JP3784590B2 - 負圧ブースタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動車のブレーキマスタシリンダの倍力作動のために用いられる負圧ブースタに関し,特に,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,弁ピストン及び弁筒間で入力杆の前後動に応じて作動室を負圧室と大気とに連通切換えする制御弁とを配設し,弁筒,弁ピストン及び,弁筒に摺動可能に嵌合する出力杆の三者間に,弁筒及び出力杆間に介在する弾性ピストンと,出力杆と反対側で弾性ピストンに対向する,それより小径の反力ピストンと,この反力ピストン及び弁ピストン間に圧縮方向のセット荷重を付与される状態で介裝されるばねとを備える反力機構を設けたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる負圧ブースタは,例えば特開平10−100887号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかゝる負圧ブースタでは,反力ピストンの中間部外周にフランジを形成すると共に,同ピストンの後端にリテーナを一定ストローク摺動可能に連結し,このリテーナ及び前記フランジ間に前記ばねを縮設し,このばねが所定量圧縮されるとリテーナが反力ピストンに当接して,入力杆への入力が弁ピストンからリテーナを介して反力ピストン,弾性ピストンへと伝達し,その後,倍力限界点に達するようになっている。
【0004】
従来のかゝる負圧ブースタでは,図5の出力特性線図に示すように,倍力比,即ち出力と入力との比は,前記ばねの圧縮変形域に入ると増加するものゝ,その領域を超えると減少するので,この場合の出力特性は,制動に理想的な二次曲線からずれることになり,操作フィーリングを損なう欠点がある。
【0005】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,出力杆の出力特性を,その出力が倍力限界点に達するまでは,制動に理想的とされる二次曲線に近似したものとし得るようにした,前記負圧ブースタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,前記弁ピストン及び前記弁筒間で前記入力杆の前後動に応じて前記作動室を前記負圧室と大気とに連通切換えする制御弁とを配設し,前記弁筒,前記弁ピストン及び,前記弁筒に摺動可能に嵌合する出力杆の三者間に,前記弁筒及び前記出力杆間に介在する弾性ピストンと,前記出力杆と反対側で前記弾性ピストンに対向する,それより小径の反力ピストンと,この反力ピストン及び前記弁ピストン間に圧縮方向のセット荷重を付与されて介裝されるばねとを備える反力機構を設けた負圧ブースタにおいて,前記弁筒に,前記ばねの圧縮限界手前で弁ピストンの前端面を受け止めるストッパ部を設けたことを第1の特徴とする。
【0007】
この第1の特徴によれば,入力杆の前進時,入力杆への入力が前記ばねのセット荷重を下回っている間は,入力杆及び反力ピストン間は一個の剛体を構成するので,出力杆の出力は,弾性ピストンに当接する作動ピストン及び反力ピストンの受圧面積の比に応じた倍力比をもって上昇する。
【0008】
入力杆への入力が前記ばねのセット荷重を上回ると,そのばねが弁ピストン及びリテーナ間で圧縮されて,弾性ピストンから反力ピストンに作用する反力の一部を吸収するので,倍力比が恰も増加したようになる。
【0009】
そして,前記ばねの圧縮限界に達する手前で弁ピストンが弁筒のストッパ部に当接して,倍力限界点に到達せしめるので,倍力比の減少を回避することができる。したがって,倍力限界点に至る出力杆の出力特性は,効果的な制動を行うに理想的な二次曲線に近似したものとすることができる。
【0010】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記弁ピストンの前端面に支軸を突設し,この支軸に一定ストローク摺動可能に連結されるリテーナと前記弁ピストンとの間に前記ばねを縮設したことを第2の特徴とする。
