JPH0722369Y2 - ブレ−キ倍力装置 - Google Patents
ブレ−キ倍力装置Info
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- JPH0722369Y2 JPH0722369Y2 JP1987166697U JP16669787U JPH0722369Y2 JP H0722369 Y2 JPH0722369 Y2 JP H0722369Y2 JP 1987166697 U JP1987166697 U JP 1987166697U JP 16669787 U JP16669787 U JP 16669787U JP H0722369 Y2 JPH0722369 Y2 JP H0722369Y2
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- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
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- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/57—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32606—Pivoted
- Y10T403/32861—T-pivot, e.g., wrist pin, etc.
- Y10T403/32893—T-pivot, e.g., wrist pin, etc. including distinct pin retainer
- Y10T403/32901—Unitary clip or plug
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T403/00—Joints and connections
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2142—Pitmans and connecting rods
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは入力軸
のロスストロークを減少させるようにしたブレーキ倍力
装置に関する。
のロスストロークを減少させるようにしたブレーキ倍力
装置に関する。
「従来の技術」 従来、ブレーキ倍力装置として、シェル内に進退動自在
に設けたパワーピストンと、このパワーピストン軸部の
バルブボデイ内に収納した弁機構と、この弁機構を構成
する弁プランジャに連結されて弁機構の流路を切換え制
御する入力軸と、上記バルブボデイに所要の範囲で進退
動自在に設けられるとともに弁プランジャに連動し、ブ
レーキ倍力装置の非作動時にシェルに当接するキー部材
とを備え、このキー部材のシェルとの当接時に上記弁プ
ランジャをバルブボデイに対する前進位置に保持して入
力軸のロスストロークを減少させるようにしたものが知
られている。
に設けたパワーピストンと、このパワーピストン軸部の
バルブボデイ内に収納した弁機構と、この弁機構を構成
する弁プランジャに連結されて弁機構の流路を切換え制
御する入力軸と、上記バルブボデイに所要の範囲で進退
動自在に設けられるとともに弁プランジャに連動し、ブ
レーキ倍力装置の非作動時にシェルに当接するキー部材
とを備え、このキー部材のシェルとの当接時に上記弁プ
ランジャをバルブボデイに対する前進位置に保持して入
力軸のロスストロークを減少させるようにしたものが知
られている。
「考案が解決しようとする問題点」 この種のブレーキ倍力装置において、上記キー部材がシ
ェルに当接して弁プランジャをバルブボデイに対する前
進位置に保持している状態では、キー部材はシェルに当
接してそれ以上後退できないが、このキー部材に連動す
る弁プランジャは、もしキー部材が弁プランジャの後退
を規制していなければ、後退することができる状態にあ
る。
ェルに当接して弁プランジャをバルブボデイに対する前
進位置に保持している状態では、キー部材はシェルに当
接してそれ以上後退できないが、このキー部材に連動す
る弁プランジャは、もしキー部材が弁プランジャの後退
を規制していなければ、後退することができる状態にあ
る。
このような状態は、ブレーキ倍力装置へ圧力流体が導入
されている状態における非作動時のみに生じる状態では
なく、ブレーキ倍力装置と流体圧力源との非接続時、例
えばブレーキ倍力装置を車両へ取付ける前、或いはブレ
ーキ倍力装置を車両から取外した状態においても生じ
る。そしてブレーキ倍力装置の車両からの取外し状態に
おいては、ブレーキ倍力装置を運搬するために入力軸を
把持してシェルをぶら下げた状態で搬送することがあ
る。
されている状態における非作動時のみに生じる状態では
なく、ブレーキ倍力装置と流体圧力源との非接続時、例
えばブレーキ倍力装置を車両へ取付ける前、或いはブレ
ーキ倍力装置を車両から取外した状態においても生じ
る。そしてブレーキ倍力装置の車両からの取外し状態に
おいては、ブレーキ倍力装置を運搬するために入力軸を
把持してシェルをぶら下げた状態で搬送することがあ
る。
そのような場合には、上述したように、キー部材はシェ
ルに当接してそれ以上後退できないが、弁プランジャは
入力軸とともにさらに後退することができるので、キー
部材が弁プランジャの後退に伴なって湾曲されて塑性変
形されることがあり、キー部材が塑性変形されると入力
軸のロスストローク作用が得られなくなる。
ルに当接してそれ以上後退できないが、弁プランジャは
入力軸とともにさらに後退することができるので、キー
部材が弁プランジャの後退に伴なって湾曲されて塑性変
形されることがあり、キー部材が塑性変形されると入力
軸のロスストローク作用が得られなくなる。
