JPH0679635B2 - 自動刺繍機におけるデ−タ設定装置 - Google Patents

自動刺繍機におけるデ−タ設定装置

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JPH0679635B2
JPH0679635B2 JP62173805A JP17380587A JPH0679635B2 JP H0679635 B2 JPH0679635 B2 JP H0679635B2 JP 62173805 A JP62173805 A JP 62173805A JP 17380587 A JP17380587 A JP 17380587A JP H0679635 B2 JPH0679635 B2 JP H0679635B2
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郁夫 田島
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Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動刺繍機におけるデータ設定装置に関し、
特に、ファンクションスイッチに割当てるべき設定・選
択機能を切換えることができると共に、表示することが
できるようにしたことに関する。
〔従来の技術〕
近年、自動刺繍機には、紙テープ等で入力されたオリジ
ナルデータに対して、縮小、拡大、繰り返し機能あるい
は柄の編集機能等複雑な機能が追加されてきている。こ
れに対処するため、従来は、1つのファンクションスイ
ッチに1つの設定・選択機能を対応させ、機能数分だけ
のスイッチを設けるかあるいは、1つのファンクション
スイッチに複数の使用モードを対応させ、その内容を取
扱い説明書で説明するかまたは各スイッチの近傍に該ス
イッチに割当てられているすべての機能を説明する記載
を付加するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記の第1の対応策によれば、機能数が増えるに
伴ってファンクションスイッチの数が増えるので、構成
が大型化するという問題があると共に、コスト高にもな
り、また、操作も不便になる。第2の対応策によれば、
機能数に比べてファンクションスイッチの数は少なくて
済むが、作業者が各ファンクションスイッチに対応する
機能の内容を念頭記憶する必要が生じたり、さらには、
機能数が増えた場合、スイッチ近傍に記載し得る文字量
に限界があるため、必要な説明書きが記載しきれなくな
るという問題がある。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ファンク
ションスイッチに割当てるべき設定・選択機能を切替え
ることができると共に、現在割当てられている機能を各
ファンクションスイッチに対応して表示することができ
るようにした自動刺繍機におけるデータ設定装置を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る自動刺繍機におけるデータ設定装置は、
各種設定・選択機能の数よりも少数の所定数からなるフ
ァンクションスイッチと、各ファンクションスイッチに
割当てるべき設定・選択機能を切換えるための切換え手
段と、所定の設定・選択機能を前記各ファンクションス
イッチに割当てるものであり、前記切換え手段による切
換え操作に従ってその割当て内容を切換える機能割当て
手段と、この機能割当て手段による割当てに従って、前
記各ファンクションスイッチに現在割当てられている設
定・選択機能を示す表示を各ファンクションスイッチに
対応して行う機能表示手段とを具え、前記ファンクショ
ンスイッチのいずれかの操作に応じて該ファンクション
スイッチに現在割当てられている制定・選択機能に対応
する処理を行うことが指示されるようにしたことを特徴
とするものである。これを図によって示すと、第1図の
ようであり、F1〜F6はファンクションスイッチ、1は切
換え手段、2は機能割当て手段、3は機能表示手段であ
る。
〔作用〕