【0011】
この第2の特徴によれば,小物部品であるコイルばね及びリテーナを弁ピストンに結合して,入力杆に連なる一組の組立体を構成するので,負圧ブースタの組立時,入力杆の弁筒への挿入と同時に,小物部品のコイルばね及びリテーナを弁筒内の所定箇所に装着することができ,組立性が良好となる。
【0012】
【実施例の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施例に係るタンデム型負圧ブースタを入力杆の休止状態で示す縦断面図,図2は図1の2部拡大図,図3は倍力限界状態を示す,図2に対応した作用説明図,図4は上記負圧ブースタの倍力特性を示す線図である。
【0014】
先ず,図1及び図2において,負圧ブースタBのブースタシェル1は,対向端を相互に結合する前後一対のシェル半体1a,1bと,両シェル半体1a,1b間に挟止されてブースタシェル1内部を前部シェル室2と後部シェル室3とに仕切る隔壁板1cとから構成され,その後部シェル半体1bが自動車の車室前壁Fにボルト8により固定して支持され,前部シェル半体1aには,該ブースタBにより作動されるブレーキマスタシリンダMのシリンダボディMaがボルト9により固着される。
【0015】
前部シェル室2は,それに前後往復動可能に収容される前部ブースタピストン4と,その後面に重ねて結着されると共に前部シェル半体1aと隔壁板1c間に挟着される前部ダイヤフラム5とにより,前側の前部負圧室2aと後側の前部作動室2bとに区画される。そして,前部負圧室2aは,負圧導入管14を介して負圧源V(例えば内燃機関の吸気マニホールド内部)と接続される。
【0016】
また後部シェル室3は,それに前後往復動可能に収容される後部ブースタピストン6と,その後面に重ねて結着され,且つ隔壁板1cと共に両シェル半体1a,1b間に固着される後部ダイヤフラム7とにより,前側の後部負圧室3aと後側の後部作動室3bとに区画される。
【0017】
前,後部ブースタピストン4,6はそれぞれ鋼板により環状に成形されており,これらは中心部に固着される合成樹脂製の弁筒10を介して一体に連結される。弁筒10は,隔壁板1cにシール部材11を介して,また後部シェル半体1bの中心部に形成された後方延長筒12にシール部材13を介して摺動自在に支承される。両ブースタピストン4,6の後退限は,後部ダイヤフラム7の後面に多数隆起させた突起7aがブースタシェル1の後壁に当接することにより規定される。
【0018】
弁筒10内には,弁ピストン18,この弁ピストン18に連結する入力杆20,及びこの入力杆20の前後動に応じて作動室2b,3bを負圧室2a,3aと大気とに連通切換えする制御弁38とが配設される。
【0019】
弁ピストン18は,連結筒部18aと,この連結筒部18aの前端に一体に連設されたピストン部18aと,連結筒部18aの後端に一体に連設された大気導入弁座31とからなっており,連結筒部18aの内側には入力杆20の球状前端部20aが嵌合されると共に,その抜け止めのために連結筒部18aの一部19がかしめられ,こうして入力杆20は弁ピストン18に首振り可能に連結される。
【0020】
弁筒10には,前後部の負圧室2a,3a間を連通する第1連通路28aと,前後部の作動室2b,3b間を連通する第2連通路28bと,第1連通路28aに連なって弁筒10内周面に開口する第1ポート29aと,第2連通路28bに連なると共に,第1ポート29aより前方で弁筒10内周面に開口する第2ポート29bとが形成される。それら第1及び第2ポート29a,29bの前後方向中間の弁筒10内周面に環状の負圧導入弁座30とが形成される。また弁筒10の前部内周面に円筒状の弁ピストン18が摺動自在に嵌装され,この弁ピストン18の後端には,第2ポート29bに連なる環状通路32を挟んで負圧導入弁座30に囲繞される環状の大気導入弁座31が形成されおり,負圧導入弁座30及び大気導入弁座31に対向する共通一個の弁体34が弁筒10内に配設される。この弁体34は,負圧導入弁座30及び大気導入弁座31に着座可能に対向する環状の弁部34aを前端に,環状の取付けビード部34bを後端に,その両部分34a,34bを軸方向相対変位可能に連結するダイヤフラム部34cを中間部にそれぞれ形成してなるもので,取付けビード部34bは,弁筒10の後部内周面に嵌着される円筒状の弁ホルダ35の前端部により,弁筒10内周面に取付けられる。そして,その弁部34aを両弁座30,31との着座方向へ付勢する弁ばね36が弁部34aと入力杆20との間に縮設される。