このような欠点を改善するには、キー部材が湾曲しない
ようにその剛性を大きくするか、或いは湾曲しても塑性
変形を生じないような材質に変更すればよいが、そのよ
うな変更は重量の増大やコストアップを招く結果とな
る。
ようにその剛性を大きくするか、或いは湾曲しても塑性
変形を生じないような材質に変更すればよいが、そのよ
うな変更は重量の増大やコストアップを招く結果とな
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述した事情に鑑み、上記キー部材に弾性体を
設けるとともに、この弾性体の、上記キー部材を通る軸
方向から外れた横方向位置に、該キー部材よりもリヤ側
に突出する突出部を設けて、少なくともブレーキ倍力装
置と流体圧力源との非接続時に上記突出部をシェルに当
接させるとともに、該突出部に上記バルブボデイを当接
させてバルブボデイの後退を規制させ、かつこの状態で
入力軸が後方に引かれて弁プランジャおよびキー部材が
後退された際に、上記突出部に当接したバルブボデイに
対し上記弾性体を弾性変形させてキー部材の後退を許容
させるようにしたものである。
設けるとともに、この弾性体の、上記キー部材を通る軸
方向から外れた横方向位置に、該キー部材よりもリヤ側
に突出する突出部を設けて、少なくともブレーキ倍力装
置と流体圧力源との非接続時に上記突出部をシェルに当
接させるとともに、該突出部に上記バルブボデイを当接
させてバルブボデイの後退を規制させ、かつこの状態で
入力軸が後方に引かれて弁プランジャおよびキー部材が
後退された際に、上記突出部に当接したバルブボデイに
対し上記弾性体を弾性変形させてキー部材の後退を許容
させるようにしたものである。
「作用」 そのような構成によれば、ブレーキ倍力装置を運搬する
ために入力軸を把持してシェルをぶら下げた状態で搬送
した場合のように、入力軸が後方に引かれて弁プランジ
ャが後退された際には、上記突出部に当接しているシェ
ルとバルブボデイとの位置を実質的に一定に保ったま
ま、つまり突出部を実質的に軸方向に圧縮変形させるこ
となく、上記弾性体の、突出部とキー部材とを連結する
部分を弾性変形させながら、上記弁プランジャの後退に
伴ってキー部材を後退させることができる。
ために入力軸を把持してシェルをぶら下げた状態で搬送
した場合のように、入力軸が後方に引かれて弁プランジ
ャが後退された際には、上記突出部に当接しているシェ
ルとバルブボデイとの位置を実質的に一定に保ったま
ま、つまり突出部を実質的に軸方向に圧縮変形させるこ
となく、上記弾性体の、突出部とキー部材とを連結する
部分を弾性変形させながら、上記弁プランジャの後退に
伴ってキー部材を後退させることができる。
したがってこれにより、上記突出部によりシェルに対し
て実質的に静止されているバルブボデイに対して、上記
キー部材をリヤ側に移動させることができるので、その
キー部材のバルブボデイに対する後方への移動量に応じ
てキー部材の湾曲を零若しくは小さくすることができ、
それによりキー部材の剛性を高めたり高価な材料を用い
ることなく塑性変形を良好に防止することができる。
て実質的に静止されているバルブボデイに対して、上記
キー部材をリヤ側に移動させることができるので、その
キー部材のバルブボデイに対する後方への移動量に応じ
てキー部材の湾曲を零若しくは小さくすることができ、
それによりキー部材の剛性を高めたり高価な材料を用い
ることなく塑性変形を良好に防止することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、ブレーキ
倍力装置のシェル1内にパワーピストン2を摺動自在に
設けるとともに、このパワーピストン2の背面にダイア
フラム3を張設し、上記パワーピストン2およびダイア
フラム3によって上記シェル1内を前方の定圧室4と後
方の変圧室5とに区画している。上記パワーピストン2
の軸部には一体にバルブボデイ6を設け、このバルブボ
デイ6内に流路を切換える弁機構7を収納している。
倍力装置のシェル1内にパワーピストン2を摺動自在に
設けるとともに、このパワーピストン2の背面にダイア
フラム3を張設し、上記パワーピストン2およびダイア
フラム3によって上記シェル1内を前方の定圧室4と後
方の変圧室5とに区画している。上記パワーピストン2
の軸部には一体にバルブボデイ6を設け、このバルブボ
デイ6内に流路を切換える弁機構7を収納している。
また、上記ダイアフラム3の内周部はバルブボデイ6の
外周面に嵌装したリテーナ8で支持してあり、このリテ
ーナ8の内周部をバルブボデイ6の外周面に形成した環
状溝9内に係合させることにより、リテーナ8がバルブ
ボデイ6から脱落することがないようにしている。
外周面に嵌装したリテーナ8で支持してあり、このリテ
ーナ8の内周部をバルブボデイ6の外周面に形成した環
状溝9内に係合させることにより、リテーナ8がバルブ
ボデイ6から脱落することがないようにしている。
上記弁機構7はバルブボデイ6に形成した第1弁座10、
弁プランジャ11に形成した第2弁座12および両弁座10、
12にパワーピストン2の後方側すなわち右方からばね13
の弾撥力によって着座する弁体14を備えている。そし
て、上記第1弁座10と弁体14とのシート部より外側をバ
ルブボデイ6に形成した通路15を介して上記定圧室4に
連通させ、さらにその定圧室4内はシェル1に設けた負
圧導入管16を介してエンジンのインテークマニホールド
等の負圧源に連通させている。
弁プランジャ11に形成した第2弁座12および両弁座10、
12にパワーピストン2の後方側すなわち右方からばね13
の弾撥力によって着座する弁体14を備えている。そし
て、上記第1弁座10と弁体14とのシート部より外側をバ
ルブボデイ6に形成した通路15を介して上記定圧室4に
連通させ、さらにその定圧室4内はシェル1に設けた負
