JPH072199B2 - 自動刺繍機の設定操作装置 - Google Patents
自動刺繍機の設定操作装置Info
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- JPH072199B2 JPH072199B2 JP1204224A JP20422489A JPH072199B2 JP H072199 B2 JPH072199 B2 JP H072199B2 JP 1204224 A JP1204224 A JP 1204224A JP 20422489 A JP20422489 A JP 20422489A JP H072199 B2 JPH072199 B2 JP H072199B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、機能に対応したコードを演算により求め、求
めた機能コードに対応した表示を行うようにした自動刺
繍機の設定操作装置に関する。
めた機能コードに対応した表示を行うようにした自動刺
繍機の設定操作装置に関する。
[従来技術] 自動刺繍機には、外部から入力された刺繍データに対し
て、拡大や縮小、あるいは角度変更や繰り返し、もしく
は刺繍枠の位置合わせ機能等のような複雑な機能や、ユ
ーザー毎に異なる機能の追加が多くなっている。これに
対処させるため、従来は、1つの機能あるいは設定項目
に1つのスイッチを対応させ、機能の数分だけスイッチ
を設け、これらのスイッチに対応させて操作パネルに機
能名を印刷表示させるか、あるいは1つの選択スイッチ
に複数の機能あるいは設定項目を対応させ、これらの機
能の数分だけ点灯表示器を設け、この点灯表示器に対応
させれ機能名を表示パネルに印刷表示させ、選択スイッ
チにより選択された機能に相当する点灯表示器を点灯さ
せていた。
て、拡大や縮小、あるいは角度変更や繰り返し、もしく
は刺繍枠の位置合わせ機能等のような複雑な機能や、ユ
ーザー毎に異なる機能の追加が多くなっている。これに
対処させるため、従来は、1つの機能あるいは設定項目
に1つのスイッチを対応させ、機能の数分だけスイッチ
を設け、これらのスイッチに対応させて操作パネルに機
能名を印刷表示させるか、あるいは1つの選択スイッチ
に複数の機能あるいは設定項目を対応させ、これらの機
能の数分だけ点灯表示器を設け、この点灯表示器に対応
させれ機能名を表示パネルに印刷表示させ、選択スイッ
チにより選択された機能に相当する点灯表示器を点灯さ
せていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成した従来の自動刺繍機の
設定操作装置において、1つの機能に1つのスイッチを
対応させる方式では、機能数が増えるに伴って機能スイ
ッチの数が増え、装置が大型化し、コストアップになる
という問題があった。また、点灯表示器に対応させて機
能名を表示する方式でも、装置の大型化は前記方式程で
はないにしても、大型化することは避けられず、また、
機能の追加あるいはユーザー毎の異なる仕様に対応する
には、それぞれ機能に対応して表示パネルを作成しなけ
ればならず、同様にコストアップになるという問題があ
った。
設定操作装置において、1つの機能に1つのスイッチを
対応させる方式では、機能数が増えるに伴って機能スイ
ッチの数が増え、装置が大型化し、コストアップになる
という問題があった。また、点灯表示器に対応させて機
能名を表示する方式でも、装置の大型化は前記方式程で
はないにしても、大型化することは避けられず、また、
機能の追加あるいはユーザー毎の異なる仕様に対応する
には、それぞれ機能に対応して表示パネルを作成しなけ
ればならず、同様にコストアップになるという問題があ
った。
本発明は、各種のデータ設定機能あるいは動作機能を予
め決められた機能コードに対応しておき、また、複数の
スイッチに対して予め決められた演算機能を設け、選択
スイッチの操作指示により機能コードを算出し、機能コ
ードに応じて機能名の表示を切り換え、算出された機能
コードにより実行する機能あるいは実行しようとする機
能位置に他のコードを表示させ、算出された機能コード
に対応した設定機能あるいは動作機能を選択表示するよ
うにした自動刺繍機の設定操作装置を提供することを目
的とするものである。
め決められた機能コードに対応しておき、また、複数の
スイッチに対して予め決められた演算機能を設け、選択
スイッチの操作指示により機能コードを算出し、機能コ
ードに応じて機能名の表示を切り換え、算出された機能
コードにより実行する機能あるいは実行しようとする機
能位置に他のコードを表示させ、算出された機能コード
に対応した設定機能あるいは動作機能を選択表示するよ
うにした自動刺繍機の設定操作装置を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、任意の刺繍デー
タに基づいて刺繍縫いを実行する自動刺繍機において、
各種データの設定、選択または機能の選択を行うための
設定操作設定装置であって、自動刺繍機の有する各種の
データ設定機能あるいは動作機能を予め決められたCPU
の判読可能な機能コードに対応させておき、前記複数の
各種設定機能あるいは動作機能の中から希望する設定機
能あるいは動作機能の1つを選択するために、予め決め
られた一定の演算機能を設定した複数の選択スイッチ及
び機能の選択実行を指示する実行スイッチと、該複数の
選択スイッチの操作により、これらの選択スイッチに対
して予め決められたある一定の演算機能に各々対応した
演算データと演算方法に基づいて機能コードを算出する
機能コード演算手段と、該機能コード演算手段により算
出された機能コードより、複数用意された機能表示デー
タあるいは表示制御データの中から前記機能コードに対
応した機能表示データあるいは表示制御データを選択す
る表示選択手段と、該表示選択手段により選択された表
示様式に基づいて表示し、前記機能コード演算手段によ
り求められた機能コードに対応する機能表示位置に他の
コードに対応する機能表示と区別判読を容易にするよう
に選択表示マークを表示する機能表示手段とを備え、前
記実行指示スイッチの操作指示に応じて機能コード演算
手段にて演算させ、求められた機能コードにより、この
