JP3466288B2 - ミシンの刺繍装置 - Google Patents
ミシンの刺繍装置Info
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Description
縫製するように構成されたミシンの刺繍装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、特公平4−55720号公報
等において、模様の刺繍縫いを行うための刺繍装置が種
々知られているが、この刺繍装置には、予め準備された
各種模様の中から操作者が適宜選択して刺繍縫いを行う
ものがある。 【0003】それらの各模様は、例えば図6に示されて
いるように、複数のパーツ(イ),(ウ),(エ)に分
けて順次縫製され、最終の刺繍模様(ア)が得られるよ
うになっている。そして1つのパーツの縫製が終了した
ときには、糸切動作が行われて、色替のために例えば上
糸を異なる色に交換した後、次のパーツの縫製動作が開
始される。この図6の例では、パーツ数は3個で、色替
停止すなわち糸切動作回数は2回である。 【0004】このような刺繍縫を実行する場合の縫製動
作情報は、通常、各刺繍模様に対応するディレクトリ、
ヘッダ、テーブル等からなる縫製管理情報に予め格納さ
れており、刺繍模様の選択が行われたときに、その選択
された刺繍模様及び縫製管理情報(縫順)が、表示パネ
ル上に表示されるように構成されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の刺繍装置では、縫順と色替停止すなわち糸切動作と
を任意に組合せて設定することができないという制約が
あり、縫製作業に無用な時間を要しているとともに、模
様の色と形状とを種々に組み合わせることができず、刺
繍縫いの自由度が小さいという問題がある。 【0006】すなわち縫順を替えて各パーツの前後関係
を変えたり、各パーツ毎に同色にしたり異なる色に変え
たりする際に、縫順と色替との組合せによっては、複数
のパーツを同色の糸で糸切無しで連続的に縫製可能であ
るにもかかわらず、各パーツの縫製終了時には、必ず糸
切動作が行われ、縫製に無駄な待ち時間を要する場合が
ある。同様に、ある色で1つのパーツを縫製した後、色
替をして他のパーツを縫製し、次に再び元の色を用いる
場合には、本来不要な色替作業すなわち糸切動作を行わ
ねばならない。 【0007】そこで本発明は、縫順と色替停止すなわち
糸切動作とを任意かつ容易に組合設定することができる
とともに、その設定された刺繍模様の色及び形状を能率
的に縫製することができるようにしたミシンの刺繍装置
を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、刺繍模様を構成する各パーツ毎に、所定の色
で縫製していくものであって、上記各パーツの縫製終了
時に糸切動作を行うミシンの刺繍装置において、上記各
パーツの縫製パターン情報が予め格納された記憶手段
と、上記刺繍模様の表示と、その刺繍模様を構成する各
パーツの表示と、それらの各パーツの縫製色情報として
の縫製順序情報の表示を行う表示パネルが設けられてい
るとともに、上記各パーツの縫製色情報としての縫製順
序情報を縫製前に設定する縫い順キーが、上記各パーツ
のそれぞれに対応して設けられ、その縫い順キーにより
任意に変えられた縫製順序における前後両パーツの縫製
色を、設定した縫製順序に基づいて同色かそれ以外かに
設定し、同一の縫順を設定した場合には当該両パーツの
縫製色を同色に設定する縫製色設定手段を兼用する縫順
設定手段と、その縫順設定手段で各パーツに設定した前
記縫製色情報としての縫製順序情報に基づいて、ミシン
が縫製する順序として各パーツの縫製パターンの縫製順
及び糸切り動作の実行・不実行を決定し、その決定した
縫製順に基づいて前記記憶手段から縫製パターン情報を
順次読み出すとともに、上記縫製順における前後の縫製
パターンを縫製するにあたって、同色の縫製パターンに
対しては糸切動作をすることなく連続して縫製を行わせ
る一方、同色でない縫製パターンに対しては糸切動作を
実行させるようにした刺繍縫制御手段と、を備え構成を
有している。 【0009】 【作用】このような構成を有する刺繍装置においては、