切換え手段1による切換操作に従って、機能割当て手段
2では、各ファンクションスイッチに割当てるべき設定
・選択機能を切換える。また、その割当てに従って各フ
ァンクションスイッチに現在割当てられている設定・選
択機能を示す表示を機能表示手段3によって行う。従っ
て、所望の設定・選択機能を選択しようとする場合、所
望の設定・選択機能の表示が機能表示手段3で行われる
まで、切換え手段1の切換え操作を行う。所望の設定・
選択機能の表示がなされえうら、それに対応するファン
クションスイッチを操作する。これにより、該操作され
たファンクションスイッチに現在割当てられている機能
(つまり所望の設定・選択機能)が選択される。こうし
て、所望の設定・選択機能を選択することにより所望の
データ設定を行う。
一例として、機能表示手段3は各ファンクションスイッ
チに対応する表示枠を有し、これらのファンクションス
イッチに現在割当てられている設定・選択機能を表示を
示す文字表示この表示枠で行うようになっている。
なお、切換え手段1としては、手動操作手段の人為的な
操作によって人手によって切換えを行うものに限らず、
データ設定処理の過程で予めプログラムされたステップ
において自動的に切換えを行う切換え処理手段をも含
む。後述する実施例でも、切換え手段1として機能する
ものは、手動操作手段及び自動的な切換え処理手段の両
方である。また、切換え手段1としての手動操作手段
は、専用の切換えスイッチに限らず、ファンクションス
イッチF1〜F6の何れかであってもよい。後述する実施例
でも、或る特定の機能割当て状態において、前記ファン
クションスイッチF1〜F6の何れかが前記切換え手段とし
て機能するようになっている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例につき、添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第2図は本発明に係る自動刺繍機の制御システムの一実
施例を示すハード構成図である。CPU11,プログラムROM1
2,ワーキングRAM13を含むマイクロコンピュータによっ
てこの自動刺繍機全体の動作が制御される。データRAM1
4は、所望の刺繍柄模様を実現する縫いデータ及びその
他刺繍縫いに関連する各種のデータを記憶するものであ
る。
操作パネル15は、各種設定スイッチや表示器等を含むも
のである。紙テープリーダ16は、紙テープに記録された
縫いデータ(1ステッチ毎の刺繍枠の位置を指示するX,
Yデータ、並びに色換え、ミシン主軸停止、ジャンプの
刺繍ミシンの各動作を指示するファンクションデータな
ど、刺繍縫い動作に直線関連するデータ)の読出しを行
なうものであり、任意の刺繍柄を実現する縫いデータを
記録した紙テープ17がセットされる。この紙テープリー
ダ16を介して紙テープ17から読み取った縫いデータがデ
ータRAM14に転送記憶される。
通信インターフェース27は、外部機器(例えばパーソナ
ルコンピュータ等)との間で通信を行うための汎用通信
インターフェースであり、例えばRS−232Cその他に規格
からなるものである。
X軸パルスモータ18は刺繍枠20をX軸方向に移動させる
ものであり、Y軸パルスモータ19は刺繍枠20をY軸方向
に移動させるものである。前記パルスモータ18,19には
パルスモータドライバ21を介して駆動信号が与えられ
る。
主軸モータ22はこの自動刺繍機のミシン主軸23を回転駆
動させるものであり、周知のように、このミシン主軸23
の回転に応じて針棒や釜が駆動される。ロータリエンコ
ーダ24は前記主軸23(若しくはモータ22)の回転角度を
検出するものである。
1つの縫いヘッドHDが多針本縫いヘッドであるとする
と、このヘッドHDは、複数の針棒(各針棒には異なる色
の糸が夫々取付けられている)を具えている。色換モー
タ25は、その回転駆動によって、該ヘッドHDの複数の針
棒のうち1つを選択して該ヘッドHD内の針棒駆動機構に
よって駆動され得るようにする。針棒駆動機構はミシン
主軸23の回転に応じて針棒を上下動させるものであり、
