JPS6124272Y2 - - Google Patents

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JPS6124272Y2
JPS6124272Y2 JP12297181U JP12297181U JPS6124272Y2 JP S6124272 Y2 JPS6124272 Y2 JP S6124272Y2 JP 12297181 U JP12297181 U JP 12297181U JP 12297181 U JP12297181 U JP 12297181U JP S6124272 Y2 JPS6124272 Y2 JP S6124272Y2
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flange
frame
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lid frame
piece
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JP12297181U
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JPS5828644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内部に液状芳香剤を収納し、蓋枠の
回動操作により該蓋枠に形成した窓孔が開閉して
液状芳香剤が発散するようにした液状芳香剤用収
納容器に関するものである。
上記した液状芳香剤用収納容器としては従来か
ら実公昭55−54973号公報、実公昭55−55723号公
報、実公昭55−55725号公報、実公昭56−21394号
公報などにより既に知られている。
しかし従来の各容器は製造時から需要者に届く
までの保存期間中に液状芳香剤が浸出することが
有り、しかも芯材の保持が不安定なので容器の内
部に倒れ込んで商品価値を失することがあつた。
本案は上記に鑑み考案されたもので、保存期間
中に運搬などによつて激しく振動しても内部の液
状芳香剤が浸出することがなく、かつ芯材が倒れ
たり折れない液状芳香剤用収納容器を提供する。
以下に本考案を図示の実施例に付いて説明する
と、1はガラス、合成樹脂などからなる容器本体
で上端に小径な口部2を有し、該小径な口部2の
外周面に雄ネジ部3を形成する。上記した容器本
体1の内部には液状芳香剤(図示せず)を収納
し、口部2から挿入する芯材4の上端を該口部2
の上方に突出させ、毛細管現象により芯材4が吸
い揚げる芳香剤を芯材4の開口上端から発散させ
るものである。
上記した容器本体1の口部2には芯材4を保持
するとともに芳香剤の吸い揚げを良好にする支持
枠5を被着する。
この支持枠5は長さが短かい縦筒状で、上端に
は外向きの環状フランジ部6を有し、該フランジ
部6の上面に第1隆出条7を、下面に第2隆出条
8を各々フランジ部6と同心に形成するととも
に、フランジ部6の内周面にシール用傾斜面9を
設ける。また支持枠5の下方部分には内鍔部の環
状支持片10を形成し、該支持片10の内周縁を
複数の延出片11…と、隣り合う延出片11,1
1とにより囲まれて構成される切込部12…とに
より花弁状にする。そして支持片10には各切込
部12に位置させて脚片13を垂下状に形成し、
各脚片13の下端には内向きの爪部14を設け
る。
上記のようにしてなる支持枠5を口部2に被着
すると、口部2の上縁2′にフランジ部6が臨ん
で第2隆出条8が圧着し、支持枠5が口部2の内
部に嵌着する。したがつて芯材4を該支持枠5に
上から挿入し、支持片10の中央内部に通して下
方部分を容器本体1内に位置すると、該芯材4は
高さの上方が延出片11の延出端と各脚片13の
爪部14とにより保持されることになり、激しく
振動しても倒れたり傾くことがない。そして芯材
4の外面には切込部12により間隙が形成される
ので、容器本体1の内部が大気に連通して芯材4
による芳香剤の吸い揚げ効果を阻害しない。
支持枠5には上記した様な作用を求めるため、
芯材4の外径は各延出片10の延出端を結ぶ円と
ほゞ同一径が望ましい。
一方、上記した支持枠5には、製造後需要者に
届くまでの保存期間中に容器本体内部の芳香剤が
発散するのを防ぐため、支持枠5から延出する芯
材4の上部4′を包囲するように中キヤツプ15
を被着する。
この中キヤツプ15は上面が閉塞された下面が
開放した円筒状で、高さの途中には前記支持枠5
のフランジ部6に上から重合する環状鍔部16を
形成し、該鍔部16の基端下面に支持枠5の傾斜
面9に圧接する斜面17を設ける。更に中キヤツ
プ15の下方部15′外周には支持枠5の内面に
当接する突条18を1ないし複数設ける。
中キヤツプ15は上記した構成なので、下方部
15′を支持枠5の内部に嵌合して被着すると、
鍔部16が支持枠5のフランジ部6に臨んで下面
が第1隆出条7に接し、また斜面17と傾斜面9
とが摺接することになり、しかも突条18が支持
枠5の内面に当接する。そして鍔部16を上から
押圧すると、該鍔部16の下面と第1隆出条7及
び斜面17と傾斜面9とが圧着するばかりでな
く、第2隆出条8と口部2の上縁2′とが圧着す
るので、容器本体1の内部及び中キヤツプ15の
内部が水密、気密に保持される。
上記した鍔部16の押圧、口部2に蓋枠19を
嵌合し、締着することにより行う。この蓋枠19
は外蓋枠20の内部に内蓋枠21を回動可能に嵌
着してなる。上記外蓋枠20は下面開放のキヤツ
プ状で、上方には等間隔で複数の窓孔22を開設
してある。一方、内蓋枠21は高さの短かい円筒