機能コードに対応した設定機能あるいは動作機能を選択
実行するようにしたものである。
タに基づいて刺繍縫いを実行する自動刺繍機において、
各種データの設定、選択または機能の選択を行うための
設定操作設定装置であって、自動刺繍機の有する各種の
データ設定機能あるいは動作機能を予め決められたCPU
の判読可能な機能コードに対応させておき、前記複数の
各種設定機能あるいは動作機能の中から希望する設定機
能あるいは動作機能の1つを選択するために、予め決め
られた一定の演算機能を設定した複数の選択スイッチ及
び機能の選択実行を指示する実行スイッチと、該複数の
選択スイッチの操作により、これらの選択スイッチに対
して予め決められたある一定の演算機能に各々対応した
演算データと演算方法に基づいて機能コードを算出する
機能コード演算手段と、該機能コード演算手段により算
出された機能コードより、複数用意された機能表示デー
タあるいは表示制御データの中から前記機能コードに対
応した機能表示データあるいは表示制御データを選択す
る表示選択手段と、該表示選択手段により選択された表
示様式に基づいて表示し、前記機能コード演算手段によ
り求められた機能コードに対応する機能表示位置に他の
コードに対応する機能表示と区別判読を容易にするよう
に選択表示マークを表示する機能表示手段とを備え、前
記実行指示スイッチの操作指示に応じて機能コード演算
手段にて演算させ、求められた機能コードにより、この
機能コードに対応した設定機能あるいは動作機能を選択
実行するようにしたものである。
また、複数の選択スイッチに設けた演算機能は、機能コ
ードを1つづつ前進あるいは後退させる演算機能と、表
示の切替えに対応するように所定数分を前進あるいは後
退させる演算機能であり、また、選択機能は設定機能あ
るいは動作機能の中から求められた機能コードに対応し
た機能を選択する機能で、これらの何らかの機能を含む
ものである。
ードを1つづつ前進あるいは後退させる演算機能と、表
示の切替えに対応するように所定数分を前進あるいは後
退させる演算機能であり、また、選択機能は設定機能あ
るいは動作機能の中から求められた機能コードに対応し
た機能を選択する機能で、これらの何らかの機能を含む
ものである。
さらに、機能表示手段で表示する設定項目、機能は、こ
れら設定項目あるいは機能を示す文字列あるいはデザイ
ン図柄である。
れら設定項目あるいは機能を示す文字列あるいはデザイ
ン図柄である。
また、機能表示手段で表示する選択表示マークは幾何学
デザイン図柄か、または、文字と文字部分に対応した背
景部とを反転表示させるものである。
デザイン図柄か、または、文字と文字部分に対応した背
景部とを反転表示させるものである。
[作用] 本発明によれば、任意の刺繍データに基づいて刺繍縫い
を実行する自動刺繍機の各種データの設定あるいは選択
もしくは機能の選択を行うために、各種のデータの設定
機能あるいは動作機能を予め決められた機能コードに対
応させておき、また、複数のスイッチに対して予め決め
られた演算機能を設け、選択スイッチの操作指示によ
り、操作がなされたスイッチに対応した演算機能を実行
することにより機能コードを算出し、算出された機能コ
ードに応じて機能名の表示を切換え、また、これらの機
能コードにより実行する機能あるいは実行しようとする
機能位置に他のコードを表示させ、算出された機能コー
ドに対応した設定機能あるいは動作機能を選択表示す
る。
を実行する自動刺繍機の各種データの設定あるいは選択
もしくは機能の選択を行うために、各種のデータの設定
機能あるいは動作機能を予め決められた機能コードに対
応させておき、また、複数のスイッチに対して予め決め
られた演算機能を設け、選択スイッチの操作指示によ
り、操作がなされたスイッチに対応した演算機能を実行
することにより機能コードを算出し、算出された機能コ
ードに応じて機能名の表示を切換え、また、これらの機
能コードにより実行する機能あるいは実行しようとする
機能位置に他のコードを表示させ、算出された機能コー
ドに対応した設定機能あるいは動作機能を選択表示す
る。
[実施例] 第1図を参照すると、本発明の1実施例の自動刺繍機の
設定操作装置では、CPU1に自動刺繍機の制御用プログラ
ムや初期データが記憶されているROM2、自動刺繍機の運
転状態、制御データまたは作業用に使用する制御用プロ
グラムが読み書きできる第1のRAM3、及び刺繍データや
刺繍制御パラメータを読み書きできる第2のRAM4が接続
されている。また、CPU1に表示制御装置5を介して自動
刺繍機の運転情報や設定項目あるいは設定内容を表示す
る表示器6が接続されている。さらに、CPU1に操作盤制
御装置7を介して、自動刺繍機の運転制御データ、パラ
メータまたは刺繍データの選択を設定入力する設定操作
盤8が接続されている。さらに、CPU1にスイッチ入力装
置9を介いて自動刺繍機のスタート、ストップや電源の
オフを指示する運転スイッチ10が接続され、また、刺繍
データを外部から自動刺繍機に入力する読み取り装置12
または外部記憶装置13が外部入力装置11を介してCPU1に
接続されている。また、CPU1には、入出力制御装置14が
接続され、この入出力制御装置14に主軸制御部15、主軸
ドライブユニット16を介して自動刺繍機の主動力となる
主軸モータ17が接続され、この主軸モータ17により運転
される各作動部の回転状況を計測するロータリエンコー
ダ19及び各作動部とタイミングを取るタイミングセンサ
20が動作タイミング検出部18を介して入出力制御装置14
に接続されている。また、入出力制御装置14に刺繍枠駆
動制御部21が接続され、この刺繍枠駆動制御部21にX軸
パルスモータドライブユニット22及びY軸パルスモータ
ドライブユニット24がそれぞれ接続され、これらのX軸
パルスモータドライブユニット22及びY軸パルスモータ
ドライブユニット24をそれぞれ介して刺繍枠をX、Y方
向に移動させる動力を発生するX軸パルスモータ23及び
Y軸パルスモータ25がそれぞれ接続されている。また、
入出力制御装置14に色換え制御部26が接続され、この色
換え制御部26にドライブ回路27を介して刺繍する針棒を
変更する色換えモータ28が、またこの色換えモータ28の
動きを監視する位置検出センサ29が接続されている。さ