各パーツの縫製縫順を任意に設定可能としつつ、各パー
ツの糸切動作の実行・不実行が、上記縫製順序の設定と
同時に設定されるようになっている。 【0011】 【実施例】以下、本発明にかかる実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。まず図1に示されている刺繍装置の
制御系では、中央演算処理装置(CPU)内に、主軸制
御11が設けられており、この主軸制御11によってミ
シン主軸12の回転駆動が行われるようになっている。
すなわち上記主軸制御11から発せられた回転指令信号
は、ドライバ回路13を通してミシン主モータ14に印
加され、そのミシン主モータ14によって上記ミシン主
軸12の回転が行われるように構成されている。 【0012】一方、上記ミシン主軸12に装着された回
転位置センサー15からは、ミシン主軸12の回転位置
が角度信号として常時出力されており、当該回転位置セ
ンサー15からの回転位置検出信号が、前記主軸制御1
1にフィードバックされてミシン主軸12の回転制御が
行われる。 【0013】また本実施例にかかる刺繍装置には、略直
交するX方向及びY方向に移動するX−Yテーブル16
が設けられている。このX−Yテーブル16は、図示を
省略した枠体を載置するものであって、その枠体によっ
て被縫製物が保持されるように構成されている。 【0014】上記X−Yテーブル16は、当該X−Yテ
ーブル16に付設されたXモータ17及びYモータ18
によって、略直交するX方向及びY方向に適宜移動され
るように構成されており、上記Xモータ17及びYモー
タ18の各々には、上述したCPUからの移動指令信号
が、ドライバ回路20及び21を介してそれぞれ印加さ
れている。これらの各移動指令信号は、上述したCPU
内の刺繍縫制御22に設けられたX−Y制御23から、
ミシンの針落点を指示する絶対座標データで与えられ
る。 【0015】さらに上記刺繍縫制御22には、刺繍すべ
き模様を構成する各パーツの縫い情報データが予め格納
されたROMカード24が、RAM25を介して接続可
能に構成されており、上記ROMカード24から、刺繍
模様の各パーツの縫製パターン情報(Pn )が、相対座
標を表した縫い情報として前記X−Y制御23に与えら
れるようになっている。 【0016】一方、上記刺繍縫制御22内には、縫製管
理情報作成手段26が設けられており、この縫製管理情
報作成手段26に対し、上記刺繍模様の各パーツの縫製
順序を指定するための縫順設定手段27が接続されてい
る。当該縫順設定手段27は、各パーツの縫製色設定手
段を兼用するように設けられているものであって、例え
ば図3に示されているようなLCD表示装置30により
構成されている。 【0017】上記LCD表示装置30は、上部表示パネ
ル31と下部表示パネル32とを有しており、上部表示
パネル31には、刺繍模様(ア)が左端部に表示される
とともに、その刺繍模様(ア)の右横方向に並列するよ
うにして、刺繍模様(ア)を構成する各パーツ(イ)、
(ウ)、(エ)の模様が表示される。そして上記各パー
ツ(イ)、(ウ)、(エ)表示模様の下には、指定され
た縫順が数字で表示されるように構成されている。 【0018】一方、上記下部表示パネル32は、透明タ
ッチパネルから形成されており、上述した各パーツ
(イ)、(ウ)、(エ)の縫順を指定するための縫順設
定キー33a、33b、33cが、上記各パーツ
(イ)、(ウ)、(エ)にそれぞれ対応するように並列
表示されている。 【0019】このようなLCD表示装置30で設定され
る縫順は、初期値として左から右のパーツに向かって順
に1,2,3,…の順が指定されているが、その縫順
は、上記縫順設定キー33a、33b、33cの各スイ
ッチ操作によって任意に変えられるようになっている。
このとき上記各パーツ(イ)、(ウ)、(エ)に対して
同一の縫順符号(例えば1,1あるいは2,2等)を付
けた場合には、両パーツが同一の色で縫製され、連続し
て縫製されるようになっている。すなわち左側のパーツ
から始められた刺繍縫いが終了しても、糸切動作を行う
ことなく、連続して右側のパーツの刺繍縫いが実行され
るように構成されている。 【0021】再び図1に戻って、前記縫順設定手段27
で指定された各パーツの縫製色情報及び縫製順序の情報