【0021】
以上において,上記両弁座30,31,弁体34及び弁ばね36は制御弁38を構成する。
【0022】
後方延長筒12の後端には,中心部に大気導入口39が開口する内向きフランジ12aが一体に形成されており,このフランジ12aの内側面に当接して入力杆20の後退限を規定するストッパ板40が入力杆20に前後方向調節可能に固着され,その後退限に向かって入力杆20は,弁ホルダ35に支持される入力戻しばね41により付勢される。
【0023】
また弁筒10の後端部内周には,エアフィルタ42が装着され,それを通して第1弁座30aの内周は大気導入口39と常時連通している。上記エアフィルタ42は,入力杆20の弁筒10に対する前後動を妨げないように柔軟性を有する。
【0024】
弁筒10には,その前端側から小径シリンダ孔16a,中径シリンダ孔16b及び大径シリンダ孔16cが順次段状に連ねて設けられ,その大径シリンダ孔16cに前記弁ピストン18が摺動自在に嵌合される。そして,中径シリンダ孔16b及び大径シリンダ孔16c間の境界段部45は,倍力時,弁ピストン18のピストン部18b前端面が当接するストッパ部とされる。
【0025】
上記ピストン部18bの前端面には,凹部18と,この凹部18の底面中心部から突出する支軸46とが形成される。支軸46は,その基部となる大径軸部46aと,この大径軸部46aの先端から突出する小径軸部46bとからなっており,その小径軸部46bには,中径シリンダ孔16bに位置して反力ピストン17の後端面に当接するリテーナ47のボス47aが摺動自在に嵌合され,このリテーナ47とピストン部18bの凹部18底面との間に,コイルばね48が圧縮方向に一定のセット荷重を付与されて装着される。
【0026】
小径軸部46bの先端部には,リテーナ47のボス47aの前端を支承する座金49が装着されると共に,その外れ止めのために小径軸部46bの先端にかしめ加工による膨大部50が形成される。
【0027】
而して,リテーナ47のボス47aは,座金49に支承させる位置と大径軸部46aの前端に当接する位置との間を小径軸部46b上で摺動可能であり,その摺動距離aは,制御弁38の中立状態における弁ピストン18及びストッパ部45間の距離bより僅かに大きく設定される。コイルばね48の圧縮限界は,リテーナ47がボス47aが大径軸部46aの前端に当接することにより規定されるので,上記のような距離abの設定によれば,入力杆20の前進時,弁ピストン18は,コイルばね48が圧縮限界に達する手前で弁筒10のストッパ部45に当接することになる。
【0028】
小径シリンダ孔16aには,リテーナ47の前面に当接する反力ピストン17が摺動可能に嵌合される。この反力ピストン17の後端面には,前記コイルばね48の圧縮変形時,支軸46の先端部を受容する凹部51が設けられる。
【0029】
また,弁筒10の前端部は,前記反力ピストン17より大径の作動ピストン15に形成され,この作動ピストン15の前面中心部に前記小径シリンダ孔16aが開口する。作動ピストン15の外周にはカップ体21が摺動自在に嵌合され,このカップ体21には作動ピストン15及び反力ピストン17に対向する偏平な弾性ピストン22が充填される。その際,反力ピストン17及び弾性ピストン22間には,負圧ブースタBの非作動時,一定の間隙gが発生するようになっている。
【0030】
以上において,作動ピストン15,反力ピストン17,弾性ピストン22,コイルばね48及びカップ体21は,入力杆20に対する入力とブースタピストン4,6の推力との合力を出力杆25に伝達する反力機構24を構成する。
【0031】