らに、入出力制御装置14に補助ユニット制御部30が接続
され、この補助ユニット制御部30にドライブ回路31、32
を介して、飛び縫い、糸調子または糸切り装置等の補助
ユニット用の動力となる小型モータ33及びソレノイド34
がそれぞれ接続され、これらの補助ユニットの動作位置
を確認する位置確認センサ35が補助ユニット制御部30に
接続されている。
設定操作装置では、CPU1に自動刺繍機の制御用プログラ
ムや初期データが記憶されているROM2、自動刺繍機の運
転状態、制御データまたは作業用に使用する制御用プロ
グラムが読み書きできる第1のRAM3、及び刺繍データや
刺繍制御パラメータを読み書きできる第2のRAM4が接続
されている。また、CPU1に表示制御装置5を介して自動
刺繍機の運転情報や設定項目あるいは設定内容を表示す
る表示器6が接続されている。さらに、CPU1に操作盤制
御装置7を介して、自動刺繍機の運転制御データ、パラ
メータまたは刺繍データの選択を設定入力する設定操作
盤8が接続されている。さらに、CPU1にスイッチ入力装
置9を介いて自動刺繍機のスタート、ストップや電源の
オフを指示する運転スイッチ10が接続され、また、刺繍
データを外部から自動刺繍機に入力する読み取り装置12
または外部記憶装置13が外部入力装置11を介してCPU1に
接続されている。また、CPU1には、入出力制御装置14が
接続され、この入出力制御装置14に主軸制御部15、主軸
ドライブユニット16を介して自動刺繍機の主動力となる
主軸モータ17が接続され、この主軸モータ17により運転
される各作動部の回転状況を計測するロータリエンコー
ダ19及び各作動部とタイミングを取るタイミングセンサ
20が動作タイミング検出部18を介して入出力制御装置14
に接続されている。また、入出力制御装置14に刺繍枠駆
動制御部21が接続され、この刺繍枠駆動制御部21にX軸
パルスモータドライブユニット22及びY軸パルスモータ
ドライブユニット24がそれぞれ接続され、これらのX軸
パルスモータドライブユニット22及びY軸パルスモータ
ドライブユニット24をそれぞれ介して刺繍枠をX、Y方
向に移動させる動力を発生するX軸パルスモータ23及び
Y軸パルスモータ25がそれぞれ接続されている。また、
入出力制御装置14に色換え制御部26が接続され、この色
換え制御部26にドライブ回路27を介して刺繍する針棒を
変更する色換えモータ28が、またこの色換えモータ28の
動きを監視する位置検出センサ29が接続されている。さ
らに、入出力制御装置14に補助ユニット制御部30が接続
され、この補助ユニット制御部30にドライブ回路31、32
を介して、飛び縫い、糸調子または糸切り装置等の補助
ユニット用の動力となる小型モータ33及びソレノイド34
がそれぞれ接続され、これらの補助ユニットの動作位置
を確認する位置確認センサ35が補助ユニット制御部30に
接続されている。
また、本発明の実施例では、自動刺繍機に備えてある各
機能は機能コードに予め対応させてある。例えば、コー
ド1には、刺繍縫いをする刺繍データの選択機能が備え
られ、またコード2には、針棒を切り換えるデータの設
定機能が備えられ、さらに、コード3には、刺繍を始め
る位置を設定するオフセットデータの設定機能が備えら
れ、コード4には、同じ刺繍データで繰り返しさせるデ
ータの設定機能が備えられている。さらに、コード5に
は、刺繍データを拡大、縮小、角度変換させるデータの
設定機能を、コード6には、刺繍データを外部から読み
取る機能を、コード7には、刺繍枠の位置出し機能を対
応させておく。また、設定操作盤には、第2図で示され
るように、機能コードを+1する演算機能の実行を指示
するINCスイッチ36、機能コードを−1する演算機能の
実行を指示するDECスイッチ37、機能コードにスキップ
数を加算する演算機能の実行を指示するUPスイッチ38、
機能コードからスキップ数を減算する演算機能の実行を
指示するDWNスイッチ39、機能コードで選択された機能
の選択実行をする実行スイッチ40、機能モードを指定す
る機能スイッチ41、機能モードの終了を指示する終了ス
イッチ42、データの数値を指定する0〜9のテンキー4
3、入力したデータをクリヤーするCキー44、正負を切
り換える+/−キー45、スイッチに割り当てた機能を拡
張する拡張スイッチ46より構成されている。
機能は機能コードに予め対応させてある。例えば、コー
ド1には、刺繍縫いをする刺繍データの選択機能が備え
られ、またコード2には、針棒を切り換えるデータの設
定機能が備えられ、さらに、コード3には、刺繍を始め
る位置を設定するオフセットデータの設定機能が備えら
れ、コード4には、同じ刺繍データで繰り返しさせるデ
ータの設定機能が備えられている。さらに、コード5に
は、刺繍データを拡大、縮小、角度変換させるデータの
設定機能を、コード6には、刺繍データを外部から読み
取る機能を、コード7には、刺繍枠の位置出し機能を対
応させておく。また、設定操作盤には、第2図で示され
るように、機能コードを+1する演算機能の実行を指示
するINCスイッチ36、機能コードを−1する演算機能の
実行を指示するDECスイッチ37、機能コードにスキップ
数を加算する演算機能の実行を指示するUPスイッチ38、
機能コードからスキップ数を減算する演算機能の実行を
指示するDWNスイッチ39、機能コードで選択された機能
の選択実行をする実行スイッチ40、機能モードを指定す
る機能スイッチ41、機能モードの終了を指示する終了ス
イッチ42、データの数値を指定する0〜9のテンキー4
3、入力したデータをクリヤーするCキー44、正負を切
り換える+/−キー45、スイッチに割り当てた機能を拡
張する拡張スイッチ46より構成されている。
また、使用するモードに応じて、1画面で表示できる内
容に合わせた表示様式を指定したテーブルを表示画面数
分だけROM2に設け、このテーブルには、例えば、表示形
態に合わせてデータに変換された表示データを格納する
バッファのアドレスと、表示データの1部あるいは全部
に使用する表示文字列あるいは表示デザイン図柄の格納
されているアドレスと、設定データを表示バッファに格
納する時のバッファ内の位置を指定するオフセットと、
選択された機能項目に対応して表示する選択表示マーク