周知のものであるため、特に図示しない。縫いヘッドHD
は、1個に限らず、複数個併設されていてよい。
起動/停止スイッチ26はバースイッチからなり、バーを
例えば右方向に操作すると起動スイッチオンとなり、左
方向に操作すると停止スイッチオンとなる。起動スイッ
チオンのときはミシン主軸12の回転が開始され、停止ス
イッチオンのときはミシン主軸23の回転が停止される。
自動刺繍機においては更にその他の装置・機器が設けら
れるが、それらに関しては図示を省略する。自動刺繍機
の制御システムを構成する各装置は、インターフェース
I/Fを介してマイクロコンピュータとの間で信号を授受
する。
操作パネル15に設けられたスイッチ及び表示器の一例を
示すと、第3図のようである。
表示器DPYは、様々なデータの設定時に設定中のデータ
を表示したり、あるいは設定済みの各種データの内容の
確認のためにこれを表示したり、あるいはその他必要な
情報を表示したりするためのものであり、文字表示及び
必要に応じて図形表示も可能なものである。表示器DPY
は、いくつかの表示モードで使用することができ、その
表示モードの1つとして様々なデータの設定あるいはそ
の設定内容の確認表示のための表示モードがある。その
場合、第3図に例示したように、表示器DPYは、その上
段で比較的大きなエリアを占める設定内容表示部DPY1
と、その下段のファンクションスイッチ説明表示部DPY2
とに分かれて機能する。例えば、この表示器DPYとし
て、液晶ディスプレイを用いることができる。
表示器DPYの下側に、6つのファンクションスイッチF1
〜F6が設けられている。前述のファンクションスイッチ
説明設定表示部DPY2は、これらの各ファンクションスイ
ッチF1〜F6に現在割当てられている機能を説明する表示
を行うものである。各ファンクションスイッチF1〜F6に
対する機能割当て状態によっては、左側の5つのファン
クションスイッチF1〜F6が実質的な各種データ設定機能
等に対応するファンクションスイッチとなり、残りのス
イッチF6が次候補(NEXT)選択キーとして機能すること
がある。ファンクションスイッチ説明表示部DPY2は、各
ファンクションスイッチF1〜F6に対応する6つの表示枠
からなり、F1〜F6に対応する各表示枠には、各ファンク
ションスイッチF1〜F6に現在割当てられている機能を説
明する表示(例えばこの表示は「データ入力」あるいは
「プロコン」等の文字からなる)が現れる。その場合、
ファンクションスイッチF6が次候補選択キーとして機能
しているならば、F6に対応する表示枠には、その次候補
選択キー機能を説明する表示「NEXT」が現れる。勿論、
各ファンクションスイッチF1〜F6に対する別の機能割当
て状態によっては、ファンクションスイッチF6が別の何
らかのデータ設定・選択機能キーとして機能することも
ある。
ファンクションスイッチF6が次候補(NEXT)選択キーと
して機能する場合は、該ファンクションスイッチF6が操
作されたとき、この操作に応じて各ファンクションスイ
ッチに割当てるべき設定・選択機能が切換えられる。こ
の切換えに伴ってファンクションスイッチ説明表示部DP
Y2の表示内容が切り換わる。
表示器DPYの右隣に配されたファンクションメニュー部M
ENUは、ファンクションスイッチF1〜F6に割当て可能な
全てのデータ設定機能を示す表示を可視的かつ固定的に
表示した一覧表である。このファンクションメニュー部
MENUは、プログラムモードメニューPRO.MENUと運転モー
ドメニューRUN.MENUとからなる。プログラムモードメニ
ューPRO.MENUは、プログラムモード時において各ファン
クションスイッチF1〜F6に割当て可能な全ての機能を表
示するものである。運転モードメニューRUN.MENUは、運
転モード時において各ファンクションスイッチF1〜F6に
割当て可能な全ての機能を表示するものである。
プログラムモードとは、所望の刺繍柄を実現するための
刺繍縫いプログラムに関連する各種のデータの設定(例
えば、所望の刺繍柄に対応する縫いデータの入力すなわ
ち「データ入力」や糸色換え手順の設定すなわち「プロ