圧導入管16を介してエンジンのインテークマニホールド
等の負圧源に連通させている。
他方、上記第1弁座10と弁体14、および第2弁座12と弁
体14との各シール部の中間部はバルブボデイ6に形成し
た通路17を介して変圧室5に連通させ、さらに上記第2
弁座12と弁体14とのシート部より内側はフィルタ18を介
して大気に連通させている。
体14との各シール部の中間部はバルブボデイ6に形成し
た通路17を介して変圧室5に連通させ、さらに上記第2
弁座12と弁体14とのシート部より内側はフィルタ18を介
して大気に連通させている。
また、上記弁機構7を構成する弁プランジャ11は図示し
ないブレーキペダルに連動させた入力軸25に連結し、ま
た弁プランジャ11の先端面は出力軸26の基部に形成した
凹陥部内に収納したリアクションディスク27に対向させ
ている。そして、上記出力軸26はシール部材28を貫通し
てシェル1の外部に突出させるとともに図示しないマス
ターシリンダのピストンに連動させている。
ないブレーキペダルに連動させた入力軸25に連結し、ま
た弁プランジャ11の先端面は出力軸26の基部に形成した
凹陥部内に収納したリアクションディスク27に対向させ
ている。そして、上記出力軸26はシール部材28を貫通し
てシェル1の外部に突出させるとともに図示しないマス
ターシリンダのピストンに連動させている。
然して、上記シェル1のリヤ側中央部には、リヤ側に向
けて軸方向に沿う筒状突出部1aを突出形成するととも
に、その筒状突出部1aの軸方向中央部のフロント寄り位
置に、円周方向に沿って半径方向内方に膨出する環状膨
出部1bを一体に形成している。このとき、環状膨出部1b
の内周面は上記バルブボデイ6の外周面にできるだけ近
接するように形成してあり、また環状膨出部1bよりもフ
ロント側の筒状突出部1aの内径をリヤ側の筒状突出部1a
の内径よりも大きくなるように設定している。
けて軸方向に沿う筒状突出部1aを突出形成するととも
に、その筒状突出部1aの軸方向中央部のフロント寄り位
置に、円周方向に沿って半径方向内方に膨出する環状膨
出部1bを一体に形成している。このとき、環状膨出部1b
の内周面は上記バルブボデイ6の外周面にできるだけ近
接するように形成してあり、また環状膨出部1bよりもフ
ロント側の筒状突出部1aの内径をリヤ側の筒状突出部1a
の内径よりも大きくなるように設定している。
そして上記環状膨出部1bよりもリヤ側の筒状突出部1a内
に、バルブボデイ6の筒状部6aに摺接して外部との気密
を保持するシール部材32と、その筒状部6aに摺接してそ
れを支持するベアリング33とをフロント側からリヤ側へ
順次配設し、さらに上記ベアリング33のリヤ側から筒状
突出部1a内に嵌着したリテーナ34によって上記シール部
材32とベアリング33とを固定するようにしている。
に、バルブボデイ6の筒状部6aに摺接して外部との気密
を保持するシール部材32と、その筒状部6aに摺接してそ
れを支持するベアリング33とをフロント側からリヤ側へ
順次配設し、さらに上記ベアリング33のリヤ側から筒状
突出部1a内に嵌着したリテーナ34によって上記シール部
材32とベアリング33とを固定するようにしている。
さらに、上記パワーピストン2やバルブボデイ6等は、
通常は、リターンスプリング35によって図示非作動位置
に保持するようにしてあり、この非作動状態では、上記
弁プランジャ11がバルブボデイ6から抜出るのを防止す
るキー部材36を上記環状膨出部1bの左端面に当接させて
バルブボデイ6に対する弁プランジャ11の自由な右行を
規制し、次に入力軸25および弁プランジャ11が作動され
た際に直ちに上記弁機構7による流体回路の切換え動作
が得られるようにしている。
通常は、リターンスプリング35によって図示非作動位置
に保持するようにしてあり、この非作動状態では、上記
弁プランジャ11がバルブボデイ6から抜出るのを防止す
るキー部材36を上記環状膨出部1bの左端面に当接させて
バルブボデイ6に対する弁プランジャ11の自由な右行を
規制し、次に入力軸25および弁プランジャ11が作動され
た際に直ちに上記弁機構7による流体回路の切換え動作
が得られるようにしている。
この際、上記環状膨出部1bの内周面をバルブボデイ6の
外周面に近接させて形成していることから、上述した通
路17の開口部位置においてバルブボデイ6の外周面に環
状溝37を形成し、上記通路17と変圧室5との間に充分大
きな流路面積を確保できるようにしている。
外周面に近接させて形成していることから、上述した通
路17の開口部位置においてバルブボデイ6の外周面に環
状溝37を形成し、上記通路17と変圧室5との間に充分大
きな流路面積を確保できるようにしている。
上記キー部材36は、第2図に示すように、全体として概
略長方形状に形成してあり、これを上記バルブボデイ6
に直径方向に形成した貫通孔40(第1図参照)内に挿通
して所要の範囲で軸方向に移動するとともに、キー部材
36の中央部から長手方向一側に形成したスリット36aに
上記弁プランジャ11の小径部を係合させて、弁プランジ
ャ11がバルブボデイ6から抜出るのを防止している。
略長方形状に形成してあり、これを上記バルブボデイ6
に直径方向に形成した貫通孔40(第1図参照)内に挿通
して所要の範囲で軸方向に移動するとともに、キー部材
36の中央部から長手方向一側に形成したスリット36aに
上記弁プランジャ11の小径部を係合させて、弁プランジ
ャ11がバルブボデイ6から抜出るのを防止している。
また上記キー部材36の両側の長辺の各端部に、その長辺
と直交する方向に突出して上記貫通孔40の開口部におけ
るバルブボデイ6に係合する係合部36bをそれぞれ形成
している。そして上記キー部材36を貫通孔40内に挿入す
る際には、上記スリット36aの開口側に位置する一対の
係合部36bの間隔を狭めて貫通孔40内に挿通させ、その