の表示位置と、1画面で表示できる機能項目数に対応し
た選択コードのスキップ数がセットされている。
容に合わせた表示様式を指定したテーブルを表示画面数
分だけROM2に設け、このテーブルには、例えば、表示形
態に合わせてデータに変換された表示データを格納する
バッファのアドレスと、表示データの1部あるいは全部
に使用する表示文字列あるいは表示デザイン図柄の格納
されているアドレスと、設定データを表示バッファに格
納する時のバッファ内の位置を指定するオフセットと、
選択された機能項目に対応して表示する選択表示マーク
の表示位置と、1画面で表示できる機能項目数に対応し
た選択コードのスキップ数がセットされている。
次に、本発明の実施例の自動刺繍機の設定操作装置の動
作を第3図〜第4図及び第6図のフローチャートにより
説明する。まず、自動刺繍機の電源がオンされると(ス
テップ1)、CPU1は、まず回路部が正常動作するかどう
かのチェックを行い、次に、各機構部に取り付けられた
位置検出、確認センサ類28、34から入力を行い、機構部
が定位置にあるかどうかをチェックする(ステップ
2)。次に、CPU1はワークメモリ用の第1のRAM3に制御
用データの初期値をROM2から転送し、刺繍機の初期化を
完了する。
作を第3図〜第4図及び第6図のフローチャートにより
説明する。まず、自動刺繍機の電源がオンされると(ス
テップ1)、CPU1は、まず回路部が正常動作するかどう
かのチェックを行い、次に、各機構部に取り付けられた
位置検出、確認センサ類28、34から入力を行い、機構部
が定位置にあるかどうかをチェックする(ステップ
2)。次に、CPU1はワークメモリ用の第1のRAM3に制御
用データの初期値をROM2から転送し、刺繍機の初期化を
完了する。
次に、CPU1は第1のRAM3に記憶されている現在使用して
いる刺繍データの記憶アドレスと、この刺繍データに対
応する制御データを読み出し(ステップ3)、これらの
データを基に運転状況や現在使用中の刺繍データ情報を
表示器に表示する。これら一連の処理を終了すると、CP
U1は設定操作盤8の機能スイッチもしくは運転スイッチ
10の入力がなされ(ステップ4)、機能スイッチがオン
か(ステップ5)、運転スイッチがオンか(ステップ
6)がそれぞれ判断され、操作されたスイッチに対応し
た処理を実行する。
いる刺繍データの記憶アドレスと、この刺繍データに対
応する制御データを読み出し(ステップ3)、これらの
データを基に運転状況や現在使用中の刺繍データ情報を
表示器に表示する。これら一連の処理を終了すると、CP
U1は設定操作盤8の機能スイッチもしくは運転スイッチ
10の入力がなされ(ステップ4)、機能スイッチがオン
か(ステップ5)、運転スイッチがオンか(ステップ
6)がそれぞれ判断され、操作されたスイッチに対応し
た処理を実行する。
ここで、運転スイッチがオンされると、CPU1は刺繍デー
タの読み出し、アドレスカウンタを基に刺繍データの記
憶アドレスを算出し、刺繍データとワークエリアに作成
された制御データを読み出し(ステップ7)、制御デー
タに従って主軸モータ17の駆動回転、もしくは停止、ま
た、色替えモータ28の駆動またはタイミングセンサ20及
びロータリエンコーダ19の入力により、主軸機構部との
タイミングをとりながら刺繍データによりX、Yパルス
モータ23、25の駆動制御を行うことにより刺繍動作を実
行する(ステップ8)。次に、CPU1は刺繍データを読み
出すための読み出しアドレスカウンタを次に進める(ス
テップ9)。また、刺繍データ終了データあるいは各読
み出しカウンタ類のカウント数のチェックを行い、これ
により、刺繍縫いを実行している刺繍データの刺繍終了
または中断と判定するか、または、スイッチ入力装置9
より入力した運転スイッチ10が停止操作されたかどうか
を調べ(ステップ10)、停止スイッチがオンされたと判
断するまで刺繍縫いを繰り返し実行する。また、ステッ
プ4で設定スイッチがオンされると、ステップ5で機能
スイッチオンが判断され、CPU1は機能モード処理へと移
行する(ステップ11)。
タの読み出し、アドレスカウンタを基に刺繍データの記
憶アドレスを算出し、刺繍データとワークエリアに作成
された制御データを読み出し(ステップ7)、制御デー
タに従って主軸モータ17の駆動回転、もしくは停止、ま
た、色替えモータ28の駆動またはタイミングセンサ20及
びロータリエンコーダ19の入力により、主軸機構部との
タイミングをとりながら刺繍データによりX、Yパルス
モータ23、25の駆動制御を行うことにより刺繍動作を実
行する(ステップ8)。次に、CPU1は刺繍データを読み
出すための読み出しアドレスカウンタを次に進める(ス
テップ9)。また、刺繍データ終了データあるいは各読
み出しカウンタ類のカウント数のチェックを行い、これ
により、刺繍縫いを実行している刺繍データの刺繍終了
または中断と判定するか、または、スイッチ入力装置9
より入力した運転スイッチ10が停止操作されたかどうか
を調べ(ステップ10)、停止スイッチがオンされたと判
断するまで刺繍縫いを繰り返し実行する。また、ステッ
プ4で設定スイッチがオンされると、ステップ5で機能
スイッチオンが判断され、CPU1は機能モード処理へと移
行する(ステップ11)。
第4図を参照すると、機能モード処理では、まず、各種
データの初期化が行われ(ステップ12)、例えば、この
モード内で使用される機能モードの最小値と最大値をRO
M2から読み出してセットしたり、このモードで使用する
表示様式を納めたアドレスをセットする。また、機能コ
ードをこのモード内で使用する最小値に初期化する。次
に、CPU1は現在セットされている機能コードが最小値に
満たないか(ステップ13)、または最大値を越えている
か(ステップ14)をチェックする。ステップ13で、最小
値未満であれば、識別コードを最小値にセットする(ス
テップ15)。また、最大値を越えていれば、最大値にセ
ットする(ステップ16)。次に、表示画面番号を0に初
期化して(ステップ17)、この画面番号に対応する表示
様式データのセットされているテーブルを選び出し、こ
のテーブルよりスキップ数を読み出す。また、機能コー
ドより表示画面を選択するために使用する演算データと
して現在の機能コードをセットし、機能演算データとす