カップ体21の前面には出力杆25が突設され,この出力杆25は前記ブレーキマスタシリンダMのピストンMbに連接される。またカップ体21及び弁筒10の前端面に当接するリテーナ26が配設され,このリテーナ26とブースタシェル1の前壁との間に弁筒戻しばね27が縮設される。
【0032】
次にこの実施例の作用について説明する。
【0033】
負圧ブースタBの休止状態では,図1に示すように,入力杆20は後退限に位置し,制御弁38は,弁体34を大気導入弁座31及び負圧導入弁座30に着座させて前,後部両作動室2b,3bを両負圧室2a,3a及び大気導入口39の何れとも不通にした中立状態にあり,このような制御弁38により,両負圧室2a,3aには,負圧導入管14を通して供給される負圧源の負圧が蓄えられ,両作動室2b,3bには,大気により適当に希釈された負圧が保持される。こうして前,後部ブースタピストン4,6には,前部の負圧室2aと作動室2b,後部の負圧室3aと作動室3bの各間に生じる僅かな気圧差により小さな前進力が与えられるが,これらの前進力と弁筒戻しばね27の力とが釣合って,両ブースタピストン4,6は後退限から僅かに前進したところで停止している。
【0034】
いま,車両を制動すべくブレーキペダルPを踏込んで,入力杆20を前進させると,弁ピストン18も前進する。当初,両ブースタピストン4,6は不動であるから,弁ピストン18の前進により大気導入弁座31が弁体34から離れて,第2ポート29bを環状通路32及び弁体34内部を通して大気導入口39に連通させる。その結果,大気導入口39から弁筒10内に流入した大気は大気導入弁座31を通過し,第2ポート29bを経て両作動室2b,3bに素早く導入され,該室2b,3bを両負圧室2a,3aより高圧にするので,それらの気圧差に基づく前方推力を得て両ブースタピストン4,6は,弁筒10及び作動ピストン15を伴いながら弁筒戻しばね27の力に抗して入力杆20の動きに追従するように前進するので,作動ピストン15が弾性ピストン22を介してカップ体21,即ち出力杆25を前方へ押動してブレーキマスタシリンダMのピストンMbを駆動するので,車両の各ホイールシリンダを作動して,車両に制動をかけることができる。
【0035】
ところで,図2に示すように,当初,反力ピストン17及び弾性ピストン22間には一定の間隙gが設けてあるので,出力杆25の作動に伴う反力により圧縮されて小径シリンダ孔16aに食み出した弾性ピストン22の一部に,入力杆20と共に前進する反力ピストン17が当接するまでは,出力杆25の反力は入力杆20に伝達されない。したがって,出力杆25の出力は,図4の線a−bのように急速に立ち上がるジャンピング特性を発揮し,これによりマスタシリンダMやホイールシリンダ等における無効間隙を早期に排除することができる。
【0036】
反力ピストン17が弾性ピストン22に当接してからは,弾性ピストン22の後端面には,作動ピストン15に加わる両ブースタピストン4,6の推力と,入力杆20から弁ピストン18及びコイルばね48を介して反力ピストン17に加わる操縦者の踏力(入力)とが作用し,またその前端面には出力杆25の作動反力が作用することになるので,出力杆25の作動反力の一部が弾性ピストン22を介して入力杆20に伝達される。
【0037】
而して,入力杆20への入力がコイルばね48のセット荷重を下回っている間は,入力杆20及び反力ピストン17間は一個の剛体を構成しているので,出力杆25の出力は,図4の線b−cに示すように,弾性ピストン22に当接する作動ピストン15及び反力ピストン17の受圧面積の比に応じた倍力比をもって上昇し,操縦者は出力杆25の出力の大きさを適度に感受することができる。
【0038】
入力杆20への入力がコイルばね48のセット荷重を上回ると,そのコイルばね48が弁ピストン18及びリテーナ47間で圧縮変形を余儀なくされるようになり,その圧縮変形によって,反力ピストン17から弁ピストン18への反力の伝達が減衰されるため,倍力比が増加したようになり,出力杆25の出力は,図4の線c−dのように立ち上がる。
【0039】
そして,大気導入弁座31の全開状態が継続される倍力限界点dに達すると,図3に示すように,弁ピストン18の前端面が弁筒10のストッパ部45に当接し,その後,反力ピストン17により後方へ押圧されるリテーナ47のボス47aが弁ピストン18の支軸46の大径軸部46aに押し付けられるようになる。
