JPH0722350Y2 - 熱交換器の取付け構造 - Google Patents

熱交換器の取付け構造

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Publication number
JPH0722350Y2
JPH0722350Y2 JP4234889U JP4234889U JPH0722350Y2 JP H0722350 Y2 JPH0722350 Y2 JP H0722350Y2 JP 4234889 U JP4234889 U JP 4234889U JP 4234889 U JP4234889 U JP 4234889U JP H0722350 Y2 JPH0722350 Y2 JP H0722350Y2
Authority
JP
Japan
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header pipe
lid
isolator
heat exchanger
header
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4234889U
Other languages
English (en)
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JPH02132521U (ja
Inventor
保秀 鈴木
束差 柳谷
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両に搭載されるパラレルフロータイプの熱
交換器の取付け構造に関する。
(従来の技術) 従来、車両に搭載されるパラレルフロータイプのコンデ
ンサ等の熱交換器としては、例えば、実開昭63-142586
号に記載されたものが知られている。
この種の熱交換器は、複数のチューブとフィンが交互に
積層され、各チューブの一端側に入側ヘッダパイプが連
結される一方、各チューブの他端側に出側ヘッダパイプ
が連結されている。また、各ヘッダパイプの下端開口部
には係止突起を有する下蓋が取着され、上端開口部には
係止孔を有する上蓋が取着されている。そして、下蓋の
係止突起をゴム製のアイソレータを介して下側取付板の
係止部に係合し、上蓋の係止孔内に、上側取付板に突設
された突起をゴム製のアイソレータを介して係合するこ
とにより、熱交換器を車体側に取付けるようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上述した従来の熱交換器の取付け構造におい
ては、ヘッダパイプの上部や下部を閉塞する上蓋および
下蓋にアイソレータを直接係合させて取付ける構造とな
っているため、これらの蓋に非常に大きな荷重が加わ
り、また、車体振動の影響を直接受けるので破損し、冷
媒漏れを起す原因になりかねない。
また、ヘッダパイプの開口部に蓋を嵌合しているため、
ヘッダパイプの上下端側の寸法が長くならざるを得ず、
特に下蓋の場合には、ヘッダパイプ内の下端側に冷媒が
たまるとともに、冷媒容量が増大するという不具合があ
る。
そこで本考案では、蓋に荷重が加わらず、ヘッダパイプ
内の冷媒容量を低減できる熱交換器の取付け構造を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の取付け構造は、複数のチューブとフィンとが交
互に積層され、前記各チューブの一端側に入側のヘッダ
パイプが連結されるとともに、各チューブの他端側には
出側のヘッダパイプが連結されたパラレルフロータイプ
の熱交換器であって、前記各々のヘッダパイプの一端側
および他端側にそれぞれの端部から所要の位置に蓋を配
設し、ヘッダパイプの各端部に前記蓋と離間してアイソ
レータを取着し、このアイソレータを取付け部材の係合
部に取付ける構成とされている。
(作用) したがって、各アイソレータが蓋と離間してヘッダパイ
プの端部に直接取着されるので、各蓋に荷重が加わるこ
とを回避できるとともに、車体等の振動による悪影響を
低減でき、冷媒漏れ等の発生のおそれを防止できる。ま
た、各蓋がヘッダパイプの端部から所要寸法だけ内側に
設けられているので、ヘッダパイプ内の冷媒容量が低減
でき、特にヘッダパイプの下端側において冷媒溜りを減
少することが可能となる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例の熱交換器(コンデンサ)1は、第1図に示す
ように、複数の偏平チューブ2と波状フィン3とが交互
となるように積層され、複数の偏平チューブ2の一端側
には入側のヘッダパイプ4が連結され、偏平チューブ2
の他端側には出側のヘッダパイプ5が連結されている。
双方のヘッダパイプ4,5の上下端側には、第2図および
第3図に示すように、それぞれの端部から所要寸法だけ
内側に上蓋6および下蓋7が設けられている。これら各
々の蓋6,7は各ヘッダパイプ4,5に設けられた蓋用挿入孔
8から差込んで配設され、これにより各ヘッダパイプ4,
5の各端部開口が閉塞されている。また、各ヘッダパイ
プ4,5内には、仕切り板9が設けられており、この仕切
り板9も上記双方蓋6,7と同様に、ヘッダパイプ4,5に設
けられた挿入孔から差込んで配設されている。したがっ
て、蓋6,7としては仕切り板9と同形状のものを用いる
ことが可能となり、特殊形状に形成する必要がない。そ
して、入側ヘッダパイプ4の入側継手10から出側ヘッダ
パイプ5の出側継手11の間で、冷媒が複数回蛇行して通
流される。
また、双方のヘッダパイプ4,5の上端部には、第2図に
示すように、ヘッダパイプ4,5の開口部から端部外周に