る。そして、この機能演算データがこのスキップ数未満
かどうかをチェックする(ステップ18)。このスキップ
数以上であれば、機能演算データよりスキップ数を減算
し、画面番号を+1にして(ステップ19)、機能演算デ
ータがその画面番号に対応するスキップ数未満になるま
で繰り返す。このようにして求められた画面番号が選択
された表示になり、この画面のスキップ数が表示される
機能項目の範囲となり、演算を繰り返した結果、残った
機能演算データにより、選択表示マークの表示位置が決
定される(ステップ20)。CPU1は求められた画面番号よ
り、前述と同様に表示様式テーブルをこの画面番号より
選択し、このテーブルにセットされた表示データアドレ
スより表示データを読み出して表示バッファアドレスで
示されるアドレスにより1画面を書き込む。さらに、CP
U1は必要に応じて設定されたデータを所定の位置から読
み出し、表示データに変換し、テーブルで指定された表
示バッファの所定位置に書き込む。この様に、表示デー
タを順次出力して表示器6に表示させることにより、第
5図(a)〜(e)の例で示される表示が行われる。
データの初期化が行われ(ステップ12)、例えば、この
モード内で使用される機能モードの最小値と最大値をRO
M2から読み出してセットしたり、このモードで使用する
表示様式を納めたアドレスをセットする。また、機能コ
ードをこのモード内で使用する最小値に初期化する。次
に、CPU1は現在セットされている機能コードが最小値に
満たないか(ステップ13)、または最大値を越えている
か(ステップ14)をチェックする。ステップ13で、最小
値未満であれば、識別コードを最小値にセットする(ス
テップ15)。また、最大値を越えていれば、最大値にセ
ットする(ステップ16)。次に、表示画面番号を0に初
期化して(ステップ17)、この画面番号に対応する表示
様式データのセットされているテーブルを選び出し、こ
のテーブルよりスキップ数を読み出す。また、機能コー
ドより表示画面を選択するために使用する演算データと
して現在の機能コードをセットし、機能演算データとす
る。そして、この機能演算データがこのスキップ数未満
かどうかをチェックする(ステップ18)。このスキップ
数以上であれば、機能演算データよりスキップ数を減算
し、画面番号を+1にして(ステップ19)、機能演算デ
ータがその画面番号に対応するスキップ数未満になるま
で繰り返す。このようにして求められた画面番号が選択
された表示になり、この画面のスキップ数が表示される
機能項目の範囲となり、演算を繰り返した結果、残った
機能演算データにより、選択表示マークの表示位置が決
定される(ステップ20)。CPU1は求められた画面番号よ
り、前述と同様に表示様式テーブルをこの画面番号より
選択し、このテーブルにセットされた表示データアドレ
スより表示データを読み出して表示バッファアドレスで
示されるアドレスにより1画面を書き込む。さらに、CP
U1は必要に応じて設定されたデータを所定の位置から読
み出し、表示データに変換し、テーブルで指定された表
示バッファの所定位置に書き込む。この様に、表示デー
タを順次出力して表示器6に表示させることにより、第
5図(a)〜(e)の例で示される表示が行われる。
次に、CPU1は設定操作盤8に設けられた各選択スイッチ
を操作盤制御装置7により入力し、何れかのスイッチが
操作されるまで繰り返し入力する(ステップ21)。ここ
で、INCスイッチ36がオンかどうかが判断され(ステッ
プ22)、INCスイッチ36がオンされると、このスイッチ3
6に割り当てられた演算機能を実行し、機能コードに+
1を加算し(ステップ23)、前述の一連の処理を繰り返
した結果、例えばスイッチ36が操作される前の表示が第
5図(a)の表示であれば、第5図(b)の表示に変更
される。次に、DECスイッチ37がオンされたかどうかが
判断され(ステップ24)、DECスイッチ37がオンされる
と、このスイッチ37に割り当てられた演算機能を実行
し、機能コードを−1して(ステップ25)、前述の一連
の処理が繰り返された結果、例えばスイッチが操作され
る前の表示が第5図(b)の表示であれば、第5図
(a)の表示に変更される。さらに、UPスイッチ38がオ
ンされたかどうかが判断され(ステップ26)、UPスイッ
チ38がオンされると、このスイッチ38に割り当てられた
演算機能を実行し、機能コードがスキップ数だけ増加し
(ステップ27)、前述の一連の動作を繰り返した結果、
例えば、スイッチ38が操作される前の表示が第5図
(a)の表示であれば、第5図(c)の表示に変化す
る。また、DWNスイッチ39がオンされたかどうかが判断
され(ステップ28)、DWNスイッチ39がオンされると、
このスイッチ39に割り当てられた演算機能を実行し、機
能コードがスキップ数分だけ減少し(ステップ29)、前
述の一連の処理を繰り返した結果、例えば、スイッチ39
が操作される前の表示が第5図(c)であれば、第5図
(a)の表示に変更される。また、実行スイッチ40がオ
ンされたかどうかが判断され(ステップ30)、実行スイ
ッチ40がオンされると、CPU1は指定された機能コードに
より対応した機能を実行する機能選択実行処理(ステッ
プ31)へと移動する。そして、終了スイッチがオンされ
たかどうかが判断され(ステップ32)、終了スイッチ42
がオンされなければ、前述の何れかのスイッチが操作さ
れるまで繰り返し入力され、終了スイッチ42がオンされ
ると主処理へ戻り、刺繍運転が可能となる。
を操作盤制御装置7により入力し、何れかのスイッチが
操作されるまで繰り返し入力する(ステップ21)。ここ
で、INCスイッチ36がオンかどうかが判断され(ステッ
プ22)、INCスイッチ36がオンされると、このスイッチ3
6に割り当てられた演算機能を実行し、機能コードに+
1を加算し(ステップ23)、前述の一連の処理を繰り返
した結果、例えばスイッチ36が操作される前の表示が第
5図(a)の表示であれば、第5図(b)の表示に変更
される。次に、DECスイッチ37がオンされたかどうかが
判断され(ステップ24)、DECスイッチ37がオンされる
と、このスイッチ37に割り当てられた演算機能を実行
し、機能コードを−1して(ステップ25)、前述の一連