コン」など)を行うモードである。運転モードとは、刺
繍機の運転開始に先だって各種の運転条件(例えばミシ
ン主軸回転数等)の設定を行うモードである。
表示切換スイッチSW1は、表示器DPYの表示モードを切り
換えるためのものである。例えば、図示のように設定内
容表示部DPY1とファンクションスイッチ説明表示部DPY2
とに分けて表示器を使用する表示モードから別の表示モ
ードに切り換えるときにこの表示切換スイッチSW1を操
作する。
プログラムモードスイッチSW2は、この刺繍機の動作モ
ードを上記プログラムモードに設定するときに操作する
スイッチである。
運転モードスイッチSW3は、この刺繍機の動作モードを
上記運転モードに設定するときに操作するスイッチであ
る。
枠移動キースイッチFKYは、刺繍枠20を手動操作で移動
させるときに操作するスイッチである。テンキースイッ
チTKYは各種の数値データを入力するためのスイッチで
ある。設定確認スイッチSW4は、各種のデータ設定操作
において、設定内容を確認するときに操作するスイッチ
である。セットスイッチSW5は、テンキースイッチTKYに
よって入力した数値データを登録するときあるいはファ
ンクション設定完了時に操作されるものであり、リター
ンキーとして機能する。
次に、マイクロコンピュータの制御の下で、第2図の自
動刺繍機によって実行される動作のうち特に本発明に関
連する部分の動作につき、第5図以下のフローチャート
を参照して説明する。
自動刺繍機の電源が入れられると、第5図に示すよう
に、まず所定のイニシャルルーチンを経てミシン主軸停
止ルーチンに進む。本発明に関連する部分の処理動作や
その他の各種のデータ設定処理動作はこのミシン主軸停
止ルーチンにおいて実行される。非運転時はこのミシン
主軸停止ルーチンを常時実行しており、起動/停止スイ
ッチ26により起動スイッチオンにされると、運転ルーチ
ンに移る。運転ルーチンでは、ミシン主軸23を駆動し、
該主軸の1回転に同期した1ステッチ毎の縫いデータを
データRAM14から順次読み出し、これに基づき刺繍縫い
動作を行う。
ミシン主軸停止ルーチンの一例につき第6図(a),
(b)を参照して説明する。まず停止イニシャルルーチ
ンにおいては、ミシン停止時における所定のイニシャル
処理を行う。次のステップ30では、動作モードフラッグ
の内容に基づき、動作モードが運転モードであるか、プ
ログラムモードであるかを調べる。動作モードは、後述
するように、プログラムモードスイッチSW2をオンする
ことによりプログラムモードとなり、運転モードスイッ
チSW3をオンすることにより運転モードとなる。
プログラムモードであれば、ステップ31に行く。ステッ
プ31では、第4図(a)に示したようなプログラムモー
ドにおける最初の表示内容を表示器DPYで表示させる。
この場合ファンクションスイッチ説明表示部DPY2ではプ
ログラムモードにおけるA〜Eのモードの説明を表示す
る。
次のステップ3ではファンクションスイッチF1〜F5がオ
ンされたか否かの判定を行う。
ファンクションスイッチF1〜F5のいずれかがオンされる
と、ステップ33に行き、プログラムモードにおける“A
〜E"の項目に対応する機能のうちオンされた1つのファ
ンクションスイッチに対応する機能に関するデータ設定
処理が行われ、ステップ31に戻る。NOならばステップ34
に行き、次候補を選ぶファンクションスイッチF6がオン
かどうかを調べる。NOならばステップ35によって運転モ
ードスイッチSW3がオンされたかを調べる。NOならばス
テップ32に戻り上述の処理を繰り返す。
ファンクションスイッチF6を押して次候補を選ぶと、フ
ァンクションスイッチ説明表示部DPY2では第4図(b)
に示すようにプログラムモードにおけるF〜Jの項目に
対応する機能を表示する(ステップ36)。
ステップ37ではファンクションスイッチF1〜F5がオンさ
れたか否かの判定を行う。YESの場合、ステップ38に行
き、プログラムモードにおける“F〜J"の項目に対応す
る機能のうちオンされた1つのファンクションスイッチ
