JP2816911B2 - 負圧ブースタ - Google Patents

負圧ブースタ

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JP2816911B2 JP4019041A JP1904192A JP2816911B2 JP 2816911 B2 JP2816911 B2 JP 2816911B2 JP 4019041 A JP4019041 A JP 4019041A JP 1904192 A JP1904192 A JP 1904192A JP 2816911 B2 JP2816911 B2 JP 2816911B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブースタシェル内に前
側が出力杆に連なり戻しばねによって後退方向へ弾発さ
れるブースタピストンを前後摺動自在に収納し、このブ
ースタピストンの前側と後側に、負圧源に連通する負圧
室と、制御弁を介して前記負圧室または大気に選択的に
連通する作動室とをそれぞれ形成し、入力杆の前側に連
結されてブースタピストンのピストンボスに前後相対摺
動自在に係合される弁ピストンと前記ピストンボスとの
間に前記制御弁を配設して成り、その制御弁がピストン
ボスに形成した第1弁座と、弁ピストンに形成した第2
弁座と、これら第1、第2弁座の後側に着座可能な弁体
とを備え、ピストンボスに対する弁ピストンの相対前進
時に第2弁座を弁体から離間させて作動室を大気に連通
させ、両室間に発生する圧力差でブースタピストンを弁
ピストンの動きに追随させて前進させるとともに、ピス
トンボスに対する弁ピストンの相対後退時に第1弁座を
弁体から離間させて作動室を負圧室に連通させ、前記戻
しばねの弾発力でブースタピストンを弁ピストンの動き
に追随させて後退させるように構成された負圧ブースタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる負圧ブースタとして、例えば実開
昭63−108857号公報に記載されたものが従来公
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる負圧
ブースタが休止状態にあるとき、作動室に保持された所
定量の空気がブースタピストンを負圧室に向けて前側に
押圧する圧力と、戻しばねがブースタピストンを作動室
に向けて後側に押圧する圧力とを釣り合わせることによ
り、制御弁の弁体を第1弁座と第2弁座とに着座させて
いる。しかるに、ブレーキペダルの踏力を弱めてブース
タピストンを後退させるとき、制御弁によって前記作動
室は負圧室に連通して負圧状態にあるため、ブースタピ
ストンが後退したときに制御弁の第2弁座を一時的に弁
体から離間させて作動室を大気に連通させ、該作動室に
所定量の空気を導入して前記休止状態に復帰させてやる
必要がある。
【0004】上記第2弁座と弁体の一時的な離間は、第
2弁座を有する弁ピストンの後退限に対して第1弁座を
有するピストンボスを僅かに相対後退させることにより
実現されるが、その際の弁ピストンの後退限の位置、す
なわち第1弁座と弁体の前後方向の位置関係は極めて微
妙なものとなる。そこで、上記公報に記載された負圧ブ
ースタでは、弁ピストンに接続された入力杆にナットで
前後方向に位置調整自在に設けられたストッパをブース
タシェルの後方延長筒の後端に当接させて前記弁ピスト
ンの後退限を規制し、これによりブースタピストンを所
定の休止位置に停止させるようにしている。
【0005】しかしながら、上述のようにストッパを入
力杆にナットで位置調整自在に固定した構造では、入力
杆が後退する度に前記ストッパが戻しばねの弾発力でブ
ースタシェルの後方延長筒の後端に衝突するため、その
衝撃で前記ナットが弛んでストッパの位置が変化し、ブ
ースタピストンの休止位置の調整に狂いが生じる可能性
がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ブースタピストンの休止位置を調整する調整部に衝
撃が加わるのを防止することを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、弁ピストンを、入力杆に接続されるピス
トン本体と、このピストン本体に嵌合保持されて第2弁
座が形成されるカラーとから構成し、前記ピストン本体
の後退限をストッパを介してブースタシェルにより規制
するとともに、後退限に達したピストン本体に対するピ