一対の係合部36bが貫通孔40の他方に突出したら自己の
弾性で両係合部36bの間隔を拡げさせて各係合部36bをバ
ルブボデイ6に係合させることにより、キー部材36がバ
ルブボデイ6から脱落するのを防止している。
と直交する方向に突出して上記貫通孔40の開口部におけ
るバルブボデイ6に係合する係合部36bをそれぞれ形成
している。そして上記キー部材36を貫通孔40内に挿入す
る際には、上記スリット36aの開口側に位置する一対の
係合部36bの間隔を狭めて貫通孔40内に挿通させ、その
一対の係合部36bが貫通孔40の他方に突出したら自己の
弾性で両係合部36bの間隔を拡げさせて各係合部36bをバ
ルブボデイ6に係合させることにより、キー部材36がバ
ルブボデイ6から脱落するのを防止している。
さらに、上記スリット36aの開口側先端部に互いに対向
する一対の係合部36cを形成するとともに、キー部材36
のスリット36aの開口側と反対側位置に、上記係合部36c
と同等の一対の係合部36dを形成し、各一対の係合部36
c、36dにゴム等の弾性体41をそれぞれ取付けている。
する一対の係合部36cを形成するとともに、キー部材36
のスリット36aの開口側と反対側位置に、上記係合部36c
と同等の一対の係合部36dを形成し、各一対の係合部36
c、36dにゴム等の弾性体41をそれぞれ取付けている。
各弾性体41は、第2図、第3図に示すように、各一対の
係合部36c、36dのそれぞれに渡って取付けてあり、かつ
各弾性体41に設けた一対の係合段部41aを各一対の係合
部36c、36dに係合させることにより、弾性体41がキー部
材36から脱落することがないようにしている。
係合部36c、36dのそれぞれに渡って取付けてあり、かつ
各弾性体41に設けた一対の係合段部41aを各一対の係合
部36c、36dに係合させることにより、弾性体41がキー部
材36から脱落することがないようにしている。
そして各弾性体41は、一対の係合段部41aの中間位置
に、すなわちキー部材36を通る軸方向から外れた横方向
位置に、該キー部材36よりもフロント側とリヤ側とに突
出する突出部41bを有しており、ブレーキ倍力装置の非
作動時には、その突出部41bの一側面を上記環状膨出部1
bの左端面に当接させてキー部材36の後退を規制すると
ともに、この突出部41bの他側面にバルブボデイ6を当
接させてバルブボデイ6の後退を規制するようにしてい
る。この状態では、キー部材36は弾性体41の弾性力によ
り、上記突出部41bの軸方向中央位置に保持されるよう
になっている。
に、すなわちキー部材36を通る軸方向から外れた横方向
位置に、該キー部材36よりもフロント側とリヤ側とに突
出する突出部41bを有しており、ブレーキ倍力装置の非
作動時には、その突出部41bの一側面を上記環状膨出部1
bの左端面に当接させてキー部材36の後退を規制すると
ともに、この突出部41bの他側面にバルブボデイ6を当
接させてバルブボデイ6の後退を規制するようにしてい
る。この状態では、キー部材36は弾性体41の弾性力によ
り、上記突出部41bの軸方向中央位置に保持されるよう
になっている。
以上の構成において、図示しないブレーキペダルが踏み
込まれて入力軸25および弁プランジャ11が左行される
と、弁体14がバルブボデイ6の第1弁座10に着座して上
記変圧室5と定圧室4間の連通を遮断するとともに、弁
プランジャ11の第2弁座12が弁体14から離座して大気と
変圧室5とを連通させる。これにより大気が上記変圧室
5内に供給され、従来周知のブレーキの倍力装置と同様
に、パワーピストン2前後の圧力差によりパワーピスト
ン2がリターンスプリング35の弾撥力に抗して前進さ
れ、ブレーキ作用が行なわれる。
込まれて入力軸25および弁プランジャ11が左行される
と、弁体14がバルブボデイ6の第1弁座10に着座して上
記変圧室5と定圧室4間の連通を遮断するとともに、弁
プランジャ11の第2弁座12が弁体14から離座して大気と
変圧室5とを連通させる。これにより大気が上記変圧室
5内に供給され、従来周知のブレーキの倍力装置と同様
に、パワーピストン2前後の圧力差によりパワーピスト
ン2がリターンスプリング35の弾撥力に抗して前進さ
れ、ブレーキ作用が行なわれる。
このブレーキ作動状態からブレーキペダルの踏力を開放
すれば、弁プランジャ11の第2弁座12が弁体14に着座し
て変圧室5と大気との連通を遮断するとともに、弁体14
が第1弁座10から離座して変圧室5を定圧室4に連通さ
せるので、パワーピストン2はリターンスプリング35に
よって元の非作動位置に復帰されるようになる。
すれば、弁プランジャ11の第2弁座12が弁体14に着座し
て変圧室5と大気との連通を遮断するとともに、弁体14
が第1弁座10から離座して変圧室5を定圧室4に連通さ
せるので、パワーピストン2はリターンスプリング35に
よって元の非作動位置に復帰されるようになる。
そして上記パワーピストン2の後退によってキー部材36
に設けた弾性体41が上記環状膨出部1bの左端面に当接す
ると、キー部材36およびこれに連動する弁プランジャ11
の後退は停止するが、パワーピストン2およびバルブボ
デイ6の後退は継続し、そのバルブボデイ6の後退によ
ってバルブボデイ6の第1弁座10が弁体14に近接して両
者の間隙がほぼ零となるとバルブボデイ6が上記環状膨
出部1bによって停止されている弾性体41に当接して停止
する。したがって、次に再び入力軸25が前進された際に
は直ちに弁機構7の流路が切換えられることとなる 上記ブレーキ倍力装置の非作動時の状態、つまり弾性体
41が環状膨出部1bの左端面に当接してキー部材36および
弁プランジャ11の後退が停止され、かつバルブボデイ6
が上記キー部材36および弁プランジャ11よりもさらに後
退され、したがってバルブボデイ6に対して相対的にキ