亘って覆うゴム製のアイソレータ12が取着されている。
このアイソレータ12は、取着時には上述した上蓋6との
間で所要寸法だけ離間できる深さに形成されている。ま
た、このアイソレータ12は、この外周に嵌合するよう取
付けブラケット13に設けられた凹状の係合部13aに係合
されている。ブラケット13は、車体側に固設された取付
け部材14にボルト15により連結され、各ヘッダパイプ4,
5の上端部が取付けブラケット13により支持される。
他方、双方のヘッダパイプ4,5の下端開口部には、第3
図に示すように、ゴム製のアイソレータ16が設けられて
いる。このアイソレータ16は、ヘッダパイプ4,5の下端
開口部に嵌合する嵌合突起部16aと、ヘッパイプ4,5の下
端面を係止するよう周面中央部に設けられた鍔部16b
と、下方へ向けて突設された係合突起部16cとから形成
されている。また、上記嵌合突起部16aは、嵌合時には
上述した下蓋7との間に所要寸法だけ離間できる寸法に
形成されている。そして、上記アイソレータ16の嵌合突
起部16aをヘッダパイプ4,5の下端開口部にそれぞれ嵌合
し、係合突起部16cを車体メンバ17に設けられた凹状の
係合部17aに係合することにより、各ヘッダパイプ4,5の
下端部が車体側に支持される。
したがって、アイソレータが蓋とは離間して設けられる
とともに、アイソレータが、直接ヘッダパイプの各端部
に取着されるので、蓋に荷重が直接加わることもなく、
車体振動の悪影響を受けることが低減され、冷媒漏れ等
のおそれをなくすことができる。また、各蓋がヘッダパ
イプの各端部から内側に設けられるので、ヘッダパイプ
内の冷媒容量を低減でき、冷凍サイクルの省冷媒化が可
能となり、特にヘッダパイプの下端側に溜る冷媒量の低
減を図ることも可能となる。更に、蓋を仕切り板と同様
な板状に形成すればよいので、従来の如く特殊形状に形
成することもなく加工コストの低減を図ることができ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、蓋と離間してヘ
ッダパイプの端部に直接アイソレータが取着されるの
で、車体から受ける荷重が蓋に作用することがなくな
り、冷媒漏れなどの発生を防止できる。また、蓋がヘッ
ダパイプ端部よりも内側に設けられるため、ヘッダパイ
プ内の冷媒容量が減少し、省冷媒化を図ることができる
とともに、特にヘッダパイプ下端側に溜る冷媒量が低減
する等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本考案の一実施例に係り、第1図
は熱交換器の正面図、第2図はヘッダパイプの上端部を
示す縦断面図、第3図はヘッダパイプの下端部を示す縦
断面図である。 1……熱交換器、2……チューブ 3……フィン 4,5……入側および出側のヘッダパイプ 6,7……蓋、12,16……アイソレータ 13a,17a……係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチューブとフィンとが交互に積層さ
    れ、前記各チューブの一端側に入側のヘッダパイプが連
    結されるとともに、各チューブの他端側には出側のヘッ
    ダパイプが連結されたパラレルフロータイプの熱交換器
    において、 前記各々のヘッダパイプの一端側および他端側にそれぞ
    れの端部から所要の位置に蓋を配設し、ヘッダパイプの
    各端部に前記蓋と離間してアイソレータを取着し、この
    アイソレータを取付け部材の係合部に取付けることを特
    徴とする熱交換器の取付け構造。
JP4234889U 1989-04-11 1989-04-11 熱交換器の取付け構造 Expired - Lifetime JPH0722350Y2 (ja)

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JP4234889U JPH0722350Y2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 熱交換器の取付け構造

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JPH02132521U JPH02132521U (ja) 1990-11-02
JPH0722350Y2 true JPH0722350Y2 (ja) 1995-05-24

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WO2001033154A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Zexel Valeo Climate Control Corporation Echangeur de chaleur et element de montage

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WO2001033154A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Zexel Valeo Climate Control Corporation Echangeur de chaleur et element de montage

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JPH02132521U (ja) 1990-11-02

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