ストンボスの相対後退時に第2弁座を弁体から離間させ
てブースタピストンを前進させ、そのブースタピストン
を第1、第2弁座が弁体に着座する位置に停止させるこ
とを第1の特徴とする。
【0008】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記ストッパが弁ピストンのピストン本体に設けられて
ブースタシェルの内面に当接可能であることを第2の特
徴とする。
【0009】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記ストッパが入力杆に設けられてブースタシェルの後
端部に当接可能であることを第3の特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0011】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
のであり、先ず図1において、負圧ブースタのブースタ
シェル1は、対向端を相互に結合する前後一対のシェル
半体1a,1bから成り、該ブースタシェル1内にはブ
ースタピストン2が前後往復動自在に収容される。この
ブースタピストン2の後面にはダイヤフラム3が重合さ
れる。而してダイヤフラム3の外周ビード3aは、両シ
ェル半体1a,1bの衝合部に形成された溝4に結着さ
れ、該ダイヤフラム3の内周ビード3bはピストンボス
5の前部外周に結合される。ブースタピストン2および
ダイヤフラム3によりブースタシェル1内は、ブースタ
ピストン2の前面を臨ませる前方側の負圧室Aと、ダイ
ヤフラム3の後面を臨ませる後方側の作動室Bとに区画
される。
【0012】ブースタシェル1の後壁中央部には後方側
に延びる後方延長筒7が一体に突設されており、この後
方延長筒7の後端には大気導入口8を有するブーツ9が
設けられる。またブースタシェル1の前壁には負圧導入
管11が連設されており、負圧室Aは該負圧導入管11
を介して負圧源である内燃機関の吸気マニホールド(図
示せず)内に常時連通する。
【0013】図2を併せて参照すると明らかなように、
ピストンボス5は、前記後方延長筒7にシール部材12
およびブッシュ13を介して摺動自在に支承される筒部
5aを備える。ピストンボス5における筒部5a内の後
部には、大気導入口8からの導入空気を浄化するととも
に入力杆22の作動を妨げないように変形可能なフィル
タ36,37が装着される。
【0014】ブレーキペダルPには入力杆22が連結さ
れており、該入力杆22の先端の球状部に揺動可能に連
結されてクリップ21で固定された弁ピストン23が、
ピストンボス5に摺動可能に嵌合されている。而して前
記ブレーキペダルPの操作に応じた入力杆22の進退作
動による弁ピストン23のピストンボス5との相対移動
に応じて切換作動する制御弁6が、作動室Bと、負圧室
Aおよび大気導入口8との間に介設されている。
【0015】次に制御弁6の概略構成について説明す
る。制御弁6は、ゴムから成る弁体15と、該弁体15
の着座を可能としてピストンボス5の前部内壁に形成さ
れた環状の第1弁座141 と、弁ピストン23のピスト
ン本体23aの外周に圧入固定されたカラー23bの後
端に環状に形成され、前記第1弁座141 に囲繞されな
がら弁体15の着座を可能とした第2弁座142 とを備
える。
【0016】弁体15は、ゴム等の弾性材により両端を
開放した筒状に形成され、該弁体15の基端部がピスト
ンボス5に嵌着される弁体保持筒24を介してピストン
ボス5の内壁に挟止される。この弁体15の前端は、第
1および第2弁座141 ,142 への着座を可能として
厚肉に形成されるとともに弁ばね25により第1および
第2弁座141 ,142 側に弾発付勢される。而して弁
体15は、その中間部の変形により前記前端部を前後に
移動するように撓むことができる。
【0017】第1弁座141 の外側は、ピストンボス5
に設けられた通孔26を介して負圧室Aに連通される。
また第1および第2弁座141 ,142 の中間部はピス
トンボス5に設けられた別の通孔27を介して作動室B
に連通され、第2弁座142の内側は弁体15の内部を
介して大気導入口8に連通される。
【0018】かかる制御弁6において、弁体15が第1
および第2弁座141 ,142 に着座しているときには
負圧室Aおよび作動室B間の連通が遮断されるとともに
両室A,Bの大気導入口8との連通も遮断される。すな