に対応する機能に関するデータの設定処理を行い、その
後ステップ36に戻る。NOならばステップ39に行き、次候
補を選ぶファンクションスイッチF6がオンかどうかを調
べる。
ファンクションスイッチF6がオンの場合、ファンクショ
ンスイッチ説明表示部DPY2では第4図(c)のように、
プログラムモードにおける“K,L"の項目に対応する機能
の説明を表示する(ステップ40)。ファンクションスイ
ッチF6がオンでなければ、ステップ41において、運転モ
ードスイッチSW3がオンされたかを調べる。NOならばス
テップ37に戻り、プログラムモードの処理を繰り返す。
ステップ42ではファンクションスイッチF1,F2がオンさ
れたかどうかを判定する。YESの場合ステップ43に行
き、プログラムモードにおける“K,L"の項目に対応する
機能のうちオンされた1つのファンクションスイッチに
対応する機能に関するデータの設定処理を行い、その後
ステップ40に戻る。NOならばステップ44に行き、次候補
を選ぶファンクションスイッチF6がオンかどうかを調べ
る。
ファンクションスイッチF6がオンの場合、ステップ31
(第6図(a))に戻り、プログラムモードの処理を繰
り返す。NOならばステップ45において、運転モードスイ
ッチSW3がオンされたかを調べる。NOならば、ステップ4
2に戻る。
運転モードスイッチSW3がオンされると、ステップ35,4
1,45のいずれかでYESと判断され、動作モードはプログ
ラムモードから運転モードに切換わる。運転モードに切
換わった直後は、運転モードのイニシャル処理が行われ
る(ステップ46)。
ステップ47では、運転モードにおける各種データの設定
処理を行う。運転モードにおいては、表示器DPYのファ
ンクションスイッチ説明表示部DPY2ではまず運転モード
におけるA〜Eのモードの説明を表示する(第3図の運
転モードメニューRUN.MENU参照)。ファンクションスイ
ッチF6を押して次候補を選ぶと、ファンクションスイッ
チ説明表示部DPY2では運転モードにおけるF,Gのモード
の説明を表示する。ファンクションスイッチ説明表示部
DPY2で所望のモードを表示する状態とし、ファンクショ
ンスイッチF1〜F5の操作によって所望のモードを選択す
る。そして、テンキースイッチTKY等の操作によって所
望のデータを設定する。例えば、ミシンの回転数を設定
する場合は、Bの「回転数モード」を選択し、テンキー
スイッチTKYにより所望の回転数を設定入力する。こう
して、ステップ47では、ファンクションスイッチF1〜F5
のの多機能のモード選択機能を利用して、必要な種々の
ミシン運転条件を設定する。
ステップ48では、起動/停止スイッチ26により起動スイ
ッチオンにされたかを調べる。起動スイッチオンなら
ば、メインルーチンにリターンして運転ルーチン(第5
図)に入る。起動スイッチオンでなければ、ステップ49
に行き、プログラムモードスイッチSW2がオンされたか
を調べる。NOならば、ステップ47に戻り、運転モードに
おける各種データの設定処理のためのルーチンを繰り返
す。プログラムモードスイッチSW2がオンされると、動
作モードは運転モードからプログラムモードに切換わ
り、ステップ31(第6図(a))に行き、前述したプロ
グラムモードにおける各種データの設定処理のためのル
ーチンを繰り返す。
次に、データ設定処理ルーチン33,38,43の一例について
第7図を参照して説明する。
第7図はステップ31(第6図(a))の処理により、表
示器DPYにおいて第4図(a)に示すような機能に設定
されたファンクションスイッチF1を押すことにより、
「データ入力」モードを選択した場合において、ステッ
プ33において実行される「データ入力」設定処理ルーチ
ンの一例を示したものである。なお、実際の機能選択・
設定においては、まず上述のように機能メニューを選択
することにより、所望の機能を選択する。所望の機能が
選択されると、次に表示器DPYの画面を選択された機能
に対応する下位表示に自動的に切換えて、該選択された
機能におけるデータ設定を行うようにする。
ステップ51ではファンクションスイッチF1がオンかどう