ー部材36および弁プランジャ11が前進した状態で、バル
ブボデイ6が弾性体41に当接して停止した状態は、前述
したように、ブレーキ倍力装置と流体圧力源との非接続
時、例えばブレーキ倍力装置を車両へ取付ける前、或い
はブレーキ倍力装置を車両から取外した状態においても
生じることとなる。
に設けた弾性体41が上記環状膨出部1bの左端面に当接す
ると、キー部材36およびこれに連動する弁プランジャ11
の後退は停止するが、パワーピストン2およびバルブボ
デイ6の後退は継続し、そのバルブボデイ6の後退によ
ってバルブボデイ6の第1弁座10が弁体14に近接して両
者の間隙がほぼ零となるとバルブボデイ6が上記環状膨
出部1bによって停止されている弾性体41に当接して停止
する。したがって、次に再び入力軸25が前進された際に
は直ちに弁機構7の流路が切換えられることとなる 上記ブレーキ倍力装置の非作動時の状態、つまり弾性体
41が環状膨出部1bの左端面に当接してキー部材36および
弁プランジャ11の後退が停止され、かつバルブボデイ6
が上記キー部材36および弁プランジャ11よりもさらに後
退され、したがってバルブボデイ6に対して相対的にキ
ー部材36および弁プランジャ11が前進した状態で、バル
ブボデイ6が弾性体41に当接して停止した状態は、前述
したように、ブレーキ倍力装置と流体圧力源との非接続
時、例えばブレーキ倍力装置を車両へ取付ける前、或い
はブレーキ倍力装置を車両から取外した状態においても
生じることとなる。
そしてこの状態において、例えばブレーキ倍力装置を運
搬するために入力軸25を把持してシェル1をぶら下げた
状態で搬送した場合には、弁プランジャ11およびキー部
材36が入力軸25によって後退されるようになる。
搬するために入力軸25を把持してシェル1をぶら下げた
状態で搬送した場合には、弁プランジャ11およびキー部
材36が入力軸25によって後退されるようになる。
このとき、従来のようにキー部材36が直接シェル1の内
壁面に当接している場合には、キー部材36は弁プランジ
ャ11の後退に伴なって直ちに湾曲されるようになり、そ
の最大湾曲量は、上記ブレーキ倍力装置の非作動状態に
おけるキー部材36の右端面と上記貫通孔40の右側壁面と
の間隙δによって定められるので、その間隙δが大きく
なればキー部材が塑性変形されることがある。
壁面に当接している場合には、キー部材36は弁プランジ
ャ11の後退に伴なって直ちに湾曲されるようになり、そ
の最大湾曲量は、上記ブレーキ倍力装置の非作動状態に
おけるキー部材36の右端面と上記貫通孔40の右側壁面と
の間隙δによって定められるので、その間隙δが大きく
なればキー部材が塑性変形されることがある。
このとき、仮にキー部材36に、該キー部材36がシェル1
の内面に当接した際の打音を防止するための弾性体41が
設けられていても、キー部材の塑性変形を防止すること
はできない。すなわちこの場合の弾性体41は、キー部材
36のリヤ側面に直接に、つまりキー部材36を通る軸方向
位置に設けられるようになる。そして上述したように弁
プランジャ11が後退された際には、キー部材36はその弾
性体41を圧縮変形させながら後退されるが、このキー部
材36に直接又は弾性体を介して当接しているバルブボデ
イ6もキー部材36と一体的に後退されるようになる。そ
の結果、キー部材36はバルブボデイ6に対して実質的に
後退変位することができないので、上記間隙δを小さく
することはできない。
の内面に当接した際の打音を防止するための弾性体41が
設けられていても、キー部材の塑性変形を防止すること
はできない。すなわちこの場合の弾性体41は、キー部材
36のリヤ側面に直接に、つまりキー部材36を通る軸方向
位置に設けられるようになる。そして上述したように弁
プランジャ11が後退された際には、キー部材36はその弾
性体41を圧縮変形させながら後退されるが、このキー部
材36に直接又は弾性体を介して当接しているバルブボデ
イ6もキー部材36と一体的に後退されるようになる。そ
の結果、キー部材36はバルブボデイ6に対して実質的に
後退変位することができないので、上記間隙δを小さく
することはできない。
これに対し、本実施例においては、上記弁プランジャ11
が後退された際には、突出部41bに当接しているシェル
1とバルブボデイ6との位置を実質的に一定に保ったま
ま、つまり突出部41bを実質的に軸方向に圧縮変形させ
ることなく、上記弾性体41の、突出部41bとキー部材36
とを連結する部分を弾性変形させながら、上記弁プラン
ジャ11の後退に伴ってキー部材36を後退させることがで
きる。つまり、バルブボデイ6は上記突出部41bによっ
て実質的に後退が阻止されているので、キー部材36はバ
ルブボデイ6に対し湾曲されることなく弁プランジャ11
と一体的に後退されるようになる。
が後退された際には、突出部41bに当接しているシェル
1とバルブボデイ6との位置を実質的に一定に保ったま
ま、つまり突出部41bを実質的に軸方向に圧縮変形させ
ることなく、上記弾性体41の、突出部41bとキー部材36
とを連結する部分を弾性変形させながら、上記弁プラン
ジャ11の後退に伴ってキー部材36を後退させることがで
きる。つまり、バルブボデイ6は上記突出部41bによっ
て実質的に後退が阻止されているので、キー部材36はバ
ルブボデイ6に対し湾曲されることなく弁プランジャ11
と一体的に後退されるようになる。
やがて上記弾性体41の突出部41bとキー部材36とを連結
する部分の弾性変形が不能となってキー部材36の後退が
停止されると、キー部材36は弁プランジャ11の後退に伴
って湾曲されるようになるが、この際にはキー部材36の
右端面は貫通孔40の右側壁面に近接して上記間隙δが小
さくなっているので、キー部材36が大きく湾曲されるこ
とはない。
する部分の弾性変形が不能となってキー部材36の後退が
停止されると、キー部材36は弁プランジャ11の後退に伴