わち制御弁6は切換中立状態となっている。
【0019】上記切換中立状態から弁ピストン23がピ
ストンボス5に対して前進作動すると第2弁座142
弁体15から離反し、作動室Bが大気導入口8に連通す
る。また弁ピストン23がピストンボス5に対して後退
作動すると、弁体15が第1弁座141 から離反し、負
圧室Aと作動室Bとが連通する。
【0020】ピストンボス5には、その前面中心部に開
口する大径のシリンダ孔28と、そのシリンダ孔28の
後部に同軸に連なる小径のシリンダ孔29とが設けら
れ、シリンダ孔28には、ゴム等から成る弾性ピストン
30および出力ピストン31が相互に当接して摺動自在
に嵌合される。またシリンダ孔29には弁ピストン23
と一体あるいは弁ピストン23の前面に当接する反力ピ
ストン32が摺動自在に嵌合され、該反力ピストン32
は弾性ピストン30の後端面に対向する。出力ピストン
31の前面には出力杆33が突設され、該出力杆33は
ブレーキマスタシリンダMの作動ピストン34に連接さ
れる。
【0021】入力杆22は弁体保持筒24とばね受け筒
10間に縮設した戻しばね35により後退方向に弾発付
勢され、その後退限はストッパ16により規制される。
ストッパ16はピストンボス5を半径方向に貫通するス
リット17に挿入され、その先端に形成した二股部18
を前記カラー23bと反力ピストン32に挟まれた弁ピ
ストン23のピストン本体23aに遊嵌させた状態で、
ピストンボス5に設けたホルダ19により抜け止めが施
される。そしてストッパ16の先端には、シェル半体1
bの内面に当接して入力杆22の後退限を規制するスト
ッパゴム20が設けられる。
【0022】ピストンボス5の前面には、シリンダ孔2
8からの出力ピストン31の脱落を阻止すべくリテーナ
39が嵌合しており、このリテーナ39とブースタシェ
ル1の前壁との間に縮設される戻しばね40により、ブ
ースタピストン2は後退方向すなわち作動室B側に常時
付勢され、このブースタピストン2の後退限はダイヤフ
ラム3の後面に隆起して形成された突起3cがブースタ
シェル1の後壁内面に当接することにより規制される。
【0023】図2および図3から明らかなように、弁ピ
ストン23のピストン本体23aに圧入されたカラー2
3bの外周には3個の通溝39が形成される。したがっ
て、大気導入口8から導入された大気の一部はピストン
ボス5に形成した通孔27から作動室Bに流入し、残り
の一部は前記カラー23bの外周に形成された3個の通
溝39からピストンボス5に形成したスリット17を通
って作動室Bに流入する。
【0024】カラー23bが弁ピストン23のピストン
本体23aに圧入固定される時、その圧入位置は治具を
用いて以下のように調整される。すなわち、負圧ブース
タが休止状態にあるとき、図1および図2に示すよう
に、入力杆22はストッパ16のストッパゴム20がシ
ェル半体1bの内面に当接する後退限にあり、またブー
スタピストン2はダイヤフラム3の突起3cがシェル半
体1bの内面から前方に僅かに離間した位置にあり、弁
体15はピストンボス5に形成した第1弁座14 1 とカ
ラー23bに形成した第2弁座142 の両方に着座す
る。またブレーキペダルPの踏力を弱めることによりブ
ースタピストン2が後退する過程で、そのブースタピス
トン2が図1および図2に示す位置を僅かに通り越して
前記突起3cがシェル半体1bの内面に当接したとき、
図4に示すように、ブースタピストン2と共に後退する
ピストンボス5の第1弁座141 が弁ばね25に抗して
弁体15を圧縮し、その弁体15はカラー23bに形成
した第2弁座142 から離間する。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する。
【0026】車両を制動すべくブレーキペダルPに踏力
を加え、入力杆22とそれに結合された弁ピストン23
を前進作動せしめると、当初、ブースタピストン2は不
動であるから、弁ピストン23のピストン本体23aに
圧入したカラー23bの第2弁座142 が制御弁6の弁
体15から離間する。これにより作動室Bは大気導入口
8に連通して大気圧となり、負圧室Aおよび作動室B間
に生じる大きな気圧差によりブースタピストン2が前進
作動し、出力杆33を介してマスタシリンダMの作動ピ
ストン34を倍力作動させることができる。
【0027】ブレーキペダルPの踏力を開放すると、先
ず入力杆22が戻しばね40の弾発力により弁ピストン
23と共に後退し、第2弁座142 を弁体15に着座さ