か、すなわちデータ入力設定処理かどうかを調べる。NO
ならばステップ53へ行き、プログラムモードにおおける
他の項目“B〜E"に対応したデータ設定処理ルーチンを
実行する。YESの場合、ステップ52に行く。
ステップ52ではファンクションスイッチ説明表示部DPY2
の表示内容を第4図(d)に示すようにデータ入力設定
モードにおける下位表示に自動的に切換える。この場合
のように、下位表示への切換えにおいては、格別のスイ
ッチ操作の必要性なしに、各ファンクションスイッチに
対する機能割当てが自動的に切り換えられる。すなわ
ち、ステップ51から52への進展により、各ファンクショ
ンスイッチに対する機能割当てが自動的に切り換えられ
るように処理プログラムが組まれている。
「データ入力設定モード」とは、所望の刺繍柄に対応す
る縫いデータをどこから取り込むか、または読み出すか
ということを設定するモードである。この場合、この例
では3つの項目があり、1つは所望の縫いデータをデ
ータRAMから読み出すこと、もう1つは所望の縫いデ
ータを紙テープから取り込んでデータRAM14に登録する
こと、はもう1つは所望の縫いデータを通信インター
フェース27を介してパソコン等の外部機器から取り込ん
でデータRAM14に登録することである。1番目の項目に
対応する機能を選択するためのものがファンクションス
イッチF1であり、これに対応して「メモリ」なる表示が
表示器DPYにて表示される。2番目の項目に対応する機
能を選択するためのものがファンクションスイッチF2で
あり、これに対応して「PTR」なる表示が表示器DPYにて
表示される。3番目の項目に対応する機能を選択するた
めのものがファンクションスイッチF3であり、これに対
応して「RS−232C」なる表示が表示器DPYにて表示され
る。
次のステップ54ではファンクションスイッチF1がオンか
どうか、すなわち、所望の縫いデータをデータRAM14か
ら読み出すモードかどうかを調べる。F1がオンの場合、
ステップ55へ行き、所望の縫いデータRAM14から読み出
すための所定の基準処理がなされ、メインルーチンにリ
ターンする。NOならば、ステップ56に行き、ファンクシ
ョンスイッチF2がオンかどうか、すなわち、所望の縫い
データを紙テープ17から取り込むかどうかを判定する。
ステップ56においてファンクションスイッチF2がオンの
場合、ステップ57へ行き、所望の縫いデータを紙テープ
17から取り込み、データRAM14に記憶する処理を行う。
次にステップ55へ戻って、所望の縫いデータをデータRA
M14から読み出すための準備処理がなされた後、メイン
ルーチンにリターンする。ステップ56がNOならばステッ
プ58に行き、ファンクションスイッチF3がオンかどう
か、すなわち、所望の縫いデータを通信インターフェー
ス27を介して、パソコン等の外部機器から取り込んでデ
ータRAM14に登録するかどうかを調べる。
ファンクションスイッチF3がオンの場合、ステップ59へ
行き、パソコン等外部機器から通信インタフェース27を
介して、与えられた刺繍柄の縫いデータをデータRAM14
に記憶する。その後、ステップ55に戻って、所望の縫い
データをデータRAM14から読み出すための準備処理を行
い、メインルーチンにリターンする。ステップ58がNOな
らば、ステップ54に戻り、上述の処理を繰り返す。
なお、上記実施例では、データ設定はマイクロコンピュ
ータシステムによるソフトウェア処理によって実行して
いるが、専用のハードウェア回路によって実行してもよ
い。
また、ファンクションスイッチの構造については、メカ
ニカル接点式のものに限らず、無接点式等のその他汎ゆ
る型のものであってもよい。
また、ファンクションスイッチは表示部DPY2における対
応する表示画面上に配置された透明スイッチであっても
よい。
また、各ファンクションスイッチF1〜F5に対して機能を
割当てる機能割当手段としては、上記実施例ではソフト
ウェアプログラム中の処理ステップ(例えばステップ3
1,36,40など)に組み込まれているが、これに限らず機