って湾曲されるようになるが、この際にはキー部材36の
右端面は貫通孔40の右側壁面に近接して上記間隙δが小
さくなっているので、キー部材36が大きく湾曲されるこ
とはない。
さらに本実施例においては、上記弾性体41はキー部材36
がシェル1に当接する際の騒音を防止することは勿論、
ブレーキ倍力装置の作動中におけるキー部材36とバルブ
ボデイ6との当接による騒音をも防止することは明らか
である。
がシェル1に当接する際の騒音を防止することは勿論、
ブレーキ倍力装置の作動中におけるキー部材36とバルブ
ボデイ6との当接による騒音をも防止することは明らか
である。
第4図ないし第7図はそれぞれ本考案の他の実施例を示
したもので、第4図は弾性体41Aの突出部の中央に孔45
を形成して弾性変形し易くしたもの、また第5図は弾性
体41Bの突出部46の形状を変更したものである。
したもので、第4図は弾性体41Aの突出部の中央に孔45
を形成して弾性変形し易くしたもの、また第5図は弾性
体41Bの突出部46の形状を変更したものである。
また第6図に示すキー部材36Aは、上記実施例における
概略長方形状のキー部材36を前提として、そのスリット
36aの開口部側と反対側にU字形部分47を一体に形成し
たものである。そしてこのU字形部分47の3箇所に弾性
体41C、41Dを設けている。また第7図に示すキー部材36
Bは、第6図のキー部材36Aの変形例である。
概略長方形状のキー部材36を前提として、そのスリット
36aの開口部側と反対側にU字形部分47を一体に形成し
たものである。そしてこのU字形部分47の3箇所に弾性
体41C、41Dを設けている。また第7図に示すキー部材36
Bは、第6図のキー部材36Aの変形例である。
なお、本考案におけるキー部材36が当接するシェルと
は、必ずしもシェルそのものだけを意味するものではな
く、シェルに設けられた部材、例えば補強板やベアリン
グ、或いは適宜のストッパ部材等を含むものである。
は、必ずしもシェルそのものだけを意味するものではな
く、シェルに設けられた部材、例えば補強板やベアリン
グ、或いは適宜のストッパ部材等を含むものである。
また、上記実施例ではブレーキ倍力装置の非作動時に
は、弾性体41にバルブボデイ6を当接させてその後退を
規制しているが、従来、バルブボデイ6を弾性体41に当
接させずに相対的に大きく後退させ、リターンスプリン
グ35の戻し力と、変圧室5と定圧室4との圧力差とが釣
合った状態で第1弁座および第2弁座を共に閉じさせる
ことによって、つまりサーボバランス点でバルブボデイ
6を停止させるようにしたものが知られており、この種
のブレーキ倍力装置にも本考案を適用できることは勿論
である。
は、弾性体41にバルブボデイ6を当接させてその後退を
規制しているが、従来、バルブボデイ6を弾性体41に当
接させずに相対的に大きく後退させ、リターンスプリン
グ35の戻し力と、変圧室5と定圧室4との圧力差とが釣
合った状態で第1弁座および第2弁座を共に閉じさせる
ことによって、つまりサーボバランス点でバルブボデイ
6を停止させるようにしたものが知られており、この種
のブレーキ倍力装置にも本考案を適用できることは勿論
である。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、例えばブレーキ倍力装
置を運搬するために入力軸を把持してシェルをぶら下げ
た状態で搬送した場合のように入力軸が後方に引かれて
弁プランジャが後退されても、キー部材の剛性を高めた
り高価な材料を用いることなく塑性変形を良好に防止す
ることができるという効果が得られる。
置を運搬するために入力軸を把持してシェルをぶら下げ
た状態で搬送した場合のように入力軸が後方に引かれて
弁プランジャが後退されても、キー部材の剛性を高めた
り高価な材料を用いることなく塑性変形を良好に防止す
ることができるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図はキー
部材36の正面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断
面図、第4図ないし第7図はそれぞれ本考案の他の実施
例を示し、第4図、第5図は第3図に相当する断面図、
第6図、第7図は第2図に相当する正面図である。 1……シェル、2……パワーピストン 6……バルブボデイ、7……弁機構 11……弁プランジャ、25……入力軸 36,36A,36B……キー部材 41,41A,41B,41C,41D……弾性体 δ……間隙
部材36の正面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断
面図、第4図ないし第7図はそれぞれ本考案の他の実施
例を示し、第4図、第5図は第3図に相当する断面図、
第6図、第7図は第2図に相当する正面図である。 1……シェル、2……パワーピストン 6……バルブボデイ、7……弁機構 11……弁プランジャ、25……入力軸 36,36A,36B……キー部材 41,41A,41B,41C,41D……弾性体 δ……間隙
Claims (1)
- 【請求項1】シェル内に進退動自在に設けたパワーピス
トンと、このパワーピストン軸部のバルブボデイ内に収
納した弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャに
連結されて弁機構の流路を切換え制御する入力軸と、上
記バルブボデイに所要の範囲で進退動自在に設けられる
とともに弁プランジャに連動し、ブレーキ倍力装置の非
作動時にシェルに当接するキー部材とを備え、このキー
部材のシェルとの当接時に上記弁プランジャをバルブボ
デイに対する前進位置に保持して入力軸のロスストロー
クを減少させるようにしたブレーキ倍力装置において、 上記キー部材に弾性体を設けるとともに、この弾性体