せるとともに、第1弁座141 から弁体15を離間させ
る。その結果、負圧室Aと作動室Bが通孔26を介して
連通して気圧差が消滅あるいは減少するので、ブースタ
ピストン2は戻しばね40の弾発力で後退し、マスタシ
リンダMの作動を解除する。
【0028】ブースタピストン2と共にピストンボス
5、弁ピストン23、および入力杆22が後退する過程
で、先ず弁ピストン23に係止したストッパ16のスト
ッパゴム20がシェル半体1bの内面に当接すると、弁
ピストン23および入力杆22は図2に示す後退限に停
止する。しかるに、ブースタピストン2とピストンボス
5は、図4に示すように、ダイヤフラム3に形成した突
起3cがシェル半体1bの内面に当接する位置まで更に
後退するため、ピストンボス5に形成した第1弁座14
1 が弁体15を圧縮し、その弁体15をカラー23bに
形成した第2弁座142 から離間させる。その結果、大
気導入口8から作動室Bに大気が補給されるため、ブー
スタピストン2とピストンボス5は負圧室Aと作動室B
間に所定の気圧差が生じる休止位置(図2参照)へ向け
て僅かに前進する。これにより制御弁6の弁体15は第
1弁座141 と第2弁座142 とに着座し、負圧ブース
タは制動操作が行われる以前の休止状態に復帰する。こ
のとき上記ダイヤフラム3には負圧室Aと作動室B間の
圧力差によって適切な張力が与えられるため、次にブレ
ーキペダルPを操作してブースタピストン2を前進させ
る際に、その応答性を向上させることができる。
【0029】上述のように、第2弁座142 を有するカ
ラー23bをピストン本体23aに圧入固定する位置を
変化させることによりブースタピストン2の休止位置を
調整しているので、入力杆に対するストッパの固定位置
を調整することによりブースタピストンの休止位置を調
整する従来のものの不都合が解消される。即ち、入力杆
に位置調整自在に設けたストッパに戻しばねの荷重によ
る衝撃が加わると、そのストッパが位置ずれしてブース
タピストンの休止位置に狂いが発生し易いが、ピストン
本体23aに圧入固定したカラー23bには弁ばね25
の僅かな荷重しか加わらないため、長期の使用後にも第
2弁座142 と弁体15の位置関係に誤差が生じること
がなくなり、ブースタピストン2の休止位置を安定させ
ることができる。
【0030】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0031】この実施例では、入力杆22に形成した環
状突起22aと該入力杆22に嵌合するばね受け筒10
との間に、後方延長筒7の後端に当接して弁ピストン2
3の後退限を規制するストッパ41が挟持される。スト
ッパ41の直径は、ピストンボス5の筒部5aの内部に
弁体保持筒24を固定するためのC型止め輪43の内径
よりも小さく形成され、これにより後方延長筒7の大気
導入口7aからスムーズに空気が導入される。
【0032】弁ピストン23は、ピストンボス5のシリ
ンダ孔29に摺動自在に嵌合するピストン本体23a
と、このピストン本体23aの外周に圧入固定されるカ
ラー23bから構成され、ピストン本体23aは入力杆
22先端の球状部にカシメ42により結合されるととも
に、カラー23bには弁体15に着座可能な第2弁座1
2 が一体に形成される。カラー23bのピストン本体
23aへの圧入位置は、負圧ブースタが図示した休止状
態にあるとき、第1弁座141 と第2弁座142が共に
弁体15に着座し得るように調整される。
【0033】本実施例においても、戻しばね35の大き
な荷重が加わるストッパ41を位置調整不能とし、その
代わりに第2弁座142 を有するカラー23bをピスト
ン本体23aに圧入固定する位置によりブースタピスト
ン2の休止位置を調整しているので、長期間使用しても
ブースタピストン2の休止位置にずれが発生することが
防止される。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の小設
計変更を行うことが可能である。
【0035】例えば、実施例ではカラー23bを弁ピス
トン23のピストン本体23aに圧入して固定している
が、両者を螺合により固定することも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弁ピスト
ンのピストン本体の後退限をストッパにより規制し、前
記ピストン本体に対するカラーの嵌合位置を調整するこ
とによりブースタピストンの休止位置を設定しているの