【0040】
かくして,ジャンピング点bから倍力限界点dに至る出力杆25の出力の特性は,効果的な制動を行うに理想的な二次曲線に近似したものとなる。
【0041】
倍力限界点dを過ぎた後は,出力杆25の出力は,図4の線d−eに示すように,ブースタピストン4,6の気圧差による最大推力と,入力杆20への入力との和となる。
【0042】
ところで,小物部品であるコイルばね48及びリテーナ47は,入力杆20に連結された弁ピストン18の支軸46に取付けられて,入力杆20等と共に一組の組立体を構成するので,負圧ブースタBの組立時,入力杆20の弁筒10への挿入と同時に,小物部品のコイルばね48及びリテーナ47を弁筒10内の所定箇所に装着することができ,組立性が良好となる。
【0043】
なお,小物で独立した反力ピストン17は,弾性ピストン22の装着前に,弁筒10の前面側から小径シリンダ孔16aに容易に嵌装することができる。
【0044】
また反力ピストン17の後端面には,コイルばね48の圧縮変形時,支軸46の先端部を受容する凹部51が設けられるので,リテーナ47のボス47aの支軸46に対する軸受け長を充分に確保し得ると共に,支軸46と反力ピストン17との干渉を回避することができる。
【0045】
さらに,コイルばね48は,弁ピストン18前端面の凹部18底面とリテーナ47間に装着され,その一部を凹部18に収容したので,弁ピストン18及びリテーナ47間の狭いスペースに比較的長いコイルばね48を設置することが可能となり,そのばね定数の低下を図ることができる。
【0046】
車両の制動状態を解除すべく,ブレーキペダルPから踏力を解放すると,先ず入力杆20及び弁ピストン18が入力戻しばね41の力をもって後退する。これに伴い,弁ピストン18は,大気導入弁座31を弁体34に着座させながら,その弁体34を負圧導入弁座30から大きく離間させるので,両作動室2b,3bが第2ポート29b,環状通路32及び第1ポート29aを介して両負圧室2a,3aと連通する。その結果,両作動室2b,3bへの大気の導入が阻止される一方,両作動室2b,3bの空気が両負圧室2a,3aを経て負圧限Vに吸入され,それらの気圧差が無くなるため,ブースタピストン4,6も,弁筒戻しばね27の力をもって後退し,マスタシリンダMの作動を解除していく。
【0047】
その後,入力杆20がストッパ板40を後方延長筒12の内向きフランジ12aに当接させる後退限まで後退すると,後部ブースタピストン6は,一旦,後部ダイヤフラム7の突起7aをブースタシェル1の後壁に当接させる後退限まで戻り,今度は負圧導入弁座30を弁体34に着座させると共に,弁体34を大気導入弁座31から離間させるので,再び両作動室2b,3bに大気が導入されるが,それにより生ずる気圧差により両ブースタピストン4,6が僅かに前進すれば,負圧導入弁座30にも弁体34が着座し,制御弁38を当初の中立状態にする。こうして両作動室2b,3bには,大気に希釈された負圧が保持され,負圧ブースタBは,図1及び図2の休止状態となる。
【0048】
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,負圧ブースタBを,ブースタピストンを単一とするシングル型に構成することもできる。また入力杆20のストッパ板40及び後方延長筒12の内向きフランジ12aを廃止し,負圧ブースタBの休止時には,負圧導入弁座30を開放したまゝにして,作動室2b,3bを負圧室2a,3aとの連通状態に保持するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,ブースタシェルに,その内部を負圧源に連なる前側の負圧室と後側の作動室とに区画するブースタピストンを収容し,このブースタピストンに連設される弁筒に,該弁筒に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストンと,この弁ピストンに前端部を連結する入力杆と,前記弁ピストン及び前記弁