の、上記キー部材を通る軸方向から外れた横方向位置
に、該キー部材よりもリヤ側に突出する突出部を設け
て、少なくともブレーキ倍力装置と流体圧力源との非接
続時に上記突出部をシェルに当接させるとともに、該突
出部に上記バルブボデイを当接させてバルブボデイの後
退を規制させ、かつこの状態で入力軸が後方に引かれて
弁プランジャおよびキー部材が後退された際に、上記突
出部に当接したバルブボデイに対し上記弾性体を弾性変
形させてキー部材の後退を許容させることを特徴とする
ブレーキ倍力装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166697U JPH0722369Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ブレ−キ倍力装置 |
US07/263,642 US4951550A (en) | 1987-10-30 | 1988-10-27 | Brake booster with key member having an elastic member |
AU24465/88A AU591849B2 (en) | 1987-10-30 | 1988-10-28 | Brake booster |
KR2019880017846U KR910005203Y1 (ko) | 1987-10-30 | 1988-10-31 | 브레이크 배력장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166697U JPH0722369Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ブレ−キ倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0170674U JPH0170674U (ja) | 1989-05-11 |
JPH0722369Y2 true JPH0722369Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=15836069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987166697U Expired - Lifetime JPH0722369Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | ブレ−キ倍力装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4951550A (ja) |
JP (1) | JPH0722369Y2 (ja) |
KR (1) | KR910005203Y1 (ja) |
AU (1) | AU591849B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0340278U (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-18 | ||
US5207462A (en) * | 1990-11-02 | 1993-05-04 | Proprietary Technology, Inc. | Apparatus and method for a push assemble retaining ring |
GB9103468D0 (en) * | 1991-02-19 | 1991-04-03 | Automotive Prod Plc | Direct acting vacuum servo |
DE4124683C2 (de) * | 1991-07-25 | 1998-07-09 | Teves Gmbh Alfred | Unterdruck-Bremskraftverstärker |
JP2962341B2 (ja) * | 1993-10-08 | 1999-10-12 | 自動車機器株式会社 | 倍力装置のパワーピストン組立体 |
JP3281971B2 (ja) * | 1994-05-23 | 2002-05-13 | トキコ株式会社 | 気圧式倍力装置 |
JP3045027B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2000-05-22 | ボッシュ ブレーキ システム株式会社 | 倍力装置における弁プランジャの抜止め構造 |
US5807012A (en) * | 1995-07-31 | 1998-09-15 | Motorola, Inc. | Coupling apparatus |
JP3252348B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2002-02-04 | 株式会社パイオラックス | 金属製クリップ及び通孔を有する取付部材と軸状部材とを金属製クリップを介して固定する固定構造 |
US6132128A (en) * | 1998-06-17 | 2000-10-17 | Prince Corporation | Snap-on control member |
US6351917B1 (en) * | 1999-07-30 | 2002-03-05 | Steelcase Development Corporation | Stacking connector for partitions |
US6364566B1 (en) * | 2000-09-28 | 2002-04-02 | Du-Bro Products, Inc. | Universal connector for remote control vehicles |