で、ピストン本体が後退限に達して前記ストッパが作用
した際の衝撃が前記カラーに直接加わることが防止され
る。その結果、従来の位置調整可能なストッパの弛みに
よるブースタピストンの休止位置のずれを防止し、その
ブースタピストンの休止位置を長期に亘って安定させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による負圧ブースタの縦断
面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図1に対応する作用の説明図
【図5】本発明の第2実施例に係る、前記図2に対応す
る図
【符号の説明】
1 ブースタシェル 2 ブースタピストン 5 ピストンボス 6 制御弁 141 第1弁座 142 第2弁座 15 弁体 16 ストッパ 22 入力杆 23 弁ピストン 23a ピストン本体 23b カラー 33 出力杆 40 戻しばね 41 ストッパ A 負圧室 B 作動室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/52,13/577

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブースタシェル(1)内に前側が出力杆
    (33)に連なり戻しばね(40)によって後退方向へ
    弾発されるブースタピストン(2)を前後摺動自在に収
    納し、このブースタピストン(2)の前側と後側に、負
    圧源に連通する負圧室(A)と、制御弁(6)を介して
    前記負圧室(A)または大気に選択的に連通する作動室
    (B)とをそれぞれ形成し、入力杆(22)の前側に連
    結されてブースタピストン(2)のピストンボス(5)
    に前後相対摺動自在に係合される弁ピストン(23)と
    前記ピストンボス(5)との間に前記制御弁(6)を配
    設して成り、その制御弁(6)がピストンボス(5)に
    形成した第1弁座(14 1 )と、弁ピストン(23)に
    形成した第2弁座(142 )と、これら第1、第2弁座
    (141 ,142 )の後側に着座可能な弁体(15)と
    を備え、ピストンボス(5)に対する弁ピストン(2
    3)の相対前進時に第2弁座(142 )を弁体(15)
    から離間させて作動室(B)を大気に連通させ、両室
    (A,B)間に発生する圧力差でブースタピストン
    (2)を弁ピストン(23)の動きに追随させて前進さ
    せるとともに、ピストンボス(5)に対する弁ピストン
    (23)の相対後退時に第1弁座(141 )を弁体(1
    5)から離間させて作動室(B)を負圧室(A)に連通
    させ、前記戻しばね(40)の弾発力でブースタピスト
    ン(2)を弁ピストン(23)の動きに追随させて後退
    させるように構成された負圧ブースタにおいて、 前記弁ピストン(23)を、入力杆(22)に接続され
    るピストン本体(23a)と、このピストン本体(23
    a)に嵌合保持されて前記第2弁座(142 )が形成さ
    れるカラー(23b)とから構成し、前記ピストン本体
    (23a)の後退限をストッパ(16,41)を介して
    ブースタシェル(1)により規制するとともに、後退限
    に達したピストン本体(23a)に対するピストンボス
    (5)の相対後退時に第2弁座(142 )を弁体(1
    5)から離間させてブースタピストン(2)を前進さ
    せ、そのブースタピストン(2)を第1、第2弁座(1
    1 ,142 )が弁体(15)に着座する位置に停止さ
    せることを特徴とする負圧ブースタ。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ(16)が弁ピストン(2
    3)のピストン本体(23a)に設けられてブースタシ
    ェル(1)の内面に当接可能であることを特徴とする、
    請求項1記載の負圧ブースタ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ(41)が入力杆(22)
    に設けられてブースタシェル(1)の後端部に当接可能
    であることを特徴とする、請求項1記載の負圧ブース
    タ。
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