の処理が繰り返された結果、例えばスイッチが操作され
る前の表示が第5図(b)の表示であれば、第5図
(a)の表示に変更される。さらに、UPスイッチ38がオ
ンされたかどうかが判断され(ステップ26)、UPスイッ
チ38がオンされると、このスイッチ38に割り当てられた
演算機能を実行し、機能コードがスキップ数だけ増加し
(ステップ27)、前述の一連の動作を繰り返した結果、
例えば、スイッチ38が操作される前の表示が第5図
(a)の表示であれば、第5図(c)の表示に変化す
る。また、DWNスイッチ39がオンされたかどうかが判断
され(ステップ28)、DWNスイッチ39がオンされると、
このスイッチ39に割り当てられた演算機能を実行し、機
能コードがスキップ数分だけ減少し(ステップ29)、前
述の一連の処理を繰り返した結果、例えば、スイッチ39
が操作される前の表示が第5図(c)であれば、第5図
(a)の表示に変更される。また、実行スイッチ40がオ
ンされたかどうかが判断され(ステップ30)、実行スイ
ッチ40がオンされると、CPU1は指定された機能コードに
より対応した機能を実行する機能選択実行処理(ステッ
プ31)へと移動する。そして、終了スイッチがオンされ
たかどうかが判断され(ステップ32)、終了スイッチ42
がオンされなければ、前述の何れかのスイッチが操作さ
れるまで繰り返し入力され、終了スイッチ42がオンされ
ると主処理へ戻り、刺繍運転が可能となる。
これら一連の説明はスキップ数を1画面の機能処理項目
とした場合であるが、スキップ数を1画面の機能表示項
目としたときも、表示様式を決定するテーブルを画面番
号に対応させるのではなく、行番号に対応させるだけ
で、同様に一連の処理がなされ、この時の表示状態は、
例えばUPスイッチ38が操作されると、第5図(a)の表
示は第5図(d)の表示になる。
とした場合であるが、スキップ数を1画面の機能表示項
目としたときも、表示様式を決定するテーブルを画面番
号に対応させるのではなく、行番号に対応させるだけ
で、同様に一連の処理がなされ、この時の表示状態は、
例えばUPスイッチ38が操作されると、第5図(a)の表
示は第5図(d)の表示になる。
次に、第6図を参照して機能処理実行を行う処理につい
て説明する。CPU1は前述の各選択スイッチにより決定さ
れた機能コードと、予め対応させておいた設定機能ある
いは動作機能を比較するか、あるいは各機能の実行処理
への分岐テーブルより機能コードに対応する分岐アドレ
スを算出し、各機能処理へと移行する。ここでは、比較
する方法によって機能コードに対応した処理に移行する
手順を説明する。まず、機能コードが1であるかどうか
を判定し(ステップ33)、1であれば、前述したよう
に、このコードに対応させた刺繍縫いを実行させる刺繍
データの選択機能を実行する(ステップ34)。次に、機
能コードが2であるかどうかを判断し(ステップ35)、
2であれば、コード2に対応させた針棒の選択データの
設定機能を実行する(ステップ36)。同様に、機能コー
ドが3であるかどうかを判断し(ステップ37)、3であ
れば、コード3に対応させた枠オフセットの設定機能を
実行する(ステップ38)。また、機能コードが4である
かどうかを判断し(ステップ39)、4であれば、コード
4に対応させた単一柄繰り返しの設定機能を実行する
(ステップ40)。さらに、機能コードが5であるかどう
かを判断し(ステップ41)、5であれば、コード5に対
応させた柄データの調整の設定機能を実行する(ステッ
プ42)。次に、機能コードが6であるかどうかを判断し
(ステップ43)、6であれば、コード6に対応させた外
部から刺繍データを入力して記憶する(ステップ44)。
また、機能コードが7であるかどうかを判断し(ステッ
プ45)、7であれば、コード7に対応させた刺繍枠の位
置合わせ動作を行う(ステップ46)。このように、機能
コードを1〜7を比較し、この設定モード処理において
決められた識別コードに各々対応した機能が実行され、
それらが終了すると、主制御に戻り、刺繍運転が可能と
なる。
て説明する。CPU1は前述の各選択スイッチにより決定さ
れた機能コードと、予め対応させておいた設定機能ある
いは動作機能を比較するか、あるいは各機能の実行処理
への分岐テーブルより機能コードに対応する分岐アドレ
スを算出し、各機能処理へと移行する。ここでは、比較
する方法によって機能コードに対応した処理に移行する
手順を説明する。まず、機能コードが1であるかどうか
を判定し(ステップ33)、1であれば、前述したよう
に、このコードに対応させた刺繍縫いを実行させる刺繍
データの選択機能を実行する(ステップ34)。次に、機
能コードが2であるかどうかを判断し(ステップ35)、
2であれば、コード2に対応させた針棒の選択データの
設定機能を実行する(ステップ36)。同様に、機能コー
ドが3であるかどうかを判断し(ステップ37)、3であ
れば、コード3に対応させた枠オフセットの設定機能を
実行する(ステップ38)。また、機能コードが4である
かどうかを判断し(ステップ39)、4であれば、コード
4に対応させた単一柄繰り返しの設定機能を実行する
(ステップ40)。さらに、機能コードが5であるかどう
かを判断し(ステップ41)、5であれば、コード5に対
応させた柄データの調整の設定機能を実行する(ステッ
プ42)。次に、機能コードが6であるかどうかを判断し
(ステップ43)、6であれば、コード6に対応させた外
部から刺繍データを入力して記憶する(ステップ44)。
また、機能コードが7であるかどうかを判断し(ステッ
プ45)、7であれば、コード7に対応させた刺繍枠の位
置合わせ動作を行う(ステップ46)。このように、機能
コードを1〜7を比較し、この設定モード処理において
決められた識別コードに各々対応した機能が実行され、
それらが終了すると、主制御に戻り、刺繍運転が可能と
なる。
なお、各々の機能コードにより実行される機構内におい
ても、機能コードと設定機能あるいは動作機能を各々対
応させて表示様式テーブルを設定し、機能コードの選択
実行をその機能に各々対応させて設定モード処理と同様
な一連の処理を設ければ、各機能内においても同様のス
イッチ操作により別の機能の実行が可能である。1例と
して、刺繍データの拡大、縮小、角度変換を設定する機
