介して容器
12にセットされるので、どうしても芯ホルダ−15の
分コスト高となるだけでなく、芯13を芯ホルダ−15
に嵌挿するのに手間がかかっていた。また、その際芯の
サイズにバラつきがあると、芯ホルダ−に挿入しずら
く、あるいは、密嵌できないために芯保持状態が不安定
となるという問題もある。そこで本考案は、芯ホルダ−
を不要とすることにより製造工程を減らし、以て製造コ
ストを低廉化し得る芳香具を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、芳香液を入れ
る首付きの容器と、前記首から上部を露出させて前記容
器内に挿入される芯と、芳香孔を有していて前記首にネ
ジ付けられるキャップとから成り、前記芯の断面形状
を、少なくともその一部が前記首の内壁面に密着しない
ような形状としたことを特徴とする芳香具、を以て上記
課題を解決した。
る首付きの容器と、前記首から上部を露出させて前記容
器内に挿入される芯と、芳香孔を有していて前記首にネ
ジ付けられるキャップとから成り、前記芯の断面形状
を、少なくともその一部が前記首の内壁面に密着しない
ような形状としたことを特徴とする芳香具、を以て上記
課題を解決した。
【0006】
【作 用】断面形状が、少なくともその一部が首の内壁
面に密着しない形状とされた芯が、何らの部材も介する
ことなく直接首内に挿入されるので、首の内壁面と芯と
の間に必ず隙間ができ、容器内外の通気孔が確保され
る。
面に密着しない形状とされた芯が、何らの部材も介する
ことなく直接首内に挿入されるので、首の内壁面と芯と
の間に必ず隙間ができ、容器内外の通気孔が確保され
る。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図1及び図2に依拠して説
明する。図中1はガラス、プラスチック等の首付き容器
で、芳香液2が適量入れられる。容器1の首3にはオネ
ジが形成され、そこに、適宜芳香孔5を設けたキャップ
4がネジ付けられる。
明する。図中1はガラス、プラスチック等の首付き容器
で、芳香液2が適量入れられる。容器1の首3にはオネ
ジが形成され、そこに、適宜芳香孔5を設けたキャップ
4がネジ付けられる。
【0008】6はポリエステル等従来のものと同様資材
製の芯で、その下端が容器1の内底に接するように首3
から密に挿入され、その上部が首3から露出させられ
る。芯6は、その断面が円形以外の形状にされる。例え
ば、六角形、四角形等の多角形(図2(A)、(B))
としたり、円形の一部を縦に除去したり(図2
(C))、あるいは、逆に円形に複数の突条を設けたり
(図2(D))する。多角形の場合は、芯6を首に挿入
した際に各角部が首3の内壁面に圧接するサイズとされ
る。また、円形の一部を除去した形状の場合は、その円
周面が首3の内壁面に圧接するようなサイズとされ、円
形に複数の突部を設ける場合は、各突部が首3の内壁面
に圧接するようなサイズにされる。
製の芯で、その下端が容器1の内底に接するように首3
から密に挿入され、その上部が首3から露出させられ
る。芯6は、その断面が円形以外の形状にされる。例え
ば、六角形、四角形等の多角形(図2(A)、(B))
としたり、円形の一部を縦に除去したり(図2
(C))、あるいは、逆に円形に複数の突条を設けたり
(図2(D))する。多角形の場合は、芯6を首に挿入
した際に各角部が首3の内壁面に圧接するサイズとされ
る。また、円形の一部を除去した形状の場合は、その円
周面が首3の内壁面に圧接するようなサイズとされ、円
形に複数の突部を設ける場合は、各突部が首3の内壁面
に圧接するようなサイズにされる。
【0009】以上のような形状及びサイズとすることに
より、芯6は首3の部分においてフラつくことなく確固
と保持される。また、その全周が首内周面に密着するこ
とはなく必ず隙間ができるので、芯6の挿入によって容
器が密閉されることはなく、常時容器1の内外で空気が
通流する。
より、芯6は首3の部分においてフラつくことなく確固
と保持される。また、その全周が首内周面に密着するこ
とはなく必ず隙間ができるので、芯6の挿入によって容
器が密閉されることはなく、常時容器1の内外で空気が
通流する。
【0010】なお、キャップ4を最も奥までネジ込む
と、放香孔5が閉じて放香が止まり、キャップ4を緩め
るに従って放香孔5の開口度合が増し、放香量が増大す
る。
と、放香孔5が閉じて放香が止まり、キャップ4を緩め
るに従って放香孔5の開口度合が増し、放香量が増大す
る。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述した通りであって、本考案
によれば、芯の形状を変えることにより芯ホルダ−が不
要となるので、製造工程を簡略化でき、且つ、製造コス
トも低廉化し得る効果がある。
によれば、芯の形状を変えることにより芯ホルダ−が不
要となるので、製造工程を簡略化でき、且つ、製造コス
トも低廉化し得る効果がある。
【図1】 本考案における実施例の分解斜視図である。
【図2】 本考案における芯の断面形状例を示す図であ
る。
る。
【図3】 従来の芳香具の構成を示す縦断面図である。
1 容器 2 芳香液 3 首 4 キャップ 5 放香孔 6 芯
Claims (1)
- 【請求項1】 芳香液を入れる首付きの容器と、前記首
から上部を露出させて前記容器内に挿入される芯と、芳
香孔を有していて前記首にネジ付けられるキャップとか
ら成り、前記芯の断面形状を、少なくともその一部が前
記首の内壁面に密着しないような形状としたことを特徴
とする芳香具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054192U JPH087862Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 芳香具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054192U JPH087862Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 芳香具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718736U JPH0718736U (ja) | 1995-04-04 |
JPH087862Y2 true JPH087862Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12963688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054192U Expired - Lifetime JPH087862Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 芳香具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087862Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5827855B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2015-12-02 | エステー株式会社 | 揮散器 |
JP6486645B2 (ja) * | 2014-10-22 | 2019-03-20 | エステー株式会社 | 揮散器 |
JP6916590B2 (ja) * | 2015-09-28 | 2021-08-11 | 小林製薬株式会社 | 薬剤揮散器 |
JP6754182B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2020-09-09 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
JP6960008B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2021-11-05 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133957U (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 蒸発燃料排出防止装置 |
JPS631536B2 (ja) * | 1979-07-11 | 1988-01-13 | Sanyo Electric Co |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56152647U (ja) * | 1980-04-16 | 1981-11-14 | ||
JPS59174836U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-22 | 富士ケミカル株式会社 | 芳香剤容器 |
JPH0310779Y2 (ja) * | 1986-06-19 | 1991-03-18 | ||
JPH0175438U (ja) * | 1987-11-10 | 1989-05-22 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP1993054192U patent/JPH087862Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631536B2 (ja) * | 1979-07-11 | 1988-01-13 | Sanyo Electric Co | |
JPS6133957U (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 蒸発燃料排出防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718736U (ja) | 1995-04-04 |
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