は、上述した縫製管理情報作成手段(刺繍縫制御手段)
26に出力されるとともに、前記ROMカード24に対
しては、読出開始信号として与えられる。 【0022】上記縫製管理情報作成手段26は、図4に
示されているような縫製管理テーブルを作成する機能を
有している。この縫製管理テーブルには、縫製する各パ
ーツの縫製パターン情報(Pn )が、縫製順に従って並
べられているとともに、上記各パーツの縫製パターン情
報の直後に、間接コード(Jn )が付設されている。 【0023】この間接コード(Jn )は、縫製パターン
情報(Pn )の縫製順が決まると、それらのパーツの色
の並びにより一義的に決まる情報で、縫製順色替情報と
呼ぶものである。 【0024】ここで上記各パーツの縫製パターン情報
(Pn )は、次に縫うべきパーツの絵柄を示したもので
あり、パーツ番号の他、当該パーツの存在するアドレス
等、種々の表示方法により表される。また上記間接コー
ド(Jn )は、本実施例においては「0」,「1」,
「2」の3種類が用いられ、「0」は、スキップすなわ
ち糸切動作を行わずに連続縫製を行う命令を示し、
「1」は、糸切動作を行う命令を示し、さらに「2」
は、刺繍縫工程全体の終了を示している。 【0025】そして図1に示されているように、上記縫
製管理情報作成手段26で作成された縫製管理テーブル
の命令情報は、前述したX−Y制御23に出力され、当
該縫製管理テーブルに従って所定の刺繍縫い動作が実行
される。また上記縫製管理情報作成手段26で作成され
た縫製管理テーブルは、間接コード判定手段28にも入
力され、上述した間接コード(Jn )が、「0」,
「1」,「2」のいずれであるかが判断されるようにな
っている。 【0026】すなわちX−Y制御23から、各パーツの
縫製終了信号が上記間接コード判定手段28に出力され
ると、当該間接コード判定手段28からは、上述した間
接コード(Jn )に対応した糸切動作の実行・不実行
(連続)の駆動信号が、X−Y制御23に出力されるよ
うに構成されている。 【0027】このような実施例にかかる刺繍装置の制御
系を用いた刺繍縫い動作例を次に説明する。図2に示さ
れているように、まずステップ1で模様選択動作が行わ
れると、ステップ2において、縫製管理情報作成手段2
6により縫製管理テーブルが初期値に設定される。すな
わちこの初期縫製管理テーブルの場合には、図5(a)
に示されているように、各パーツの縫製パターン情報P
1,P2,P3の順に縫製順が設定されているととも
に、各パーツの縫製パターン情報P1,P2の直後に、
縫製色情報に基づいて決定された糸切動作を行う意味の
間接コード「1」が設定されている。さらに最終パーツ
の縫製パターン情報P3の直後には、縫製終了(エンド
マーク)を意味する間接コード「2」が設定されてい
る。 【0028】またこの初期縫製管理テーブルの場合に
は、前記LCD表示装置30の各パーツ表示模様(図3
参照)の下に、初期設定された縫順、「1」,「2」,
「3」が表示される。 【0029】再び図2に戻って、上述のように縫製管理
テーブルがデフォルト状態(初期状態)になされると、
ステップ3で、前記LCD表示装置30で設定された左
から右のパーツに向かう縫順のままミシンスタートされ
るか、あるいはミシンスタート前のステップ4におい
て、初期設定された縫順に対し、縫い順設定キー33
a,33b,33cを含む縫順設定手段27で変更設定
された縫製色情報すなわち縫製順序情報が読み込まれ、
この縫製順序情報に基づいて、ステップ5で縫製管理情
報作成手段26による縫製管理テーブル作成が行われ
る。 【0030】このときの縫製管理テーブルは、例えば図
5(b),(c),(d)に示されているようなものに
なる。まず図5(b)における縫製管理テーブルの場合
には、各パーツの縫製パターン情報P1,P2,P3の
順に縫製順が設定されているとともに、両縫製パターン
情報P1,P2の間には、糸切動作実行の間接コード
「1」が設定され、また両縫製パターン情報P2,P3
の間には、同一の色で連続して縫製される縫製色情報が
設定されることによって糸切動作不実行(連続縫製)の
間接コード「0」が設定されている。またこの図5
(b)の場合では、前記LCD表示装置30の各パーツ