筒間で前記入力杆の前後動に応じて前記作動室を前記負圧室と大気とに連通切換えする制御弁とを配設し,前記弁筒,前記弁ピストン及び,前記弁筒に摺動可能に嵌合する出力杆の三者間に,前記弁筒及び前記出力杆間に介在する弾性ピストンと,前記出力杆と反対側で前記弾性ピストンに対向する,それより小径の反力ピストンと,この反力ピストン及び前記弁ピストン間に圧縮方向のセット荷重を付与されて介裝されるばねとを備える反力機構を設けた負圧ブースタにおいて,前記弁筒に,前記ばねの圧縮限界手前で弁ピストンの前端面を受け止めるストッパ部を設けたので,前記ばねの圧縮限界に達する手前で,弁筒のストッパ部が弁ピストンの前端面を受け止めることにより,倍力比の減少を回避して,出力杆の出力特性を制動に理想的な二次曲線に近似したものとすることができ,操作フィーリングの向上に寄与し得る。
【0050】
また本発明の第2の特徴によれば,前記弁ピストンの前端面に支軸を突設し,この支軸に一定ストローク摺動可能に連結されるリテーナと前記弁ピストンとの間に前記ばねを縮設したので,小物部品であるコイルばね及びリテーナを弁ピストン及び入力杆と共に一組の組立体に構成でき,したがって,負圧ブースタの組立時,入力杆の弁筒への挿入と同時に,小物部品のコイルばね及びリテーナを弁筒内の所定箇所に装着することが可能となり,組立性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタンデム型負圧ブースタを入力杆の休止状態で示す縦断面図。
【図2】図1の2部拡大図。
【図3】上記負圧ブースタの倍力限界状態を示す,図2に対応した作用説明図。
【図4】上記負圧ブースタの倍力特性線図。
【図5】従来の負圧ブースタの倍力特性線図。
【符号の説明】
B・・・・負圧ブースタ
V・・・・負圧源
1・・・・ブースタシェル
2a・・・負圧室(前部負圧室)
3a・・・負圧室(後部負圧室)
2b・・・作動室(前部作動室)
3b・・・作動室(後部作動室)
4・・・・ブースタピストン(前部ブースタピストン)
6・・・・ブースタピストン(後部ブースタピストン)
10・・・弁筒
17・・・反力ピストン
18・・・弁ピストン
20・・・入力杆
22・・・弾性ピストン
24・・・反力機構
25・・・出力杆
38・・・制御弁
45・・・ストッパ部
46・・・支軸
47・・・リテーナ
48・・・ばね(コイルばね)

Claims (2)

  1. ブースタシェル(1)に,その内部を負圧源(V)に連なる前側の負圧室(2a,3a)と後側の作動室(2b,3b)とに区画するブースタピストン(4,6)を収容し,このブースタピストン(4,6)に連設される弁筒(10)に,該弁筒(10)に前後方向摺動自在に嵌合する弁ピストン(18)と,この弁ピストン(18)に前端部を連結する入力杆(20)と,前記弁ピストン(18)及び前記弁筒(10)間で前記入力杆(20)の前後動に応じて前記作動室(2b,3b)を前記負圧室(2a,3a)と大気とに連通切換えする制御弁(38)とを配設し,前記弁筒(10),前記弁ピストン(18)及び,前記弁筒(10)に摺動可能に嵌合する出力杆(25)の三者間に,前記弁筒(10)及び前記出力杆(25)間に介在する弾性ピストン(22)と,前記出力杆(25)と反対側で前記弾性ピストン(22)に対向する,それより小径の反力ピストン(17)と,この反力ピストン(17)及び前記弁ピストン(18)間に圧縮方向のセット荷重を付与されて介裝されるばね(48)とを備える反力機構(24)を設けた負圧ブースタにおいて,
    前記弁筒(10)に,前記ばねの圧縮限界手前で弁ピストン(18)の前端面を受け止めるストッパ部(45)を設けたことを特徴とする,負圧ブースタ。
  2. 請求項1記載の負圧ブースタにおいて,
    前記弁ピストン(18)の前端面に支軸(46)を突設し,この支軸(46)に一定ストローク摺動可能に連結されるリテーナ(47)と前記弁ピストン(18)との間に前記ばね(48)を縮設したことを特徴とする,負圧ブースタ。
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