状で上端には内鍔状の押圧片23を棚設するとと
もに、複数の直立状閉止部24を設け、隣り合う
閉止部24,24間に空部25を形成する。また
内蓋枠21の内面には前記口部2の雄ネジ部3に
螺合する雌ネジ部26を一体に設ける。
上記した外蓋枠20と内蓋枠21とは、内蓋枠
21を外蓋枠20内に嵌着して蓋枠19を構成す
るのであつて、内蓋枠21を外蓋枠20に嵌着す
る内蓋枠21の下方外面に隆設した突出部21′
が外蓋枠20の下方内面に形成した窪溝20′に
係合し、両蓋枠が相対的に回動可能になるととも
に、外れ防止となる。そして外蓋枠20と内蓋枠
21とが無制限に回動するのを防ぐため、外蓋枠
20の上面内部にストツパ27を設けて閉止部2
4の上縁を係止させ、閉止部24が窓孔22を閉
塞する状態から空部25が窓孔22を全開する状
態の範囲で外蓋枠20と内蓋枠21とを相対的に
回動可能に規制する。
したがつて外蓋枠と内蓋枠とは、回動状態によ
り窓孔22の閉塞から全開までの範囲で開度調整
が可能である。
上記のようにしてなる蓋枠19を口部2に嵌着
し、雄ネジ部3に雌ネジ部26を螺合して締着す
ると、押圧片23が中キヤツプ15の鍔部16を
上から押圧する。
したがつて前記した様に容器本体1の内部及び
中キヤツプ15の内部が確実に水密、気密となる
ので、芳香剤が発散しないばかりでなく激しい振
動を受けても芳香剤が浸み出さないし、芯材4が
倒れない。
そして使用者が蓋枠19を口部2から外すとと
もに中キヤツプ15を取り出し、再び蓋枠19を
口部2に嵌着して締着すると、押圧片23は支持
枠5のフランジ部6を押圧することになる。これ
によりフランジ部6を口部2の上縁2′とが圧着
するので液漏れがなく、芯材4の上端から発散す
る香気は開度を調整された窓孔22から放出する
ことになる。
以上要するに本考案によれば、従来のこの種容
器と異なり保存期間には内部の液状芳香剤の浸出
と発散とを確書に防止するばかりでなく芯材の倒
れや保持不能を確実に防ぐのであつて、液漏れや
芯材の不良による商品価値の低下を未然に防止す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので第1図は一部
を欠截した分解状態の斜視図、第2図は同上の一
半分を断面とした正面図、第3図は中キヤツプの
平面図、第4図は蓋枠の一半分を断面とした平面
図、第5図は組合せ状態の縦断面図である。 1……容器本体、2……口部、4……芯材、5
……支持枠、6……フランジ部、9……傾斜面、
10……支持片、13……脚片、14……爪部、
15……中キヤツプ、16……鍔部、17……斜
面、19……蓋枠、20……外蓋枠、21……内
蓋枠、22……窓孔、23……押圧片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に液状芳香剤を収納する容器本体の口部
    に、上端に上記口部に圧着するフランジ部を有し
    て下方に支持片を形成し、かつ支持片から爪部を
    設けた脚片を垂下状に形成した支持枠を被着して
    芯材を上記支持片と爪部を保持するとともに芯材
    の外面と支持片との間に間隔を形成し、上記支持
    枠には前記フランジ部に圧着する鍔部を設けると
    ともに支持枠の傾斜面に圧接する斜面を形成した
    中キヤツプを被着し、容器本体の口部には外蓋枠
    の窓孔が内蓋枠との回動により開度調整が可能で
    締着することにより上記鍔部やフランジ部を押圧
    する押圧片を設けた蓋枠を嵌着してなる液状芳香
    剤用収納容器。
JP12297181U 1981-08-21 1981-08-21 液状芳香剤用収納容器 Granted JPS5828644U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297181U JPS5828644U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 液状芳香剤用収納容器

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JP12297181U JPS5828644U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 液状芳香剤用収納容器

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Publication Number Publication Date
JPS5828644U JPS5828644U (ja) 1983-02-24
JPS6124272Y2 true JPS6124272Y2 (ja) 1986-07-21

Family

ID=29916879

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JP12297181U Granted JPS5828644U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 液状芳香剤用収納容器

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JPH0321249Y2 (ja) * 1986-04-26 1991-05-09
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5828644U (ja) 1983-02-24

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