能で説明すると、表示データバッファに前述のように表
示様式デーブルより設定データのオフセットを読み出
し、設定データを表示データに変換して書き込めば、設
定データが表示され、テンキーによる数値データ入力に
応じて、第5図(e)に示される表示が行われる。ま
た、INCスイッチ36による操作により拡大、縮小の変更
率データの書き込み機能が次の項目に移され、角度変更
データの書き込み機能となり、ここでテンキー43を操作
して数値入力させると、角度変更データの書き込みが行
われ、設定データが表示される。また、上記の実施例で
は、7つの機能について説明したが、さらに多くの機能
であっても、また、選択実行された中にさらに複数の機
能がある場合においても、スイッチの数を増やす必要が
ない。
ても、機能コードと設定機能あるいは動作機能を各々対
応させて表示様式テーブルを設定し、機能コードの選択
実行をその機能に各々対応させて設定モード処理と同様
な一連の処理を設ければ、各機能内においても同様のス
イッチ操作により別の機能の実行が可能である。1例と
して、刺繍データの拡大、縮小、角度変換を設定する機
能で説明すると、表示データバッファに前述のように表
示様式デーブルより設定データのオフセットを読み出
し、設定データを表示データに変換して書き込めば、設
定データが表示され、テンキーによる数値データ入力に
応じて、第5図(e)に示される表示が行われる。ま
た、INCスイッチ36による操作により拡大、縮小の変更
率データの書き込み機能が次の項目に移され、角度変更
データの書き込み機能となり、ここでテンキー43を操作
して数値入力させると、角度変更データの書き込みが行
われ、設定データが表示される。また、上記の実施例で
は、7つの機能について説明したが、さらに多くの機能
であっても、また、選択実行された中にさらに複数の機
能がある場合においても、スイッチの数を増やす必要が
ない。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成されているので、予め決め
られた演算機能を持たせた選択スイッチを設け、これら
の操作されたスイッチに対応した演算機能を実行させ、
この演算手段により求められた機能コードに対応した自
動刺繍機の設定あるいは動作機能を選択実行させること
により、多数の設定あるいは動作機能を有する自動刺繍
機の設定操作装置であっても必要最小限の選択スイッチ
を設けるだけで選択、実行させることが可能となり、操
作盤を小型化することができ、コストダウンが計れると
いう利点がある。また、選択実行された機能内において
も同様の表示様式と演算手段を用いることにより、異な
る機能内における操作方法も同一スイッチの操作で良い
ため、操作方法の習得が簡単で、かつ操作性がきわめて
良いという利点がある。
られた演算機能を持たせた選択スイッチを設け、これら
の操作されたスイッチに対応した演算機能を実行させ、
この演算手段により求められた機能コードに対応した自
動刺繍機の設定あるいは動作機能を選択実行させること
により、多数の設定あるいは動作機能を有する自動刺繍
機の設定操作装置であっても必要最小限の選択スイッチ
を設けるだけで選択、実行させることが可能となり、操
作盤を小型化することができ、コストダウンが計れると
いう利点がある。また、選択実行された機能内において
も同様の表示様式と演算手段を用いることにより、異な
る機能内における操作方法も同一スイッチの操作で良い
ため、操作方法の習得が簡単で、かつ操作性がきわめて
良いという利点がある。
さらに、機能の変更、追加あるいは仕様毎に異なる機能
を持たせる場合は、追加される識別コードと機能の対応
と表示仕様テーブルを変更しなければならないが、これ
らは総べてROMに書き込むデータあるいは処理手順を変
更するだけであり、操作パネルあるいは表示パネルの変
更に比べてきわめて容易であり、表示手段の機能表示と
選択スイッチの位置あるいは配列になんら制約がないの
で、設計の自由度が大きく、仕様変更に柔軟に対応でき
るので、開発コストを抑え、製品のコストダウンが計れ
るという優れた効果がある。
を持たせる場合は、追加される識別コードと機能の対応
と表示仕様テーブルを変更しなければならないが、これ
らは総べてROMに書き込むデータあるいは処理手順を変
更するだけであり、操作パネルあるいは表示パネルの変
更に比べてきわめて容易であり、表示手段の機能表示と
選択スイッチの位置あるいは配列になんら制約がないの
で、設計の自由度が大きく、仕様変更に柔軟に対応でき
るので、開発コストを抑え、製品のコストダウンが計れ
るという優れた効果がある。
第1図は本発明の1実施例の自動刺繍機の設定操作装置
のブロック図、第2図は第1図で使用される設定操作盤
の平面図、第3図は第1図の装置の動作を説明する主処
理のフローチャート、第4図は第1図の装置の動作を説
明する機能選択実行のフローチャート、第5図は第1図
の装置で使用される表示器の表示を示した図、第6図は
第1図の装置の機能モード処理のフローチャートであ
る。 1……CPU、2……ROM、3……第1のRAM、4……第2
のRAM、5……表示制御装置、6……表示器、7……操
作盤制御装置、8……設定操作盤、9……スイッチ入力
装置、10……運転スイッチ、11……外部入力装置、12…
…読み取り装置、13……外部記憶装置、14……入出力制
御装置、15……主軸制御部、16……主軸ドライブユニッ
ト、17……主軸モータ、18……動作タイミング検出部、
19……ロータリエンコーダ、20……タイミングセンサ、
21……刺繍枠駆動制御部、22……X軸パルスモータドラ
イブユニット、23……X軸パルスモータ、24……Y軸パ
ルスモータドライブユニット、25……Y軸パルスモー
タ、26……色換え制御部、27……ドライブ回路、28……
色換えモータ、29……位置検出センサ、30……補助ユニ
ット制御部、31、32……ドライブ回路、33……小型モー
タ、34……ソレノイド、35……位置確認センサ。
のブロック図、第2図は第1図で使用される設定操作盤
の平面図、第3図は第1図の装置の動作を説明する主処
理のフローチャート、第4図は第1図の装置の動作を説
明する機能選択実行のフローチャート、第5図は第1図