能割当テーブル等の記憶手段を具備し、これを読み出す
ようにしてもよい。
またデータを表示する表示手段としては、液晶ディスプ
レイに限らず、CRTディスプレイやLEDディスプレイなど
であってもよい。
また、上記実施例では本発明に係るデータ設定装置が自
動刺繍機内に一体に組み込まれているが、別ユニットと
して既存の自動刺繍機に付設できるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、ファンクションスイッ
チに割当てるべき設定・選択機能を切り換えることがで
きると共に割当てた機能を説明する表示を各ファンクシ
ョンスイッチに対応して行うようにしたので、作業者が
各ファンクションスイッチに対応する機能の内容を念頭
記憶する必要がなく、極めて簡単に所望の機能の選択操
作を行うことができる、という優れた効果を奏する。ま
た機能数が増えた場合でもスイッチ近傍に記載し得る文
字量の限界のために必要な説明書きが記載しきれなくな
るというような不都合がなく、限られた表示器スペース
で全ての機能の説明を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動刺繍機におけるデータ設定
装置の概要を示す機能ブロック図、 第2図はこの発明に係るデータ設定装置を適用した自動
刺繍機の一実施例の制御システムを略示するハード構成
ブロック図、 第3図は第2図における操作パネルの一例を示す平面
図、 第4図(a)〜(d)は各ファンクションスイッチに対
応する第3図の表示器における機能表示の具体例を示す
図、 第5図は第2図におけるマイクロコンピュータが実行す
るプログラムのメインルーチンを示すフローチャート、 第6図(a),(b)は第5図のメインルーチン内のミ
シン主軸停止ルーチンの一例を示すフローチャート、 第7図はプログラムモードにおけるデータ入力設定処理
ルーチンの一例を示すフローチャートである。 1……切換え手段、2……機能割当て手段、3……機能
表示手段、14……データRAM、15……操作パネル、16…
…紙テープリーダ、17……紙テープ、27……通信インタ
ーフェース、DPY……表示器、DPY2……ファンクション
スイッチ説明表示部、F1〜F6……ファンクションスイッ
チ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動刺繍機において各種データの設定また
    は選択を行うためのデータ設定装置であって、 各種設定・選択機能の数よりも少数の所定数からなるフ
    ァンクションスイッチと、 各ファンクションスイッチに割当てるべき設定・選択機
    能を切換えるための切換え手段と、 所定の設定・選択機能を前記各ファンクションスイッチ
    に割当てるものであり、前記切換え手段による切換え操
    作に従ってその割当て内容を切換える機能割当て手段
    と、 この機能割当て手段による割当てに従って、前記各ファ
    ンクションスイッチに現在割当てられている設定・選択
    機能を示す表示を各ファンクションスイッチに対応して
    行う機能表示手段と を具え、前記ファンクションスイッチのいずれかの操作
    に応じて該ファンクションスイッチに現在割当てられて
    いる設定・選択機能に対応する処理を行うことが指示さ
    れるようにしたことを特徴とする自動刺繍機におけるデ
    ータ設定装置。
  2. 【請求項2】或る特定の機能割当て状態において、前記
    ファンクションスイッチの何れかが前記切換え手段とし
    て機能する特許請求の範囲第1項記載の自動刺繍機にお
    けるデータ設定装置。
  3. 【請求項3】前記機能表示手段は、各ファンクションス
    イッチに対応する表示枠を有し、各ファンクションスイ
    ッチに現在割当てられている設定・選択機能を示す文字
    表示を各表示枠で行うようにした特許請求の範囲第1項
    記載の自動刺繍機におけるデータ設定装置。
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