表示模様(図3参照)の下に、指定された縫順、
「1」,「2」,「2」が表示され、初期設定された縫
順、すなわち前記LCD表示装置30で設定された左か
ら右のパーツに向かう縫順となる。 【0031】一方、図5(c)における縫製管理テーブ
ルの場合には、パーツP1,P3,P2の順に縫製順が
設定されているとともに、両パーツP1,P3の間に
は、同一の色で連続して縫製される縫製色情報が設定さ
れることによって糸切動作不実行(連続縫製)の間接コ
ード「0」が設定されており、さらに両パーツP3,P
2の間には、糸切動作実行の間接コード「1」が設定さ
れている。そしてこの図5(c)の場合には、LCD表
示装器30の各パーツ表示模様(図3参照)の下に、指
定された縫順、「1」,「2」,「1」が表示され、初
期設定された縫順から変更設定された縫順となり、同一
縫い順に対しては、初期設定された縫順、すなわち前記
LCD表示装置30で設定された左から右のパーツに向
かう縫順となる。 【0032】さらに図5(d)における縫製管理テーブ
ルの場合には、初期設定された縫順から、パーツP3,
P2,P1の順に縫製順が変更設定されているととも
に、各パーツP3,P2,P1の間には、糸切動作実行
の間接コード「1」がそれぞれ設定されている。そして
この図5(d)の場合には、LCD表示装置30の各パ
ーツ表示模様(図3参照)の下に、指定された縫順、
「3」,「2」,「1」が表示され、初期設定された縫
順から変更設定された縫順となる。 【0033】このようにして縫製管理テーブルが作成さ
れると、図2のステップ6において、次に縫製すべきパ
ーツの縫製パターン情報がROMカード24から読み出
され、次のステップ7で、刺繍制御22におけるX−Y
制御23により所定の刺繍縫い動作が実行され、1つの
パーツの刺繍縫いが行われる。 【0034】そして1つのパーツの刺繍縫いが終了する
と、X−Y制御23から当該パーツの縫製終了信号が間
接コード判定手段28に出力され、当該パーツの縫製終
了がステップ8で確認される。ついでステップ9におい
て、間接コード(Jn )が間接コード判定手段28によ
り判断される。そしてこの間接コード判定手段28か
ら、上記間接コード(Jn )に対応した糸切動作の実行
・不実行(連続縫製)の駆動信号が、X−Y制御23に
出力される。 【0035】すなわち上記間接コード(Jn )が「1」
の場合には、ステップ10に移行して、糸切動作すなわ
ち色替停止動作が行われ、例えば上糸の色替が行われた
後に、ステップ11でミシンスタートが行われる。そし
て再びステップ6に戻って次のパーツの縫製パターン情
報が読み出され、同様な刺繍縫いが繰り返される。 【0036】一方、ステップ9において間接コード(J
n )が「0」と判断された場合には、糸切動作がスキッ
プされる。すなわち色替停止動作は実行されることなく
連続的な運転が継続され、ステップ6に直ちに戻って、
次のパーツの縫製パターン情報が読み出され、同様な刺
繍縫いが繰り返される。 【0037】そしてこのような刺繍縫い動作は、ステッ
プ9において間接コード(Jn )が「2」と判断される
まで繰り返され、間接コード(Jn )が「2」となった
ら、刺繍縫いの終了がステップ12で行われる。 【0038】このように本実施例装置においては、縫順
設定手段27により各パーツの縫製色及び縫順が任意に
設定されるとともに、この縫順設定手段27により設定
された縫製色情報及び縫製順序情報に基づいて、各パー
ツの色替停止動作すなわち糸切動作の実行及び不実行
(連続動作)が同時に設定されるようになっている。 【0039】以上の実施例においてはパーツを一つの刺
繍模様単位として述べているが、一つに限らず複数の刺
繍模様単位を含むものであっても構わない。 【0040】また本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。 【0041】 【発明の効果】以上述べたように本発明におけるミシン
の刺繍装置は、設定した各パーツの縫製順序に基づいて
同色パーツを設定する縫順設定手段を備えているととも
に、同色のパーツに対しては糸切動作をすることなく連
続して縫製を行わせる刺繍縫制御装置を備え、各パーツ
の縫順を任意に設定しつつ、各パーツの糸切動作の実行