の装置で使用される表示器の表示を示した図、第6図は
第1図の装置の機能モード処理のフローチャートであ
る。 1……CPU、2……ROM、3……第1のRAM、4……第2
のRAM、5……表示制御装置、6……表示器、7……操
作盤制御装置、8……設定操作盤、9……スイッチ入力
装置、10……運転スイッチ、11……外部入力装置、12…
…読み取り装置、13……外部記憶装置、14……入出力制
御装置、15……主軸制御部、16……主軸ドライブユニッ
ト、17……主軸モータ、18……動作タイミング検出部、
19……ロータリエンコーダ、20……タイミングセンサ、
21……刺繍枠駆動制御部、22……X軸パルスモータドラ
イブユニット、23……X軸パルスモータ、24……Y軸パ
ルスモータドライブユニット、25……Y軸パルスモー
タ、26……色換え制御部、27……ドライブ回路、28……
色換えモータ、29……位置検出センサ、30……補助ユニ
ット制御部、31、32……ドライブ回路、33……小型モー
タ、34……ソレノイド、35……位置確認センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】任意の刺繍データに基づいて刺繍縫いを実
行する自動刺繍機において、各種データの設定、選択ま
たは機能の選択を行うための設定操作装置であって、自
動刺繍機の有する各種のデータ設定機能あるいは動作機
能を予め決められたCPUの判読可能な機能コードに対応
させておき、前記複数の各種設定機能あるいは動作機能
の中から希望する設定機能あるいは動作機能の1つを選
択するために、予め決められた一定の演算機能を設定し
た複数の選択スイッチ及び機能の選択実行を指示する実
行スイッチと、該複数の選択スイッチの操作により、こ
れらの選択スイッチに対して予め決められたある一定の
演算機能に各々対応した演算データと演算方法に基づい
て機能コードを算出する機能コード演算手段と、該機能
コード演算手段により算出された機能コードより、複数
用意された機能表示データあるいは表示制御データの中
から前記機能コードに対応した機能表示データあるいは
表示制御データを選択する表示選択手段と、該表示選択
手段により選択された表示様式に基づいて表示し、前記
機能コード演算手段により求められた機能コードに対応
する機能表示位置に他のコードに対応する機能表示と区
別判読を容易にするように選択表示マークを表示する機
能表示手段とを備え、前記実行指示スイッチの操作指示
に応じて機能コード演算手段にて演算させ、求められた
機能コードにより、この機能コードに対応した設定機能
あるいは動作機能を選択実行するようにしたことを特徴
とする自動刺繍機の設定操作装置。 - 【請求項2】前記複数の選択スイッチに設けた演算機能
は、機能コードを1つづつ前進あるいは後退させる演算
機能と、表示の切替えに対応するように所定数分を前進
あるいは後退させる演算機能であり、また、選択機能は
設定機能あるいは動作機能の中から求められた機能コー
ドに対応した機能を選択する機能で、これらの何らかの
機能を含むものであることを特徴とする請求項1記載の
自動刺繍機の設定操作装置。 - 【請求項3】前記機能表示手段で表示する設定項目、機
能は、これら設定項目あるいは機能を示す文字列あるい
はデザイン図柄であることを特徴とする請求項1記載の
自動刺繍機の設定操作装置。 - 【請求項4】前記機能表示手段で表示する選択表示マー
クは幾何学デザイン図柄か、または文字と文字部分に対
応した背景部とを反転表示させるものであることを特徴
とする請求項1記載の自動刺繍機の設定操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204224A JPH072199B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 自動刺繍機の設定操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204224A JPH072199B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 自動刺繍機の設定操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368392A JPH0368392A (ja) | 1991-03-25 |
JPH072199B2 true JPH072199B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=16486893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1204224A Expired - Fee Related JPH072199B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 自動刺繍機の設定操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072199B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0679640B2 (ja) * | 1986-07-09 | 1994-10-12 | 株式会社東芝 | 乾燥機 |
JPH01166797A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd | 自動刺繍機におけるデータ設定装置 |
JPH0679635B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1994-10-12 | 東海工業ミシン株式会社 | 自動刺繍機におけるデ−タ設定装置 |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1204224A patent/JPH072199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0368392A (ja) | 1991-03-25 |
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