DE10060340A1 (de) * | 2000-12-04 | 2002-06-06 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Geräuscharmer Keil für einen Bremskraftverstärker |
DE10203411A1 (de) * | 2002-01-28 | 2003-07-31 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Vakuumbetriebener Bremskraftverstärker |
FR2839484B1 (fr) * | 2002-05-07 | 2004-11-12 | Bosch Sist De Frenado Sl | Servomoteur d'assistance pneumatique au freinage comportant un dispositif d'assistance au freinage d'urgence a niveau de bruit de fonctionnement reduit |
US8104988B2 (en) * | 2006-05-29 | 2012-01-31 | Bradken Resources Pty Limited | Locking connector system |
DE102007013074A1 (de) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Lucas Automotive Gmbh | Wegbegrenzungsorgan in einer Bremskraftverstärkungseinrichtung und Bremskraftverstärkungseinrichtung |
FR2991273B1 (fr) * | 2012-05-31 | 2014-07-04 | Bosch Gmbh Robert | Servofrein a depression |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3172334A (en) * | 1958-04-09 | 1965-03-09 | Gen Motors Corp | Power brake booster |
DE1192532B (de) * | 1959-08-21 | 1965-05-06 | Bendix Corp | Hilfskraftvorrichtung, insbesondere zum Betaetigen der Bremsen von Kraftfahrzeugen |
JPS56149248A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Jidosha Kiki Co Ltd | Valve mechanism controller for brake booster |
JPS6243882Y2 (ja) * | 1980-07-25 | 1987-11-16 | ||
JPS6233651Y2 (ja) * | 1981-03-30 | 1987-08-28 | ||
US4587885A (en) * | 1983-09-09 | 1986-05-13 | Itt Industries, Inc. | Vacuum-operated brake power booster |
FR2561599B1 (fr) * | 1984-03-21 | 1986-08-22 | Dba | Servomoteur a depression d'assistance au freinage |
BR8502639A (pt) * | 1984-06-05 | 1986-02-12 | Lucas Ind Plc | Reforcador pneumatico,especialmente para sistemas de frenagem em veiculos motorizados |
JPS6233651U (ja) * | 1985-08-08 | 1987-02-27 | ||
JPS6358062U (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-18 | ||
JPH0722368Y2 (ja) * | 1987-02-12 | 1995-05-24 | 自動車機器株式会社 | ブレ−キ倍力装置 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP1987166697U patent/JPH0722369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-10-27 US US07/263,642 patent/US4951550A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-28 AU AU24465/88A patent/AU591849B2/en not_active Ceased
- 1988-10-31 KR KR2019880017846U patent/KR910005203Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890009040U (ko) | 1989-05-29 |
US4951550A (en) | 1990-08-28 |
AU2446588A (en) | 1989-05-04 |
KR910005203Y1 (ko) | 1991-07-22 |
JPH0170674U (ja) | 1989-05-11 |
AU591849B2 (en) | 1989-12-14 |
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