及び不実行(連続動作)を同時に設定するように構成し
たものであるから、色替と縫順とを任意かつ容易に組合
せて設定することができるとともに、その設定された刺
繍模様の色及び形状を能率的に縫製することができ、刺
繍装置の性能を向上させ、有用性・信頼性を高めること
ができる。
表したブロック線図である。 【図2】図1に表された制御系による刺繍縫いの動作例
を表したフロー図である。 【図3】操作パネルにおける表示内容を表した正面説明
図である。 【図4】本発明にかかる刺繍装置による縫製管理テーブ
ルを表した説明図である。 【図5】縫製管理テーブルの具体的な設定状態を表した
説明図であって、(a)は初期状態を表したものであ
り、(b),(c),(d)は変更設定状態を表したも
のである。 【図6】刺繍模様の各パーツ例を表した正面説明図であ
る。 【符号の説明】 11 主軸制御 15 回転位置センサー 22 刺繍縫制御 23 X−Y制御 27 縫い順設定手段 26 縫製管理情報作成手段 28 間接コード判定手段
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 刺繍模様を構成する各パーツ毎に、所定
の色で縫製していくものであって、上記各パーツの縫製
終了時に糸切動作を行うミシンの刺繍装置において、 上記各パーツの縫製パターン情報が予め格納された記憶
手段と、 上記刺繍模様の表示と、その刺繍模様を構成する各パー
ツの表示と、それらの各パーツの縫製色情報としての縫
製順序情報の表示を行う表示パネルが設けられていると
ともに、上記各パーツの縫製色情報としての縫製順序情
報を縫製前に設定する縫い順キーが、上記各パーツのそ
れぞれに対応して設けられ、その縫い順キーにより任意
に変えられた縫製順序における前後両パーツの縫製色
を、設定した縫製順序に基づいて同色かそれ以外かに設
定し、同一の縫順を設定した場合には当該両パーツの縫
製色を同色に設定する縫製色設定手段を兼用する縫順設
定手段と、 その縫順設定手段で各パーツに設定した前記縫製色情報
としての縫製順序情報に基づいて、ミシンが縫製する順
序として各パーツの縫製パターンの縫製順及び糸切り動
作の実行・不実行を決定し、その決定した縫製順に基づ
いて前記記憶手段から縫製パターン情報を順次読み出す
とともに、上記縫製順における前後の縫製パターンを縫
製するにあたって、同色の縫製パターンに対しては糸切
動作をすることなく連続して縫製を行わせる一方、同色
でない縫製パターンに対しては糸切動作を実行させるよ
うにした刺繍縫制御手段と、 を備えていることを特徴とするミシンの刺繍装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21045994A JP3466288B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ミシンの刺繍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21045994A JP3466288B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ミシンの刺繍装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP21045994A Expired - Fee Related JP3466288B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ミシンの刺繍装置 |
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JPH1046465A (ja) * | 1996-05-27 | 1998-02-17 | Brother Ind Ltd | 刺繍データ処理装置 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP21045994A patent/JP3466288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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